JP2001337375A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001337375A
JP2001337375A JP2000159961A JP2000159961A JP2001337375A JP 2001337375 A JP2001337375 A JP 2001337375A JP 2000159961 A JP2000159961 A JP 2000159961A JP 2000159961 A JP2000159961 A JP 2000159961A JP 2001337375 A JP2001337375 A JP 2001337375A
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light emitting
strobe light
strobe
emitting unit
distance
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JP2000159961A
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Yoji Naka
洋二 那珂
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、第1ストロボ発光部と第2ストロボ
発光部を効率よく発光させることでストロボ発光部の小
型化を図ることができるカメラを提供する。 【解決手段】本発明のカメラ10は、撮影距離が通常撮
影可能な至近距離と第1撮影距離L1との間の場合に
は、第2ストロボ発光部24を発光するとともに、第1
ストロボ発光部20の発光を禁止する。また、撮影距離
が第1撮影距離L1を超えた第2撮影距離L2よりも遠
い場合には、第1ストロボ発光部20を発光するととも
に、第2ストロボ発光部24の発光を禁止する。更に、
撮影距離が第1撮影距離L1と第2撮影距離L2との間
の場合には、第1ストロボ発光部20及び第2ストロボ
発光部24を発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのストロボ発
光部を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのストロボ発光部は、赤目現象を
軽減するために、撮影レンズから極力離れた位置に配置
されているのが一般的である。
【0003】一方、最近では、カメラ本体に2つのスト
ロボ発光部を設け、一方のストロボ発光部をテレ側で発
光させ、他方のストロボ発光部をワイド側で発光させる
カメラ、即ち、2つのストロボ発光部を焦点距離に応じ
て切り替えて発光させるカメラが市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストロ
ボ発光部を撮影レンズから離れた位置に配置した前記従
来のカメラは、ストロボ光の到達距離が長くなるように
ストロボ配光特性が設定されているので、近接撮影時に
おいて周辺の光量が不足し、よって、ストロボ配光特性
に余裕を持たせることが必要になる。これにより、余裕
を持たせた分だけガイドナンバーが低下し、ストロボ光
の到達距離が短くなるという欠点があった。また、当該
カメラでは、被写体の後方に壁がある場合、被写体が遠
くになるに従って、壁に写る被写体の影が目立つように
なるという欠点もあった。
【0005】一方、2つのストロボ発光部が設けられた
前記従来のカメラは、2つのストロボ発光部とも、それ
ぞれの焦点距離における最大到達距離が得られるように
設計されているので、ストロボ発光部が大型化するとい
う欠点があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、2つのストロボ発光部を効率よく発光させるこ
とでストロボ発光部の小型化を図ることができるカメラ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、少なくとも第1ストロボ発光部と第2ス
トロボ発光部を備えたカメラにおいて、被写体までの距
離情報又はカメラの撮影距離設定に応じて、前記第1ス
トロボ発光部及び第2ストロボ発光部を、選択的に又は
両方を発光させるストロボ制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、被写体ま
での距離情報又はカメラの撮影距離設定に応じて、第1
ストロボ発光部及び第2ストロボ発光部を選択的に又は
両方を発光させるので、焦点距離における最大到達距離
が得られるように設計された従来のストロボ発光部と比
較して、ストロボ発光部を小型化できる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、撮影距離
が所定の第1撮影距離よりも近い場合には、第2ストロ
ボ発光部が発光し、第1ストロボ発光部は発光しない。
これにより、第2ストロボ発光部として、ストロボ光の
到達距離が短いストロボ発光部を適用できるので、第2
ストロボ発光部を小型化できる。
【0010】また、請求項2の発明では、撮影距離が第
2撮影距離L2よりも遠い場合には、第1ストロボ発光
部が発光し、第2ストロボ発光部は発光しない。これに
より、第1ストロボ発光部においては、その配光特性を
通常撮影のパララックス補正範囲に合わせたものに設計
すればよく、これまでのような至近距離でのパララック
ス分を補正するような広い配光特性のものに設計しなく
て済むので、パララックス補正分の光量を中心に集光さ
せることにより、小型で到達距離の長いストロボ発光部
を実現できる。
【0011】更に、請求項2の発明では、撮影距離が第
1撮影距離と第2撮影距離との間の場合には、第1スト
ロボ発光部及び第2ストロボ発光部が発光するので、第
1ストロボ発光部によって生じる被写体の影を、第2ス
トロボ発光部の光によって消すことができる。また、第
1ストロボ発光部の配光不足分を、第2ストロボ発光部
でカバーすることができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、第2スト
ロボ発光部をカメラの撮影レンズ鏡胴の前面に設け、こ
の第2ストロボ発光部をカメラの近接撮影時に発光させ
たので、第2ストロボ発光部の光を効率よく近接被写体
に照射することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラの好ましい実施の形態を詳述する。
【0014】図1には、カメラ10の正面斜視図、図2
にはその背面斜視図が示されている。図1の如くカメラ
本体12の前面略中央部には、ズーム機能を有する撮影
レンズ鏡胴14が配置されている。また、撮影レンズ鏡
胴14の上方には、光学ファインダの対物窓16が配置
され、この対物窓16を挟んで両側には、オートフォー
カスセンサ及び露出センサを有する窓18、18が配置
される。
【0015】カメラ本体12の前面の図1上右上隅部に
は、第1ストロボ発光部20が配置され、また、撮影レ
ンズ鏡胴14の前面には、撮影レンズ22を囲むように
リング状に形成された第2ストロボ発光部24が配置さ
れている。図示の通り、第1ストロボ発光部20は、発
光撮影時における赤目現象を軽減するために、撮影レン
ズ22に対して極力離れた位置に配置される。また、第
2ストロボ発光部24は、撮影レンズ鏡胴14の前面に
設けられているので、近接撮影時において被写体を効率
よく照射することができる。なお、第2ストロボ発光部
24としてリングストロボ発光部を適用したが、これに
限定されるものではなく、第1ストロボ発光部20と同
様の直棒状キセノン管を有するストロボ発光部を適用し
てもよい。また、ストロボ発光部20、24を、ズーム
レンズと連動するズームストロボ(照射角切替式ストロ
ボ)に構成してもよい。
【0016】カメラ本体12の前面の図1上左側には、
グリップ部26が形成され、また、カメラ本体12の上
面の左側には、撮影者の右手で操作されるシャッターボ
タン28が設けられている。
【0017】上記カメラ10は、通常撮影距離が1m〜
∞に設定され、また、通常撮影モードからマクロモード
に変更されると、撮影レンズ鏡胴14に設けられた不図
示のフォーカスレンズが、所定のマクロ撮影位置に移動
され、その時の撮影距離が例えば60cmに設定され
る。更に、撮影レンズ鏡胴14に設けられた不図示のズ
ームレンズは、マクロモードに変更されると、テレ端位
置に移動される。これにより、被写体を高い倍率で撮影
することができる。なお、マクロモード時におけるズー
ムレンズの移動位置は、テレ端位置に限定されるもので
はなく、そのズーム段の所望の位置に移動させてもよ
い。
【0018】図2の如くカメラ本体12背面の上部中央
には、光学ファインダの接眼窓30が配置されている。
カメラ本体12背面の右上隅部には、ズームレバー32
が左右に揺動自在に設けられている。このズームレバー
32を左右に操作することにより、不図示のズームレン
ズ駆動モータが駆動されて、ズームレンズが撮影光軸に
沿って前後移動する。これにより、ズーミングがなされ
る。
【0019】また、接眼窓30の下方には、矩形状に形
成された液晶パネル34が配置される。この液晶パネル
34には、フイルム撮影枚数、電池残量、オート及び赤
目禁止等を示す撮影モード、そして、近接撮影を示すマ
クロマークが表示される。液晶パネル34の左側方に
は、カメラ10の電源ON/OFFボタン36、前記撮
影モードの選択ボタン38、及び通常撮影と近接撮影と
を切り替える切替ボタン40が設けられている。
【0020】切替ボタン40を操作して、通常撮影側に
切り替えると、撮影距離が前記の如く1m〜∞に設定さ
れる。そして、切換ボタン40を操作して通常撮影側か
ら近接撮影側に切り替えると、撮影距離が前記の如く6
0cmに設定される。なお、符号42は、フイルムカー
トリッジ蓋44の開放用レバーである。
【0021】図3は、ストロボ発光部20、24の制御
系を示すブロック図、図4はストロボ回路46の回路図
である。
【0022】図3の如く、カメラ10全体を統括制御す
るMPU48には、オートフォーカスセンサを有するA
F回路50から被写体距離情報が出力され、そして、露
出センサを有するAE回路52から被写体輝度情報が出
力される。MPU48は、それらの情報に基づいてスト
ロボ回路46を制御し、第1ストロボ発光部20及び第
2ストロボ発光部24を選択的に又は両方を発光させ
る。また、前記被写体輝度情報が予め記憶された輝度よ
りも高い場合には、MPU48は、ストロボ撮影不要と
判断し、双方のストロボ発光部20、24の発光を禁止
するようにストロボ回路46を制御する。
【0023】ストロボ回路46は、図4の如くトリガー
トランス53を有するトリガー回路54、昇圧回路5
6、メインコンデンサ58、60、電源である乾電池6
2、スイッチング回路64、66、68、70、72及
びサイリスタ74等から構成されている。スイッチング
回路64、66、68は、MPU48によってそれぞれ
ON/OFF制御され、スイッチング回路70、72は
スイッチング回路64、66のON/OFFに応じてO
N/OFF制御され、サイリスタ74はスイッチング回
路68によりONされる。
【0024】かかるストロボ回路46は、カメラ10の
電源がONになると、又はカメラ10側に設けられた不
図示のストロボ充電スイッチが操作されると、乾電池6
2の電圧が昇圧回路56によって昇圧され、メインコン
デンサ58、60に電荷が充電蓄積される。
【0025】トリガー回路54は、サイリスタ74を有
し、このサイリスタ74は、スイッチング回路68がO
Nされ、サイリスタ74のゲートに電流が流れるとON
になる。
【0026】サイリスタ74がONになると、トリガー
回路54から第1ストロボ発光部20のトリガー電極2
0Aに数kvの高電圧が印加される。この時、スイッチ
ング回路70がONされていると、第1ストロボ発光部
20のキセノン管21の両極間で放電が発生し、キセノ
ン管21が発光する。同様に、トリガー回路54から第
2ストロボ発光部24のトリガー電極24Aに数kvの
高電圧が印加され、この時、スイッチング回路72がO
Nされていると、第2ストロボ発光部24のキセノン管
25の両極間で放電が発生し、キセノン管25が発光す
る。なお、この第2ストロボ発光部24は、赤目禁止モ
ードが選択されると、プレ発光するようにも制御されて
いる。
【0027】図4のストロボ回路46は、2つのストロ
ボ発光部20、24に対し、1つのトリガー回路54と
2つのメインコンデンサ58、60を有しているが、こ
のストロボ回路46に代えて、図5のストロボ回路76
を適用することもできる。
【0028】ストロボ回路76は、2つのストロボ発光
部20、24に対し、2つのトリガー回路54A、54
Bと1つのメインコンデンサ58を有している。また、
ストロボ回路76は、図4のスイッチング回路64、6
6、68、70、72に代えて、図5の如くスイッチン
グ回路78、80、82、84を有している。
【0029】スイッチング回路78、80、82は、M
PU48によってそれぞれON/OFF制御され、スイ
ッチング回路84はスイッチング回路82のON/OF
Fに応じてON/OFF制御され、サイリスタ74A、
74Bはスイッチング回路78、80によりONされ
る。
【0030】トリガー回路54Aは、サイリスタ74A
を有し、このサイリスタ74Aは、スイッチング回路7
8がONされ、サイリスタ74Aのゲートに電流が流れ
るとONになる。同様に、トリガー回路54Bもサイリ
スタ74Bを有し、サイリスタ74Bは、スイッチング
回路80がONされ、サイリスタ74Bのゲートに電流
が流れるとONになる。
【0031】例えば、サイリスタ74AがONになる
と、トリガー回路54Aからトリガー電極20Aに数k
vの高電圧が印加される。この時、スイッチング回路8
4がONになると、キセノン管21の両極間で放電が発
生し、キセノン管21が発光する。同様に、サイリスタ
74BがONになると、トリガー回路54Bからトリガ
ー電極24Aに数kvの高電圧が印加される。この時、
スイッチング回路84がONになると、キセノン管25
の両極間で放電が発生し、キセノン管25が発光する。
【0032】図6は、図4、図5のMPU48で制御さ
れた第1ストロボ発光部20及び第2ストロボ発光部2
4の発光組み合わせを示す説明図である。図6の如く、
縦軸は被写体輝度LVを示し、横軸は撮影距離Lを示し
ている。
【0033】同図に示すように、MPU48は、撮影距
離が通常撮影可能な至近距離(1m)と所定の第1撮影
距離L1との間の場合には、第2ストロボ発光部24を
発光させるとともに、第1ストロボ発光部20の発光を
禁止させるようにストロボ回路46、76を制御する。
なお、被写体輝度が予め記憶された輝度lvよりも高い
場合には、MPU48はストロボ撮影不要と判断し、双
方のストロボ発光部20、24の発光を禁止するように
ストロボ回路46、76を制御する。
【0034】また、MPU48は、撮影距離が第1撮影
距離L1を超えた第2撮影距離L2よりも遠い場合に
は、第1ストロボ発光部20を発光させるとともに、第
2ストロボ発光部24の発光を禁止させるようにストロ
ボ回路46、76を制御する。なお、第1ストロボ発光
部20は、第2撮影距離L2以上において、パララック
スを含む撮影範囲をカバーできる配光特性を有してい
る。
【0035】更に、MPU48は、撮影距離が第1撮影
距離L1と第2撮影距離L2との間の場合には、第1ス
トロボ発光部20及び第2ストロボ発光部24を発光さ
せるようにストロボ回路46、76を制御する。
【0036】この時のMPU48の制御方法は、図7の
如く、シャッタ開口時間(40ms)中の絞り開放途中
において、第1ストロボ発光部20を所定時間発光させ
た後、絞り閉成途中において第2ストロボ発光部24を
所定時間発光させるように制御してもよい。ストロボ発
光部による露光量は、絞り口径の大きさによって制御す
ることができるので、上述のように、絞り開放途中にお
いて第1ストロボ発光部20の発光タイミングを制御す
ることにより、第1ストロボ発光部20の露光量を制御
することができるとともに、絞り閉成途中において第2
ストロボ発光部24の発光タイミングを制御することに
より、第2ストロボ発光部24の露光量を制御すること
ができる。即ち、第1及び第2ストロボ発光部20、2
4の露光量を独立して制御できる。また、第1撮影距離
L1と第2撮影距離L2との間で、双方のストロボ発光
部20、24を発光させると、第1ストロボ発光部20
の配光不足分Bを、第2ストロボ発光部24でカバーす
ることができる。更に、図8に示すように、第1ストロ
ボ発光部20で生じた被写体の影Aを、第2ストロボ発
光部24のストロボ光で消すこともできるので、影Aが
目立つこともない。なお、第1ストロボ発光部20と第
2ストロボ発光部24の露光量の制御については、フラ
ッシュマチックでもよく、IGBT等を用いた制御でも
よい。
【0037】一方、図6の如く、通常撮影距離の至近よ
りも近い近接撮影距離(60cm)に撮影距離が設定さ
れた場合には、即ち、図2の切替ボタン40でマクロモ
ードが設定された場合には、MPU48は、第2ストロ
ボ発光部24のみ発光させるようにストロボ回路46、
76を制御する。
【0038】次に、前記の如く構成されたカメラ10の
作用について説明する。カメラ10の電源がONになる
と、MPU48は、AF回路50からの被写体距離情報
に基づいて、撮影距離が第1撮影距離L1よりも近い場
合には、第2ストロボ発光部24は発光させるが、第1
ストロボ発光部20は発光させないようにストロボ回路
46、76を制御する。これにより、第2ストロボ発光
部24として、ストロボ光の到達距離が短いストロボ発
光部を適用できるので、第2ストロボ発光部24を小型
化できる。
【0039】また、MPU48は、撮影距離が第2撮影
距離L2よりも遠い場合には、第1ストロボ発光部20
は発光させるが、第2ストロボ発光部24は発光させな
いようにストロボ回路46、76を制御する。これによ
り、第1ストロボ発光部20においては、その配光特性
を通常撮影のパララックス補正範囲に合わせたものに設
計すればよく、これまでのような至近距離でのパララッ
クス分を補正するような広い配光特性のものに設計しな
くて済むので、パララックス補正分の光量を中心に集光
させることにより、小型で到達距離の長いストロボ発光
部を実現できる。
【0040】更に、カメラ10では、撮影距離が第1撮
影距離L1と第2撮影距離L2との間の場合には、図7
の如く第1ストロボ発光部20及び第2ストロボ発光部
24を時間差をもって発光させたので、第1及び第2ス
トロボ発光部20、24の露光量を独立して制御するこ
とができる。また、第1ストロボ発光部20の配光不足
分Bを、第2ストロボ発光部24でカバーすることがで
きる。
【0041】更に、カメラ10によれば、第2ストロボ
発光部24をカメラ10の撮影レンズ鏡胴14の前面に
設け、この第2ストロボ発光部24をカメラの近接撮影
時に発光させたので、第2ストロボ発光部24の光を効
率よく近接被写体に照射することができる。
【0042】図9に示すカメラ10´は、第1ストロボ
発光部20を撮影レンズ22の光軸に対して一方側に離
れた位置に配置し、第2ストロボ発光部24´を撮影レ
ンズ22の光軸に対して他方側に離れた位置に配置した
ものである。
【0043】このような位置に第2ストロボ発光部24
´を配置した場合でも、図10の如く、撮影距離が第1
撮影距離L1と第2撮影距離L2との間の場合には、第
1ストロボ発光部20の配光不足分Bを、第2ストロボ
発光部24´でカバーすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、被写体までの距離情報又はカメラの撮影距離
設定に応じて、第1ストロボ発光部及び第2ストロボ発
光部を選択的に又は両方を発光させたので、焦点距離に
おける最大到達距離が得られるように設計された従来の
ストロボ発光部と比較して、ストロボ発光部を小型化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカメラを正面から見た斜視
【図2】図1のカメラを背面から見た斜視図
【図3】ストロボ発光部の制御系を示すブロック図
【図4】ストロボ回路の第1の実施の形態を示す回路図
【図5】ストロボ回路の第2の実施の形態を示す回路図
【図6】撮影距離に対する第1及び第2ストロボ発光部
の発光組み合わせを示す説明図
【図7】シャッタ開口時において第1及び第2ストロボ
発光部を時間差をもって発光させた時の説明図
【図8】第1及び第2ストロボ発光部の配光特性を示す
説明図
【図9】第2の実施の形態を示すカメラの正面図
【図10】図9のカメラにおける第1及び第2ストロボ
発光部の配光特性を示す説明図
【符号の説明】
10…カメラ、14…撮影レンズ鏡胴、20…第1スト
ロボ発光部、21…キセノン管、22…撮影レンズ、2
4…第2ストロボ発光部、25…キセノン管、40…切
替ボタン、46…ストロボ回路、48…MPU、50…
AF回路、52…AE回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1ストロボ発光部と第2ス
    トロボ発光部を備えたカメラにおいて、 被写体までの距離情報又はカメラの撮影距離設定に応じ
    て、前記第1ストロボ発光部及び第2ストロボ発光部
    を、選択的に又は両方を発光させるストロボ制御手段を
    備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1ストロボ発光部は、前記第2ス
    トロボ発光部よりもカメラの撮影光軸から遠い位置に配
    置され、 前記ストロボ制御手段は、撮影距離が所定の第1撮影距
    離よりも近い場合には、第2ストロボ発光部を発光させ
    るとともに第1ストロボ発光部の発光を禁止し、 撮影距離が前記第1撮影距離を超えた所定の第2撮影距
    離よりも遠い場合には、第1ストロボ発光部を発光させ
    るとともに第2ストロボ発光部の発光を禁止し、 撮影距離が前記第1撮影距離と前記第2撮影距離との間
    の場合には、第1ストロボ発光部及び第2ストロボ発光
    部を発光させることを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記第2ストロボ発光部は、カメラの撮
    影レンズ鏡胴の前面で撮影レンズの周囲に設けられ、 前記ストロボ制御手段は、前記第2ストロボ発光部を前
    記第1撮影距離よりも短い撮影距離での近接撮影時に発
    光させることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
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