JPH03265006A - ベンダ用データ入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はベンダ用のデータ入力装置に関する。

（従来の技術） 従来のベンダ用のデータ入力装置としては対話形式のも
のと、ダイレクト形式のものの例がある。

前者の対話形式のデータ入力装置は、順次表示される対
話形式の画面に対し、順次質問に答える形で間接的なデ
ータを入力することにより、内部に組み込まれたシーケ
ンスにより、適宜データの演算ないし組み換えを行って
、ベンダの工程データを順次編集してゆくというもので
ある。

この形式では、対話式の画面が表示されるため、素人で
も複雑な工程を正しく追うことができ、素人でも正しく
データ入力が行えるという利点がある。

また後者のダイレクト形式のデータ入力装置は、データ
を直接的に入力するための画面を用い、この画面に対し
、直接的にデータ入力させようというものである。

この形式では、データを直接に入力できるため、熟練者
なら迂回することなく迅速にデータ入力できるという利
点がある。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記の如〈従来のベンダ用データ入力装
置は、対話形式か、またはダイレクト形式かのいずれか
に構成されるため、素人にとってはダイレクト形式のも
のが使いづらく、熟練者にとっては対話形式のものが使
いづらいという問題点があった。

また、素人には初心者から熟練者まで中間層が含まれる
ので、ユーザレベルに合わせた画面が要望されている。

そこで、本発明は、素人でも、熟練者でも、またその中
間層でも、ユーザレベルに応じたデータ入力を行うこと
ができるベンダ用データ入力装置を提供することを目的
とする。

［発明の構成コ （課題を解決するたの手段） 上記課題を解決するための本発明のベンダ用データ入力
装置は、初心者用対話入力編集画面の情報を記憶する記
憶部と、熟練者用ダイレクトデータ入力編集画面の情報
を記憶する記憶部と、カストマイズ用入力編集画面情報
を記憶する記憶部と、画面選択部の選択操作に応じ各記
憶部の中から所定の画面情報をデータ編集部に設定する
画面設定部と、設定された画面情報を用いて表示部に画
面表示を行いデータ入力部から入力されたデータを編集
し、編集されたＮＣデータをベンダ用ＮＣ装置に対して
出力するデータ編集部を備えたことを特徴とする。

（作用） 本発明のベンダ用データ入力装置は、初心者用対話入力
編集画面と、熟練者用ダイレクトデータ入力編集画面と
、カストマイズ用入力編集画面を設け、これら画面を選
択して使用することができるようにしたので、例えばカ
ストマイズ用入力編集画面をユーザ平均レベルに合わせ
、この３種の画面を選択使用させることによりユーザの
全体的な要望に答えることができる。

（実施例） 第１図を参照するに、本発明の一実施例に係るベンダ用
データ入力装置１は、初心者用対話入力編集画面の情報
を記憶する記憶部２と、熟練者用ダイレクトデータ入力
編集画面の情報を記憶する記憶部３と、カストマイズ用
入力編集画面情報を記憶する記憶部４と、画面選択部５
の選択操作に応じ各記憶部２，３．４の中から所定の画
面情報をデータ編集部６に設定する画面設定部７と、設
定された画面情報を用いて表示部８に画面表示を行いデ
ータ入力部９から入力されたデータを編集し、編集され
たＮＣデータをベンダ用ＮＣ装置１０に対して出力する
データ編集部６を備えて構成される。

ここで編集されるデータは、ワークの箱曲げ等において
、工程を追って、ベンダのツキアテ（バックゲージ）を
移動させ、デプス軸（Ｄ軸）の深さ量を定め、プルバッ
クさせるなど、ベンダ制御用の一連のデータである。

第２図に示すように、データ入力装置１は、ＣＲ７画面
１１の他に、ベンダ操作用のスイッチ群と、テンキーな
どデータ入力のためのキー群とを備えている。

第３図は上記データ入力装置の処理方式を示すフローチ
ャートである。

第３図において、画面選択しフラグ設定すると、ステッ
プ３０１で画面フラグＦが識別され、フラグ状態に応じ
、ステップ３０２または３０３または３０４へ移行され
る。

ステップ３０５では、曲げデータの入力完了が判別され
、入力実力するまでステップ３０１へ返される。

ステップ３０５で入力完了が判別されると、ステップ３
０６へ移行し、エラーが発生している場合にはステップ
３０７でエラー表示して、処理をステップ３０１へ返す
。

一方、ステップ３０６でエラーが発生していない場合に
はステップ３０８へ移行して軸データを生成する。

第４図に初心者向は入力画面１１Ａを、第５図に熟練者
向は入力画面１１Ｂを、第６図にカストマイズされた入
力画面１１Ｃを示す。

第４図において、初心者向は入力画面１１Ａは、■〜■
の３つの部分に分割されている。■は曲げ工程毎の入力
データを表示する部分、■はオペレータに対話形式でデ
ータ入力を要求する部分、■はソフトキーを表示する部
分である。

よって、この画面１１Ａを用いることにより、オペレー
タは曲げに関する作業指示表に従い入力部に指示される
項目を順次入力してゆけば、ＮＣが自動的にこのデータ
を■の該当項目に移動してくれるので、カーソル動作等
の複雑な操作や記号をいちいち覚えることな（ＮＣが操
作できる。このように曲げ工程毎に画面を完成するだけ
なので大変簡易な入力形態をとることができる。

第５図において、熟練者向は入力画面１１Ｂは、データ
入力用の一覧表で構成される。

熟練者になると曲げ工程毎に一画面を割くことや質問に
いちいち答えていくのは煩雑さを感じるが、複数の曲げ
工程を意味する図示の様な入力兼表示画面にダイレクト
にカーソル操作して入力すえると、作業性良く処理でき
る。

第６図において、カストマイズされた入力画面１１Ｃは
、ユーザの特種性や標準化を基に自社の形態に合ったオ
リジナルの画面レイアウトを設計できる余地を持たせて
いる。−例としては、図示のように該当工程の曲げ方を
ＣＲＴ上にグラフィックで表示し、マテリアルハンドリ
ングを指示してビルトインできる様にしておく。

以上の３形態はオペレータのソフトウェアスイッチ即ち
パラメータやソフトキー乃至はハードウェアスイッチで
切換えることができる。

以上により、本例のデータ入力装置によれば、初心者は
第４図に示すような対話画面を用いて確実にデータ入力
してゆくことができる。また、熟練者は、第５図に示す
ようなダイレクト入力画面を用いてて迅速な処理を行う
ことができる。さらに、各ユーザは、第６図に示すよう
なカスタマイズされた入力画面を用いて自社の都合に応
じた形で確実にデータ入力することができる。

本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜の
設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得るも
のである。

［発明の効果］ 以上の通り、本発明は、初心者向は入力画面と熟練者向
は入力画面と、カストマイズされた入力画面とを選択可
能に設け、任意の画面をオペレータに応じて切換え使用
するようにしたベンダ用のデータ入力装置であるので、
工程順を追って複雑なデータを入力しなければならない
というベンダ特有の事情下において、初心者から熟練者
にかけて技術レベルの異なるいずれのオペレータでも、
容易、確実にデータを入力できるという顕著な効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例に係るベンダ用データ入力装
置のブロック図、第２図は上記ベンダ用データ入力装置
のパネル構成を示す正面図、第３図は上記装置の処理内
容を示すフローチャート、第４図は初心者向は入力画面
の構成例を示す説明図、第５図は熟練者向は入力画面の
構成例を示す説明図、第６図はカストマイズされた入力
画面の構成例を示す説明図である。 １・・・ベンダ用データ入力装置 ２・・・初心者用対話入力編集画面記憶部３・・・熟練
者用ダイレクトデータ入力編集画面記憶部 ４・・・カストマイズ用入力編集画面記憶部５・・・画
面選択部　６・・・データ編集部７・・・画面設定部　
８・・・表示部 ９・・・データ入力部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 初心者用対話入力編集画面の情報を記憶する記憶部と、
   熟練者用ダイレクトデータ入力編集画面の情報を記憶す
   る記憶部と、カストマイズ用入力編集画面情報を記憶す
   る記憶部と、画面選択部の選択操作に応じ各記憶部の中
   から所定の画面情報をデータ編集部に設定する画面設定
   部と、設定された画面情報を用いて表示部に画面表示を
   行いデータ入力部から入力されたデータを編集し、編集
   されたＮＣデータをベンダ用ＮＣ装置に対して出力する
   データ編集部を備えたことを特徴とするベンダ用データ
   入力装置。