JP3456524B2 - 移動台制御方法及び移動台制御装置 - Google Patents

移動台制御方法及び移動台制御装置

Info

Publication number
JP3456524B2
JP3456524B2 JP31662798A JP31662798A JP3456524B2 JP 3456524 B2 JP3456524 B2 JP 3456524B2 JP 31662798 A JP31662798 A JP 31662798A JP 31662798 A JP31662798 A JP 31662798A JP 3456524 B2 JP3456524 B2 JP 3456524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving
controller
displayed
program
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31662798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000148217A (ja
Inventor
真司 久下
Original Assignee
久下精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 久下精機株式会社 filed Critical 久下精機株式会社
Priority to JP31662798A priority Critical patent/JP3456524B2/ja
Publication of JP2000148217A publication Critical patent/JP2000148217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3456524B2 publication Critical patent/JP3456524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タやサーボモータの如きモータにより移動操作される可
動ステージ部を有する移動台の動作をコンピュータを用
いて制御して光学素子を移動操作する光学機器制御装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ステッピングモータやサーボモー
タの如きモータにより移動操作される可動ステージ部を
有する移動台が提案されている。この移動台は、例え
ば、光学機器の製造や調整、または、実験において、光
学素子を正確に所望の距離や角度だけ移動操作する場合
などにおいて使用されるものである。 【0003】この移動台においては、モータを駆動させ
ることにより、可動ステージ部が移動操作される。そし
て、このモータの駆動量を制御することによって、可動
ステージの移動量が制御される。例えば、モータとして
ステッピングモータが使用されている場合には、このス
テッピングモータに供給するパルス数を制御することに
よって、該ステッピングモータの駆動量(回転角)が制
御される。ステッピングモータの駆動量が制御される
と、この駆動量及び動力伝達機構の減速比によって決ま
る可動ステージの移動量が制御される。 【0004】すなわち、可動ステージを移動させたい方
向や移動量が決まっている場合には、この方向及び移動
量に基づき、動力伝達機構の減速比によって、モータの
駆動量を逆算して求め、この算出結果に合うように、モ
ータを駆動させる。 【0005】モータの駆動量の制御は、図18に示すよ
うに、コンピュータの如き信号処理部101を用いてコ
ントローラ2bを制御し、このコントローラ2bにより
ドライバ3を制御し、そして、このドライバ3によって
移動台(自動ステージ)4のモータを駆動させることに
よって行っている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にして移動台における可動ステージの移動量を制御する
場合においては、移動台4のメーカや機種が複数存在し
てそれぞれ特性が異なるとともに、コントローラ2bに
ついても、複数のメーカや機種が存在し、それぞれ特性
が異なることが問題となる。 【0007】すなわち、移動台4について種々のデー
タ、すなわち、移動台の種類(直動ステージ、回転ステ
ージ、または、傾斜ステージなど)、モータの回転方
向、原点の決め方、動力伝達機構の減速比などの種々の
データは、移動台4のメーカ毎、あるいは、機種毎に異
なり、そのために、信号処理部101における演算の基
準が移動台4のメーカや機種毎に異なる。 【0008】また、コントローラ2bについては、通信
プログラム50が、コントローラ2bのメーカ毎に専用
のものとなっており、コントローラ2bをメーカや機種
の異なるものに替えた場合、例えば、X社製のコントロ
ーラ2bからY社製のボード型コントローラ2cに替え
た場合などには、図19に示すように、通信プログラム
も、新しいコントローラ2cに合わせて、Y社コントロ
ーラ通信プログラム51などに替えなければならない。 【0009】したがって、複数のプログラム35より選
択されて実行される制御プログラム41の如きソフトウ
ェアについては、移動台4のメーカ及び機種とコントロ
ーラ2b,2cのメーカ及び機種との組合わせ毎に専用
のものとなっているか、または、使用者が自分で作る必
要がある。すなわち、これらソフトウェアについても、
移動台4やコントローラをメーカや機種の異なるものに
替えた場合には、新しい移動台4やコントローラに合わ
せて替えなければならない。 【0010】したがって、図18に示すように、移動台
に関するデータ42を、使用の度にコントローラ2bに
対して与えたり、または、図19に示すように、移動台
に関するデータ42を、使用の度に信号処理部101に
対して入力しなければならない。 【0011】そして、可動ステージの移動量に対応する
モータの駆動量を算出することも面倒な作業であり、可
動ステージを交換したときの作業量は膨大なものになっ
てしまう。 【0012】また、信号処理部となるコンピュータとコ
ントローラとは、ほとんどの場合、いわゆる「GP−I
B」か「RS232C」などのインターフェイスを介し
て接続される。ところが、「GP−IB」や「RS23
2C」などのインターフェイスは、コンピュータと種々
の測定装置や画像処理装置等との接続にも用いられる。
したがって、これらのインターフェイスをコントローラ
との接続のために使用してしまった場合、測定装置や画
像処理装置等を用いた測定や画像処理が困難となってし
まう。 【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、種々のメーカや異なる機種の移
動台及びコントローラのいずれについても、汎用的、か
つ、容易に制御をすることができるようになされた光学
機器制御装置を提供しようとするものである。 【0014】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光学機器制御装置は、モータにより移
動操作され光学素子を移動操作する可動ステージ部を有
する移動台の該モータをそれぞれ駆動させる複数のドラ
イバと、これら複数のドライバを制御するコントローラ
部と、このコントローラ部を制御する信号処理部と、こ
の信号処理部に対して可動ステージの移動方向、移動
量、移動速度及び移動加速度を指定する入力手段と、複
数の制御プログラム、複数種類の移動台に関するデータ
及び複数種類の通信プログラムを記憶している記憶手段
とを備えている。 【0015】そして、この光学機器制御装置において、
信号処理部は、記憶手段により記憶されている複数の制
御プログラムより、接続されているコントローラ部、複
数のドライバ及び複数の移動台のそれぞれの組合わせに
対応した複数の制御プログラムを選択するとともに、複
数種類の移動台に関するデータ及び複数種類の通信プロ
グラムのうち、選択された制御プログラムに対応する通
信プログラムに基づいて、該コントローラ部を介して各
ドライバを制御し、これら各ドライバに対応されて接続
された複数の移動台を制御して、各移動台の可動ステー
ジを指定された移動方向、移動量、移動速度及び移動加
速度にて移動させることを特徴とするものである。 【0016】 【0017】 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 【0019】本発明に係る光学機器制御装置は、図1及
び図2に示すように、信号処理部となるコンピュータ1
と、このコンピュータ1に接続されたコントローラ部と
なるコントローラ2と、このコントローラ2に接続され
該コントローラ2により制御される複数のドライバ3を
備えている。これらドライバ3には、それぞれ、移動台
4においてこの移動台4の可動ステージ5を移動操作す
るモータ6が対応して接続される。各ドライバ3は、ド
ライバボックス3aに収納されている。 【0020】移動台4は、基台部7と、この基台部7に
より移動可能に支持された可動ステージ5を備えて構成
されている。この移動台4において、可動ステージ5
は、基台部7に設けられた送りネジ機構などにより、該
基台部7に対して移動操作される。そして、この送りネ
ジ機構は、モータ6により移動される。このモータ6と
しては、ステッピングモータやサーボモータなど、回転
角度及び回転速度の制御が可能なものが用いられる。 【0021】移動台4は、図3に示すように、可動ステ
ージ5が基台部7に対して水平な一直線Lhに平行に移
動する直動ステージ型や、図4に示すように、可動ステ
ージ5が基台部7に対して水平な一軸Ah回りに回動す
る傾斜ステージ型や、あるいは、図5に示すように、可
動ステージ5が基台部7に対して垂直な一軸Av回りに
回転する回転ステージ型などがある。 【0022】各ドライバ3は、コントローラ2の指示に
したがって、対応するモータ6に駆動パルスまたは駆動
電流を供給する装置である。コントローラ2には、複数
のドライバ3を接続することができる。コントローラ2
は、コンピュータ1からの指示にしたがって各ドライバ
3を制御する回路装置であり、コンピュータ1の出力と
各ドライバ3とのインターフェイスとなるものである。
すなわち、コンピュータ1からは数値的な情報信号が出
力され、この出力に基づいてコントローラ2が各ドライ
バ3を制御することにより、これらドライバ3からは、
対応するモータ6の駆動に必要な電流が該各モータ6に
供給される。 【0023】そして、コンピュータ1では、移動台制御
プログラムが実行される。この移動台制御プログラム
は、実行されると、まず、図6に示すように、コンピュ
ータ1の表示画面部8にメインコントロール画面を表示
させる。このメインコントロール画面上においては、コ
ンピュータ1において操作されるマウスポインタ及びク
リックスイッチを用いて、種々の入力や選択の操作が行
える。このマウスポインタは、いわゆるマウスによって
画面上を移動操作される。また、クリックスイッチは、
マウスに設けられる。 【0024】このメインコントロール画面においては、
図7に示すように、メニューバー9に表示された「プロ
グラム」、「設定」、「原点」、「運転」、「GPI
B」、「232C」との項目からの一の項目を選択する
ことができる。また、このメインコントロール画面に
は、ティーチング画面10が表示され、このティーチン
グ画面10中には、指定された軸名称の表示11、軸名
称が表示された軸の移動量の表示12、実行中のプログ
ラムの名称及び行番号の表示13、指定した移動台を手
動で駆動させるジョグボタン14、スピードスライダ及
びスピードの表示15、初期状態(オリジナル)への復
帰をするORGボタン16などが表示される。また、メ
ッセージボタン18、OKボタン19,終了ボタン20
が表示される。 【0025】さらに、メインコントロール画面において
は、移動台制御装置に接続されている全ての移動台の各
軸について、軸名称及び該軸の移動量の一覧表示17が
なされる。ここで「軸」とは、この移動台制御装置に接
続された各移動台における移動軸のことである。直動ス
テージ型においては、移動軸に沿った移動距離が、傾斜
ステージ型及び回転ステージ型においては、回転軸回り
の回転角度が、それぞれ移動量となる。 【0026】メッセージボタン18をクリックすると、
「IO入力点数」、「IO出力点数」、「タイマー値
(秒)」、「サブコール名」などの項目の入力が行える
メッセージ入力ウィンドウ21が表示される。 【0027】なお、メインコントロール画面において
は、「Mキャンセル」ボタンが表示される。この「Mキ
ャンセル」ボタンは、プログラムを実行しても、実際に
は移動台を駆動させない状態とするもので、移動台を駆
動させない状態でプログラムの実行速度を測定する場合
などに用いる。また、メインコントロール画面において
は、「シングル」ボタンが表示される。この「シング
ル」ボタンは、プログラムを実行したときに、1行ずつ
プログラム中の指令を実行し、「スタート」ボタンが操
作されるまで停止状態となるようにするものである。プ
ログラムの内容の誤りを発見する場合などに用いる。 【0028】メニューバー9に表示された「プログラ
ム」をクリックすると、図8に示すように、「新規作
成」、「開く」、「閉じる」、「上書き保存」、「名前
を付けて保存」、「閉じる」というプルダウンメニュー
22が表示される。これらは、このコンピュータ1にお
いて記録されているプログラムについて、それぞれの項
目に応じた動作を実行させるためのものである。また、
メニューバー9に表示された「設定」をクリックする
と、図8に示すように、「軸数」、「各軸」、「GPI
B」、「RS232C」というプルダウンメニュー23
が表示される。これらは、それぞれの項目に応じた設定
を行う画面を呼び出すためのものである。さらに、メニ
ューバー9に表示された「原点」をクリックすると、
「原点」というプルダウンメニュー24が表示される。
これは、この項目に応じた設定を行う画面を呼び出すた
めのものである。メニューバー9に表示された「画面」
をクリックすると、「画面」というプルダウンメニュー
25が表示される。これは、この項目に応じた設定を行
う画面を呼び出すためのものである。メニューバー9に
表示された「運転」をクリックすると、「運転」という
プルダウンメニュー26が表示される。これは、この項
目に応じた設定を行う画面を呼び出すためのものであ
る。 【0029】メニューバー9に表示された「プログラ
ム」に対応したプルダウンメニュー22において、「新
規作成」をクリックすると、図9に示すように、新規に
作成するプログラムについてのプログラム名(グループ
名)及びモーションプログラム名(ファイル名)などを
入力する入力ウィンドウ27が表示される。ここで、新
たな実験項目や測定内容に応じたプログラムを作成する
ことができる。 【0030】メニューバー9に表示された「プログラ
ム」に対応したプルダウンメニュー22において、「開
く」をクリックすると、新たに開くプログラムについて
のプログラム名(グループ名)及びモーションプログラ
ム名(ファイル名)などを選択する選択ウィンドウ28
が表示される。ここでは、実験項目や測定内容に応じた
プログラムを選択する。 【0031】メニューバー9に表示された「プログラ
ム」に対応したプルダウンメニュー22において、「名
前を付けて保存」をクリックすると、開いているプログ
ラムについて保存する際のプログラム名(グループ名)
及びモーションプログラム名(ファイル名)などを入力
する入力ウィンドウ29が表示される。 【0032】次に、メニューバー9に表示された「設
定」に対応したプルダウンメニュー23において、「軸
数」をクリックすると、図10に示すように、使用する
軸の数が表示される。また、ここで、移動量のカウント
のしかたとして、「アブソリュート」と「インクレメン
タル」との選択を行うことができる。 【0033】メニューバー9に表示された「設定」に対
応したプルダウンメニュー23において、「各軸」をク
リックすると、各軸設定ウィンドウ31が表示される。
この各軸設定ウィンドウ31においては、各軸について
の設定及び「設定軸名称」を入力するウィンドウ31
a、「ステップ」の入力ウィンドウ31b、「加減速」
の入力ウィンドウ31c、ステージの種類についての選
択ウィンドウ31dが表示される。 【0034】ここで、「ステップ」の入力ウィンドウ3
1bでは、「フルステップ」、「ハーフステップ」、ま
たは、「マイクロステップ〔(1/n)ステップ〕」の
選択ができる。ステージの種類についての選択ウィンド
ウ31dでは、「直動型」、「回転型」、「傾斜型(ゴ
ニオ)」、「その他」のうちからの選択ができ、さら
に、このコンピュータ1内の記憶手段となる記憶装置に
予め記憶されている複数種類の移動台についてのデータ
を「検索」ボタン31eによって呼び出すことができ
る。この記憶装置は、例えば、ハードディスク、ROM
などである。ここでは、実際に接続され使用する移動台
に対応したデータを呼び出して選択することができる。 【0035】また、記憶装置に予め記憶されている複数
種類のコントローラについての通信プログラムを呼び出
すことができ、実際に接続され使用するコントローラに
対応した通信プログラムを選択することができる。 【0036】さらに、メニューバー9に表示された「原
点」に対応したプルダウンメニュー24において、「原
点」をクリックすると、図11に示すように、原点指定
ウィンドウ32が表示される。この原点指定ウィンドウ
32においては、各軸についての原点の設定を行うこと
ができる。メニューバー9に表示された「画面」に対応
したプルダウンメニュー25において、「画面」をクリ
ックすると、画面設定ウィンドウ33が表示される。こ
の画面設定ウィンドウ33においては、カウンター入力
の有無、カウンターのリセットを行うことができる。メ
ニューバー9に表示された「運転」に対応したプルダウ
ンメニュー26において、「運転」をクリックすると、
運転ウィンドウ34が表示される。この運転ウィンドウ
34においては、指定されたモーションプログラム名が
表示され、運転を開始する「OK」ボタン34aと、運
転を中止する「キャンセル」ボタン34bが表示され
る。 【0037】ところで、メニューバー9より、「設
定」、「各軸」、ステージの種類についての選択ウィン
ドウ31dと辿り、「検索」ボタン31eによって呼び
出される複数種類の移動台についてのデータは、図12
乃至図14に示すように、例えば表計算ソフト用のファ
イル形式を用いて記述しておくことができる。 【0038】直動ステージ型の移動台については、図1
2に示すように、例えば「A社製001型」、「A社製
002型」及び「B社製001型」について、それぞれ
モータの回転方向(+、−)に対する可動ステージの移
動の方向性(1はCW(時計方向)、2はCCW(反時
計方向)を示す)、「リミット」(1は+、2は−、3
はニア原点、4は原点、0はなし、AはA接点、BはB
接点を示す)、「パルス」(1パルスの移動量を示
す)、「バックラッシュ」(可動ステージの遊びを示
す)、「スピード」(最高移動速度、原点速度(最高移
動速度に対する%)、ニア原点速度(最高移動速度に対
する%)を示す)、「加減速」(最高移動速度になるま
での時間を示す)、「単位」(1は「mm」、2は角度
を示す)などが表記される。 【0039】回転ステージ型の移動台についても同様
に、図13に示すように、例えば「A社製101型」、
「A社製102型」及び「B社製101型」について、
それぞれモータの回転方向(+、−)に対する可動ステ
ージの移動の方向性、「リミット」、「パルス」、「バ
ックラッシュ」、「スピード」、「加減速」、「単位」
などが表記される。 【0040】傾斜ステージ型の移動台についても同様
に、図14に示すように、例えば「A社製201型」、
「A社製202型」及び「B社製201型」について、
それぞれモータの回転方向(+、−)に対する可動ステ
ージの移動の方向性、「リミット」、「パルス」、「バ
ックラッシュ」、「スピード」、「加減速」、「単位」
などが表記される。 【0041】このような移動台に関するデータは、適
宜、新規に作成して追加し、または、削除することがで
きる。 【0042】さらに、複数種類のコントローラについて
の通信プログラムも、上述のようなファイル形式を用い
て記述しておくことができる。 【0043】上述のような表示に基づいて所定事項の入
力及び選択を行ってプログラムを実行すると、図15に
示すように、コンピュータ1において記録されている複
数の制御プログラム35,36,37より、接続された
コントローラ2と移動台4とのメーカ及び機種の組合わ
せに応じて、A装置ファイル38、B装置ファイル3
9、C装置ファイル40として選択され、自動ステージ
制御プログラム41として実行を開始する。 【0044】そして、コンピュータ1において記録され
ている複数の移動台に関するデータ42,43,44よ
り、選択された制御プログラムに応じて、すなわち、接
続されている移動台に応じて、直動ステージファイル4
5、回転ステージファイル46、傾斜ステージファイル
47として選択され、自動ステージデータ48として実
行するプログラム中で使用される。 【0045】さらに、コンピュータ1において記録され
ている複数の通信プログラム49,50,51(例え
ば、当社(本件出願人)製、X社製及びY社製)より、
選択された制御プログラムに応じて、すなわち、使用す
るコントローラに応じて、通信ファイル52として選択
され、コントローラとの通信を行うための通信プログラ
ム53として実行される。 【0046】コンピュータ1には、当社製のコントロー
ラ2aの他、例えば、X社製コントローラ2b、Y社製
(ボード型)コントローラ2cをも接続しておくことが
できる。そして、当社製コントローラ2a、または、X
社製コントローラ2b、Y社製コントローラ2cを介し
て、ドライバ3が制御されて、移動台4は、自動ステー
ジ制御プログラム41に定められた移動を行う。 【0047】このようにして自動ステージ制御プログラ
ム41が実行されることにより、コンピュータ1上にお
いて、移動台4の可動ステージ5の移動につき、移動方
向、移動量、移動速度、移動加速度などについて所望の
数値を指定するのみで、該可動ステージ5は、指定され
た数値に応じた移動操作をなされる。 【0048】そして、この移動台制御装置においては、
図16に示すように、コンピュータとしていわゆるデス
クトップ型のパーソナルコンピュータ1aを用いる場合
において、コントローラ2は、パーソナルコンピュータ
1aのPCIバスまたはISAバスから該コントローラ
2のISAバスに接続されるようにすることで、パーソ
ナルコンピュータ1aのGPIB端子やRS232C端
子には、測定項目や測定順序を定めた測定実行プログラ
ムや画像処理装置などを含む測定装置54を接続するこ
とができる。この場合には、パーソナルコンピュータ1
aにおける測定装置54から得られるデータの処理が容
易になる。 【0049】また、この移動台制御装置においては、図
17に示すように、コンピュータとしていわゆるノート
型のパーソナルコンピュータ1bを用いる場合におい
て、コントローラ2は、パーソナルコンピュータ1bの
PCMCIAバスから該コントローラ2のISAバスに
接続されるようにすることで、パーソナルコンピュータ
1bのRS232C端子には、測定項目や測定順序を定
めた測定実行プログラムや画像処理装置などを含む測定
装置54を接続することができる。この場合にも、パー
ソナルコンピュータ1bにおける測定装置54から得ら
れるデータの処理が容易になる。 【0050】 【発明の効果】上述のように、本発明に係る光学機器制
御装置においては、予め記憶手段により記憶されている
複数の制御プログラムより接続されているコントローラ
部、複数のドライバ及び複数の移動台のそれぞれの組合
わせに対応した複数の制御プログラムを選択するととも
に、複数種類の移動台に関するデータ及び複数種類の通
信プログラムのうち、選択された制御プログラムに対応
する通信プログラムに基づいて、該コントローラ部を介
して各ドライバを制御し、これら各ドライバに対応され
て接続された複数の移動台の制御を行い、各移動台の可
動ステージを指定された移動方向、移動量、移動速度及
び移動加速度にて移動させることができる。 【0051】したがって、この光学機器制御装置におい
ては、複数の移動台、複数のドライバ及びコントローラ
部のメーカや機種がそれぞれ種々のものであっても、汎
用的に制御を行うことができる。 【0052】すなわち、本発明は、種々のメーカや異な
る機種の複数の移動台、複数のドライバ及びコントロー
ラのいずれの組合わせについても、汎用的、かつ、容易
に制御をすることができるようになされた光学機器制御
装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る光学機器制御装置の構成を示す斜
視図である。 【図2】上記光学機器制御装置の構成を示すブロック図
である。 【図3】上記光学機器制御装置により制御される直動ス
テージ型移動台の構成を示す平面図及び側面図である。 【図4】上記光学機器制御装置により制御される傾斜ス
テージ型移動台の構成を示す平面図及び側面図である。 【図5】上記光学機器制御装置により制御される回転ス
テージ型移動台の構成を示す平面図及び側面図である。 【図6】移動台制御プログラムを実行することにより信
号処理装置となるコンピュータにおいて表示されるメイ
ンコントロール画面を示す正面図である。 【図7】上記メインコントロール画面の内容を示す正面
図である。 【図8】上記メインコントロール画面から選択されるプ
ルダウンメニューの内容を示す正面図である。 【図9】上記メインコントロール画面から選択される
「プログラム」のプルダウンメニューからさらに選択さ
れるウィンドウの内容を示す正面図である。 【図10】上記メインコントロール画面から選択される
「設定」のプルダウンメニューからさらに選択されるウ
ィンドウの内容を示す正面図である。 【図11】上記メインコントロール画面から選択される
「原点」、「画面」、「運転」のプルダウンメニューか
らさらに選択されるウィンドウの内容を示す正面図であ
る。 【図12】複数の直動ステージ型移動台に関して予め記
憶されるデータの内容を示す正面図である。 【図13】複数の回転ステージ型移動台に関して予め記
憶されるデータの内容を示す正面図である。 【図14】複数の傾斜ステージ型移動台に関して予め記
憶されるデータの内容を示す正面図である。 【図15】上記光学機器制御装置のプログラム及びデー
タを含めた全体の構造を示すブロック図である。 【図16】信号処理装置としてデスクトップ型のパーソ
ナルコンピュータを用い、測定装置も接続した場合を示
すブロック図である。 【図17】信号処理装置としてノート型のパーソナルコ
ンピュータを用い、測定装置も接続した場合を示すブロ
ック図である。 【図18】従来の光学機器制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。 【図19】従来の光学機器制御装置の他の構成を示すブ
ロック図である。 【符号の説明】 1 コンピュータ 2 コントローラ 3 ドライバ 4 移動台 5 可動ステージ 6 モータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータにより移動操作され光学素子を移
    動操作する可動ステージ部を有する移動台の該モータを
    それぞれ駆動させる複数のドライバと、 上記複数のドライバを制御するコントローラ部と、 上記コントローラ部を制御する信号処理部と、上記信号処理部に対して、上記可動ステージの移動方
    向、移動量、移動速度及び移動加速度を指定する入力手
    段と、 複数の制御プログラム、複数種類の移動台に関するデー
    タ及び複数種類の通信プログラムを記憶している記憶手
    段とを備え、 上記信号処理部は、上記記憶手段により記憶されている
    複数の制御プログラムより、接続されているコントロー
    部、複数のドライバ及び複数の移動台のそれぞれの
    合わせに対応した複数の制御プログラムを選択するとと
    もに、複数種類の移動台に関するデータ及び複数種類の
    通信プログラムのうち、選択された制御プログラムに対
    する通信プログラムに基づいて、該コントローラ部を
    介して上記ドライバを制御し、これら各ドライバに対
    応されて接続された複数の移動台を制御して、各移動台
    の可動ステージを指定された移動方向、移動量、移動速
    度及び移動加速度にて移動させることを特徴とする光学
    機器制御装置。
JP31662798A 1998-11-06 1998-11-06 移動台制御方法及び移動台制御装置 Expired - Lifetime JP3456524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31662798A JP3456524B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 移動台制御方法及び移動台制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31662798A JP3456524B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 移動台制御方法及び移動台制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000148217A JP2000148217A (ja) 2000-05-26
JP3456524B2 true JP3456524B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=18079166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31662798A Expired - Lifetime JP3456524B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 移動台制御方法及び移動台制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3456524B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346144A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd サーボ制御装置の支援装置
WO2010140390A1 (ja) * 2009-06-03 2010-12-09 三菱電機株式会社 数値制御装置および生産システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346144A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd サーボ制御装置の支援装置
WO2010140390A1 (ja) * 2009-06-03 2010-12-09 三菱電機株式会社 数値制御装置および生産システム
JP5202735B2 (ja) * 2009-06-03 2013-06-05 三菱電機株式会社 数値制御装置
US9377776B2 (en) 2009-06-03 2016-06-28 Mitsubishi Electric Corporation Numerical control apparatus and production system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000148217A (ja) 2000-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5428965B2 (ja) 表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5418322B2 (ja) 表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP6434434B2 (ja) 加工装置をロボットに接続して加工を行う加工ロボットシステム
WO2010017835A1 (en) A system and a method for off-line programming of an industrial robot
US10761513B2 (en) Information processing device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium
KR100246862B1 (ko) 툴 버튼의 설정 방법 및 편집 장치
EP1546870A2 (en) A wizard for programming an intelligent module
CN102393674A (zh) 产生脉冲输出的方法和系统
JP3456524B2 (ja) 移動台制御方法及び移動台制御装置
US10474132B2 (en) Information processing device, information processing method, and recording medium
JP2014206939A (ja) コントローラ、制御装置、機器制御システム、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読情報記憶媒体
JP6374456B2 (ja) 電子機器及び数値制御装置
JP2009048396A (ja) モータモーション用シミュレータ
JPH11265280A (ja) グラフィックエディター及びエディタープログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
TW202129610A (zh) Cnc數控操作模擬工作裝置與教學方法
JP2001075790A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
CN112207824B (zh) 多个单轴模组的控制方法、系统、装置及存储介质
JP2008538440A (ja) 駆動システムのハードウェアトポロジーをグラフィックで視覚化する方法およびハードウェアトポロジー表示を有する表示装置
US20230173670A1 (en) Information processing apparatus, system, information processing method, method of manufacturing products, and recording medium
Rodriguez et al. One-dimensional force feedback slider: Digital platform
JPH03265006A (ja) ベンダ用データ入力装置
TWI387756B (zh) 自動測試系統、儀控裝置及其運作方法
US5467445A (en) Cross sectional configuration creating apparatus in the creation of free curve
JP2603167B2 (ja) ピクチャーカム変換装置
JP2882220B2 (ja) アイコンの配置変更装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010306

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term