JP2001340928A - かしめ方法 - Google Patents

かしめ方法

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JP2001340928A
JP2001340928A JP2000163091A JP2000163091A JP2001340928A JP 2001340928 A JP2001340928 A JP 2001340928A JP 2000163091 A JP2000163091 A JP 2000163091A JP 2000163091 A JP2000163091 A JP 2000163091A JP 2001340928 A JP2001340928 A JP 2001340928A
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boss
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temperature
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Shuhei Yamaguchi
修平 山口
Toshiki Hiromura
敏樹 廣村
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめボスの加熱温度分布を均一化し、かし
め中の割れの発生を減少し、かつ、かしめ品質を安定化
させること。 【解決手段】 ヒータ32及び温度調節器33によって
一定温度に加熱されたかしめ用ポンチ31をかしめボス
11の頂部11aに接触させてかしめボス11を加熱す
る加熱工程と、加熱工程後にかしめ用ポンチ31からか
しめボス11に押圧荷重を付与することによりかしめボ
ス11を塑性変形させて加工ワーク10とプレート20
とを締結する締結工程とを含むかしめ方法とする。加熱
工程によりかしめボスが全体的に均一に加熱され、その
後の締結工程で温度差による割れの発生を減少すること
ができる。また、熱伝達によるかしめボス11の加熱で
あるため、かしめボス11の加熱温度ばらつきが減少
し、かしめ品質を安定化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かしめ方法に関
し、特に、かしめ不良を低減したかしめ方法に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】加工ワーク等の部材(第1の部材)にプ
レート等の部材(第2の部材)を締結する場合におい
て、加工ワークにかしめボスを設けるとともにプレート
にかしめ用貫通孔を設け、かしめボスをかしめ用貫通孔
に挿通した状態で、かしめ用ポンチをかしめボスに当て
て押圧し、かしめボスを塑性変形させて加工ワークとプ
レートとを締結するかしめ方法が一般的に用いられてい
る。このようなかしめ方法を行うにあたり、かしめボス
が常温では塑性変形しにくい材質となっている場合、か
しめ用ポンチからの押圧荷重によってかしめボスが座屈
してしまい、かしめ不良が起こる。したがって、常温で
は塑性変形しにくい材質をかしめる場合、かしめボスを
加熱して塑性変形しやすい状態とし、その後にかしめボ
スを押圧して締結するといった熱かしめが行われる。
【0003】熱かしめ方法としては、通電かしめ、摩擦
発熱かしめ等の方法が行われている。通電かしめは、か
しめボスが設けられた加工ワークに通電し、接触抵抗、
内部抵抗による発熱を利用してかしめボスを加熱した後
に、かしめボスに押圧荷重を加えて塑性変形させ、かし
める方法である。摩擦発熱かしめは、かしめボスとかし
め用パンチとを擦り合わせることによってかしめボスを
摩擦発熱させ、その後かしめボスに押圧荷重を加えて塑
性変形させ、かしめる方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通電かしめによってか
しめを行なった場合、電流はかしめボスの中央付近を多
く流れ、外周部付近を流れる電流は少ないので、かしめ
ボスの中央部がより加熱され、外周部付近はあまり加熱
されない。このためかしめボスの内部で大きな温度分布
が生じる。また、摩擦発熱かしめにおいても、擦り合わ
された部分が局部的に摩擦発熱を起こすので、かしめボ
ス全体として見た場合に大きな温度分布を生じる。この
ようにかしめボスに大きな温度分布が生じると、かしめ
ボスに押圧荷重を加える際に割れが発生してしまう。
【0005】また、通電かしめ、摩擦発熱かしめでは、
かしめボスそのものを利用して、かしめボス自体を加熱
させている。このため、加熱の度合いがかしめボスの固
定状態、材料成分、周囲温度等の環境条件によって微妙
に変化し、一定の通電条件や摩擦条件(摺動回転数等)
でかしめボスを加熱させた場合であっても、かしめボス
の温度ばらつきが生じてしまい、その結果、かしめ品質
のばらつきが大きくなってしまう。
【0006】故に、本発明は、上記実情に鑑みなされた
ものであり、かしめボスの加熱温度分布を均一化し、か
しめ中の割れの発生を減少させること、及び、かしめボ
スの加熱温度のばらつきを抑え、かしめ品質を安定化さ
せることを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るためになされた請求項1の発明は、第1の部材に設け
られたかしめボスを第2の部材に設けられたかしめ用貫
通孔に挿通し、かしめボスを塑性変形させて第1の部材
と第2の部材とを締結するかしめ方法において、加熱さ
れたかしめ用ポンチを前記かしめボスの頂部に接触させ
て前記かしめボスを加熱する加熱工程と、前記加熱工程
後に前記かしめ用ポンチから前記かしめボスに押圧荷重
を付与することにより前記かしめボスを塑性変形させて
前記第1の部材と前記第2の部材とを締結する締結工程
とを含むことを特徴とするかしめ方法としたことであ
る。
【0008】上記請求項1の発明によれば、加熱された
かしめ用ポンチをかしめボスの頂部に接触させてかしめ
ボスを加熱している。このようにしてかしめ用ポンチか
らかしめボスに直接熱を伝達させているので、かしめボ
スはその全体が均一に加熱される。その後、かしめ用ポ
ンチからかしめボスに押圧荷重を付与し、かしめボスを
塑性変形させて第1の部材と第2の部材とを締結する。
【0009】このように、かしめボスはその全体が均一
に加熱されているので、締結工程において、温度差によ
る割れの発生を減少することができる。また、従来の通
電かしめや摩擦発熱かしめのような、かしめボスそのも
のを利用してかしめボス自体を加熱させているのではな
く、かしめ用ポンチからの熱伝達によりかしめボスが加
熱されるので、かしめボスの加熱の度合いがかしめボス
の固定状態、材料成分、周囲温度等の環境条件によって
変化しにくい。したがって、かしめボスの温度ばらつき
を抑えることができ、ひいてはかしめ品質のばらつきを
小さく抑え、かしめ品質を安定化することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記加熱工程中に、前記かしめ用ポンチから前記か
しめボスに該かしめボスが塑性変形しない程度の予備押
圧荷重を付与することを特徴としている。
【0011】上記請求項2の発明によれば、加熱工程中
に、かしめ用ポンチからかしめボスに予備押圧荷重を付
与する。この予備押圧荷重は、かしめボスが塑性変形し
ない程度の荷重である。これにより、かしめ用ポンチと
かしめボスとの接触が確実となり、かしめ用ポンチの熱
がかしめボスに十分伝達される。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明を実施の形態により具体的
に説明する。
【0013】図1、図2は、本例におけるかしめ方法を
示す概略図であり、図1はかしめ前の、図2はかしめ後
の状態である。図において、符号10は第1の部材とし
ての加工ワークである。本例では加工ワークとしてマグ
ネシウム材を選択した。加工ワーク10にはかしめボス
11が形成されている。このかしめボス11の形状は、
本例では後述のように種々変更させてかしめを行うが、
基準となる形状は図3に示してある。図3からわかるよ
うに、基準となるかしめボス11の形状は、先端部分の
径が4.9mm、付け根部分の径(かしめ径)が5.5
mm、高さが6.0mmの円錐台形形状である。
【0014】符号20は第2の部材としてのプレートで
ある。このプレート20は、本例では肉厚0.6mmの
SPC270(冷間圧延鋼板)である。またプレート2
0には、かしめ用貫通孔21が形成されている。このか
しめ用貫通孔21の径は、組付性を考慮して、かしめボ
ス11の付け根部分の径よりも1.0mmだけ大きくな
るように形成されている。したがって、かしめボス11
の付け根部分の径が5.5mmである場合は、かしめ用
貫通孔21の径は6.5mmである。
【0015】符号31はかしめ用ポンチである。このか
しめ用ポンチ31の内部にはヒータ32が埋設されてい
る。ヒータ32は温度調節器33に接続されている。従
って、かしめ用ポンチ31はヒータ32で加熱されると
ともに、温度調節器33の調節によってその温度が一定
になるようにされている。
【0016】上記構成において、まず、加工ワーク10
に設けられたかしめボス11をプレート20に設けられ
たかしめ用貫通孔21に挿通する。次いで、ヒータ32
及び温度調節器33の作用によって加熱されて一定温度
(例えば400℃)とされたかしめ用ポンチ31をかし
めボス11の頂部11aに接触させる(加熱工程)。こ
の接触によって、かしめ用ポンチ31の熱がかしめボス
11に伝達される。またこのとき、かしめポンチ用31
とかしめボス11の頂部11aとの接触面積を高めるた
め、かしめボス11が塑性変形しない程度の予備押圧荷
重(例えば100kgf程度)をかしめボス11に付与
する。
【0017】次いで、かしめボス11が加熱されたら、
図示せぬ駆動源からの駆動力を受けて、かしめ用ポンチ
31からかしめボス11に押圧荷重(例えば800kg
f)を付与する(締結工程)。すると、かしめボス11
の頂部11aが塑性変形し、図2に示す状態となる。こ
れにより加工ワーク10とプレート20とが締結し、か
しめが完了する。
【0018】上記例に示すように、かしめボス11は加
熱工程において加熱されたかしめ用ポンチ31から熱を
伝達され、均一に加熱されているので、締結工程におい
てかしめボス11がかしめ用ポンチ31から押圧荷重が
加えられて塑性変形する際に割れが発生することはな
い。また、従来の通電かしめや摩擦発熱かしめのよう
な、かしめボスそのものを利用してかしめボス自体を加
熱させているのではなく、かしめ用ポンチ31からの熱
伝達によりかしめボス11が加熱されるので、かしめボ
ス11の加熱の度合いがかしめボス11の固定状態、材
料成分、周囲温度等の環境条件によって変化しにくい。
したがって、かしめボス11の温度ばらつきを抑えるこ
とができ、ひいてはかしめ品質のばらつきを小さく抑
え、かしめ品質を安定化することができる。
【0019】図4は、上記かしめ方法を行う際の、押圧
荷重及びかしめボスの温度の経時変化を併記したグラフ
である。このグラフからわかるように、予備押圧荷重を
かしめボス11に付与してからt1秒(例えば20秒)
でかしめボス11の昇温(約250℃)がほぼ完了し、
押圧荷重をt2秒間(例えば2秒間)かしめボス11に
付与してかしめが完了することがわかる。このようなか
しめ工程における工程時間は、上記かしめボス11の昇
温時間とかしめボス11の押圧時間との和であるので、
この工程時間は約T秒(例えば22秒)であることがわ
かる。
【0020】図5は、上記に示したかしめ方法を、かし
め径を変化させて行なった場合の、割れ発生率を示すグ
ラフである。このグラフにおいて、横軸はかしめ径増加
率(%)を、縦軸は割れ発生率(%)を示す。かしめ径
増加率とは、上記した基準となるかしめボスのかしめ径
(付け根部分の径)5.5mmに対して増加した割合の
ことであり、例えばかしめ径増加率が20%とは、かし
め径が5.5mmの1.2倍、即ち6.6mm、かしめ
径増加率が40%とは、かしめ径が5.5mmの1.4
倍、即ち7.7mmmの場合のかしめボスにかしめを施
した場合を示す。また、比較のため、本例による方法以
外に、通電かしめ方法によりかしめを行なった場合につ
いても併記した。グラフ中、実線が本例のかしめ方法の
場合であり、点線が通電かしめ方法の場合である。この
グラフからわかるように、通電かしめの場合はかしめ径
増加率が40%の場合までは割れは発生していないが、
40%を越えたあたりから割れが急激に増加し、かしめ
径増加率が60%の場合ではほぼすべてにおいて割れが
発生してしまった。これに対し、本例の方法によれば、
かしめ径増加率が90%の場合まで割れの発生が見られ
なかった。このことから、本例による方法は、通電かし
めによる方法よりも、割れの発生が減少することがわか
る。
【0021】図6は、本例に示す方法において、かしめ
ボスの温度、押圧荷重が及ぼすかしめ径の影響を示した
グラフである。尚、この場合の「かしめ径」とは、かし
め後の最大径(図2の径D)を示す。図6のグラフ中、
横軸は押圧荷重を、縦軸はかしめ径を示し、グラフ中の
◆印の点を結んだ線がかしめボスの温度100℃、■印
の点を結んだ線がかしめボスの温度150℃、▲印の点
を結んだ線がかしめボスの温度200℃、×印の点を結
んだ線がかしめボスの温度250℃の場合を示す。ま
た、この場合における押圧荷重を付与する前のかしめ径
は5.5mmである。
【0022】表1は、図6のグラフを作成する際に行な
った実験データをまとめた表である。
【0023】
【表1】 図6のグラフ及び表1からわかるように、かしめボスの
温度が100℃の場合は、押圧荷重を753kgfとし
てもかしめ径の変化が見られず、押圧荷重が800kg
f以下ではかしめを行うことができないことがわかる
(尚、押圧荷重を825kgfとした場合、かしめ径が
8.0mmに増加したことが判明している。)。一方、
かしめボスの温度が150℃の場合は、押圧荷重を70
8kgfとすると、かしめ径が5.9mmに増加し、押
圧荷重をそれ以上とするとよりかしめ径が増加(859
kgfの押圧荷重でかしめ径6.7mm、1019kg
fの押圧荷重でかしめ径7.7mm)することがわか
る。これより、800kgf以下の押圧荷重でかしめを
行う場合には、かしめボスの温度が150℃以上である
ことが好ましいことがわかる。
【0024】また、かしめボスの温度が250℃の場合
は、押圧荷重が201kgfではかしめ径の変化は見ら
れないが、押圧荷重を314kgfとすると、かしめ径
は7.8mmとなり、塑性変形がすでに起こっているこ
とがわかる。これより、かしめボスの温度が250℃以
下の場合には、押圧荷重を約300kgf以上とするこ
とが好ましいことがわかる。
【0025】図7は、かしめボスを加熱する際の、別の
例を示す図である。図において、かしめ用ポンチ31
は、第1の棒材33と、第2の棒材34と、抵抗発熱体
35とを具備する。第1の棒材33及び第2の棒材34
は導電性の部材からなり、両棒材は軸方向に一定の距離
を置いて平行に配設されている。また、両棒材33、3
4の先端部には、抵抗発熱体35が取り付けられてい
る。この抵抗発熱体35は、タングステン、モリブデン
等の材質から構成されている。また、棒材33はプラス
側電極(図示せず)に、棒材34はマイナス側電極(図
示せず)に電気的に接続されている。そして、かしめボ
ス11の頂部11aは、上記抵抗発熱体35に当接して
いる。
【0026】上記構成において、プラス側電極からマイ
ナス側電極へ通電した場合、電流は抵抗発熱体35を流
れ、これにより抵抗発熱体35は加熱される。このよう
にして加熱された抵抗発熱体35は、その熱をかしめボ
スに受け渡す。このようにして、かしめボスが加熱され
る。
【0027】以上のように、本例によれば、第1の部材
としての加工ワーク10に設けられたかしめボス11を
第2の部材としてのプレート20に設けられたかしめ用
貫通孔21に挿通し、かしめボス11を塑性変形させて
加工ワーク10とプレート20とを締結するかしめ方法
において、ヒータ32及び温度調節器33によって一定
温度に加熱されたかしめ用ポンチ31をかしめボス11
の頂部11aに接触させてかしめボス11を加熱する加
熱工程と、加熱工程後にかしめ用ポンチ31からかしめ
ボス11に押圧荷重を付与することによりかしめボス1
1を塑性変形させて加工ワーク10とプレート20とを
締結する締結工程とを含むことを特徴とするかしめ方法
としたので、加熱工程によりかしめボスが全体的に均一
に加熱され、その後の締結工程で温度差による割れの発
生を減少することができる。
【0028】また本例は、従来の通電かしめや摩擦発熱
かしめのような、かしめボスそのものを利用してかしめ
ボス自体を加熱させているのではなく、かしめ用ポンチ
31からの熱伝達によりかしめボス11が加熱されるの
で、かしめボス11の加熱の度合いがかしめボス11の
固定状態、材料成分、周囲温度等の環境条件によって変
化しにくい。したがって、かしめボス11の温度ばらつ
きを抑えることができ、ひいてはかしめ品質のばらつき
を小さく抑え、かしめ品質を安定化することができる。
【0029】また、加熱工程中に、かしめ用ポンチ31
からかしめボス11に該かしめボス11が塑性変形しな
い程度の予備押圧荷重(本例では100kgf程度)を
付与するので、かしめ用ポンチ31とかしめボス11と
の接触が確実となり、かしめ用ポンチ31の熱がかしめ
ボスに十分伝達される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かしめボスの加熱温度分布を均一化し、かしめ中の割れ
の発生を減少させることができる。また、かしめボスの
加熱温度のばらつきを抑え、かしめ品質を安定化させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、かしめ方法を示
す概略図であり、かしめが行われる前の状態を示すもの
である。
【図2】本発明の実施の形態における、かしめ方法を示
す概略図であり、かしめが行われた後の状態を示すもの
である。
【図3】基準となるかしめボスの形状を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態における、かしめ方法を行
う際の、押圧荷重及びかしめボスの温度の経時変化を併
記したグラフである。
【図5】かしめ径増加率と割れ発生率との関係を示すグ
ラフである。
【図6】かしめボスの温度及び押圧荷重がかしめ径に及
ぼす影響を示すグラフである。
【図7】かしめボスを加熱する際の別の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10・・・加工ワーク(第1の部材) 11・・・かしめボス、 11a・・・頂部 20・・・プレート(第2の部材) 21・・・かしめ用貫通孔 31・・・かしめ用ポンチ 32・・・ヒータ 33・・・温度調節器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材に設けられたかしめボスを第
    2の部材に設けられたかしめ用貫通孔に挿通し、かしめ
    ボスを塑性変形させて第1の部材と第2の部材とを締結
    するかしめ方法において、 加熱されたかしめ用ポンチを前記かしめボスの頂部に接
    触させて前記かしめボスを加熱する加熱工程と、 前記加熱工程後に前記かしめ用ポンチから前記かしめボ
    スに押圧荷重を付与することにより前記かしめボスを塑
    性変形させて前記第1の部材と前記第2の部材とを締結
    する締結工程とを含むことを特徴とするかしめ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記加熱工程中に、前記かしめ用ポンチから前記かしめ
    ボスに該かしめボスが塑性変形しない程度の予備押圧荷
    重を付与することを特徴とするかしめ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100692183B1 (ko) 2005-11-07 2007-03-12 경신공업 주식회사 전기회로의 고정구조
DE102013201145A1 (de) 2012-01-27 2013-08-01 Gs Yuasa International Ltd. Energiespeicher-Element, Metallkomponente sowie Verfahren zum Herstellen eines Energiespeicher-Elementes

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