JP2001338211A

JP2001338211A - サービス提供システム

Info

Publication number: JP2001338211A
Application number: JP2000156864A
Authority: JP
Inventors: Osamu Kojima; 修小島; Junzo Yagi; 純三八木
Original assignee: Suncorporation
Current assignee: Suncorporation
Priority date: 2000-05-26
Filing date: 2000-05-26
Publication date: 2001-12-07

Abstract

(57)【要約】【課題】会員に提示したサービスの説明情報につい
て、事前にそのサービスを希望するか否かを確認するこ
とができるサービス提供システムを提供する。【解決手段】通信回線５を通じて接続された情報管理
装置４と複数の端末装置２とを備える。情報管理装置４
は、会員ＩＤ毎に端末装置２の送信先情報に基いてサー
ビスの説明情報及びサービス希望の場合にメールを返信
する旨を送信し、会員からのメールを受け付け、会員か
らのメールを受信すると、受信した送信元情報から会員
ＩＤを特定し、特定した会員ＩＤの送信先情報に基いて
サービスが提供される旨を送信し、当該送信履歴を保存
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パチンコ
店等において、各会員にサービス情報を提供するサービ
ス提供システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ店等の事業者は、集客のために
ダイレクトメールや折り込みチラシ等により「新台入れ
換え」、「来店時のサービス」等を案内している。ま
た、特開平８−３０７９２１号公報には、入力された予
約情報を登録する予約登録手段と、予約情報に基づき当
日の日付と予約日付とが一致した場合に当日の情報デー
タを所定の区分に応じて更新する予約更新手段と、当日
情報データの提供時刻が現在時刻と一致した際に情報デ
ータを読み込み、利用者に応じて加工する監視手段と、
利用者の個人情報に応じて加工されたデータを利用者が
所持するポケットベル（登録商標）に転送する案内手段
とを備えた情報提供システムが提案されている。この情
報提供システムは、利用者が予め情報データを予約する
と、予め指定した所望の情報をリアルタイムにポケット
ベルで知ることができるようにしたもので、情報の提供
を利用者が設定するものである。

【０００３】また、会員登録されている顧客に対して、
パチンコ店等のホールが、携帯電話やパソコン等へ電子
メールによりサービスの情報を案内することが考えられ
るが、この場合には、ホール側からの一方的な情報提供
であるので、サービスの案内情報を提供される会員にと
って希望するサービス内容であるか否かは、ホール側に
とっては不明である。従って、会員に提示したサービス
の説明情報について、事前にそのサービスを希望するか
否かを確認することがホール側に必要となる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、会員
に提示したサービスの説明情報について、事前にそのサ
ービスを希望するか否かを確認することができるサービ
ス提供システムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載のサービ
ス提供システムは、通信回線を通じて接続された情報管
理装置と複数の端末装置とを備え、前記情報管理装置
は、会員ＩＤ毎に前記端末装置の送信先情報に基いてサ
ービスの説明情報及びサービス希望の場合にメールを返
信する旨を送信し、会員からのメールを受け付け、会員
からのメールを受信すると、受信した送信元情報から会
員ＩＤを特定することを特徴とする。

【０００６】請求項２に記載のサービス提供システム
は、請求項１に記載のものにおいて、前記受信した送信
元情報から会員ＩＤを特定し、特定した会員ＩＤの送信
先情報に基いてサービスが提供される旨を送信し、当該
送信履歴を保存することを特徴とするものである。

【０００７】請求項３に記載のサービス提供システム
は、請求項１又は２に記載のものにおいて、前記受信し
た送信元情報から会員ＩＤを特定し、特定した会員ＩＤ
の送信先情報に基いてサービス番号を付与して送信し、
当該送信履歴を保存することを特徴とするものである。

【０００８】請求項４に記載のサービス提供システム
は、請求項３に記載のものにおいて、前記サービス番号
が、前記サービスの説明情報に対応したサービスが提供
されることを表すものであることを特徴とするものであ
る。請求項５に記載のサービス提供システムは、請求項
３又は４に記載のものにおいて、前記サービス番号が、
抽選することによって特典を与えるためのものであるこ
とを特徴とするものである。

【０００９】請求項６に記載のサービス提供システム
は、請求項２乃至５のうちのいずれか１つに記載のもの
において、前記情報管理装置に接続された会員専用端末
が、会員カードに書き込まれた会員ＩＤを読み取る会員
ＩＤ読取手段、表示手段及び印字手段を有し、前記会員
ＩＤ読取手段が会員ＩＤを読み取ると、前記送信履歴を
検索し、読み取った会員ＩＤに対応するサービス提供内
容を前記表示手段に表示し、印字手段により印字するこ
とを特徴とするものである。

【００１０】請求項７に記載のサービス提供システム
は、請求項２乃至６のうちのいずれか１つに記載のもの
において、前記情報管理装置に接続された台表示端末が
各遊技台毎に設置され、前記台表示端末が、会員カード
に書き込まれた会員ＩＤを読み取る会員ＩＤ読取手段お
よび表示手段を備え、前記会員ＩＤ読取手段が会員ＩＤ
を読み取ると、前記送信履歴を検索し、読み取った会員
ＩＤに対応するサービス提供内容を前記表示手段に表示
することを特徴とするものである。

【００１１】請求項８に記載のサービス提供システム
は、請求項１乃至７のうちのいずれか１つに記載のもの
において、前記情報管理装置が、当該送信履歴を保存す
ると共に、前記会員ＩＤと一緒に特典を付与するための
ポイントを加算記憶することを特徴とするものである。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。図１は、サービス提供システム
１の第１実施形態の概略ブロック図であり、パチンコ店
等の遊技店におけるサービス提供システムを示す。第１
実施形態のサービス提供システム１は、各遊技店に設け
られた入力端末装置２、各遊技店に会員登録されている
会員遊技客が所持する各端末装置３及び管理センタに設
置された情報管理装置４とを備え、情報管理装置４に対
して各遊技店に設けられた入力端末装置２及び会員遊技
客が所持する各端末装置３が通信回線５を介して送受信
可能に接続されている。

【００１３】なお、各遊技店に設けられた入力端末装置
２は、例えば、パソコン（パソコン本体、ディスプレイ
装置、キーボード、プリンタを有する）で構成される。
また、会員遊技客が所持する各端末装置３は、パソコン
あるいは無線端末装置（例えば、携帯電話）により構成
されている。通信回線５は、例えば、パソコン等の場合
であればインターネット回線で構成され、携帯電話等の
無線端末装置の場合であれば無線回線を含んで構成され
る。

【００１４】管理センタに設置された情報管理装置４は
コンピュータ等の制御装置の他に、通信サーバ６及び記
憶装置７を有しており、記憶装置７には、各遊技店で会
員登録されている会員遊技客の会員ＩＤを含む会員デー
タベース、会員遊技客に対してサービスの説明情報を送
信するための送信タイミング情報を含む送信タイミング
データベース及びサービスの説明情報を含むサービス情
報データベースが記憶されている。各データベースに記
憶されている各種情報は、オペレータ等によって各遊技
店毎に変更、追加、削除等を行うことができる。

【００１５】図２は会員データベースの一形態を示す図
である。会員データベースの各データには、会員ＩＤ、
会員の名前、会員が属している遊技店の店舗コード、会
員へ送信する送信先を示すメールアドレスまたは電話番
号、情報フラグ、年齢、性別、ポイント等が記憶されて
いる。なお、会員ＩＤと共に記憶されるメールアドレス
または電話番号は、送信先情報に対応するもので、会員
遊技客が、パソコン端末等の端末装置に情報の送信を希
望している場合にはメールアドレスが記憶され、携帯電
話等の無線端末装置に情報の送信を希望している場合に
は電話番号が記憶される。

【００１６】情報フラグは、管理センタで提供可能なサ
ービスの説明情報を各会員遊技客に送信するか否かを識
別するためのものであり、複数桁のビットで構成されて
いる。情報フラグの各桁は提供可能なサービスの説明情
報の種別を示し、各桁のビットが「１」に設定されてい
る場合には当該会員に当該ビットに対応する情報を送信
することを示し、「０」に設定されている場合には当該
会員に当該ビットに対応する情報を送信しないことを示
している。また、ポイントは、各遊技店が会員遊技者に
対して特典を付与するためのものである。

【００１７】図３は送信タイミングデータベースの一形
態を示す図である。送信タイミングデータベースの各デ
ータには、情報ＩＤ、情報名、店舗コード及び送信日時
が記憶されている。情報ＩＤは、各会員遊技客に送信す
る各サービスの説明情報を識別するためのものである。
店舗コードは、各会員遊技客に送信するサービスの説明
情報がどの店舗に関するものかを識別するために用いら
れる。送信タイミングは、サービスの説明情報を送信す
る日時等が設定される。例えば、毎日、１７：００と
か、毎週金曜日の１２：００とかのように設定される。

【００１８】図４は情報データベースの一形態を示す図
である。情報データベースの各データには、情報名、情
報ＩＤ、当該情報がどの遊技店に属するものかを示す店
舗コード、情報内容が記憶される。情報内容は、サービ
ス時間を示すサービスタイム情報、開店時間を示す開店
情報、当日、前日、過去１週間等の各遊技台の特賞発生
回数等を示す遊技台情報、新機種情報等があるが、請求
項１に記載のサービスの説明情報は、サービスタイム情
報に相当するもので、例えば、「明日、女性サービスデ
ーにて、ドリンクサービス実施。但し、事前にサービス
希望の旨のメールを返信して下さい。」とか「明日、１
２：００迄に大当りした人は、終日無定量のサービス実
施。但し、事前にサービス希望の旨のメールを返信して
下さい。」のような遊技店が提供するサービス内容を示
したものである。

【００１９】次に、第１実施形態における管理センタに
設置された情報管理装置４の処理動作を示す図５乃至図
８のフローチャートを参照しつつ説明する。概略とし
て、情報管理装置４は、各ホールの入力端末装置２から
各遊技店の会員データベース、送信タイミングデータベ
ース、情報データベースの情報を受信し、各遊技店の会
員に対する各情報の送信制御を行う。

【００２０】まず、情報管理装置４は、遊技店（以下、
ホールという）の入力端末装置２からのアクセスがある
か否かを判別する（ステップＳ０１）。ホールの入力端
末装置２からのアクセスがある場合、情報管理装置４
は、送信元（アクセス先）のホールの入力端末装置２を
パスワードで認証する（ステップＳ０２）。すなわち、
アクセス相手が送受信を行う資格を有しているもののみ
通信接続し、送受信を行う資格を有していないものは拒
絶される。次いで、情報管理装置４は、送信元（アクセ
ス先）のホール（入力端末装置２）をメールアドレスで
特定する（ステップＳ０３）。すなわち、通信相手がど
このホールであるかが特定される。

【００２１】アクセス先のホールを特定すると、情報管
理装置４は、ステップＳ０４乃至ステップＳ０７の判別
処理を順次行う。まず、ステップＳ０４で、会員データ
の追加修正（削除も含む）であるか否かを判別する。ス
テップＳ０４が偽である場合は、ステップＳ０５で、メ
ール（サービスの説明情報を指す）送信条件の設定を行
うか否かを判別する。ステップＳ０５が偽である場合
は、ステップＳ０６で、会員に送信する情報の追加修正
であるか否かを判別する。ステップＳ０６が偽である場
合は、ステップＳ０７で、サービス番号（サービスＮ
ｏ）の検索であるか否かを判別する。ステップＳ０７が
偽である場合はステップＳ１３に移行する。

【００２２】ホールが、特定の条件に見合う会員遊技客
に対して、特定のサービスを提供しようと意図する場
合、例えば、会員遊技客のうち女性に限ってサービスを
提供しようとする場合は、「明日、女性サービスデーに
て、ドリンクサービス実施」のようなサービスの説明情
報を情報管理装置４から会員遊技客が所持する各端末装
置３に送信させる。また、ホールが、会員遊技客の全員
に対して、特定の条件に見合った会員に対して特定のサ
ービスを提供しようと意図する場合、例えば、「明日、
１２：００迄に大当りした人は、終日無定量のサービス
実施」のようなサービスの説明情報を情報管理装置４か
ら会員遊技客が所持する各端末装置３に送信させる。

【００２３】従って、どの会員にサービスの説明情報を
送信するかを設定するために、会員データのうち、サー
ビスの説明情報に対応する情報フラグを「１」にセット
する必要がある。また、サービスの説明内容が管理セン
タの情報管理装置４に登録されていない場合には、サー
ビスの説明内容を登録する必要がある。また、サービス
の説明情報の送信を何時行うかを情報管理装置４に登録
する必要がある。

【００２４】各ホールの入力端末装置２から管理センタ
の情報管理装置４へのデータ修正、追加、削除の方法
は、各ホールに関するデータベース全体を更新する方法
でもよいし、データベースの特定のデータのみ変更、追
加、削除を行う方法でもよい。なお、本実施形態では、
会員データ、送信タイミングデータ、情報データの修正
追加等がある場合、各ホール毎に、当該ホールに関する
会員データベース全体、送信タイミングデータベース全
体、情報データベース全体をそれぞれ更新することにす
る。

【００２５】ステップＳ０４が真である場合、特定した
ホールに関する会員データベースの追加修正を行う（ス
テップＳ０８）。即ち、特定したホールに関する会員デ
ータベースをホール側から送られる会員データベースに
更新する。なお、情報管理装置４は、特定したホールに
関する会員データベースの追加修正を行うと、ステップ
Ｓ０５に移行する。この処理によって、特定ホールに関
して、サービスの説明情報を送信するべき会員が設定さ
れる。

【００２６】ステップＳ０５が真である場合、メール
（サービスの説明情報を指す）送信条件の設定を行う。
即ち、特定したホールに関する送信タイミングデータベ
ースをホール側から送られる送信タイミングデータベー
スに更新する（ステップＳ０９）。情報管理装置４は、
特定したホールに関する送信タイミングデータベースの
追加修正を行うと、ステップＳ０６に移行する。この処
理によって、特定ホールに関して、会員に対してサービ
スの説明情報を送信する日付けと時刻が設定される。

【００２７】ステップＳ０６が真である場合、特定した
ホールに関する情報データベースの追加修正を行う（ス
テップＳ１０）。即ち、特定したホールに関する情報デ
ータベースをホール側から送られる情報データベースに
更新する。情報管理装置４は、特定したホールに関する
情報データベースの追加修正を行うと、ステップＳ０７
に移行する。この処理によって、例えば、サービスの説
明内容を変更、追加、削除する場合であれば、特定ホー
ルに関して、会員に対して送るサービスの説明情報が修
正、追加設定される。なお、ステップＳ０７が真である
場合には、情報管理装置４はステップＳ１１及びステッ
プＳ１２の処理を行ってステップＳ１３に移行するが、
ステップＳ１１及びステップＳ１２の処理については後
述することとする。

【００２８】ステップＳ１３に移行した情報管理装置４
は、送信タイミングデータベースを順次検索し（ステッ
プＳ１３）、送信タイミングデータの送信タイミング情
報に基づいて、送信タイミングに達しているサービスの
説明情報があるか否かを判別する（ステップＳ１４〜ス
テップＳ１５）。即ち、送信タイミング情報の日付情報
が当日日付に一致しているか否かを判別し（ステップＳ
１４）、送信タイミングの日付情報が当日日付に一致し
ている場合に、現在時刻が送信タイミングの時刻情報に
達しているか否かを判別する（ステップＳ１５）。

【００２９】送信タイミング情報の日付情報が当日日付
に一致していない場合、および現在時刻が送信タイミン
グの時刻情報に達していない場合には、情報管理装置４
は、その送信タイミングデータの情報ＩＤに対応するサ
ービスの説明情報が送信タイミングに達していないと判
別する。送信タイミングデータが送信タイミングに達し
ていないと判別した場合、情報管理装置４は、送信タイ
ミングデータベースの送信タイミングデータがデータエ
ンドか否かを判別し（ステップＳ１６）、データエンド
でなければステップＳ１３に戻って送信タイミングデー
タベースを検索し、次の送信タイミングデータに関し
て、上述した処理を行う。また、ステップＳ１６にて、
送信タイミングデータベースの送信タイミングデータが
データエンドである場合は、情報管理装置４は、ステッ
プＳ３０に移行する。

【００３０】一方、ステップＳ１５の処理にて現在時刻
が送信タイミングの時刻情報に達している場合は、情報
管理装置４は、その送信タイミングデータの情報ＩＤに
対応するサービスの説明情報が送信タイミングに達して
いると判別する。

【００３１】サービスの説明情報が送信タイミングに達
していると判別された場合、情報管理装置４は、この送
信タイミングデータによって情報ＩＤを特定し（ステッ
プＳ２０）、次いで、会員データベースを検索し（ステ
ップＳ２１）、会員データの情報フラグのうち、情報Ｉ
Ｄに対応したビットがオンか否かを判別する（ステップ
Ｓ２２）。この会員データに関して、情報ＩＤに対応し
たビットがオンである場合、情報管理装置４は、送信タ
イミングに達しているサービスの説明情報を送信するべ
き会員遊技客の会員ＩＤを特定し（ステップＳ２３）、
特定した会員ＩＤの送信先情報（メールアドレス又は電
話番号）に基づいて、会員遊技客の所持する端末装置２
に対して送信タイミングに達しているサービスの説明情
報と「サービス希望の場合にメールを返信する旨」を送
信する（ステップＳ２４）。情報管理装置４は、会員遊
技客の所持する端末装置２に対して送信タイミングに達
しているサービスの説明情報と「サービス希望の場合に
メールを返信する旨」を送信すると、この送信履歴を記
憶装置７に記憶する（ステップＳ２５）。

【００３２】情報管理装置４は、会員データベースの会
員データがデータエンドか否かを判別し（ステップＳ２
６）、データエンドでなければステップＳ２１に戻って
会員データベースを検索し、次の会員データに関して、
上述したステップＳ２２乃至ステップＳ２６の処理を行
う。また、情報管理装置４は、ステップＳ２２にて、情
報ＩＤに対応したビットがオンでない場合もステップＳ
２６に移行し、データエンドでなければステップＳ２１
に戻って会員データベースを検索し、次の会員データに
関して、上述した処理を行う。

【００３３】以上のように、情報管理装置４は、送信タ
イミングに達しているサービスの説明情報を送信するべ
き会員遊技客の全員に対して送信し終わるまで、ステッ
プＳ２１〜ステップＳ２６を繰り返す。そして、情報管
理装置４は、ステップＳ２６の処理にて、会員データベ
ースの会員データがデータエンドである場合には、ステ
ップＳ３０に移行する。

【００３４】ところで、情報管理装置４から各会員に対
して送られたサービスの説明情報は、各会員遊技客の所
持する端末装置２に保持される。会員遊技客は自己の端
末装置２を操作して送られたサービスの説明情報を表示
部に表示させる。図９（ａ）及び図９（ｂ）は、端末装
置２の表示部に表示されるサービスの説明情報の２つの
表示態様を示す図である。図９（ａ）では、女性の会員
遊技客のみにサービスの説明情報を送信した例であり、
「明日、女性サービスデーにて、ドリンクサービス実
施。但し、事前にサービス希望の旨のメールを返信して
下さい。」というサービスの説明情報及びサービス希望
の場合にメールを返信する旨が表示される。

【００３５】図９（ｂ）は、そのホールの会員遊技客の
全員にサービスの説明情報を送信した例であり、「明
日、１２：００迄に大当りした人は、終日無定量のサー
ビス実施。但し、事前にサービス希望の旨のメールを返
信して下さい。」というサービスの説明情報及びサービ
ス希望の場合にメールを返信する旨が表示される。

【００３６】会員遊技客は表示部に表示されたサービス
の説明情報及びメールを返信する旨を読み、サービスを
希望する場合には自己の端末装置３から管理センタの情
報管理装置４に対してサービス希望の旨を返信する。な
お、会員からの返信メールは順次通信サーバ６に蓄えら
れる。

【００３７】情報管理装置４は、送信タイミングに達し
ているサービスの説明情報を送信するべき会員遊技客の
全員に対して送信し終わると（ステップＳ２６）、会員
からの返信メールが通信サーバ６にあるか否かを判別し
（ステップＳ３０）、返信メールが通信サーバ６にあれ
ば、通信サーバ６に蓄えられた返信メールを読み出し、
受信した返信メールの送信元情報から会員ＩＤを特定し
（ステップＳ３１）、ステップＳ２５で記憶した送信履
歴を検索して特定した会員ＩＤに対応するサービスの説
明情報を特定し（ステップＳ３２）、抽選することによ
って特典を与えるためのサービスＮｏ（サービス番号）
を付与し（ステップＳ３３）、特定した会員ＩＤの送信
先情報に基いてサービスが提供される旨及びサービス番
号を送信し（ステップＳ３４）、この送信履歴を記憶装
置７に記憶する（ステップＳ３５）。さらに、情報管理
装置４は、サービスが提供される旨及びサービス番号を
送信したことに応じて、特定した会員ＩＤに基いて会員
データベースのポイントを加算記憶する（ステップＳ３
６）。情報管理装置４は、ステップＳ３６の処理を終え
るとステップＳ３０に戻り、次の会員からの返信メール
が通信サーバ６にあるか否かを判別し、返信メールが通
信サーバ６にあれば、上述したステップＳ３１乃至ステ
ップＳ３６の処理を行う。また、情報管理装置４は、通
信サーバ６に返信メールがない場合には、ステップＳ０
１に戻る。

【００３８】上述の会員に付与するサービスＮｏの決め
方は、特に限定しないが、例えば、返信メールの順に１
から昇順で付与してもよいし、所定範囲内の数字を乱数
的に選択することによって付与してもよい。

【００３９】図１０（ａ）及び図１０（ｂ）は、端末装
置２の表示部に表示されるサービスが提供される旨およ
び付与されたサービスＮｏの２つの表示態様を示す図で
ある。図１０（ａ）は、図９（ａ）のサービスの説明情
報に対してサービスを希望する旨のメールを返信した会
員遊技客に対する返信を送信した例であり、「明日、女
性サービスデーにて、ドリンクサービス。会員ＩＤ；０
０１２０００１サービスＮｏ；００２５４９」という
サービスの提供情報及びサービスＮｏが会員遊技客の端
末装置３に表示される。

【００４０】また、図１０（ｂ）は、図９（ｂ）のサー
ビスの説明情報に対してサービスを希望する旨のメール
を返信した会員遊技客に対する返信を送信した例であ
り、「明日、１２：００迄に大当りした人は、終日無定
量のサービス。会員ＩＤ；００１２０００２サービス
Ｎｏ；００３００１」というサービスの提供情報及びサ
ービスＮｏが会員遊技客の端末装置３に表示される。

【００４１】会員遊技客は、上記メール内容を印字した
ものや携帯電話等で画面表示された上記の内容を、ホー
ル側の係員またはオペレータ等に見せることで、サービ
スを受ける権利を得ていることを示すと共に、実際にそ
のサービスを受けることができる。

【００４２】また、ホールでは、不正に上記のサービス
を受けようとすることを防止するために、会員ＩＤにて
氏名、性別、年齢等を確認すると共に、管理センタの情
報管理装置４に対して実際にサービスＮｏが発行されて
いるかを照会し、確認することができる。すなわち、図
５乃至図６のフローチャートにおいて、ホールの入力端
末装置２から管理センタの情報管理装置４にアクセス
し、提示された会員ＩＤを送信すると、情報管理装置４
は、ステップＳ０１を真と判別し、ステップＳ０２、ス
テップＳ０３を行い、ステップＳ０４を偽と判別し、ス
テップＳ０５を偽と判別し、ステップＳ０６を偽と判別
し、ステップＳ０７を真と判別する。情報管理装置４
は、図８のステップＳ３５で記憶した送信履歴のうちか
らホールから送信された会員ＩＤに対応する送信履歴を
特定すると共に会員データベースから会員ＩＤに対応す
る会員データを特定し（ステップＳ１１）、特定した送
信履歴（サービス提供内容、サービスＮｏ、会員ＩＤ）
および会員データをホールに対して送信する。従って、
ホールの入力端末装置２の表示部にサービス提供内容、
サービスＮｏ、会員ＩＤおよび会員データ（図２参照）
が表示されるので、実際にサービスＮｏが発行されてい
るかを確認することができるものである。

【００４３】また、ホールでサービスＮｏに対して当選
番号を設定しておくと、当選番号のサービスＮｏの会員
遊技客に対して特定のサービスを提供することができ
る。

【００４４】また、会員ＩＤを情報管理装置４に送信す
ることにより会員データが表示され、現在のポイントも
確認できるから、会員が返信メールを送信する結果、会
員ＩＤと共に加算記憶されるポイントを、ポイント数に
応じて景品に交換できるようにするサービスを提供でき
る。

【００４５】上述の第１実施形態は、情報管理装置が管
理センタに設置されている実施形態であるが、情報管理
装置はホールに設置されていてもよい。図１１は、サー
ビス提供システム８の第２実施形態の概略ブロック図で
ある。

【００４６】第２実施形態におけるサービス提供システ
ム８のホールに設置された情報管理装置４０は、例え
ば、パソコン（パソコン本体、ディスプレイ装置、キー
ボード、プリンタを有する）で構成される。また、会員
遊技客が所持する各端末装置３は、第１実施形態と同
様、パソコンあるいは無線端末装置（例えば、携帯電
話）により構成されている。通信回線５は、例えば、パ
ソコン等の場合であればインターネット回線で構成さ
れ、携帯電話等の無線端末装置の場合であれば無線回線
を含んで構成される。

【００４７】また、情報管理装置４０は、上記コンピュ
ータ等の制御装置の他に、通信サーバ６及び会員管理サ
ーバ９を有しており、会員管理サーバ９には、当該ホー
ルで会員登録されている会員遊技客の会員ＩＤを含む会
員データベース、会員遊技客に対してサービスの説明情
報を送信するための送信タイミング情報を含む送信タイ
ミングデータベース及びサービスの説明情報を含むサー
ビス情報データベースが記憶されている。なお、これら
のデータベースの各記憶情報のうち、第１実施形態にお
ける店舗コード情報は、ホール単位で会員管理を行って
いるため設けられていない。会員管理サーバ９に記憶さ
れている各種情報は、オペレータ等によって各遊技店毎
に変更、追加、削除等を行うことができる。

【００４８】ホール内には、各種の遊技台１０と、遊技
台１台毎に隣設された台表示端末１１と、会員専用端末
１２とが設置されると共に、これらの機器と情報管理装
置４０とはホール内に設けられたＬＡＮ１３により通信
接続されている。

【００４９】情報管理装置４０に通信接続された会員専
用端末１２は、会員カード１４に書き込まれた会員ＩＤ
を読み取る会員ＩＤ読取手段（図示を省略）（例えば、
カードリーダ）、表示手段１５（例えば、液晶表示装
置）及び印字手段１６（例えば、プリンタ）を有してい
る。

【００５０】また、情報管理装置４０に通信接続された
台表示端末１１は、会員カード１４に書き込まれた会員
ＩＤ１４を読み取る会員ＩＤ読取手段（図示を省略）
（例えば、カードリーダ）および表示手段１７（例え
ば、液晶表示装置）を備えている。

【００５１】ホールが、特定の条件に見合う会員遊技客
に対して、特定のサービスを提供しようと意図する場
合、例えば、会員遊技客のうち女性に限ってサービスを
提供しようとする場合は、「明日、女性サービスデーに
て、ドリンクサービス実施」のようなサービスの説明情
報を情報管理装置４０から会員遊技客が所持する各端末
装置３に送信させる。また、ホールが、会員遊技客の全
員に対して、特定の条件に見合った会員に対して特定の
サービスを提供しようと意図する場合、例えば、「明
日、１２：００迄に大当りした人は、終日無定量のサー
ビス実施」のようなサービスの説明情報を情報管理装置
４０から会員遊技客が所持する各端末装置３に送信させ
る。

【００５２】従って、どの会員にサービスの説明情報を
送信するかを設定するために、会員データのうち、サー
ビスの説明情報に対応する情報フラグを「１」にセット
する必要がある。また、サービスの説明内容が管理セン
タの情報管理装置４０に登録されていない場合には、サ
ービスの説明内容を登録する必要がある。また、サービ
スの説明情報の送信を何時行うかを情報管理装置４０に
登録する必要がある。以上は、第１実施形態と同様であ
る。

【００５３】次に、第２実施形態におけるホールに設置
された情報管理装置４０の動作を図１２乃至図１５のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。情報管理装置４０
は、まず、ステップＳ４０で、会員データの追加修正
（削除も含む）を行うか否かを判別する。オペレータ等
により会員データの追加修正が選択入力されると、ステ
ップＳ４０が真となる。なお、以下の説明では、入力は
オペレータ等により行われる。ステップＳ４０が真であ
る場合、会員の選定条件に従って会員データの入力を行
う（ステップＳ４１）。詳しくは、修正が必要となる会
員ＩＤを入力することにより表示画面に会員ＩＤに対応
する会員データを表示させ、修正項目（例えば、情報フ
ラグのビット）の入力を行う。なお、フローチャートに
図示していないが会員データの新規登録の場合も必要項
目（例えば、会員ＩＤ、会員名、送信先情報、情報フラ
グのビット等）の入力を行う。

【００５４】次いで、情報管理装置４０は、修正した会
員データを会員データベースに更新記憶し（ステップＳ
４２）、ステップＳ４３に移行する。この処理によっ
て、サービスの説明情報を送信するべき会員が設定され
る。一方、ステップＳ４０が偽である場合は、直接ステ
ップＳ４３に移行する。

【００５５】情報管理装置４０は、ステップＳ４３で、
メール（サービスの説明情報を指す）送信条件の設定を
行うか否かを判別する。ステップＳ４３が真である場
合、メール（サービスの説明情報を指す）送信条件の設
定を行う（ステップＳ４４）。即ち、送信日時の修正が
必要となるサービスの説明情報に対応する情報ＩＤを入
力し、表示画面に情報ＩＤに対応する送信タイミングデ
ータを表示させ、送信すべきサービスの説明情報の送信
日時に応じて送信タイミングデータの送信日時を入力す
る。なお、フローチャートに図示していないが送信タイ
ミングデータの新規登録の場合も必要項目（例えば、情
報ＩＤ、情報名並びに送信タイミング情報）の入力を行
う。

【００５６】次いで、情報管理装置４０は、修正した送
信タイミングデータを送信タイミングデータベースに更
新記憶し（ステップＳ４５）、ステップＳ４６に移行す
る。この処理によって、サービスの説明情報に関する送
信タイミングが設定される。一方、ステップＳ４３が偽
である場合は、直接ステップＳ４６に移行する。

【００５７】情報管理装置４０は、ステップＳ４６で、
会員に送信する情報の追加修正を行うか否かを判別す
る。ステップＳ４６が真である場合、情報管理装置４０
は、情報データの追加修正を行う（ステップＳ４７）。
詳しくは、修正を行うサービスの説明情報に対応する情
報ＩＤを入力し、表示画面に情報ＩＤとこれに対応する
サービスの情報内容を表示させ、情報内容の修正入力を
行う。なお、フローチャートに図示していないが情報デ
ータの新規登録の場合も必要項目（例えば、情報ＩＤ、
情報名並びに情報内容）の入力を行う。

【００５８】次いで、情報管理装置４０は、修正した情
報データを情報データベースに更新記憶し（ステップＳ
４８）、ステップＳ４９に移行する。この処理によっ
て、特定ホールに関して、サービスの説明情報内容が設
定される。一方、ステップＳ４６が偽である場合は、直
接ステップＳ４９に移行する。

【００５９】情報管理装置４０は、ステップＳ４９で、
サービスＮｏの検索を行うか否かを判別する。第１実施
形態の説明の中で述べたように、サービスの説明情報に
対してサービスを希望する旨のメールを返信した会員遊
技客に対して「明日、女性サービスデーにて、ドリンク
サービス。会員ＩＤ；００１２０００１サービスＮ
ｏ；００２５４９」とか、「明日、１２：００迄に大当
りした人は、終日無定量のサービス。会員ＩＤ；００１
２０００２サービスＮｏ；００３００１」といったサ
ービスの提供情報及びサービスＮｏを、会員遊技客が、
ホール側の係員またはオペレータ等に見せることで、サ
ービスを受ける権利を得ていることを示すと共に、実際
にそのサービスを受けることができる。

【００６０】また、ホールでは、不正に上記のサービス
を受けようとすることを防止するために、会員ＩＤにて
氏名、性別、年齢等を確認すると共に、管理センタの情
報管理装置２に対して実際にサービスＮｏが発行されて
いるかを照会し、確認することができる。すなわち、オ
ペレータ等により、サービスＮｏの検索が選択入力され
ると、ステップＳ４９が真となる。次いで、会員ＩＤの
入力処理を行う（ステップＳ５０）。オペレータ等によ
り、提示された会員ＩＤが入力されると、情報管理装置
４０は、図１５のステップＳ７５で記憶した送信履歴の
うちから会員ＩＤに対応する送信履歴を特定すると共に
会員データベースから会員ＩＤに対応する会員データを
特定し（ステップＳ５１）、特定した送信履歴（サービ
ス提供内容、サービスＮｏ、会員ＩＤ）および会員デー
タを表示画面に表示する（ステップＳ５２）。従って、
情報管理装置４０の表示画面にサービス提供内容、サー
ビスＮｏ、会員ＩＤおよび会員データ（図２参照）が表
示されるので、実際にサービスＮｏが発行されているか
を確認することができるものである。情報管理装置４０
は、ステップＳ５２を終えるとステップＳ５３に移行す
る。一方、ステップＳ４９が偽である場合は、直接ステ
ップＳ５３に移行する。

【００６１】また、ホールでサービスＮｏに対して当選
番号を設定しておくと、当選番号のサービスＮｏの会員
遊技客に対して特定のサービスを提供することができ
る。また、会員データが表示され、現在のポイントも確
認できるから、会員が返信メールを送信する結果、会員
ＩＤと共に加算記憶されるポイントを、ポイント数に応
じて景品に交換できるようにするサービスを提供でき
る。

【００６２】なお、情報管理装置４０が行うステップＳ
５３以降の処理（図１３のフローチャートのステップＳ
５３〜図１５のフローチャートのステップＳ７６の各処
理）は、第１実施形態の図６のフローチャートのステッ
プＳ１３〜図８のフローチャートのステップＳ３６と同
じであるので詳細な説明を省略する。

【００６３】概略で述べると、情報管理装置４０は、送
信タイミングデータベースを順次検索し、送信タイミン
グデータの送信タイミング情報に基づいて、送信タイミ
ングに達しているサービスの説明情報があれば、この送
信タイミングデータによって情報ＩＤを特定する。次い
で、会員データベースを検索し、会員データの情報フラ
グのうち、特定した情報ＩＤに対応したビットがオンで
ある会員データに関して、会員遊技客の会員ＩＤを特定
する。そして、特定した会員ＩＤの送信先情報（メール
アドレス又は電話番号）に基づいて、会員遊技客の所持
する端末装置３に対して送信タイミングに達しているサ
ービスの説明情報と「サービス希望の場合にメールを返
信する旨」を送信し、この送信履歴を会員管理サーバ９
に記憶する。

【００６４】情報管理装置４０は、送信タイミングに達
しているサービスの説明情報を送信するべき会員遊技客
の全員に対して送信し終わるまで、上述の処理を繰り返
す。会員遊技客は自己の端末装置３の表示部に表示され
たサービスの説明情報及びメールを返信する旨を読み、
サービスを希望する場合には自己の端末装置３から管理
センタの情報管理装置４０に対してサービス希望の旨を
返信する。なお、会員からの返信メールは順次通信サー
バ６に蓄えられる。

【００６５】情報管理装置４０は、送信タイミングに達
しているサービスの説明情報を送信するべき会員遊技客
の全員に対して送信し終わると、会員からの返信メール
が通信サーバ６にあるか否かを判別し、返信メールが通
信サーバ６にあれば、通信サーバ６に蓄えられた返信メ
ールを読み出し、受信した返信メールの送信元情報から
会員ＩＤを特定し、ステップＳ６５で記憶した送信履歴
を検索して特定した会員ＩＤに対応するサービスの説明
情報を特定し、抽選することによって特典を与えるため
のサービスＮｏ（サービス番号）を付与し（ステップＳ
７３）、特定した会員ＩＤの送信先情報に基いてサービ
スが提供される旨及びサービス番号を送信し（ステップ
Ｓ７４）、この送信履歴を会員管理サーバ９に記憶する
（ステップＳ７５）。さらに、情報管理装置４０は、サ
ービスが提供される旨及びサービス番号を送信したこと
に応じて、特定した会員ＩＤに基いて会員データベース
のポイントを加算記憶する（ステップＳ７６）。情報管
理装置４０は、ステップＳ７６の処理を終えるとステッ
プＳ７０に戻り、次の会員からの返信メールが通信サー
バ６にあるか否かを判別し、返信メールが通信サーバ６
にあれば、上述したステップＳ７０乃至ステップＳ７６
の処理を行う。また、情報管理装置４０は、通信サーバ
６に返信メールがない場合には、ステップＳ４０に戻
る。

【００６６】また、第２実施形態のサービス提供システ
ム８にあっては、ホールに来店した会員遊技客はホール
に設置された会員専用端末１２を利用することができ
る。この場合、会員遊技客は会員専用端末１２のカード
挿入口１８に会員カード（例えば、磁気方式による記憶
カードやＩＣカード等）１４を挿入する。図１６は、会
員専用端末１２が行う処理の一部であるサービス確認の
処理のフローチャートである。

【００６７】会員専用端末１２は、会員カードの挿入
（入力）があるか否かを判別し（ステップＳ８０）、会
員カードの挿入がなければステップＳ８０の判別処理を
繰り返して待機する。会員カードの挿入があると、会員
専用端末１２は、会員カード１４に記憶されている会員
ＩＤを読み取る（ステップＳ８１）。次いで、会員専用
端末１２は、読み取った会員ＩＤに基いて会員管理サー
バ９を検索し、図１５のステップＳ７５の処理により記
憶されている送信履歴のうちから会員ＩＤに対応する送
信履歴を特定すると共に会員データベースから会員ＩＤ
に対応する会員データを特定し（ステップＳ８２）、特
定した送信履歴（サービス提供内容、サービスＮｏ、会
員ＩＤ）および会員データを表示手段１５の表示画面に
表示する（ステップＳ８３）。従って、会員遊技客はサ
ービス提供内容、サービスＮｏ、会員ＩＤおよび会員デ
ータ（図２参照）が表示されるので、実際の提供される
サービスの内容や発行済みのサービスＮｏを確認するこ
とができる。

【００６８】次いで、会員専用端末１２は、表示画面の
内容の印字を選択するか否かを判別する（ステップＳ８
４）。会員遊技客により印字が選択入力（例えば、タッ
チパネル方式により「印字する」を入力）された場合に
は、会員専用端末１２は、印字手段１６により、画面表
示されているサービス提供内容、サービスＮｏ、会員Ｉ
Ｄおよび会員データの印字出力する（ステップＳ８
５）。次いで、会員専用端末１２は、返却か否かを判別
し（ステップＳ８６）、会員遊技客により返却入力がな
されると、会員カード１４をカード挿入口１８から返却
し（ステップＳ８７）、ステップＳ８０に戻る。なお、
ステップＳ８４において、会員遊技客により印字が選択
入力されない場合（例えば、タッチパネル方式により
「印字しない」を入力た場合）には、直接ステップＳ８
０に戻る。

【００６９】会員遊技客は、上記の印字したものを、ホ
ール側の係員またはオペレータ等に提示することで、サ
ービスを受ける権利を得ていることを示すことができる
と共に、実際にそのサービスを受けることができる。

【００７０】さらに、第２実施形態のサービス提供シス
テム８にあっては、ホールに来店した会員遊技客は、各
遊技台１０毎に設置された台表示端末１１を利用するこ
とができる。この場合、会員遊技客は台表示端末１１の
カード挿入口１９に会員カード（例えば、磁気方式によ
る記憶カードやＩＣカード等）１４を挿入する。図１７
は、台表示端末１２が行うサービス確認の処理のフロー
チャートである。

【００７１】台表示端末１１は、会員カードの挿入（入
力）があるか否かを判別し（ステップＳ９０）、会員カ
ードの挿入がなければステップＳ９０の判別処理を繰り
返して待機する。会員カードの挿入があると、台表示端
末１１は、会員カード１４に記憶されている会員ＩＤを
読み取る（ステップＳ９１）。次いで、台表示端末１１
は、読み取った会員ＩＤに基いて会員管理サーバ９を検
索し、図１５のステップＳ７５の処理により記憶されて
いる送信履歴のうちから会員ＩＤに対応する送信履歴を
特定すると共に会員データベースから会員ＩＤに対応す
る会員データを特定し（ステップＳ９２）、特定した送
信履歴（サービス提供内容、サービスＮｏ、会員ＩＤ）
および会員データを表示手段１７の表示画面に表示する
（ステップＳ９３）。従って、会員遊技客はサービス提
供内容、サービスＮｏ、会員ＩＤおよび会員データ（図
２参照）が表示されるので、実際の提供されるサービス
の内容や発行済みのサービスＮｏを確認することができ
る。次いで、台表示端末１１は、返却か否かを判別し
（ステップＳ９４）、会員遊技客により返却入力がなさ
れると、会員カード１４をカード挿入口１９から返却し
（ステップＳ９５）、ステップＳ９０に戻る。

【００７２】

【発明の効果】請求項１に記載の構成によれば、通信回
線を通じて接続された情報管理装置と複数の端末装置と
により、情報管理装置が、会員ＩＤ毎に端末装置の送信
先情報に基いてサービスの説明情報及びサービス希望の
場合にメールを返信する旨を送信し、サービスの説明情
報を受けた会員からの返信メールを受け付け、会員から
の返信メールを受信すると、受信した送信元情報から会
員ＩＤを特定するので、会員に提示したサービスの説明
情報について、事前にそのサービスを希望するか否かを
確認することができる。

【００７３】請求項２に記載の構成によれば、会員から
の返信メールを受信すると、受信した送信元情報から会
員ＩＤを特定し、特定した会員ＩＤの送信先情報に基い
てサービスが提供される旨を会員に送信し、当該送信履
歴を保存するので、会員は、自己の端末装置の表示部で
サービスが提供される旨を確認することができる。

【００７４】請求項４に記載の構成によれば、受信した
送信元情報から会員ＩＤを特定し、特定した会員ＩＤの
送信先情報に基いてサービス番号を付与して送信し、当
該送信履歴を保存し、このサービス番号は、サービスの
説明情報に対応したサービスが提供されることを表すも
のであるので、情報管理装置で送信履歴を検索すること
により会員ＩＤとサービス番号とを確認することができ
るため、サービスを希望する旨の返信メールを送信した
会員に対しては確実にサービスを提供できる一方、サー
ビス番号が発行されていない者が不正にサービスの説明
情報に対応したサービスを受けようとすることを防止す
ることができる。

【００７５】請求項５に記載の構成によれば、サービス
番号は、抽選することによって特典を与えるためのもの
であるので、サービスを希望する旨の返信メールを送信
した会員に対して、ホールでサービスＮｏに対して当選
番号を設定しておくと、当選番号のサービスＮｏの会員
遊技客に対して特定のサービスを提供することができ
る。

【００７６】請求項６に記載の構成によれば、情報管理
装置に接続された会員専用端末が、会員カードに書き込
まれた会員ＩＤを読み取る会員ＩＤ読取手段、表示手段
及び印字手段を有し、会員ＩＤ読取手段が会員ＩＤを読
み取ると、送信履歴を検索し、読み取った会員ＩＤに対
応するサービス提供内容を表示手段に表示し、印字手段
により印字するので、会員遊技客は送信履歴、即ち、サ
ービス提供内容および会員ＩＤが表示されるので、実際
の提供されるサービスの内容を確認することができ、印
字手段で送信履歴を印字したものをホール側の係員また
はオペレータ等に提示することで、サービスを受ける権
利を得ていることを示すことができると共に、実際にそ
のサービスを受けることができる。

【００７７】請求項７に記載の構成によれば、情報管理
装置に接続された台表示端末が各遊技台毎に設置され、
台表示端末が、会員カードに書き込まれた会員ＩＤを読
み取る会員ＩＤ読取手段および表示手段を備え、会員Ｉ
Ｄ読取手段が会員ＩＤを読み取ると、送信履歴を検索
し、読み取った会員ＩＤに対応するサービス提供内容を
表示手段に表示するので、会員遊技客は送信履歴、即
ち、サービス提供内容および会員ＩＤが表示されるの
で、実際の提供されるサービスの内容をプレイしている
遊技台で確認することができる。

【００７８】請求項８に記載の構成によれば、情報管理
装置が、会員ＩＤと一緒に特典を付与するためのポイン
トを加算記憶するので、サービスを希望する旨の返信メ
ールを送信した会員に対して、会員ＩＤと共に加算記憶
されるポイントに応じて、例えば、景品に交換できる等
ような特別なサービスを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】サービス提供システムの第１実施形態の概略ブ
ロック図

【図２】会員データベースの一形態を示す図

【図３】送信タイミングデータベースの一形態を示す図

【図４】情報データベースの一形態を示す図

【図５】第１実施形態における管理センタに設置された
情報管理装置の処理動作の一部を示すフローチャート

【図６】図５のフローチャートのつづき

【図７】図６のフローチャートのつづき

【図８】図６および図７のフローチャートのつづき

【図９】端末装置の表示部に表示されるサービスの説明
情報の表示態様を示す図

【図１０】図９のサービスの説明情報に対してサービス
を希望する旨のメールを返信した場合に、端末装置の表
示部に表示されるサービスの提供の旨の表示態様を示す
図

【図１１】サービス提供システムの第１実施形態の概略
ブロック図

【図１２】第２実施形態におけるホールに設置された情
報管理装置の処理動作の一部を示すフローチャート

【図１３】図１２のフローチャートのつづき

【図１４】図１３のフローチャートのつづき

【図１５】図１２および図１３のフローチャートのつづ
き

【図１６】第２実施形態におけるホールに設置された会
員専用端末の処理動作の一部を示すフローチャート

【図１７】第２実施形態におけるホールの遊技台毎に設
置された台表示端末の処理動作を示すフローチャート

【符号の説明】

１サービス提供システム（第１実施形態）２入力端末装置３端末装置４情報管理装置５通信回線６通信サーバ７記憶装置８サービス提供システム（第２実施形態）９会員管理サーバ１０遊技台１１台表示端末１２会員専用端末１３ＬＡＮ１４会員カード１５表示手段１６印字手段１７表示手段１８カード挿入口１９カード挿入口４０情報管理装置（第２実施形態）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 2C088 BC23 BC80 CA27 CA31 CA35 EA49 5B049 AA01 AA02 BB49 BB62 CC02 DD01 DD05 EE00 EE05 FF04 GG03 GG06 GG07

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】通信回線を通じて接続された情報管理装
置と複数の端末装置とを備え、前記情報管理装置は、会
員ＩＤ毎に前記端末装置の送信先情報に基いてサービス
の説明情報及びサービス希望の場合にメールを返信する
旨を送信し、会員からのメールを受け付け、会員からの
メールを受信すると、受信した送信元情報から会員ＩＤ
を特定することを特徴とするサービス提供システム。
【請求項２】前記受信した送信元情報から会員ＩＤを
特定し、特定した会員ＩＤの送信先情報に基いてサービ
スが提供される旨を送信し、当該送信履歴を保存するこ
とを特徴とする請求項１に記載のサービス提供システ
ム。
【請求項３】前記受信した送信元情報から会員ＩＤを
特定し、特定した会員ＩＤの送信先情報に基いてサービ
ス番号を付与して送信し、当該送信履歴を保存すること
を特徴とする請求項１又は２に記載のサービス提供シス
テム。
【請求項４】前記サービス番号は、前記サービスの説
明情報に対応したサービスが提供されることを表すもの
であることを特徴とする請求項３に記載のサービス提供
システム。
【請求項５】前記サービス番号は、抽選することによ
って特典を与えるためのものであることを特徴とする請
求項３又は４に記載のサービス提供システム。
【請求項６】前記情報管理装置に接続された会員専用
端末が、会員カードに書き込まれた会員ＩＤを読み取る
会員ＩＤ読取手段、表示手段及び印字手段を有し、前記
会員ＩＤ読取手段が会員ＩＤを読み取ると、前記送信履
歴を検索し、読み取った会員ＩＤに対応するサービス提
供内容を前記表示手段に表示し、印字手段により印字す
ることを特徴とする請求項２乃至５のうちのいずれか１
つにに記載のサービス提供システム。
【請求項７】前記情報管理装置に接続された台表示端
末が各遊技台毎に設置され、前記台表示端末が、会員カ
ードに書き込まれた会員ＩＤを読み取る会員ＩＤ読取手
段および表示手段を備え、前記会員ＩＤ読取手段が会員
ＩＤを読み取ると、前記送信履歴を検索し、読み取った
会員ＩＤに対応するサービス提供内容を前記表示手段に
表示することを特徴とする請求項２乃至６のうちのいず
れか１つに記載のサービス提供システム。
【請求項８】前記情報管理装置が、前記会員ＩＤと一
緒に特典を付与するためのポイントを加算記憶すること
を特徴とする請求項１乃至７のうちのいずれか１つに記
載のサービス提供システム。