JP2001336436A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JP2001336436A
JP2001336436A JP2000153557A JP2000153557A JP2001336436A JP 2001336436 A JP2001336436 A JP 2001336436A JP 2000153557 A JP2000153557 A JP 2000153557A JP 2000153557 A JP2000153557 A JP 2000153557A JP 2001336436 A JP2001336436 A JP 2001336436A
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fuel pressure
pressure change
fuel
injector
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JP2000153557A
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Keiichi Enoki
圭一 榎木
Takahiko Ono
隆彦 大野
Hiromitsu Kuto
裕充 久斗
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃圧変化過渡期には、燃料噴射周期における
燃圧変化速度を算出し、前回の燃圧検出値と燃圧変化速
度から、今回燃圧値を推定し、この推定値を用いてイン
ジェクター駆動時間の補正を行う。 【解決手段】 エンジン状態を検出する各種センサ19
〜22の出力より目標燃圧を設定する目標燃圧設定手段
24aと、実燃圧を検出する燃圧検出手段24bと、目
標燃圧設定手段24aで設定された目標燃圧と前記燃圧
検出手段24bより検出された実燃圧との偏差から燃圧
の変化が検出されたとき、今回の燃圧の推定値を演算す
る燃圧推定値演算手段24d〜24fと、演算された燃
圧推定値に基づいてインジェクター18の駆動時間の補
正量を算出するインジェクター駆動時間補正手段24h
と、上記補正量を加味してインジェクターの駆動時間を
演算するインジェクター駆動時間演算手段24iとを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は燃圧変化過渡期に
おいて、燃料圧力(以下、燃圧と称する)推定値を用い
てインジェクター駆動時間を補正し、燃圧変化過渡期に
おける燃料噴射誤差を低減するエンジン制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料噴射弁を燃焼室に配置し、該
燃焼室に直接燃料を噴射するエンジン、いわゆる、筒内
噴射エンジンは、例えば、特開平10−26046号公
報に開示された筒内噴射エンジンの制御装置がある。こ
の従来装置は、燃料噴射弁に作用する燃料圧力(燃圧)
を検出して目標燃圧に制御すると共に、検出された燃圧
と基準燃圧との比によって燃料噴射弁の通電時間を補正
するものである。
【0003】また、特開平10−141118号公報に
記載されたエンジン制御装置は、エンジンの燃料噴射量
制御において、運転状態に基づく燃圧の連続的な増減変
化がある場合、検出空燃比と目標空燃比との偏差に応じ
た空燃比フィードバック係数を補正して空燃比の早期の
収束を達成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来装置における燃圧
上昇時の目標燃圧、実燃圧、噴射タイミング、および空
燃比の挙動を図12に示す。例えば、実燃圧が目標燃圧
に向けてステップ的に上昇すると、燃圧レギュレータは
全閉状態となり、燃圧レギュレータからの排出量は0と
なる。
【0005】従って、ポンプ吐出量と燃料噴射量の差分
が、燃料レール(インジェクター内における燃料供給
路)内で増加し、燃料変化分に応じて燃圧が変化する。
燃圧の変化幅はポンプ吐出能力により飽和し、図12の
ように階段状に燃圧が増加していくこととなる。このよ
うな燃圧の過渡状態においては、インジェクター駆動時
間:INJ(n)の補正に用いる燃圧は、燃圧検出遅れ
のためにFP(n−1)となる。燃料噴射:INJ
(n)への実効燃圧は、FP(n)であり、FP(n)
>FP(n−1)なので、補正不足となって噴射量が過
剰となり、空燃比がリッチ化するおそれがあった。
【0006】一方、燃圧下降時の各パラメータの挙動
は、図13に示すようになり、例えば、燃圧レギュレー
タの全開状態では、燃料レール内の燃圧と燃料リターン
側の燃圧との差圧により、燃料が排出されるので、燃圧
は時間的に減少していく。このとき、燃圧検出遅れのた
めに、FP(n)<FP(n−1)なので、補正過多と
なって噴射量が過小となり、燃圧上昇時とは逆に空燃比
がリーン化するおそれがあった。従って燃圧変化過渡期
において、空燃比がリーン/リッチ化し、排ガスやドラ
イブビリティ(運転性)が悪化するという問題点があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、燃圧変化過渡期において、燃圧
推定値を用いてインジェクター駆動時間を補正し、燃圧
変化過渡期における燃料噴射誤差を低減できるエンジン
制御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
制御装置は、実燃圧を検出する燃圧検出手段と、前記燃
圧検出手段により検出された実燃圧から変圧変化を検出
すると共に、その燃圧変化が過渡状態であるか否かを判
定する燃圧変化検出手段と、前記実燃圧から燃圧変化速
度を演算する燃圧変化速度演算手段と、前記燃圧変化速
度演算手段により演算された燃圧変化速度と前回の前記
実燃圧とに基づいて、今回の燃圧の推定値を演算する燃
圧推定値演算手段と、前記燃圧変化検出手段により前記
燃圧変化が過渡状態であると判定されたとき、前記燃圧
推定値演算手段により演算された燃圧推定値に基づいて
インジェクター駆動時間を補正量を算出するインジェク
ター駆動時間補正手段と、前記補正量を加味してインジ
ェクターの駆動時間を演算するインジェクター駆動時間
演算手段と、を備えたものである。
【0009】また、この発明に係るエンジン制御装置
は、エンジン状態を検出する各種センサと、前記各種セ
ンサの出力に基づいて目標燃圧を設定する目標燃圧設定
手段と、を更に備え、前記燃圧変化検出手段は、前記目
標燃圧設定手段により設定された目標燃圧と前記燃圧検
出手段により検出された実燃圧との偏差が所定値を越え
たとき、燃圧変化が過渡状態であると判定するものであ
る。
【0010】さらに、前記燃圧変化検出手段は、前記イ
ンジェクターから噴射される燃料の噴射周期における今
回の実燃圧と前回の実燃圧との偏差が所定値を越えたと
き、燃圧変化が過渡状態であると判定するものである。
【0011】さらにまた、前記燃圧変化検出手段は、燃
圧変化が過渡状態であるか否かを検出すると共に、前記
燃圧変化が上昇変化であるか下降変化であるかを検出す
るものである。
【0012】また、前記燃圧変化速度演算手段は、燃圧
の上昇変化あるいは下降変化毎に、燃料噴射量とエンジ
ン回転数に対応した燃圧変化速度、或いは燃圧とエンジ
ン回転数に対応した燃圧変化速度を予めマップとして記
憶しておき、このマップより燃圧変化方向に応じた燃圧
変化速度を検索するものである。
【0013】さらに、前記燃圧変化速度演算手段は、前
記燃圧変化速度を、燃料の噴射周期における前回の実燃
圧と前々回の実燃圧との差分より演算するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1によるエン
ジン制御装置の要部の構成を示すブロック図である。図
2は本実施の形態1によるエンジン制御装置を用いたエ
ンジンシステムの全体構成を示すものである。
【0015】図1に示すエンジン制御装置のECU(エ
ンジン制御ユニット)24において、目標燃圧設定手段
24aは、各種センサ19〜22により検出されたエン
ジン回転数、負荷、水温等から目標燃圧を設定する。燃
圧平均化手段24bは、例えば、燃圧レギュレータ17
に取り付けられた燃圧センサ23の出力を所定クランク
角同期で平均化し、燃料レール内の平均燃圧(実燃圧)
を算出する。
【0016】燃圧制御手段24cは、例えば、実燃圧が
目標燃圧に一致するように、目標燃圧と実燃圧の偏差か
ら、燃圧レギュレータ17への駆動デューティをPI演
算するものである。燃圧レギュレータ17は、図示しな
い比例電磁弁を備え、弁開度によって燃料レールから燃
料タンク(図2を参照)への燃料排出量を制御し、燃圧
を調整することができる。弁開度は燃圧制御手段24c
から出力される駆動デューティによって操作することが
できる。
【0017】燃圧推定手段24Jは、目標燃圧設定手段
24aで設定された目標燃圧と燃圧検出手段23より検
出された実燃圧との偏差を求め、その偏差から燃圧の変
化が検出されたとき、今回の燃圧の推定値を演算する。
燃圧推定手段24Jは、目標燃圧設定手段24aにより
設定された目標燃圧と燃圧検出手段23により検出され
た実燃圧との偏差に基づいて燃圧変化を検出する燃圧変
化検出手段24dと、燃圧変化の検出時に、燃圧の変化
速度を演算する燃圧変化速度演算手段24eと、前回の
実燃圧と燃圧変化速度とに基づいて今回の燃圧の推定値
を演算する燃圧推定値演算手段24fとを含む。
【0018】燃圧変化検出手段24dは、目標燃圧設定
手段24aで設定された目標燃圧と燃圧平均化手段24
bより出力された実燃圧との偏差より燃圧変化が過渡状
態であるか否かを検出し、且つ、燃圧変化が上昇方向
か、下降方向であるかを判定する。
【0019】燃圧変化速度算出手段24eは、燃圧上昇
/下降別に噴射周期における燃圧変化速度マップをEC
U24内に予め記憶しており、燃圧変化検出手段24d
からの燃圧上昇方向判定あるいは燃圧下降方向であるか
判定結果に基づき、検索するマップを燃圧下降変化速度
マップあるいは燃圧上昇変化速度マップに切り替える。
燃圧変化幅はポンプ吐出能力、すなわちエンジン回転数
と燃料噴射量に依存することから、エンジン回転数およ
び燃料噴射量の少なくとも一つをパラメータとした燃圧
変化速度マップを用意し、燃圧変化速度を算出する。ま
た、燃圧変化方向によって、燃圧変化幅を制限する要因
が異なることから、燃圧上昇時と下降時における燃圧変
化速度算出方法を切り換える。
【0020】燃圧推定値演算手段24fは、実燃圧の前
回値に燃圧変化速度演算手段24eで算出された燃圧変
化速度を加減算して今回の燃圧値を推定する。今回の燃
圧推定値あるいは実燃圧は、燃圧変化検出手段24dで
検出された燃圧変化の有無に応じて、切り替え手段24
gによりインジェクター駆動時間補正手段24hへ切り
替え出力される。
【0021】インジェクター駆動時間補正手段24h
は、燃圧推定値を用いて、インジェクターゲインおよび
インジェクターむだ時間の補正値を演算する。
【0022】インジェクター駆動時間演算手段24i
は、各種センサ19〜22により検出されたエンジン回
転数、吸入空気量等に基づいて、燃料噴射量を演算し、
インジェクター駆動時間補正値を用いて、インジェクタ
ー駆動時間を演算する。
【0023】図2に示すエンジンシステムにおいては、
エンジン本体1の各シリンダ(気筒)2内におけるピス
トン3上方には燃焼室4が備えられ、この燃焼室4に吸
気通路が導かれている。上流側からエアーフローセンサ
5、スロットルボディ6、吸気管7の順で接続される。
【0024】また、図示していないが、スロットルボデ
ィ6と吸気管7の間にはサージタンク、インテークマニ
ホールドが配設されている。スロットルボディ6にはス
ロットルバルブ8が内臓される。また、燃焼室4には排
気管9が接続されており前記吸気通路7及びこの排気管
9の燃焼室4への開口部には吸気弁10、排気弁11が
装備されている。
【0025】エンジン1に吸入する空気は、エアフロー
センサ5を通り、吸気流量を制御するスロットルバルブ
8が収容されたスロットルボディ6をとおり、インテー
クマニホールドに入る。インテークマニホールドで吸気
は各シリンダ2に接続された各吸気管7に分配され、シ
リンダ内に吸入される。
【0026】他方、ガソリンなどの燃料は燃料タンク1
2から低圧燃料ポンプ13により加圧されて配管14に
供給され、更に高圧燃料ポンプ15により高圧化され、
インジェクター18が配置されている配管16に供給さ
れる。配管16に供給された高圧燃料は、燃圧レギュレ
ータ17により調圧されて、各シリンダ2に設けられて
いるインジェクター18によりシリンダ内に噴射され
る。
【0027】また、高圧燃料ポンプ15から燃圧レギュ
レータ17までの配管内16の燃圧は燃圧レギュレータ
17で制御されているが、この燃圧レギュレータ17へ
の操作量が与えられない時は、該燃圧レギュレータ17
内に装備されるスプリング(図2の208)により調圧
される構成となっている。
【0028】また、エアーフローセンサ5から吸気流量
を示す信号、スロットルポジションセンサ19からスロ
ットルバルブ8の開度を表す信号、クランク角センサ2
0からはクランクシャフト角の回転位置を表す信号、0
2センサ21からは排ガス中の酸素濃度を表す信号、水
温センサ22からはエンジン冷却水の水温を表す信号、
及び燃圧センサ23からは燃圧を表す信号等がエンジン
制御ユニット(ECU)24に入力されている。
【0029】以下、本実施の形態の動作を図3〜図7に
示すフローチャートおよび図8〜図11に示す特性図を
参照して説明する。図3,4は、燃圧変化検出、燃圧推
定、およびインジェクター駆動時間補正処理を説明する
フローチャートであり、燃料噴射周期で各処理が実行さ
れる。燃圧上昇変化速度マップは例えば図10のように
設定され、燃料噴射量Qfが多いほど燃圧変化速度ΔF
P(MPa/st;パワーストローク当たりの変化量)
は小さくなり、また低回転数ではポンプ吐出効率が低い
ため、燃圧変化速度が小さくなる領域が存在する。
【0030】また、燃圧下降変化速度マップは図11の
ように設定され、およそ単位時間あたりの燃圧下降が一
定のため、エンジン回転数が低いほど噴射周期における
燃圧下降速度ΔFP(MPa/st)は大きくなる傾向
を持ち、燃圧が低くなると差圧(燃料レール内の燃圧と
燃料リターン側の燃圧との差圧)がなくなるため、燃圧
下降速度が小さくなる。なお、ここではエンジン回転数
を用いたが、ポンプ回転数を用いてもよい。また、可変
吐出容量式ポンプを備えた装置では、燃圧下降変化時も
噴射量とエンジン回転数に基づいてマップ制御してもよ
い。
【0031】図5,6は、燃圧センサ出力を平均化して
実燃圧を検出処理を説明するフローチャートを示すのも
のであり、所定時間毎にサンプリングした燃圧センサ出
力値を所定クランク角毎に平均化して、実燃圧PFを算
出する。
【0032】図7は、実燃圧もしくは燃圧推定値を用い
て、インジェクター駆動時間補正を演算して、インジェ
クター駆動時間を演算処理を説明するフローチャートを
示したものである。燃圧に対するインジェクターゲイン
の補正マップは、図8のようになり、およそ燃圧の0.
5乗に比例して増加する。また、燃圧に対するインジェ
クターむだ時間の補正マップは、図9のようになり、燃
圧が高いほど、むだ時間が増加する傾向を持つ。
【0033】以下、本実施の形態の詳細な動作を上記各
フローチャート及び特性図に従って説明する。図1に示
すエンジン制御装置のECU(エンジン制御ユニット)
24において、目標燃圧設定手段24aは、各種センサ
19〜23により検出されたエンジン回転数、負荷、水
温等から目標燃圧を設定する。
【0034】燃圧平均化手段24bは、例えば、燃圧レ
ギュレータ17に取り付けられた燃圧センサ23の出力
を所定クランク角同期で平均化し、燃料レール内の平均
燃圧(実燃圧)を算出する。これは燃圧センサ23で検
出された燃圧は変動するため、燃圧の平均値を実燃圧と
して出力する。
【0035】即ち、図5のフローチャートに示すよう
に、燃圧センサ23より所定時間毎に燃圧センサ出力P
Fsを検出する(ステップS501)。検出された燃圧
センサ出力PFsは初期設定時に0である燃圧センサ出
力PFsum(k−1)に加算され、その加算値をPF
sum(k)とする(ステップS502)。次に、加算
回数を計数するために加算合計値k(初期値は0)に1
を加算する(ステップS503)。
【0036】以降、所定時間毎に燃圧センサ出力PFs
を検出する毎に、前回の燃圧センサ出力PFsum
(k)に検出した燃圧センサ出力PFsを加算して燃圧
センサ出力PFsum(k)を更新し、且つ、加算合計
値kに1を加算して加算合計値kを更新する。
【0037】更に、燃圧平均化手段24bは各種センサ
の1つであるであるクランク角センサ20よりクランク
角信号Sを入力し、クランク角が予め設定した所定クラ
ンク角に至ったか否かを判定する(ステップS601
2)。そして、クランク角が所定クランク角に至ったな
らば、ステップS502にて演算された燃圧センサ出力
PFsum(k)をステップS503で演算された加算
合計値kで除算して燃圧平均値PFを演算し(ステップ
S602)、燃圧制御手段24c、燃圧変化検出手段2
4d、燃圧変化速度演算手段24eに出力する。
【0038】燃圧平均値PFの演算が終了したならば次
周期における燃圧平均値PFの演算に備えて燃圧センサ
出力PFsum(k)および加算合計値kを0にしてリ
セットする(ステップS603,604)。燃圧制御手
段24cは、例えば、燃圧平均化手段24bで演算され
た実燃圧が目標燃圧設定手段24aで設定された目標燃
圧に一致するように、目標燃圧と実燃圧の偏差から、燃
圧レギュレータ17への駆動デューティをPI演算する
ものである。燃圧レギュレータ17は、図示しない比例
電磁弁を備え、弁開度によって燃料レールから燃料タン
ク(図2を参照)への燃料排出量を制御し、燃圧を調整
することができる。弁開度は燃圧制御手段24cから出
力される駆動デューティによって操作することができ
る。
【0039】次に、燃圧変化検出手段24d、燃圧変化
速度演算手段24e、燃圧推定値演算手段24f、イン
ジェクター駆動時間補正手段24hの動作を図4に示す
フローチャートに従って説明する。
【0040】先ず、燃圧変化検出手段24dは、目標燃
圧設定手段24aより目標燃圧PFr(n)を参照する
と共に、燃圧平均化手段24bより実燃圧PF(n)を
検出する(ステップS401,S402)。検出された
実燃圧PF(n)は目標燃圧PFr(n)との偏差が燃
圧上昇変化を判定する基準値PFuより大きいか否かを
判定し(ステップS403)、大きければ次のステップ
S404へ進む。また、大きく無ければ偏差が燃圧下降
変化を判定する基準値PFdより小さいか否かを判定し
(ステップS408)、小さいさければステップS40
9へ進む。
【0041】しかし小さくなければ、切り替え手段24
gを燃圧平均化手段24bの出力側に切り替えて実燃圧
PF(n)を検出し、インジェクター駆動時間補正手段
24hに出力する。
【0042】ステップS403において、燃圧上昇変化
が判定されたならば、燃圧変化速度演算手段24eは、
例えば図10のように設定された燃圧上昇変化速度マッ
プより、エンジン回転数Ne、燃料噴射量Qfに基づき
燃圧変化速度ΔPFをルックアップする(ステップS4
04)。図10に示す燃圧上昇変化速度マップは、燃料
噴射量Qfが多いほど燃圧変化速度ΔFP(Mpa/s
t)は小さくなり、また低回転数ではポンプ吐出効率が
低いため燃圧変化速度が小さくなる領域が存在する。
【0043】ルックアップされた燃圧変化速度ΔPFは
燃圧推定値演算手段24fにおいて前回の燃圧PF(n
−1)に加算され、今回の燃圧推定値PF’(n)が演
算される(ステップS405)。更に、演算された今回
の燃圧推定値PF’(n)は切り替え手段24gを介し
てインジェクター駆動時間補正手段24hに入力され、
図7に示すフローチャートに従ってインジェクター駆動
時間を演算する(ステップS406)。
【0044】インジェクター駆動時間の演算処理として
は、先ず、燃圧(PFまたはPF’)に基づき、図8に
示すように設定されたインジェクターゲイン補正マップ
から補正後の燃圧推定値PF’(n)に基づき補正量K
fpをルックアップする(ステップS701)。インジ
ェクターゲインは図8に示すようにおおよそ燃圧の0.
5乗に比例して増加する。ルックアップされた補正量K
fpはインジェクターゲインKinjに乗算してインジ
ェクターゲインを補正する(ステップS702)。
【0045】次に、実燃圧または燃圧推定値(PFまた
はPF’)に基づき、図9に示すように設定されたイン
ジェクターむだ時間補正マップから補正量Tfpをルッ
クアップする(ステップS703)。燃圧に対するイン
ジェクターのむだ時間の補正マップは燃圧が高いほど、
むだ時間が増加する傾向を持つ。インジェクターむだ時
間Tdより補正量Tfpを減算して補正後のインジェク
ターむだ時間Tdを得る(ステップS704)。補正量
Kinjと補正後のインジェクターむだ時間Tdが演算
されたならば、燃料噴射量Qfに補正量Kinjを乗算
し、この乗算値に補正後のむだ時間Tdを加算してイン
ジェクター駆動時間Pw(=(Qf×Kinj)+T
d)を演算する(ステップS705)。
【0046】しかし、ステップS408において、燃圧
下降変化が判定されたならば、燃圧変化速度演算手段2
4eは、例えば図11のように設定された燃圧下降変化
速度マップより、エンジン回転数Neに基づき燃圧変化
速度ΔPFをルックアップする(ステップS409)。
【0047】図11に示す燃圧下降変化速度マップは、
単位時間当たりの燃圧下降が一定のため、エンジン回転
数が低いほど噴射周期における燃圧下降速度ΔFP(M
Pa/st)は大きくなる傾向を持ち、燃圧が低くなる
と差圧がなくなるため、燃圧下降速度が小さくなる。な
お、ここではエンジン回転数を用いたが、ポンプ回転数
を用いてもよい。
【0048】燃圧変化速度ΔPFがルックアップされた
ならば、この燃圧変化速度ΔPFを用いて燃圧推定値P
F’(n)を演算する(ステップS410)。次に、こ
の燃圧推定値PF’(n)を用いて前記同様インジェク
ター駆動時間を補正する(ステップS406)。
【0049】また、ステップS408において燃圧下降
変化が判定されなかった場合は、切り替え手段24gを
燃圧平均化手段24bの出力に切り替えて実燃圧をイン
ジェクター駆動時間補正手段24hに入力し、この実燃
圧PF(n)を用いて前記同様インジェクター駆動時間
を補正する(ステップS11)。このように、ステップ
S406あるいはステップS407でインジェクター駆
動時間が補正されたならば、前回の実燃圧PF(n−
1)を今回の実燃圧PF(n)に置き換える(ステップ
S407)。そして次回の目標燃圧または実燃圧に基づ
くインジェクター駆動時間の補正演算に備える。
【0050】実施の形態2.上記実施の形態1は、燃圧
変化速度マップを設け、エンジン回転数と燃料噴射量も
しくはエンジン回転数と燃圧により前記マップを参照し
て燃圧変化速度を算出したが、本実施の形態2は燃圧変
化を前々回の燃圧値と前回の燃圧値との差分に基づいて
演算するものである。
【0051】以下、本実施の形態に係るエンジン制御装
置の動作を図3に示すフローチャートに従って説明す
る。尚、本実施の形態に係るエンジン制御装置及びエン
ジンシステムの構成は図1,2に示すものと同様であ
る。だが、本実施の形態は燃圧変化検出手段24dで燃
圧変化が検出されたならば、実施の形態1のように燃圧
変化速度演算手段24eにおいて燃圧変化速度マップを
用いて燃圧変化速度を求めるのではなく、燃圧推定値演
算手段24fにて前々回の燃圧値と前回の燃圧値との差
分演算を行い、その演算結果に基づいて今回の燃圧の推
定値(燃圧推定値)を求め、この燃圧推定値に基づいて
インジェクター駆動時間を補正する。
【0052】燃圧変化検出手段24dの動作としては、
図3に示すフローチャートのように、先ず、燃圧平均化
手段24bにより、上述した図5,6のフローチャート
に従って実燃圧PF(n)を検出する(ステップS30
2)。
【0053】次に、今回の実燃圧PF(n)と前回の実
燃圧PF(n−1)との偏差の絶対値|PF(n)−P
F(n−1)|を求め、その絶対値が予め設定した基準
燃圧PFxより大なり等しいか(|PF(n)−PF
(n−1)|≧PFx)を判定する(ステップS30
3)。このとき、|PF(n)−PF(n−1)|≧P
Fxであると判定されたならば、前回の燃圧値PF(n
−1)と前々回の燃圧値PF(n−2)との差分演算を
行い、その差分(PF(n−1)−PF(n−2))を
前回の燃圧値PF(n−1)に加算して今回の燃圧推定
値PF’(n)を算出する(ステップS304)。
【0054】燃圧推定値PF’(n)が算出されたなら
ば、上述した図7に示すフローチャートに従ってインジ
ェクター駆動時間を算出する(ステップS305)。し
かし、ステップS303において、差分の絶対値|PF
(n)−PF(n−1)|が予め設定した基準燃圧PF
xより小さい場合には、燃圧平均化手段24bで求めた
実燃圧PF(n)を用いてインジェクター駆動時間を補
正する(ステップS308)。
【0055】以上のようにインジェクター駆動時間が補
正されたならば、次周期におけるインジェクター駆動時
間の演算に備えて前々回の実燃圧PF(n−2)を前回
の実燃圧FP(n−1)に置き換え(ステップS30
6)、更に、前回の実燃圧PF(n−1)を今回の実燃
圧PF(n)に置き換える(ステップS307)。そし
て、次回の燃圧推定値PF’あるいは実燃圧PFに基づ
くインジェクター駆動時間の補正演算に備える。
【0056】
【発明の効果】この発明によるエンジン制御装置は、実
燃圧を検出する燃圧検出手段と、前記燃圧検出手段によ
り検出された実燃圧から変圧変化を検出すると共に、そ
の燃圧変化が過渡状態であるか否かを判定する燃圧変化
検出手段と、前記実燃圧から燃圧変化速度を演算する燃
圧変化速度演算手段と、前記燃圧変化速度演算手段によ
り演算された燃圧変化速度と前回の前記実燃圧とに基づ
いて、今回の燃圧の推定値を演算する燃圧推定値演算手
段と、前記燃圧変化検出手段により前記燃圧変化が過渡
状態であると判定されたとき、前記燃圧推定値演算手段
により演算された燃圧推定値に基づいてインジェクター
駆動時間を補正量を算出するインジェクター駆動時間補
正手段と、前記補正量を加味してインジェクターの駆動
時間を演算するインジェクター駆動時間演算手段とを備
えたので、燃圧変化過渡期における燃料噴射誤差が低減
し、空燃比のリーン/リッチ化を防ぐことができるた
め、排ガスを低減し、運転性を向上させることができ
る。
【0057】また、この発明によるエンジン制御装置
は、エンジン状態を検出する各種センサと、前記各種セ
ンサの出力に基づいて目標燃圧を設定する目標燃圧設定
手段と、を更に備え、前記燃圧変化検出手段は、前記目
標燃圧設定手段により設定された目標燃圧と前記燃圧検
出手段により検出された実燃圧との偏差が所定値を越え
たとき、燃圧変化が過渡状態であると判定することで、
燃圧変化過渡期を正確に判定でき、従って、上記効果を
一層向上することができる。
【0058】さらに、前記燃圧変化検出手段は、前記イ
ンジェクターから噴射される燃料の噴射周期における今
回の実燃圧と前回の実燃圧との偏差が所定値を越えたと
き、燃圧変化が過渡状態であると判定するので、燃圧変
化過渡期を一層正確に判定でき、従って、上記効果を更
に一層向上させることができる。
【0059】さらにまた、前記燃圧変化検出手段によ
り、燃圧変化が過渡状態であるか否かを検出すると共
に、前記燃圧変化が上昇変化であるか下降変化であるか
を検出することで、燃圧変化速度の算出精度を向上させ
ることができる。
【0060】また、前記燃圧変化速度演算手段は、燃圧
の上昇変化あるいは下降変化毎に、燃料噴射量とエンジ
ン回転数に対応した燃圧変化速度、或いは燃圧とエンジ
ン回転数に対応した燃圧変化速度を予めマップとして記
憶しておき、このマップより燃圧変化方向に応じた燃圧
変化速度を検索するので、目標燃圧と実燃圧の差が所定
値以上となったときから、燃圧変化速度を精度良く算出
できる。
【0061】さらに、前記燃圧変化速度演算手段によ
り、前記燃圧変化速度を、燃料の噴射周期における前回
の実燃圧と前々回の実燃圧との差分より演算し、この差
分演算結果に基づいて今回の燃圧の推定値を演算するこ
とで、簡素な演算で燃圧変化速度を算出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるエンジン制御装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 本エンジン制御装置を適用するエンジンシス
テムの構成図である。
【図3】 本実施の形態2の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】 本実施の形態1の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】 実燃圧検出動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】 同じく実燃圧検出動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】 インジェクター駆動時間の演算処理を説明す
るフローチャートである。
【図8】 燃圧とインジェクターゲインの補正量との関
係を示す図である。
【図9】 燃圧とインジェクター無駄時間との関係を示
す図である。
【図10】 燃圧上昇時に検索する燃圧変化速度のマッ
プの内容を示す図である。
【図11】 燃圧下降時に検索する燃圧変化速度のマッ
プの内容を示す図である。
【図12】 燃圧上昇時における従来技術の問題点を説
明する図である。
【図13】 燃圧下降時における従来技術の問題点を説
明する図である。
【符号の説明】
18 インジェクター、19〜23 センサ、24 E
CU、24a 目標燃圧設定手段、24b 燃圧平均化
手段、24c 燃圧制御手段、24d 燃圧変化検出手
段、24e 燃圧変化速度演算手段、24f 燃圧推定
値演算手段、インジェクター駆動時間補正手段、24i
インジェクター駆動時間演算手段、24J 燃料推定
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久斗 裕充 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内 Fターム(参考) 3G084 BA13 DA12 DA25 EA05 EA11 EB09 EB11 EB24 EB25 EC06 FA00 FA07 FA17 FA20 FA29 FA33 FA38 3G301 JA14 JA28 JA29 LC10 MA11 NA01 NA03 NA04 NA08 NB02 NB03 NC04 NC08 ND01 ND41 PA01Z PA17Z PB05Z PB08A PB08Z PD03A PE01Z PE03Z PE08Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実燃圧を検出する燃圧検出手段と、 前記燃圧検出手段により検出された実燃圧から変圧変化
    を検出すると共に、その燃圧変化が過渡状態であるか否
    かを判定する燃圧変化検出手段と、 前記実燃圧から燃圧変化速度を演算する燃圧変化速度演
    算手段と、 前記燃圧変化速度演算手段により演算された燃圧変化速
    度と前回の前記実燃圧とに基づいて、今回の燃圧の推定
    値を演算する燃圧推定値演算手段と、 前記燃圧変化検出手段により前記燃圧変化が過渡状態で
    あると判定されたとき、前記燃圧推定値演算手段により
    演算された燃圧推定値に基づいてインジェクター駆動時
    間の補正量を算出するインジェクター駆動時間補正手段
    と、 前記補正量を加味してインジェクターの駆動時間を演算
    するインジェクター駆動時間演算手段と、 を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジン状態を検出する各種センサと、 前記各種センサの出力に基づいて目標燃圧を設定する目
    標燃圧設定手段と、 を更に備え、 前記燃圧変化検出手段は、前記目標燃圧設定手段により
    設定された目標燃圧と前記燃圧検出手段により検出され
    た実燃圧との偏差が所定値を越えたとき、燃圧変化が過
    渡状態であると判定することを特徴とする請求項1に記
    載のエンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 前記燃圧変化検出手段は、前記インジェ
    クターから噴射される燃料の噴射周期における今回の実
    燃圧と前回の実燃圧との偏差が所定値を越えたとき、燃
    圧変化が過渡状態であると判定することを特徴とする請
    求項1に記載のエンジン制御装置。
  4. 【請求項4】 前記燃圧変化検出手段は、燃圧変化が過
    渡状態であるか否かを検出すると共に、前記燃圧変化が
    上昇変化であるか下降変化であるかを検出することを特
    徴とする請求項1乃至3に記載のエンジン制御装置。
  5. 【請求項5】 前記燃圧変化速度演算手段は、燃圧の上
    昇変化あるいは下降変化毎に、燃料噴射量とエンジン回
    転数に対応した燃圧変化速度、或いは燃圧とエンジン回
    転数に対応した燃圧変化速度を予めマップとして記憶し
    ておき、このマップより燃圧変化方向に応じた燃圧変化
    速度を検索することを特徴とする請求項4に記載のエン
    ジン制御装置。
  6. 【請求項6】 前記燃圧変化速度演算手段は、前記燃圧
    変化速度を、燃料の噴射周期における前回の実燃圧と前
    々回の実燃圧との差分より演算することを特徴とする請
    求項1に記載のエンジン制御装置。
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