JP2001335504A - ヘリコバクター・ピロリ菌増殖抑制剤 - Google Patents

ヘリコバクター・ピロリ菌増殖抑制剤

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JP2001335504A
JP2001335504A JP2000161432A JP2000161432A JP2001335504A JP 2001335504 A JP2001335504 A JP 2001335504A JP 2000161432 A JP2000161432 A JP 2000161432A JP 2000161432 A JP2000161432 A JP 2000161432A JP 2001335504 A JP2001335504 A JP 2001335504A
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helicobacter pylori
soybean protein
protease
manufactured
pylori
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Masayasu Inoue
正康 井上
Toshihiro Nakamori
俊宏 中森
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Fuji Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ヘリコバクター・ピロリ菌
に対して優れた抗菌作用を有し、しかも安全性の高い剤
を提供することである。 【解決手段】大豆蛋白酵素加水分解物を有効成分とする
ヘリコバクター・ピロリ菌増殖抑制剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、胃炎、胃癌、胃潰
瘍、十二指腸潰瘍などの疾患の原因菌であるヘリコバク
ター・ピロリ菌(Helicobacter pylo
ri)の増殖抑制能力を有する剤に関する。
【0002】
【従来の技術】胃内は塩酸(胃酸)により細菌の生育に
は適さない環境のため、従前、細菌は生息できないと考
えられていたが、1983年WarrenとMarshallによって細菌
の分離・培養が行なわれた。この細菌は、長さ3μm、
幅約0.5 μmのらせん状をしたグラム陰性桿菌であり、
ヒト、サルなどの胃粘膜に存在している。当初、この細
菌はCampylobacter pyloridis と名づけられたが、後に
Hericobacter pilori (以下、H.pylori)と改められ
た。H.pyloriは胃炎や消化性潰瘍、胃癌などの消化器疾
患の原因菌として深く関与していることが報告されてい
る。H.pyloriの除菌は、単独の薬ではあまり効果が認め
られないが、併用では約50〜80%の除菌率が得られてい
る。NIH(米国国立衛生研究所)より1994年2月に
「H.pyloriに感染している胃・十二指腸潰瘍は、初発あ
るいは再発に関わらず、酸分泌抑制剤に加えて抗生物質
を併用して治療すべきである」との統一見解が公表され
ている。英国でも十二指腸潰瘍患者に対してアモキシシ
リンとプロトンポンプ阻害剤(以下PPI )との併用によ
る除菌療法が承認されている。3剤併用療法〔ビスマス
剤+メトロダニゾール+抗生物質(アモキシシリンまた
はテトラサイクリン)〕は、平均約80%の除菌率が得ら
れているが、副作用発現(腹痛、下痢、味覚障害など)
が約30%と他の方法に比べ高率であること、コンプライ
アンスが悪いなどといった理由で広く普及しておらず、
現在PPIと抗生物質の併用が行われる傾向にある。
【0003】一方、薬の副作用を避け、薬に頼らず、食
事でピロリ菌を抑制しようとする動きもあり、テレビ番
組や雑誌によると、ひじきなどの海藻類、これらの主成
分である多糖類、食物繊維、カカオ、チョコレート、コ
コアなどのポリフェノールが効果があるという。ポリフ
ェノールの一種であるイソフラボン類又はサポニン類を
有効成分とするヘリコバクター・ピロリ菌抑制剤の発明
が、特開平11−12172号公報に開示されている。
しかし、大豆蛋白の加水分解物であるペプチド混合物が
ピロリ菌抑制効果があることは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヘリ
コバクター・ピロリ菌に対して優れた抗菌作用を有し、
しかも安全性の高い剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく、
本発明者らは鋭意研究を行った結果、酵素分解していな
い分離大豆蛋白に比べ大豆蛋白酵素加水分解物がヘリコ
バクター・ピロリ菌に対して高い抗菌作用を有すること
を見出し、本発明を完成するに到った。即ち、本発明
は、大豆蛋白酵素加水分解物を有効成分とするヘリコバ
クター・ピロリ菌増殖抑制剤である。酵素分解の程度は
15%TCA可溶率で5〜100%、好ましくは40〜
90%が好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の大豆蛋白酵素加水分解物
は大豆蛋白を含有する原料を酵素分解して得ることが出
来る。即ち通常、大豆蛋白含有原料を溶液状態で酵素を
作用させて加水分解することが出来る。大豆蛋白含有原
料を酵素分解した後、生成する水不溶物は除去してもし
なくても良いが、好ましくは大豆蛋白含有原料を酵素分
解した後に残る水不溶性画分を除去しないほうが好まし
い。
【0007】大豆蛋白含有原料は、大豆由来で安価に手
に入る材料として、豆乳、濃縮大豆蛋白、あるいは分離
大豆蛋白、脱脂大豆、大豆ホエー蛋白などを使用し得る
が、その中で比較的入手しやすい豆乳あるいは分離大豆
蛋白が好ましい。大豆蛋白含有原料溶液の調製或いは加
水分解した溶液のpH調整の目的で使用するアルカリ
は、水酸化ナトリウムを使用できる他、栄養的側面を考
慮して水酸化カリウムを用いのが好ましい。酵素処理に
供する大豆蛋白溶液の濃度は1重量%〜30重量%、好
ましくは5〜15重量%、より好ましくは8〜12重量
%が適当である。この濃度が低くても酵素分解に支障は
ないが、生産性が悪く、製造コストを押し上げる要因と
なる。また、大豆蛋白溶液の濃度が高すぎると一旦分解
された蛋白加水分解物どうしの重合が強くなるためか、
十分分解するのに多量の酵素量を必要とし好ましくな
い。酵素分解に用いる蛋白分解酵素(プロテアーゼ)
は、エキソプロテアーゼ又はエンドプロテアーゼを単独
又は併用することができ、動物起源、植物起源あるいは
微生物起源は問わない。具体的には、セリンプロテアー
ゼ(動物由来のトリプシン、キモトリプシン、微生物由
来のズブチリシン、カルボキシペプチダーゼ等)、チオ
ールプロテアーゼ(植物由来のパパイン、フィシン、ブ
ロメライン等)、カルボキシプロテアーゼ(動物由来の
ペプシン等)を用いることができる。更に、具体的には
アスペルギルス・オリゼ起源の「プロチンFN」(大和
化成株製)、ストレプトマイセス・グリセウス起源の
「アクチナーゼ」(科研製薬株製)、バチルス・リケホ
ルミス由来の「アルカラーゼ」(ノボ社製)、バチルス
・ズブチルス由来の「プロチンA」(大和化成株製)等
を例示できる。また、エンドプロテアーゼを含有する酵
素としては、天野製薬(株)製、「プロテアーゼS」や
大和化成(株)製、「プロチンAC−10」が、エキソ
およびエンドプロテアーゼを含有する蛋白分解酵素とし
て天野製薬(株)製、「プロテアーゼM」が例示でき
る。加水分解の条件は用いる蛋白分解酵素の種類により
多少異なるが、概してその蛋白分解酵素の作用pH域、
作用温度域で、大豆蛋白を加水分解するに充分な量を用
いるのがよい。塩分制限食(例えば、経管栄養食等)の
用途の観点からは、pHが5〜10、好ましくはpH6
〜9であれば中和による塩の生成を軽減できて好まし
い。
【0008】加水分解の程度は、蛋白成分の15%トリ
クロロ酢酸可溶率でいう大豆蛋白分解率で、5〜98%
程度、より好ましくは40〜90%程度になるまで行な
うことが適当である。蛋白分解酵素を作用させる時間
は、使用する蛋白分解酵素の活性や量にもよるが、通常
5分〜24時間程度、好ましくは30分〜9時間程度と
することが出来る。酵素分解時間が長すぎると腐敗を招
きやすい。以上の例示の方法により、大豆蛋白酵素分解
物を得ることが出来る。大豆蛋白酵素加水分解物の酵素
分解の程度は15%TCA可溶率で5〜100%、好ま
しくは40〜90%が好ましい。この範囲でピロリ菌増
殖抑制効果が顕著である。酵素分解していない大豆蛋白
ではピロリ菌増殖抑制効果が見られず、酵素分解が進み
すぎてもピロリ菌増殖抑制効果が減少する。栄養学的に
推奨される1日当りの蛋白質の摂取の目安として、体重
1kg当り1g摂取することが望まれるので大豆蛋白酵
素加水分解物として、体重1kg当り0.005gから
5g程度摂取することが望ましい。また、ヘリコバクタ
ー・ピロリ菌を抑制するための大豆蛋白酵素分解物の有
効濃度は、0.01%以上より好ましくは、0.5%以
上なので、たとえば、200mlの液体飲料の形態で摂
取する場合は、1回当り20mgから500mg摂取で
きるので、栄養学的に推奨される蛋白摂取量の目安から
一日1本から数十本摂取することができる。
【0009】本発明の剤は、例えば、酵素分解を受けて
いるので通常の大豆蛋白質よりも粘度が低く、また栄養
学的にも消化吸収しやすいメリットがあるので、栄養食
品、経腸栄養剤、治療食、予防食あるいは健康食品や健
康飲料として用いるのに優れている。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明の実施態様を説明
する。 実施例1 TCA可溶率12.5%の場合 分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「フジジプロ−
R」)30kgをpH7.0の9%水溶液とし、蛋白分
解酵素(天野製薬(株)製、「プロテアーゼS」E/S
比=0.03%)9gを作用させ60℃で5時間加水分
解(15%TCA可溶率12.5%)した後、アルカリ
でpH6.5に調整し、150℃で1分殺菌(加熱
(C))後、ただちにスプレードライヤーで噴霧乾燥し
て得た。
【0011】実施例2 TCA可溶率23.0%の場合 分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「フジジプロ−
R」)30kgをpH7.0の9%水溶液とし、蛋白分
解酵素(天野製薬(株)製、「プロテアーゼS」E/S
比=0.08%)24gを作用させ60℃で5時間加水
分解(15%TCA可溶率23.0%)した後、アルカ
リでpH6.5に調整し、150℃で1分殺菌(加熱
(C))後、ただちにスプレードライヤーで噴霧乾燥し
て得た。
【0012】実施例3 TCA可溶率50%の場合 分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「フジジプロ−
R」)30kgをpH7.0の9%水溶液とし、蛋白分
解酵素(天野製薬(株)製、「プロテアーゼS」E/S
比=0.8%)240gを作用させ60℃で5時間加水
分解(15%TCA可溶率50%)した後、アルカリで
pH6.5に調整し、150℃で1分殺菌(加熱
(C))後、ただちにスプレードライヤーで噴霧乾燥さ
せた。
【0013】実施例4 TCA可溶率85.8%の場合 分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「フジプロ−R」)
30kgをpH7.0の9%水溶液とし、蛋白分解酵素
(天野製薬(株)製、「プロテアーゼS」E/S比=4
%)1.2kgを作用させ60℃で5時間加水分解(1
5%TCA可溶率85.8%)した後、アルカリでpH
6.5に調整し、150℃で1分殺菌(加熱(C))
後、ただちにスプレードライヤーで噴霧乾燥させた。
【0014】実施例5 TCA可溶率99.5%の場合 実施例1と同じ分離大豆蛋白30kgをpH7.0の9
%水溶液とし、蛋白分解酵素として、蛋白分解酵素(天
野製薬(株)製、「プロテアーゼS」E/S比=4%)
1.2kgにさらに、エキソ活性の高い蛋白分解酵素
「プロテアーゼM」(天野製薬(株)製)をE/S比=
4%を用い、連続処理可能な酵素反応槽で50℃、18
時間反応させた後(15%TCA可溶率99.5%)、
アルカリでpH6.5に調製後、150℃で1分殺菌
後、ただちにスプレードライヤーで噴霧乾燥させた。
【0015】実施例1、2、3、4および5に対する比
較サンプルとして血清、さらに酵素非処理大豆蛋白とし
てフジプロ−R(不二製油製)を用いた。ヘリコバクタ
ー・ピロリ菌を含むBrucella培地に各サンプル
を5mg/ml添加し、微好気条件で37℃48時間振
とう培養後、Brucella寒天培地にまき、微好気
条件で37℃48時間培養後、ヘリコバクター・ピロリ
菌のコロニー数を測定した。結果は、コントロールのヘ
リコバクター・ピロリに対する増殖抑制率=(各サンプ
ルのコロニー数)÷(コントロールのコロニー数)×1
00で示した。コントロールのコロニー数は3×10の
6乗/mlである。
【0016】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サンプル 増殖抑制率 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 血 清 160% フジプローR 90% 実施例 1(TCA可溶率12.5%) 50% 実施例 2(TCA可溶率23.0%) 30% 実施例 3(TCA可溶率50.0%) 0% 実施例 4(TCA可溶率85.8%) 0% 実施例 5(TCA可溶率99.5%) 30% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0017】実施例3および4は、コロニーが発現せず
増殖を完全に抑制した。
【0018】
【発明の効果】本発明のヘリコバクター・ピロリ菌抑制
剤は、ヘリコバクター・ピロリ菌に対して高い増殖抑制
作用を有する剤であるため、安全性が高く、胃炎、胃
癌、胃潰瘍、十二指潰瘍等の消化器潰瘍の予防食や治療
食などとして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中森 俊宏 大阪府泉佐野市住吉町1番地 不二製油株 式会社阪南事業所内 Fターム(参考) 4C084 AA02 CA15 NA14 ZA682 ZB352 4C088 AB59 AC04 BA16 CA25 NA14 ZA68 ZB35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大豆蛋白酵素加水分解物を有効成分とする
    ヘリコバクター・ピロリ菌増殖抑制剤。
  2. 【請求項2】酵素分解の程度が15%TCA可溶率で5
    〜100%である請求項1のヘリコバクター・ピロリ菌
    増殖抑制剤。
  3. 【請求項3】酵素分解の程度が15%TCA可溶率で4
    0〜90%である請求項1のヘリコバクター・ピロリ菌
    増殖抑制剤。
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