JP2001337121A - 位相雑音波形の品質尺度測定装置及びその測定方法 - Google Patents
位相雑音波形の品質尺度測定装置及びその測定方法Info
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Abstract
タの各2乗平均より、クロック発生回路が理論限界に近
い性能を有するか否か確認できる。 【解決手段】 デジタル信号とされたクロック信号xc
(t)を複素数の解析信号zc(t)に変換し(1
3)、zc(t)の瞬時位相Θを推定し、Θからリニア
位相を除去して位相雑音波形Δφ(t)を求め(1
7)、そのΔφ(t)からx c(t)のゼロクロスタイ
ミングに近いものを取出し(33)、その2乗平均値σ
t を求め(35)、また前記取出したΔφ(t)の差分
波形を求めて周期ジッタJp を求め(36)、そのJp
の2乗平均値σp を求め(37)、相関係数ρ tt=1−
(σp 2/(2σt 2))を演算し(39)、必要に応じて
SNRt =ρtt 2/(1−ρtt 2)を求める(41)。ρ
tt又は/及びSNRt をクロック信号の品質尺度とす
る。
Description
ロセッサを動作させるクロック信号の品質尺度を測定す
る装置及び方法に関する。従来においてマイクロプロセ
ッサのクロック信号の品質を推定する尺度としてジッタ
が用いられていた。所でジッタには周期ジッタとタイミ
ングジッタとがある。図1Aに示すようにジッタのない
理想クロック信号は点線波形のように例えばその隣接立
上り点間の間隔Tintは一定であり、周期ジッタはゼロ
である。実際のクロック信号は、立上りが矢印に対し、
前後して隣接立上りの間隔Tintがゆらぎ、この間隔の
ゆらぎが周期ジッタである。クロック信号のような矩形
波でない、例えば正弦波の場合にもゼロクロス点間の間
隔Tint のゆらぎが周期ジッタである。
号が破線波形の場合、ジッタがある場合、正規の立上り
点(破線)に対する実際の立上り点(実線)のずれ幅Δ
φがタイミングジッタである。従来の周期ジッタの測定
はタイムインターバルアナライザにより行っていた(以
下この測定法をタイムインターバル法又はTIA法と呼
ぶ)、これはDavid Chu.“Phase Digitizing Sharpens
Timing Measurements ”,IEEE Spectrum, pp.28-32, 1
988, Lee D. Cosart.等、“Time Domain Analysis and
Its PracticalApplication to the Measurement of Pha
se Noise and Jitter ”,IEEE Trans.Instrum. Meas.,
vol.46,pp.1016-1019,1997に示されている。このタイ
ムインターバル法は被測定信号のゼロクロス点を計数す
ると共に、経過時間を測定し、各隣接ゼロクロス点間の
時間変動を求めることにより周期ジッタを求めるもので
ある。またこの周期ジッタの2乗平均値を求めていた。
ペクトラムアナライザを用いて周波数領域で位相雑音ス
ペクトルを測定し、その和からタイミングジッタの2乗
平均値を推定するものがある。この発明者らは、株式会
社アドバンテストProbo 編集室、1999年11月12
日発行技術レポート「Probo 」9〜16頁「瞬時位相推
定法のジッタ測定への応用」で以下に述べるジッタ測定
方法を提案した。即ち図2に示すように、被試験PLL
(Phase locked loop)回路11からのアナログのクロ
ック波形がアナログデジタル変換器12でデジタルのク
ロック信号xc(t)に変換され、解析信号変換手段13
としてのヒルベルト変換対発生器14へ供給されて解析
信号zc(t)に変換される。
波数の公称値、θc は初期位相角であり、Δφ(t)は
位相のゆらぎであり、位相雑音と呼ばれる。ヒルベルト
変換対発生器14内において、クロック信号xc(t)は
ヒルベルト変換器15によりヒルベルト変換され、
れ複素数の実数部と虚数部とする解析信号
時位相推定器16でクロック信号xc(t)の瞬時位相Θ
(t) Θ(t)=[2πfct+θc+Δφ(t)]mod 2π が推定される。この瞬時位相Θ(t)はリニア位相除去
器17でリニア位相が除去されて位相雑音波形Δφ
(t)が得られる。つまりリニア位相除去器17におい
ては、瞬時位相Θに対し連続位相変換部18で位相アン
ラップ法を適用して連続位相θ(t) θ(t)=2πfct+θc+Δφ(t) に変換される。位相アンラップ法はJose M. Tribolet,
“A New Phase Unwrapping Algorithm”,IEEE Trans.
Acoust., Speech, Signal Processing”,vol.ASSP-25,
pp.170-177,1977. Kuno P.Zimmermann,“On Frequency
-Domain and Time-Domain Phase Unwrapping,“Proc. I
EE. vol.75, pp.519-520, 1987に示されている。
t+θc]が、リニア位相評価器19で線形トレンド推
定法を用いて推定される。この推定されたリニア位相
[2πf ct+θc]が、連続位相θ(t)から引算部2
1で除去され、瞬時位相Θ(t)の変動項Δφ(t)、
即ち位相雑音波形 θ(t)=Δφ(t) が得られる。このようにして得られた位相雑音波形Δφ
(t)がピークツウピーク検出器22に入力され、Δφ
(t)の最大ピーク値 max(Δφ(k))と、最小ピーク値
min(Δφ(l))との差をとることによりタイミングジッ
タのピーク値Δφ ppを求める。
出器23に入力され、次式の2乗平均
値ΔφRMS が求まる。このようにしてタイミングジッタ
のピーク値、タイミングジッタの2乗平均値を、位相雑
音波形Δφ(t)から求める方法をΔφ法と呼ぶ。この
Δφ法によれば、測定ポイントがゼロクロス点に限定さ
れないため、100ミリ秒のオーダの試験時間でジッタ
の測定を行うことができる。なお図2中解析信号変換手
段13、瞬時位相推定器16、リニア位相除去器17は
位相雑音検出手段25を構成する。
にほぼ同一量ゆらぐようなジッタの場合は、このクロッ
ク信号により動作するマイクロプロセッサはそれ程影響
を受けない。クロック信号を発生するPLL回路の設計
においてはクロック信号の立上りエッジ間の相関係数が
重要である。この相関係数は−1〜+1の値をとるが、
この値が例えば0.6であれば、そのPLL回路は相関
係数で0.4だけ改良の余地があることがわかる。隣接
するクロック信号の立上りエッジの間隔変動は、後の立
上りエッジの変動はその直前の立上りエッジの変動に基
づく線形的な変動(信号)と、直前の立上りエッジの変
動に無関係な変動(雑音)とよりなると見なすことがで
き、これにより立上りエッジの変動の信号対雑音比を定
義できる。
ジ間の相関係数や信号対雑音比の方が、周期ジッタの2
乗平均値やタイミングジッタの2乗平均値より、例えば
PLL回路が理論限界に近い性能を実現しているかどう
かをより正しく明らかにすることができる。またこのよ
うな相関係数や信号対雑音比を測定できれば、PLL回
路などの試験にも有効である。しかし従来においてはこ
のような信号のゼロクロス点間の相関係数や信号対雑音
比、つまり位相雑音波形の品質尺度を測定する方法が提
案されていない。
を測定することができる装置及び方法を提供することに
ある。
ば、入力信号を複素数の解析信号に変換し、その解析信
号の瞬時位相をもとめ、その瞬時位相からリニア位相を
除去して位相雑音波形を求め、この位相雑音波形から、
その位相雑音波形の相関係数又は/及び信号対雑音比つ
まり品質尺度を求める。つまりこの発明によれば前述し
たΔφ法により品質尺度を求める。信号対雑音比は相関
係数より求める。以下にこの相関係数を求め、かつその
相関係数により信号対雑音比を求める原理を説明する。
(Tはクロック信号の周期)、の隣り合う立上りゼロク
ロス点nTと(n+1)T間の相関係数ρtt(T)は以
下のように求められる。入力信号の周期Tだけ離れた二
つのタイミングジッタΔφ(nT)とΔφ((n+1)
T)との差から周期ジッタJp が求まり、この周期ジッ
タJp の分散σ p 2(T)は周期ジッタJpの期待値とし
て次式で求まる。
であるA.Papoulis“Probability, Random Variables, a
nd Stochastic Processes”2nd Edition, McGraw-Hill
Book Company. 150頁の式(7−6)と式(7−
8)とから、またΔφ(nT)、Δφ((n+1)T)
はそれぞれ平均値からのずれであることから、
の相関係数ρttとなる。よって σp 2(T)=2(1−ρtt(T))σt 2(T) (1) となる。これを書きかえると次式となる。
値、σt(T)はタイミングジッタΔφ(T)の2乗平
均値である。あるいは相関係数の定義から、相関係数ρ
tt(T)はタイミングジッタ{Δφ(nT)}を用いて
次式より求めることができる。
おタイミングジッタの定義からΔφ(iT)自身が直線
性からのずれとなっているからΔφ′はゼロであり、こ
れを式(3)、式(4)から省略してよい。また実験か
らΔφ′/σt ≒6/1000程度であるように小さい
値であるから式(3)、式(4)からΔφ′を省略して
よい。タイミングジッタΔφ(nT)に対し、その変動
と線形的な関係のみに因り変動するΔφ((n+1)
T)のタイミングジッタ分散σtt 2 は σtt 2 =ρtt 2 σt(n+1) 2 (5) と表わせる。Δφ(nT)に対し、その変動と非線形な
関係を含めた、ほかの雑音に因り変動するΔφ((n+
1)T)のタイミングジッタ分散σt,n 2は σt,n 2=(1−ρtt 2)σt(n+1) 2 (6) となる。式(5)、式(6)はJ.S.Bendat & A.G. Pier
sol,“Engineering Applications of Correlation and
Spectral Analysis John Wiley & Sons, 1980のP.4
3〜47、式(3.10)、式(3.11)に示されて
いる。
タ{Δφ((n+1)T)}のΔφ(nT)の変動に基
づく線形的変動(信号成分)とΔφ(nT)の変動に無
関係な変動(雑音)との比、つまり信号対雑音比SNR
t を次式より求めることができる。
ば1/SNRt も大きく、σt が小さければ1/SNR
t も小さい、つまりσt は1/SNRt と比例する。よ
って式(1)の右辺のσt 2に比例係数として1/SNR
tを乗算して、両辺を開平し、かつ両辺をTで割算する
と
ッタ分散σp とタイミングジッタ分散σt を求めること
によりタイミングジッタ、つまり位相雑音波形Δφ
(t)の相関係数ρttを求めることができる。また式
(3)又は式(4)からタイミングジッタΔφ(nT)
を用いて相関係数ρttを求めることができる。更に相関
係数ρttを用いて式(7)から位相雑音波形Δφ(t)
の信号対雑音比SNRt を求めることができる。
(t)を用いて相関係数ρttや信号対雑音比SNRt な
どの品質尺度を求める。
図2と対応する部分に同一番号を付けてある。この発明
においては、図2に示した場合と同様に、被試験PLL
回路11などからの入力信号がAD変換器12でデジタ
ル信号に変換され、このデジタル信号が位相雑音検出手
段25に入力され、位相雑音波形Δφ(t)が取出され
る。この位相雑音波形Δφ(t)はタイミングジッタ2
乗平均値検出手段31及び周期ジッタ2乗平均値検出手
段32へ供給される。タイミングジッタ2乗平均値検出
手段31では入力された位相雑音波形Δφ(t)の2乗
平均値ΔφRMS が演算され、周期ジッタ2乗平均値検出
手段32では入力された位相雑音波形Δφ(t)から周
期ジッタJp の2乗平均値JRMS が演算される。
出手段31及び周期ジッタ2乗平均値検出手段32にお
いて、位相雑音波形Δφ(t)はゼロクロスサンプラ3
3において、解析信号zc(t)の実数部xc(t)のゼロクロ
ス点に最も近いタイミングでサンプリングされる。つま
り解析信号の実数部xc(t)の波形が図4Aに示さ
れ、その立上り(又は立下り)のゼロクロス点に最も近
いサンプル点(演算処理時点)がゼロクロス点検出部3
4で検出される。図4A中に、検出したゼロクロス点に
最も近い点を○印で示す。この点を近似ゼロクロス点と
呼ぶ。図4Bに示すように位相雑音波形Δφ(t)にお
ける○印で示す値が、近似ゼロクロス点でのサンリング
値としてゼロクロスサンプラ33で取出される。この取
出された各サンプリング値(リサンプル位相雑音波形)
は、ジッタがない解析信号の実数部xc(t)の理想タ
イミング(ゼロクロス点)からのずれ量である。このΔ
φ(t)の各サンプル値についてその直前のサンプル値
との差を求めればゼロクロス間のゆらぎ、つまり周期ジ
ッタJp となる。図4B中のΔφ(t)のn番目のサン
プル値Δφn と(n+1)番目のサンプル値Δφn+1 と
よりJp =Δφn+1 −Δφn として求まる。このように
して求めたJp を図4Cに示す。
クロス点の検出法を述べる。入力される実数部x
c(t)の波形の最大値を100%レベル、最小値を0
%レベルとし、ゼロクロスのレベルとして、前記最大値
と最小値の50%レベルV(50%)を算出する。xc
(t)の各隣り合うサンプル値と50%レベルV(50
%)との差(xc(j−1)−V(50%)),(x
c(j)−V(50%))を求め、更にこれらの積 (xc(j−1)−V(50%))×(xc(j)−V
(50%)) を計算する。xc(t)が50%レベル、つまりゼロレ
ベルを横切る時は、これらサンプル値xc(j−1)−
V(50%),xc(j)−V(50%)の符号が負か
ら正、又は正から負となるから、前記積が負となった時
は、xc(t)がゼロレベルを横切ったことになり、そ
の時点におけるサンプル値xc(j−1),xc(j)の
絶対値の小さい方の時刻j−1又はjが近似ゼロクロス
点として求められる。
位相雑音波形はΔφRMS (2乗平均値)検出器35に入
力され、次式により2乗平均されてタイミングジッタ2
乗平均値ΔφRMS 、つまりσt が求められる。
おいて、差分回路36でゼロクロスサンプラ33からの
各サンプル値について順次その直前のサンプル値との差
を求めて周期ジッタJp が得られる。得られた周期ジッ
タJp の系列はJRMS (2乗平均値)検出器37で2乗
平均値が演算される。つまり差分回路36でゼロクロス
サンプラ33からのリサンプル位相雑音波形の差分波形
が計算され、差分位相雑音波形が2乗平均値検出器37
へ供給され、次式が計算される。
RMS 、つまり周期ジッタ分散σp が求まる。以上のよう
にして求まったタイミングジッタ2乗平均値Δφ
RMS (タイミングジッタ分散σt )と周期ジッタ2乗平
均値JRMS (周期ジッタ分散σp )が品質尺度推定手段
38に入力される。品質尺度推定手段38では相関係数
(ρtt)演算器39でσt とσp から式(2)が計算さ
れ、相関係数ρttが求められる。この例ではこの相関係
数ρttが信号対雑音比(SNRt)計算器41に入力さ
れ、このρttにより式(7)が計算されてSNRtが求
められる。これら相関係数ρt t又は/及びSNRtが出
力端子42又は/及び43から品質尺度として出力され
る。
と対応する部分に同一番号を付けてある。この実施例で
はゼロクロスサンプラ33よりのリサンプル位相雑音波
形は相関係数(ρtt)演算器39でΔφ′を省略した式
(3)の計算がなされる。つまりゼロクロスサンプラ3
3より周期Tだけ時間差が付けられた2系列のリサンプ
ル位相雑音波形の系列が積和計算器45に入力され、Δ
φ(iT)とΔφ((i+1)T)の積の和が計算され
る。またゼロクロスサンプラ33よりの一方の系列のリ
サンプル位相雑音波形が2乗和計算器46に入力され、
Δφ(iT)2の和が計算される。この計算された2乗
和ΣΔφ(iT)2で、積和計算器45で計算された積
和ΣΔφ(iT)Δφ((i+1)T)が割算器47に
おいて割算されて相関係数ρttが求められる。この相関
係数ρttは必要に応じて出力端子42から出力され、ま
た信号対雑音比計算器41に入力されて、式(7)の計
算が行われ、その計算結果SNRtが出力端子43に出
力される。
ラ33は立上りエッジのゼロクロス点に近いタイミング
で位相雑音波形をサンプリングしたが、一般的には立上
りエッジのゼロクロス点と立下りエッジのゼロクロス点
との間の整数倍の間隔でゼロクロス点に近いタイミング
で位相雑音波形をサンプリングしてもよい。またΔφ
RMS 検出器35へ供給するリサンプル位相雑音波形は、
ゼロクロスサンプラ33の出力でもよいが、破線で示す
ようにサンプラ51を別個に設けて、差分回路36へ供
給されるリサンプル位相雑音波形の周期nT/2(n整
数)と同一周期で位相雑音波形をサンプリングしてΔφ
RMS 検出器35へ供給してもよい。この場合のサンプリ
ングタイミングは入力信号の周期Tが既知であるから、
AD変換器12のサンプリング周期tの整数倍でnT/
2に最も近いタイミングで位相雑音波形をサンプリング
すればよい。
るから、ΔφRMS 検出器35、JRM S 検出器37におい
てそれぞれ開平演算をする前の演算結果を相関係数演算
器39へ供給してもよい。図5の実施例においてもゼロ
クロスサンプラ33のサンプリングのタイミングはnT
/2に近いものをサンプリングするようにしてもよい。
また点線で示すように、ゼロクロスサンプラ33の代り
にサンプラ52を設け、サンプリング周期T′を設定し
て、任意の周期T′ごとに、これに近い位相波形雑音を
サンプリングしてもよい。あるいはサンプラ33又は5
2を設けることなく、位相雑音検出手段25からの位相
雑音波形Δφ(t)をそのまま相関係数演算器39へ供
給してもよい。相関係数演算器39における演算におい
てΔφ′、つまり入力された位相雑音波形の平均値を計
算して、式(3)又は式(4)を忠実に演算してもよ
い。
路11よりのクロック信号をクリッパ53を通してAD
変換器12へ供給して、クロック信号の振幅を一定とし
て、振幅変調成分により位相雑音波形Δφ(t)が影響
を受けることなく正確にジッタを検出できるようにして
もよい。この入力信号を一定振幅とする処理はAD変換
器12の出力側に設けてもよい。入力信号を解析信号z
c(t)へ変換する手段13としては図6に示すよう
に、入力されたデジタル信号をFFT部66によりフー
リエ変換し、その変換出力から、帯域通過フィルタ67
により負の周波数成分を遮断すると共に、入力クロック
信号の基本波のみを取り出す。次に帯域通過フィルタ6
7の出力を逆FFT部68により逆フーリエ変換して解
析信号zc(t)を得る。
信号xc(t)は、周波数混合器71a,71bで cos
(2π(fc+Δf)t +θ)、 sin(2π(fc+Δ
f)t+θ)とそれぞれ周波数混合され、その出力から
低域通過フィルタ72a,72bにより差周波数成分が
取出され、次式の解析信号zc(t)を得る。 zc(t)=(Ac/2)〔cos(2πΔft+(θ−θc )
−Δφ(t))+jsin(2πΔft+(θ−θc ) −Δ
φ(t))〕 この実数部と虚数部はAD変換器73a,73bにより
それぞれデジタル信号に変換されて瞬時位相推定器16
へ供給される。
ータを用いてもよい。つまり例えば図6に破線で示すよ
うにコンパレータ74を用いて、入力信号を基準レベル
以上か以下の信号に変換して、つまり1ビットのデジタ
ル信号に変換してもよく、また図7に破線で示すように
AD変換器73a,73bの代りにコンパレータ74
a,74bを用いてもよい。クロック信号の周波数を下
げて解析信号変換手段13へ供給するため、図6、図7
に破線で示すように分周器75で周波数を分周してクロ
ック信号を解析信号変換手段13へ供給してもよく、あ
るいは図に示していないが、周波数変換器でジッタが実
質的にない局部信号によりクロック信号をこれらの差周
波数の信号に変換して解析信号変換手段13へ供給して
もよい。図3、図5、図6、図7に示した装置の各機能
構成の1つ乃至複数の各機能をコンピュータによりプロ
グラムを解釈実行させてもよい。
セッサのクロック信号について述べたが、その他の機器
に用いられるクロック信号や正弦波信号など他の信号の
位相雑音波形の相関係数、信号対雑音比などの品質尺度
の推定にこの発明を適用することができる。クロック信
号の周期ジッタ分散σp 2と{Δφ(nT)}のSNRt
との関係を実験により検証した。実験ではマイクロプロ
セッサをもちいた。その内部のPLL回路は200MH
z〜600MHzの周波数のクロックを発生できる。ク
ロック品質の推定をPLL回路を2つの極限状態のもの
とにおいて推定した。その1つの極限状態は休止(quie
t)モードであって、非活性状態の場合であり、非活性
状態ではマイクロコンピュータがユーザ命令を待ってい
る状態で基準クロック発生器からの基準クロックにより
位相基準が与えられてクロック信号を出力するPLL回
路のみが動作し、クロックがパーソナルコンピュータの
動作の影響を受けない最良の状態である。他の1つの極
限状態は雑音(noisy)モード、つまり極端な活性状態
の場合であり、パーソナルコンピュータはレベル2のメ
モリ、コアバス、分岐予測ユニット(branch predictor
units)が全て動作している状態で、これらの動作と、
テストプログラムとによりマイクロプロセッサのトグル
動作を最大にさせる。つまりクロックがパーソナルコン
ピュータの動作の影響を最も厳しく受ける状態である。
|ρtt(T)|と式(7)から求めたSNRt の関係を
図8に示す。横軸はSNRt 、縦軸はσp /Tであり、
実線は式(8)により求めた理論値であり、○印は実験
値である。この実験値は理論曲線上にあり、理論値と一
致していることがわかる。この場合の測定値を図9に示
す。上述では瞬時位相雑音Δφ(t)を、解析信号の実
数部のゼロクロス点になるべく近い点(近似ゼロクロス
点)でサンプリングしてタイミングジッタ系列を求めた
が、近似ゼロクロス点でのサンプリングは例えば図10
に破線で示すように、瞬時位相推定器16と連続位相変
換器18との間に直列に挿入してもよい、あるいは連続
位相変換器18とリニア位相推定器19及び引算器21
との間に直列に挿入してもよい。
力信号のゼロクロス点間の相関係数ρ ttや信号対雑音比
SNRt を求めることができる。設計、試作験において
は、ρ tt≒1がSNRt の上限を与える。よって、設計
時のシミュレーションにより、又は試作品についてρtt
又はSNRt を測定することにより、クロック品質をま
たどの程度上向きさせる可能性があるか否かを見極める
ことができる。PLL回路と一緒に搭載され各コアブロ
ックをそれぞれ単独に動作させて、ρttを測定すること
により、ρttが小さいコアブロックについては、そのコ
アブロックを動作させた時に、そのコアブロックから発
生雑音などによりPLL回路が比較的大きい影響を受け
たためと考えられ、そのコアブロックとPLL回路との
間の遮蔽をするなどそのコアブロックによりPLL回路
が影響を受けないようにする必要があることがわかる。
イクロプロセッサなどのテストの際にテスト項目として
(σp ,σt )と品質尺度(SNRt ,ρtt)を同時に
測定することができる。またρttを式(3)又は式
(4)により求める場合はタイミングジッタΔφ(t)
のみを用いればよく、タイミングジッタの出現は確率で
あり、一般に理想タイミングに対する正側のゆらぎの最
大値Δφmax +と、負側のゆらぎの最大値Δφ max -とは等
しいため、周期ジッタ分散σp を用いる式(2)によっ
て相関係数ρ ttを求める場合より短時間で相関係数ρtt
を求めることができる。またコンピュータシミュレーシ
ョンによりρttを求める場合は式(2)より式(3)の
方が演算が簡単であり、便利である。なお式(2)によ
る方が高い精度でρttを求めることができる。
ミングジッタを説明するための図。
成を示すブロック図。
能構成を示すブロック図。
位相雑音波形と周期ジッタとの関係を示す図。
ク図。
図。
ック図。
図。
Claims (22)
- 【請求項1】 入力信号を複素数の解析信号に変換する
解析信号変換手段と、 上記解析信号の瞬時位相を求める瞬時位相推定手段と、 上記瞬時位相からリニア位相を除去して位相雑音波形を
出力するリニア位相除去手段と、 上記位相雑音波形を入力して、その位相雑音波形の品質
尺度を求めて出力する品質尺度推定手段と、を具備する
位相雑音波形の品質尺度測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は上記位相雑音波形の相関係数を
上記品質尺度として求める手段である。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は、上記位相雑音波形の2乗平均
値を求めるタイミングジッタ2乗平均値検出手段と、上
記位相雑音波形の周期ジッタの2乗平均値を求める周期
ジッタ2乗平均値検出手段と、上記位相雑音波形の2乗
平均値と、上記周期ジッタの2乗平均値とを入力して、
上記相関係数を求める手段とよりなる。 - 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 上記リニア位相除去手段は、上記瞬時位相を連続位相に
変換する連続位相変換手段と、上記連続位相のリニア位
相を推定するリニア位相推定手段と、上記連続位相から
上記リニア位相を差し引いて上記瞬時雑音位相を得る引
算手段とよりなり、 上記周期ジッタ2乗平均値検出手段は、上記瞬時位相推
定手段と上記連続位相変換手段との間、上記連続位相変
換手段と上記リニア位相推定手段及び上記引算手段との
間、及び上記引算手段の出力側の何れかの1つに直列に
挿入され、その入力を上記解析信号の実数部のゼロクロ
スタイミング近くでサンプリングして上記位相雑音波形
のサンプル系列を得るゼロクロスサンプリング手段と、
上記位相雑音波形のサンプル系列を入力し、その差分波
形を計算して周期ジッタを求める差分手段と、上記周期
ジッタを2乗平均して上記周期ジッタの2乗平均ジッタ
を求める2乗平均手段とよりなる。 - 【請求項5】 請求項2記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は、上記位相雑音波形のサンプル
周期の整数倍離れた上記位相雑音波形の二つのサンプル
の積を順次、上記サンプル周期の整数倍だけずらして求
めて和をとる積和手段と、上記サンプル周期の整数倍ご
とに上記位相雑音波形の2乗の和を求める2乗和手段
と、上記積和の結果を上記2乗和の結果で割算して上記
相関係数を求める手段よりなる。 - 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 上記リニア位相除去手段は、上記瞬時位相を連続位相に
変換する連続位相変換手段と、上記連続位相のリニア位
相を推定するリニア位相推定手段と、上記連続位相から
上記リニア位相を差し引いて上記瞬時雑音位相を得る引
算手段とよりなり、 上記品質尺度推定手段は、上記瞬時位相推定手段と上記
連続位相変換手段との間、上記連続位相変換手段と上記
リニア位相推定手段及び上記引算手段との間、及び上記
引算手段の出力側の何れかの1つに直列に挿入され、そ
の入力を上記解析信号の実数部のゼロクロスタイミング
近くでサンプリングして上記位相雑音波形のサンプル系
列を出力するゼロクロスサンプリング手段を備え、上記
積和手段及び上記2乗和手段の各演算に上記位相雑音波
形のサンプル系列が用いられる。 - 【請求項7】 請求項5記載の装置において、 上記サンプル周期の整数倍は上記入力信号の周期の2分
の1の整数倍である。 - 【請求項8】 請求項1記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は上記位相雑音波形の信号対雑音
比を求めて上記品質尺度として出力する手段である。 - 【請求項9】 請求項8記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は上記位相雑音波形の相関係数を
求める相関係数演算手段と、上記相関係数を用いて上記
信号対雑音比を求めるS/N演算手段とよりなる。 - 【請求項10】 請求項9記載の装置において、 上記相関係数演算手段は、上記位相雑音波形の2乗平均
値を求めるタイミングジッタ2乗平均値検出手段と、上
記位相雑音波形の周期ジッタの2乗平均値を求める周期
ジッタ2乗平均値検出手段と、上記位相雑音波形の2乗
平均値と、上記周期ジッタの2乗平均値とを入力して、
上記相関係数を求める手段とよりなる。 - 【請求項11】 請求項10記載の装置において、 上記リニア位相除去手段は、上記瞬時位相を連続位相に
変換する連続位相変換手段と、上記連続位相のリニア位
相を推定するリニア位相推定手段と、上記連続位相から
上記リニア位相を差し引いて上記瞬時雑音位相を得る引
算手段とよりなり、 上記周期ジッタ2乗平均値検出手段は、上記瞬時位相推
定手段と上記連続位相変換手段との間、上記連続位相変
換手段と上記リニア位相推定手段及び上記引算手段との
間、及び上記引算手段の出力側の何れかの1つに直列に
挿入され、その入力を上記解析信号の実数部のゼロクロ
スタイミング近くでサンプリングして上記位相雑音波形
のサンプル系列を出力するゼロクロスサンプリング手段
と、上記位相雑音波形のサンプル系列を入力し、その差
分波形を計算して周期ジッタを求める差分手段と、上記
周期ジッタを2乗平均して上記周期ジッタの2乗平均ジ
ッタを求める2乗平均手段とよりなる。 - 【請求項12】 請求項4又は10記載の装置におい
て、 上記タイミングジッタ2乗平均値検出手段は、リサンプ
ル位相雑音波形を入力し、そのリサンプル位相雑音波形
を2乗平均して上記タイミングジッタの2乗平均ジッタ
を求める手段である。 - 【請求項13】 請求項4又は10記載の装置におい
て、 上記タイミングジッタ2乗平均値検出手段は、上記ゼロ
クロスサンプリング手段でのサンプリング周期と同一周
期ごとのタイミングに近い上記位相雑音波形のみをサン
プリングして第2リサンプル位相雑音波形を出力する第
2サンプリング手段と、上記第2リサンプル位相雑音波
形を2乗平均して上記タイミングジッタの2乗平均ジッ
タを求める手段とよりなる。 - 【請求項14】 請求項9記載の装置において、 上記相関係数演算手段は、上記位相雑音波形のサンプル
周期の整数倍離れた上記位相雑音波形の2つのサンプル
の積を順次周期Tだけずらして求めて和をとる積和手段
と、上記周期の整数倍ごとに上記位相雑音波形の2乗の
和を求める2乗和手段と、上記積和の結果を上記2乗和
の結果で割算して上記相関係数を求める手段よりなる。 - 【請求項15】 請求項14記載の装置において、 上記リニア位相除去手段は、上記瞬時位相を連続位相に
変換する連続位相変換手段と、上記連続位相のリニア位
相を推定するリニア位相推定手段と、上記連続位相から
上記リニア位相を差し引いて上記瞬時雑音位相を得る引
算手段とよりなり、 上記相関係数演算手段は、上記瞬時位相推定手段と上記
連続位相変換手段との間、上記連続位相変換手段と上記
リニア位相推定手段及び上記引算手段との間、及び上記
引算手段の出力側の何れかの1つに直列に挿入され、そ
の入力を上記解析信号の実数部のゼロクロスタイミング
近くでサンプリングして上記位相雑音波形のサンプル系
列を出力するゼロサンプリング手段を備え、上記積和手
段及び上記2乗和手段の各演算に上記位相雑音波形のサ
ンプル系列が用いられる。 - 【請求項16】 請求項1記載の装置において、 上記品質尺度推定手段は上記位相雑音波形の相関係数
と、上記位相雑音波形の信号対雑音比とを求め、これら
相関係数及び信号対雑音比を上記品質尺度とする手段で
ある。 - 【請求項17】 請求項1、3、5又は8記載の装置に
おいて、 上記入力信号をその振幅変調成分を除去して上記解析信
号変換手段へ供給するクリップ手段を備える。 - 【請求項18】 入力信号を複素数の解析信号に変換す
る過程と、 上記解析信号の瞬時位相を求める過程と、 上記瞬時位相からリニア位相を除去して位相雑音波形を
求める過程と、 上記位相雑音波形の相関係数を求める過程と、を有する
位相雑音波形の品質尺度測定方法。 - 【請求項19】 請求項18記載の方法において、 上記相関係数を求める過程は、上記位相雑音波形のサン
プル周期の整数倍離れた上記位相雑音波形の2つのサン
プルの積を順次上記周期の整数倍だけずらして求めて和
をとる積和過程と、上記周期Tごとに上記位相雑音波形
の2乗の和を求める2乗和過程と、上記積和の結果を上
記2乗和の結果で割算して上記相関係数を求める過程と
よりなる。 - 【請求項20】 請求項19記載の方法において、 上記リニア位相を除去して位相雑音波形を求める過程
は、上記瞬時位相を連続位相に変換する過程と、上記連
続位相のリニア位相を推定する過程と、上記連続位相か
ら上記リニア位相を差し引いて上記位相雑音波形を求め
る過程とを有し、 上記相関係数を求める過程は、上記瞬時位相、上記連続
位相、及び上記位相雑音波形の何れか一つを上記解析信
号の実数部のゼロクロスタイミング近くでサンプリング
して上記位相雑音波形のサンプル系列を得る過程を有
し、上記積和過程及び上記2乗和過程の各演算に上記位
相雑音波形のサンプル系列を用いる。 - 【請求項21】 請求項18又は19記載の方法におい
て、 上記相関係数を用いて上記位相雑音波形の信号対雑音比
を求める過程を有する。 - 【請求項22】 請求項18記載の方法において、 上記相関係数を求める過程は上記位相雑音波形の2乗平
均値を求める過程と、上記位相雑音波形の周期ジッタの
2乗平均値を求める過程と、上記位相雑音波形の2乗平
均値と上記周期ジッタの2乗平均値とから上記相関係数
を計算する過程とよりなる。
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