JP2001339736A - シェーディング補正装置 - Google Patents
シェーディング補正装置Info
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- 238000003705 background correction Methods 0.000 claims description 23
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
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Landscapes
- Image Input (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面周辺部のノイズを抑圧することで、画面
全体の画質を低下させることなく光学的なシェーディン
グの補正を行う。 【解決手段】 撮像画像をレンズ11を介して撮像素子
12に結像し、画面の水平方向と垂直方向の位置情報か
らシェーディング補正係数bを発生させ、この補正係数
bをゲイン調整器15に供給して撮像素子12の出力信
号aのゲインを調整する。補正係数bに基づき輪郭信号
dのゲインを調整することで、画面周辺部のノイズを抑
圧し、画面全体の画質を低下させることなく光学的なシ
ェーディングの補正を行うことができる。
全体の画質を低下させることなく光学的なシェーディン
グの補正を行う。 【解決手段】 撮像画像をレンズ11を介して撮像素子
12に結像し、画面の水平方向と垂直方向の位置情報か
らシェーディング補正係数bを発生させ、この補正係数
bをゲイン調整器15に供給して撮像素子12の出力信
号aのゲインを調整する。補正係数bに基づき輪郭信号
dのゲインを調整することで、画面周辺部のノイズを抑
圧し、画面全体の画質を低下させることなく光学的なシ
ェーディングの補正を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主にビデオカメ
ラのレンズによるシェーディングを補正を行うシェーデ
ィング補正装置に関する。
ラのレンズによるシェーディングを補正を行うシェーデ
ィング補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シェーディングは基本的にレンズの光学
的中心から周辺に向かってほぼ同心円状に次第に光量が
落ちてしまうことをいう。図10に従来のビデオカメラ
のシェーディング補正装置の一例を示す。
的中心から周辺に向かってほぼ同心円状に次第に光量が
落ちてしまうことをいう。図10に従来のビデオカメラ
のシェーディング補正装置の一例を示す。
【0003】図10において、撮影された画像は、レン
ズ11を通して撮像素子12に結像する。撮像素子12
はタイミング信号および同期信号を発生させる信号発生
器13により発生させた信号に基づき駆動され、撮像素
子12の出力より出力信号aを出力する。レンズのシェ
ーディングを補正するための補正係数bを発生させる補
正係数発生器14では、信号発生器13からの水平・垂
直位置情報cに基づき得られた補正係数bをゲイン調整
器15へ出力し、出力信号aのゲインを調整する。
ズ11を通して撮像素子12に結像する。撮像素子12
はタイミング信号および同期信号を発生させる信号発生
器13により発生させた信号に基づき駆動され、撮像素
子12の出力より出力信号aを出力する。レンズのシェ
ーディングを補正するための補正係数bを発生させる補
正係数発生器14では、信号発生器13からの水平・垂
直位置情報cに基づき得られた補正係数bをゲイン調整
器15へ出力し、出力信号aのゲインを調整する。
【0004】ここで、レンズ11のシェーディングが、
図11に示すように、レンズ11の光学的中心から周辺
に向かってほぼ同心円状に次第に光量が落ちている状態
だとすると、補正係数bは、レンズ11の光学的中心か
ら周辺に向かって同心円状に次第に大きな値となる。ま
た、ゲイン調整器15は、図11中矢印で示すように補
正係数bの値が大きいほど出力信号aのゲインを上げ、
図中太線の枠で囲んだ輝度信号Yおよび色信号Cで得ら
れる有効な画面全体をほぼ同じ明るさにする。
図11に示すように、レンズ11の光学的中心から周辺
に向かってほぼ同心円状に次第に光量が落ちている状態
だとすると、補正係数bは、レンズ11の光学的中心か
ら周辺に向かって同心円状に次第に大きな値となる。ま
た、ゲイン調整器15は、図11中矢印で示すように補
正係数bの値が大きいほど出力信号aのゲインを上げ、
図中太線の枠で囲んだ輝度信号Yおよび色信号Cで得ら
れる有効な画面全体をほぼ同じ明るさにする。
【0005】ゲイン調整器15によりゲイン調整された
出力信号aは、輪郭抽出回路16および色信号分離回路
19にそれぞれ供給する。輪郭抽出回路16で抽出され
た輪郭信号dは、輪郭加算回路20の一方の入力に供給
する。色信号分離回路19では、輝度原信号eと色原信
号fを分離する。分離された輝度原信号eは輪郭加算回
路20の他方の入力に供給する。輪郭加算回路20よ
り、輪郭信号dと輝度原信号eとの加算を行って輝度信
号Yを得る。色信号分離回路19で分離された色原信号
fは、色信号処理回路21に供給して色信号処理を行
い、その出力より色信号Cを得る。
出力信号aは、輪郭抽出回路16および色信号分離回路
19にそれぞれ供給する。輪郭抽出回路16で抽出され
た輪郭信号dは、輪郭加算回路20の一方の入力に供給
する。色信号分離回路19では、輝度原信号eと色原信
号fを分離する。分離された輝度原信号eは輪郭加算回
路20の他方の入力に供給する。輪郭加算回路20よ
り、輪郭信号dと輝度原信号eとの加算を行って輝度信
号Yを得る。色信号分離回路19で分離された色原信号
fは、色信号処理回路21に供給して色信号処理を行
い、その出力より色信号Cを得る。
【0006】このように、レンズ11の光学的中心から
周辺に向かって同心円状に次第に撮像素子12の出力信
号のゲインを上げるようシェーディング補正係数bを変
化させて、ゲイン調整器15のゲインを調整すること
で、全体がほぼ同じ明るさになるように補正する。
周辺に向かって同心円状に次第に撮像素子12の出力信
号のゲインを上げるようシェーディング補正係数bを変
化させて、ゲイン調整器15のゲインを調整すること
で、全体がほぼ同じ明るさになるように補正する。
【0007】しかし従来の場合、画面の中央部に比べそ
の周辺部のゲインを上げているためノイズのゲインも上
がることになりS/Nが悪くなる。画面周辺部のS/N
が悪くなると、その結果として画面全体の画質を低下さ
せていた。
の周辺部のゲインを上げているためノイズのゲインも上
がることになりS/Nが悪くなる。画面周辺部のS/N
が悪くなると、その結果として画面全体の画質を低下さ
せていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式で
は、コスト低減または技術的限界によりシェーディング
補正を光学的ではなく電気的に行う場合に、画面周辺部
のS/Nが悪くなり、画面全体の画質を低下させてしま
う。
は、コスト低減または技術的限界によりシェーディング
補正を光学的ではなく電気的に行う場合に、画面周辺部
のS/Nが悪くなり、画面全体の画質を低下させてしま
う。
【0009】この発明の目的は、画面周辺部のノイズを
電気的に抑圧することで、画面全体の画質を低下させな
いシェーディング補正装置を提供することにある。
電気的に抑圧することで、画面全体の画質を低下させな
いシェーディング補正装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明のシェーディング補正装置では、撮像
画像をレンズを介して撮像素子に結像し、画面の水平方
向と垂直方向の位置情報から前記レンズのシェーディン
グ補正係数を発生する手段と、該手段の補正係数に基づ
いて前記撮像素子の出力信号ゲインを調整する手段とを
備え、前記補正係数に基づいて輪郭信号のゲインを調整
する手段、前記補正係数に基づいて輪郭信号のノイズ抑
圧量を調整する手段、前記補正係数に基づいて色信号の
ノイズ抑圧量を調整する手段のうち少なくとも一つの手
段を備えてなることを特徴とする。
ために、この発明のシェーディング補正装置では、撮像
画像をレンズを介して撮像素子に結像し、画面の水平方
向と垂直方向の位置情報から前記レンズのシェーディン
グ補正係数を発生する手段と、該手段の補正係数に基づ
いて前記撮像素子の出力信号ゲインを調整する手段とを
備え、前記補正係数に基づいて輪郭信号のゲインを調整
する手段、前記補正係数に基づいて輪郭信号のノイズ抑
圧量を調整する手段、前記補正係数に基づいて色信号の
ノイズ抑圧量を調整する手段のうち少なくとも一つの手
段を備えてなることを特徴とする。
【0011】これにより、S/Nの悪い画面の周辺部で
は輪郭強調を弱めてノイズの強調を防ぎ、あるいはノイ
ズを抑圧して画面全体に渡って画質の向上を図ることが
できる。
は輪郭強調を弱めてノイズの強調を防ぎ、あるいはノイ
ズを抑圧して画面全体に渡って画質の向上を図ることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は、この発明の第1の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。すなわち、撮影
された画像は、レンズ11を通して撮像素子12に結像
する。撮像素子12はタイミング信号および同期信号を
発生させる信号発生器13により発生させた信号に基づ
き駆動され、撮像素子12の出力信号aを出力する。レ
ンズのシェーディングを補正するための補正係数bを発
生させる補正係数発生器14では、信号発生器13から
の水平・垂直位置情報cに基づき得られた補正係数bを
ゲイン調整器15へ出力し、出力信号aのゲインを調整
する。
いて説明するための回路構成図である。すなわち、撮影
された画像は、レンズ11を通して撮像素子12に結像
する。撮像素子12はタイミング信号および同期信号を
発生させる信号発生器13により発生させた信号に基づ
き駆動され、撮像素子12の出力信号aを出力する。レ
ンズのシェーディングを補正するための補正係数bを発
生させる補正係数発生器14では、信号発生器13から
の水平・垂直位置情報cに基づき得られた補正係数bを
ゲイン調整器15へ出力し、出力信号aのゲインを調整
する。
【0014】ここで、レンズ11のシェーディングが、
レンズ11の光学的中心から周辺に向かってほぼ同心円
状に次第に光量が落ちている状態だとすると、補正係数
bは、レンズ11の光学的中心から周辺に向かって同心
円状に次第に大きな値となる。また、ゲイン調整器15
は補正係数bの値が大きいほど出力信号aのゲインを上
げ、画面全体をほぼ同じ明るさにする。
レンズ11の光学的中心から周辺に向かってほぼ同心円
状に次第に光量が落ちている状態だとすると、補正係数
bは、レンズ11の光学的中心から周辺に向かって同心
円状に次第に大きな値となる。また、ゲイン調整器15
は補正係数bの値が大きいほど出力信号aのゲインを上
げ、画面全体をほぼ同じ明るさにする。
【0015】ゲイン調整器15においてゲイン調整され
た出力信号aは、輪郭抽出回路16に供給しここで輪郭
を抽出し、輪郭信号ゲイン調整回路17で補正係数bに
応じてゲイン調整を行い輪郭信号d1を出力する。輝度
信号Yは、この輪郭信号d1と色信号分離回路19から
の輝度原信号eとを輪郭加算回路20で加算して得られ
る。
た出力信号aは、輪郭抽出回路16に供給しここで輪郭
を抽出し、輪郭信号ゲイン調整回路17で補正係数bに
応じてゲイン調整を行い輪郭信号d1を出力する。輝度
信号Yは、この輪郭信号d1と色信号分離回路19から
の輝度原信号eとを輪郭加算回路20で加算して得られ
る。
【0016】一方、色信号Cは色信号分離回路19から
の色原信号fを色信号処理回路21で色処理を行い、色
信号Cとして出力する。
の色原信号fを色信号処理回路21で色処理を行い、色
信号Cとして出力する。
【0017】図2は、輪郭信号ゲイン調整回路17のゲ
イン調整例について説明するための説明図である。輪郭
信号ゲイン調整回路17は、補正係数bが大きくなるほ
ど輪郭信号ゲインを小さくする。
イン調整例について説明するための説明図である。輪郭
信号ゲイン調整回路17は、補正係数bが大きくなるほ
ど輪郭信号ゲインを小さくする。
【0018】これにより、S/Nの悪い画面の周辺部で
は輪郭強調を弱めてノイズの強調を防ぎ、画面全体に渡
り、画質の向上を図ることができる。
は輪郭強調を弱めてノイズの強調を防ぎ、画面全体に渡
り、画質の向上を図ることができる。
【0019】図3は、輪郭信号ゲイン調整回路17の他
のゲイン調整例について説明するための説明図である。
補正係数bがしきい値S1以下の範囲では輪郭信号d1
のゲインを一定にし、しきい値S1を超えると次第に輪
郭信号d1のゲインを小さくする。この場合、S/Nの
悪化が目立ってくる付近まで輪郭信号ゲインを小さくし
ないので、図2の調整例に比べて解像度を保つことがで
きる。
のゲイン調整例について説明するための説明図である。
補正係数bがしきい値S1以下の範囲では輪郭信号d1
のゲインを一定にし、しきい値S1を超えると次第に輪
郭信号d1のゲインを小さくする。この場合、S/Nの
悪化が目立ってくる付近まで輪郭信号ゲインを小さくし
ないので、図2の調整例に比べて解像度を保つことがで
きる。
【0020】図4は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、輪郭信号ゲイン調整回路17に変えて輪郭抽出回路
16と輪郭加算回路20との間に、補正係数bに基づき
輪郭信号のノイズを抑圧させる輪郭信号ノイズ抑圧回路
18を配置した点が図1の構成と異なり、図1と同一の
構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、輪郭信号ゲイン調整回路17に変えて輪郭抽出回路
16と輪郭加算回路20との間に、補正係数bに基づき
輪郭信号のノイズを抑圧させる輪郭信号ノイズ抑圧回路
18を配置した点が図1の構成と異なり、図1と同一の
構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0021】すなわち、輪郭抽出回路16は輪郭信号ノ
イズ抑圧回路18に供給し、ここで補正係数bに基づき
輪郭信号のノイズを抑圧し輪郭信号d2を生成する。輝
度信号Yはこの輪郭信号d2と色信号分離回路19から
の輝度原信号eとを輪郭加算回路20で加算して得られ
る。
イズ抑圧回路18に供給し、ここで補正係数bに基づき
輪郭信号のノイズを抑圧し輪郭信号d2を生成する。輝
度信号Yはこの輪郭信号d2と色信号分離回路19から
の輝度原信号eとを輪郭加算回路20で加算して得られ
る。
【0022】図5は、輪郭信号ノイズ抑圧回路18のノ
イズ抑圧例について説明するための説明図である。輪郭
信号ノイズ抑圧回路18では、図5(a)に示すように
ノイズ抑圧量より小さい振幅の入力信号の場合は出力信
号を0にする。そして、図5(b)に示すようにシェー
ディング補正係数が大きくなるほどノイズ抑圧量を大き
くする。
イズ抑圧例について説明するための説明図である。輪郭
信号ノイズ抑圧回路18では、図5(a)に示すように
ノイズ抑圧量より小さい振幅の入力信号の場合は出力信
号を0にする。そして、図5(b)に示すようにシェー
ディング補正係数が大きくなるほどノイズ抑圧量を大き
くする。
【0023】これにより、輪郭抽出回路16の出力振幅
が小さい場合は、輪郭抽出回路16の出力をノイズと見
做してカットするための、ノイズの強調を防ぎ画面全体
に渡り画質の向上を図ることができる。
が小さい場合は、輪郭抽出回路16の出力をノイズと見
做してカットするための、ノイズの強調を防ぎ画面全体
に渡り画質の向上を図ることができる。
【0024】この実施の形態では、ノイズ分のみをカッ
トすることが可能なことから解像度の劣化を抑えること
ができる。
トすることが可能なことから解像度の劣化を抑えること
ができる。
【0025】図6は、輪郭信号ノイズ抑圧回路18の他
のノイズ抑圧例について説明するための説明図である。
図6(a)に示すように、ノイズ抑圧量より小さい振幅
の入力信号の場合は出力信号を0にし、かつ、ノイズ抑
圧量より大きい振幅の入力信号の場合は出力信号の絶対
値を(入力信号の絶対値−ノイズ抑圧量)にする。そし
て、図6(b)に示すように、シェーディング補正係数
が大きくなるほどノイズ抑圧量を大きくする。
のノイズ抑圧例について説明するための説明図である。
図6(a)に示すように、ノイズ抑圧量より小さい振幅
の入力信号の場合は出力信号を0にし、かつ、ノイズ抑
圧量より大きい振幅の入力信号の場合は出力信号の絶対
値を(入力信号の絶対値−ノイズ抑圧量)にする。そし
て、図6(b)に示すように、シェーディング補正係数
が大きくなるほどノイズ抑圧量を大きくする。
【0026】この場合、出力信号に急峻な変化点が生じ
ないため、図5のノイズ抑圧例に比べて輪郭信号ノイズ
抑圧回路18の出力を示した図6(a)のように、出力
信号のレベル変動が小さく画柄に不自然な箇所が生じに
くくなる。
ないため、図5のノイズ抑圧例に比べて輪郭信号ノイズ
抑圧回路18の出力を示した図6(a)のように、出力
信号のレベル変動が小さく画柄に不自然な箇所が生じに
くくなる。
【0027】図7は、この発明の第3の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、輪郭抽出回路16より出力される出力を輪郭信号d
3として輪郭加算回路20の一方の信号として供給する
とともに、色信号処理回路21の出力から色信号ノイズ
抑圧回路22を介して色信号Cとして出力した構成部分
が図1と異なる。なお、図1と同一の構成部分には同一
の符号を付してここでの説明は省略する。
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、輪郭抽出回路16より出力される出力を輪郭信号d
3として輪郭加算回路20の一方の信号として供給する
とともに、色信号処理回路21の出力から色信号ノイズ
抑圧回路22を介して色信号Cとして出力した構成部分
が図1と異なる。なお、図1と同一の構成部分には同一
の符号を付してここでの説明は省略する。
【0028】すなわち、色信号処理回路21の出力は、
色信号ノイズ抑圧回路22に入力され、ここで色信号の
ノイズが補正係数bに基づきノイズが抑圧され、色信号
Cとして出力する。
色信号ノイズ抑圧回路22に入力され、ここで色信号の
ノイズが補正係数bに基づきノイズが抑圧され、色信号
Cとして出力する。
【0029】なお、色信号ノイズ抑圧回路22のノイズ
抑圧については、図5や図6で説明したノイズの抑圧例
と同様でよい。
抑圧については、図5や図6で説明したノイズの抑圧例
と同様でよい。
【0030】次に図8を用いて、色信号ノイズ抑圧回路
22の具体的な構成例を示して説明する。LPF81〜
84の周波数帯域制限特性は、LPF81が最も帯域制
限周波数が高く、以降LPF82〜84の順に、その帯
域制限周波数は低い関係に設定してある。
22の具体的な構成例を示して説明する。LPF81〜
84の周波数帯域制限特性は、LPF81が最も帯域制
限周波数が高く、以降LPF82〜84の順に、その帯
域制限周波数は低い関係に設定してある。
【0031】図9に示すように、セレクタ85はシェー
ディング補正係数bがしきい値S1以下のときは、色信
号処理回路21の出力を選択し、しきい値S1より大き
くしきい値S2以下のときはLPF82の出力を選択
し、しきい値S2より大きくしきい値S3以下のときは
LPF83の出力を選択し、しきい値S3より大きいと
きはLPF84の出力を選択する。
ディング補正係数bがしきい値S1以下のときは、色信
号処理回路21の出力を選択し、しきい値S1より大き
くしきい値S2以下のときはLPF82の出力を選択
し、しきい値S2より大きくしきい値S3以下のときは
LPF83の出力を選択し、しきい値S3より大きいと
きはLPF84の出力を選択する。
【0032】このようにして、シェーディング補正係数
bが大きいほど色信号の周波数帯域を低く制限していく
ことで、色S/Nは画面の周辺部では色信号の帯域を落
すことでS/Nの向上を図ることができる。
bが大きいほど色信号の周波数帯域を低く制限していく
ことで、色S/Nは画面の周辺部では色信号の帯域を落
すことでS/Nの向上を図ることができる。
【0033】この発明は、上記した実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、輪郭信号ゲイン調整回路1
7、輪郭信号ノイズ抑圧回路18、色信号ノイズ抑圧回
路22の全てあるいはいずれか2つの構成を備え、これ
らを補正信号bに基づき制御してもよい。この場合はそ
れぞれ効果を合わせもつことになる。
れるものではない。例えば、輪郭信号ゲイン調整回路1
7、輪郭信号ノイズ抑圧回路18、色信号ノイズ抑圧回
路22の全てあるいはいずれか2つの構成を備え、これ
らを補正信号bに基づき制御してもよい。この場合はそ
れぞれ効果を合わせもつことになる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のシェー
ディング補正装置によれば、シェーディング補正を電気
的に行う場合に、画面周辺部のS/N悪化に伴う画面全
体の画質低下をさせることなく、レンズのシェーディン
グ補正を実現することができる。
ディング補正装置によれば、シェーディング補正を電気
的に行う場合に、画面周辺部のS/N悪化に伴う画面全
体の画質低下をさせることなく、レンズのシェーディン
グ補正を実現することができる。
【図1】この発明のシェーディング補正装置の第1の実
施の形態について説明するための回路構成図。
施の形態について説明するための回路構成図。
【図2】図1の輪郭信号ゲインの調整例について説明す
るための説明図。
るための説明図。
【図3】図1の輪郭信号ゲインの他の調整例について説
明するための説明図。
明するための説明図。
【図4】この発明のシェーディング補正装置の第2の実
施の形態について説明するための回路構成図。
施の形態について説明するための回路構成図。
【図5】図4の輪郭信号のノイズ抑圧例について説明す
るための説明図。
るための説明図。
【図6】図4の輪郭信号の他のノイズ抑圧例について説
明するための説明図。
明するための説明図。
【図7】この発明のシェーディング補正装置の第3の実
施の形態について説明するための回路構成図。
施の形態について説明するための回路構成図。
【図8】図7の色信号ノイズ抑圧回路の具体的な構成例
について説明するためのブロック図。
について説明するためのブロック図。
【図9】図7の色信号のノイズ抑圧例について説明する
ための説明図。
ための説明図。
【図10】従来のシェーディング補正装置について説明
するための回路構成図。
するための回路構成図。
【図11】図10のシェーディング補正の概念を説明す
るための説明図。
るための説明図。
11…レンズ、12…撮像素子、13…信号発生器、1
4…補正係数発生器、15…ゲイン調整器、16…輪郭
抽出回路、17…輪郭信号ゲイン調整回路、18…輪郭
信号ノイズ抑圧回路、19…色信号分離回路、20…輪
郭加算回路、21…色信号処理回路、22…色信号ノイ
ズ抑圧回路。
4…補正係数発生器、15…ゲイン調整器、16…輪郭
抽出回路、17…輪郭信号ゲイン調整回路、18…輪郭
信号ノイズ抑圧回路、19…色信号分離回路、20…輪
郭加算回路、21…色信号処理回路、22…色信号ノイ
ズ抑圧回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像画像をレンズを介して撮像素子に結
像し、画面の水平方向と垂直方向の位置情報から前記レ
ンズのシェーディング補正係数を発生する手段と、該手
段の補正係数に基づいて前記撮像素子の出力信号ゲイン
を調整する手段とを備えるシェーディング補正装置にお
いて、 前記補正係数に基づいて輪郭信号のゲインを調整する手
段、前記補正係数に基づいて輪郭信号のノイズ抑圧量を
調整する手段、前記補正係数に基づいて色信号のノイズ
抑圧量を調整する手段のうち少なくとも一つの手段を備
えてなることを特徴とするシェーディング補正装置。 - 【請求項2】 請求項1において、輪郭信号のノイズ抑
圧量を調整する手段または色信号のノイズ抑圧量を調整
する手段が、ある任意のしきい値より小さい振幅の入力
信号の場合は出力信号を0にする手段を備え、その任意
のしきい値を調整することによりノイズ抑圧量を調整す
ることを特徴とするシェーディング補正装置。 - 【請求項3】 請求項1において、色信号のノイズ抑圧
量を調整する手段が、色信号の周波数帯域を調整するこ
とによりノイズ抑圧量を調整することを特徴とするシェ
ーディング補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158737A JP2001339736A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | シェーディング補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158737A JP2001339736A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | シェーディング補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339736A true JP2001339736A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158737A Withdrawn JP2001339736A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | シェーディング補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001339736A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2000
- 2000-05-29 JP JP2000158737A patent/JP2001339736A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|
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