JP2001336434A - アイドルストップ車 - Google Patents

アイドルストップ車

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JP2001336434A
JP2001336434A JP2000153670A JP2000153670A JP2001336434A JP 2001336434 A JP2001336434 A JP 2001336434A JP 2000153670 A JP2000153670 A JP 2000153670A JP 2000153670 A JP2000153670 A JP 2000153670A JP 2001336434 A JP2001336434 A JP 2001336434A
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idle stop
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combustion engine
driver
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Hiroo Goto
広生 後藤
Yuji Maeda
裕司 前田
Hisao Iino
尚郎 飯野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者に不快感を与えることのないアイドルス
トップ車を提供することにある。 【解決手段】制御装置40は、車両状況検出装置50か
らの信号に基づいて内燃機関停止装置20を制御して、
内燃機関10を停止する。マニュアルタイマー60にア
イドリング時間を設定することにより、制御装置20
が、車両状況検出装置50からの情報でアイドルストッ
プモードを判定してから、内燃機関を停止させるまでの
時間を運転者が可変設定可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的にアイドリ
ングを停止する機能を搭載した内燃機関式車両であるア
イドルストップ車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、交差点における一時停止時等の周
囲の交通状況に対応して、アイドルストップモードの条
件が成立すると、内燃機関を一時的に停止するアイドル
ストップ車の開発がなされている。内燃機関の一時停止
後、再始動条件が満たされると、内燃機関の再始動が行
われる。再始動条件としては、例えば、特開平10−2
99531号公報に記載されているように、先行する車
両の車間距離を検知して、車間距離が離れた場合、先行
車両が前進したものとして、交通状況を把握し、内燃機
関を再始動することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、本発明者ら
は、再始動条件ではなく、アイドルストップモードの条
件が満たされてから、内燃機関を停止するまでの時間に
ついて種々検討を行った。その結果、このアイドルスト
ップモードの条件を満たしてから、内燃機関を停止する
までの時間を適切にしないと、運転者に不快感を与える
ことが判明した。検討の対象車としては、大型のトラッ
クを用いている。
【0004】アイドルストップモードの条件としては、
車両の状態に関する種々のパラメータが用いられるが、
一般的に用いられるのは、車両が停止している(車速が
0km/hである)ことや、ブレーキが踏まれているこ
とや、マニュアルトランスミッションにおいてはクラッ
チが繋がっている等がある。そして、車両の運転状態に
おいては、本来、アイドルストップとするべきでない条
件下で、上述のアイドルストップモードの条件が成立す
る場合があり、このとき、不本意なアイドルストップに
よる内燃機関の停止となり、運転者がエンストと誤認識
する場合があることが判明した。
【0005】例えば、対象車両が大型のトラックの場
合、車庫入れのために前進から後進に切り替える場合
や、方向転換のため、後進した後前進する場合などであ
る。車庫入れを行う場合、前進して停止した後、トラン
スミッションを前進から後進に切り替える時、途中で一
端ニュートラルにした後、後進に切り替える。このニュ
ートラルにする際、クラッチを一端切断して、トランス
ミッションを前進からニュートラルに切り替え、そこ
で、クラッチを一端接続して、さらに、クラッチを切断
した上で、トランスミッションをニュートラルから後進
に切り替える。ここで、トランスミッションがニュート
ラルで、クラッチが接続されたとき、車速は0km/h
であり、ブレーキも踏まれているため、アイドルストッ
プモードの条件を満たすこととなり、内燃機関を停止す
ることとなる。
【0006】これを回避するためには、アイドルストッ
プモードの条件が成立してから内燃機関を停止するまで
の時間(以下、「アイドリング時間」と称する)を、例
えば、1秒とすることが考えられる。しかしながら、前
進から後進に切り替える際の運転者の操作は、ゆっくり
と確実に操作するタイプや、素早く操作するタイプ等種
々の場合があるため、1秒では、ゆっくり確実に操作す
るタイプの運転者の場合、切り替え操作の途中で、1秒
間が経過するため、内燃機関を停止させてしまう場合が
ある。それに対して、例えば、3秒のようにアイドリン
グ時間を長くすることも考えられるが、このようにアイ
ドリング時間を長くすると、通常の走行状態において、
信号等で一時停止してアイドルストップモードの条件が
成立してから、実際に内燃機関が停止するまでの時間が
長くなり、アイドルストップ車としての特性が損なわれ
ることになる。
【0007】このような事態は、車庫入れのときだけで
なく、方向転換のために後進した後、前進する場合等に
おいても生じてくる。また、大型トラックに限らず、小
形の車両や、さらに、マニュアルミッション車に限ら
ず、オートマチックトランスミッション車においても、
アイドルストップモードの成立条件を満たすことによ
り、運転者にとって不本意な内燃機関の停止が生じるこ
ととなり、運転者に不快感を与えるという問題があるこ
とが判明した。
【0008】本発明の目的は、運転者に不快感を与える
ことのないアイドルストップ車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、車両を駆動する内燃機関と、この
内燃機関を停止させる内燃機関停止手段と、車両の状況
を検出する車両状況検出手段と、この車両状況検出手段
からの信号に基づいて上記内燃機関停止手段を制御し
て、内燃機関を停止するする制御手段とを有するアイド
ルストップ車において、上記制御手段が、上記車両状況
検出手段からの情報でアイドルストップモードを判定し
てから、内燃機関を停止させるまでの時間を運転者が可
変設定可能な設定手段を備えるようにしたものである。
かかる構成により、アイドリング時間を可変可能とする
ことにより、運転者に不快感を与えることがなくなるも
のである。
【0010】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記設定手段は、設定値にアイドルストップOFFモー
ドの項目を備え、アイドルストップしないことを運転者
が選択できるようにしたものである。かかる構成によ
り、アイドルストップOFFの設定項目を設けることに
より、アイドルストップ機能を解除することができる。
【0011】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記設定手段は、設定値にオートモードの項目を備え、
上記制御手段は、上記車両状況検出手段からの情報に基
づいて運転状況を把握し、運転状態に応じてアイドリン
グ時間を可変するようにしたものである。かかる構成に
より、交通状況に応じたアイドリング時間が自動的に設
定されるので、運転者は交通状況に応じて毎々タイマー
の設定値を変えるという手間が省け、操作性を向上し得
るものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の一実施形態によるアイドルストップ車の構成につい
て説明する。最初に、図1を用いて、本実施形態による
アイドルストップ車の全体構成について説明する。図1
は、本発明の一実施形態によるアイドルストップ車の全
体構成を示すシステム構成図である。
【0013】ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等
の内燃機関10が発生する駆動力は、クラッチ12及び
トランスミッション14を介して、車輪16に伝達さ
れ、車両を走行させる。内燃機関10は、運転中の内燃
機関10を停止させる内燃機関停止装置20と、停止し
ている内燃機関10を始動させたり、再始動させる内燃
機関始動装置30に接続されている。内燃機関停止装置
20は、例えば、内燃機関10がガソリンエンジンの場
合には、点火コイルを介して点火プラグに供給する高電
圧をオフすることにより、内燃機関10を停止させる。
また、例えば、内燃機関10がディーゼルエンジンの場
合には、内燃機関停止装置20は、インジェクタに供給
する燃料をカットすることにより、内燃機関10を停止
させる。
【0014】内燃機関停止装置20は、制御装置40に
接続されている。内燃機関停止装置20は、制御装置4
0からの指令で、内燃機関10を停止させる。また、内
燃機関始動装置30も、同様に制御装置40に接続され
ている。内燃機関始動装置30は、制御装置40からの
指令で内燃機関10を始動する。
【0015】制御装置40には、さらに、車両状況検出
装置50と、マニュアルタイマー60とが接続されてい
る。制御装置40は、車両状況検出装置50によって検
出されたの車両状況を読み込む。ここで、車両状況とし
ては、例えば、1)車輪速度,2)エンジン回転数,
3)冷却水温度,4)ギヤポジション,5)フットブレ
ーキ及びサイドブレーキの入切,6)バッテリー電圧,
7)クラッチの入切,8)アクセル開度等がある。
【0016】また、制御装置40は、マニュアルタイマ
ー60によって設定された設定値を読み込み、記憶手段
42に記憶する。マニュアルタイマー60は、制御装置
40が車両状況検出装置50からの情報でアイドルスト
ップモードになってから、内燃機関停止装置20に指令
を出すまでの時間(アイドリング時間)を調整するため
のものである。マニュアルタイマー60は運転席に設置
され、運転者自身が好みや道路状況に応じてアイドリン
グ時間を設定できるようにしている。
【0017】ここで、図2を用いて、本実施形態による
アイドルストップ車に用いるマニュアルタイマー60に
ついて説明する。図2は、本発明の一実施形態によるア
イドルストップ車に用いるマニュアルタイマーの外観図
である。
【0018】マニュアルタイマー60の設定項目として
は、図示するように、「設定時間」の項目62と、「ア
イドルストップOFF」の項目64と、「オートモー
ド」の項目66を備えている。そして、マニュアルタイ
マー60のツマミ68を回転することにより、任意の設
定時間を設定でき、また、任意の設定項目を選択するこ
とができる。なお、「アイドルストップOFF」の項目
64と、「オートモード」の項目66は必ずしも必須の
項目ではないものである。「設定時間」の項目62は、
アイドリング時間を、0.1秒から2.0秒の範囲で設
定するためのものである。それによって、運転者の好み
や運転のタイプに応じて、運転者の要求に沿った適切な
アイドリング時間を設定することができる。また、「ア
イドルストップOFF」の項目64を選択することによ
り、アイドルストップモードの条件が成立しても、アイ
ドルストップモードを選択しないようにすることができ
る。渋滞路で、車両の停止,前進を繰り返す場合には、
アイドルストップモードを選択しないようにすることに
より、頻繁はエンジンの停止・再始動を繰り返すことを
防止できる。さらに、「オートモード」の項目66が選
択されると、車両状況に応じて、アイドリング時間を可
変して、車両状況に応じた最適なアイドルストップ制御
を行うようにしている。各モードの詳細については、図
3を用いて後述する。
【0019】次に、図3を用いて、本実施形態によるア
イドルストップ車の制御内容について説明する。図3
は、本発明の一実施形態によるアイドルストップ車の制
御内容を示すフローチャートである。
【0020】図2において説明したように、マニュアル
タイマー60の設定項目としては、「設定時間」の項目
62と、「アイドルストップOFF」の項目64と、
「オートモード」の項目66があるため、最初に、「設
定時間」の項目62が選択され、任意の設定時間(0.
1秒〜2.0秒の間)が設定されている場合について説
明する。
【0021】通常運転,即ち、アイドルストップ車の走
行状態に、ステップs100において、制御装置40
は、リアルタイムに車両状況検出装置50からの情報を
車両状況検出データD1として取り込む。そして、制御
装置40は、車両状況検出データD1を観測し、アイド
ルストップモードの条件になっているか否かを判定す
る。アイドルストップモードの条件に合わない場合は、
アイドルストップモードの条件に合うまで、ステップs
100を繰り返す。アイドルストップモードの条件に合
致している場合は、ステップs110及びステップs1
20に進む。
【0022】ここで、本実施形態におけるアイドルスト
ップモードの成立条件について、以下に説明する。 (1)車輪速度が零である。(すなわち、停止状態であ
る。) (2)エンジン回転数がアイドリング回転数である。 (3)冷却水温度が規定温度以上である。 (4)ギヤポジションがニュートラルである。 (5)フットブレーキまたはサイドブレーキがかかって
いる。 (6)バッテリー電圧が正常値である。 (7)クラッチが繋がっている。 (8)アクセルが踏まれていない。 なお、アイドルストップモードの成立条件は、上述した
ものに限らないものである。また、上述の例は、マニュ
アルトランスミッション車についてであるが、オートマ
チックトランスミッション車の場合には、例えば、条件
(7)がないものである。
【0023】次に、アイドルストップモードが成立した
ことが判定されると、ステップs110において、制御
装置40は、記憶手段42に記憶されている運転者が設
定したマニュアルタイマー60の設定値を、マニュアル
タイマー設定値Dtとして読み込み、アイドリング時間
Tiに、マニュアルタイマー設定値Dtを設定する。
【0024】また、ステップs110の処理と並行し
て、ステップs120において、制御手段40は、アイ
ドリング経過時間Tを初期化し、T=0とする。
【0025】初期化が終了すると、ステップs130に
おいて、制御手段40は、経過時間Δt(秒)を零から
測定し始め、T=Δt(秒)として読み込んでいる。
【0026】次に、ステップs140において、制御手
段40は、ステップs110において設定されたアイド
リング時間Tiと、ステップs130において読んでい
るアイドリング経過時間Tとを比較する。設定されたア
イドリング時間Tiとアイドリング経過時間Tが同値に
なるまで、ステップs130に戻り、ステップs13
0,ステップs140で、アイドリング経過時間Tを測
定し続ける。そして、設定されたアイドリング時間Ti
とアイドリング経過時間Tが合致した時、ステップs1
50に進む。ステップs150において、制御装置40
は、内燃機関停止装置20を作動させ、内燃機関10が
停止して、アイドルストップする。
【0027】アイドルストップ後、再始動条件が成立す
ると、制御装置40は、内燃機関始動装置30を動作さ
せて、内燃機関10を再始動する。再始動条件は、マニ
ュアルトランスミッション車の場合、例えば、クラッチ
が繋がった場合等である。オートマチックトランスミッ
ション車においては、ギヤポジションがNレンジからD
レンジから切り替わった場合等である。内燃機関10が
再始動すると、ステップs100が再度繰り替えされ、
アイドルストップモードの条件が成立すると、再び、ア
イドルストップすることになる。
【0028】以上説明したように、本実施形態によるア
イドルストップ車は、運転席に装置されたタイマーを運
転者の意志により設定し、このタイマーの設定時間を制
御装置が認識することにより、制御装置がアイドルスト
ップモードを判定した時間から、タイマーの設定時間が
経過すると、内燃機関を停止させることができる。即
ち、運転者の意志に基づいて、アイドリング時間を任意
に設定変更することが可能となる。したがって、運転者
の意志によってアイドリング時間を設定することによ
り、運転者の要求しないアイドルストップを防ぐことが
でき、運転者の好みに応じたアイドリング時間にでき
る。また、マニュアルタイマー60によってアイドリン
グ時間を設定することにより、交通状況に応じた調整が
可能となる。
【0029】次に、マニュアルタイマー60が、「アイ
ドルストップOFF」の項目64に設定された場合の処
理について説明する。マニュアルタイマー60の設定値
を「アイドルストップOFF」にすると、ステップs1
10において、制御装置40は、マニュアルタイマー設
定値を無限大とする。したがって、ステップs100に
おいて、アイドルストップモードの成立条件を満足して
いると判断しても、ステップs140における判断が常
に「NO」となるため、アイドリング状態を脱すること
はなく、アイドルストップを行なわないことになる。
【0030】また、マニュアルタイマー60の設定値
を、「オートモード」の項目66にすると、ステップs
160において、制御装置40は、リアルタイムに車両
状況検出装置50からの情報を車両状況検出データD1
として取り込み、交通状況を判断する。特定の交通状況
としては、例えば、渋滞等で、車両の発進・停止を頻繁
に繰り返している等がある。この交通状況は、例えば、
所定時間内に車輪速度が零になる回数等で判断すること
ができる。
【0031】通常運転,即ち、アイドルストップ車の走
行状態に、ステップs100において、制御装置40
は、リアルタイムに車両状況検出装置50からの情報を
車両状況検出データD1として取り込み、アイドルスト
ップモードの条件になっているか否かを判定する。アイ
ドルストップモードの条件に合致している場合は、ステ
ップs110及びステップs120に進む。
【0032】次に、アイドルストップモードが成立した
ことが判定されると、ステップs110において、制御
装置40は、ステップs160において判断された交通
状況に応じた設定値をアイドリング時間Tiに設定す
る。例えば、交通状況が、特定の交通状況である渋滞等
で、車両の発進・停止を頻繁に繰り返している場合に
は、オートモード対応データDaをアイドリング時間T
iとして設定する。オートモード対応データDaは、交
通状況に応じた1つ若しくは複数のデータDaを備えて
いる。例えば、車両の発進・停止を頻繁に繰り返してい
る交通状況の場合には、オートモード対応データDaと
しては、記憶部42に記憶されている通常のマニュアル
タイマー設定時の設定値Dtよりも長い時間としてい
る。また、特定の交通状況でないと判断された場合に
は、記憶部42に記憶されている通常のマニュアルタイ
マー設定時の設定値Dtをアイドリング時間Tiとして
設定する。
【0033】以降、ステップs120,s130,s1
40,s150の処理を実行することにより、アイドリ
ング時間が経過すると、アイドリングをストップする。
【0034】以上のようにして、交通状況に応じて、ア
イドリング時間を変えることにより、亜例えば、発進・
停止が短時間の間に頻繁に行なわれているような場合に
は、アイドリング時間を長めにすることにより、頻繁な
アイドリングストップと、再始動の繰り返しを回避する
ことができる。したがって、運転者は交通状況に応じて
毎々タイマーの設定値を変えるという手間が省けて、操
作性を向上することができる。
【0035】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、運転席にマニュアルタイマーを装備することによ
り、運転者自身の意志でアイドリング時間を設定できる
ので、運転者の要求しないアイドルストップを防ぐこと
ができ、運転者の好みに応じたアイドリング時間にでき
る。また、運転者が、交通状況に応じたアイドリング時
間を設定することもできる。また、マニュアルタイマー
にアイドルストップOFFの設定項目を設けることによ
り、アイドルストップ機能を解除することができる。さ
らに、マニュアルタイマーにオートモードの設定項目を
設けることにより、交通状況に応じたアイドリング時間
が自動的に設定されるので、運転者は交通状況に応じて
毎々タイマーの設定値を変えるという手間が省け、操作
性を向上することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、アイドルストップ車に
おいて、アイドリング時間を可変可能とすることによ
り、運転者に不快感を与えることがなくなるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるアイドルストップ車
の全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態によるアイドルストップ車
に用いるマニュアルタイマーの外観図である。
【図3】本発明の一実施形態によるアイドルストップ車
の制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…内燃機関 20…内燃機関停止装置 30…内燃機関始動装置 40…制御装置 50…車両状況検出装置 60…マニュアルタイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 尚郎 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G092 AA01 AA02 AC01 AC03 BA08 BB01 CA02 EA14 EA17 FA03 FA30 GA04 GB10 HA06Z HE01Z HE08Z HF02Z HF08Z HF12Z HF26Z 3G093 AA01 AB01 BA15 BA22 BA28 CA04 CB01 DA01 DA05 DA06 DB02 DB10 DB11 DB15 DB19 EA05 EA12 FA12 FB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を駆動する内燃機関と、この内燃機関
    を停止させる内燃機関停止手段と、車両の状況を検出す
    る車両状況検出手段と、この車両状況検出手段からの信
    号に基づいて上記内燃機関停止手段を制御して、内燃機
    関を停止するする制御手段とを有するアイドルストップ
    車において、 上記制御手段が、上記車両状況検出手段からの情報でア
    イドルストップモードを判定してから、内燃機関を停止
    させるまでの時間を運転者が可変設定可能な設定手段を
    備えたことを特徴とするアイドルストップ車。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアイドルストップ車におい
    て、 上記設定手段は、設定値にアイドルストップOFFモー
    ドの項目を備え、アイドルストップしないことを運転者
    が選択できることを特徴とするアイドルストップ車。
  3. 【請求項3】請求項1記載のアイドルストップ車におい
    て、 上記設定手段は、設定値にオートモードの項目を備え、 上記制御手段は、上記車両状況検出手段からの情報に基
    づいて運転状況を把握し、運転状態に応じてアイドリン
    グ時間を可変することを特徴とするアイドルストップ
    車。
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