JP2001340484A - 流水検知装置のオートドリップ - Google Patents

流水検知装置のオートドリップ

Info

Publication number
JP2001340484A
JP2001340484A JP2000165684A JP2000165684A JP2001340484A JP 2001340484 A JP2001340484 A JP 2001340484A JP 2000165684 A JP2000165684 A JP 2000165684A JP 2000165684 A JP2000165684 A JP 2000165684A JP 2001340484 A JP2001340484 A JP 2001340484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drip
channel
alarm
auto
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000165684A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Harada
聡 原田
Yukinori Kikuchi
幸典 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senju Sprinkler Co Ltd filed Critical Senju Sprinkler Co Ltd
Priority to JP2000165684A priority Critical patent/JP2001340484A/ja
Publication of JP2001340484A publication Critical patent/JP2001340484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】流水検知装置の保守点検時の排水の際に、途中
で排水管の配管経路の配管効率が低下した場合、消火液
が排水流路まで逆流し、オートドリップを介して、警報
水路に流入し、警報水路内の圧力を高め、火災が生じて
いないにも関わらず圧力スイッチを作動させて、警報を
発してしまうという流水検知装置の誤報の問題がある。 【解決手段】オートドリップの排水路64を流入口径よ
り大径の流出口を有するものとし、該流出口をバネ材6
6で流入側に押圧支持された弁体61を設置する、もし
くは該排水路に、薄肉弾性体で形成され先細りのテーパ
ー形状を有し、該先細り側の一端の一部が切りかかれた
弁体を、該弁体の先細りの端を流出側に向けて設置し、
該排水路より小径の中空薄肉材で排水側から支持し、封
入して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラー消
火設備に設置し、火災発生時、スプリンクラーヘッドか
らの散水を検知して信号を発生する流水検知装置のオー
トドリップに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の流水検知装置の断面図、図
5は図1の線X−X断面図で排水弁の断面を表す。図6
は図5の線Y−Y断面図である。図1に示すように、流
水検知装置本体10の二次側Bに図示しない配管が接続
され、その末端には複数のスプリンクラーヘッドが取付
けられており、一次側Aには、やはり図示しない消火液
液源に通じる配管が接続されている。
【0003】流水検知装置は主弁体11の近傍に警報水
路15が形成され、又流水検知装置本体10の壁面には
排水孔13が穿設されている。
【0004】まず図1を用いて流水検知装置本体10に
ついて説明する。流水検知装置本体10は逆止弁構造で
あり、主弁体11はピン12を軸として回動自在に取付
けられている。また流水検知装置本体内部は主弁体11
により一次側Aと二次側Bに分けられている。
【0005】又流水検知装置本体10には排水弁30が
取り付けられており、該排水弁30には排水管70が取
り付けられている。
【0006】排水弁30について図5、図6を参照して
説明する。排水弁30には排水流路31と警報水路32
が穿設されている。警報水路32には流水検知装置本体
10の警報水路15が連結され、圧力スイッチ接続端3
5へ通じている。
【0007】警報水路32の途中には、開閉可能な信号
停止弁50が設置されている。該信号停止弁50は常時
開いた状態にしておく。
【0008】また警報水路32の途中に、警報水路32
から排水流路31へ通じる孔34が穿設されており、該
孔34にオートドリップ160が挿入されている。オー
トドリップ160には、火災発生時のスプリンクラーヘ
ッドの作動や、保守点検時などの末端試験弁などの開放
より、流水検知装置の主弁体が開放され、一次側と二次
側に設定値以上の圧力差が生じた際に、圧力スイッチを
作動させるように警報水路32の圧力を調節する作用が
ある。
【0009】また、非火災時に配管内の消火液の圧力変
動で流水検知装置本体10の主弁体11が一瞬開いて警
報水路32に消火液が流れ込んできた場合、つまり、一
次側と二次側に設定値以下の圧力差が生じた場合に、圧
力スイッチ40が消火液の圧力によって作動しないよう
に、消火液を少しずつ抜く作用がある。
【0010】また、流水検知装置の二次側Bの配管に接
続されている図示しないスプリンクラーヘッドが作動し
た後、もしくは同じく図示しない末端試験弁を開放した
後に、スプリンクラー消火設備を復帰させる際に、一次
側Aに接続されている図示しない制御弁の閉止、もしく
は末端試験弁弁の閉止により主弁体11を着座させる
か、信号停止弁50を閉じることにより圧力スイッチ4
0の作動を止めるように圧力スイッチの接続端35内の
残圧を抜く作用がある。
【0011】圧力スイッチ40は、排水弁30の圧力ス
イッチ接続端35に接続される。圧力スイッチ40は、
警報水路32の圧力を感知して作動するもので、主弁体
11が開いて警報水路32に消火液が流入し、消火液に
よる加圧状態が設定圧力、設定時間に達すると火災警報
を発するものである。
【0012】オートドリップ160は排水弁30と該オ
ートドリップの間にOリング61を設け、漏水を防止し
ており更にオートドリップ160の外周に雄ネジが螺設
され、排水弁30に螺設された雌ネジと螺合している。
【0013】オートドリップ160は棒材の端に同軸の
排水路63bが穿設され、該排水路63bは該棒材の中
間部分に穿設した警報水路に通じる孔62と交差させる
ことにより警報水路32内の消火液を少しずつ通過さ
せ、排水流路31へと排出する作用を持つ。
【0014】従来の発明における警報発生までの概要に
ついて示す。配管内に圧力変動もしくは二次側Bの配管
内に漏れなどが起きると主弁体11が少し開くため、警
報水路15に消火液が流入する。そして開いている信号
停止弁50から排水弁内の警報水路32を介して圧力ス
イッチ接続端35に達するが、圧力変動による消火液の
流入量は少ないため、警報水路32および圧力スイッチ
接続端35に流入した消火液は圧力スイッチ40を作動
させる事なく排水路34に設置されたオートドリップ1
60に穿設された孔62および排水路63bを通り排水
流路31へ流出される。
【0015】また、スプリンクラーヘッドや配管内の漏
れなどにより、流水検知装置の二次側Bの圧力が低下し
た場合、主弁体11が開くが、漏れなどによる二次側B
の圧力の低下はスプリンクラーヘッド作動時に比べてわ
ずかであるため、警報水路15に流入した消火液は圧力
スイッチ40を作動させること無くオートドリップ16
0を介して排水流路31へと流出する。
【0016】火災発生時は主弁体11が完全に開放され
るため、警報水路15を介し排水弁30の警報水路32
および排水流路31には消火液が連続して流入する。こ
の時、消火液はオートドリップ160内を通り、排水管
70へ排出される量よりも圧力スイッチ40に通じる圧
力スイッチ接続端35に流入する量が格段に多いため、
該接続端35部分の圧力は高まり、ついには圧力スイッ
チ40を作動させる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のオートドリップ
を用いた流水検知装置では、流水検知装置の保守点検等
で流水検知装置内の消火液を排出する際に、図1の排水
弁のハンドル36を開く事で、流水検知装置本体10の
二次側の消火液を流水検知装置本体の排水口13から、
図2の排水流路37、31を通し、排水管70を介して
排出する。
【0018】しかし、途中で排水管70の配管経路の配
管効率が低下した場合、(たとえば異物のつまりや配管
継手部材などによる頻繁な配管経路の変更など)消火液
が排水流路31まで逆流することがある。
【0019】また、配水管70の経路が複数のエルボな
どの配管継ぎ手部材により、複雑に入り組んだ排水経路
となり、円滑に排水できなくなっている場合や、高層階
に設置されている流水検知装置の排水を行った際に、主
排水管に排水しきれない消火液がたまり、主排水管から
下層階の流水検知装置の排水管70を介して排水流路3
1に逆流することがある。
【0020】すると、排水流路31まで逆流した消火液
はオートドリップを逆流し、警報水路32に流入し、圧
力スイッチ接続端35の圧力を高め、火災が生じていな
いにも関わらず圧力スイッチ40を作動させて、警報を
発してしまうという流水検知装置の誤報の問題が生じ
る。
【0021】上記問題を解決する手段として、警報水路
32と排水流路31の間に逆止弁を設ける手段が考えら
れるが、該逆止弁を設置することにより下記のような問
題が新たに生じる。
【0022】イ).逆止弁を設けることで排水弁本体に該
逆止弁を設置する為の加工を施さなければならず、加工
コストが増大する。 ロ).逆止弁を設けることで部品点数が増加し、コスト
が増大する。 ハ).逆止弁を設置することで、逆止弁にゴミが詰まっ
た際等の保守性が悪くなる。
【課題を解決するための手段】
【0023】そこで本発明の発明者は、逆止弁を脱着可
能なオートドリップの内部にオートドリップと一体化し
て設けることで上記逆流による流水検知装置の誤作動の
問題を上記(イ)から(ハ)の影響を最小限に抑えて解
決できることに着目して本発明を完成させた。
【0024】本発明の第一発明は主弁体の開放時に警報
水路に消火液を流入させ,圧力スイッチを作動させる流
水検知装置に使用される、棒形状で、内部同軸上に排水
路が穿設され、該排水路はその途中に穿設された警報水
路に通じる孔と交差しているオートドリップにおいて、
流出側は流入側より大径とし、流出側にバネ材で流入側
に押圧支持された弁体を設置して構成したことを特徴と
する脱着可能なオートドリップである。
【0025】消火液が流入側より流れてきた場合、該消
火液が弁体を流出側へと押し、これにより弁体と排水路
間に隙間が生じ該消火液が流出側へ流出する。
【0026】消火液が流出側より流入してきた場合には
該消火液が弁体を流入側へ押すことで流入側を塞ぎ、消
火液が流入側へ流れることを防ぐ。
【0027】これにより、脱着可能な棒状のオートドリ
ップが逆止弁機構を有するものとなる。この逆止弁はオ
ートドリップのオリフィス部である排水路に設けられる
為、逆止弁自体が同時にオリフィスの役目を果たすこと
となる。
【0028】本発明の第二発明は主弁体の開放時に警報
水路に消火液を流入させ,圧力スイッチを作動させる流
水検知装置に使用される、棒形状で、内部同軸上に排水
路が穿設され、該排水路はその途中に穿設された警報水
路に通じる孔と交差しているオートドリップにおいて、
該排水路に、薄肉弾性体で形成され先細りのテーパー形
状を有し、該先細り側の一端の一部が切りかかれた弁体
を、該弁体の先細りの端を流出側に向けて設置し、該排
水路より小径の中空薄肉材で流出側から支持して構成し
たことを特徴とする流水検知装置の脱着可能なオートド
リップである。
【0029】該弁体の先細りの端を流出側に向けること
で水が流入側から弁体を押した際、弁体が中空薄肉材で
支持されている為、中空薄肉材と弁体の接点を支点とし
て該切りかきを広げる力を生じ、消火液は弁体の該切り
かきが広げられたことによって生じた孔を通って流出側
に流出する。
【0030】また、消火液が流出側より逆流してきた場
合には中空薄肉材と弁体の接点を支点として切りかきを
閉じる力が生じるので該消火液は該弁体により流入側へ
流れることができない。
【0031】
【実施の形態】以下に本発明における実施の形態を示
す。図4(a),(b),(e)は第一発明の実施の形
態であり、図4(c)、(d)は第二発明の実施の形態
である。それぞれの図中で用いられる番号は、以下の通
りである。
【0032】60a,60b・・・はそれぞれオートドリ
ップの実施の形態、61a,61b・・・はそれぞれの本
発明のオートドリップにおける弁体の実施の形態を表
し、62は警報水路に通じる孔、63は流入側の排水
路、64は流出側の排水路、65はテーパー状の排水
路、66はバネ材、67は螺設支持されたネジ部、68
は穴の空いた閉じ蓋、69はオートドリップを排水弁本
体に螺設支持する為に設けた雄ネジ部を表す。
【0033】図4(a)に示すようにオートドリップの
弁体としてボール61aを用いてもよい。ボール61a
をバネ材66で流出側より流入側に押圧することによ
り,該ボール61aが流入側と流出側間に穿設されたテ
ーパー状の排水路65と接し、流入側を塞ぎ,流出側か
らの消火液の逆流を防止する。
【0034】スプリンクラーヘッドが作動し、警報水路
からオートドリップ内に消火液が流入した場合、バネ材
66がボール61aを流入側へと押圧支持する力は該消
火液がボール61aを流出側へと押す力よりも弱いので
ボール61aが流出側に移動し、該ボール61aとテー
パー状の排水路65の間に隙間が生じ流入側から消火液
が流出側へ流れ、バネ材66を封入している閉じ蓋68
に穿設された孔を通り排水弁本体の排水流路31へ排出
される。
【0035】また、図4(b)に示すように流入側が先
細りのテーパー形状である弁体61bとしてもよい。図
4(a)と同様に弁体61bはバネ材66により押圧支
持されて、穴の空いた閉じ蓋67により封入されてい
る。
【0036】また、図4(b)に示すようにオートドリ
ップの弁体と排水路の接触面の間に薄肉弾性体で形成さ
れた密閉手段(たとえばゴムのガスケットなど)61b
2を設置してもよい。密閉手段61b2を設置すること
により、密閉性が向上する。
【0037】第二発明の実施の形態としては、図4
(c)に示すように弁体の形状を薄肉弾性体で形成さ
れ、出口側の一端が切りかかれた所謂アヒル口61cと
してもよい。図4(c)では、該アヒル口を排水路に挿
入し、薄肉中空材である閉じ蓋68bにより、流出側か
ら螺合支持67されている。
【0038】図4(d)は所謂虫ゴム形状の弁体61d
とした流水検知装置のオートドリップである。
【0039】図4(e)は第一発明のオートドリップに
おいて流出側の排水路と一体となっている閉じ蓋68c
を用いたオートドリップであるが、このような形状は第
二発明でも同様である。
【0040】
【実施例】以下構成部品ごとに図を参照して形状・機能
について説明する。図2は本発明における流水検知装置
の排水弁の断面図、図3は図2の線X−X断面図、図4
は本発明におけるオートドリップの実施の形態を示す。
【0041】従来のものと重複する流水検知装置本体、
排水弁の構造については従来の技術と同じ記号を用い、
形状、機能についての説明を省略する。
【0042】本発明における流水検知装置のオートドリ
ップについて図4(a)を用いて説明する。オートドリ
ップ60aは、流出側の一端から同軸の流入側の排水路
63が穿設され、該排水路63の途中から警報水路32
へ通じる孔62が交差するように穿設され、更に、該排
水路63より大径である流出側の排水路64が該排水路
63の途中まで穿設され、該排水路63と該排水路64
の間に先細りのテーパー状の水路65が穿設されてい
る。
【0043】該排水路64には、ボール61aがボール
61aより小径のバネ材66によって流出側から押圧支
持されている。
【0044】更にボール61a、バネ材66を排水路6
3側に支持するためにオートドリップ60aの流出側の
一端から雌ネジ67が螺設され、外周に雄ネジが螺設さ
れた穴の空いた閉じ蓋68が雌ネジ67に螺合されボー
ル61a、バネ材66を支持する。
【0045】閉じ蓋68が螺合されることによりバネ材
66が収縮し、ボール61aをテーパー状の水路65側
に押圧支持し、待機状態となりオートドリップ60aを
構成する。
【0046】警報水路32へ警報水が流入した際のオー
トドリップ60aの作動機構について説明する。
【0047】図1に示すような流水検知装置では、主弁
体11の開放により図2,3の排水弁30の警報水路3
2を介して消火液がオートドリップの孔62に、更には
排水路63に流入する。
【0048】図4に示すオートドリップ60aの内部で
は、消火液の排水路63に流入した圧力でバネ材66の
弾性に打ち勝ってボール61aをオートドリップ60a
の流出側へと押し、テーパー状の水路65と該ボール6
1aの間に隙間を生じさせ、該隙間から消火液が流出側
へと流出し、排水口流路31から排水管70へと排出さ
れる。
【0049】この時、二次側配管の漏れや、圧力変動な
どにより主弁体が一瞬開いた場合には、警報水路32に
流入する消火液の流量は、オートドリップから流出する
流量と同等以下であるため、警報水路32内の圧力が、
圧力スイッチ40の作動圧力まで上昇することはない。
しかしながら、スプリンクラーヘッドからの散水によ
り、主弁体11が開放し、警報水路32に消火液が流入
した場合、警報水路32より流入する流量が、オードド
リップ60aから流出する流量よりも多いため、警報水
路32内の圧力が上昇し、圧力スイッチ40が作動す
る。
【0050】次に本発明のオートドリップ60a、60
b・・・における、保守等の際に起こる排水弁30への
逆流の防止機構について示す。流水検知装置やシステム
の保守は一般に配管内の消火液を抜くことで行われる。
【0051】本発明のオートドリップを用いると、排水
管70より逆流した消火液はオートドリップ60aを介
して警報水路32へ流入しようとするが、ボール61a
が消火液の圧力とバネ材66の弾性によりテーパー部6
5と密着し、テーパー部65を塞ぐため、警報水路32
へ消火液が逆流する事ことができず、逆流による警報装
置の誤作動を防ぐ事が出来る。
【0052】また、オートドリップ60a、60b・・
・内部にゴミがつまり、逆止弁、オートドリップの作用
を低下させた場合においても、該オートドリップ60
a、60b・・・を流水検知装置本体より抜き、閉じ蓋
68a、68b・・・をオートドリップより外すことで
オートドリップ内部のゴミを容易に除去することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上示したように、本発明の流水検知装
置はオートドリップの内部に逆止弁を設けることによ
り、保守点検時などの排水管の急激な圧力変動から生じ
る排水の警報水への逆流を防ぎ、それに伴う警報の誤作
動を防ぐという優れた効果を得ることが出来るだけでな
く、逆止弁の設置に伴う、加工工数の増加や、部品店数
の増加によるコストの増加、および保守性の低下などの
影響を最小限に抑えることができるという優れた効果を
得ることができる流水検知装置の脱着可能なオートドリ
ップである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明、及び従来の流水検知装置の正面断面
【図2】 図1の本発明の流水検知装置における線X−
X断面図
【図3】 線Y−Y断面図
【図4】 本発明のオートドリップにおける実施の形態
【図5】 図1の従来の流水検知装置における線X−X
断面図
【図6】 従来の流水検知装置に使われているオートド
リップの断面図
【符号の説明】
10 流水検知装置本体 30 排水弁 40 圧力スイッチ 50 停止弁 60aオートドリップ 60bオートドリップ 60cオートドリップ 60dオートドリップ 60eオートドリップ 70 排水管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主弁体の開放時に警報水路に消火液を流入
    させ,圧力スイッチを作動させる流水検知装置に使用さ
    れる、棒形状で、内部同軸上に排水路が穿設され、該排
    水路はその途中に穿設された警報水路に通じる孔と交差
    しているオートドリップにおいて、流出側が流入側より
    大径で、該流出側がバネ材で流入側に押圧支持した弁体
    を設置して構成されていることを特徴とする脱着可能な
    オートドリップ。
  2. 【請求項2】主弁体の開放時に警報水路に消火液を流入
    させ,圧力スイッチを作動させる流水検知装置に使用さ
    れる、棒形状で、内部同軸上に排水路が穿設され、該排
    水路はその途中に穿設された警報水路に通じる孔と交差
    しているオートドリップにおいて、該排水路に、薄肉弾
    性体で形成され先細りのテーパー形状を有し、該先細り
    側の一端の一部が切りかかれた弁体を、該弁体の先細り
    の端を流出側に向けて設置し、該排水路より小径の中空
    薄肉材で流出側から支持して構成していることを特徴と
    する流水検知装置の脱着可能なオートドリップ。
  3. 【請求項3】前記弁体を球体、もしくは円柱形状、もし
    くは流入側が先細りのテーパー形状である事を特徴とし
    た請求項1記載の流水検知装置の脱着可能なオートドリ
    ップ。
  4. 【請求項4】前記弁体の側面もしくは弁体と接する部分
    の排水路に薄肉弾性材で形成された密閉手段を設置した
    請求項1記載の流水検知装置の脱着可能なオートドリッ
    プ。
JP2000165684A 2000-06-02 2000-06-02 流水検知装置のオートドリップ Pending JP2001340484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000165684A JP2001340484A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 流水検知装置のオートドリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000165684A JP2001340484A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 流水検知装置のオートドリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340484A true JP2001340484A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18669124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000165684A Pending JP2001340484A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 流水検知装置のオートドリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340484A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007268117A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nohmi Bosai Ltd 消火設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007268117A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nohmi Bosai Ltd 消火設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11788264B2 (en) Automatic draining back flow prevention device
US7114516B2 (en) Leak-detecting check valve, and leak-detection alarm system that uses said check valve
US5524824A (en) Sprinkler shut-off valve and indicator
JPH07198050A (ja) 逆流防止及び検出装置
JP2001340484A (ja) 流水検知装置のオートドリップ
JP5707469B1 (ja) 流水検知装置
JP5183697B2 (ja) 自動警報弁
JPH02196Y2 (ja)
JP2816733B2 (ja) スプリンクラ消火設備
JP4206486B2 (ja) 止水栓
WO2004059412A1 (en) Hydraulic flow valve
JP2003102862A (ja) 流水検知装置
CA2330002A1 (en) Water hammering prevention device
JP2009268663A (ja) 流水検知装置
JP2906070B2 (ja) 水道直結型消火設備及び流水検知弁
JP3985200B2 (ja) 流水検知装置付消火設備
JP7199031B2 (ja) 給水装置
JP2002047709A (ja) 給水装置
JP2611138B2 (ja) スプリンクラー消火設備のオートドリップ弁
JP2000008428A (ja) 逆流防止弁の排水部集水構造
JPH03231684A (ja) スプリンクラ消火設備
JP2008308984A (ja) 止水栓
JP2005147165A (ja) 逆止弁および該逆止弁が設置された流水検知装置
JP2001190706A (ja) 流水検知装置
BG99651A (bg) Противонаводнителен кран