JP2001334095A - 洗濯用通信制御システム及び運転方法 - Google Patents

洗濯用通信制御システム及び運転方法

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JP2001334095A JP2001096900A JP2001096900A JP2001334095A JP 2001334095 A JP2001334095 A JP 2001334095A JP 2001096900 A JP2001096900 A JP 2001096900A JP 2001096900 A JP2001096900 A JP 2001096900A JP 2001334095 A JP2001334095 A JP 2001334095A
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washing
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サン チュル ヨン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一台以上の洗濯機を通信手段で遠
隔制御することができる洗濯用通信制御システム及び運
転方法を提供する。 【解決手段】 洗濯機別用途が区分できるように区分装
置を設け、通信網を通してサービス提供部は洗濯機別I
Dを付与して各洗濯機別に故障の有無を診断するととも
に、故障に対する自家修理及び出張修理に対するサービ
ス提供、プログラムのアップグレード及び変更、追加、
洗濯機別に正確で効率的な情報及びサービスの提供を行
うことで、累積洗濯機履歴と環境条件に応じた最適洗濯
工程を具現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の洗濯用通信
制御システム及びその運転方法に関するもので、特に洗
濯機別の用途を区分できるように区分装置を設け、通信
網を通してサービス提供部が洗濯機別IDを付与して各
洗濯機別に故障の有無を診断するとともに、故障に対す
る自家修理及び出張修理のためのサービスの提供、プロ
グラムのアップグレード及び変更、追加など、洗濯機別
に正確で効率的な情報及びサービスの提供を行うことに
より、累積洗濯機履歴と環境条件に応じた最適洗濯工程
が具現できる洗濯用通信制御システム及びその運転方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近頃、社会の分業化及び専門化が促進さ
れるにつれて、洗濯機レンタル事業、又は一定の金額を
支払って洗濯機を用途に合わせて使えるようにしたコイ
ンランドリー(自動洗濯屋)のような洗濯事業が出現し
ている。そして、独身生活又は余暇生活のために、コン
ドミニアム、独身者用マンション、ホテル、住居と商店
の複合建物のように特定目的用の建物が多く提供される
につれて、洗濯機を直接購入して設置しないで、安い費
用で使用者が所望の時間帯に所望の洗濯回数、洗濯コー
ス、そのほかの機能を選んで洗濯作業を行えるように営
業用洗濯機が設置されている。
【0003】このように、営業又はレンタルの目的で多
数の洗濯機を設置及び管理するためには、洗濯機提供者
又は設置管理者の細心な注意が要求される。例えば、コ
インランドリーの場合には多数の洗濯機及び洗剤などが
備えられているが、各洗濯機ごとに貨幣投入口が設けら
れているので、洗濯機の各種制御機能を果たすマイコン
が貨幣投入口を通して投入される金額をチェックして、
マイコンに予め設定されている金額と一致する場合に洗
濯機の駆動を指示することになる。
【0004】上記において、コインランドリーに設置さ
れている洗濯機は一般の家庭用洗濯機に比べ、頻繁な使
用により故障発生率が高く、その故障修理のために大き
な時間及びマンパワーが費やされ、また、使用者又は設
置管理者が使用時に利用料を投入したり、あるいはその
ために両替をしたりするような面倒が伴うという問題点
がある。
【0005】一般に、洗濯機の使用時、使用者は洗濯作
業の進行状態についての情報を知るため、しばしば洗濯
機を観察するか、又は特開平11−146991号(1
999年6月2日)で開示した方式により洗濯の進行状
態又はエラーの発生を知ることができる。上記特開平1
1−146991号の方式においては、FM電波を洗濯
機に送信すると、FM受信機が常に受信状態になってい
て上記FM電波を受信することとなる。すなわち、洗濯
機には表示部とデータ送受信のための通信手段が設けら
れており、エアコン、テレビジョン、冷蔵庫、コンピュ
ータのような家電機器も、上記通信手段を通して洗濯機
と送受信できるようにネットワークに接続され、それら
にも洗濯機と同様に通信手段及び表示部が設けられてい
る。
【0006】したがって、洗濯機の進行状態又はエラー
発生の有無を洗濯機より通信手段を通して通報すると、
ネットワークに接続されているほかの家電機器でも通信
手段で受信しこれを表示部に表示することとなる。とこ
ろで、特開平11−146991号の方式は、洗濯の進
行状態についての情報を知るため、洗濯機及びほかの家
電機器に別の通信手段を設けなければならないし、洗濯
機とほかの家電機器との間にネットワークを構成する必
要があり、常に受信待機状態の受信機が必要であるとい
う問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来技術の問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、洗濯機別用途を区分できるように区分装置を
設け、通信網を通してサービス提供部が洗濯機別IDを
付与して各洗濯機別の故障の有無を診断するとともに、
故障に対する自家修理及び出張修理のためのサービスの
提供、プログラムのアップグレード及び変更、追加な
ど、洗濯機別に正確で効率的な情報及びサービスの提供
を行うことにより、累積洗濯機履歴と環境条件に応じた
最適洗濯工程が具現できる洗濯用通信制御システム及び
その運転方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による洗濯用通信制御システムの特徴による
と、本発明のシステムは、少なくとも一台以上の洗濯機
に対して送受信を行うとともに、洗濯機の使用及び機能
変更の可否を決定し、洗濯機の運転に関する動作内容情
報を受信して、使用のための点検、故障診断及び機能変
更に対する各種の制御機能を果たすサービス提供部と、
上記のサービス提供部からの制御指令を受け取るため、
各種の制御信号を処理して洗濯機にデータを伝達すると
ともにプロトコル制御の機能を果たし、洗濯機内の負荷
に関する負荷情報信号を上記のサービス提供部に伝達す
るように洗濯機内に設けられる通信手段と、この通信手
段に連結され、洗濯機の駆動又は負荷に対する各種運転
制御及び診断の機能を果たすとともに洗濯機に対する各
種使用履歴を送受信する洗濯機制御部と、この洗濯機制
御部の指示に応じて現在の運転状況をディスプレイに表
示する表示部と、使用者の操作により洗濯及び機能の選
択、変更に対するキー入力の機能を果たすキー入力部
と、使用者の操作により上記のサービス提供部に伝送さ
れるデータの記録/判読の機能を果たして、ダウンロー
ドされたプログラムによるデータ処理に対する各種制御
機能を果たす外部メモリと、洗濯機内に設けられ、洗濯
機の使用目的による区分信号を発生する区分検知部及び
故障発生要因による故障検知信号を生成し、出力させる
故障検知部を含む検知信号生成部とから構成される。
【0009】本発明による洗濯用通信制御システムの運
転方法の第1特徴によると、この方法は、洗濯機の使用
に対する許可を与え、洗濯動作に対する各種制御の機能
を果たすサービス提供部に通信手段を介して連結され、
固有の識別文字が割り当てられた洗濯機を使用するため
に識別文字を入力する第1段階と、この第1段階で入力
された識別文字が与えられるサービス提供部が識別文字
を確認した後、該当する洗濯機に対する使用可否を指示
する第2段階と、この第2段階で洗濯機の使用が許可さ
れた場合、各洗濯機に対して設定値を入力して洗濯運転
を設定し、洗濯作業を完了した後、上記のサービス提供
部に終了の許可を要求する第3段階と、この第3段階で
洗濯機側から終了許可が要求されると、サービス提供部
が洗濯情報を収集し、正常作業の完了であるかどうかを
判断して洗濯機側に終了可否を指示する第4段階と、こ
の第4段階の指示によって洗濯機側の洗濯作業に対する
終了可否が決定され、終了時、つぎの洗濯作業まで待機
状態とする第5段階と、を含む。
【0010】本発明による洗濯用通信制御システムの運
転方法の第2特徴によると、この方法は、洗濯機の使用
に対する許可を与え、洗濯動作に関する各種制御機能を
果たすサービス提供部に通信手段を介して連結され、固
有の識別文字が割り当てられた洗濯機別に区分検知部に
より使用目的によってそれぞれ違う区分信号を生成して
出力する第1段階と、前記のサービス提供部が洗濯機に
特定のサービスを提供するため、上記の区分検知部から
区分検知信号を受けて洗濯機の使用目的を確認する第2
段階と、この第2段階で洗濯機の使用目的が確認される
と、その確認結果によってサービス提供部がサービス内
容を決定し、洗濯機に対して通信手段を介して情報を送
受信する機能を果たす第3段階と、を含む。
【0011】本発明による洗濯用通信制御システムの運
転方法の第3特徴によると、この方法は、洗濯機の使用
に対する許可を与え、洗濯動作に関する各種制御の機能
を果たすサービス提供部に通信手段を介して連結され、
固有の識別文字が割り当てられた洗濯機でその内部の各
センサ及び駆動部品に対する異常の有無を検知して、異
常が判定された場合、故障制御信号を生成して出力する
第1段階と、上記のサービス提供部が第1段階の故障制
御信号を受けて故障類型を判別して自家修理/出張修理
を判断する第2段階と、この第2段階の判断の結果、自
家修理であると判断される場合、修理情報を洗濯機側に
発信し、また、その判断の結果、サービス提供部側の出
張修理であると判断される場合、洗濯機に運転不能の情
報を発信する第3段階と、を含む。
【0012】本発明による洗濯用通信制御システムの運
転方法の第4特徴によると、この方法は、洗濯機の使用
に対する許可を与え、洗濯機の動作に関する各種制御機
能を果たすサービス提供部に通信網を介して洗濯制御情
報を送受信する洗濯機制御部が、不特定使用者により洗
濯機のキー入力部に設けられたキーの操作が行われると
き、洗濯機の駆動開始を指示する第1段階と、この第1
段階により洗濯機が駆動されると、洗濯機制御部は洗濯
時に必要な制御入力変数を検知し、その検知された制御
入力変数によって洗濯制御工程を行う第2段階と、この
第2段階で洗濯制御工程が完了すると、洗濯機制御部は
洗濯機の運転の動作進行状況の内訳をサービス提供部に
伝送することにより、サービス提供部は洗濯機の動作進
行状況の内訳を受け取り、以前の洗濯機の使用履歴の情
報に現在の使用履歴の情報を累積して格納する第3段階
と、この第3段階により、サービス提供部が洗濯機の使
用時間帯別、使用回数別に適正なサービス内容の区分を
して洗濯機に提供する第4段階と、を含む。
【0013】本発明による洗濯用通信制御システムの運
転方法の第5特徴によると、この方法は、通信網を通し
て伝達される外部の遠隔制御情報によって洗濯使用及び
制御機能に対する情報を受け取り、その情報によって運
転しながら運転に関する動作内容に対する情報を取り出
して外部に送信する洗濯機と、少なくとも一台以上の洗
濯機に対し通信手段を介して送受信して洗濯機の使用及
び機能変更の可否を決定し、上記の遠隔制御される遠隔
制御用洗濯機の運転に関する動作内容情報を受信して、
使用のための点検、故障診断及び機能変更に対する各種
制御機能を果たすサービス提供部と、の間の初期化課程
を行う第1段階と、前記の洗濯機の特定機能に対する新
規プログラム及び各種サービス情報のダウンロード要求
に際し、サービス提供部で当該プログラム及び情報を検
索して洗濯機に伝送する第2段階と、この第2段階で伝
送されたプログラム及び情報によって既設定された洗濯
機のプログラムが変更され、最適の洗濯工程の制御変数
を算出して洗濯作業を進行させる第3段階と、を含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による洗
濯用通信制御システムの全体構成を示すブロック図であ
り、図2は本発明による洗濯用通信制御システムの具体
的構成を示すブロック図である。図1及び図2に示すよ
うに、本発明は、場所にかかわらず遠距離に分散して設
置されている多数の洗濯機100を有するクライアント
側に固有の識別文字を割り当てるとともに各洗濯機10
0の運転及び診断のような各種の制御機能を実行するサ
ービス提供部200と、上記クライアントの各洗濯機1
00内に設けられ、サービス提供部200からの制御指
令を受けて、各種の制御信号を処理して洗濯機制御部1
30に伝達するとともに洗濯機制御部130内の負荷に
関する負荷情報信号を上記のサービス提供部200に伝
達する通信手段110、120とから構成される。
【0015】特に、上記の洗濯用通信制御システムは、
図2に示すように、従来と同様に、洗濯作業に必要な全
ての制御動作を行うとともに、洗濯機100の各部から
伝達される現在の情報によって診断及び運転の進行状況
に関する情報のような負荷情報信号を生成し、出力する
洗濯機制御部130と、この洗濯機制御部130の制御
によって洗濯槽を駆動させるモータMと、給水バルブ又
は排水バルブのように、洗濯機制御部130により運転
の可否が決定される負荷170と、使用者が洗濯コース
又はそのほかの洗濯機能を選択すると、その選択事項を
洗濯機制御部130に伝達するとともに使用者識別文字
が入力されるキー入力部150と、洗濯機制御部130
の制御によって洗濯機100の現在の運転の動作状態を
ディスプレイに表示する表示部140とから構成され
る。
【0016】洗濯機制御部130は、洗濯、濯ぎ、脱水
時間又は現在時間を測定するためのタイマ131と、各
種情報を記録/判読するRAM及びROMからなる内部
メモリ132と、システム全体を制御管理し、データの
演算操作及び論理操作を行う中央処理装置(CPU)1
33とを内蔵している。また、洗濯機100には、サー
ビス提供部200から、洗濯機の制御・機能に関連した
プログラムのアップグレード、変更又は追加の際に、プ
ログラムをダウンロードするための、内部メモリ132
に連結できる外部メモリ160と、この外部メモリ16
0内の番地指定又は外部メモリ160内の情報の記録/
判読に対する制御機能を果たす外部メモリ制御部165
とが更に設けられている。
【0017】そして、キー入力部150には、プログラ
ムアップグレード、変更、追加のために内部メモリ13
2と外部メモリ160の連結の有無を選択する選択キー
151と、内部メモリ132の初期番地を強制的に指定
するリセットキー152とが設けられるが、リセットキ
ー152は外部メモリ160の初期番地を探す場合には
不要である。
【0018】ここで、通信手段110、120は、洗濯
機の洗濯機制御部130とサービス提供部200との間
のデータ伝達機能を行う通信モジュール部110と、モ
ジュール部110に連結されて、サービス提供部200
の各種制御信号及び洗濯機制御部130の負荷情報信号
を、システムで処理できるように、エンコーディング/
デコーディングして送受信するプロトコル処理部120
とから構成される。
【0019】洗濯機内には洗濯機の使用目的によって洗
濯機の制御及びサービスを区分して通信できるように、
洗濯機によって家庭用/営業用に区分される相違した区
分信号を生成し、出力する区分検知部180と、洗濯機
の異常の有無を検知しその検知結果を故障検知信号とし
てサービス提供部200に伝達する故障検知部185と
が設けられる。
【0020】また、洗濯機内の水位、温度、アンバラン
スの有無、負荷量などの異常の有無を検知してシステム
に伝達するセンサ部190と、センサ部190の検知結
果によってシステムの異常の有無を検知しその検知結果
を第1故障検知信号としてシステムに伝達するセンサ故
障検知部191と、モータM又はアクチュエータAの動
作を監視しその監視結果によって異常の有無を検知し第
2故障検知信号としてシステムに伝達する駆動故障検知
部192とが設けられる。
【0021】サービス提供部200は、洗濯機の使用及
び駆動、故障診断に関する情報を通信手段110、12
0を通して送受信して該当する洗濯機の遠隔制御及びサ
ービス提供の機能を行ったり、洗濯機100に通信手段
を介して連結され、洗濯機100から伝達される各種情
報によって該当する洗濯機の使用を制限するとともに洗
濯機の正常動作のために、各種のサービスを提供し、洗
濯機の使用による料金算出及び精算を行う。
【0022】また、サービス提供部200は、洗濯機制
御部130より洗濯機の運転の動作進行状況の履歴に関
する情報を受信し、洗濯機の使用時間帯別、使用回数別
に提供可能なサービスを区分する。例えば、レンタル用
洗濯機の場合、その使用時間帯別料金割引率の適用、有
料/無料サービスを区分することができ、洗濯機の使用
回数別に使用者に最適な制御条件に関するサービス情報
を提供することもできる。
【0023】上記のように構成された洗濯用通信制御シ
ステムの運転方法を説明するとつぎのようである。図3
は洗濯用通信制御システムの運転方法を示す流れ図で、
第1段階では、クライアント側で使用者が洗濯機100
を動作させるため、固有識別文字をキー入力部150を
通して洗濯機制御部130に伝達すると、これを通信モ
ジュール部110を経由しプロトコル処理部120を通
してサービス提供部200に伝達される(S10)。
【0024】すると、第2段階では、サービス提供部2
00が伝送された使用者の固有識別文字を確認し、該当
する洗濯機100の使用の可否を判断する(S11)。
第3段階では、第2段階(S11)の判断結果が“YE
S”である場合、使用許可情報をクライアント側の該当
する洗濯機100に伝送するが(S12)、前記第2段
階(S11)の判断結果が“NO”である場合は、第4
段階で少なくともN回以上使用不可判定が下されると、
使用者固有の識別文字の入力が間違っているか、その他
の理由で該当する洗濯機が使用不可状態であることをク
ライアント側に知らせる(S13)。
【0025】本発明では、第4段階(S13)で使用不
可判定の繰返し回数を3回程度とする。すると、クライ
アントはサービス提供部200から洗濯機使用不可情報
を伝送してもらい、使用者固有識別文字を再確認するこ
ととなるが、洗濯機の使用許可情報が伝達されると、第
5段階で、使用者は洗濯作業のための洗濯時間又は洗濯
コースのような機能をキー入力部150を通して選択的
に入力する(S14)。
【0026】第6段階では、第5段階(S14)で使用
者が選択した設定事項によって、洗濯、濯ぎ、脱水工程
を順次進行させた後、洗濯作業が終了したかどうかを確
認する(S15)。この際に、第6段階(S15)の確
認結果が“YES”である場合は、第7段階で、サービ
ス提供部200に、終了に対する許可判定を問い合わ
せ、第6段階(S15)の確認結果が“NO”である場
合には、再び第6段階(S15)に戻り、洗濯作業を決
められた時間又は洗濯コースにしたがって終了させる
(S16)。
【0027】第7段階(S16)で洗濯機100の使用
の終了を問い合わせると、サービス提供部200が洗濯
機100の使用時間又はそのほかの負荷量をチェックし
て終了許可判定を行ない、その結果“YES”である
と、第8段階で、終了許可情報を発信する(S17)。
第9段階では、クライアントが第8段階(S17)でサ
ービス提供部200から終了許可情報を受けると、洗濯
機100のドアが開放され、使用者が洗濯物を取り出し
た後、洗濯開始まで節電モードに入り待機動作を行うが
(S18)、第7段階(S16)で終了許可判定の結果
“NO”であると、第10段階で、洗濯機100のドア
が閉鎖された状態で第7段階(S16)に戻り、終了許
可情報が伝送されるまで待機動作を行う(S19)。
【0028】図4は上記のような通信制御用洗濯機の使
用目的の認識方法を示す流れ図で、第1段階では、サー
ビス提供部200が通信手段を通して連結されている特
定の洗濯機にサービス又はそのほかの情報を提供するた
め、該当する洗濯機の区分検知部180から出力される
区分信号を受信する(S20)。第2段階では、サービ
ス提供部200が区分検知部180の区分信号を受け、
これによって該当する洗濯機が家庭用であるかどうかを
判断する(S21)。第2段階(S21)の判断結果が
“NO”である場合には、現在の洗濯機が家庭用でなく
営業用であることを認識し、第3段階でサービス提供部
200はその洗濯機の使用者に割り当てた固有IDを入
力することを要求する(S22)。
【0029】ところで、第2段階(S21)の判断結果
が“YES”である場合には、現在の洗濯機は家庭用で
あるので、第4段階で洗濯機は洗濯の進行/状態情報を
サービス提供部200に発信した後、第3段階に進行す
る(S23)。つぎに、第5段階では、第3段階(S2
2)で入力したIDをサービス提供部200が使用者個
人情報に対し管理するデータベース(DB)から探して
そのIDと使用者情報が一致するかを確認する(S2
4)。
【0030】第6段階では、第5段階(S24)の確認
結果が“YES”である場合、サービス提供部200か
ら洗濯機に洗濯許可情報を伝送することとなるが、第5
段階(S24)の確認結果が“NO”である場合は、第
3段階(S22)に戻り、正確なIDを再入力すること
を要求する(S25)。第7段階では、洗濯機で第6段
階(S25)での洗濯許可情報を受けて、使用者が洗濯
コース又は水位のような機能を選択し、洗濯工程、濯ぎ
工程、脱水工程順に洗濯作業が進行する(S26)。そ
して、第8段階では、サービス提供部200が第7段階
(S26)で洗濯作業を完了し、洗濯終了を要求するか
どうかを監視することとなる(S27)。
【0031】第9段階では、第8段階(S27)の監視
結果が“YES”である場合、洗濯機の負荷量と洗濯時
間、洗濯回数などを点検し(S28)、第10段階で
は、第9段階(S28)が完了すると、正常終了が可能
であることを確認する(S29)。したがって、第11
段階では、第10段階(S29)の確認結果が“YE
S”である場合、サービス提供部200が洗濯機に終了
許可情報を伝送し(S30)、第12段階では、第11
段階(S30)での終了許可情報を受けて、洗濯機が停
止した後、つぎの動作開始まで待機する(S31)。
【0032】一方、第13段階では、第10段階(S2
9)の確認結果が3回以上“NO”である場合、サービ
ス提供部200が洗濯機に終了不能状態であることを伝
送する(S32)。また、通信制御用洗濯機の遠隔故障
診断方法を示す図5に基づいて説明するとつぎのようで
ある。
【0033】まず、第1段階では、クライアントの洗濯
機100からセンサ故障検知部191又は駆動故障検知
部192を通して前記第1及び第2故障検知信号を受け
た洗濯機制御部130では、センサ部190、モータM
又はアクチュエータAの故障の有無を判断する(S4
1)。第2段階では、第1段階(S41)の判断結果が
“YES”である場合、クライアントの洗濯機100で
故障検知信号を生成してサービス提供部200に発信す
る(S42)。すると、第3段階では、サービス提供部
200が第2段階でクライアントの洗濯機100から受
けた故障検知信号によって該当する洗濯機の故障を受け
付ける(S43)。
【0034】そして、第4段階では、サービス提供部2
00が第3段階(S43)で受け付けた洗濯機の故障の
類型を判別し、その判別の結果、クライアントの洗濯機
100で自家修理できるかどうかを判断する(S4
4)。第4段階(S44)の判断結果が“NO”である
場合は、第5段階で、洗濯機を専門的に修理するサービ
ス作業者を呼び出す必要があると判断し、サービス提供
部200はクライアントの洗濯機100に運転不能情報
を発信する(S45)。
【0035】この際に、第5段階(S45)では、サー
ビス提供部200はクライアントの洗濯機100に運転
不能情報を発信するとともに、クライアントの洗濯機1
00に最も近いところに位置しているサービスセンター
の電話番号とか、サービス作業者の呼出し可能番号に対
する情報も一緒に発信することもできる。又は、サービ
ス提供部200は、クライアントの洗濯機100にサー
ビス呼出しを望むかどうかを洗濯機の表示部140にメ
ッセージで出力した後、クライアントの洗濯機100で
使用者がキー操作によりサービス呼出しを望む場合、す
ぐサービス作業者の出張を指示することもできる。
【0036】一方、第4段階(S44)の判断結果が
“YES”である場合は、第6段階で洗濯機使用者が直
接修理できるよう、自家修理情報をクライアントの洗濯
機100に発信する(S46)。第7段階では、第6段
階(S46)でサービス提供部200から伝送される自
家修理情報がクライアントの洗濯機100の表示部14
0に出力されるので、使用者はこれに基づいて故障修理
を行った後、洗濯機を再動作させる(S47)。
【0037】その後、第8段階では、サービス提供部2
00が、クライアントの洗濯機100から、第3段階
(S43)で受け付けたものと同じ類型の故障を再度受
け付けたかどうかを監視し(S48)、その監視結果が
“YES”である場合は、第9段階で再故障診断モード
に入り第4段階(S44)に戻る(S49)。しかし、
第8段階(S48)の監視結果が“NO”である場合、
又は第1段階(S41)の判断結果が“NO”である場
合(図示なし)、第10段階で、クライアントの洗濯機
100とサービス提供部200は正常プロセスを進行す
る(S50)。
【0038】図6は通信制御用洗濯機の使用履歴モニタ
リング方法を示す流れ図で、第1段階では、使用者が洗
濯作業を行うため、洗濯槽内に洗濯物を入れ、キー入力
部150を通して自分の所望の洗濯機能を選択し、第2
段階では、洗濯機制御部130で負荷量、水位値、洗剤
量のような必要な制御入力変数を検知した後、第3段階
で、第2段階で検知された制御入力変数によって、洗濯
機制御部130は最適の洗濯作業条件を具現し、サービ
ス提供部200から洗濯機の使用が許可されると、使用
者が選択した洗濯機能による洗濯作業を開始する(S6
1、S62、S63)。
【0039】第4段階では、全洗濯作業が完了されたか
どうかを判断し、その判断結果が“NO”である場合に
は、洗濯作業が完了されるまで第3段階(S63)に戻
る(S64)。しかし、第4段階(S64)の判断結果
が“YES”である場合には、第5段階で洗濯機制御部
130は現在の洗濯動作進行状況の内訳を抽出してサー
ビス提供部200に伝送する(S65)。
【0040】第6段階では、サービス提供部200が第
5段階(S65)の洗濯動作進行状況の内訳を受け付
け、第7段階で、データベース(DB)内に以前の動作
進行状況の内訳の情報に現在の洗濯動作進行状況の内訳
の情報を累積して格納する(S66及びS67)。つぎ
に、第8段階では、サービス提供部200が、データベ
ース内に累積され格納された洗濯機の動作進行状況内訳
によって洗濯機の総使用情報を抽出し、使用時間、使用
回数別にサービス内容を区分する。この際に、サービス
の内容はその洗濯機の使用情報によって使用時間帯別料
金割引率を適用したり、有料/無料サービスを区分した
り、洗濯機の最適駆動制御のための制御情報を発生した
りするなどに係わるものである(S68)。
【0041】図7に基づき、サービス提供部200の動
作を中心にプログラムのアップデートのための新規プロ
グラムのダウンロード過程を説明すると、第1段階で
は、サービス提供部200から、現在の通信制御用洗濯
機100の特定機能に関連したプログラムのアップグレ
ードのため、新規プログラムのダウンロードの要求が入
力されるかどうかを監視する(S71)。
【0042】つぎに、第2段階では、第1段階(S7
1)の監視結果が“YES”である場合、新規プログラ
ムに対する発送準備信号を生成して通信モジュール部1
10及びプロトコル処理部120を介して洗濯機100
の洗濯機制御部130に伝送する(S72)。第3段階
では、洗濯機100で第2段階(S72)の発送準備信
号が受け付けられて、受信準備信号が伝送されるかどう
かを判断する(S73)。第4段階では、第3段階(S
73)の判断結果が“YES”である場合、新規プログ
ラム関連データを洗濯機100に伝送する(S74)。
【0043】第4段階(S74)が完了すると、第5段
階では、ほかのプログラムのダウンロードが要求される
かどうかを確認した後、その確認結果が“YES”であ
る場合には、再び第2ないし第4段階(S72ないしS
74)を遂行するが、上記の確認結果が“NO”である
場合には、プログラムダウンロード過程を終了する(S
75)。
【0044】また、第1段階(S71)又は第3段階
(S73)の判断結果が“NO”である場合にもプログ
ラムダウンロード過程が終了する。つぎに、図8に示す
流れ図に基づいて通信制御用洗濯機の制御方法を説明す
るとつぎのようである。第1段階では、洗濯機100と
サービス提供部200間のデータ通信ができるように相
互通信連結を行なう(S81)。そして、第2段階で
は、洗濯機100からプロトコル処理部120及び通信
モジュール部110を通してサービス提供部200に、
現在の天気、時間、季節のような洗濯関連の所要サービ
ス情報を要求する(S82)。
【0045】第3段階では、サービス提供部200が洗
濯機100のサービス情報要求信号を受信したかどうか
を判断し、その判断結果が“NO”である場合には、第
2段階(S82)に戻るが、その判断結果が“YES”
である場合には、第4段階で、サービス提供部200が
気象庁などの情報提供機関からサービス情報を取り出し
て洗濯機100に発信する(S83及びS84)。
【0046】つぎに、第5段階では、洗濯機100が、
サービス提供部200から発送されるサービス情報を通
信モジュール部110及びプロトコル処理部120を介
して、外部メモリ制御部165の制御により指定の外部
メモリ160の番地に格納させる(S85)。その後、
第6段階では、使用者が選択キー151を押して、外部
メモリ160と内部メモリ132とが連結されるように
することによって、外部メモリ160に格納されている
サービス情報によって既設定の基本洗濯工程の制御変数
を変更して新たな最適の洗濯工程を生成する(S8
6)。
【0047】すなわち、第6段階(S86)では、上記
のサービス情報により洗濯しようとする時間が夜間であ
る場合には、洗濯騒音を低騒音コースに変更し、それに
応じて洗濯工程の制御変数を変更し、昼間である場合に
は、洗濯騒音を正常コースにして基本洗濯工程を正常に
行う。また、上記のサービス情報により洗濯しようとす
る季節によって洗濯水の水温を変更するとともに洗濯時
間又は水流の強弱も調節する。特に、単独住宅である場
合には、たいてい洗濯機に乾燥機が装着されていないの
で、上記のサービス情報により当日の洗濯の適否を判断
する。
【0048】第7段階では、第6段階(S86)で変更
された洗濯工程にしたがって洗濯作業を進行させ(S8
7)、第7段階(S87)に次いで第8段階では、洗濯
作業が完了したかどうかを判断する(S88)。この際
に、第8段階(S88)の判断結果が“YES”である
場合には、全洗濯作業を終了するが、第8段階(S8
8)の判断結果が“NO”である場合には、第7段階
(S87)に戻り、残りの洗濯工程を行う。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、前記のように構成
される本発明の洗濯用通信制御システム及び運転方法
は、通信網を通して多数の洗濯機に対し洗濯機別使用/
終了及び進行状態、故障の有無を制御・監視することが
できるので、使用者又は管理者の側で使用制限、プログ
ラムアップグレード、又は故障修理においてかなりの時
間及び努力が節減でき、洗濯機の使用履歴及び環境条件
に応じた最適洗濯工程を具現することにより、洗濯作業
の性能を最適にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による洗濯用通信制御システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明による洗濯用通信制御システムの詳細構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明による洗濯用通信制御システムの運転方
法に基づく通信制御用洗濯方法を示す流れ図である。
【図4】本発明による通信制御用洗濯機の使用目的認識
方法を示す流れ図である。
【図5】本発明による通信制御用洗濯機の遠隔故障診断
方法を示す流れ図である。
【図6】本発明による通信制御用洗濯機の使用履歴モニ
タリング方法を示す流れ図である。
【図7】本発明による洗濯用通信制御システムのプログ
ラムアップデート方法を示す流れ図である。
【図8】本発明による通信制御用洗濯機の制御方法を示
す流れ図である。
【符号の説明】
100…洗濯機 110…通信モジュール部 120…プロトコル処理部 130…洗濯機制御部 140…表示部 150…キー入力部 160…外部メモリ 165…外部メモリ制御部 170…負荷 180…区分検知部 185…故障検知部 190…センサ部 191…センサ故障検知部 192…駆動故障検知部 200…サービス提供部 A…アクチュエータ M…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 28748/2000 (32)優先日 平成12年5月26日(2000.5.26) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 28749/2000 (32)優先日 平成12年5月26日(2000.5.26) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 33468/2000 (32)優先日 平成12年6月17日(2000.6.17) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 33646/2000 (32)優先日 平成12年6月19日(2000.6.19) (33)優先権主張国 韓国(KR) (72)発明者 ハン キョン ヘ 大韓民国,キュンギ−ド,カンミュン− シ,ハーン−4ドン,ジューコンコチュン アパートメント ナンバー907−108

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一台以上の洗濯機に対して送
    受信を行うとともに、該洗濯機の使用及び機能変更の可
    否を決定し、前記洗濯機の運転に関する動作内容情報を
    受信して、使用のための点検、故障診断及び機能変更に
    対する各種の制御機能を果たすサービス提供部と、 前記サービス提供部からの制御指令を受け取るため、各
    種の制御信号を処理して前記洗濯機にデータを伝達する
    とともにプロトコル制御の機能を果たし、該洗濯機内の
    負荷に関する負荷情報信号を前記サービス提供部に伝達
    するように該洗濯機内に設けられる通信手段と、 該通信手段に連結され、前記洗濯機の駆動又は負荷に対
    する各種運転制御及び診断の機能を果たすとともに該洗
    濯機に対する各種使用履歴を送受信する洗濯機制御部
    と、 該洗濯機制御部の指示に応じて現在の運転状況をディス
    プレイに表示する表示部と、 使用者の操作により洗濯及び機能の選択、変更に対する
    キー入力の機能を果たすキー入力部と、 使用者の操作により前記サービス提供部に伝送されるデ
    ータの記録/判読の機能を果たして、ダウンロードされ
    たプログラムによるデータ処理に対する各種制御機能を
    果たす外部メモリ部と、 前記洗濯機内に設けられ、洗濯機の使用目的による区分
    信号及び故障発生要因による故障検知信号を生成して出
    力する検知信号生成部と、から構成されることを特徴と
    する洗濯用通信制御システム。
  2. 【請求項2】 前記サービス提供部は、前記洗濯機に前
    記通信手段を介して連結され、多数の該洗濯機の使用に
    対する許可/終了を決定し、各洗濯機に固有の識別文字
    を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の洗濯用
    通信制御システム。
  3. 【請求項3】 前記サービス提供部は、前記洗濯機の使
    用及び駆動、故障診断に関する情報を前記通信手段を介
    して送受信して該洗濯機の遠隔制御及びサービス提供の
    機能を果たすことを特徴とする請求項1に記載の洗濯用
    通信制御システム。
  4. 【請求項4】 前記サービス提供部は、前記洗濯機制御
    部から送信される洗濯機の使用履歴情報によって使用時
    間帯別、使用機能別のサービス内容を区分して当該洗濯
    機の制御情報を発生させることを特徴とする請求項1又
    は3に記載の洗濯用通信制御システム。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供部は、前記洗濯機から
    伝達される各種の情報によって当該洗濯機の使用を制限
    するとともに、該洗濯機の正常動作のため、各種のサー
    ビスを提供しながら該洗濯機の使用に対する料金を算出
    及び精算することを特徴とする請求項1に記載の洗濯用
    通信制御システム。
  6. 【請求項6】 前記通信手段は、前記サービス提供部と
    前記洗濯機間で相互情報を送受信する通信モジュール部
    と、該通信モジュール部を介して送受信される各情報を
    連結するため、プロトコル制御機能を果たすプロトコル
    処理部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の洗濯
    用通信制御システム。
  7. 【請求項7】 前記外部メモリ部は、使用者の選択によ
    って前記洗濯機制御部に連結されて、前記サービス提供
    部に伝送されるデータの記録/判読の機能を果たし、プ
    ログラムをダウンロードするために設けられる外部メモ
    リと、該外部メモリの番地指定と各番地内のデータ処理
    に対する各種制御機能を果たす外部メモリ制御部とを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の洗濯用通信制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記検知信号生成部は、前記洗濯機の使
    用目的によって洗濯機の制御及びサービスを区分して通
    信できるよう、該洗濯機によってそれぞれ違う区分信号
    を生成し、出力する区分検知部と、洗濯機の正常動作を
    妨害する故障要因の発生の有無を検知し、該故障を検知
    する信号を生成し、出力する故障検知部と、を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の洗濯用通信制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 洗濯機の使用に対する許可及び洗濯動作
    に対する各種制御機能を果たすサービス提供部に通信手
    段を介して連結され、固有の識別文字が割り当てられた
    前記洗濯機を使用するために該識別文字を入力する第1
    段階と、該第1段階で入力された該識別文字が与えられ
    る前記サービス提供部が該識別文字を確認した後、当該
    洗濯機に対する使用可否を指示する第2段階と、 該第2段階で該洗濯機の使用が許可された場合、各洗濯
    機能に対する設定値を入力して洗濯運転を設定し、洗濯
    作業を完了した後、前記サービス提供部に終了の許可を
    要求する第3段階と、 該第3段階で前記の洗濯機側から終了許可が要求される
    と、前記サービス提供部が洗濯情報を収集し、正常作業
    の完了であるかどうかを判断して該洗濯機側に終了可否
    を指示する第4段階と、 該第4段階の指示によって前記洗濯機側の洗濯作業に対
    する終了可否が決定され、終了時、つぎの洗濯作業まで
    待機状態となる第5段階と、を含むことを特徴とする洗
    濯用通信制御システムの運転方法。
  10. 【請求項10】 前記第2段階で、前記洗濯機の使用が
    許可されなかった場合には、該洗濯機で使用者固有識別
    文字を再入力した後、再び使用可否を要求する再入力段
    階と、該再入力段階を数回繰り返した結果、使用が許可
    されなかった場合、前記サービス提供部が使用不可情報
    を前記洗濯機に伝送する使用不可段階とを含むことを特
    徴とする請求項9に記載の洗濯用通信制御システムの運
    転方法。
  11. 【請求項11】 前記第4段階で、前記サービス提供部
    は洗濯進行情報を検索して正常終了が確認されると、前
    記洗濯機に洗濯終了を許可するとともに該洗濯機使用に
    対する料金精算を表示することを特徴とする請求項9に
    記載の洗濯用通信制御システムの運転方法。
  12. 【請求項12】 前記第5段階で、洗濯作業に対する終
    了許可が決定されると、つぎの洗濯作業前まで節電モー
    ドに入り、待機動作を行う段階と、洗濯作業に対する終
    了不可が決定されると、前記洗濯機のドアが閉鎖された
    状態で洗濯作業の終了可否を前記サービス提供部に問い
    合わせる段階とを含むことを特徴とする請求項9に記載
    の洗濯用通信制御システムの運転方法。
  13. 【請求項13】 洗濯機の使用に対する許可及び洗濯動
    作に関する各種制御機能を果たすサービス提供部に通信
    手段を介して連結され、固有の識別文字が割り当てられ
    た前記洗濯機別に区分検知部により使用目的によってそ
    れぞれ違う区分信号を生成して出力する第1段階と、 前記サービス提供部が前記洗濯機に特定のサービスを提
    供するため、前記区分検知部から区分検知信号を受けて
    該洗濯機の使用目的を確認する第2段階と、 該第2段階で該洗濯機の使用目的が確認されると、その
    確認結果によって前記サービス提供部がサービス内容を
    決定し、該洗濯機に対して前記通信手段を介して該サー
    ビス内容に関する情報を送受信する機能を果たす第3段
    階と、を含むことを特徴とする洗濯用通信制御システム
    の運転方法。
  14. 【請求項14】 前記第3段階で、前記洗濯機の使用目
    的が家庭用である場合、当該洗濯機から洗濯の進行/状
    態情報を受けるとともに、使用者別固有識別文字が入力
    されると、該情報によって各種のサービス情報を送受信
    し、該洗濯機の使用目的が営業用である場合、使用者別
    固有識別文字が入力されると、該洗濯機の使用/終了許
    可情報を判断し、該判断の結果によって該洗濯機の各種
    動作を制御することを特徴とする請求項13に記載の洗
    濯用通信制御システムの運転方法。
  15. 【請求項15】 洗濯機の使用に対する許可及び洗濯動
    作に関する各種制御機能を果たすサービス提供部に通信
    手段を介して連結され、固有の識別文字が割り当てられ
    た前記洗濯機で該洗濯機の内部の各センサ及び駆動部品
    に対する異常の有無を検知して、異常判定の場合、故障
    制御信号を生成して出力する第1段階と、 前記サービス提供部が該第1段階の該故障制御信号を受
    けて故障類型を判別し自家修理/出張修理を判断する第
    2段階と、 該第2段階の判断結果が自家修理であると判断される場
    合、修理情報を前記洗濯機側に発信し、該判断結果が前
    記サービス提供部側の出張修理であると判断される場
    合、前記洗濯機に動作不能の情報を発信する第3段階
    と、を含むことを特徴とする洗濯用通信制御システムの
    運転方法。
  16. 【請求項16】 前記第3段階で、自家修理であると判
    断される場合、前記洗濯機の表示部に前記修理情報が出
    力され、該修理情報により該自家修理を進行させる段階
    と、該自家修理を進行させる段階で該自家修理が完了し
    た後、該洗濯機の再動作時、該洗濯機内部の各センサ及
    び駆動部品に対して異常が検知されるかどうかを判別す
    る段階とを含むことを特徴とする請求項15に記載の洗
    濯用通信制御システムの運転方法。
  17. 【請求項17】 前記第3段階で、前記サービス提供部
    側の出張修理であると判断される場合、該サービス提供
    部から当該洗濯機に近接した位置の該出張修理のための
    サービス提供先の電話番号及び所要情報を該洗濯機に発
    信することを特徴とする請求項15に記載の洗濯用通信
    制御システムの運転方法。
  18. 【請求項18】 洗濯機の使用に対する許可及び洗濯機
    の動作に関する各種制御機能を果たすサービス提供部に
    通信網を介して洗濯制御情報を送受信する洗濯機制御部
    が、不特定使用者により前記洗濯機のキー入力部に設け
    られたキー操作が行われると、該洗濯機の駆動開始を指
    示する第1段階と、 該第1段階により該洗濯機が駆動されると、前記洗濯機
    制御部は洗濯時に必要な制御入力変数を検知し、該検知
    された制御入力変数によって洗濯制御工程を行う第2段
    階と、 該第2段階で前記洗濯制御工程が完了すると、前記洗濯
    機制御部は前記洗濯機の動作進行の内訳を前記サービス
    提供部に伝送することにより、該サービス提供部は該洗
    濯機の運転の動作進行状況の内訳を受け付け、以前の該
    洗濯機の使用履歴に現在の使用履歴を累積して格納する
    第3段階と、 該第3段階により、前記サービス提供部が前記洗濯機の
    使用時間帯別、使用回数別に適正サービスを区分して該
    洗濯機に提供する第4段階と、を含むことを特徴とする
    洗濯用通信制御システムの運転方法。
  19. 【請求項19】 通信網を通して伝達される外部の遠隔
    制御情報によって洗濯使用許可及び制御機能に対する情
    報を受け取り、該情報によって動作しながら該洗濯機の
    運転の動作内容に対する情報を取り出して外部に送信す
    る遠隔制御用洗濯機と、少なくとも一台以上の該洗濯機
    に対し通信手段を介して送受信して該洗濯機の使用及び
    機能変更の可否を決定し、前記遠隔制御用洗濯機の運転
    の前記の動作内容情報を受信して、使用のための点検、
    故障診断及び機能変更に対する各種制御機能を果たすサ
    ービス提供部と、の間の初期化課程を行う第1段階と、 前記洗濯機の特定機能に対する新規プログラム及び各種
    サービス情報のダウンロード要求に際し、前記サービス
    提供部で該プログラム及び情報を検索して該洗濯機に伝
    送する第2段階と、 該第2段階で伝送された前記プログラム及び情報によっ
    て既設定された前記洗濯機のプログラムが変更され、最
    適の洗濯工程の制御変数を算出して洗濯作業を進行する
    第3段階とを含むことを特徴とする洗濯用通信制御シス
    テムの運転方法。
  20. 【請求項20】 前記第2段階で、天気、時間、季節な
    どのサービス情報を前記サービス提供部で各種の情報提
    供機関から検索して前記洗濯機に伝送することを特徴と
    する請求項19に記載の洗濯用通信制御システムの運転
    方法。
  21. 【請求項21】 前記第3段階で、伝送された前記サー
    ビス情報によって既設定された洗濯工程の制御変数を現
    在の洗濯作業時の周囲の環境条件によって変更して最適
    の洗濯工程を算出することを特徴とする請求項19又は
    20に記載の洗濯用通信制御システムの運転方法。
JP2001096900A 2000-03-29 2001-03-29 洗濯用通信制御システム及び運転方法 Pending JP2001334095A (ja)

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