JP2001335009A - 袋体供給装置 - Google Patents

袋体供給装置

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JP2001335009A
JP2001335009A JP2000157810A JP2000157810A JP2001335009A JP 2001335009 A JP2001335009 A JP 2001335009A JP 2000157810 A JP2000157810 A JP 2000157810A JP 2000157810 A JP2000157810 A JP 2000157810A JP 2001335009 A JP2001335009 A JP 2001335009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り易い袋体を積み重ね状態の監視や積み重
ね作業を少なくすることにより、労力を軽減させる。 【解決手段】 適宜枚数積み重ねられた袋体6を複数の
ブロック9a、9b、9c毎に分けて袋体取出し位置1
0に搬送する搬送手段2と、袋体取出し位置10に達し
たブロック9aから積み重ね順に袋体6を1枚ずつ取り
出す取出し手段3と、袋体取出し位置10で袋体6の有
無を検出する袋体検出センサ4とを備える。袋体検出セ
ンサ4が袋体6を検出したとき搬送手段2の搬送駆動を
停止し、袋体検出センサ4が袋体を検出しないとき次段
のブロックが袋体取出し位置10に達するように搬送手
段2の搬送駆動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物が充填され
る袋体を充填装置に供給する袋体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶葉、コー
ヒー粉、粉末状調味料或いは米、麦、大豆等の粒状食
品、その他の内容物は、袋体に充填された状態で供給さ
れる供給形態となっている。従って、これらの商品は、
内容物を袋体に封入する必要があり、袋体へ内容物を充
填する充填装置が用いられている。この内容物の充填装
置では、内容物を収納するための空の袋体を供給する必
要がある。
【0003】従来では、充填装置に袋体の受け台を併設
し、受け台上に袋体を積み重ねて載置し、最上位の袋体
から順次、ピックアップして充填装置に供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、袋体の
材料として、ポリプロピレン等の樹脂或いはアルミニウ
ム箔等が樹脂によってラミネートやコーティングされた
樹脂素材が多用されている。これらの材料は接触状態で
滑りを生じるため、袋体を多数枚積み重ねると、滑りに
よって積み重ね状態が崩れ易いものとなっている。この
ことは、平坦状に成形されている、所謂平袋であっても
発生し易いものである。
【0005】また、図5に示す開閉自在なチャック付き
袋体100では、チャック組み込み部分110だけが厚
くなっており、袋体を積み重ねることにより、チャック
組み込み部分110が他の部分よりも嵩高となるため、
同様に滑りを生じて積み重ねが崩れる。このようなこと
は、内側に折り込み部分を有したガゼット袋体、その他
の袋体においても同様となっている。
【0006】以上のことから、積み重ねることができる
袋体の枚数が少ないため、袋体の供給状態を常に監視す
る必要があると共に、受け台に対する袋体の積み重ね作
業を頻繁に行う必要がある。このため、袋体の積み重ね
作業が忙しく、しかも多大の労力を必要としている。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、袋体の監視や積み重ね作業を
少なくすることができ、これにより労力を軽減させるこ
とが可能な袋体供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、適宜枚数積み重ねられた袋体を
複数のブロック毎に分けて袋体取出し位置に搬送する搬
送手段と、袋体取出し位置に達したブロックから積み重
ね順に袋体を1枚ずつ取り出す取出し手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0009】この発明では、滑りを生じない程度の枚数
で袋体の積み重ねを各ブロックに対して行う。搬送手段
は、複数のブロックを順次、袋体取出し位置に搬送し、
取出し手段は袋体取出し位置に達したブロックから袋体
を順次、取り出す。これにより、袋体を連続的に供給す
ることができる。
【0010】かかる発明では、各ブロックに袋体が積み
重ねられており、このブロックの複数が順次、袋体取出
し位置に移動して袋体の供給が行われるため、袋体の積
み重ね作業を少なくすることができると共に、積み重ね
状態の監視回数が減少する。これにより労力を軽減させ
ることが可能となる。
【0011】請求項2の発明は、適宜枚数積み重ねられ
た袋体を複数のブロック毎に分けて袋体取出し位置に搬
送する搬送手段と、袋体取出し位置に達したブロックか
ら積み重ね順に袋体を1枚ずつ取り出す取出し手段と、
袋体取出し位置で袋体の有無を検出する袋体検出センサ
と、を備え、前記袋体検出センサが袋体を検出したとき
前記搬送手段の搬送駆動を停止し、袋体検出センサが袋
体を検出しないとき次段のブロックが袋体取出し位置に
達するように搬送手段の搬送駆動を行うことを特徴とす
る。
【0012】この発明においても、複数のブロックが順
次、袋体取出し位置に移動して袋体の取出しが行われる
ため、袋体の監視や積み重ね作業を少なくすることがで
きる。
【0013】これに加えて、袋体検出センサの検出結果
に基づいて搬送手段の搬送駆動及びその停止を行うた
め、自動的な駆動が可能となり、袋体の供給状態を監視
するための労力を軽減することができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、袋体の積み重ね枚数の目安となると共
に、積み重ね状態の袋体を搬送方向に押すゲージ部材が
搬送手段の各ブロックに設けられていることを特徴とす
る。
【0015】この発明では、請求項1又は2と同様に作
用することができる。これに加えて、各ブロックでは、
ゲージ部材の目安に沿って袋体を積み重ねるだけで良
く、滑りを生じない積み重ね枚数を簡単に把握すること
ができる。また、ゲージ部材が袋体を搬送方向に押すた
め、袋体を円滑に搬送することができる。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記ゲージ部材は、逆さL字形となって搬送手
段の各ブロックに所定高さで立設されており、その屈曲
片がブロックから取り出される袋体の端部に干渉可能と
なっていることを特徴とする。
【0017】この発明では、請求項3と同様に作用する
ことができるのに加えて、ゲージ部材の高さが袋体の積
み重ね枚数の目安となり、積み重ね可能な枚数を簡単に
把握することができる。
【0018】また、屈曲片が袋体の端部に干渉すること
により、袋体が捌かれるため、袋体間で発生している静
電気を消失させることができる。このため、重なった状
態で袋体が供給されることがなく、袋体を1枚ずつ確実
に取り出すことができる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、前記取出し手段は、袋体取出し位置の最
上位の袋体を吸着によって取り出す吸着部材と、この吸
着部材を袋体取出し位置の上方で移動させる移送部材と
を備えていることを特徴とする。
【0020】この発明では、請求項1又は2と同様に作
用することができる。これに加えて、吸着部材が吸着に
よって袋体を取り出し、移送部材が吸着部材を移動させ
るため、取り出した袋体を確実且つ迅速に供給すること
ができる。
【0021】請求項6の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、袋体の袋幅に合わせて間隔調整される一
対のガードプレートが搬送手段の搬送方向に沿って配置
されていることを特徴とする。
【0022】この発明では、請求項1又は2と同様に作
用することができる。これに加えて、一対のガードプレ
ートの間隔を袋体の袋幅に合わせることにより、一対の
ガードプレートが袋体を側面から支持する。このため、
袋体の積み重ね状態が崩れることを抑制することがで
き、袋体の積み重ね枚数を多くすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の一実施の
形態の袋体供給装置1を示し、図1はその正面図、図2
は側面図、図3は平面図である。袋体供給装置1は、搬
送手段2と、取出し手段3と、袋体検出センサ4と、ゲ
ージ部材5とを備えている。この袋体供給装置1は、内
容物の充填を行う、例えば図4に示す充填装置50に対
して空の袋体6を供給するものである。このため、袋体
供給装置1は充填装置50に対し、組み付け及び取り外
し可能となっている。
【0024】搬送手段2は、袋体6を搬送する無端状の
コンベア8を有している。コンベア8は充填装置50か
ら側方に延びた横長の支持台7に掛け渡されており、制
御手段(図示省略)によって制御されたモータ(図示省
略)の駆動によって間欠的に走行する。
【0025】コンベア8は、その長さ方向に沿って複数
のブロックに区分けされており、それぞれのブロックに
袋体6が積み重ねられるようになっている。コンベア8
はブロック毎に積み重ねられた袋体6を、その走行によ
って袋体取出し位置10に搬送する。また、区分けされ
た各ブロックには、後述するゲージ部材5が設けられて
隣接するブロックとの仕切りがなされている。9a、9
b、9cは、コンベア8の走行によって、コンベア8の
上面側に現れたブロックであり、ブロック9aが充填装
置50に最も近接して袋体取出し位置10に達してい
る。この袋体取出し位置10に達したブロック9aから
袋体6の取出しが行われる。
【0026】取出し手段3は、袋体取出し位置10に対
応するように配置されており、袋体取出し位置に達した
ブロック9aから袋体6を取り出す。取出し手段3は図
2に示すように、固定台11上の固定ブラケット12に
支持された移送部材としての移送シリンダ13と、移送
シリンダ13の先端に取り付けられた吸着部材14とを
備えている。
【0027】移送シリンダ13は袋体取出し位置10に
臨んだ横方向に配置されている。この袋体取出し位置に
おいて、移送シリンダ13はコンベア8の走行方向と直
交状に交差するように延びている。また、移送シリンダ
13はコンベア8よりも高くなるように固定台11に支
持されており、その伸縮によって袋体取出し位置10の
上方を往復動する。
【0028】かかる移送シリンダ13の先端には、上下
動機構15が取り付けられ、この上下動機構15に吸着
部材14が取り付けられている。吸着部材14は上下動
機構15に取り付けられた上下動板16と、上下動板1
6に上下方向を向いて取り付けられた複数本(実施の形
態では、4本)の吸着ロッド17とを備えている。吸着
ロッド17は、下端部分に吸着パッド17aを有してお
り、この吸着パッド17aによって袋体取出し位置10
における最上位の袋体6を吸着する。この場合、複数の
吸着パッド17aが同時に袋体6に接触して吸着するた
め、袋体6を確実に吸着することができる。
【0029】このような吸着部材14は、移送シリンダ
13の先端に取り付けられることにより、移送シリンダ
13の伸縮で吸着部材14が袋体取出し位置10の上方
で移動する。かかる吸着部材14が移動する移動端に
は、受け台20が配置されている。
【0030】受け台20は支持台7との隣接位置に配置
されており、これにより、コンベア8との隣接位置に設
けられている。この受け台20は、吸着部材14が吸着
したコンベア8上の袋体6を受け取るものであり、図4
に示すように、充填装置50の側面部分に取り付けられ
ている。なお、受け台20は受け台シリンダ21に支持
されることにより上下動可能となっている。
【0031】ゲージ部材5はコンベア8の長さ方向に適
宜間隔で取り付けられることより、コンベア8を複数の
ブロックに区分けしている。ゲージ部材5は上下が逆と
なる逆さL字形となってコンベア8上に立設している。
すなわち、ゲージ部材5はコンベア8から起立する起立
片5aと、起立片5aから屈曲する屈曲片5bとを備え
ている。
【0032】ゲージ部材5の起立片5aは、コンベア8
に対して所定高さとなるように起立している。この起立
片5aの高さを、滑りを生じない程度の袋体6の積み重
ね枚数に略一致させることにより、コンベア8の各ブロ
ックに積み重ねる袋体6の枚数の目安とすることができ
る。従って、滑りを生じない積み重ね枚数を簡単に把握
することができる。かかる作用を行うため、起立片5a
の高さは、チャック付き袋体、ガゼット袋体等の袋体の
構造や種類、或いは袋体に使用している包材の種類、そ
の他の条件によって適宜変更される。
【0033】また、起立片5aが各ブロック毎に設けら
れることにより、各ブロックに積み重ねられている袋体
6に当接することができる。このため、コンベア8が走
行すると、起立片5aが各ブロックの袋体6を押すよう
に作用し、積み重ね状態を崩すことなく袋体6を円滑に
搬送することが可能となる。
【0034】ゲージ部材5の屈曲片5bは、起立片5a
の上端部分から屈曲している。この屈曲片5bはコンベ
ア8の走行方向を向くように屈曲されており、これによ
り、各ブロックの上方後側に位置している。このように
設けられることにより、屈曲片5bは、取出し手段3の
吸着部材14が吸着して上昇させる袋体6の端部に干渉
する。この干渉によって袋体6が捌かれるため、袋体間
で発生している静電気を消失させることができる。この
ため、重なった状態で袋体が供給されることを防止する
ことができ、袋体を1枚ずつ確実に取り出すことができ
る。
【0035】袋体検出センサ4は、袋体取出し位置10
に配置されている。この袋体検出センサ4は、支持台7
の先端部分にコンベア8側を向くように設けられてお
り、これにより、コンベア8における最先端部位のブロ
ック9aに臨んでいる。これにより、袋体検出センサ4
は袋体取出し位置10にあるブロック9aに積み重ねら
れている袋体6の有無を検出する。なお、袋体検出セン
サ4としては、袋体取出し位置のブロックに袋体がある
か否かを検出するものであれば良く、支持台7における
袋体取出し位置10の下方或いは上方に配置することが
可能である。
【0036】この袋体検出センサ4の出力信号は、コン
ベア8の駆動を行う図示を省略したモータの制御装置に
伝送される。そして、制御装置は、袋体検出センサ4が
袋体6を検出したとき、モータを停止してコンベア8を
停止する。これにより、ブロック9aは袋体取出し位置
10に停止した状態となり、取出し手段3がブロック9
aから袋体6を取り出すことができる。一方、制御装置
は、袋体検出センサ4が袋体6を検出しないとき、モー
タを駆動して次段のブロック9bが袋体取出し位置10
に達するようにコンベア8を走行させる。これにより、
取出し手段3によってブロック9bから袋体6が取り出
される。このような制御を行うことにより、ブロックが
順次、袋体取出し位置10に移動して袋体6の取出しが
行われるため、袋体の監視や積み重ね作業を少なくする
ことができる。
【0037】なお、各ブロックが袋体取出し位置10に
正確に停止させるため、支持台7には、コンベア8の走
行を検出するセンサが配置されている。図1において、
22は減速センサであり、このセンサ8を通過すること
により、コンベア8の走行速度が減速される。23は停
止位置センサであり、このセンサ23の位置でコンベア
8が停止する。このように減速センサ22を設けること
により、コンベア8が急停止することを防止できる。従
って、各ブロックで積み重ねられている袋体6が慣性力
で滑ることがなくなり、積み重ね状態が崩れることを防
止することができる。
【0038】支持台7上には、支持台7の長さ方向、す
なわちコンベア8の走行方向に沿って延びる一対のガー
ドプレート25が配置されている。ガイドプレート25
はコンベア8を挟むように設けられており、支持台7に
設けられたハンドル26にスクリューねじ(図示省略)
等を介して取り付けられている。そして、ハンドル26
を回転操作させることにより、ガイドプレート26の間
隔をコンベア8上の袋体6の袋幅に合わせて調整するこ
とができる。間隔調整されたガイドプレート25は袋体
6を側面から支持する。このため、袋体の積み重ね状態
が崩れることを抑制することができ、袋体の積み重ね枚
数を多くすることが可能となっている。
【0039】次に、この実施の形態の作動を説明する。
コンベア8の停止状態で、各ブロック9a、9b、9c
に袋体6を積み重ねる。袋体6としては、図5に示すチ
ャック付き袋体、ガゼット袋体、平袋、その他の袋体を
使用することができる。なお、袋体6の積み重ねは、上
述したように各ブロック9a、9b、9cのゲージ部材
5の高さを目安とすることにより、崩れることのない枚
数で積み重ねることができる。
【0040】袋体6の積み重ねの後、コンベア8を走行
させ、ブロック9aが袋体取り出し位置10に達した時
点でコンベア8を停止する。そして、図2に示すよう
に、取出し手段3の移送シリンダ13が伸長し、その吸
着部材14がブロック9a上に移動する。その後、上下
動機構15によって吸着ロッド17が下降し、ブロック
9aにおける最上位の袋体6を吸着する。この吸着の
後、吸着ロッド17が上昇する。吸着ロッド17の上昇
の際には、ブロック9aのゲージ部材5における屈曲片
5bに袋体6の端部が干渉する。この干渉によって袋体
6が振動したり、捌けられるため、静電気が消失するた
め、重なった状態で袋体が供給されることを防止するこ
とができ、袋体を1枚ずつ確実に取り出すことができ
る。
【0041】吸着ロッド17の上昇の後、移送シリンダ
13がさらに伸長して吸着している袋体6を受け台20
上に移送し、同様にして袋体6を受け台20に載置す
る。そして、このようにして受け台20に載置された袋
体6は後述する充填装置に取り出されて内容物の充填が
行われる。
【0042】以上の作動は、ブロック9aの袋体6がな
くなるまで続行され、ブロック9aの袋体6がなくなっ
た時点で、袋体検出センサ4が袋体6を検出しなくな
る。これにより、制御手段がコンベア8を走行させ、次
段のブロック9bが袋体取り出し位置10まで移動させ
る。この移動の際には、ゲージ部材54の起立片5aが
各ブロックの袋体6を押して移動力を作用させるため、
積み重ね状態を崩すことなく袋体6を円滑に搬送するこ
とができる。
【0043】次段のブロック9bが袋体取り出し位置1
0に達した後、同様にして取出し手段3による袋体6の
取り出し及び移送が行われる。このブロック9bへの作
業の間に、空位のブロックに対し袋体6の積み重ねを行
う。
【0044】このような実施の形態では、複数のブロッ
クに袋体6を積み重ねて供給することにより袋体の供給
が行われるため、袋体6の積み重ね作業を少なくするこ
とができると共に、積み重ね状態の監視回数が減少す
る。これにより労力を軽減させることができる。
【0045】また、この実施の形態では、袋体検出セン
サ4の検出結果に基づいてコンベア8の走行及びその停
止を行うため、自動的な駆動が可能となり、袋体6の供
給状態を監視するための労力を軽減することができる。
【0046】図4はこの実施の形態の袋体供給装置1が
組み込まれる充填装置50を示す。この充填装置は、特
開平9−226724号公報に記載された装置であり、
図示を省略するが、袋体供給装置1は受け台20に近接
するように組み込まれる。
【0047】充填装置50では、基台51に取り付けら
れた一対のホルダ52が袋体6の袋口を挟持する。これ
により、袋体6はホルダ52によって吊り下げられた状
態となる。一方、内容物は計量器53から一定量がフィ
ーダ54に落下し、フィーダ54からホッパ55に供給
され、ホルダ52に吊り下げられている袋体6内に充填
される。ホッパ55はホッパシリンダ56に連結される
ことにより上下動するようになっている。このホッパ5
5の下動では、ホッパ55が一対のホルダ52を離隔さ
せるため、ホルダ52に吊り下げられている袋体6の袋
口を開くことができる。従って、図5に示すチャック付
き袋体であっても、チャックを開くことができ、チャッ
ク付き袋体への内容物の充填も可能となる。
【0048】この充填装置では、袋体供給装置1によっ
て受け台20上に移送された袋体6をピックアップアー
ム57が吸着によって取り出し、ピックアップアーム5
7に隣接している供給アーム58が回動して袋体6をホ
ルダ52に搬送し、ホルダ52による挟持が行われる。
そして、上述のように内容物が充填された後、袋体6が
シュータ59から取り出される。
【0049】なお、この実施の形態の袋体供給装置は、
図4の充填装置以外の充填装置、例えば、特開平7−2
2289号公報その他の充填装置に同様に適用すること
ができるものである。
【0050】本発明は以上の実施の形態に限定されるこ
となく種々変更が可能である。例えば、袋体検出センサ
4を設けることなく、目視によって袋体の供給状態を監
視しても良く、この場合にも、複数のブロックに分けて
袋体を積み重ねて供給するため、袋体の積み重ね作業を
軽減させることができる。また、ゲージ部材5やガード
プレート25を省略しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、袋体が積み重ねられたブロックの複数が順次、
袋体取出し位置に移動して袋体の供給が行われるため、
袋体の積み重ね作業を少なくすることができると共に、
積み重ね状態の監視回数が減少し、労力を軽減させるこ
とができる。
【0052】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、袋体検出センサの検出結果に基づいて
搬送手段の搬送駆動及びその停止を行うため、自動的な
駆動が可能となり、労力をさらに軽減することができ
る。
【0053】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
記載の発明の効果を有すると共に、ゲージ部材の目安に
沿って袋体を積み重ねるだけで良く、袋体の積み重ね枚
数を簡単に把握することができ、しかも、ゲージ部材が
袋体を搬送方向に押すため、袋体を円滑に搬送すること
ができる。
【0054】請求項4の発明によれば、請求項3記載の
発明の効果を有すると共に、屈曲片によって袋体が捌か
れるため、袋体間で発生している静電気を消失させるこ
とができ、重なった状態で袋体を供給することを防止す
ることができる。
【0055】請求項5の発明によれば、請求項1又は2
記載の発明の効果を有すると共に、吸着部材が吸着によ
って袋体を取り出し、移送部材が吸着部材を移動させる
ため、取り出した袋体を確実且つ迅速に供給することが
できる。
【0056】請求項6の発明によれば、請求項1又は2
記載の発明の効果を有すると共に、ガードプレートが袋
体を側面から支持するため、袋体の積み重ね状態が崩れ
ることを抑制することができ、袋体の積み重ね枚数を多
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の正面図である。
【図2】一実施の形態の側面図である。
【図3】一実施の形態の平面図である。
【図4】充填装置の一例を示す正面図である。
【図5】チャック付き袋体の積み重ねを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 袋体供給装置 2 搬送手段 3 取出し手段 4 袋体検出センサ 5 ゲージ部材 5a 起立片 5b 屈曲片 6 袋体 8 コンベア 9a 9b 9c ブロック 10 袋体取り出し位置 13 移送シリンダ 14 吸着部材 25 ガイドプレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜枚数積み重ねられた袋体を複数のブ
    ロック毎に分けて袋体取出し位置に搬送する搬送手段
    と、 袋体取出し位置に達したブロックから積み重ね順に袋体
    を1枚ずつ取り出す取出し手段と、を備えていることを
    特徴とする袋体供給装置。
  2. 【請求項2】 適宜枚数積み重ねられた袋体を複数のブ
    ロック毎に分けて袋体取出し位置に搬送する搬送手段
    と、 袋体取出し位置に達したブロックから積み重ね順に袋体
    を1枚ずつ取り出す取出し手段と、 袋体取出し位置で袋体の有無を検出する袋体検出センサ
    と、を備え、 前記袋体検出センサが袋体を検出したとき前記搬送手段
    の搬送駆動を停止し、袋体検出センサが袋体を検出しな
    いとき次段のブロックが袋体取出し位置に達するように
    搬送手段の搬送駆動を行うことを特徴とする袋体供給装
    置。
  3. 【請求項3】 袋体の積み重ね枚数の目安になると共
    に、積み重ね状態の袋体を搬送方向に押すゲージ部材が
    搬送手段の各ブロックに設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の袋体供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲージ部材は、逆さL字形となって
    搬送手段の各ブロックに所定高さで立設されており、そ
    の屈曲片がブロックから取り出される袋体の端部に干渉
    可能となっていることを特徴とする請求項3記載の袋体
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記取出し手段は、袋体取出し位置の最
    上位の袋体を吸着によって取り出す吸着部材と、この吸
    着部材を袋体取出し位置の上方で移動させる移送部材と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の袋
    体供給装置。
  6. 【請求項6】 袋体の袋幅に合わせて間隔調整される一
    対のガードプレートが搬送手段の搬送方向に沿って配置
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載の袋体
    供給装置。
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