JP2001340269A - 電気掃除機の吸口体 - Google Patents

電気掃除機の吸口体

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JP2001340269A JP2000168865A JP2000168865A JP2001340269A JP 2001340269 A JP2001340269 A JP 2001340269A JP 2000168865 A JP2000168865 A JP 2000168865A JP 2000168865 A JP2000168865 A JP 2000168865A JP 2001340269 A JP2001340269 A JP 2001340269A
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suction
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joint
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Katsuten Sekine
加津典 関根
Masahiro Yamazaki
正博 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良い電気掃除機の吸口体を得ること
を目的とする。 【解決手段】 底面に吸込み口を有する吸口部本体と、
前記吸口部本体に対して常態位置から左右方向に回動可
能に接続された吸口継手部と、この吸口継手部を回動し
たときに該吸口継手部を常態位置に戻すための復帰力が
たくわえられる復帰手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の吸口
体に関し、特に操作性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸口体のうち、継手
部分の回転を初期の位置に戻す機構は今までなかった
が、継手部分をロックさせて直進性の向上を図ったもの
としては、特開平11−309099号公報に開示され
た電気掃除機の吸口体がある。
【0003】図6、図7、図8は、従来の前記特開平1
1−309099号公報に開示された電気掃除機の吸口
体を示し、図6は電気掃除機の吸口体の全体外観斜視
図、図7は吸口体の自在連結部の外観斜視図、図8は図
7の部分拡大断面図である。図において、21は底面に
開口を有する吸口本体、22は手元ハンドル、23は一
端が前記吸口本体21に接続され他端側が接続管24を
介して前記手元ハンドル22に接続される自在連結部で
ある。前記自在連結部23は、一端の両側に形成された
回転軸25により前記吸口本体21に対して、床面から
上方に向かって略垂直になる状態へ回転可能に取り付け
られ、他端は前記回転軸25と90度交差した位置とな
る上下に回転軸穴(図示せず)が設けられている下腕部
26と、一端の両側に回転軸穴(図示せず)を有し、前
記下腕部26の他端の上下回転軸穴と合せてピン28に
より嵌合して、前記下腕部26に対して左右方向に回転
可能な上腕部27と、前記下腕部26と上腕部27の摺
動面に下腕部26と上腕部27が直線状となる位置で嵌
合する下腕凸部29と上腕凹部30をそれぞれ有してい
る。尚、前記下腕部26と上腕部27が直線状となる位
置で、前記下腕凸部29と上腕凹部30が嵌合した状態
でロック機構が形成される。
【0004】上記において、下腕部26と上腕部27が
直線状となる位置で下腕凸部29と上腕凹部30が嵌合
(ロック状態)することで、左右方向の回転が固定され
るため、吸口本体21の直進性を高め、前後方向の移動
を容易にする。一方、手元ハンドル22にひねりを加え
ることにより、前記下腕凸部29と上腕凹部30のロッ
ク状態を外して吸口本体21の回動を行うようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
下腕部26と上腕部27が直線状となる位置で下腕凸部
29と上腕凹部30を嵌合してロック状態とすること
で、吸口本体21の直進性を高めて前後方向の移動を容
易にしている。したがって、吸口本体21の直進性を高
めるために下腕部26と上腕部27が直線状となる位置
でロック状態にして左右方向の回転を固定してしまうた
め、特に吸口本体21の角度をわずかに傾けたいときに
は、所望の角度になりにくく、煩わしさを伴うものであ
り、一定以上の力でなければ下腕凸部29と上腕凹部3
0の嵌合(ロック状態)を開放することができず、スム
ーズに操作することができなかった。また、吸口本体2
1を回転動作させた後に、吸口本体21を初期の下腕部
26と上腕部27が直線状となる位置に、スムーズに戻
しずらいという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、特に電気掃除機の吸口体を所
望の角度にスムーズに回転動作させることができ、ま
た、吸口体を初期の位置に容易に戻すことのできる電気
掃除機の吸口体を提供することを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の電気掃除機の吸口体は、底面に吸込み口を有する吸
口部本体と、前記吸口部本体に対して常態位置から左右
方向に回動可能に接続された吸口継手部と、この吸口継
手部を回動したときに該吸口継手部を常態位置に戻すた
めの復帰力がたくわえられる復帰手段を備えたものであ
る。
【0008】また、請求項2記載の電気掃除機の吸口体
は、復帰手段が一対のバネからなり、これら各バネの一
端側を前記吸口継手部に係止するとともに、その他端側
をそれぞれ前記吸口継手部回動中心の両側に位置して吸
口部本体に係止したものである。
【0009】また、請求項3記載の電気掃除機の吸口体
は、復帰手段にバネとワイヤーを直列に接続し、前記バ
ネの片端側を前記吸口継手部に係止するとともに、前記
ワイヤーの片端側を前記吸口部本体の前記吸口継手部と
の回動中心に対向して係止し、前記吸口継手部に前記ワ
イヤーを挟んだ両側に該ワイヤーの動きを規制するワイ
ヤー規制部材を配設したものである。
【0010】また、請求項4記載の電気掃除機の吸口体
は、前記バネを前記吸口継手部に設けたスライド部材に
より、該吸口継手部との係止位置を移動変更して、バネ
の張力を調節できるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を用いて説明する。
【0012】実施の形態1.図1〜図3は本発明の実施
の形態の一例を示す電気掃除機の吸口体を示したもので
あり、図1は吸口体の外観斜視図、図2は図1の吸口体
を裏面からみた要部外観斜視図であり、(a)は吸口部
本体と上側継手部とが直線となる状態を示した図、
(b)は吸口部本体に対して上側継手部を略90度回動
させた状態を示した図、図3は図2の部分拡大斜視図で
ある。
【0013】図1において、1は底面に開口を有する吸
口部本体、2は一端が床面から上方に向かって略垂直に
なる状態へ回転可能に前記吸口部本体1に接続された下
側継手部、3は前記下側継手部2に垂直軸で回動可能に
継合され、前記吸口部本体1に対して左右方向に回動し
うる上側継手部で、他端に吸込み用接続管(図示せず)
が着脱可能に接続される。尚、前記下側継手部2と前記
上側継手部3とで吸口継手部が構成される。図2におい
て、4は前記上側継手部3の裏面に配設されたバネ掛け
部、5a、5bは一端をそれぞれ下側継手部2に垂直軸を
挟んで両側に設けられらたバネ掛け用ピン6に係止し、
他端を前記バネ掛け部4に係合し、前記吸口部本体1に
対して上側継手部3を直線状の位置、すなわち、常態位
置で釣支しうる一対のコイルバネである。また、前記バ
ネ掛け部4は、図3に示すように内側に等間隔で波状の
切り欠き部を形成するスライドレール7と、前記スライ
ドレール7の波状の切り欠き部に係合せしめる突起を有
し、該切り欠き部に合わせてスライドレール7の長手方
向に位置変更が可能なスライド土台8と、該スライド土
台8に固着されて、前記一対のコイルバネ5a、5bの一
端側を係止せしめるピン9で構成される。
【0014】また、前記コイルバネ5a、5bの強さは、
軽い力でもスムーズに吸口部本体1の角度が変えられ、
且つ上側継手部3と吸口部本体1とが直交状態となる常
態位置にあるときにも適度な力で均等に釣支されている
よう、コイルバネ5a、5bのバネ定数と長さを決定す
る。
【0015】また、前記バネ掛け部4における、一対の
コイルバネ5a、5bの一端側を係止せしめるピン9のス
ライド土台8の位置変更においては、前記スライドレー
ル7の長手方向に沿ってピン9のスライド土台8を移動
させて位置変更を行うことにより、釣支しているコイル
バネ5a、5bの張力を調節できるものであり、これによ
って、個人の好みに合わせた調節ができ、力の弱い人で
もスムーズに吸口継手部の回動を行うことができる。
【0016】上記において、図2(a)のように上側継
手部3が、一対のコイルバネ5a、5bにより吸口部本体
1に対して常に直交する位置で釣支され、図2(b)
は、下側継手部2に垂直軸で回動可能に継合された上側
継手部3に回動せしめる力を加えて、上側継手部3を吸
口部本体1に対して略90度回動させたときの例を示し
ており、吸口部本体1に対して上側継手部3を回動する
と、バネ掛け部4に係合して上側継手部3を釣支してい
る一対のコイルバネ5a、5bのうち、コイルバネ5bが
下側継手部2の外周にそって伸びて、吸口部本体1に対
して上側継手部3を略90度回動する。そして、床面に
接して操作を行なっている吸口部本体1を床面から浮か
すことにより、コイルバネ5bの力によって、吸口部本
体1は回動前の図2(a)のように、上側継手部3に対
して直交する常態位置に戻り釣支される。
【0017】尚、図2(b)は、上側継手部3を吸口部
本体1に対して略90度回動させたときの一例を示すも
ので、これに限られるものではなく、吸口部本体1に対
して上側継手部3を左右方向に対して約180度の範囲
において、所望の角度に回動させることができるもので
ある。
【0018】したがって、該左右方向に約180度の範
囲において、所望の角度に回動操作を行なった場合にお
いても、床面に接して操作を行なっている吸口部本体1
を床面から浮かすだけで、コイルバネ5a、5bの力によ
って、吸口部本体1は上側継手部3に対して直交する常
態位置に戻る。
【0019】以上のように、本実施の形態においては、
一対のコイルバネ5a、5bにより上側継手部3を吸口部
本体1に対して常に常態の位置で釣支し、下側継手部2
に垂直軸で回動可能に継合された上側継手部3に回動せ
しめる力を加えた際には、従来のようにロック状態(下
腕部26と上腕部27が直線状となる位置で下腕凸部2
9と上腕凹部30が嵌合する)を開放する必要もなく、
上側継手部3を吸口部本体1に対して所望の角度へスム
ーズに回動操作を行うことができる。また、床面に接し
て操作を行なっている吸口部本体1を床面から浮かすだ
けで、コイルバネ5a、5bの力によって、吸口部本体1
が上側継手部3に対して常態位置に戻るので、非常に操
作性が良い。
【0020】尚、上記実施の形態においては、コイルバ
ネ5a、5bを使用しているが、ゴム等の伸縮性のあるも
のでもよい。
【0021】また、上記実施の形態においては、スライ
ドレール7を波状の形状としているが、これに限られる
ものではなく、コイルバネ5a、5bを係止したピン9の
スライド土台8が移動しやすい形状であればよい。
【0022】また、上記実施の形態においては、コイル
バネ5a、5bの動きを妨げない程度に保護カバーを設け
た構造としてもよい。
【0023】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2による、電気掃除機の吸口体を裏面からみた要部外観
平面図であり、図4(a)は吸口部本体と上側継手部と
が直線となる状態を示した図、(b)は吸口部本体に対
して上側継手部を略90度回動させた状態を示した図で
ある。尚、実施の形態1と同様部分には同一符号を付し
説明は省略する。
【0024】図4において、10は片端側をバネ掛け部
4に係合したコイルバネ、11は上側継手部3に配設さ
れたバネ掛け部4に対して下側継手部2との距離が最短
となる位置(つまり、上側継手部3と吸口部本体1とが
直交する位置)の下側継手部2に配設されたワイヤーフ
ック、12は一端側を前記コイルバネ10のもう一方の
端側に係止し、他端側を前記ワイヤーフック11に係止
して張設されたワイヤー、13は上側継手部3の裏面に
前記ワイヤー12を挟んで両側に回動可能に設けられ、
ワイヤー12の動きを規制するワイヤー規制部材で、外
周に前記ワイヤー12が動くときのワイヤー12のかか
りがよく、滑らかに動くような溝が設けられている。
【0025】上記において、図4(a)のように上側継
手部3が、吸口部本体1(図示せず)に対して直交する
位置でコイルバネ10とワイヤー12により釣支され、
図4(b)は下側継手部2に垂直軸で回動可能に継合さ
れた上側継手部3に回動せしめる力を加えて、上側継手
部3を吸口部本体1(図示せず)に対して略90度回動
させたときの例を示しており、吸口部本体1に対して、
上側継手部3を回動すると、一端側がワイヤーフック1
1に係止されたワイヤー12が、ワイヤー規制部材13
を介して下側継手部2の外周にそって動き、その際ワイ
ヤー12のもう一方の片端側が係止されたコイルバネ1
0を牽引して、吸口部本体1に対して上側継手部3を略
90度回動する。そして、床面に接して操作を行なって
いる吸口部本体1を床面から浮かすことにより、コイル
バネ10の力によって、吸口部本体1は回動前の図4
(a)のように、上側継手部3に対して直交する常態位
置に戻り釣支される。
【0026】尚、図4(b)は、上側継手部3を吸口部
本体1に対して略90度回動させたときの一例を示すも
ので、これに限られるものではなく、上記実施の形態1
と同様に、吸口部本体1に対して上側継手部3を左右方
向に対して約180度の範囲において、所望の角度に回
動させることができるものである。
【0027】したがって、該左右方向に約180度の範
囲において、所望の角度に回動操作を行なった場合にお
いても、床面に接して操作を行なっている吸口部本体1
を床面から浮かすだけで、コイルバネ10の力によっ
て、吸口部本体1は上側継手部3に対して直交する常態
位置に戻る。
【0028】また、ワイヤー12はワイヤー規制部材1
3により可動範囲が規制されており、図4(b)のよう
に上側継手部3を吸口部本体1に対して略90度に大き
く変化させた場合でも、コイルバネ10の動作はバネ掛
け部4の直線上での動作となるため、安定したコイルバ
ネ10の伸縮動作が行なえる。
【0029】以上のように、本実施の形態においては、
コイルバネ10とワイヤー12により上側継手部3を吸
口部本体1に対して常に常態の位置で釣支し、下側継手
部2に垂直軸で回動可能に継合された上側継手部3に回
動せしめる力を加えた際には、上記実施の形態1と同様
に、上側継手部3を吸口部本体1に対して所望の角度へ
スムーズに回動操作を行うことができる。また、床面に
接して操作を行なっている吸口部本体1を床面から浮か
すだけで、コイルバネ10の力によって、吸口部本体1
が上側継手部3に対して直交する常態位置に戻るので、
非常に操作性が良い。
【0030】さらに、コイルバネ10はバネ掛け部4の
直線上で動作するため、安定したバネの伸縮動作が行な
えるとともに、コイルバネ10の可動スペースも小さく
することができ、機構全体をコンパクトにすることがで
きる。
【0031】尚、上記実施の形態においては、コイルバ
ネ10を使用しているが、ゴム等の伸縮性のあるもので
もよい。
【0032】また、上記実施の形態においては、スライ
ドレール7を波状の形状としているが、これに限られる
ものではなく、コイルバネ10を係止したピン9のスラ
イド土台8が移動しやすい形状であればよい。
【0033】また、上記実施の形態においては、コイル
バネ10、ワイヤー12の動きを妨げない程度に保護カ
バーを設けた構造としてもよい。
【0034】また、上記実施の形態において、上側継手
部3を吸口部本体1に対して回動した際に、ワイヤー規
制部材13をワイヤー12の動きに連れて回動するよう
にしているが、回動しなくてもよい。
【0035】また、ワイヤー規制部材13の形態は、上
記実施の形態に限られるものではなく、上側継手部3を
吸口部本体1に対して回動した際に、ワイヤー12がコ
イルバネ10をバネ掛け部4の直線上で牽引できるよう
に、ワイヤー12の動きを規制できる形態であればよ
い。
【0036】図5は、バネ掛け部4における、スライド
レール7の長手方向に沿ってピン9のスライド土台8を
移動させて、コイルバネ10の張力を変えた時の要部外
観斜視図を示し、図5(a)はコイルバネの張力を高目
にした時の図、(b)はコイルバネの張力を低目にした
時の図である。尚、実施の形態1と同様部分には同一符
号を付し説明は省略する。
【0037】上記の図5(a)、(b)に示すように、ピ
ン9のスライド土台8をスライドレール7の長手方向に
沿って移動させ、釣支しているコイルバネ10の張力を
変えることにより、個人の好みに合わせた調節ができ、
力の弱い人でもスムーズに吸口継手部の回動を行うこと
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1の電
気掃除機の吸口体は、底面に吸込み口を有する吸口部本
体に対して左右方向に回動可能に接続される吸口継手部
に、回動したときにこの吸口継手部を常態位置に戻すた
めの復帰力がたくわえられる復帰手段を備えたので、床
面に接して操作を行っている吸口部本体を床面から浮か
すだけで、吸口部本体が吸口継手部に対して常態位置に
戻るため、非常に操作性の良い電気掃除機の吸口体を提
供できるものである。
【0039】また、請求項2の電気掃除機の吸口体は、
復帰手段として吸口継手部に一対のバネを配設し、この
一対のバネにより吸口継手部を吸口部本体に対して常態
位置で釣支したので、吸口部本体に対して吸口継手部を
左右方向の所望の角度へスムーズに回動操作ができると
ともに、床面に接して操作を行っている吸口部本体を床
面から浮かすだけで、バネの力によって吸口部本体を回
動前の常態位置へスムーズに戻すことができるものであ
る。
【0040】また、請求項3の電気掃除機の吸口体は、
復帰手段として吸口継手部にバネとワイヤーを配設し、
このバネとワイヤーにより吸口継手部を吸口部本体に対
して釣支したので、前記請求項2と同様にスムーズな回
動操作と常態位置への戻しができ、さらに、回動の際に
バネが直線上で動作するため、安定したバネの伸縮動作
が行えるとともに、バネの可動スペースも小さくするこ
とができ、機構全体をコンパクトにすることができる。
【0041】また、請求項4の電気掃除機の吸口体は、
吸口継手部にバネが係止されるピンを移動できるスライ
ド部材を設け、該スライド部材でバネが係止されるピン
を移動して位置変更を行って、バネの張力を変えられる
ようにしたので、個人の好みに合わせた調節ができ、力
の弱い人でもスムーズに吸口継手部の回動を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す電気掃除機の吸口体の外
観斜視図である。
【図2】 実施の形態1を示す吸口体を裏面からみた要
部外観斜視図である。
【図3】 図2の部分拡大斜視図である。
【図4】 実施の形態2を示す吸口体を裏面からみた要
部外観平面図である。
【図5】 実施の形態2のバネの張力を変えた時の要部
外観斜視図である。
【図6】 従来の電気掃除機の吸口体を示す全体外観斜
視図である。
【図7】 従来の吸口体の自在連結部を示す外観斜視図
である。
【図8】 図7の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 吸口部本体、 2 下側継手部、 3 上側継手
部、 4 バネ掛け部、5a、5bコイルバネ、 6 バ
ネ掛け用ピン、 7 スライドレール、 8スライド土
台、 9 ピン、 10 コイルバネ、 11 ワイヤ
ーフック、12 ワイヤー、 13 ワイヤー規制部
材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に吸込み口を有する吸口部本体と、
    前記吸口部本体に対して常態位置から左右方向に回動可
    能に接続された吸口継手部と、この吸口継手部を回動し
    たときに該吸口継手部を常態位置に戻すための復帰力が
    たくわえられる復帰手段を備えたことを特徴とする電気
    掃除機の吸口体。
  2. 【請求項2】 前記復帰手段は、一対のバネからなり、
    これら各バネの一端側を前記吸口継手部に係止するとと
    もに、その他端側をそれぞれ前記吸口継手部回動中心の
    両側に位置して吸口部本体に係止したことを特徴とする
    請求項1記載の電気掃除機の吸口体。
  3. 【請求項3】 前記復帰手段は、バネとワイヤーを直列
    に接続し、前記バネの片端側を前記吸口継手部に係止す
    るとともに、前記ワイヤーの片端側を前記吸口部本体の
    前記吸口継手部との回動中心に対向して係止し、前記吸
    口継手部に前記ワイヤーを挟んだ両側に該ワイヤーの動
    きを規制するワイヤー規制部材を配設したことを特徴と
    する請求項1記載の電気掃除機の吸口体。
  4. 【請求項4】 前記バネは、前記吸口継手部に設けたス
    ライド部材により、該吸口継手部との係止位置を移動変
    更して、バネの張力を調節できるようにしたことを特徴
    とする請求項2又は3記載の電気掃除機の吸口体。
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