JP2001338190A - 贈答品の受注処理方法 - Google Patents

贈答品の受注処理方法

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JP2001338190A
JP2001338190A JP2000158900A JP2000158900A JP2001338190A JP 2001338190 A JP2001338190 A JP 2001338190A JP 2000158900 A JP2000158900 A JP 2000158900A JP 2000158900 A JP2000158900 A JP 2000158900A JP 2001338190 A JP2001338190 A JP 2001338190A
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Yoshiyuki Hayashi
嘉 之 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 百貨店等における贈答品の受注商品に関する
入力作業の簡略化を達成し、入力の効率化とミスの削減
を図る。 【解決手段】 本発明は贈答品の受注処理方法に関す
る。受注商品を特定できる商品情報を入力することによ
り、各受注商品ごとに参照番号を付し、入力された各受
注商品に関する品切れ情報を含む受注時処理情報を商品
マスタ(6)から取得し各受注商品ごとに付記して受注
商品一覧表(401)を作成する。各商品ごとに決めら
れた値引き範囲内で各受注商品の値引きの設定を行い、
かつ顧客の優待の種類による割引に関して各受注商品ご
とに割引額の設定を行う。各商品配送先ごとに受注商品
一覧表(401)の中から参照番号をキーとして配送商
品を選択し決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、贈答品の受注処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】百貨店等において顧客から贈答品の配送
を承る業務において、商品の種類は少ないがそれらの配
送先が多数となる場合、同じ商品についての情報を何度
も繰り返し事務処理用コンピュータシステムに入力する
必要があった。この種の贈答品の受注処理の場合、外商
顧客や会員顧客などの優待により値引きや割引の問題も
発生する。その額も商品により違うため各配送先で個々
に値引きや割引きを設定する必要があった。
【0003】各配送先に1つではなく複数の商品を配送
する場合には、それぞれの商品の性質などを受注担当者
が個々に判断している。そのための判断材料としては、
商品の配送便種、配送地区、商品の重さや、サイズ、在
庫場所、包装形態などがあるが、それらすべてをシステ
ムでは自動判定できない状態であった。
【0004】最近では贈答品の配送料金によって他の同
業者との差別化を図る傾向にあり、そのため送料に関す
る設定の見直しが頻繁に行われるようになってきた。ま
た、送料設定の考え方そのものも見直されてきている。
しかし、従来の設定方法では、現在の各百貨店等で設定
しようとしている内容に対応できない事態が生じてい
る。
【0005】配送伝票は通常、商品の種類ごとに出力す
ることによって商品センターなどの作業を効率化してい
る。また配送先ごとに出荷作業への種々の指示が発生す
る。例えば挨拶状などと同送してほしい、外商担当員に
商品を戻してほしい、などがそれである。その場合の従
来のシステムの機能でも、それらの指示をあらかじめ設
定しておくことによって対応することは可能であった。
しかし、贈答品の受注もお中元やお歳暮の時期に限ら
ず、システムによる対応期間もそれに合わせることにな
ってきている。その際、中元や歳暮の時期のような大量
の受注がない場合には、配送伝票の出力順も変更しなが
ら時期に合わせて作業の効率化を行うことが望ましい。
しかし、従来の方式では、その変更のためにはシステム
の改造が必要となってしまう。
【0006】さらに、ギフト商品処理システムにおいて
受注商品を各配送先に向けて発送した後、顧客からの何
らかの問い合わせが発生することがある。それに応える
ために受注情報をシステム内から参照できる機能が従来
から提供されている。それらの問い合わせに応じるため
に従来は、システム内で一意の番号(問い合わせ番号)
を検索キーとして検索する方式がとられていた。この方
式では、情報の伝達ミスや、顧客が間い合わせ番号を失
念してしまうか番号を記載したシートを紛失してしまっ
た場合には検索不能となってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、従来
技術に存在する上記の不都合を回避し、贈答品の受注か
ら配送に至るまでの一連の受注処理をより合理的に実行
し得る、贈答品の受注処理方法を提供することを目的と
するものである。
【0008】さらに詳細には、本発明第1の目的は、受
注商品受付入力の効率化とミスの削減を図ることであ
る。第2の目的は、担当者の判断に委ねるのではなく、
商品の性質を保持し、複数商品間の相性を自動判定する
ことである。第3の目的は、受注の情報をもとに送料設
定と判定の基準を拡張することである。第4の目的は、
伝票の出力順を受注情報の項目に対して可変に設定でき
るようにすることである。第5の目的は、システム独自
の番号ではなく、より一般的な検索キーを用いて配送問
い合わせをすることができるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明の贈答品の受注処理方法は、受注
商品を特定するための商品情報を入力することにより、
各受注商品ごとに参照番号を付し、入力された各受注商
品に関する品切れ情報を含む受注時処理情報を商品マス
タから取得し各受注商品ごとに付記して受注商品一覧表
を作成するステップと、各商品ごとに決められた値引き
範囲内で各受注商品の値引きの設定を行い、かつ顧客の
優待の種類による割引に関して各受注商品ごとに割引額
の設定を行うステップと、各商品配送先ごとに受注商品
一覧表の中から参照番号をキーとして配送商品を選択し
決定するステップと、を備えることを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項1に係る発明によれば、一括入力方
式とし、それを参照する方式をとることにより、受注範
囲内での各商品に関する設定や情報が一律となる。また
配送先ごとに商品コードを指定し商品マスタ参照を行う
必要がなくなり、値引き・割引設定も必要ない。かくし
てミスが防止され、煩雑さも解消される。配送先単位で
の商品入力作業が一覧形式からの選択となり、ここに作
業の集約化を達成することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
贈答品の受注処理方法において、受注商品として第1商
品に続けて第2商品を入力したとき、第2商品の情報を
第1商品の情報と突き合わせ、両受注商品が同送可能便
種商品であれば抱き合わせ可能便種として設定し、同送
不可便種商品であれば抱き合わせ不可能便種として設定
し、第2商品に対し特定の便種が強制指定されていると
きは同送可能か不可能かに関係なく強制便種指定ありと
して設定するステップ、をさらに備えることを特徴とす
る。
【0012】請求項2に係る発明によれば、商品単位に
性質をグループ化し、配送便種を設定しておき、抱き合
わせチェック用の2つの設定マトリクスにより、商品入
力時点での抱き合わせの可能/不可能およびその後の配
送便種を決定できることになる。複数商品を同一配送先
に送付する場合に入力担当者の判断によるものではなく
自動に行い、ミスや問い合わせの手間を省くことができ
る。
【0013】請求項3に係る発明は、受注商品情報を入
力することにより商品マスタを参照して、金券扱い、送
料優待、カタログ送付商品、航空便、指定便種、重量、
サイズ、および在庫場所を含む情報の中から商品配送の
便種を決定するために必要な情報を取得し、受注商品を
配送するための便種を決定するステップと、住所コード
または郵便番号と配送地区コードとを対応付けるテーブ
ルを参照し、受注商品の配送先住所に基づき、配送業者
固有の配送先地区を特定するステップと、受注商品配送
のために決定された便種および特定された配送先地区に
従って送料を決定するステップと、をさらに備えること
を特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明によれば、商品および
配送先住所入力時点で、各送料計算設定マスタの情報を
元に配送地区→配送便種→送料を決定する。すべて設定
であるためデータ項目の内容に左右されず、各種サービ
スの取り込みや便種の読み替えなどにも対応できるよう
になる。配送不可の判定や配送サービスの料金を設定
し、送料に関する設定の幅を拡張してあるためロジック
の改造での対応ではなくマスタ設定による送料計算を可
能とすることができる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の贈答品の受注処理方法におい
て、受注商品一覧表を参照し所望のソートキーに従って
ソートして配送伝票の出力順を決定するステップと、決
定された出力順に配送伝票を出力するステップと、を備
えることを特徴とする。
【0016】請求項4に係る発明によれば、各設定を使
用して受注データや各マスタ内の情報からソートキーを
作成し、印刷出力時点ではそのソートキー順に打ち出
し、印字ブレークする。設定の内容は固定的ではなくな
るため、ソート順の決定が柔軟になる。伝票並べ順を項
目の値の取得方法からすべて設定によって決定でき、し
かも随時変更可能とすることができる。
【0017】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
贈答品の受注処理方法において、商品の受注データを、
電話番号をインデックスとして作成するステップと、伝
票出力した結果の伝票番号をキーとした追跡データと受
注データをシステム内固有のキーで関係付けるステップ
と、電子手段による配送問い合わせに対応するために電
子手段の発信者番号と連動して配送問い合わせに係る商
品の受注データを検索し、その検索結果に基づいて追跡
データを検索するステップと、をさらに備えることを特
徴とする。
【0018】請求項5に係る発明によれば、例えば電話
のコールがあった時点で贈答品処理システムで保持して
いる顧客全体もしくは配送先指定の両方が表示される。
表示された後、電話による応対を開始することにより伝
達ミス等をなくし、作業を効率化することができる。こ
れにより伝達ミスや応答時間を短くし、作業を合理的に
進めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1は
請求項1に対応するものである。図1に示すように、ま
ず商品記入シート2および配送先記入シ−ト3を用意す
る。商品記入シート2を用意するにあたっては、図2に
示すように、各顧客ごとに掛売口座番号を記憶した掛売
口座番号501、顧客を特定するための住所や氏名等を
記憶した顧客情報502、および割引限度率や値引き限
度額等を記憶した優待情報503等の情報セルを備えた
顧客マスタ5を参照するとともに、各商品ごとに、商品
コード601、商品名を表す商品情報602、および単
価603を表す情報セル備えた商品マスタ6を参照す
る。商品記入シート2には、図2に示すように、各顧客
氏名ごとに、掛売口座番号201および顧客氏名202
の各情報欄を備えると共に、各受注商品の連番を記入す
る連番203、商品コード204、単価205、数量2
06、および値引額207を表す情報欄を備えている。
この場合、掛売口座番号、顧客氏名、および値引額の記
入のために顧客マスタ5が参照され、商品コードおよび
単価の記入のために商品マスタ6が参照される。
【0020】配送先記入シート3は、依頼主住所・氏名
ごとに、依頼主住所・氏名301、配送先住所・氏名3
02、連番304および数量305からなる商品情報3
03の各情報欄を備えている。配送先記入シート3に記
入される依頼主住所・氏名は商品記入シート2に記入さ
れる顧客氏名に対応する。また、配送先記入シート3の
連番304は、商品記入シート2の連番203に対応
し、配送先記入シート3の数量305は、商品記入シー
ト2の数量206の一部または全部に対応する。同一依
頼主から複数の配送先に同一商品が配送される場合、そ
れらの数量の合計は商品記入シート2に記入される数量
206の内容に一致しなければならない。
【0021】次にOCR装置(光学式読取装置)による
読み取り、またはキーボード等による入力方式等によ
り、商品記入シート2および配送先記入シ−ト3の記入
内容を受注入力端末4に転記入力する。この転記入力の
ために受注入力端末4に、商品一覧入力画面401、配
送先入力画面402、および顧客入力画面403を並列
的に表示させる。商品一覧入力画面401は、商品記入
シート2に対応する形で、連番411、商品コード41
2、単価413、数量414、および値引額415の各
情報欄を備えている。商品記入シート2に記入されてい
る顧客マスタ5の記憶事項、すなわち掛売口座番号、顧
客情報、および優待情報は顧客マスタ5から転記する形
で顧客入力画面403の掛売口座番号431、優待情報
432、および顧客情報433で独立に処理される。配
送先入力画面402は、配送先記入シート3に対応し
て、配送先住所・氏名421のほか、連番423および
数量424からなる商品情報422の各情報欄を備えて
いる。
【0022】キーボード入力方式の場合、商品記入シー
ト2に基づき商品一覧入力画面401で連番欄203の
連番に従い商品コード欄204に商品コードを入力す
る。値引額の転記にあたって、値引き金額そのものはも
ちろん、割引率を設定している場合はそれを割引額に換
算した数値を入力する。値引率もしくは割引率は商品記
入シート2の掛売口座番号欄201に記入された掛売口
座番号などをキーとして顧客マスタ5を検索し、顧客ご
とに設定されている優待情報から値引き限度率を取得
し、その限度率内で値引き設定を行う。
【0023】次に、商品コード412に入力された商品
コードを検索キーとして商品マスタ6を参照し、対応す
る商品情報を取得する。そして、初めに取得した、優待
情報に含まれる限度率内の値引き設定を行う。商品によ
っては、仕入れ値などの関係により優待情報として値引
きの限度額が設定されている場合もあり、そのチェック
も受注入力端末4上で行われる。
【0024】配送先記入シート3に基づき配送先の住所
・氏名の情報を配送先入力画面402上で入力する。配
送先住所・氏名欄432に記入された配送先住所・氏名
ごとに、指定された商品情報、すなわち連番およびそれ
に対応する数量を連番順に配送先記入シート3から選択
し、配送数量を入力する。その際、商品一覧入力時に指
定した総数量から名配送先での数量の合計がオーバーし
ないようにチェックも行う。
【0025】以上述べた実施の形態1によれば、配送先
単位での商品入力作業が一覧形式からの選択となり、入
力手段を選ばず、集約化することができる。なお、受注
入力端末4への転記入力のために用いる商品記入シート
2および配送先記入シート3は、OCRやキーボード等
の入力端末によるだけでなく、LANやインターネット
等を通して電子情報の形で受注入力端末4に直接入力す
ることもできる。
【0026】(実施の形態2)実施の形態2は請求項2
に対応するものであり、図3および図4を参照して説明
する。
【0027】このシステムは商品数が2つ以上ある場合
の対処に関するものである。このシステムは、商品マス
タ6のほかに、抱き合わせ便種マスタ7、抱き合わせグ
ループマスタ8、および便種マスタ9を備えている。商
品マスタ6は、図4に例示されているように、商品情報
602のほかに、商品グル−プ604および配送便種6
05を商品コード601別に含んでいる。抱き合わせ便
種マスタ7は、第1商品便種701を縦横座標の一方に
00,01,…と記入し、第2商品便種702を他方の
座標に00,01,…と記入し、縦横座標の交差するセ
ルに、例えば1は第1商品便種採用、2は第2商品便種
採用、…、8は便種手入力、9は抱き合わせ不可、nn
は読み替える便種等々と抱き合わせ便種に関する情報と
して予めコード入力されている。同様に抱き合わせグル
ープマスタ8は、第1商品グループ801を縦横座標の
一方にA,B,C,…と記入し、第2商品グループ80
2を他方の座標にA,B,C,…と記入し、縦横座標の
交差するセルに、例えば、無印は抱き合わせ可能、△印
は強制入力あり、×印は抱き合わせ不可、の意味を表す
ものとして作られている。便種マスタ9は、抱き合わせ
便種マスタ7の各セルに記入される各便種コード、例え
ば便種コード00,01等と、それに対応する便種名、
例えば「郵便」とか「宅配便」等とを対応付けたテーブ
ルである。
【0028】まず、図4に示す商品入力画面404で、
図2に示す内容を記入した第1商品に関する配送先記入
シート3から第1商品データ311としてその商品コー
ドを、また第2商品に関する配送先記入シート3から第
2商品データ312として第2商品の商品コードを入力
する。入力された商品コードに基づいて商品マスタ6を
参照し、商品グループ604(図示の例では、「G」お
よび「A」)および配送便種605(図示の例では、
「00」および「01」)を取得し、商品グループ60
4の内容G,Aを抱き合わせグループマスタ8に第1商
品グループ801および第2商品グループ802の内容
として入力し、その交点セルから図示の例では無印すな
わち「抱き合わせ可能」との情報を得る。次に、それぞ
れの商品の便種から抱き合わせ便種マスタ7を参照し、
抱き合わせ可/不可と合わせて決定便種を取得する。こ
こでは、商品コード601に対応する配送便種605の
内容00,01を抱き合わせ便種マスタ7に第1商品便
種701および第2商品便種702の内容として入力
し、その交点セルからコード2すなわち「第2商品便種
採用」との情報を取得する(図3:ステップS31)。
次に、抱き合わせ便種マスタ7を参照して得た抱き合わ
せ配送の可/不可、および決定配送便種を出力する(ス
テップS32)。強制入力可能な場合は、その旨返却す
る。ここで得られた配送便種コード、例えば第2商品便
種採用との情報に基づいて第2商品便種「01」を便種
マスタ9に返し、商品入力画面404に配送便種として
「01:宅配便」等と表示する。
【0029】実施の形態2によれば、複数商品を同一配
送先に送付する場合に入力担当者の判断によるものでは
なく、予め設定されている事項に従って自動的に処理
し、入力担当者の入力ミスや問い合わせの手間を省くこ
とができる 。
【0030】上記実施の形態では2商品の場合について
説明したが、各マスタの多次元構成とすることにより、
本発明は3商品以上の商品数の場合にも適用することが
できる。
【0031】(実施の形態3)実施の形態3は請求項3
に対応するものであり、図5および図6を参照して説明
する。
【0032】このシステムは判断項目やサービスが増え
た場合に対する対処に関するものである。ここで用いる
商品マスタ6は、商品コード601とそれに対応する商
品情報602、配送便種605、金券606、送料優待
607、航空便608、重量609、サイズ情報61
0、および在庫611の各情報を含んでいる。商品マス
タ6のほかに、配送地区マスタ10、配送重量マスタ1
1、配送便種マスタ12、送料マスタ13、配送不可マ
スタ14、および料金加算マスタ15を備えている。配
送地区マスタ10は、住所コード、地区コード、および
地区名称の対応情報を含んでいる。配送重量マスタ11
は、重量とそれに対応するサイズおよび重量コードの情
報を含んでいる。配送便種マスタ12は、便種および便
種名称の対応情報を含んでいる。送料マスタ13は、便
種、地区コード、重量コード、在庫場所、および送料の
対応情報を含んでいる。配送不可マスタ14は、便種、
地区コード、および代替便種の対応情報を含んでいる。
料金加算マスタ15は、サービス番号および加算料金の
対応情報を含んでいる。
【0033】このシステムにおいては、受注入力端末4
の商品一覧入力画面401、配送先入力画面402、お
よび配送サービス情報入力画面405を並列的に表示さ
せる。商品一覧入力画面401および配送先入力画面4
02は、図2で説明したものと同一である。配送サービ
ス情報入力画面405はサービス番号(例えば冷蔵便は
01、冷凍便は02、…)とサービス名称(例えば夜間
配送・料金は○○○円、特定時間帯配送・料金は△△
△、…)との対応情報を含んでいる。商品一覧入力画面
401で商品情報として商品コードを入力し、配送先入
力画面402で配送先住所情報(住所または住所コー
ド)を入力し、配送サービス情報入力画面405で配送
サービス情報として指定サービス番号を入力する。
【0034】入力された商品情報に基づいて商品マスタ
6から便種605、重量609、サイズ610、および
在庫場所611の各情報を取得する。また配送地区マス
タ10を参照し、入力された配送先住所情報に基づいて
配送先の住所または住所コードから地区コードを決定す
る。配送重量マスタ11を参照して、先に得られた商品
の重量からそれに対応する重量コード、またはサイズを
対応する重量に置き直した場合の重量コードを取得す
る。地区によっては商品で指定されている便種では配送
できない場合があり、それを決定するために配送不可マ
スタ14を参照し、商品マスタ6から取得した便種60
5・航空便608の代替ができるか否かも併せて取得す
る。
【0035】このようにして決定された便種、重量コー
ド、地区コード、および商品の在庫場所から、送料マス
タ13を検索し送料を決定すると共に、配送サービス情
報入力画面405で得られたサービス番号から料金加算
マスタ15を参照して配送サービスの加算料金を決定す
る。最終的に決定された送料と便種は、配送サービス情
報入力画面405に結果表示画面16として表示した
り、配送伝票17の形で印字出力したりする。
【0036】実施の形態3によれば、配送不可の判定や
配送サービスの料金を設定することができ、送料に関す
る設定の幅が拡張されてため、ロジックの改造での対応
ではなく、マスタファイルの設定で送料の計算を可能と
することができる。この実施の形態によれば、判断場面
やサービスが増えたりした場合にも容易に対応すること
ができる。さらに入力項目が変わった場合でも、処理が
分割されているため、適当な位置に処理を追加すること
により容易に対応することができる。
【0037】(実施の形態4)実施の形態4は請求項4
に対応するものであり、図7および図8を参照して説明
する。
【0038】このシステムは、種々の帳票の出力順を合
理的に管理するためのものである。ソートキー項目マス
タ19、ソートパターンマスタ20、ソートキー作成マ
スタ21、およびブレーク条件マスタ22を備えてい
る。
【0039】受注データ18の実データ181として、
項目1(例えば受付担当者コード)、項目2(顧客コー
ド)、項目3(包装指示等の作業指示コード)、項目4
(商品コード)、項目5(数量)、項目6(申込者コー
ド)等を備えている。このような受注データ18を依頼
主単位のデータから伝票用の配送先単位のデータに分解
する。次に、出力される各帳票ごとの帳票IDを基準
に、ソートキー項目マスタ19を参照し、項目の取得処
理IDを取得する。その取得処理IDに則った処理を行
わせ、受注データ18の実データの中から項目の値を取
り出す。このとき実際の値をソートキーに付加する値に
読み替える。これは文字列等の場合にそれを数字に対応
付けたい場合などに使用するからである。また取り出し
た項目のソートキー値の並びを、ソートパターンマスタ
20を参照し、項目番号を指定されているシーケンス
(SEQ)番号に則ってパターンを作成する。これらを
帳票ごとに指定されている数だけ実行し、パターンを作
成する。次に、作成されたパターンの並びと優先度を決
めるためソートキー作成マスタ21を参照し決定する。
ブレーク条件マスタ22を参照し、ブレークする順位と
そのブレーク値をブレーク条件マスタ22から参照し印
字ブレーク位置を決定する。できあがったソートキーを
実データ181に付加して伝票データ23を作成する。
【0040】実施の形態4によれば、伝票並べ順を項目
の値の取得方法からすべて設定処理で決定することがで
き、そのため随時変更を可能とすることができる。種々
の帳票の出力順も単一に管理することが可能になる。こ
の実施の形態は特に受注データや伝票データに限らない
ため、通常の帳票で単票形式のデータであれば対応可能
である。
【0041】(実施の形態5)実施の形態5は請求項5
に対応するものであり、図9を参照して説明する。
【0042】この実施の形態は受注商品に関する配送先
または依頼主からの問い合わせに対する応対処理の合理
化に関するものである。まず、問い合わせコール901
があると、その発信者の電話番号を発信者番号認識装置
902によって認識し、電話番号により配送ジャーナル
(伝票印刷情報)904の検索903を行う。このと
き、問い合わせが配送先からか依頼主からかの判定90
5を行う。問い合わせが配送先からの場合は、配送伝票
のイメージで追跡情報906を表示する。問い合わせが
依頼主の場合は配送ジャーナル904の受注キーを元に
受注品の受注ジャーナル907の検索908を行い、受
注情報を取得する。そして、その受注イメージですべて
の配送先の情報表示909を行う。また、各配送先単位
での情報も伝票イメージの表示906の形で表示する。
【0043】実施の形態5によれば、問い合わせに関す
る情報の伝達ミスや応答時間を短くし、応答作業を合理
化することができる。とりわけ、問い合わせの応対のた
めの作業者を削減することができる。問い合わせは電話
によるだけでなく、電子メールやインターネット、FA
Xなどでの問い合わせにも応用することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、配送先単位での商品入
力作業を一覧形式からの選択とし、入力手段を選ばず、
集約化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の実施の形態における商品
一括入力方式の流れを示す説明図。
【図2】請求項1に係る発明の実施の形態における各記
入シート・マスタ・画面の関連を説明するための説明
図。
【図3】請求項2に係る発明の実施の形態における複数
商品入力時の流れを示す説明図。
【図4】請求項2に係る発明の実施の形態における複数
商品チェックマスタの関連を説明するための説明図。
【図5】請求項3に係る発明の実施の形態における送料
計算の流れを示す説明図。
【図6】請求項3に係る発明の実施の形態における送料
計算マスタの関連を説明するための説明図。
【図7】請求項4に係る発明の実施の形態におけるソー
トキー作成の流れを示す説明図。
【図8】請求項4に係る発明の実施の形態におけるソー
トキー関連テーブルとその作成の流れを示す説明図。
【図9】請求項5に係る発明の実施の形態における配送
伝票問い合わせの流れを示す説明図。
【符号の説明】
2 商品記入シート 3 配送先記入シート 4 受注入力端末 5 顧客マスタ 6 商品マスタ 7 抱き合わせ便種マスタ 8 抱き合わせグループマスタ 9 便種マスタ 10 配送地区マスタ 11 配送重量マスタ 12 配送便種マスタ 13 送料マスタ 14 配送不可マスタ 15 料金加算マスタ 16 結果表示画面 17 配送伝票 18 受注データ 19 ソートキー項目マスタ 20 ソートパターンマスタ 21 そーときー作成マスタ 22 ブレーク条件マスタ 23 伝票データ 401 商品一覧入力画面 402 配送先入力画面 403 顧客入力画面 404 商品入力画面 405 配送サービス情報入力画面 902 発信者番号認識装置 904 配送ジャーナル 907 受注ジャーナル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受注商品を特定するための商品情報を入力
    することにより、各受注商品ごとに参照番号を付し、入
    力された各受注商品に関する品切れ情報を含む受注時処
    理情報を商品マスタから取得し各受注商品ごとに付記し
    て受注商品一覧表を作成するステップと、 各商品ごとに決められた値引き範囲内で各受注商品の値
    引きの設定を行い、かつ顧客の優待の種類による割引に
    関して各受注商品ごとに割引額の設定を行うステップ
    と、 各商品配送先ごとに前記受注商品一覧表の中から前記参
    照番号をキーとして配送商品を選択し決定するステップ
    と、 を備えることを特徴とする贈答品の受注処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の贈答品の受注処理方法に
    おいて、 受注商品として第1商品に続けて第2商品を入力したと
    き、第2商品の情報を第1商品の情報と突き合わせ、両
    受注商品が同送可能便種商品であれば抱き合わせ可能便
    種として設定し、同送不可便種商品であれば抱き合わせ
    不可能便種として設定し、前記第2商品に対し特定の便
    種が強制指定されているときは同送可能か不可能かに関
    係なく強制便種指定ありとして設定するステップ、 をさらに備えることを特徴とする贈答品の受注処理方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の贈答品の受注処
    理方法において、 受注商品情報を入力することにより商品マスタを参照し
    て、金券扱い、送料優待、カタログ送付商品、航空便、
    指定便種、重量、サイズ、および在庫場所を含む情報の
    中から商品配送の便種を決定するために必要な情報を取
    得し、受注商品を配送するための便種を決定するステッ
    プと、 住所コードまたは郵便番号と配送地区コードとを対応付
    けるテーブルを参照し、前記受注商品の配送先住所に基
    づき、配送業者固有の配送先地区を特定するステップ
    と、 受注商品配送のために決定された便種および特定された
    配送先地区に従って送料を決定するステップと、 をさらに備えることを特徴とする贈答品の受注処理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    贈答品の受注処理方法において、 前記受注商品一覧表を参照し所望のソートキーに従って
    ソートして配送伝票の出力順を決定するステップと、 決定された出力順に配送伝票を出力するステップと、 を備えることを特徴とする贈答品の受注処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の贈答品の受注処理方法に
    おいて、 商品の受注データを、電話番号をインデックスとして作
    成するステップと、 伝票出力した結果の伝票番号をキーとした追跡データと
    受注データをシステム内固有のキーで関係付けるステッ
    プと、 電子手段による配送問い合わせに対応するために前記電
    子手段の発信者番号と連動して配送問い合わせに係る商
    品の受注データを検索し、その検索結果に基づいて前記
    追跡データを検索するステップと、 をさらに備えることを特徴とする贈答品の受注処理方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189292A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Hitachi Information & Control Solutions Ltd ギフト商品の受注配送管理装置及び受注配送管理方法

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