JP2001340559A - 入賞装置 - Google Patents

入賞装置

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JP2001340559A
JP2001340559A JP2000167227A JP2000167227A JP2001340559A JP 2001340559 A JP2001340559 A JP 2001340559A JP 2000167227 A JP2000167227 A JP 2000167227A JP 2000167227 A JP2000167227 A JP 2000167227A JP 2001340559 A JP2001340559 A JP 2001340559A
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Shuichi Ebara
秀一 江原
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技仕様の数に比例した遊技機の開発・製造
・管理の煩雑化を防止し、容易かつ精度よく獲得出玉に
変化を与えること。 【解決手段】 本発明では、所定の条件が成立した場合
に所定の期間だけ遊技球の入賞が困難な第一入賞状態か
ら遊技球の入賞が容易な第二入賞状態となり、この間、
入賞した遊技球が継続ゲート46を通過した場合には第一
入賞状態に復帰した後に再び第二入賞状態となる変動入
賞装置40において、互いに異なる経路を経て遊技球を継
続ゲート46へ導入させる第1導入経路401および第2導入
経路402と、第1導入経路401に対して進退可能に配設
し、進出移動した場合に当該第1導入経路401による継続
ゲート46への遊技球の導入を阻止する一方、退行移動し
た場合には当該第1導入経路401による継続ゲート46への
遊技球の導入を許容する振分片410とを備え、第二入賞
状態の実施回数nが予め設定した回数に達するまでは振
分片401を退行移動させ、かつ第二入賞状態の実施回数
nが予め設定した回数に達した以降は振分片401を進出
移動させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に大入賞口として適用される入賞装置に関するもの
で、より詳細には、所定の条件が成立した場合に所定の
期間だけ遊技球の入賞が困難な第一入賞状態から遊技球
の入賞が容易な第二入賞状態となり、この間、入賞した
遊技球が特定領域を通過した場合には第一入賞状態に復
帰した後に再び第二入賞状態となる入賞装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ機には、所
定の条件が成立した場合に特別遊技となり、例えば大入
賞口である変動入賞装置を開成するなどして遊技者に大
きな利益をもたらすことができるようにしたものがあ
る。この種のパチンコ機は、通常、図柄可変表示装置と
始動口とを備えて構成したものが一般的である。図柄可
変表示装置は、例えば、3つの表示領域を有した液晶表
示器によって構成されており、各表示領域においてそれ
ぞれ複数の図柄を可変表示することが可能である。始動
口は、図柄可変表示装置の始動契機となるもので、遊技
球の検出手段を具備している。
【0003】このパチンコ機では、始動口へ遊技球が入
賞すると、検出手段による遊技球の入賞検出を契機とし
て図柄可変表示装置が可変表示を開始し、所定の変動時
間経過後に順次停止図柄を表示する。この表示した停止
図柄が予め設定した大当たり図柄(例えば「111」や
「222」など)である場合には特別遊技となる。
【0004】この特別遊技では、例えば通常時において
は遊技球の入賞が困難な第一入賞状態にある変動入賞装
置が、所定の期間だけ遊技球の入賞が容易な第二入賞状
態に変換するようになり、当該変動入賞装置に対する入
賞数が短時間に大量となる。さらに、上述した特別遊技
は、例えば30秒経過、もしくは変動入賞装置への入賞
が規定入賞個数(例えば10個)に達する、のいずれか
が達成されるまでの間、変動入賞装置が継続的に第二入
賞状態に変換された状態を1ラウンドとし、このラウン
ド中に変動入賞装置の特定領域に遊技球が入賞した場
合、最大16ラウンドまで実施することが可能である。
これらの結果、上記パチンコ機によれば、特別遊技とな
った場合に、遊技者に対して極めて大きな利益を与える
ことができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なパチンコ機を設置する遊技店には、所謂無制限営業や
ラッキーナンバー営業などの各種営業形態に応じて遊技
者が獲得するトータルの出玉(以下、単に獲得出玉とい
う)に変化を与えたいという要求がある。こうした要求
を満たすために従前においては、以下に示すような二通
りの対応が図られている。
【0006】遊技店による釘調整 すなわち、営業形態に応じて遊技店それぞれが釘調整を
実施し、獲得出玉に変化を与えようとするものである。
例えば、変動入賞装置に対する遊技球の寄り付きを変化
させれば、寄り付き易いパチンコ機の獲得出玉を多くす
ることができる一方、寄り付き難いパチンコ機の獲得出
玉を少なくすることが可能になる。しかしながら、この
対応策は、獲得出玉がまったくの釘任せである。この
ため、多数の釘に対してそれぞれ高度な調整が必要とな
り、作業もきわめて煩雑となる。しかも、釘調整を正確
に行った場合であっても、実際の獲得出玉に関してはバ
ラ付くことが多く、遊技店の意図する営業形態の実現が
難しい。
【0007】製造メーカによる複数の遊技仕様の提供 すなわち、予めパチンコ機に複数通りの遊技仕様を用意
しておき、これらの遊技仕様を営業形態に応じて遊技店
が適宜切り換えるようにするものである。例えば、遊技
仕様毎に、変動入賞装置に対する賞球数や、変動入賞装
置が第一入賞状態に復帰するための契機となる規定入賞
個数、さらにはラウンドの最大実施回数が相互に異なれ
ば、これらを適宜選択することによってパチンコ機の獲
得出玉に変化を与えることが可能になる。通常、遊技仕
様の選択・切換は、複数のディップスイッチをON/O
FFさせる等、その作業の容易化が図られており、上述
した対応策のような作業の煩雑化が招来されることは
ない。しかも、実際の獲得出玉に関しても対応策のも
に比べてバラ付きが少なく、遊技店の意図する営業形態
の実現が可能になる。しかしながら、この対応策にあ
っては、1台のパチンコ機に対して遊技仕様に応じた数
だけ相互に異なるプログラムやデータが必要になるた
め、パチンコ機の開発・製造・管理が遊技仕様の数に比
例して煩雑化することになり、コストが著しく増大する
等、種々の問題がある。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みて、遊技仕様の
数に比例した遊技機の開発・製造・管理の煩雑化を防止
し、容易かつ精度よく獲得出玉に変化を与えることので
きる入賞装置を提供することを解決課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、所定の条件
が成立した場合に所定の期間だけ遊技球の入賞が困難な
第一入賞状態から遊技球の入賞が容易な第二入賞状態と
なり、この間、入賞した遊技球が特定領域を通過した場
合には第一入賞状態に復帰した後に再び第二入賞状態と
なる入賞装置において、互いに異なる経路を経て遊技球
を特定領域へ導入させる複数の導入手段と、一方の導入
手段による遊技球の導入経路に対して進退可能に配設
し、進出移動した場合に当該導入手段による特定領域へ
の遊技球の導入を阻止する一方、退行移動した場合には
当該導入手段による特定領域への遊技球の導入を許容す
る振分手段とを備え、第二入賞状態の実施回数が予め設
定した回数に達するまでは振分手段を退行移動させ、か
つ第二入賞状態の実施回数が予め設定した回数に達した
場合に振分手段を進出移動させるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る
入賞装置の一実施形態を適用したパチンコ機1を示すも
のである。このパチンコ機1の遊技盤2には、ガイドレ
ール3で囲まれる遊技領域4に図柄表示ユニット10を
設けてある。
【0011】図柄表示ユニット10は、遊技領域4のほ
ぼ中央となる位置に配置したもので、特別図柄表示装置
100と普通図柄表示装置110と特図始動記憶用ラン
プアレイ120と普図始動記憶用ランプアレイ130と
を備えて構成してある。
【0012】特別図柄表示装置100は、表示領域10
1,102,103を通じて遊技者に数字、記号、絵な
どの複数の図柄を可変表示するためのものである。本実
施形態の特別図柄表示装置100は、横3列の表示領域
101,102,103を有しており、これら各表示領
域101,102,103にそれぞれ図柄を可変表示す
ることが可能である。この特別図柄表示装置100とし
ては、液晶表示器や回転するドラムを適用して表示を行
うことが可能である。なお、以下の説明においては便宜
上、正面向かって左側の表示領域101に表示される図
柄を第1図柄、中央の表示領域102に表示される図柄
を第2図柄、右側の表示領域103に表示される図柄を
第3図柄と称する。
【0013】普通図柄表示装置110は、特別図柄表示
装置100の上部に唯一の表示領域111を有して構成
してあり、この表示領域111を通じて遊技者に数字、
記号、絵などの複数の図柄を可変表示することが可能で
ある。この普通図柄表示装置110としては、特別図柄
表示装置100と同様に、液晶表示器や回転するドラム
を適用して表示を行うことが可能である。
【0014】特図始動記憶用ランプアレイ120および
普図始動記憶用ランプアレイ130は、それぞれ複数
個、本実施形態ではいずれも4つのランプを適宜配列す
ることによって構成してある。特図始動記憶用ランプア
レイ120は、特別図柄表示装置100の始動記憶を表
示するためのもので、特別図柄表示装置100の上部に
横1列に配列してある。普図始動記憶用ランプアレイ1
30は、普通図柄表示装置110の始動記憶を表示する
ためのもので、普通図柄表示装置110の両側にそれぞ
れ2つずつ配列してある。
【0015】また、上記パチンコ機1には、遊技領域4
における図柄表示ユニット10の下方となる位置に普通
電動役物20を設けてあるとともに、その左右にそれぞ
れ作動ゲート30を設け、さらに普通電動役物20の下
方となる位置に変動入賞装置40および誘導釘50を設
けてある。
【0016】普通電動役物20は、特別図柄表示装置1
00の始動契機となるもので、遊技球が入賞できない、
あるいは入賞が極めて困難な第一入賞状態と、遊技球の
入賞が極めて容易な第二入賞状態とに切り替わる始動装
置である。本実施形態では、一対の可動翼片21と普通
電役駆動ソレノイド22とを備えた電動チューリップに
よって構成してある。すなわち、この普通電動役物20
は、普通電役駆動ソレノイド22の駆動により、一対の
可動翼片21がそれぞれ直立して互いの間に遊技球を唯
一通過させることができる程度の間隔を確保した場合に
上述した第一入賞状態となる一方、一対の可動翼片21
がそれぞれ傾倒して互いの間に大きな間隔を確保した場
合に上述した第二入賞状態となる。普通電動役物20に
入賞した遊技球は、遊技盤2の裏面側に取り込まれ、図
示せぬ集合樋を通過した後、入賞球導入路を通じて入賞
球処理装置に案内される。
【0017】この普通電動役物20には、上述した図示
せぬ集合樋に至るまでの間に特図始動スイッチ23を配
設してある。特図始動スイッチ23は、普通電動役物2
0から入賞した遊技球を電気的に検出し、その検出結果
を後述する遊技制御装置600の遊技制御用CPU60
1に与えるものである。
【0018】作動ゲート30は、遊技球を唯一通過させ
ることができる程度の間隔を確保した通過率一定のゲー
トである。これらの作動ゲート30を通過した遊技球
は、いずれも遊技盤2の裏面側に取り込まれることな
く、それぞれの下端からそのまま遊技領域4に戻される
ことになる。
【0019】これら作動ゲート30には、それぞれのゲ
ート内に普図始動スイッチ31を配設してある。普図始
動スイッチ31は、上述した特図始動スイッチ23等と
同様に、各作動ゲート30において遊技球の通過を電気
的に検出し、個々の検出結果を後述する遊技制御用CP
U601に与えるものである。
【0020】変動入賞装置40は、遊技球が入賞できな
い、あるいは入賞が極めて困難な第一入賞状態と、遊技
球の入賞が極めて容易な第二入賞状態とに切り替わる入
賞装置である。本実施形態では、図1および図2(a)
に示すように、遊技盤2に設けた横長の入賞用開口41
と、この入賞用開口41を開閉するように設けた変動ゲ
ート板42と、該変動ゲート板42を駆動するための特
別電役駆動ソレノイド43とを備えて変動入賞装置40
を構成してある。すなわち、この変動入賞装置40は、
特別電役駆動ソレノイド43の駆動により上記変動ゲー
ト板42をその下端部を介して回転させ、入賞用開口4
1を閉成するように直立させた場合に上述した第一入賞
状態になる一方、前傾して入賞用開口41を開成させた
場合に上述した第二入賞状態となる。入賞用開口41に
入賞した遊技球は、当該入賞用開口41を通じて遊技盤
2の裏面側に取り込まれ、図示せぬ集合樋を通過した
後、入賞球導入路を通じて入賞球処理装置に案内され
る。
【0021】この入賞用開口41の内部には、図2
(b)に示すように、上述した図示せぬ集合樋に至るま
での間に継続スイッチ44および入賞カウントスイッチ
45を配設してある。これら継続スイッチ44および入
賞カウントスイッチ45は、それぞれ入賞用開口41か
ら入賞した遊技球を電気的に検出し、それぞれの検出結
果を後述する遊技制御用CPU601に与えるものであ
る。入賞カウントスイッチ45は、入賞用開口41から
入賞された遊技球のすべてが通過する最奥位置に設けて
ある。一方、継続スイッチ44は、入賞用開口41から
入賞された遊技球のうち特定のもののみが通過する継続
ゲート46の内部に設けてある。継続ゲート46は、遊
技球を唯一通過させることのできる大きさを有した門型
のゲートであり、入賞用開口41の内部に設けた底壁4
1aの中央部に配設してある。この継続ゲート46は、
その入口に一対のガイド片46aを備えている。ガイド
片46aは、継続ゲート46の入口から外方に向けて互
いに漸次拡開するガイド部材であり、最先端部の相互間
隔が遊技球2個分の直径よりも大きくなるように設けて
ある。
【0022】さらにこの変動入賞装置40には、一対の
導入経路401,402、振分片410および規制片4
20を設けてある。
【0023】導入経路401,402は、それぞれ第二
入賞状態において前傾した変動ゲート板42の上面から
上述したガイド片46aの相互間に至るように延在した
直線状の経路である。具体的には、変動ゲート板42の
上面に3本のガイドリブ403を設けることにより、こ
れらガイドリブ403の各間を経てガイド片46aの相
互間に至る個別の導入経路401,402を相互に並設
してある。なお、以下の説明においては便宜上、正面向
かって左側の導入経路を第1導入経路401、正面向か
って右側の導入経路を第2導入経路402と称して適宜
区別する。
【0024】振分片410および規制片420は、それ
ぞれの導入経路401,402に対して昇降可能に配設
した可動部材である。振分片410には振分用駆動ソレ
ノイド411を連係させてあるとともに、規制片420
には規制用駆動ソレノイド421を連係させてあり、そ
れぞれ個別に昇降することが可能である。振分片410
は、上昇した場合に第1導入経路401および第2導入
経路402のそれぞれから退行し、これら第1導入経路
401および第2導入経路402の双方を開放する一
方、下降した場合には第1導入経路401に対してのみ
進出し、図6(c)に示すように、当該第1導入経路4
01を通過する遊技球を正面向かって左側(図6(c)
において右側)に逸脱させるように機能するものであ
る。規制片420は、上昇した場合に第1導入経路40
1および第2導入経路402のそれぞれから退行し、こ
れら第1導入経路401および第2導入経路402の双
方を開放する一方、下降した場合には第2導入経路40
2に対してのみ進出し、図7(d)に示すように、当該
第2導入経路402を通過する遊技球を正面向かって右
側(図7(d)において左側)に逸脱させるように機能
するものである。
【0025】誘導釘50は、遊技領域4を流下する遊技
球を変動入賞装置40に誘導するための誘導路51,5
2を構成するものである。本実施形態では、変動入賞装
置40が上述した第二入賞状態にある場合に、遊技球を
第1導入経路401に案内するための第1誘導路51
と、遊技球を第2導入経路402に案内するための第2
誘導路52とを構成するように誘導釘50を設けてあ
る。
【0026】なお、図1中の符号5は普通電動役物20
および変動入賞装置40へ入賞しなかった遊技球を回収
するためのアウト口、図1中の符号6は遊技盤2に設け
た各種装飾用ランプである。また、図には明示していな
いが、このパチンコ機1の遊技盤2には、その適宜箇所
に普通入賞口が設けてあるとともに、風車や障害釘等の
流路転換手段が設けてある。
【0027】図3は、上述したパチンコ機1の制御手段
60を示すブロック図である。この制御手段60は、そ
れぞれ個別のCPU601,611を備えた遊技制御装
置600および本体制御装置610を具備するもので、
例えばパチンコ機1の背面側に配設してある。
【0028】遊技制御装置600の遊技制御用CPU6
01は、主に遊技盤側の制御を行う部分である。すなわ
ち、この遊技制御用CPU601は、作動ゲート30に
設けた普図始動スイッチ31、普通電動役物20に設け
た特図始動スイッチ23、変動入賞装置40に設けた継
続スイッチ44および入賞カウントスイッチ45、入賞
球処理装置に設けた入賞球確認スイッチ70からの出力
信号を監視し、これら各スイッチからの出力信号と、R
OM602およびRAM603に格納したプログラムや
データ等とに基づいて、上述した特別図柄表示装置10
0、普通図柄表示装置110、特別電役駆動ソレノイド
43、普通電役駆動ソレノイド22、振分用駆動ソレノ
イド411、規制用駆動ソレノイド421等の駆動制御
を行うためのものである。
【0029】本体制御装置610の本体制御用CPU6
11は、主にパチンコ機本体側の制御を行う部分であ
る。すなわち、この本体制御用CPU611は、入賞球
処理装置に設けた入賞球検出スイッチ71からの出力信
号を監視し、該入賞球検出スイッチ71から与えられた
出力信号と、上述した遊技制御用CPU601からの出
力信号とに基づいて入賞球処理用ソレノイド72や賞球
払出装置73等の駆動制御を行うためのものである。な
お、図には示してはいないものの、遊技球の発射装置も
この本体制御用CPU611の制御下におかれている。
【0030】上記のように構成したパチンコ機1では、
図示していない操作ハンドルの操作によって打ち出され
た遊技球が、ガイドレール3によって遊技盤2の遊技領
域4上方に案内され、障害釘や風車によって適宜方向を
転換しながら遊技領域4内を順次流下することになる。
【0031】この間、上述した制御手段60において
は、図4に示すフローチャートに従ってスタートからエ
ンドまでの処理を繰り返し行っている。以下、この図4
に示すフローチャートを参照しながら制御手段60によ
る処理の概略について説明する。なお、以下の説明にお
いては、初期状態において普通電動役物20および変動
入賞装置40がいずれも第一入賞状態にあるものとす
る。
【0032】遊技中において遊技制御装置600の遊技
制御用CPU601は、先ず、普通図柄処理を行う(ス
テップS1)。この普通図柄処理では、普図始動スイッ
チ31を通じて遊技球が作動ゲート30を通過したか否
かを監視し、普図始動スイッチ31によって当該遊技球
の通過を検出すると、普通図柄表示装置110を所定時
間だけ可変表示させる。所定時間の経過後に普通図柄表
示装置110の表示領域111に表示された図柄が予め
設定した態様である場合、例えば「7」(以下、単に当
たり図柄と称する)である場合、上記遊技制御用CPU
601は、普通電役駆動ソレノイド22を駆動して普通
電動役物20を所定の期間(例えば0.5秒)だけ遊技
球が入賞し易い第二入賞状態に切り替える。この結果、
第一入賞状態に比べて普通電動役物20への入賞が容易
となり、後述する特別図柄表示装置100の始動機会が
増えることになる。
【0033】なお、普通図柄表示装置110が可変表示
を行っている間に、遊技球が作動ゲート30を通過した
場合、上記遊技制御用CPU601は、最大4つまでこ
れを記憶・保留し、この記憶結果を普図始動記憶用ラン
プアレイ130の点灯数で遊技者に可視表示する。その
後、普通図柄表示装置110の可変表示が終了した時点
で順次この記憶数に応じた回数だけ普通図柄表示装置1
10の可変表示を実施する。
【0034】次いで、上記遊技制御用CPU601は、
普通電動役物20に設けた特図始動スイッチ23を通じ
て遊技球の入賞を監視する(ステップS2)。ステップ
S2において遊技球の入賞を検出しなかった場合には、
後述する手順を経ることなく今回の処理を終了する。
【0035】一方、遊技領域4内を流下する遊技球が普
通電動役物20に入賞し、特図始動スイッチ23によっ
てこれを検出すると、遊技制御用CPU601は、特別
図柄表示装置100を所定時間だけ可変表示させる(ス
テップS3)。この間、普通電動役物20に入賞した遊
技球に対しては、遊技盤2の裏面側に取り込んだ後、入
賞球処理装置において個別に入賞処理が行われる。すな
わち、入賞した遊技球が入賞球処理装置に案内される
と、入賞球検出スイッチ71によってこれら遊技球が個
別に検出され、その検出結果が本体制御用CPU611
に与えられる。入賞球検出スイッチ71から検出信号が
与えられた本体制御用CPU611は、特図始動スイッ
チ23からの検出信号に基づいて賞球数を決定し、この
賞球数に対応した賞球を遊技者に対して払い出すべく賞
球払出装置73を駆動する。入賞球確認スイッチ70に
よって賞球の払い出しが確認されると、入賞球処理用ソ
レノイド72が駆動し、遊技球が機外に排出されること
になる。
【0036】上述した変動時間が経過すると、特別図柄
表示装置100の可変表示が、例えば第1図柄、第3図
柄、第2図柄の順で停止し、当該特別図柄表示装置10
0の各表示領域101,102,103にそれぞれ図柄
が表示される。
【0037】この特別図柄表示装置100の各表示領域
101,102,103に表示された停止図柄が予め設
定した条件を満たす場合、例えば「111」、「22
2」、「777」などのように3つの停止図柄が同一と
なった場合(以下、単に大当たり図柄と称する)には、
ステップS4において手順がステップS5に移行し、第
二入賞状態の実施回数nを初期化した後に特別遊技とな
る(ステップS6)。
【0038】この特別遊技では、先ず、後述する振分規
制制御処理を実施し(ステップS7)、第二入賞状態の
実施回数nをインクリメントした後(ステップS8)、
特別電役駆動ソレノイド43を駆動して変動入賞装置4
0を第一入賞状態から第二入賞状態に変換する(ステッ
プS9)。
【0039】変動入賞装置40を第二入賞状態に変換す
ると、直ちに入賞カウントスイッチ45を通じて変動入
賞装置40に対する遊技球の入賞数をカウントし(ステ
ップS10)、このカウント値が予め設定した規定入賞
個数(例えば10個)に達した場合、特別電役駆動ソレ
ノイド43を駆動して変動入賞装置40を第二入賞状態
から再び第一入賞状態に復帰させる(ステップS11、
ステップS12)。なお、変動入賞装置40に対する遊
技球の入賞数が規定入賞個数に達していない場合であっ
ても、変動入賞装置40が第二入賞状態に切り換えられ
てから所定の時間(例えば30秒)が経過した時点で変
動入賞装置40を第一入賞状態に復帰させてもよい。
【0040】この間、継続スイッチ44が遊技球の通過
を検出していた場合には、手順がステップS7にリター
ンし、振分規制制御処理および実施回数nのインクリメ
ント後、再び変動入賞装置40が第二入賞状態となる。
【0041】一方、変動入賞装置40が第二入賞状態に
変換している間に継続スイッチ44が遊技球の通過を検
出しなかった場合には、特別遊技が終了し(ステップS
14)、通常の遊技状態に復帰することになる。
【0042】このように、上述した特別遊技において
は、通常時において閉成している入賞用開口41が開成
されることになるため、この入賞用開口41に対する入
賞数が短時間に大量となり、しかも入賞用開口41に入
賞したそれぞれの遊技球に対しては、普通電動役物20
に入賞した遊技球と同様に、入賞球処理装置において個
別に入賞処理が行われ、入賞カウントスイッチ45によ
って検出されたそれぞれに対して所定数(例えば15
個)の賞球が払い出されることになる。さらに、この特
別遊技は、入賞カウントスイッチ45が10個の遊技球
を検出する(あるいは30秒が経過する)までの間、変
動入賞装置40が継続的に第二入賞状態に切り替えられ
る状態を1ラウンドとし、このラウンド中に継続スイッ
チ44が遊技球を検出する度に繰り返し実施することが
可能である。これら結果、遊技者は、特別遊技に移行し
た場合、極めて大きな利益を得ることができるようにな
る。
【0043】なお、ステップS4において特別図柄表示
装置100の停止図柄が大当たり図柄でないと判断した
場合には、特別遊技に移行することなく今回の処理を終
了する。また、特別図柄表示装置100が可変表示を行
っている間に遊技球が普通電動役物20に入賞した場
合、上記遊技制御用CPU601は、最大4つまでこれ
を記憶・保留し、この記憶結果を特図始動記憶用ランプ
アレイ120の点灯数で遊技者に可視表示する。その
後、特別図柄表示装置100の可変表示が終了した時
点、または特別遊技が終了した時点で順次この記憶数に
応じた回数だけ特別図柄表示装置100の可変表示を実
施する。
【0044】以下、上述した処理が繰り返し実行され、
パチンコ遊技が進行する。
【0045】図5は、先のステップS7において実施す
る振分規制制御処理の一例を示したフローチャートであ
る。この振分規制制御処理では、先ず、第二入賞状態の
実施回数nを参照し、この実施回数nが15回以上であ
るか否かを判断する(ステップS7−1)。
【0046】実施回数nが15回未満である場合には、
手順がステップS7−2に移行し、振分用駆動ソレノイ
ド411および規制用駆動ソレノイド421を駆動して
振分片410および規制片420をいずれも上昇した状
態に保持させる。この結果、第1導入経路401および
第2導入経路402の双方がいずれも開放された状態と
なり、それぞれを通過した遊技球がガイド片46aの相
互間に導入され、さらに継続ゲート46を通過すること
になり、継続スイッチ44によって当該遊技球の通過が
検出されることになる。
【0047】従って、例えば図6(a)に示すように、
第1誘導路51に遊技球が通過し易くなるとともに、第
2誘導路52に遊技球が通過し難くなる、または通過し
ないように誘導釘50に釘調整を施した場合であって
も、逆に図7(a)に示すように、第2誘導路52に遊
技球が通過し易くなるとともに、第1誘導路51に遊技
球が通過し難くなる、または通過しないように誘導釘5
0に釘調整を施した場合であっても、それぞれ図6
(b)および図7(b)に示すように、第1導入経路4
01および第2導入経路402のいずれの遊技球も継続
ゲート46を通過するようになり、先のステップS13
において手順がステップS7に移行し、その後のステッ
プS9において変動入賞装置40が再び第二入賞状態に
変換することになる。
【0048】一方、第二入賞状態の実施回数nが15回
の場合には、ステップS7−3において手順がステップ
S7−4に移行し、振分用駆動ソレノイド411を駆動
して振分片410を下降した状態に保持させるととも
に、規制用駆動ソレノイド421を駆動して規制片42
0を上昇した状態に保持させる。この結果、遊技球が第
1導入経路401を通過した場合には振分片410によ
ってこれが正面向かって左側に逸脱され、継続ゲート4
6への通過が阻止される一方、遊技球が第2導入経路4
02を通過した場合には先と同様、ガイド片46aの相
互間に導入され、さらに継続ゲート46を通過すること
になり、継続スイッチ44によって当該遊技球の通過が
検出されることになる。
【0049】従って、例えば誘導釘50が上述した図6
(a)に示す状態の場合には、図6(c)に示すよう
に、第1導入経路401に進出した振分片410に邪魔
されて継続ゲート46への遊技球の通過が困難となり、
先のステップS13において手順がステップS14に移
行し、特別遊技が終了することになる。結局、図6
(a)に示すような釘調整を実施した場合には、1回の
特別遊技において第二入賞状態の最大実施回数nが15
回となり、遊技者の獲得出玉が計算上、10(規定入賞
個数)×15(賞球数)×15(ラウンド)=2250
個となる。
【0050】これに対して、誘導釘50が上述した図7
(a)に示す状態の場合には、図7(c)に示すよう
に、第2導入経路402を通過した遊技球が振分片41
0に邪魔されることなく継続ゲート46を通過するよう
になり、先のステップS13において手順がステップS
7に移行し、その後のステップS9において変動入賞装
置40が再び第二入賞状態に変換することになる。
【0051】さらに、第二入賞状態の実施回数nが16
回となると、ステップS7−3において手順がステップ
S7−5に移行し、振分用駆動ソレノイド411および
規制用駆動ソレノイド421を駆動して振分片410お
よび規制片420をいずれも下降した状態に保持させ
る。この結果、遊技球が第1導入経路401を通過した
場合には振分片410によってこれが正面向かって左側
に逸脱されるとともに、遊技球が第2導入経路402を
通過した場合には規制片420によってこれが正面向か
って右側に逸脱され、いずれも継続ゲート46への通過
が阻止されるようになる。
【0052】従って、例えば誘導釘50が上述した図7
(a)に示す状態の場合であっても、今度は図7(d)
に示すように、第2導入経路402に進出した規制片4
20に邪魔されて継続ゲート46への遊技球の通過が困
難となり、先のステップS13において手順がステップ
S14に移行し、特別遊技が終了することになる。結
局、図7(a)に示すような釘調整を実施した場合に
は、1回の特別遊技において第二入賞状態の最大実施回
数nが16回と先のものより1回増え、遊技者の獲得出
玉が計算上、10(規定入賞個数)×15(賞球数)×
16(ラウンド)=2400個と先よりも150個増大
することになる。
【0053】このように、上記パチンコ機1によれば、
変動入賞装置40としては同一の動作を繰り返し実施し
ているのにも関わらず、誘導釘50に対する釘調整によ
り第1導入経路401を選択するか第2導入経路402
を選択するかを設定しさえすれば、1回の特別遊技にお
いて第二入賞状態の最大実施回数nに差が生じ、この結
果、遊技者の獲得出玉を確実に変化させることができる
ようになる。この場合の釘調整は、誘導釘50に対して
のみ実施すればよいものであり、さらに、第1誘導路5
1および第2誘導路52の一方を他方に対して通過し易
いように設定するだけであるため、高度な技術が要求さ
れることもなく、またその作業もきわめて容易である。
【0054】しかも、当該変動入賞装置40を適用する
パチンコ機1の制御手段60に対しては、同一の動作を
繰り返し行うためのプログラムやデータを1種類用意す
ればよいため、ROM602やRAM603の容量を著
しく増大させる必要がなく、またパチンコ機1の開発・
製造・管理が煩雑になる虞れもなく、コストが著しく増
大する等の問題を招来することがない。
【0055】これらの結果、上記パチンコ機1によれ
ば、所謂無制限営業やラッキーナンバー営業などの各種
営業形態に応じて遊技者の獲得出玉に確実かつ容易に変
化を与えることができ、遊技店の意図する営業形態を実
現することが可能なる。
【0056】なお、上述した実施の形態では、遊技機と
してパチンコ機を例示しているが、パチンコ機以外の遊
技機にももちろん適用することが可能である。
【0057】また、上述した実施の形態では、振分片4
10の他に規制片420を設け、この規制片420によ
ってパチンコ機1としての第二入賞状態の最大実施回数
nを制限するようにしているため、これをソフト的に制
限するものに比べてプログラムやデータの容量をさらに
小さくすることが可能になるものの、規制片420は必
ずしも設ける必要はなく、従前のものと同様に、第二入
賞状態の最大実施回数nをソフト的に制限するように構
成してももちろん構わない。
【0058】さらに、上述した実施の形態では、振分片
410を上下方向に移動させるようにしているが、必ず
しも上下方向である必要はなく、導入手段による遊技球
の導入経路401,402に対して進退可能となるなら
ば、例えば左右方向に移動させるようにしても構わな
い。なお、振分片410を上下方向に移動させる場合に
上述した実施の形態では、これを下降させた場合に導入
手段による遊技球の導入経路401,402に対して進
出させるようにしているが、逆の態様、つまり下降させ
た場合に導入手段による遊技球の導入経路401,40
2に対して退行させるように構成することも可能であ
る。
【0059】なお、上述した実施の形態において規定入
賞個数並びに賞球数、最大実施回数nとして示した数字
はあくまでも例示のためのものであってこれらの値に限
定されないのはいうまでもない。この場合、規定入賞個
数、賞球数、最大実施回数nとしては、必ずしも1種類
である必要はなく、これらを複数種類ずつ用意しても構
わない。規定入賞個数、賞球数、最大実施回数nを複数
種類ずつ用意した場合には、これらを1種類ずつ用意し
た遊技機に比べてプログラムやデータの数は増大するこ
とにはなるものの、複数種類用意したそれぞれの値に対
してさらに遊技者の獲得出玉を変化させることができる
ようになるため、遊技仕様の数を基準にすれば、従前の
ものに比べて用意するプログラムやデータの数を著しく
減少させることが可能になる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
釘調整によって複数の導入手段を択一的に選択するよう
に設定すれば、同一の動作を繰り返し行っているにも関
わらず、振分手段の作用によってラウンドの最大実施回
数に差が生じ、獲得出玉を容易かつ精度よく変化させる
ことが可能になる。しかも、遊技機に対しては遊技仕様
に応じた数のプログラムやデータを用意する必要がなく
なるため、当該遊技仕様の数に比例した遊技機の開発・
製造・管理の煩雑化を防止し、コストが著しく増大する
等の問題を招来することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入賞装置の一実施形態を適用した
パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】図1に示した入賞装置の詳細を示すもので、
(a)は要部拡大斜視図、(b)は断面平面図である。
【図3】パチンコ機の制御手段を例示するブロック図で
ある。
【図4】制御手段の処理手順を例示するフローチャート
である。
【図5】振分規制制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】(a)は入賞装置に対する釘調整の第1設定例
を示す正面図、(b)は第1設定例において振分片およ
び規制片の双方が上昇した場合の遊技球の流れを示す断
面平面図、(c)は振分片が下降した場合の遊技球の流
れを示す断面平面図である。
【図7】(a)は入賞装置に対する釘調整の第2設定例
を示す正面図、(b)は第2設定例において振分片およ
び規制片の双方が上昇した場合の遊技球の流れを示す断
面平面図、(c)は振分片が下降した場合の遊技球の流
れを示す断面平面図、(d)は振分片および規制片の双
方が下降した場合の遊技球の流れを示す断面平面図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 3 ガイドレール 4 遊技領域 5 アウト口 6 ランプ 10 図柄表示ユニット 20 普通電動役物 21 可動翼片 22 普通電役駆動ソレノイド 23 特図始動スイッチ 30 作動ゲート 31 普図始動スイッチ 40 変動入賞装置 41 入賞用開口 41a 底壁 42 変動ゲート板 43 特別電役駆動ソレノイド 44 継続スイッチ 45 入賞カウントスイッチ 46 継続ゲート 46a ガイド片 50 誘導釘 51 第1誘導路 52 第2誘導路 60 制御手段 70 入賞球確認スイッチ 71 入賞球検出スイッチ 72 入賞球処理用ソレノイド 73 賞球払出装置 100 特別図柄表示装置 101,102,103 表示領域 110 普通図柄表示装置 111 表示領域 120 特図始動記憶用ランプアレイ 130 普図始動記憶用ランプアレイ 401 第1導入経路 402 第2導入経路 403 ガイドリブ 410 振分片 411 振分用駆動ソレノイド 420 規制片 421 規制用駆動ソレノイド 600 遊技制御装置 601 遊技制御用CPU 602 ROM 603 RAM 610 本体制御装置 611 本体制御用CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件が成立した場合に所定の期間
    だけ遊技球の入賞が困難な第一入賞状態から遊技球の入
    賞が容易な第二入賞状態となり、この間、入賞した遊技
    球が特定領域を通過した場合には第一入賞状態に復帰し
    た後に再び第二入賞状態となる入賞装置において、 互いに異なる経路を経て遊技球を特定領域へ導入させる
    複数の導入手段と、 一方の導入手段による遊技球の導入経路に対して進退可
    能に配設し、進出移動した場合に当該導入手段による特
    定領域への遊技球の導入を阻止する一方、退行移動した
    場合には当該導入手段による特定領域への遊技球の導入
    を許容する振分手段とを備え、第二入賞状態の実施回数
    が予め設定した回数に達するまでは振分手段を退行移動
    させ、かつ第二入賞状態の実施回数が予め設定した回数
    に達した場合に振分手段を進出移動させるようにしたこ
    とを特徴とする入賞装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132085A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Sankyo Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008132085A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Sankyo Co Ltd 遊技機

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Effective date: 20040316