JP2001336204A - 温水供給装置 - Google Patents

温水供給装置

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JP2001336204A
JP2001336204A JP2000157255A JP2000157255A JP2001336204A JP 2001336204 A JP2001336204 A JP 2001336204A JP 2000157255 A JP2000157255 A JP 2000157255A JP 2000157255 A JP2000157255 A JP 2000157255A JP 2001336204 A JP2001336204 A JP 2001336204A
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temperature
supply device
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English (en)
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Shinji Fujimoto
真司 藤本
Tadashi Hamada
糾 濱田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯管路での洗浄水の温度低下を少なくした
効率のよい温水供給装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 洗浄水を貯留し且つ保温する保温タンク
1に上記洗浄水を取り入れて瞬間的に加熱する瞬間加熱
部2を設け、上記瞬間加熱部2から給湯管路3を導出
し、上記給湯管路3に流れる洗浄水を一旦貯留させる貯
留タンク4を上記給湯管路3に配置した温水供給装置に
おいて、保温タンク1内の上層部に空気層5を設け、上
記空気層5に貯留タンク4を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水洗浄便座の用
便者の局部に当てる温水を供給する温水供給装置に関す
る発明である。
【0002】
【従来の技術】従来から、温水洗浄便座の用便者の局部
に当てる温水を供給する温水供給装置は、洗浄水を貯留
し且つ保温する保温タンクに上記洗浄水を取り入れて瞬
間的に加熱する瞬間加熱部を設け、上記瞬間加熱部から
給湯管路を保温タンクの外部に導出し、上記給湯管路に
洗浄水を一旦貯留させる貯留タンクを設けた構造のもの
であった。このような構造の温水供給装置では、保温タ
ンクに貯留し且つ保温した洗浄水を瞬間加熱部に流して
上記洗浄水を所定温度に加熱し、上記加熱した洗浄水を
瞬間加熱部から給湯管路に流すと共に貯留タンクで一旦
貯留し、温水洗浄便座の用便者の局部に当てる温水を供
給しているものである。詳述すると、瞬間加熱部では通
電すると加熱するヒータが配置されるものであり、上記
ヒータの通電量の変化でヒータの加熱量を変化させて洗
浄水を所定温度に調節して加熱するものであり、また、
貯留タンクでは上記加熱した洗浄水を一旦貯留すること
で上記ヒータの制御遅れ等の出力のムラによる洗浄水の
温度ムラを解消して洗浄水の温度の均一化を図っている
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記貯
留タンクは保温タンクに貯留された洗浄水中に配置され
たり、または保温タンクの外部に配置されたりしていた
ために、貯留タンクで加熱した洗浄水を貯留している間
に上記加熱した洗浄水の熱が貯留タンクから外部に放熱
してしまって上記加熱した洗浄水の温度低下を招くもの
であり、温水供給装置の供給する洗浄水の温度を所定温
度にするには上記貯留タンクでの洗浄水の温度低下を考
慮して余計に瞬間加熱部で洗浄水を加熱しなければなら
ないものであり、温水供給装置の効率を悪くする要因と
なるものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、給湯管路での洗浄水の温度低下を少なくした効率
のよい温水供給装置を提供することを課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る温水供給装置では、洗浄水を
貯留し且つ保温する保温タンク1に上記洗浄水を取り入
れて瞬間的に加熱する瞬間加熱部2を設け、上記瞬間加
熱部2から給湯管路3を導出し、上記給湯管路3に流れ
る洗浄水を一旦貯留させる貯留タンク4を上記給湯管路
3に配置した温水供給装置において、保温タンク1内の
上層部に空気層5を設け、上記空気層5に貯留タンク4
を配置したことを特徴とする。これにより、瞬間加熱部
2で加熱された洗浄水が一旦貯留される貯留タンク4が
空気層5に位置することで、上記空気層5が貯留タンク
4に対する断熱材としての役割を担い、貯留タンク4に
貯留される洗浄水の温度低下を抑える効率のよい温水供
給装置とすることができるものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係る温水供給装
置は、請求項1において、上記貯留タンク4を中空球状
に形成したことを特徴とする。これにより、貯留タンク
4の容量に対して表面積を小さくすることができて貯留
タンク4に貯留される洗浄水の温度低下をより抑えるこ
とのできる効率のよい温水供給装置とすることができる
ものである。
【0007】また、本発明の請求項3に係る温水供給装
置は、請求項1において、貯留タンク4の外殻の一部を
保温タンク1の外殻の一部と共用したことを特徴とす
る。これにより、温水供給装置の構造を簡素化すること
ができるものである。
【0008】また、本発明の請求項4に係る温水供給装
置は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、給湯
管路3の貯留タンク4より下流に設けて上記給湯管路3
に流れる洗浄水の温度を計測する温度検知部8と、上記
温度検知部8で計測された洗浄水の温度を基に瞬間加熱
部2に設けたヒータ2aの通電量を制御する制御部9と
で構成された安全装置10を設けたことを特徴とする。
これにより、温度検知部8を給湯管路3の貯留タンク4
より下流に設けたことにより、瞬間加熱部2を通過した
直後の温度にばらつきのある洗浄水でなく、貯留タンク
4で一旦貯留されて温度が均一な洗浄水の温度15を測
定することができるものであり、温度検知部8で計測さ
れた洗浄水の温度を基にして瞬間加熱部2のヒータ2a
の通電量を制御する制御部9の正確な制御が期待できる
ものであり、また、温水供給装置に設けた安全装置10
は、用便者に当てるには熱い温水(洗浄水)を温水供給
装置から供給しないようにするものであり、具体的には
ヒータ2aへの通電をオフにして洗浄水への加熱を止め
る限界最高温度13を設定して、温度検知部8が給湯管
路3に流れる洗浄水に限界最高温度13を検知した際に
制御部9でヒータ2aへの通電をオフにする制御を行う
ものであるが、温度検知部8を給湯管路3の貯留タンク
4より下流に設けたことにより、温度検知部8が検知す
る洗浄水は貯留タンク4で一旦貯留されて温度が均一化
された洗浄水であり、限界最高温度13の設定を瞬間加
熱部2を通過した直後の温度にばらつきのある洗浄水の
最高温度14よりも低く設定することができ、このよう
な設定をして制御部9でヒータ2aの通電量を制御する
ことで、温水供給装置の安全性を保ちながらも装置の稼
動率の向上を図ることができるものである。
【0009】また、本発明の請求項5に係る温水供給装
置は、請求項1において、給湯管路3に貯留タンク4を
介さないバイパス管路6を設け、給湯管路3とバイパス
管路6との分岐位置に流路切替弁7を設けたことを特徴
とする。これにより、貯留タンク4を設けないバイパス
管路6では貯留タンク4を設けた給湯管路3よりも洗浄
水の流路の体積を少なくすることができるものであり、
連続して温水供給装置を作動させる場合や洗浄水の流量
や温度の設定により貯留タンク4を介して洗浄水の温度
を均一にしなくても大差がない場合等に、流路切替弁7
で上記バイパス管路6に洗浄水の流れを切り替えること
で、貯留タンク4を設けた給湯管路3に洗浄水を流すよ
りも上記洗浄水が温水として温水供給装置の外部に供給
されるまでの時間の短縮を図ることができるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0011】図1に本発明の実施の形態の例の温水供給
装置の模式図を示すものである。保温タンク1は中空容
器状のものであり、その内部には弁を設けた洗浄水供給
管路11から供給される洗浄水が貯留されるものであ
る。この保温タンク1には上記貯留した洗浄水を保温加
熱する保温ヒータ12が配設されている。ここで、保温
タンク1に貯留される洗浄水は保温タンク1の内部の中
空部分の全てに貯留するものではなく、保温タンク1の
内部の中空部分の上層部に空気層5を残すように貯留さ
れている。
【0012】また、保温タンク1の内部には上記貯留さ
れた洗浄水を取り込むような小部屋状の瞬間加熱部2が
設けられているものである。この瞬間加熱部2では、通
電すると加熱するヒータ2aが配設されており、上記ヒ
ータ2aと瞬間加熱部2に取り込まれた洗浄水との間で
熱交換が行われて上記瞬間加熱部2に取り込まれた洗浄
水を加熱する。ここで、上記ヒータ2aは小部屋状の瞬
間加熱部2の大きさと略同等の大きさとし、小部屋状の
瞬間加熱部2に取り込まれた洗浄水をヒータ2aと出来
るだけ接触させることでヒータ2aと上記取り込まれた
洗浄水との熱移動を行い易くしている。なお、上述した
ように、保温タンク1には保温ヒータ12が配設され、
保温タンク1に貯留された洗浄水を保温するように加熱
するものであるが、上記保温ヒータ12により加熱され
た洗浄水は、その温度が周囲の洗浄水に比べて高くなる
ものであり、自然対流をして保温タンク1に貯留された
洗浄水の上方に集まるものである。したがって、保温タ
ンク1に貯留された洗浄水の上方に集まる温度の高い洗
浄水を瞬間加熱部2に取り込むようにすると効率がよい
ものである。このようにするには、瞬間加熱部2を保温
タンク1の内部の上方位置に配置することが好ましいも
のである。
【0013】また、小部屋状の瞬間加熱部2からは給湯
管路3を導出するものであり、上記給湯管路3により瞬
間加熱部2で加熱した洗浄水が保温タンク1の外部に流
れるものである。この給湯管路3には、箱部屋状に形成
された貯留タンク4が設けられており、上記貯留タンク
4は上記保温タンク1の内部の上層部に設けられた空気
層5に配置してある。これにより、熱伝導性の低い空気
層5が貯留タンク4の周囲を覆うことで、上記空気層5
が貯留タンク4に貯留される瞬間加熱部2で加熱された
洗浄水の熱を貯留タンク4の外方に放熱されるのを防止
する断熱材の役割をするものであり、従来の課題であっ
た貯留タンク4で貯留される瞬間加熱部2で加熱された
洗浄水の温度低下を抑えることができ、温水供給装置の
効率を向上させることができるものである。また、上述
したように保温タンク1の内部に貯留される洗浄水が残
した空間である保温タンク1の上層部を空気層5にした
ことは、上記空気層5が保温タンク1に貯留される洗浄
水のうち保温ヒータ12により加熱された洗浄水と一端
を接することであり、空気層5の温度を比較的高い温度
に維持することができるものであり、より貯留タンク4
に貯留される洗浄水の放熱を抑える作用があるものであ
る。
【0014】以下、実施の形態の他例及び更に他例を列
挙するものであるが、上記実施の形態の例との相違点を
中心に説明するものである。
【0015】実施の形態の他例として、図2に示すよう
に、貯留タンク4の形状を中空球状にしたことも好まし
いものである。このようにすることにより、貯留タンク
4の容量に対して表面積を小さくすることができ、貯留
タンク4に貯留される洗浄水の温度低下をより抑えるこ
とができるものであり、温水供給装置の効率を更に向上
することができるものである。
【0016】また、実施の形態の更に他例として、図3
に示すように、保温タンク1を上面に開口する容器状の
タンク本体1aと上記タンク本体1aの上面の開口に蓋
をするような板状の蓋部1bを接合して形成するものと
し、また、貯留タンク4も上部ハウジング4b及び下部
ハウジング4aの2つのハウジングを接合して形成しす
るものとし、タンク本体1aに下部ハウジング4aを一
体に形成すると共に蓋部1bに上部ハウジング4aを一
体に形成し、その際には上部ハウジング4a及び下部ハ
ウジング4aの一面をタンク本体1a及び蓋部1bの外
壁を利用して形成し、そして、タンク本体1aと蓋部1
bとを接合して保温タンク1を形成した際に、同時に下
部ハウジング4aと上部ハウジング4bとを接合するこ
とで貯留タンク4を形成したことも好ましいものであ
る。これにより、温水供給装置の構造を簡素化すること
ができると共に組立て作業を簡単化することができるも
のである。
【0017】また、実施の形態の更に他例として、図4
に示すように、ヒータ2aへの通電量を制御して洗浄水
の加熱量を制御し、温水供給装置が供給する温水の温度
を安全な温度に維持して温水供給装置の安全性を確保す
る安全装置10を温水供給装置に設けたことも好まし
い。この安全装置10は、給湯管路3の貯留タンク4よ
り下流に設けて貯留タンク4を通過した洗浄水の温度を
計測する温度検知部8と、上記温度検知部8で計測され
た洗浄水の温度を基に瞬間加熱部2に設けたヒータ2a
の通電量を制御する制御部9とで構成されたものであ
る。従来の温水供給装置の説明の部分で説明したもので
あるが、図5(a)のグラフで示すように、瞬間加熱部
2で加熱された洗浄水はヒータ2aの制御遅れ等の理由
から温度にムラのあるものであるが、上記瞬間加熱部2
で加熱された洗浄水が貯留タンク4で一旦貯留される
と、図5(b)のグラフで示すように、瞬間加熱部2で
加熱された洗浄水の温度は時間にとらわれずに均一化さ
れるものである(図5(b)中15)。本例では、上述
したように温度検知部8は給湯管路3の貯留タンク4よ
り下流に設けたものであるので、図5(b)のような洗
浄水の均一化された温度15を測定することができるも
のであり、この温度検知部8で測定された洗浄水の温度
を基にしてヒータ2aの通電量を制御する制御部9の正
確な制御が期待できるものである。また、温水供給装置
に設けた安全装置10は、用便者に当てるには熱い温水
(洗浄水)を温水供給装置から供給しないようにするも
のであり、具体的にはヒータ2aへの通電をオフにして
洗浄水への加熱を止める限界最高温度13を設定して、
給湯管路3に流れる洗浄水の温度検知部8が貯留タンク
4で一旦貯留された後の洗浄水に限界最高温度13を検
知した際に制御部9でヒータ2aへの通電をオフにする
制御をするものである。ここで、この限界最高温度13
は温度検知部8で測定された洗浄水の温度の最高温度か
ら数℃高い温度に設定されるものであり、この限界最高
温度13の設定に関しても、貯留タンク4を通過しなく
て温度にばらつきのある洗浄水の最高温度である図5
(a)のグラフ上の最高温度14を考慮するものでな
く、貯留タンク4を通過した温度が均一の洗浄水の最高
温度である図5(b)のグラフ上の一定状態の洗浄水の
温度15を考慮すればよいものであり、給湯管路3の貯
留タンク4より下流に設けた温度検知部8を有する安全
装置10は限界最高温度13の設定をより低い温度に設
定することができ、このような設定の安全装置10の制
御部9でヒータ2aの通電量を制御することで、温水供
給装置の安全性を保ちながらも稼動率の向上を図ること
ができるものである。
【0018】また、実施の形態の更に他例として、図6
に示すように、給湯管路3の貯留タンク4の上流で貯留
タンク4を介さないように分岐しすると共に、給湯管路
3の貯留タンク4の下流で再び一つに合流するようなバ
イパス管路6を設け、給湯管路3とバイパス管路6との
分岐及び合流位置に流路切替弁7を設けたものも好まし
いものである。これは、貯留タンク4を介した給湯管路
3を通過させて温水供給装置の外部に洗浄水を供給させ
るものに比べて、貯留タンク4を介さないバイパス管路
6を通過させて温水供給装置の外部に洗浄水を供給させ
るものの方が、保温タンク1から温水供給装置の外部ま
での洗浄水の流路体積を少なくすることができるもので
あり、連続して温水供給装置を作動させる場合や、洗浄
水の流量や温度の設定により貯留タンク4を介して洗浄
水の温度を均一にしなくても大差が無い場合等に、流路
切替弁7で上記バイパス管路6に洗浄水の流れを切り替
えることで、貯留タンク4を設けた給湯管路3を通過さ
せて温水供給装置の外部に洗浄水を供給させるよりも洗
浄水が温水として温水供給装置の外部に供給されるまで
の時間の短縮を図ることができるものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の温水供給装置の実施例と上記
実施例に対する比較例を列挙し、その性能試験結果を示
すものである。 <実施例1>図1に示す実施の形態の例のように保温タ
ンクの内部の上層部に水が入っていない空気層を設け、
上記空気層中に貯留タンクを配置した温水供給装置にお
いて、瞬間加熱部を通過直後の洗浄水の温度を測ると平
均39℃(37.5〜40.5℃の温度のばらつきを有
する)であり、給湯管路の上記貯留タンクより下流の所
定位置で洗浄水の温度を測ると38.7℃であった。つ
まり、瞬間加熱部を通過した直後の位置から給湯管路の
上記貯留タンクより下流の所定位置の間での洗浄水の温
度低下は0.3℃である。 <実施例2>図2に示す実施の形態の例のように保温タ
ンクの内部の上層部に水が入っていない空気層を設け、
上記空気層中に中空球状の形成した貯留タンクを配置し
た温水供給装置において、瞬間加熱部を通過直後の洗浄
水の温度を測ると平均39℃(37.5〜40.5℃の
温度のばらつきを有する)であり、給湯管路の上記貯留
タンクより下流の所定位置で洗浄水の温度を測ると3
8.8℃であった。つまり、瞬間加熱部を通過した直後
の位置から給湯管路の上記貯留タンクより下流の所定位
置の間での洗浄水の温度低下は0.2℃である。 <実施例3>図3に示す実施の形態の例のように保温タ
ンクの内部の上層部に水が入っていない空気層を設け、
上記空気層に貯留タンクの外殻の一部を保温タンクの外
殻の一部と共用した略中空球状の貯留タンクを配置した
温水供給装置において、瞬間加熱部を通過直後の洗浄水
の温度を測ると平均39℃(37.5〜40.5℃の温
度のばらつきを有する)であり、給湯管路の上記貯留タ
ンクより下流の所定位置で洗浄水の温度を測ると38.
6℃であった。つまり、瞬間加熱部を通過した直後の位
置から給湯管路の上記貯留タンクより下流の所定位置の
間での洗浄水の温度低下は0.4℃である。 <実施例4>図4に示す実施の形態の例のように保温タ
ンクの内部の上層部に水が入っていない空気層を設け、
上記空気層中に貯留タンクを配置し、給湯管路の貯留タ
ンクの下流に安全装置の温度検知部を設けた温水供給装
置において、瞬間加熱部の通過直後の洗浄水の温度が4
1.5〜44.5℃のばらつきを有するものであるのに
対して、温度検知部で検知された洗浄水の温度は一定値
の42.9℃であった。温度検知部で検知された洗浄水
の最高温度から1℃高い温度を、制御部を介して瞬間加
熱部のヒータの通電をオフにする限界最高温度に設定す
ると、上記限界最高温度は43.9℃である。 <実施例5>図6に示す実施の形態の例のように保温タ
ンクの内部の上層部に水が入っていない空気層を設け、
上記空気層中に貯留タンクを配置した給湯管路に貯留タ
ンクを介さないバイパス管路を設けた温水供給装置にお
いて、瞬間加熱部のヒーターを700Wのものとし、保
温タンクに保温貯留される洗浄水の温度を25℃とし、
設定出湯温度35℃とし、流量1.0L(リットル)/
分とした場合で、バイパス管路にのみ洗浄水を通過させ
るとスイッチオンから温水供給装置の外部に33℃の水
が出湯するのに5秒かかった。 <比較例1>保温タンク1の内部の上層部にも洗浄水を
満たし、その洗浄水中に貯留タンク4を配置した温水供
給装置において、上記空気層中に貯留タンクを配置した
温水供給装置において、瞬間加熱部を通過直後の洗浄水
の温度を測ると平均39℃(37.5〜40.5℃の温
度のばらつきを有する)であり、給湯管路の上記貯留タ
ンクより下流の所定位置で洗浄水の温度を測ると37.
6℃であった。つまり、瞬間加熱部を通過した直後の位
置から給湯管路の上記貯留タンクより下流の所定位置の
間での洗浄水の温度低下は1.4℃である。 <比較例2>温水供給装置の保温タンク1の外部に貯留
タンクを配置した温水供給装置において、上記空気層中
に貯留タンクを配置した温水供給装置において、瞬間加
熱部を通過直後の洗浄水の温度を測ると平均39℃(3
7.5〜40.5℃の温度のばらつきを有する)であ
り、給湯管路の上記貯留タンクより下流の所定位置で洗
浄水の温度を測ると37.8℃であった。つまり、瞬間
加熱部を通過した直後の位置から給湯管路の上記貯留タ
ンクより下流の所定位置の間での洗浄水の温度低下は
1.2℃である。 <比較例3>保温タンクの内部の上層部に水が入ってい
ない空気層を設け、上記空気層中に貯留タンクを配置
し、給湯管路の貯留タンクの上流に安全装置の温度検知
部を設けた温水供給装置において、瞬間加熱部の通過直
後の洗浄水の温度が41.5〜44.5℃のばらつきを
有するものであるのに対して、温度検知部で検知された
洗浄水の温度は41.4〜44.4℃のばらつきを有す
るものであった。温度検知部で検知された洗浄水の最高
温度から1℃高い温度を、制御部を介して瞬間加熱部の
ヒータの通電をオフにする限界最高温度に設定すると、
上記限界最高温度は45.4℃である。 <比較例4>保温タンクの内部の上層部に水が入ってい
ない空気層を設け、上記空気層中に貯留タンクを配置し
た温水供給装置において、瞬間加熱部のヒーターを70
0Wのものとし、保温タンクに保温貯留される洗浄水の
温度を25℃とし、設定出湯温度35℃とし、流量1.
0L(リットル)/分とした場合で、貯留タンクを設け
た給湯管路に洗浄水を流すと、スイッチオンから温水供
給装置の外部に33℃の温水が出湯するのに10秒かか
った。
【0020】以下、上記列挙した実施例と比較例を比較
検討するものである。
【0021】上記<実施例1>と<比較例1>とを比較
すると、貯留タンクを空気層中に配置した利点が分かる
ものである。すなわち、貯留タンクを空気層中に配置し
た<実施例1>では洗浄水の温度低下が0.3℃である
のに対して、保温タンクに貯留した洗浄水中に貯留タン
クを配置した<比較例1>では洗浄水の温度低下が1.
4℃であり、貯留タンクを空気層中に配置した場合には
洗浄水の温度低下を抑えられることが分かるものであ
る。
【0022】上記<実施例1>と<比較例2>とを比較
すると、貯留タンクを保温タンクの内部の上層部に設け
た空気層中に配置した利点が分かるものである。すなわ
ち、貯留タンクを保温タンクの内部の上層部に設けた空
気層中に配置した<実施例1>では洗浄水の温度低下が
0.3℃であるのに対して、保温タンクの外部の空気層
中に貯留タンクを配置した<比較例2>では洗浄水の温
度低下が1.2℃であり、貯留タンクを保温タンクの内
部の上層部に設けた空気層中に配置した場合には洗浄水
の温度低下を抑えられることが分かるものである。
【0023】上記<実施例2>と<実施例1>とを比較
すると、貯留タンクを中空球状に形成した利点が分かる
ものである。すなわち、貯留タンクを中空球状に形成し
た<実施例2>では洗浄水の温度低下が0.2℃である
のに対して、貯留タンクを特に中空球状に形成していな
い<実施例1>では洗浄水の温度低下が0.3℃であ
り、貯留タンクを中空球状に形成した場合には洗浄水の
温度低下を抑えられることが分かるものである。
【0024】上記<実施例3>と<実施例2>とを比較
すると、貯留タンクの一部を保温タンクの一部と共有し
た際の差が分かるものである。すなわち、貯留タンクの
一部を保温タンクの一部と共有した<実施例3>では洗
浄水の温度低下が0.4℃であるのに対して、貯留タン
クの一部を保温タンクの一部と共有していない<実施例
2>では洗浄水の温度低下が0.2℃であり、貯留タン
クの一部を保温タンクの一部と共有した場合もそうでな
い場合も差がほとんどないことが分かるものである。な
お、<実施例3>のように貯留タンクの一部を保温タン
クの一部と共有した際には、<実施例2>に比べて温水
供給装置の構造が簡略化することはいうまでもない。
【0025】上記<実施例4>と<比較例3>とを比較
すると、給湯管路の貯留タンクの下流に安全装置の温度
検知部を設けた利点が分かるものである。すなわち、給
湯管路の貯留タンクの下流に安全装置の温度検知部を設
けた<実施例4>では限界最高温度を43.9℃にする
ことができるのに対して、給湯管路の貯留タンクの上流
に安全装置の温度検知部を設けた<比較例3>では限界
最高温度を45.4℃にするものであり、給湯管路の貯
留タンクの下流に安全装置の温度検知部を設けた際には
限界最高温度の設定を低くすることができ、温水供給装
置の安全性が向上されることが分かるものである。
【0026】上記<実施例5>と<比較例4>とを比較
すると、給湯管路に貯留タンクを介さないバイパス管路
を設けた利点が分かるものである。すなわち、貯留タン
クを介さないバイパス管路に洗浄水を流す<実施例5>
ではスイッチオンから温水供給装置の外部に所定温度の
温水が出湯するのに5秒かかることに対して、貯留タン
クを設けた給湯管路に洗浄水を流す<比較例4>ではス
イッチオンから温水供給装置の外部に所定温度の温水が
出湯するのに10秒かかるものであり、貯留タンクを介
さないバイパス管路に洗浄水を流すとスイッチオンから
温水供給装置の外部に所定温度の温水が出湯するのにか
かる時間の短縮が図れることが分かるものである。
【0027】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の温
水供給装置にあっては、洗浄水を貯留し且つ保温する保
温タンクに上記洗浄水を取り入れて瞬間的に加熱する瞬
間加熱部を設け、上記瞬間加熱部から給湯管路を導出
し、上記給湯管路に流れる洗浄水を一旦貯留させる貯留
タンクを上記給湯管路に配置した温水供給装置におい
て、保温タンク内の上層部に空気層を設け、上記空気層
に貯留タンクを配置したので、瞬間加熱部で加熱された
洗浄水が一旦貯留される貯留タンクが空気層に取り巻か
れて位置することで、上記空気層が貯留タンクに対する
断熱材としての役割を担い、貯留タンクに貯留される洗
浄水の温度低下を抑える効率のよい温水供給装置とする
ことができるものである。
【0028】また、本発明の請求項2記載の温水供給装
置にあっては、請求項1の効果に加えて、上記貯留タン
クを中空球状に形成したので、貯留タンクの容量に対し
て表面積を小さくすることができて貯留タンクに貯留さ
れる洗浄水の温度低下をより抑えることのできる効率の
よい温水供給装置とすることができるものである。
【0029】また、本発明の請求項3記載の温水供給装
置にあっては、請求項1の効果に加えて、貯留タンクの
外殻の一部を保温タンクの外殻の一部と共用したので、
温水供給装置の構造の簡素化が図られるものである。
【0030】また、本発明の請求項4記載の温水供給装
置にあっては、請求項1乃至請求項3のいずれかの効果
に加えて、給湯管路の貯留タンクより下流に設けて上記
給湯管路に流れる洗浄水の温度を計測する温度検知部
と、上記温度検知部で計測された洗浄水の温度を基に瞬
間加熱部に設けたヒータの通電量を制御する制御部とで
構成された安全装置を設けたので、温度検知部を給湯管
路の貯留タンクより下流に設けたことにより、瞬間加熱
部を通過した直後の温度にばらつきのある洗浄水でな
く、貯留タンクで一旦貯留されて温度が均一化された洗
浄水の温度を測定することができるものであり、温度検
知部で計測された洗浄水の温度を基にして瞬間加熱部の
ヒータの通電量を制御する制御部の正確な制御が期待で
きるものであり、また、温水供給装置に設けた安全装置
は、用便者に当てるには熱い温水(洗浄水)を温水供給
装置から供給しないようにするものであり、具体的には
ヒータへの通電をオフにして洗浄水への加熱を止める限
界最高温度を設定して、温度検知部が給湯管路を流れる
洗浄水に限界最高温度を検知した際に制御部でヒータへ
の通電をオフにする制御を行うものであるが、温度検知
部を給湯管路の貯留タンクより下流に設けたことによ
り、温度検知部が検知する洗浄水は貯留タンクで一旦貯
留されて温度が均一化された洗浄水であり、限界最高温
度の設定を瞬間加熱部を通過した直後の温度にばらつき
のある洗浄水の最高温度よりも低く設定することがで
き、このような設定をして制御部でヒータの通電量を制
御することで、温水供給装置の安全性を保ちながらも温
水供給装置の稼動率の向上を図ることができるものであ
る。
【0031】また、本発明の請求項5記載の温水供給装
置にあっては、請求項1の効果に加えて、給湯管路に貯
留タンクを介さないバイパス管路を設け、給湯管路とバ
イパス管路との分岐位置に流路切替弁を設けたので、貯
留タンクを設けないバイパス管路では貯留タンクを設け
た給湯管路よりも洗浄水の流路の体積を少なくすること
ができるものであり、連続して温水供給装置を作動させ
る場合や洗浄水の流量や温度の設定により貯留タンクを
介して洗浄水の温度を均一にしなくても大差がない場合
等に、流路切替弁で上記バイパス管路に洗浄水の流れを
切り替えることで、貯留タンクを設けた給湯管路よりも
洗浄水が温水として温水供給装置の外部に供給されるま
での時間の短縮を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す模式図である。
【図2】同上の実施の形態の他例(貯留タンクを中空球
状に形成した例)を示す模式図である。
【図3】同上の実施の形態の更に他例(貯留タンクの外
殻の一部を保温タンクの外殻の一部と共用した例)を示
す分解斜視図である。
【図4】同上の実施の形態の更に他例(温水供給装置に
安全装置を設けた例)を示す模式図である。
【図5】図4の安全装置の限界最高温度の設定を説明す
るグラフであり、(a)は瞬間加熱部で加熱された洗浄
水の時間に対する温度変化を示すものであり、(b)は
瞬間加熱部で加熱された洗浄水が貯留タンクで一旦貯留
された後の洗浄水の時間に対する温度変化を示すもので
ある。
【図6】同上の実施の形態の更に他例(温水供給装置に
貯留タンクを介さないバイパス管路を設けた例)を示す
模式図である
【符号の説明】
1 保温タンク 1a タンク本体 1b 蓋部 2 瞬間加熱部 2a ヒータ 3 給湯関路 4 貯留タンク 4a 下部ハウジング 4b 上部ハウジング 5 空気層 6 バイパス管路 7 切替弁 8 温度検知部 9 制御部 10 安全装置 11 洗浄水供給管路 12 保温ヒータ 13 限界最高温度 14 最高温度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を貯留し且つ保温する保温タンク
    に上記洗浄水を取り入れて瞬間的に加熱する瞬間加熱部
    を設け、上記瞬間加熱部から給湯管路を導出し、上記給
    湯管路に流れる洗浄水を一旦貯留させる貯留タンクを上
    記給湯管路に配置した温水供給装置において、保温タン
    ク内の上層部に空気層を設け、上記空気層に貯留タンク
    を配置したことを特徴とする温水供給装置。
  2. 【請求項2】 上記貯留タンクを中空球状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の温水供給装置。
  3. 【請求項3】 貯留タンクの外殻の一部を保温タンクの
    外殻の一部と共用したことを特徴とする請求項1に記載
    の温水供給装置。
  4. 【請求項4】 給湯管路の貯留タンクより下流に設けて
    上記給湯管路に流れる洗浄水の温度を計測する温度検知
    部と、上記温度検知部で計測された洗浄水の温度を基に
    瞬間加熱部に設けたヒータの通電量を制御する制御部と
    で構成された安全装置を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の温水供給装置。
  5. 【請求項5】 給湯管路に貯留タンクを介さないバイパ
    ス管路を設け、給湯管路とバイパス管路との分岐位置に
    流路切替弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    温水供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101601529B1 (ko) * 2014-11-06 2016-03-08 현대자동차주식회사 워셔액 가열장치
CN106545061A (zh) * 2016-11-17 2017-03-29 张家港市航天医疗电器有限公司 坐便系统的供水装置

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CN106545061A (zh) * 2016-11-17 2017-03-29 张家港市航天医疗电器有限公司 坐便系统的供水装置
CN106545061B (zh) * 2016-11-17 2018-09-28 张家港市航天医疗电器有限公司 坐便系统的供水装置

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