JP2001339994A - ステッピングモータの制御方法、制御システム及びモータ駆動制御装置 - Google Patents

ステッピングモータの制御方法、制御システム及びモータ駆動制御装置

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JP2001339994A
JP2001339994A JP2000157906A JP2000157906A JP2001339994A JP 2001339994 A JP2001339994 A JP 2001339994A JP 2000157906 A JP2000157906 A JP 2000157906A JP 2000157906 A JP2000157906 A JP 2000157906A JP 2001339994 A JP2001339994 A JP 2001339994A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーケンスを容易に変更することができるス
テッピングモータの制御方法及び制御システムを提供す
ることにある。 【解決手段】 ステッピングモータ40のコントローラ
とドライバーを一体化したモータ駆動制御装置20と、
コンピュータ10とを通信回線23で接続し、コンピュ
ータ10側において、ステッピングモータ40を制御す
る最小動作単位として定めた開始、加速、定速、減速及
び停止の各ユニットを組み合わせることにより、ステッ
ピングモータ40の動作開始から停止までのシーケンス
を編集し、この編集データを前記モータ駆動制御装置2
0へ送信してメモリ内に記憶させ、この記憶されたシー
ケンスに従ってモータ駆動制御装置20がステッピング
モータ40を制御するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステッピングモ
ータの制御方法、制御システム及びモータ駆動制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、モータに与える
パルスにより決められた角度まで高精度に回転すること
ができるモータであり、ディジタル信号で直接制御する
ことができ、従ってコンピュータと相性が良く、位置決
め制御には欠かすことのできないアクチュエータであ
る。
【0003】従来、このステッピングモータの制御は、
例えば工業用ロボットにおいてステッピングモータを使
用する場合、そのコントローラとドライバーとを別々に
設け、専用のシーケンスに従って適切に動作するように
設計されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工業用
ロボットや、工場等の施設における各種製造ラインの自
動化等において、その都度専用のコントローラとドライ
バーとを設計することは、比較的手数がかかり、特にシ
ーケンスを一部変更したい場合等において、その要請に
即応すべくステッピングモータの制御を変更することは
比較的困難であった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上記課題を解
決し、ステッピングモータのシーケンスを容易に変更す
ることができるステッピングモータの制御方法、制御シ
ステム及びモータ駆動制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、次のように構成したものである。
【0007】(1)請求項1記載のステッピングモータ
の制御方法は、ステッピングモータのコントローラとド
ライバーを一体化したモータ駆動制御装置と、コンピュ
ータとを通信回線で接続し、 コンピュータ側におい
て、ステッピングモータを制御する最小動作単位として
定めた開始、加速、定速、減速及び停止の各ユニットを
組み合わせることにより、ステッピングモータの動作開
始から停止までのシーケンスを編集し、 この編集デー
タを前記モータ駆動制御装置へ送信してこのモータ駆動
制御装置に内蔵されたメモリ内に記憶させ、 この記憶
されたシーケンスに従って前記モータ駆動制御装置がス
テッピングモータを制御するようにしたことを特徴とす
る。
【0008】請求項1記載の発明によれば、ステッピン
グモータにより稼動される工作機械等を設計する上にお
いて、単にコンピュータ側において、開始、加速、定
速、減速及び停止の各ユニットを組み合わせたシーケン
スを編集し、それを送信してモータ駆動制御装置のメモ
リに記憶させるだけで、最適なシーケンスを設定するこ
とができる。また、そのシーケンスの変更も容易に実現
することができる。
【0009】従って、この方法によれば、モータ駆動制
御装置を小ロット機器の組込用コントローラドライバー
として、工業用ロボットの組込型コントローラドライバ
ーとして、工場等の施設における各種製造ラインの自動
化のユニットとして、研究所、開発室などにおける試
作、実験用機器として、様々な用途に使用することがで
きる。
【0010】この発明においては、前記コンピュータに
モニタを所属せしめ、前記開始、加速、定速、減速及び
停止の各ユニットを組み合わせることにより編集される
シーケンスを、前記モニタに、パルス移動軸によりグラ
フとして表示させることが好ましい。実際のシーケンス
の様子を目視により確認することができるからである。
【0011】また、前記コンピュータ側で得られた編集
データは、複数のシーケンスから成るプロジェクト単位
で前記モータ駆動制御装置へ送信し、このモータ駆動制
御装置に内蔵されたメモリ内に記憶させる方が好まし
い。複数のシーケンスの組み合わせにより、種々の制御
シーケンスを実現することができ、その結果をプロジェ
クト単位で取り扱って処理することができる。
【0012】さらに、前記コンピュータ側で得られた編
集データは、複数のシーケンスから成るプロジェクト単
位でファイルとして保存するとよい。これにより、既に
作成された複雑なシーケンスを変更したり他の設計に一
部を利用することが可能になるためである。
【0013】また、前記プロジェクトを構成する個々の
シーケンスは、1つのシーケンスの終わりから次のシー
ケンスのシーケンスの始まりに引き継がれるように構成
することができ、これにより任意の複雑なシーケンスを
実現することができる。
【0014】(2)請求項2記載のステッピングモータ
の制御方法は、X軸、Y軸及びZ軸の各モータにステッ
ピングモータを用いた3軸動作機構に対し、それぞれの
ステッピングモータにコントローラとドライバーを一体
化したモータ駆動制御装置を設け、このモータ駆動制御
装置とコンピュータとを通信回線で接続し、 前記コン
ピュータ側において、前記ステッピングモータを制御す
る最小動作単位として定めた開始、加速、定速、減速及
び停止の各ユニットを組み合わせることにより、ステッ
ピングモータの動作開始から停止までのシーケンスを編
集し、 この編集データを前記X軸モータ、Y軸モータ
及びZ軸モータのモータ駆動制御装置へ送信して各モー
タ駆動制御装置に内蔵されたメモリ内に記憶させ、この
記憶されたシーケンスに従って3軸のステッピングモー
タを制御し、 その際、X軸、Y軸及びZ軸の各モータ
駆動制御装置がどの状態にあるかを出力ポートに示し、
これを他のモータ駆動制御装置が受けて自己の動作を実
行するように構成し、複数軸での複合動作を可能にした
ことを特徴とする。
【0015】(3)請求項3記載のステッピングモータ
の制御システムは、ステッピングモータのコントローラ
とドライバーを一体化したモータ駆動制御装置と、コン
ピュータとを通信回線で接続し、 前記コンピュータ側
に、前記ステッピングモータを制御する最小動作単位と
して、開始、加速、定速、減速及び停止の各ユニットを
定めて、そのユニットの組み合わせによりステッピング
モータの動作開始から停止までのシーケンスを編集する
機能と、この編集データを、複数のシーケンスから成る
プロジェクト単位で前記モータ駆動制御装置へ送信する
機能と、これら複数のシーケンスをモニタにアイコン表
示させる機能とを設け、 前記モータ駆動制御装置側
に、前記コンピュータ側から送られてきた前記複数のシ
ーケンスから成る編集データを記憶するメモリと、この
メモリに記憶されたシーケンスに従ってステッピングモ
ータを制御する機能とを設けたことを特徴とする。
【0016】(4)請求項4記載のモータ駆動制御装置
は、ステッピングモータのコントローラとドライバーを
一体化したモータ駆動制御装置において、 コンピュー
タと通信回線で接続される通信接続端子と、 前記コン
ピュータ側から送られて来る編集データを記憶するメモ
リであって、前記ステッピングモータを制御する最小動
作単位である開始、加速、定速、減速及び停止の各ユニ
ットを組み合わせたシーケンスから成る編集データを記
憶するメモリと、 前記メモリに記憶されたシーケンス
に従って前記ステッピングモータを制御する処理装置と
を設けたことを特徴とする。
【0017】このモータ駆動制御装置によれば、ステッ
ピングモータのコントローラとドライバーが一体化さ
れ、かつ、専用のシーケンスを記憶保持しているので、
単独に設けることができ、小ロット機器の組込用コント
ローラドライバーとして、工業用ロボットの組込型コン
トローラドライバーとして、工場等の施設における各種
製造ラインの自動化のユニットとして、研究所、開発室
などにおける試作、実験用機器として、様々な用途に使
用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施形態
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明のステッピングモータの
制御システムの概略を示したものである。符号20はス
テッピングモータのコントローラとドライバーとを一体
化してケーシング21内に納めたモータ駆動制御装置
(SDU)であり、その通信接続端子22はコンピュー
タ10と通信回線のケーブル23で接続されていると共
に、モータ接続及び電源入力端子24にはステッピング
モータ40が接続されている。符号25は汎用的に出力
する汎用出力ポート、26はセンサやスイッチからの情
報、及び、他のモータ駆動制御装置20からのシーケン
ス状態を受け入れて自己の動作の実行に加味するための
入力ポートである。
【0020】図2にモータ駆動制御装置20のケーシン
グ21内の実装形態を、図3にその構成の様子をブロッ
ク図で示す。
【0021】モータ駆動制御装置20は、ケーシング2
1内に、ステッピングモータを制御する処理装置として
のワンチップCPU30(以下にCPU30という)
と、コンピュータ側から送られて来る編集データを記憶
するEEPROMから成るメモリ32とを有する。メモ
リ32としてここでは電気的に消去・書込み可能なEE
PROMを用いているが、揮発性メモリ(RAM)を用
いることもできる。更に、ケーシング21内には、モー
タ接続端子24を介して2相ステッピングモータ40と
接続される2相マイクロステップ・ステッピングモータ
ドライバ33のICが接続されている。符号34はフォ
トカプラ絶縁の外部入力ポート(×16ポート)、符号
35はフォトカプラ絶縁のダーリントン出力ポート(×
8ポート)、符号36はDC24V−DC5Vを供給す
るレギュレータである。
【0022】上記コンピュータ10にはシーケンスを、
パルス移動軸によりグラフとして表示させるモニタ11
が所属せしめられており、このモニタ11には図4に示
すようなメイン画面50が表示されるようになってい
る。
【0023】図4において、このメイン画面は、上から
順次下方に配列されたタイトルバー51、メニューバー
52、情報表示領域53、グラフ表示領域54、シーケ
ンス表示領域55、ユニット編集領域56、ステータス
バー57の各領域から構成される。
【0024】モニタ11のこれらの領域のうち、シーケ
ンス表示領域55には、ステッピングモータを制御する
最小動作単位として、開始ユニット61、加速ユニット
62、定速ユニット63、減速ユニット64及び停止ユ
ニット65がアイコン表示されると共に、これらのユニ
ットのうちの複数のアイコン、ここでは開始ユニット6
1及び停止ユニット65を除く、加速ユニット62、定
速ユニット63及び減速ユニット64の組み合わせによ
り、ステッピングモータの動作開始から停止までのシー
ケンスを編集可能に構成されている。
【0025】ここで用語の意味を明らかにしておく。
【0026】(a) ユニット 「ユニット」は、設定ソフトから見た場合、ステッピン
グモータの最小動作単位になる。ユニットには、上記の
ように開始ユニット61、加速ユニット62、定速ユニ
ット63、減速ユニット64及び停止ユニット65の種
類がある。
【0027】「開始ユニット」は、ステッピングモータ
40を励磁させるユニットである。開始ユニットに関す
るその他の設定項目としては、移動方向(時計方向C
W、反時計方向CCW)、偏倍(1−2相(2偏倍)、
W1−2相(4偏倍)、2W1−2相(8偏倍)、4W
1−2相(16偏倍))、開始速度(250〜5000
0PPS)、開始ポート出力設定(ポート1〜ポート
6)等がある。
【0028】「加速ユニット」はステッピングモータ4
0を加速動作させるユニットであり、また「減速ユニッ
ト」は、ステッピングモータ40を減速動作させるユニ
ットである。加速ユニット62及び減速ユニット64に
関する設定項目としては、加速度(PPS/STE
P)、ステップ数(移動量)、到達速度(PPS)、加
速度分周値の設定等がある。加速又は減速に要するステ
ップ数、加速度をここで設定することになる。
【0029】「定速ユニット」はステッピングモータ4
0を定速動作させるユニットである。定速ユニット63
に関する設定項目としては、移動目標、センサ指定(セ
ンサ1〜センサ8)、ステップ移動指定、ループ指定
(同速のユニットにジャンプする)、開始ポート出力設
定(ポート1〜ポート6)等がある。移動量をステップ
数(移動目標)又はセンサで指定することになる。
【0030】「停止ユニット」はステッピングモータ4
0を停止させるユニットである。停止ユニット65に関
する設定項目としては、停止時励磁設定(OFF/0.
3〜3A)、シーケンスの連動設定、開始ポート出力設
定(ポート1〜ポート6)等がある。停止時の励磁状
態、次のシーケンスへの連動条件をここで設定すること
になる。
【0031】(b) シーケンス ステッピングモータ40の動作開始から停止までを「シ
ーケンス」と呼び、シーケンスは複数のユニットから構
成される。但し、原点復帰シーケンスは除く。本システ
ムのモータ駆動制御装置20はシーケンス単位で動作す
る。
【0032】(c) プロジェクト 「プロジェクト」は、複数のシーケンス単位から構成さ
れる、モータ駆動制御装置20の設定単位である。編集
データのファイルの保存や読み込み、或いはモータ駆動
制御装置20へのデータ送信はプロジェクト単位で行わ
れる。この実施形態の場合、プロジェクトは原点復帰シ
ーケンスを含む、最大15シーケンスから構成される。
【0033】(d) 偏倍 「偏倍」はモータの基本ステップ角を何分割で使用する
かを示すための概念である。本実施形態では、1−2相
(2偏倍)、W1−2相(4偏倍)、2W1−2相(8
偏倍)、4W1−2相(16偏倍)のうちのいずれかの
励磁方式を設定し、使用することが可能となっている。
本実施形態の場合、ステッピングモータ40は基本ステ
ップ角1.8度となっており、1偏倍(2相)時、1回
転に200ステップ必要である。同様に、2偏倍(1−
2相)の励磁方式の場合、1ステップ毎の進み角0.9
度、1回転に必要なステップ数は400ステップであ
る。4偏倍(W1−2相)の励磁方式の場合、1ステッ
プ毎の進み角0.45度、1回転に必要なステップ数は
800ステップである。8偏倍(2W1−2相)の励磁
方式の場合、1ステップ毎の進み角0.225度、1回
転に必要なステップ数は1600ステップである。16
偏倍(4W1−2相)の励磁方式の場合、1ステップ毎
の進み角0.1125度、1回転に必要なステップ数は
3200ステップである。
【0034】図4の情報表示領域53には、シーケンス
表示領域55で現在選択されているシーケンスやユニッ
トに関する情報が表示される。これには、現在速度(選
択されているユニットの開始時の速度をPPS(パルス
/秒)とrpm(回転数/分)で表示する。)と、現在
移動量(選択されているユニットの1つ前までの累積移
動量をステップ数で表示する。)と、最高速度(選択さ
れているシーケンス中の最高速度をPPS(パルス/
秒)とrpm(回転数/分)で表示する。)と、総移動
量(選択されているシーケンスの総移動量をステップ数
で表示する。)と、ユニット所要時間(選択されている
ユニットの動作にかかる時間を、ミリ秒で表示する。)
とが含まれる。
【0035】グラフ表示領域54は、シーケンス表示領
域55で選択されているシーケンスの動作をパルス移動
軸によりグラフで表示する領域であり、選択されている
ユニットに対応する動作部分は点線で表示される。
【0036】上記したように、シーケンス表示領域55
には、開始ユニット61、加速ユニット62、定速ユニ
ット63、減速ユニット64及び停止ユニット65のう
ち、開始ユニット61と停止ユニット65がデフォルト
でアイコン表示される。その他の加速ユニット62、定
速ユニット63及び減速ユニット64についての個々の
アイコンは、ポインティングデバイスで挿入箇所のアイ
コンを右クリックし、ポップアップメニューから該当項
目を選択することで、ユニットの挿入、削除を行うこと
ができる。このアイコンの組み合わせにより、ステッピ
ングモータ40の動作開始から停止まで所望のシーケン
スを新規に構築し又は編集することができる。このシー
ケンスは、最大で15シーケンスまで複数個作成するこ
とができ、その選択されているシーケンスの動作は、グ
ラフ表示領域54にグラフで表示される。
【0037】図4には、1プロジェクト中の一群のシー
ケンスのうち、第2番目(シーケンス2)と第3番目
(シーケンス2)とが表示され、そのうち第3番目(シ
ーケンス2)の方が選択された状態にある。この第3番
目(シーケンス2)は、開始ユニット61、加速ユニッ
ト62、定速ユニット63、加速ユニット62、定速ユ
ニット63、減速ユニット64及び停止ユニット65か
ら成り、これに対応するシーケンスの動作が、グラフ表
示領域54にグラフで表示されている。
【0038】ユニット編集領域56は、開始ユニット6
1、加速ユニット62、定速ユニット63、減速ユニッ
ト64及び停止ユニット65の種類選択ボタン58と、
送信ボタン59とを有する。また、これらボタン群の下
方の領域には、現在選択されているユニットの種類(開
始、加速、定速、減速及び停止)に応じて、その関連す
る設定項目(パラメータ)の欄が設定可能に表示される
ようになっている。
【0039】この設定項目は、既に用語の意味の説明と
して述べたところと同じであり、例えば、開始ユニット
61については、シーケンスの初期設定項目として、動
作方向(CW、CCW)、偏倍、励磁電流、開始速度
(250〜50000PPS)、開始ポート出力設定
(ポート1〜ポート6)等がある。また、加速ユニット
62及び減速ユニット64については、設定項目とし
て、加速度(PPS/STEP)や、ステップ数(加速
又は減速に要する移動量)や、加速度又は減速度とステ
ップ数から導き出される到達速度(PPS)や、加速度
分周値の設定等がある。定速ユニット63については、
設定項目として、移動目標(目標地点であり、定速移動
をセンサ移動又はステップ数による移動のどちらかを選
択する。)や、センサ指定(センサによる移動:センサ
1〜センサ8)や、ステップ移動指定、ループ指定(同
速のユニットにジャンプする)や、開始ポート出力設定
(ポート1〜ポート6)や、ループ(指定したセンサの
入力と共に、同シーケンス中の自ユニットより手前にあ
る同速度の加速ユニット・定速ユニット・減速ユニット
に戻ることができる。)や、センサ(ループの条件とな
るセンサを指定する。)や、ユニット(戻り先(ループ
先)のユニットを指定する。)等がある。そして、停止
ユニットについては、設定項目として、停止時励磁設定
(OFF/0.3〜3A)や、シーケンスの連動設定
(シーケンスの終了と共に、指定シーケンスへの連動を
行う。)や、開始ポート出力設定(ポート1〜ポート
6)や、連動条件の設定(連動条件の設定変更を行
う。)等がある。
【0040】図4は、加速ユニット62が選択されてい
る状態下にあり、ユニット編集領域56には、加速度を
設定するスライドバー81と、設定された加速度(PP
S/STEP)の表示領域82と、ステップ数の書込み
設定領域83と、加速度とステップ数から導き出される
到達速度(PPS)の書込み設定領域84と、開始時ポ
ート出力の選択ボタン領域85とが示されている。
【0041】次に、作用について説明する。まず、モー
タ駆動制御装置20とコンピュータ10とを通信回線の
ケーブル23で図1の如く接続し、コンピュータ10側
において、ステッピングモータ40を制御する最小動作
単位として定めた開始、加速、定速、減速及び停止の各
ユニット61〜65を組み合わせることにより、ステッ
ピングモータ40の動作開始から停止までのシーケンス
を編集する。
【0042】例えば、単純な台形駆動を設定するときの
シーケンスは、通常、{開始ユニット61→加速ユニッ
ト62→定速ユニット63→減速ユニット64→停止ユ
ニット65}の5つのユニットを配置して実現すること
になる。もし、加減速を行わない定速動作であれば、
{開始ユニット61→定速ユニット63→停止ユニット
65}の3つのユニットを配置するだけとなる。
【0043】シーケンスは必ず開始ユニット61で始ま
り、停止ユニット65で終わらなければならない。停止
ユニットのないシーケンスは、プロジェクトの送信時に
エラーとなる。1シーケンス中に作成可能なユニットの
数の上限は、ここでは例えば20個である。また、1プ
ロジェクト中に作成可能なユニット数は、ここでは例え
ば原点復帰ユニットを除く99個が上限として定められ
る。
【0044】具体的な数値については、例えば、加速ユ
ニット62及び減速ユニット64の場合、加速又は減速
に要するステップ数及び加速度を、設定領域83及び8
4にテンキー操作で書き込むことで設定することにな
る。また、定速ユニット63においては、移動量をステ
ップ数(移動目標)又はセンサで指定することになる。
更に、停止ユニットにおいては、停止時の励磁状態、次
のシーケンスへの連動条件をここで設定することにな
る。
【0045】この実施形態の場合、プロジェクトは原点
復帰シーケンスを含む、最大15シーケンスから構成さ
れるモータ駆動制御装置20の設定単位である。編集デ
ータのファイル(プロジェクトファイル)の保存や読み
込み、或いはモータ駆動制御装置20へのデータ送信は
プロジェクト単位で行われる。
【0046】プロジェクトの作成から送信・格納及び動
作テストまでは、おおまかに次の手順で行われる。
【0047】(1) 新規プロジェクトを作成、または既存
のプロジェクトを開く。
【0048】(2) 原点復帰情報の画面が表示されるの
で、必要に報じて設定を行う。
【0049】(3) シーケンス/ユニットを設定・編集す
る。ここではシーケンス単位、ユニット単位でのコピー
ができる。また既存のプロジェクトデータのファイル
(プロジェクトファイル)を開くことができる。編集デ
ータのプロジェクトファイルはこれを保存する。なお、
プロジェクトデータはプリンタで印刷し、またはテキス
トファイル形式で出力することができる。
【0050】(4)次に、 編集したデータ(プロジェクト
データ)をモータ駆動制御装置20に送信する。即ち、
何らかのプロジェクトを設定後、ユニット編集領域56
の「送信」ボタン59又は[編集]メニューの「プロジ
ェクトの送信」を選択することにより、「プロジェクト
の送信」ダイアログを開き、ここを介してプロジェクト
データを送信する。
【0051】送信されたデータ(プロジェクトデータ)
は、モータ駆動制御装置20に内蔵された揮発性メモリ
(RAM)若しくは電気的に消去・書込み可能なEEP
ROMから成るメモリ32に書き込まれ記憶される。
【0052】(5) モータ駆動制御装置20の動作テスト
を行う。モータ駆動制御装置20のCPU30が、上記
メモリ32に記憶されたプロジェクト単位のシーケンス
に従って、ステッピングモータ40を制御する。
【0053】図5にシーケンスの設定例を、図6にその
シーケンスによって実行される制御例を示す。
【0054】図5のシーケンスは、開始、加速1、定速
1、加速2、定速2、減速1、定速3、減速2、終了の
各ユニットのアイコンを、モニタ11のメイン画面50
におけるシーケンス表示領域55に、この順序で配列し
たものから成り、グラフ表示領域54には、図5の下側
に示す如き折れ線グラフ67で当該シーケンスの動作状
態のイメージが表示される。
【0055】この図5のイメージのシーケンスの場合、
定速3のユニットで外部トリガを待ち、加速2のユニッ
トにループリターンさせている。このようなループ設定
が可能なユニットは、定速ユニットに限られ、同じ速度
のユニットにのみループが可能となる。かかるループ処
理は、例えば、ワークの受け渡し時の速度を自動調節さ
せるためのシーケンスで、コンベアラインなどに応用す
ることができる。
【0056】図6のフローチャートでは、停止処理(ス
テップS10)に続くステップS11において、終了時
シーケンス連動をチェックし、連動が設定されている場
合は、ステップS12、S13へ進み、タイマーによる
連動タイミング(ステップS12)が到来するか又は外
部トリガによる連動タイミング(ステップS13)が到
来するのを待って、連動先のシーケンスの開始ユニット
へ移行する(ステップS14)。
【0057】このように終了時シーケンス連動を設定し
ている点が、本制御システムのユニークな特徴の一つで
あり、時間や外部トリガーで、複数のシーケンス同士を
連結することにより、より複雑な動作をモータ駆動制御
装置20だけで構築することを可能にしている。
【0058】なお、図5において破線による縦線でユニ
ット単位に区切られた状態(区間)毎に、動作を設定す
ることができ、各状態(区間)の処理時に出力ポートの
設定も行うことができる。
【0059】また、加速、定速、減速のユニット62,
63,64は、どの順番に配列してシーケンスを構築し
てもよい。このようなシーケンスを14個まで、モータ
駆動制御装置20のEEPROM32に憶えさせること
ができる。なお、EEPROM32のシーケンスの書き
換えは、5万回行うことができる。
【0060】上記のように、この発明の制御方法は、コ
ンピュータ10側においては、ステッピングモータを制
御する最小動作単位として、ステッピングモータ40を
励磁させる開始ユニット61と、加速に要するステップ
数(移動量)及び加速度(PPS/STEP)を設定す
る加速ユニット62と、移動量をステップ数又はセンサ
で指定し定速動作を行う定速ユニット63と、減速に要
するステップ数(移動量)及び加速度(PPS/STE
P)を設定する減速ユニット64と、停止時の励磁状態
・次のシーケンスへの連動条件を設定しステッピングモ
ータ40を停止させる停止ユニット65とを定め、これ
らをモニタ11にアイコン表示させると共に、これらの
開始ユニット61、加速ユニット62、定速ユニット6
3、減速ユニット64及び停止ユニット65の複数のア
イコンの組み合わせにより、ステッピングモータ40の
動作開始から停止までのシーケンスを編集し、得られた
シーケンスを複数個用意して、その複数のシーケンスに
よりモータ駆動制御装置20の設定単位であるプロジェ
クトを構成し、このプロジェクト単位で編集データのフ
ァイルの保存や読み込み、或いはモータ駆動制御装置2
0へのデータ送信を行う。この実施形態の場合、プロジ
ェクトは原点復帰シーケンスを含む、最大15シーケン
スから構成される。
【0061】次に、上記したモータ駆動制御装置20を
3台使用し、3軸複合動作を行う例について説明する。
【0062】まず、図7に示す如く、X軸モータ71の
可動テーブル72をY軸モータ72の可動テーブル73
上に配置し、さらにX軸モータ71の可動テーブル74
上にZ軸モータ75の可動テーブル76を配置した3軸
動作機構70に対し、各モータ71,73,75に1個
宛上記モータ駆動制御装置20を所属させて、計3台の
モータ駆動制御装置20a、20b、20cを用意す
る。そして、X軸用のモータ駆動制御装置20aの出力
ポート25を他のY軸用のモータ駆動制御装置20b及
びZ軸用のモータ駆動制御装置20cの入力ポート26
に接続し、Y軸用のモータ駆動制御装置20aの出力ポ
ート25を他のZ軸用のモータ駆動制御装置20c及び
X軸用のモータ駆動制御装置20aの入力ポート26に
接続し、Z軸用のモータ駆動制御装置20cの出力ポー
ト25を他のX軸用のモータ駆動制御装置20a及びY
軸用のモータ駆動制御装置20bの入力ポート26に接
続する。そして、X軸用、Y軸用及びZ軸用のモータ駆
動制御装置20a、20b及び20cの入力ポート26
を、トリガスイッチ77と接続する。
【0063】上記構成の下で、外部コントロールを行わ
ずに、複合動作を行う。これは次の考え方によるもので
ある。
【0064】(1) それぞれのX軸用、Y軸用及びZ軸用
のモータ駆動制御装置20a、20b及び20cは単独
であり、それぞれの動作を自分自身のシーケンスによっ
て動作させる。
【0065】(2) 自己のモータ駆動制御装置がどの状態
にあるかを出力ポート25に示し、これを他の2台の相
手に判断をさせる。
【0066】(3) それぞれのモータ駆動制御装置が他方
のモータ駆動制御装置の状態を監視しつつ、次の自己の
動作を行う。
【0067】(4) 動作開始時のみ外部からのトリガーが
必要となる。
【0068】以上の考え方を踏まえて動作をフローチャ
ート化し、シーケンスを構築することにより、2軸又は
3軸以上の複数軸での複合動作が可能になる。要する
に、相手がどの状態になったならば、自分が次に何をす
ればよいかを、順を追って作成して行けばよい。
【0069】入力センサは、原点を除き、7ポート使用
できるので、図8に示すように最大8台の複合動作が可
能である。しかし、軸数が増えるほど、シーケンスが複
雑になるので、フローチャートを併用することが好まし
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
次のような優れた効果が得られる。
【0071】(1)請求項1記載の制御方法によれば、
ステッピングモータのコントローラとドライバーを一体
化したモータ駆動制御装置と、コンピュータとを通信回
線で接続し、コンピュータ側において、ステッピングモ
ータを制御する最小動作単位として定めた開始、加速、
定速、減速及び停止の各ユニットを組み合わせることに
より、ステッピングモータの動作開始から停止までのシ
ーケンスを編集し、この編集データをモータ駆動制御装
置へ送信してモータ駆動制御装置に内蔵されたメモリ内
に記憶させ、この記憶されたシーケンスに従ってモータ
駆動制御装置がステッピングモータを制御するようにし
たので、ステッピングモータにより稼動される工作機械
等を設計する場合、単にコンピュータ側において、開
始、加速、定速、減速及び停止の各ユニットを組み合わ
せたシーケンスを編集し、それを送信してモータ駆動制
御装置のメモリに記憶させるだけで、最適なシーケンス
を設定することができる。また、そのシーケンスの変更
も容易に実現することができる。
【0072】(2)請求項2記載のステッピングモータ
の制御方法は、X軸、Y軸及びZ軸の各モータにステッ
ピングモータを用いた3軸動作機構に対し、それぞれの
ステッピングモータにコントローラとドライバーを一体
化したモータ駆動制御装置を設け、このモータ駆動制御
装置とコンピュータとを通信回線で接続し、コンピュー
タ側において、ステッピングモータを制御する最小動作
単位として定めた開始、加速、定速、減速及び停止の各
ユニットを組み合わせることにより、ステッピングモー
タの動作開始から停止までのシーケンスを編集し、この
編集データをX軸モータ、Y軸モータ及びZ軸モータの
モータ駆動制御装置へ送信して各モータ駆動制御装置に
内蔵されたメモリ内に記憶させ、この記憶されたシーケ
ンスに従って3軸のステッピングモータを制御し、その
際、X軸、Y軸及びZ軸の各モータ駆動制御装置がどの
状態にあるかを出力ポートに示し、これを他のモータ駆
動制御装置が受けて自己の動作を実行するように構成
し、複数軸での複合動作を可能にしたので、容易に3軸
のステッピングモータを制御することができる。
【0073】(3)請求項3記載のステッピングモータ
の制御システムは、ステッピングモータのコントローラ
とドライバーを一体化したモータ駆動制御装置と、コン
ピュータとを通信回線で接続し、コンピュータ側に、ス
テッピングモータを制御する最小動作単位として、開
始、加速、定速、減速及び停止の各ユニットを定めて、
そのユニットの組み合わせによりステッピングモータの
動作開始から停止までのシーケンスを編集する機能と、
この編集データを、複数のシーケンスから成るプロジェ
クト単位で前記モータ駆動制御装置へ送信する機能と、
これら複数のシーケンスをモニタにアイコン表示させる
機能とを設け、モータ駆動制御装置側に、コンピュータ
側から送られてきた複数のシーケンスから成る編集デー
タを記憶するメモリと、このメモリに記憶されたシーケ
ンスに従ってステッピングモータを制御する機能とを設
けたので、容易に所望のシーケンスを具備するモータ駆
動制御装置を得ることができる。
【0074】(4)請求項4記載のモータ駆動制御装置
は、ステッピングモータのコントローラとドライバーを
一体化したモータ駆動制御装置において、コンピュータ
と通信回線で接続される通信接続端子と、コンピュータ
側から送られて来る編集データを記憶するメモリであっ
て、ステッピングモータを制御する最小動作単位である
開始、加速、定速、減速及び停止の各ユニットを組み合
わせたシーケンスから成る編集データを記憶するメモリ
と、このメモリに記憶されたシーケンスに従ってステッ
ピングモータを制御する処理装置とを設けたものであ
る。従って、このモータ駆動制御装置によれば、ステッ
ピングモータのコントローラとドライバーが一体化さ
れ、かつ、専用のシーケンスを記憶保持しているので、
単独に設けることができ、小ロット機器の組込用コント
ローラドライバーとして、工業用ロボットの組込型コン
トローラドライバーとして、工場等の施設における各種
製造ラインの自動化のユニットとして、研究所、開発室
などにおける試作、実験用機器として、様々な用途に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のステッピングモータの制御システム
を示す概略図である。
【図2】この発明のモータ駆動制御装置のケーシング内
を示した図である。
【図3】この発明のステッピングモータの制御システム
を示すブロック図である。
【図4】この発明の制御システムにおけるコンピュータ
側のモニタに表示されるメイン画面を示す図である。
【図5】この発明の制御方法において編集されるユニッ
トから成るシーケンスの一例を示す図である。
【図6】図5のシーケンスに従って実行される処理の流
れを示す図である。
【図7】この発明の制御方法により3軸複合動作を行う
場合のシステムの構成図である。
【図8】この発明の制御方法により8台の複合動作を行
う場合の処理の概念図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 モニタ 20、20a、20b、20c モータ駆動制御装置 23 通信回線ケーブル 25 汎用出力ポート 26 入力ポート 30 CPU 31 RS−232Cドライバ 32 メモリ 33 2相マイクロステップ・ステッピングモータドラ
イバ 40 ステッピングモータ 61 開始ユニット 62 加速ユニット 63 定速ユニット 64 減速ユニット 65 停止ユニット 70 3軸動作機構 71 X軸モータ 73 Y軸モータ 75 Z軸モータ 77 トリガスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータのコントローラとド
    ライバーを一体化したモータ駆動制御装置と、コンピュ
    ータとを通信回線で接続し、 コンピュータ側において、ステッピングモータを制御す
    る最小動作単位として定めた開始、加速、定速、減速及
    び停止の各ユニットを組み合わせることにより、ステッ
    ピングモータの動作開始から停止までのシーケンスを編
    集し、 この編集データを前記モータ駆動制御装置へ送信してこ
    のモータ駆動制御装置に内蔵されたメモリ内に記憶さ
    せ、 この記憶されたシーケンスに従って前記モータ駆動制御
    装置がステッピングモータを制御するようにしたことを
    特徴とするステッピングモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 X軸、Y軸及びZ軸の各モータにステッ
    ピングモータを用いた3軸動作機構に対し、それぞれの
    ステッピングモータにコントローラとドライバーを一体
    化したモータ駆動制御装置を設け、このモータ駆動制御
    装置とコンピュータとを通信回線で接続し、 前記コンピュータ側において、前記ステッピングモータ
    を制御する最小動作単位として定めた開始、加速、定
    速、減速及び停止の各ユニットを組み合わせることによ
    り、ステッピングモータの動作開始から停止までのシー
    ケンスを編集し、 この編集データを前記X軸モータ、Y軸モータ及びZ軸
    モータのモータ駆動制御装置へ送信して各モータ駆動制
    御装置に内蔵されたメモリ内に記憶させ、この記憶され
    たシーケンスに従って3軸のステッピングモータを制御
    し、 その際、X軸、Y軸及びZ軸の各モータ駆動制御装置が
    どの状態にあるかを出力ポートに示し、これを他のモー
    タ駆動制御装置が受けて自己の動作を実行するように構
    成し、複数軸での複合動作を可能にしたことを特徴とす
    るステッピングモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 ステッピングモータのコントローラとド
    ライバーを一体化したモータ駆動制御装置と、コンピュ
    ータとを通信回線で接続し、 前記コンピュータ側に、前記ステッピングモータを制御
    する最小動作単位として、開始、加速、定速、減速及び
    停止の各ユニットを定めて、そのユニットの組み合わせ
    によりステッピングモータの動作開始から停止までのシ
    ーケンスを編集する機能と、この編集データを、複数の
    シーケンスから成るプロジェクト単位で前記モータ駆動
    制御装置へ送信する機能と、これら複数のシーケンスを
    モニタにアイコン表示させる機能とを設け、 前記モータ駆動制御装置側に、前記コンピュータ側から
    送られてきた前記複数のシーケンスから成る編集データ
    を記憶するメモリと、このメモリに記憶されたシーケン
    スに従って前記ステッピングモータを制御する機能とを
    設けたことを特徴とするステッピングモータの制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】 ステッピングモータのコントローラとド
    ライバーを一体化したモータ駆動制御装置において、 コンピュータと通信回線で接続される通信接続端子と、 前記コンピュータ側から送られて来る編集データを記憶
    するメモリであって、前記ステッピングモータを制御す
    る最小動作単位である開始、加速、定速、減速及び停止
    の各ユニットを組み合わせたシーケンスから成る編集デ
    ータを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶されたシーケンスに従って前記ステッ
    ピングモータを制御する処理装置とを設けたことを特徴
    とするモータ駆動制御装置。
JP2000157906A 2000-05-29 2000-05-29 ステッピングモータの制御方法、制御システム及びモータ駆動制御装置 Withdrawn JP2001339994A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004236480A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Ricoh Co Ltd ステッピングモータ駆動制御システム
JP2005063407A (ja) * 2003-07-18 2005-03-10 Ricoh Co Ltd ベルト駆動制御装置及び画像形成装置
WO2021027009A1 (zh) * 2019-08-15 2021-02-18 深圳先进技术研究院 一种驱控一体机以及机器人驱控系统

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