JP2001333997A - 運動ピッチ計 - Google Patents

運動ピッチ計

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JP2001333997A
JP2001333997A JP2000156976A JP2000156976A JP2001333997A JP 2001333997 A JP2001333997 A JP 2001333997A JP 2000156976 A JP2000156976 A JP 2000156976A JP 2000156976 A JP2000156976 A JP 2000156976A JP 2001333997 A JP2001333997 A JP 2001333997A
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JP
Japan
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main body
ear
exercise
auricle
meter according
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Withdrawn
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JP2000156976A
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English (en)
Inventor
Akihiro Mizuuchi
明広 水内
Koichi Okada
浩一 岡田
Takeshi Yuasa
毅 湯浅
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピッチ
音を聞くことができ、運動の邪魔にならないように装着
できるようにする。 【解決手段】 外部から操作可能な操作部16と運動ピ
ッチを指示するピッチ音発生部20とを有する本体部1
2、及び本体部12に設けられ、本体部12を耳介に保
持するための耳装着保持部18を備えている。この耳装
着保持部18は、本体部12の背面に配設されると共
に、耳介に装着したときに耳介に対し密着させる方向の
弾性を有する耳装着部183を備えており、本体部12
と耳装着部183との間で耳介が挟み込まれることで本
体部12が耳介に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョギングやラン
ニング等の運動を行う者に対して歩行ピッチや走行ピッ
チ等の所定のピッチ指示を与える運動ピッチ計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運動ピッチ計として、図
22に示すように、本体部301をバンド302によっ
て運動者Mの手首に巻き付け、その本体部301に配設
されているスピーカから所定の時間間隔で出力される運
動ピッチ音を聞いて運動を行う腕時計タイプのもの、あ
るいは、図23に示すように、腰のベルト等に本体部3
03を取り付けると共に、この本体部303から引き出
されたイヤホーン304を運動者Mの耳に装着し、その
イヤホーン304から所定の時間間隔で出力される運動
ピッチ音を聞いて運動を行うコントローラ付イヤホーン
タイプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記腕
時計タイプのものでは、運動者Mの手首に取り付けた本
体部301のスピーカから運動ピッチ音が出力されてい
ても、周囲の騒音が大きいときには運動ピッチ音が聞こ
え難くなったり、運動するときに手を振ることから音が
移動して聞きずらくなったりする等の問題があった。
【0004】また、上記コントローラ付イヤホーンタイ
プのものでは、イヤホーン304のコードが運動者Mの
腕に引っかかって運動の邪魔になったり、腕がコードに
引っかかってイヤホーン304が耳から外れてしまった
りするという問題があった。
【0005】また、このコントローラ付イヤホーンタイ
プのものを無線方式にしてコードレス化することも可能
ではあるが、この場合は周囲環境の影響を受けて雑音が
入ったり、電波が途切れて運動ピッチ音が正確に聞こえ
なくなる等の懸念がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピッチ
音を聞くことができ、しかも運動の邪魔にならないよう
に装着できるようにした運動ピッチ計を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、本体部と、この本体部に設けら
れ、当該本体部を保持するべく耳部に装着可能な構造を
有する耳装着保持部とを備え、前記本体部には、外部か
ら操作可能な操作部と、運動ピッチを指示するピッチ音
発生部とを備えてなることを特徴としている。
【0008】この構成によれば、運動者は、耳装着保持
部を耳部に係止させることにより本体部を直接耳部に保
持させることができる。このため、周囲環境の影響を受
けずに確実に運動ピッチ音を聞くことができ、しかも運
動の邪魔にならないように装着することができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記耳装着保持部には、前記本体部の背
面側に配設されると共に、耳介に装着したときに耳介に
対し密着させる方向の弾性を有する耳装着部を備えてい
ることを特徴としている。
【0010】この構成によれば、耳装着部の弾性により
耳装着部が耳介に密着され、本体部が確実に耳介に保持
される。このため、本体部の耳穴方向への密着性も良好
になって周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピッチ音
を聞くことができ、運動の邪魔にならないように装着す
ることができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、前記本体部に対する接
離方向に移動可能に取り付けられると共に、付勢手段に
より前記本体部側への付勢力が付与されていることを特
徴としている。
【0012】この構成によれば、本体部と耳装着部とで
耳介が挟み込まれ、耳介の厚みの異なる運動者に対して
も本体部が確実に耳介に保持される。このため、確実に
運動ピッチ音を聞くことができ、運動の邪魔にならない
ように装着することが可能になる。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
に係るものにおいて、前記耳装着部は、耳介に装着した
ときの耳介の付け根部に対する方向に沿う面部分に孔が
形成されてなることを特徴としている。
【0014】この構成によれば、耳装着部を耳介に装着
したとき、その耳装着部に弾性が形成されることから耳
装着部が耳介に優しくフィットした状態で装着されるこ
とになる。このため、運動ピッチ音が良好に聞こえ、運
動ピッチ音に合わせて適確に運動を行うことができる。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項2に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、耳介に対向する側が当
該耳介の付け根部の形状に沿った形状にされてなること
を特徴としている。
【0016】この構成によれば、耳装着部が耳介にフィ
ットした状態で装着されることになる。このため、確実
に運動ピッチ音を聞くことができ、その運動ピッチ音に
合わせて適確に運動を行うことができる。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、そのサイズを可変にす
る構造を有していることを特徴としている。
【0018】この構成によれば、運動者の耳介の大きさ
が異なる場合でも、耳装着部のサイズを変えることで耳
装着部が耳介にフィットした状態で装着されることにな
る。このため、運動ピッチ音を正確に聞くことができ、
運動ピッチ音に合わせて運動を行うことができる。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項6に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、前記本体部に対し着脱
可能に構成されてなることを特徴としている。
【0020】この構成によれば、運動者の耳介のサイズ
が異なる場合でも、耳装着部を運動者の耳介(例えば、
大人や子供の耳介、男性や女性の耳介等)に合ったサイ
ズのものに変えることができる。このため、耳装着部が
耳介にフィットした状態で装着され、運動ピッチ音が確
実に聞こえて適格に運動を行うことができる。
【0021】また、請求項8の発明は、請求項6に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、サイズを可変にする延
長部を備えてなることを特徴としている。
【0022】この構成によれば、運動者の耳介のサイズ
が異なる場合でも、延長部の長さを変えるだけで耳装着
部を運動者の耳介に合ったサイズに調節することができ
る。このため、耳装着部が耳介にフィットした状態で装
着され、運動ピッチ音が確実に聞こえて適格に運動を行
うことができる。
【0023】また、請求項9の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記耳装着部は、弾性を有する材料で構
成されてなることを特徴としている。
【0024】この構成によれば、耳装着部の弾性により
耳装着部が耳介に優しくフィットした状態で装着される
ことになる。このため、運動ピッチ音が良好に聞こえ、
長時間であっても運動ピッチ音に合わせて適確に運動を
行うことができる。
【0025】また、請求項10の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記耳装着保持部は、左右のいずれか
一方の耳介に選択的に装着可能に構成されてなることを
特徴としている。
【0026】この構成によれば、左右のいずれの耳介に
も装着可能になるため、運動者のピッチ音の聞きやすい
方の耳介に合わせて装着できるようになる。このため、
運動ピッチ音を良好に聞くことができ、適確に運動を行
うことができる。
【0027】また、請求項11の発明は、請求項10に
係るものにおいて、前記本体部を正面視したときの当該
本体部の左右両側の位置にそれぞれ係合部が形成され、
前記耳装着保持部はその一端が前記係合部のいずれか一
方に係脱可能に係合されるようにしたことを特徴として
いる。
【0028】この構成によれば、運動者のピッチ音の聞
きやすい方の耳介に装着できるように耳装着保持部を本
体部に取り付けることができる。このため、運動ピッチ
音を良好に聞くことができ、適確に運動を行うことがで
きる。
【0029】また、請求項12の発明は、請求項10に
係るものにおいて、前記本体部の側部適所に係合部が形
成され、前記耳装着保持部はその一端が前記係合部に軸
回りに回転可能に係合されてなることを特徴としてい
る。
【0030】この構成によれば、運動者のピッチ音の聞
きやすい方の耳介に装着できるように耳装着保持部を本
体部に対し回転移動させることができる。このため、運
動ピッチ音を良好に聞くことができ、適確に運動を行う
ことができる。
【0031】また、請求項13の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記耳装着保持部は、耳介に係止され
た眼鏡の蔓に装着可能に構成されてなることを特徴とし
ている。
【0032】この構成によれば、眼鏡を使用している運
動者であっても耳装着保持部を良好に耳介に装着するこ
とができる。このため、運動ピッチ音を良好に聞くこと
ができ、その運動ピッチ音に合わせて適確に運動を行う
ことができる。
【0033】また、請求項14の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記耳装着保持部は、耳穴に挿入する
ことにより前記本体部を耳穴で保持させる耳穴装着部か
らなることを特徴としている。
【0034】この構成によれば、耳穴装着部を耳穴に挿
入することにより本体部を耳部に保持することができ
る。このため、周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピ
ッチ音を聞くことができ、運動の邪魔にならないように
装着することができる。
【0035】また、請求項15の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記操作部には電源スイッチを備え、
この電源スイッチの操作性を低下させる規制構造を有し
てなることを特徴としている。
【0036】この構成によれば、電源スイッチを操作し
難い位置に配設したり、操作無効手段を設けたりするこ
と(すなわち、規制構造を有すること)により、装着中
にピッチ調整を行うとき等に電源スイッチを誤操作する
ことが効果的に阻止される。このため、電源スイッチの
誤操作で運動が中断されたり、記憶手段に記憶されてい
る消費カロリー等の運動情報が消失したりすることを効
果的に防止することができる。
【0037】また、請求項16の発明は、請求項15に
係るものにおいて、前記本体部には当該本体部の一部を
覆う開閉自在のカバーを備え、前記電源スイッチは前記
カバーで覆われる本体部に配設されてなることを特徴と
している。
【0038】この構成によれば、カバーを開けないと電
源スイッチを操作することができないため、装着中にピ
ッチ調整を行うとき等に電源スイッチを誤操作すること
が効果的に阻止される。このため、運動が中断された
り、記憶手段に記憶されている消費カロリー等の運動情
報が消失したりすることを効果的に防止することができ
る。
【0039】また、請求項17の発明は、請求項15に
係るものにおいて、前記本体部には当該本体部の一部を
覆う開閉自在のカバーを備え、このカバーを閉じたとき
に前記電源スイッチの操作を無効にする操作無効手段を
備えたことを特徴としている。
【0040】この構成によれば、カバーを閉じたときに
操作無効手段によって電源スイッチの操作が無効にされ
るため、ピッチ調整を行うとき等に電源スイッチを誤操
作することが効果的に阻止される。このため、長時間で
あっても運動を適確に実行することができる。
【0041】また、請求項18の発明は、請求項15に
係るものにおいて、前記電源スイッチは、そのノブを凹
部内に配設するようにしたことを特徴としている。
【0042】この構成によれば、電源スイッチのノブの
操作が行い難いため、誤って電源スイッチを操作するこ
とが効果的に阻止される。このため、運動を適確に継続
することができる。
【0043】また、請求項19の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記操作部には耳介への装着中に操作
可能な操作スイッチを備え、この操作スイッチは前記本
体部の周縁に配設されてなることを特徴としている。
【0044】この構成によれば、本体部を親指や中指等
で挟み込むことで操作スイッチの操作が可能になるた
め、片手でスイッチ操作が可能になって操作性が向上さ
れる。このため、運動中であっても容易にスイッチ操作
ができ、適確な運動を実行することができる。
【0045】また、請求項20の発明は、請求項19に
係るものにおいて、前記操作スイッチは、前記本体部を
耳介に保持したときの当該本体部の耳介後方側に配設さ
れてなることを特徴としている。
【0046】この構成によれば、本体部を親指や中指等
で挟み込むことで自然な姿勢で操作スイッチの操作が可
能になるため、より操作性が向上される。このため、運
動中であっても簡単にスイッチ操作ができ、適確な運動
を実行することができる。
【0047】また、請求項21の発明は、請求項19又
は20に係るものにおいて、前記操作スイッチは複数の
スイッチを有してなり、それらが触覚により識別可能な
形状を有していることを特徴としている。
【0048】この構成によれば、指先等の触覚でスイッ
チの種類を識別することができる。このため、運動中で
あっても必要なスイッチを選択して容易にスイッチ操作
を行うことができ、適確に運動を実行することができ
る。
【0049】また、請求項22の発明は、請求項1に係
るものにおいて、前記ピッチ音発生部は、前記本体部を
耳介に保持したときの耳穴に対応する位置に配設されて
なることを特徴としている。
【0050】この構成によれば、周囲環境の影響を受け
ずに確実に運動ピッチ音を聞くことができる。このた
め、長時間であっても運動ピッチ音に合わせて適確に運
動を行うことができる。
【0051】また、請求項23の発明は、請求項22に
係るものにおいて、前記本体部の内部に駆動電源となる
電池を備え、この電池は前記ピッチ音発生部と前記本体
部の厚み方向に重ならない位置に配設されてなることを
特徴としている。
【0052】この構成によれば、本体部の薄形化が促進
される。このため、全体の小型化が可能になって無理な
く耳介に装着することができる。
【0053】また、請求項24の発明は、請求項23に
係るものにおいて、前記電池は、前記本体部を耳介に保
持したときの当該本体部の下部に配設されてなることを
特徴としている。
【0054】この構成によれば、装着時における本体部
の重心が本体部の下部に存在することになる。このた
め、本体部を安定して耳介に装着することができ、長時
間であっても運動ピッチ音に合わせて適確に運動を行う
ことができる。
【0055】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る運動ピッチ計の外観構成を示す図であり、(a)は正
面前方から見た斜視図、(b)は背面前方から見た斜視
図、(c)は前方から見た側面図である。これらの図に
おいて、運動ピッチ計10は、本体部12と、本体部1
2の正面中央部に配設された液晶ディスプレイ等からな
る表示部14と、本体部12の正面及び周縁に配設され
た操作部16と、一端が本体部12の側部に取り付けら
れ、本体部12の背面側に延びるように形成された耳装
着保持部18と、本体部12の背面側からピッチ音(運
動ピッチ音)が出力されるようにしたピッチ音発生部2
0とを備えている。
【0056】本体部12は、合成樹脂や金属等の適宜の
材料で円盤形状に構成され、厚み方向後側に位置する大
径部121a及び厚み方向前側に位置する小径部121
bからなる筐体121を備えている。この本体部12に
は、表示部14及び操作部16が配設された正面中央領
域を覆うカバー122が配設されると共に、内部に後述
するピッチ音発生回路部30が収納されている。カバー
122は、上端部の左右両側に配設された一対の支持軸
122a,122bに回転自在に取り付けられると共
に、下端部の図略のフック部に係合されて閉じた状態が
維持されるようになっている。また、下端部には、カバ
ー122のフック部における係合を解除する解除ボタン
123が設けられており、この解除ボタン124を押圧
することでカバー122を開けることができるようにな
っている。また、本体部12の大径部121aには、背
面側を覆うようにスポンジ状の耳当てカバー124が設
けられている。
【0057】表示部14は、設定された運動ピッチ数、
運動による消費カロリー、運動時間等の各種の運動情報
を択一的に表示するものであり、その表示面141が本
体部12の表面に露出するようにして本体部12の内部
に配設されている。
【0058】操作部16は、駆動電源を供給又は遮断す
る電源スイッチ161、表示部14に表示される各種情
報の表示切換え(表示モードの切換え)を行う表示切換
スイッチ162、ピッチ音の出力の開始又は停止を行う
ピッチ音スイッチ163、単位時間当たりのピッチ数を
アップさせる第1設定スイッチ164、単位時間当たり
のピッチ数をダウンさせる第2設定スイッチ165、及
び、運動による消費カロリーを音声で報知する報知スイ
ッチ166を備えている。なお、図示のように、電源ス
イッチ161及び表示切換スイッチ162は、カバー1
22で覆われた本体部12の正面に配設されると共に、
ピッチ音スイッチ163、第1設定スイッチ164、第
2設定スイッチ165及び報知スイッチ166は、本体
部12(詳しくは小径部121b)の周縁に配設されて
いる。
【0059】耳装着保持部18は、合成樹脂等の弾力性
を有する材料で構成され、運動者の耳介(耳部)に引っ
掛けて装着することにより本体部12を耳介に保持させ
るものであり、本体部12(詳しくは小径部121b)
の側部から突出されて本体部12の背面側に引き出され
ると共に、背面側に位置する部分が内側に湾曲されてな
るものである。
【0060】すなわち、この耳装着保持部18は、本体
部12(詳しくは小径部121b)の上部側面に形成さ
れた保持部123に装着されて本体部12の正面視左右
方向に延びる基部181と、この基部181に対し略直
角に屈曲されて本体部12の厚み方向に延びる幅部18
2と、この幅部182に対し略直角に屈曲されて本体部
12の背面側に沿って延びる耳装着部183とから構成
されている。
【0061】一方、本体部12に形成された保持部12
3には、耳装着保持部18の基部181の先端が軸回り
に回転可能に挿入される装着孔123aが形成されてお
り、この装着孔123a内には、一端が保持部123の
内壁に固定されたねじりコイルばね123bが収納され
ている。耳装着保持部18は、その基部181の先端が
保持部123の装着孔123aに軸回りに回転可能に挿
入されると共に、ねじりコイルばね123bの内径部に
挿入され、ねじりコイルばね123bの他端が基部18
1に固定されることにより抜け止めされた状態で保持部
123に保持されている。
【0062】このように保持部123に保持された耳装
着保持部18は、何らの力が作用しないときには図示の
基準位置に位置しているが、例えば、図1(c)に示す
ように、耳装着部183に本体部12から離反させる方
向の力であるX方向の力が作用すると、ねじりコイルば
ね123bが広げられることにより生成される付勢力に
抗して基部181が軸回りに回転し、耳装着部183が
本体部12から離反することになる。一方、耳装着部1
83に対するX方向の力が解除されると、ねじりコイル
ばね123bに生成されている付勢力により基部181
が軸回りに逆方向に回転し、耳装着部183は基準位置
に復帰することになる。
【0063】耳装着部183が基準位置にあるときの本
体部12と耳装着部183との間隔dは、例えば、耳介
の厚みよりも若干狭くなるような値に設定され、耳介に
装着したときに本体部12と耳装着部183とで耳介を
弾性的に挟み込むことで本体部12を耳介に確実に保持
し得るようになっている。
【0064】また、耳装着部183は、その内側である
耳介に対向する側が耳介の付け根部の形状に沿った形状
にされると共に、耳介に装着したときの耳介の付け根部
に対する方向に沿う平面内に位置する面部分に貫通孔1
83aが形成されている。この貫通孔183aは、耳装
着部183の広い領域に亘って形成されたものである。
このように、耳装着部183の内側が耳介の付け根部の
形状に沿った形状にされていることにより、耳介に対す
るフィット性に優れたものとなり本体部12が確実に耳
介に保持されることになる。また、耳装着部183に貫
通孔183aが形成されていることにより、耳装着部1
83を耳介に装着したときに耳介方向に対する弾性が形
成される結果、耳介に対するフィット性により優れたも
のとなり本体部12がより確実に耳介に保持されること
になる。
【0065】ピッチ音発生部20は、圧電スピーカ等の
小型のスピーカで構成されたものであり、複数の小孔2
01が形成された本体部12の内面に取り付けられ、出
力されたピッチ音が小孔201から外部に放出されるよ
うになっている。また、このピッチ音発生部20は、本
体部12を耳介に保持させたとき、耳穴に対応する位置
に配設されている。これにより、外部の騒音が大きい場
合でも、運動者は良好にピッチ音を聞くことができる。
【0066】図2は、ピッチ音を発生させるためのピッ
チ音発生回路部30を概略的に示すブロック図である。
このピッチ音発生回路部30は、制御部32に表示部1
4及び操作部16が接続される一方、制御部32にピッ
チ音生成部34が接続され、このピッチ音生成部34に
増幅回路部36を介してピッチ音発生部20が接続され
ている。また、制御部32には、電気的にデータの書き
換え可能なEEPROM等の記憶手段38が接続され、
これにより運動を行った日毎の運動時間や消費カロリー
等の必要な運動情報が記録されるようになっており、こ
の記録された運動情報が必要に応じて読み出し可能にな
っている。
【0067】なお、制御部32は、演算処理を行うCP
U、所定のデータやプログラムが記憶されているRO
M、及び処理データを一時的に記憶するRAMから構成
されている。また、制御部32には、音声ROM等の音
声記憶手段が接続されており、報知スイッチ166が操
作されたときにその時点での消費カロリーに対応した合
成音声が音声記憶手段から読み出され、その合成音声が
ピッチ音発生部20から出力されるようになっている
が、図示を省略している。
【0068】このように構成された運動ピッチ計10
は、例えば、次のようにして使用される。まず、図3に
示すように、カバー122を開いて電源スイッチ161
をオンにし、第1設定スイッチ164又は第2設定スイ
ッチ165を操作してピッチ数を所定の値に設定する。
このとき、表示切換スイッチ166を操作して表示部1
4の表示面141に設定ピッチ数が表示されるようにし
ておく。
【0069】所定のピッチ数の設定が完了すると、カバ
ー122を閉じた後に本体部12と耳装着部183との
間隔をねじりコイルばね123bによる付勢力に抗して
広げることにより、耳装着部183を図4に示すように
耳介ERに引っ掛け、本体部12を耳介ERに保持させ
る。このとき、耳装着部183がねじりコイルばね12
3bによる付勢力(弾性力)で耳介ERに密着すると共
に、耳介ERの付け根部TNにフィットすることにより
本体部12が確実に耳介ERに保持されることになる。
そして、本体部12を耳介ERに保持した状態で、ピッ
チ音スイッチ163をオンすることによりピッチ音をピ
ッチ音発生部20から出力させ、そのピッチ音に合わせ
てジョギングやランニング等を実行する。
【0070】また、運動途中でピッチ音の間隔を変更し
たいときには、本体部12を耳介に装着したままで(勿
論、耳介から取り外してもよい。)第1設定スイッチ1
64又は第2設定スイッチ165を操作すればよい。所
定の時間が経過して運動が終了すると、本体部12を耳
介から取り外してカバー122を開き、表示切換スイッ
チ162を操作することで表示部14に表示される消費
カロリーや運動時間等の運動情報を順次確認することが
できる。
【0071】また、報知スイッチ166を操作すると、
ピッチ音発生部20から合成音声で現時点での消費カロ
リーが報知されるようになっている。このため、本体部
12を耳介に保持したままで運動途中の現時点での消費
カロリーを確認することができる。また、報知スイッチ
166を操作することで、合成音声と同時に表示部14
にも現時点での消費カロリーが表示されるようになって
いるので、本体部12を耳介から取り外した状態で報知
スイッチ166を操作するようにしてもよい。
【0072】なお、耳装着保持部18は、エラストマ
ー、シリコンゴム等の柔軟性を有する材料で構成するよ
うにしてもよい。また、基部181及び幅部182を合
成樹脂で構成し、耳装着部183のみをシリコンゴム等
の柔軟性を有する材料で構成することもできる。このよ
うに、少なくとも耳装着部183をシリコンゴム等の柔
軟性を有する材料で構成すると、耳介の付け根部の形状
に個人差があっても、耳装着部183の内側部分(耳介
側部分)が付け根部に沿って変形し易くなり、全体を合
成樹脂で構成する場合に比べてさらにフィット性に優れ
たものになる。
【0073】また、耳装着部183の大きな貫通孔18
3aに代え、図5に示すように、広範な領域に小径の複
数の貫通孔183bを形成するようにしてもよい。この
ようにした場合でも、耳装着部183を耳介に装着した
ときに耳介方向に対する弾性が形成される結果、フィッ
ト性に優れたものとなり本体部12が確実に耳介に保持
されることになる。
【0074】このように、耳装着部183に貫通孔18
3aや貫通孔183bを形成した場合には、貫通孔18
3aを形成した場合を例示する図6(a)のように、携
帯電話機等に使用されるのと同様のストラップ19の一
端を貫通孔183aに結び付け、他端にクリップ等の挟
み込み部材19aを取り付けるようにすることができ
る。このようにストラップ19を設けた場合には、例え
ば、図6(b)に示すように、運動ピッチ計10を耳介
に装着し、ストラップ19の他端の挟み込み部材19a
を衣服のポケットPに挟み込むことにより、運動ピッチ
計10が運動中に耳介から外れたとしても地面への落下
を効果的に阻止することができる。
【0075】さらに、耳装着保持部18は、基部181
の先端を保持部123に回転可能に取り付けず、保持部
123に回転不能に取り付けるようにしたものでもよ
い。このようにした場合でも、耳装着保持部18の構成
材料の有する弾性で耳介に密着させた状態で本体部12
を保持することが可能である。
【0076】また、図1に示す運動ピッチ計10では、
使用中に操作が必要な場合が生じる第1設定スイッチ1
64、第2設定スイッチ165及び報知スイッチ166
が本体部12の周縁に設けられているので、耳介に保持
した本体部12のスイッチ部分を指で前後方向に押圧す
ることにより操作することができる結果、操作性が大き
く向上する。すなわち、第1設定スイッチ164、第2
設定スイッチ165及び報知スイッチ166が本体部1
2の正面側に設けられていて耳介側に押圧する力を作用
させる必要がある場合には、本体部12がふらついて操
作しにくくなるだけでなく、耳が痛くなるという事態が
生じるが、本体部12の周縁に設けられている場合では
そのような事態は生じることがない。
【0077】また、図1に示す運動ピッチ計10は、右
側の耳介に装着するように構成されたものであり、第1
設定スイッチ164、第2設定スイッチ165及び報知
スイッチ166が耳介後方側になるように配設されてい
ることから、耳介に保持した本体部12のスイッチ部分
を親指で前方向に押圧することにより操作することがで
きる結果、自然な状態でスイッチ操作ができることにな
り、第1設定スイッチ164、第2設定スイッチ165
及び報知スイッチ166が本体部12の耳介前方側に配
設されている場合に比べて操作性がより向上する。
【0078】さらに、図7(a),(b)に示すよう
に、第1設定スイッチ164及び第2設定スイッチ16
5のノブの上面に互いに反対方向の矢印形状の突起部1
64a,165aを形成すると共に、報知スイッチ16
6の上面に円形状の突起部166aを形成しておくと、
指の触覚でスイッチの種類を識別することができること
になる結果、本体部12を耳介に保持した使用中におい
ても容易にスイッチ操作を行うことができるようにな
る。なお、突起部164a,165a,166aは、文
字、数字、符号等であってもよく、突起部に代えて陥没
部としてもよい。また、ノブの形状を変えるようにする
等、触覚で識別し得るものであれば如何なる構成であっ
てもよい。
【0079】図8は、本発明の他の実施形態に係る運動
ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示す耳装着保持部
18の耳装着部183を着脱可能に取り付けるようにし
たものである。なお、以下に述べるものも含めて、図1
に示すものと同一の構成部材については同一の符号を付
しており、これにより詳細な説明を省略している。ま
た、図は発明の特徴部分のみを説明するものであるた
め、特徴部分以外の構成については詳細な図示を省略し
ている。
【0080】この図8に示す運動ピッチ計10Aは、正
面視した本体部12の上部における側部に保持部18a
を形成しておき、この保持部18aにサイズの異なる耳
装着部183c,183dを選択的に装着するようにし
たものである。例えば、耳介の大きな運動者(例えば、
大人)にはサイズの大きい耳装着部183cを用い、耳
介の小さな運動者(例えば、子供)にはサイズの小さい
耳装着部183dを用いるようにする。
【0081】これらの耳装着部183c,183dの保
持部18aへの装着は、図8では圧入により行うように
しているが、例えば図9(a)に示すようなネジ止め式
によるものや、図9(b)に示すようなフック式による
ものでもよい。図9(a)に示すようなネジ止め式の場
合は、いずれか一方を雄ネジとし、他方を雌ネジにすれ
ばよい。また、図9(b)に示すようなフック式の場合
は、例えば、次のような構成とすることができる。
【0082】すなわち、耳装着部183c,183dの
先端に周面に突出する鉤部183e,183fを設けて
おくと共に、この鉤部183e,183fをコイルばね
183gによる付勢力により外周に突出された突起部1
83h,183jを押圧することにより内部に陥没する
ようにしておく。また、保持部18aの内周面には、鉤
部183e,183fが嵌合される係合凹部18b,1
8cを設けておく。
【0083】このように構成しておくことで、耳装着部
183c,183dの先端を保持部18aに挿入したと
き、鉤部183e,183fが係合凹部18b,18c
に係合され、耳装着部183c,183dが保持部18
aに抜け止め状に装着されることになる。一方、突起部
183h,183jを押圧すると、鉤部183e,18
3fが陥没することにより係合凹部18b,18cとの
係合が解除され、耳装着部183c,183dの先端を
保持部18aから離脱させることが可能となる。
【0084】なお、図8に示すものでは、保持部18a
と耳装着部183c,183dとで耳装着保持部が構成
される。また、耳装着部183c,183dは、例え
ば、合成樹脂等の弾性を有する材料や、エラストマー、
シリコンゴム等の柔軟性を有する材料で構成されると共
に、耳介の付け根部に沿った形状に構成されている。ま
た、耳装着部のサイズの種類は、3種以上としてもよ
い。また、図1に示す耳装着保持部18を幅部182と
耳装着部183との境界部で分離し、幅部182側に保
持部18aと同様の保持部を設けておき、この保持部に
サイズの異なる耳装着部183を装着するような構成す
ることも可能である。
【0085】このように構成した運動ピッチ計10Aで
は、大人や子供のように極端に耳介のサイズが異なるよ
うな場合でも、運動者の耳介の大きさに応じた耳装着部
を用いることができることから本体部12を常に耳介に
安定して保持させることができることになる。
【0086】また、図10は、本発明のさらに他の実施
形態に係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示
す耳装着保持部18の耳装着部183の先端部にスライ
ド可能な延長部183kを設けたものである。
【0087】この図10に示す運動ピッチ計10Bは、
耳装着部183に形成されている貫通孔183aの先端
側内周面にねじ状の凹凸部183mを形成すると共に、
外周面にねじ状の凹凸部183nが形成された延長部
(延長部材)183kを凹凸部183m,183n同士
が互いに嵌合するようにして耳装着部183に取り付け
たものである。
【0088】この延長部183kは、例えば、合成樹脂
等の弾性を有する材料や、エラストマー、シリコンゴム
等の柔軟性を有する材料で構成されると共に耳介の付け
根部に沿った形状に構成され、耳装着部183側に押圧
したり、反対側に引っ張ったりすることで凹凸部183
m,183n同士の嵌合位置が変更されることでスライ
ド調節され、耳装着部183から突出する部分の長さが
可変されることになる。
【0089】なお、貫通孔183aの先端側内周面と延
長部183kの外周面とにねじ部を形成しておき、この
ねじ部同士を螺合させて延長部183kを耳装着部18
3に取り付けるようにしてもよい。この場合は、延長部
183kを軸回りに回転させることで延長部183kの
耳装着部183から突出する部分の長さが可変されるこ
とになる。
【0090】このように構成した運動ピッチ計10Bで
は、運動者によって耳介のサイズが多少異なる場合で
も、耳介の大きさに応じて延長部183kの位置を調節
することによりフィット性を改善することができ、本体
部12を耳介に安定して保持させることができるように
なる。
【0091】図11は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示す耳装
着保持部18の本体部12に対する取付位置を変更可能
に構成することにより、本体部12を左右のいずれの耳
介にも保持可能にしたものである。
【0092】この図11に示す運動ピッチ計10Cは、
正面視した本体部12の上部における左右両側の位置に
一対の係合部(保持部)123c,123dを一体に設
け、図1に示す耳装着保持部18と実質的に同様の形状
を有する耳装着保持部18dの先端(図1における基部
181に相当する部分)を、図11(a)に示すよう
に、一方の係合部123cに装着するか、図11(b)
に示すように、他方の係合部123dに装着するかによ
り左右のいずれの耳介にも保持可能にしたものである。
【0093】すなわち、一方の係合部123cに装着し
たときには、例えば、左側の耳介に装着可能となり、他
方の係合部123dに装着したときには、例えば、右側
の耳介に装着可能となる。この耳装着保持部18dは、
合成樹脂等の弾性を有する材料や、エラストマー、シリ
コンゴム等の柔軟性を有する材料等で構成されると共
に、耳介に装着される部分(耳装着部)が耳介の付け根
部に沿った形状に構成されている。
【0094】このように構成した運動ピッチ計10cで
は、左右のどちらの耳介にも装着可能となるので、運動
者によってピッチ音の聞き易い方の耳に合わせて選択的
に耳装着保持部18dを取り付けるようにすればよく、
きわめて利便性に優れたものとなる。
【0095】図12は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示す耳装
着保持部18の本体部12に対する配設位置を変更可能
に構成することにより、本体部12を左右のいずれの耳
介にも保持可能にしたものである。
【0096】この図12に示す運動ピッチ計10Dは、
正面視した本体部12の側部であって、上下方向中央部
の位置に係合部(保持部)123eを一体に設け、図1
に示す耳装着保持部18と実質的に同様の形状を有する
耳装着保持部18eの先端(図1における基部181に
相当する部分)を係合部123eに軸回りに回転可能に
装着したものである。この構成によれば、図12(a)
に示すように、耳装着保持部18eが本体部12の上部
側に位置しているときには、例えば左側の耳介に装着可
能となり、図12(b)に示すように、耳装着保持部1
8eが本体部12の下部側に位置しているときには、例
えば右側の耳介に装着可能となる。
【0097】この耳装着保持部18eは、合成樹脂等の
弾性を有する材料や、エラストマー、シリコンゴム等の
柔軟性を有する材料等で構成されると共に、耳介に装着
される部分(耳装着部)が耳介の付け根部に沿った形状
に構成されている。なお、本体部12における係合部1
23eの位置は、耳装着保持部18eが本体部12の上
部側と下部側とに回転可能であれば、上下方向中央位置
に限らず側部適所に設けられておればよい。
【0098】このように構成した運動ピッチ計10Dで
は、耳装着保持部18eを回転させて本体部12に対す
る位置を変更するだけで左右のどちらの耳介にも装着可
能となるので、運動者のピッチ音の聞き易い方の耳に合
わせて耳装着保持部18eの位置を選択的に変更するよ
うにすればよく、きわめて利便性に優れたものとなる。
【0099】図13は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示す耳装
着保持部18を眼鏡の蔓に装着可能に構成することによ
り、運動者が眼鏡を掛けている場合でも本体部12を安
定して耳介に保持することができるようにしたものであ
る。
【0100】この図13に示す運動ピッチ計10Eは、
図1に示す耳装着保持部18と実質的に同様の形状を有
する耳装着保持部18fの耳介に装着する部分(耳装着
部)に、運動者が掛けている眼鏡の蔓TRに挿入される
貫通孔183cが形成されたものである。この耳装着保
持部18fは、合成樹脂等の弾性を有する材料や、エラ
ストマー、シリコンゴム等の柔軟性を有する材料等で構
成されると共に、耳介に装着される部分(耳装着部)が
耳介の付け根部に沿った形状に構成されている。
【0101】このように構成した運動ピッチ計10Eで
は、運動者が眼鏡を掛けている場合でも、その眼鏡の蔓
TRに貫通孔183cを介して耳装着保持部18fを装
着することにより眼鏡の蔓TRに邪魔にならないように
して本体部12を安定して耳介に保持することができ
る。なお、図1に示す運動ピッチ計10では、耳装着部
183に貫通孔183aが形成されているので、この貫
通孔183aを眼鏡の蔓TRに挿入する貫通孔として利
用することもできる。
【0102】また、図13に示す貫通孔183cを形成
する代わりに、図14に示すように、耳装着保持部18
fの耳介に装着する部分(耳装着部)にはり合わせファ
スナ184を配設しておくようにしてもよい。この場
合、はり合わせファスナ184で耳装着部と眼鏡の蔓と
を固定することにより本体部12を安定して耳介に保持
することができる。
【0103】図15は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、耳穴に装着可能
に構成したものである。この図15に示す運動ピッチ計
10Fは、本体部12を小型に構成すると共に、本体部
12の背面側に耳装着保持部である耳穴装着部22を一
体に構成したものである。この耳穴装着部22は、合成
樹脂等で形成された貫通状の筒部からなるものであり、
耳穴(耳部)MMに圧入状に挿入されることで本体部1
2を耳部に保持するものである。この場合、ピッチ音発
生部20は、本体部12内の耳穴装着部22に対応する
箇所に配設されることになる。
【0104】このように構成した運動ピッチ計10Fで
は、耳穴装着部22を耳穴に装着するだけで本体部12
を安定して耳部に保持することができ、周囲環境の影響
を受けずに確実に運動ピッチ音を聞くことができる。
【0105】図16は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、図1に示す本体
部12の正面に配設されている電源スイッチ161を本
体部12の背面側に配設したものである。この実施形態
に係る運動ピッチ計10Gでは、電源スイッチ161が
耳介に装着されたときに操作のし難い箇所に設けられて
いるため、装着使用中に第1設定スイッチ164や第2
設定スイッチ165を操作するときに誤操作により電源
スイッチ161をオフにしてしまって消費カロリー等の
運動情報を消失したりするようなことが効果的に阻止さ
れる。
【0106】なお、この場合、図17(a),(b)に
示すように、電源スイッチ161のノブ161aをスイ
ッチケース161b(本体部12でもよい。)に形成さ
れた凹部161c内に陥没した状態で配設するようにし
ておくと、誤操作をより効果的に阻止することが可能に
なる。このように、電源スイッチ161のノブ161a
を凹部161c内に配設した構成とする場合には、本体
部12の正面側のカバー122で覆われていない箇所に
配設したときでも誤操作を効果的に阻止することができ
る。勿論、図1に示すように、電源スイッチ161がカ
バー122で覆われる位置に配設されている場合でも、
誤操作により電源スイッチ161をオフにしてしまって
消費カロリー等の運動情報を消失したりするようなこと
が効果的に阻止されることはいうまでもない。
【0107】図18は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、本体部12のカ
バー122で覆われる箇所にカバースイッチ24を配設
し、カバー122の開閉に応じてカバースイッチ24が
オンオフ操作されるようにしたものである。
【0108】一方、図19に示すように、ピッチ音発生
回路部30では、駆動電源となる電池26が制御部32
からの制御信号でオンオフされる電子スイッチ28を介
して制御部32に接続されており、制御部32に機能実
現手段としての操作無効手段32aが設けられている。
このように構成した運動ピッチ計10Hによれば、電源
スイッチ161をカバー122で覆われていない箇所に
配設した場合でも誤操作を効果的に阻止することができ
ることになる。
【0109】すなわち、カバー122が開いた状態にあ
るとき、カバースイッチ24がオフ(又はオン)にされ
ていて電源スイッチ161のオンオフ操作により電子ス
イッチ28のオンオフ操作が可能となるようにしてお
き、カバー122が閉じられてカバースイッチ24がオ
ン(又はオフ)にされると、操作無効手段32により電
源スイッチ161の操作が無効にされて電子スイッチ2
8が操作不能(オン状態にあるときはオン状態が維持さ
れ、オフ状態にあるときはオフ状態が維持される。)に
なるようにしておくことで誤操作が確実に阻止される。
【0110】図20は、本発明のさらに他の実施形態に
係る運動ピッチ計を概略的に示す図で、本体部12内に
配設されている電池26をピッチ音発生部20と本体部
12の厚み方向に重ならない位置に配設するようにした
ものである。このように構成した運動ピッチ計10Iで
は、本体部12の厚みを薄くすることができ、薄型化を
効果的に促進することができる。また、この場合、図2
1に示すように、電池26を、図1に示す耳装着保持部
18と実質的に同一の耳装着保持部18gが配設されて
いる位置とは反対側の位置、すなわち、本体部12の下
部位置に配設されていると、本体部12を耳介に保持し
たときに重心が本体部12の下部に存在することになる
結果、本体部12が耳介に安定した状態で保持できるこ
とになる。
【0111】本発明に係る運動ピッチ計は、上記実施形
態のように構成されたものであるが、本発明はそれらの
ものに限定されるものではなく、さらに種々の変形態様
を採用することが可能である。
【0112】例えば、ピッチ音発生部20は、スピーカ
からなるものに限らない。例えば、ソレノイドを所定の
周期で断続的に作動させることにより、殴打片を所定の
周期で被殴打部に殴打させてピッチ音を発生させるよう
にすることも可能である。このような場合、合成音声で
消費カロリー等の運動情報を報知するように構成すると
きには、報知用の専用スピーカを設けておけばよい。
【0113】また、電源スイッチ161を本体部12の
操作が困難になる位置に配設したり、操作無効手段32
aを設けたりしているが、他の操作スイッチで運動時に
操作する必要のないものについても必要に応じて電源ス
イッチ161と同様の構成とすることができる。
【0114】また、操作部16の各スイッチが運動時に
操作する必要のない場合等では、本体部12の略全面を
カバー122で覆うようにすることも可能である。さら
に、本体部12は、円盤形状に限るものではなく、他の
種々の形状を採用することが可能である。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、本体部と、この本体部を保持するべく耳部に装
着可能な構造を有する耳装着保持部とを備えているの
で、周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピッチ音を聞
くことができ、しかも運動の邪魔にならないように装着
することができる。
【0116】また、請求項2の発明によれば、耳介に装
着したときに耳介に対し密着させる方向の弾性を有する
耳装着部を備えているので、本体部の耳介への密着性が
良好になって周囲環境の影響を受けずに確実に運動ピッ
チ音を聞くことができる。
【0117】また、請求項3の発明によれば、耳装着部
が本体部に対する接離方向に移動可能に取り付けられ、
付勢手段により本体部側への付勢力が付与されているの
で、本体部と耳装着部とで耳介が挟み込まれ、耳介の厚
みの異なる運動者に対しても本体部が確実に耳介に保持
される。
【0118】また、請求項4の発明によれば、耳装着部
の耳介の付け根部に対する方向に沿う面部分に孔が形成
されているので、耳装着部に弾性が形成されることから
耳装着部が耳介に優しくフィットした状態で装着される
ことになる。
【0119】また、請求項5の発明によれば、耳装着部
の耳介に対向する側が耳介の付け根部の形状に沿った形
状にされているので、耳装着部が耳介にフィットした状
態で装着されることになる。
【0120】また、請求項6の発明によれば、耳装着部
のサイズを可変にする構造を有しているので、運動者の
耳介の大きさが異なる場合でも耳装着部のサイズを変え
ることで耳介にフィットした状態で装着することができ
る。
【0121】また、請求項7の発明によれば、耳装着部
が本体部に対し着脱可能に構成されているので、運動者
の耳介のサイズが異なる場合でも耳装着部を運動者の耳
介に合ったサイズのものに変えることができる。
【0122】また、請求項8の発明によれば、耳装着部
にサイズを可変にする延長部を備えているので、運動者
の耳介のサイズが異なる場合でも延長部の長さを変える
だけで運動者の耳介に合ったサイズに調節することがで
きる。
【0123】また、請求項9の発明によれば、耳装着部
が弾性を有する材料で構成されているので、その弾性に
より耳装着部を耳介に優しくフィットした状態で装着す
ることができる。
【0124】また、請求項10の発明によれば、耳装着
保持部が左右のいずれか一方の耳介に選択的に装着可能
に構成されているので、運動者のピッチ音の聞きやすい
方の耳介に合わせて装着することができる。
【0125】また、請求項11の発明によれば、耳装着
保持部が本体部に設けられた左右の係合部のいずれか一
方に係脱可能に係合されるようにしているので、運動者
のピッチ音の聞きやすい方の耳介に合わせて装着するこ
とができる。
【0126】また、請求項12の発明によれば、耳装着
保持部が本体部の側部に設けられた係合部に軸回りに回
転可能に係合されているので、運動者のピッチ音の聞き
やすい方の耳介に合わせて装着することができる。
【0127】また、請求項13の発明によれば、耳装着
保持部が眼鏡の蔓に装着可能に構成されているので、眼
鏡を使用している運動者であっても良好に耳介に装着す
ることができる。
【0128】また、請求項14の発明によれば、耳装着
保持部が本体部を耳穴で保持させる耳穴装着部からなっ
ているので、耳穴装着部を耳穴に挿入することで本体部
を耳部に容易に保持することができる。
【0129】また、請求項15の発明によれば、電源ス
イッチの操作性を低下させる規制構造を有しているの
で、ピッチ調整を行うとき等の電源スイッチの誤操作を
効果的に阻止することができる。
【0130】また、請求項16の発明によれば、電源ス
イッチがカバーで覆われる本体部に配設されているの
で、カバーを開けないことにはスイッチ操作ができない
ことから電源スイッチの誤操作を効果的に阻止すること
ができる。
【0131】また、請求項17の発明によれば、カバー
を閉じたときに電源スイッチの操作を無効にする操作無
効手段を備えているので、カバーを閉じたときには操作
が無効になって電源スイッチの誤操作を効果的に阻止す
ることができる。
【0132】また、請求項18の発明によれば、電源ス
イッチのノブが凹部内に配設されているので、ノブ操作
が困難になって電源スイッチの誤操作を効果的に阻止す
ることができる。
【0133】また、請求項19の発明によれば、耳介へ
の装着中に操作可能な操作スイッチが本体部の周縁に配
設されているので、本体部を親指や中指等で挟み込むこ
とでスイッチ操作を行うことができることになって操作
性が向上する。
【0134】また、請求項20の発明によれば、操作ス
イッチが本体部の耳介後方側に配設されているので、自
然な姿勢でスイッチ操作を行うことができることになっ
て操作性がより向上する。
【0135】また、請求項21の発明によれば、操作ス
イッチが触覚により識別可能な形状を有しているので、
装着時であっても必要なスイッチを選択して容易にスイ
ッチ操作を行うことができる。
【0136】また、請求項22の発明によれば、ピッチ
音発生部が本体部を耳介に保持したときの耳穴に対応す
る位置に配設されているので、周囲環境の影響を受けず
に確実に運動ピッチ音を聞くことができる。
【0137】また、請求項23の発明によれば、駆動電
源となる電池がピッチ音発生部と本体部の厚み方向に重
ならない位置に配設されているので、本体部の薄形化を
促進することができる。
【0138】また、請求項24の発明によれば、駆動電
源となる電池が本体部の下部に配設されているので、重
心が本体部の下部に存在することになって本体部を安定
して耳介に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る運動ピッチ計の外観
構成を示す図で、(a)は正面前方から見た斜視図、
(b)は背面前方から見た斜視図、(c)は前方から見
た側面図である。
【図2】運動ピッチ計のピッチ音発生回路部の構成を示
すブロック図である。
【図3】運動ピッチ計のカバーを開けた状態の正面図で
ある。
【図4】運動ピッチ計の耳介への装着状態を説明するた
めの図である。
【図5】運動ピッチ計の耳装着部に形成した貫通孔の別
の例を示す図である。
【図6】運動ピッチ計にストラップを取り付ける例を示
す図で、(a)はストラップの取り付け方を説明するた
めの図、(b)はその使用方法を説明するための図であ
る。
【図7】操作部のスイッチを触覚で識別可能に構成する
例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を概
略的に示す図である。
【図9】耳装着部の保持部への取り付け例を示す図で、
(a)はネジ止め式を示す図、(b)はフック式を示す
図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図14】図12に示す運動ピッチ計の変形例を示す図
である。
【図15】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図16】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図17】電源スイッチのノブを凹部内に陥没した状態
で配設する例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側
断面図である。
【図18】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図19】電源の回路構成例を示す図である。
【図20】本発明の他の実施形態に係る運動ピッチ計を
概略的に示す図である。
【図21】図19に示す運動ピッチ計の変形例を説明す
るための図である。
【図22】従来例の運動ピッチ計を説明するための図で
ある。
【図23】従来例の他の運動ピッチ計を説明するための
図である。
【符号の説明】
10、10A〜10I 運動ピッチ計 12 本体部 14 表示部 16 操作部 18、18d,18e,18f,18g 耳装着保持部 20 ピッチ音発生部 22 耳穴装着部 26 電池 32 制御部 18a 保持部 32a 操作無効手段 122 カバー 123 保持部 161 電源スイッチ 183 耳装着部 161a 電源スイッチのノブ 123c,123d 係合部 123b ねじりコイルばね(付勢手段) 183a,183b 貫通孔(孔) 183k 延長部 TR 眼鏡の蔓

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、この本体部に設けられ、当該
    本体部を保持するべく耳部に装着可能な構造を有する耳
    装着保持部とを備え、前記本体部には、外部から操作可
    能な操作部と、運動ピッチを指示するピッチ音発生部と
    を備えてなることを特徴とする運動ピッチ計。
  2. 【請求項2】 前記耳装着保持部には、前記本体部の背
    面側に配設されると共に、耳介に装着したときに耳介に
    対し密着させる方向の弾性を有する耳装着部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の運動ピッチ計。
  3. 【請求項3】 前記耳装着部は、前記本体部に対する接
    離方向に移動可能に取り付けられると共に、付勢手段に
    より前記本体部側への付勢力が付与されていることを特
    徴とする請求項2記載の運動ピッチ計。
  4. 【請求項4】 前記耳装着部は、耳介に装着したときの
    耳介の付け根部に対する方向に沿う面部分に孔が形成さ
    れてなることを特徴とする請求項2又は3記載の運動ピ
    ッチ計。
  5. 【請求項5】 前記耳装着部は、耳介に対向する側が当
    該耳介の付け根部の形状に沿った形状にされてなること
    を特徴とする請求項2記載の運動ピッチ計。
  6. 【請求項6】 前記耳装着部は、そのサイズを可変にす
    る構造を有していることを特徴とする請求項5記載の運
    動ピッチ計。
  7. 【請求項7】 前記耳装着部は、前記本体部に対し着脱
    可能に構成されてなることを特徴とする請求項6記載の
    運動ピッチ計。
  8. 【請求項8】 前記耳装着部は、サイズを可変にする延
    長部を備えてなることを特徴とする請求項6記載の運動
    ピッチ計。
  9. 【請求項9】 前記耳装着部は、弾性を有する材料で構
    成されてなることを特徴とする請求項5記載の運動ピッ
    チ計。
  10. 【請求項10】 前記耳装着保持部は、左右のいずれか
    一方の耳介に選択的に装着可能に構成されてなることを
    特徴とする請求項1記載の運動ピッチ計。
  11. 【請求項11】 前記本体部を正面視したときの当該本
    体部の左右両側の位置にそれぞれ係合部が形成され、前
    記耳装着保持部はその一端が前記係合部のいずれか一方
    に係脱可能に係合されるようにしたことを特徴とする請
    求項10記載の運動ピッチ計。
  12. 【請求項12】 前記本体部の側部適所に係合部が形成
    され、前記耳装着保持部はその一端が前記係合部に軸回
    りに回転可能に係合されてなることを特徴とする請求項
    10記載の運動ピッチ計。
  13. 【請求項13】 前記耳装着保持部は、耳介に係止され
    た眼鏡の蔓に装着可能に構成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の運動ピッチ計。
  14. 【請求項14】 前記耳装着保持部は、耳穴に挿入する
    ことにより前記本体部を耳穴で保持させる耳穴装着部か
    らなることを特徴とする請求項1記載の運動ピッチ計。
  15. 【請求項15】 前記操作部には電源スイッチを備え、
    この電源スイッチの操作性を低下させる規制構造を有し
    てなることを特徴とする請求項1記載の運動ピッチ計。
  16. 【請求項16】 前記本体部には当該本体部の一部を覆
    う開閉自在のカバーを備え、前記電源スイッチは前記カ
    バーで覆われる本体部に配設されてなることを特徴とす
    る請求項15記載の運動ピッチ計。
  17. 【請求項17】 前記本体部には当該本体部の一部を覆
    う開閉自在のカバーを備え、このカバーを閉じたときに
    前記電源スイッチの操作を無効にする操作無効手段を備
    えたことを特徴とする請求項15記載の運動ピッチ計。
  18. 【請求項18】 前記電源スイッチは、そのノブを凹部
    内に配設するようにしたことを特徴とする請求項15記
    載の運動ピッチ計。
  19. 【請求項19】 前記操作部には耳介への装着中に操作
    可能な操作スイッチを備え、この操作スイッチは前記本
    体部の周縁に配設されてなることを特徴とする請求項1
    記載の運動ピッチ計。
  20. 【請求項20】 前記操作スイッチは、前記本体部を耳
    介に保持したときの当該本体部の耳介後方側に配設され
    てなることを特徴とする請求項19記載の運動ピッチ
    計。
  21. 【請求項21】 前記操作スイッチは複数のスイッチを
    有してなり、それらが触覚により識別可能な形状を有し
    ていることを特徴とする請求項19又は20記載の運動
    ピッチ計。
  22. 【請求項22】 前記ピッチ音発生部は、前記本体部を
    耳介に保持したときの耳穴に対応する位置に配設されて
    なることを特徴とする請求項1記載の運動ピッチ計。
  23. 【請求項23】 前記本体部の内部に駆動電源となる電
    池を備え、この電池は前記ピッチ音発生部と前記本体部
    の厚み方向に重ならない位置に配設されてなることを特
    徴とする請求項22記載の運動ピッチ計。
  24. 【請求項24】 前記電池は、前記本体部を耳介に保持
    したときの当該本体部の下部に配設されてなることを特
    徴とする請求項23記載の運動ピッチ計。
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