JPH07298383A - ヘッドホン装置 - Google Patents

ヘッドホン装置

Info

Publication number
JPH07298383A
JPH07298383A JP9256094A JP9256094A JPH07298383A JP H07298383 A JPH07298383 A JP H07298383A JP 9256094 A JP9256094 A JP 9256094A JP 9256094 A JP9256094 A JP 9256094A JP H07298383 A JPH07298383 A JP H07298383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
headphone
headphone unit
unit
headphone device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9256094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Ito
智広 伊藤
Kazuhisa Kito
和久 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9256094A priority Critical patent/JPH07298383A/ja
Publication of JPH07298383A publication Critical patent/JPH07298383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が装着すると自動的に電源等がオンと
なるようにしたヘッドホン装置において、スイッチ及び
スイッチ操作部材をヘッドホンユニット側に内蔵する。 【構成】 ヘッドホンユニット2の外匣13の内側枠1
3bの内部にスイッチを配設し、耳部に圧着される当接
面部13b1 にスイッチを押圧操作するスイッチカバー
12を取付ける。ヘッドホン装置の装着状態でスイッチ
カバー12が耳部により押圧されて可動し、スイッチが
オン操作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドホン装置に関
し、装着、非装着に伴い電気回路がオン、オフ制御され
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装着、非装着に伴い、音
響機器側又は内蔵の電源回路、音声信号を音響機器側か
らヘッドホン側へ切換える切換回路等の電気回路がオ
ン、オフ制御されるようにしたヘッドホンは、各種提案
されている。
【0003】この従来の一例のヘッドホンとして、実開
昭57−163884号公報に開示されるものがあり、
このヘッドホンは、両端にヘッドホンユニット(レシー
バ)を取付けたU字形状に可撓性をもって湾曲するヘッ
ドホンバンドの一方の側面部に補助部材を取付け、この
補助部材の先端面とヘッドバンドの側面部とに対向して
スイッチ接点を配設し、頭部に装着した場合にヘッドバ
ンドが開く方向に変形することにより両スイッチ接点が
接触して、スイッチオンとなるように構成したものであ
る。
【0004】また、他例のヘッドホンとして、実開昭6
0−35690号公報に開示されるものがあり、このヘ
ッドホンは、ヘッドバンドの両端に保持される取付アー
ムにヘッドホンユニット(スピーカユニット)を回動自
在に取付けて、取付アームとヘッドホンユニットとの間
に電源をON・OFF制御するスイッチを配設し、頭部
に装着した場合のヘッドホンユニットの回動変位によ
り、スイッチが押圧されてスイッチオンとなるように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一例のヘッドホンにおいては、ヘッドバンドの撓み部の
位置及び弾性等の調節が困難、即ち、ヘッドバンドに対
する補助部材の取付け位置が側面部の撓み部より接点を
設けた端部寄りの場合は、補助部材が側面部の変形に伴
って変形することになって、両接点は、離間されたまま
で接触されず、スイッチの開閉動作は行えなくなり、ま
た、補助部材の取付け位置が側面部の撓み部より上側
で、この側面部が補助部材に対して撓み変形が可能であ
っても、装着時における側面部の開く方向への撓み変形
は補助部材により規制されることになって左右のヘッド
ホンユニットの両耳部に対する側圧が不均一になり、装
着感に悪影響を与える不具合がある。
【0006】さらに、ヘッドバンドに取付ける補助部材
は機構上小さく構成することはできず、ヘッドホン全体
としても大型化し、また、デザイン外観上の制約が大き
くなる不具合もある。
【0007】また、従来の他例のヘッドホンは、ヘッド
ホンユニットをヘッドバンドに保持された取付アームに
対して回動自在に取付け、このヘッドホンユニットを取
付アームとの間に配設されるスイッチが、頭部への装着
時にヘッドホンユニットの回動変位により操作されるこ
とになるが、使用者の頭部形状により、取付アームに対
するヘッドホンユニットの回動変位量が異なり、この回
動変位量が少ない場合、又はヘッドホンユニットがスイ
ッチと逆方向に回動変位される状態の場合は、スイッチ
が操作されなくなる不具合がある。
【0008】また、この従来の他例のヘッドホンの場合
は、ヘッドホンを普通に置いた状態(寝かせた状態)で
もヘッドホンユニットが回動し、不測にスイッチが操作
されて電源がオンとなってしまうことがある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、上記した従来例の不具合な点を解消し、装着、非装
着に伴い、内蔵スイッチを確実にオン、オフ操作でき、
また、デザイン外観上に制約を受けることなく構成され
るヘッドホン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、ヘッドホンユニットをヘッドバンドに取
付け、このヘッドホンユニットの内面側が耳部に所要の
圧力を持って圧着されるようにしたヘッドホン装置にお
いて、ヘッドホンユニットに電気回路のスイッチを内蔵
し、このスイッチを操作するスイッチ操作部を、ヘッド
ホンユニットの内面側に設けたものである。
【0011】
【作用】このように構成されるヘッドホン装置をヘッド
バンドにより頭部に装着すると、ヘッドホンユニットが
内面側において耳部に圧着される。このヘッドホンユニ
ットの内面側が耳部に圧着されることにより、この内面
側に設けられたスイッチ操作部が押圧されて、ヘッドホ
ンユニットに内蔵される電気回路のスイッチをオン操作
し、音響機器側又はヘッドホンユニットに内蔵される電
源回路等の電気回路がオン制御される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明によるヘッドホン装置の一例の要部
斜視図、図2は図1における一部分の拡大平面図、図3
は同、拡大断面図、図4は本発明によるヘッドホン装置
の一例の全体正面図である。
【0013】先ず、図4を参照してヘッドホン装置の概
略を説明するに、図3において1はヘッドホン装置の全
体を示し、2,3は左右一対のヘッドホンユニットで、
ヘッドバンド4の両端部の内側に互いに対向して上下方
向(矢印a,b方向)に回動可能に軸ピン5,6により
取付けられている。
【0014】ヘッドバンド4は、略U字状に湾曲形成さ
れて、両端部が内方へ弾性偏倚されるように可撓弾性力
を保有して、頭部に装着状態で両ヘッドホンユニット
2,3が耳部に所要の圧力で圧着されるようになってお
り、また、このヘッドバンド4の上部内側間には、頭部
に当接してヘッドホンユニット2,3の荷重を支える支
持バンド7が架張されている。
【0015】また、ヘッドホンユニット2,3の内面側
である耳部の当接面部には、装着者の耳部に対する感触
を良好にするために、イヤパッド8,9を被着してい
る。
【0016】そして、本例においては、一方のヘッドホ
ンユニット2に、前述した如く音響機器側、又は内蔵の
電源回路、音声信号を音響機器側のスピーカからヘッド
ホン側へ切換える切換回路等の電気回路のスイッチ11
を内蔵し、このヘッドホンユニット2の内面側である耳
部の当接面部に、スイッチ11を操作するスイッチ操作
部としてのスイッチカバー12が、起伏方向に回動可能
に備えられている。
【0017】このように構成されるヘッドホン装置1を
装着し、ヘッドホン2,3を耳部に圧着すると、一方の
ヘッドホンユニット2側においては、内面側の当接面部
に備えられたスイッチカバー12が押圧されて倒伏方向
に回動され、これによりスイッチ11がオン操作され
て、音響機器側又は内蔵の電源回路、音声信号切換回路
或いは受信回路等の電気回路がオンとなってヘッドホン
ユニット2,3から音声を聴取できることになる。
【0018】次に、このスイッチ11を内蔵した側のヘ
ッドホンユニット2について図1〜図3を参照して詳細
に説明する。
【0019】ヘッドホンユニット2は、ユニット本体2
aが内蔵される外匣本体13aの内側開口部に耳部に対
応する内側枠13bを嵌合固定して外匣13を構成して
いる。
【0020】この外匣13の内側枠13bの内部にスイ
ッチ11が配線基板14により取付けられる。このスイ
ッチ11としては、操作子11aが弾性的に出没摺動さ
れる、いわゆるプッシュ・プッシュ型スイッチが用いら
れ、この操作子11aが内側枠13bの耳部に当接する
当接面部13b1 の表面側に、突出されるようになって
いる。そして、このスイッチ11の操作子11aを押圧
操作するスイッチカバー12が内側枠13bの当接面部
13b1 の表面側に起伏回動可能に取付けられて、倒伏
動作においてスイッチ11の操作子11aを押込んでス
イッチオンとし、起上動作により操作子11aの押込み
を解除してスイッチオフするようになっている。
【0021】このように、内側枠13bの当接面部13
1 に起伏回動可能に取付けられるスイッチカバー12
が、倒伏状態では当接面部13b1 の表面と同一面上に
位置されるように、当接面部13b1 には、スイッチカ
バー12が嵌挿される凹溝15が形成されている。
【0022】本例においては、スイッチカバー12は、
当接面部13b1 の周面形状に沿う馬蹄形状に形成され
て、凹溝15も同様に馬蹄形状に形成されており、この
凹溝15の両端部においてスイッチカバー12の両端が
回動可能に支持されて、スイッチカバー12は、凹溝1
5に対して起伏回動により出没されるようになってい
る。
【0023】この起伏回動が円滑に行われるように、ス
イッチカバー12の端部には軸部12aを形成し、これ
に対し、凹溝15の端部には軸受部15aを形成して互
いに回動可能に係合してある。この場合、一端部側のみ
に軸部と軸受部を形成し、他端部側は抜止めのために係
合爪部を形成して係合するだけでもよい。
【0024】また、スイッチカバー12には、凹溝15
からの必要以上の起上回動、離脱等を防止するために、
裏面側に支持爪部12bを突設し、一方、凹溝15の底
面に係合孔15bを穿設することにより所要の起上回動
位置で係合して回動を規制するようになされている。
【0025】そして、このようにスイッチカバー12が
取付けられている内側枠13bの当接面部13b1 の裏
面側に、前述したスイッチ11が取付けられて、その操
作子11aが凹溝15の底面に穿設された通孔15cか
ら出没され、スイッチカバー12の裏面に突当てられ
る。これによりスイッチカバー12は、操作子11aの
突出弾力により押圧されて凹溝15から突出するように
起上回動される。即ち、スイッチ11のオフ状態ではス
イッチカバー12が突出されることになる。
【0026】また、スイッチカバー12を、さらに確実
に起上回動させるためには、スイッチカバー12の裏面
と凹溝15の底面との間に圧縮コイルスプリング16を
介在させることが好ましい。なお、このコイルスプリン
グ16を介在しない状態でもスイッチカバー12は、前
述の如く、スイッチ11の操作子11aの突出弾力によ
り起上回動される。
【0027】このように、スイッチ11とスイッチカバ
ー12が取付けられる内側枠13bには前述したイヤパ
ッド8を被着するので、当接面部13b1 の表面側に突
出されるスイッチカバー12は隠蔽されて外側から見え
ず、また、装着時に違和感が生じることはない。
【0028】このように構成されるヘッドホン装置1を
頭部に装着すると、ヘッドホンユニット2の内側枠13
bの当接面部13b1 が耳部にイヤパッド8を介して圧
着され、この際、スイッチカバー12が、コイルスプリ
ング16の反発力に抗して倒伏回動されて、スイッチ1
1の操作子11aを、その弾力に抗して押込み、スイッ
チ11がオン操作されて電源回路等の所定の電気回路が
オンとなり、ヘッドホンユニット2から音声が出力され
る。
【0029】この状態でスイッチカバー12は内側枠1
3bの当接面部13b1 の凹溝15に嵌挿されて、当接
面部13b1 の表面と同一面上に位置するので、当接面
部13b1 の表面には凹凸は生ぜず、従って、耳部に密
接状態で圧着して音漏れ等の不具合はなく、また、長時
間の使用においても違和感がなく安定して快適に使用で
きる。
【0030】そして、ヘッドホン装置1を頭部から外
し、ヘッドホンユニット2を耳部から離すと、スイッチ
カバー12は、押圧が解除されて、コイルスプリング1
6の反発力、スイッチ11の操作子11aの突出弾力に
より起上方向に回動し、操作子11aの押込みが解除さ
れることになり、スイッチ11はオフ操作され、電気回
路はオフされる。
【0031】このように、本例のヘッドホン装置1で
は、これを装着すると、電気回路、例えば電源回路がオ
ンとなり、外すとオフになるので電源の切り忘れのおそ
れがなく、電池の無駄な消耗を防止することができる。
【0032】そして、このスイッチ11はオン・オフ動
作が、ヘッドホンユニット2の耳部に対する圧着・非圧
着により行われるので、このヘッドホンユニット2を支
持するヘッドバンド4の形状、可撓弾性部の位置に関係
なく、確実にオン・オフ操作される。
【0033】また、ヘッドホン装置1を普通に置いただ
けで誤ってスイッチ11がオン操作されることはない。
【0034】また、このように構成されるヘッドホン装
置1は、スイッチ11及びこれを操作するスイッチカバ
ー12はヘッドホンユニット2内に配設するので全体の
構成が簡単化されると共に小型化されて、デザイン外観
上の制約を受けることもない。
【0035】次に、図5〜図10を参照して本発明の他
の実施例を説明する。図5は、ヘッドホンユニットをヘ
ッドバンドに対して前後方向に回動可能に取付ける場合
にスイッチカバーを配設する実施例を示すものである。
【0036】即ち、本例は、ヘッドホンユニット2がヘ
ッドバンドに対して前後方向に回動して耳部に圧着され
る構成であるため、スイッチカバー12を外匣13の内
側枠13bの当接面部13b1 に、ヘッドホンユニット
2の回動側である前側半周部に配設したものである。な
お、スイッチカバー12を当接面部13b1 の後側半周
部に配設してもよく、この場合は、スイッチの位置も変
えることになる。
【0037】また、他の構成及び動作は前述した実施例
と同様であるから説明を省略する。
【0038】図6は、スイッチカバーを板ばね材により
形成し、スイッチカバー自体の弾力でスイッチがオフ動
作されるようにした実施例を示すものである。
【0039】即ち、本例は、ヘッドホンユニット2に取
付けるスイッチカバーを板ばね材により形成するもの
で、この板ばね材により形成するスイッチカバー22
は、長片状に形成されて基端部の側部にU字状の取付部
22aを一体に形成し、自由端部22bの先端部を表面
側にやや屈曲して形成してある。
【0040】そして、このように形成されるスイッチカ
バー22を、外匣13の内側枠13bの当接面部13b
1 に、取付部22aを当接面部13b1 の縁部に握持状
に固定し、先端部をスイッチ11の操作子11aに対応
させて取付ける。
【0041】この本例のスイッチカバー22は、自由端
部22b側が常時持上がるように弾性偏倚されて、その
先端部が突出状態にあるスイッチ11の操作子11aの
先端に対応されており、ヘッドホン装置の装着状態で、
自体の弾性偏倚力に抗して押圧されて操作子11aを押
込み、スイッチ11がオンされる。
【0042】なお、他の構成は前述した実施例と同様で
あるから説明を省略する。
【0043】このように構成される本例のヘッドホン装
置においては、スイッチ操作部の構成が簡単で、小型、
軽量化が可能になる。
【0044】図7は、スイッチカバーを蝶番状に形成
し、起伏揺動により、スイッチをオン、オフ操作するよ
うにした実施例を示すものである。
【0045】即ち、本例は、スイッチカバー23を、小
形の揺動板23aと23bを軸23cにより互いに回転
可能に連結して形成してある。
【0046】そして、このように形成されるスイッチカ
バー23を外匣13の内側枠13bの当接面部13b1
に、一方の揺動板23aを当接面部13b1 の縁面に固
定し、他方の揺動板23bを当接面部13b1 の表面側
に突出されるスイッチ11の操作子11aに対応させて
取付ける。
【0047】この本例においては、ヘッドホン装置の装
着状態では、スイッチカバー23の揺動板23bが押圧
されて回転し、操作子11aを押込み、スイッチ11が
オンされる。
【0048】なお、本例のスイッチカバー23におい
て、揺動板23aと23bの連結部にばね部材を介在し
て両板23a,23bが互いに開く方向に弾性偏倚する
ように構成することにより、スイッチ11の操作子11
aと対応する揺動板23bは、非装着状態では操作子1
1aの押圧を完全に防止することができる。また、他の
構成は前述した実施例と同様であるから説明を省略す
る。
【0049】このように構成される本例のヘッドホン装
置においてはスイッチ操作部がさらに小型化できる。
【0050】図8及び図9は、スイッチカバーを押釦状
に形成し、ヘッドホン装置の非装着状態において、スイ
ッチのオフ動作状態を確実に維持できるようにした実施
例を示すものである。
【0051】即ち、本例は、外匣13の内側枠13bの
当接面部13b1 に、スイッチ11の取付け部位に対応
して凹部24を形成し、この凹部24の底面中央部に通
孔24aを穿設してスイッチ11の操作子11aを内側
から臨ませてあり、この凹部24に、この凹部とほぼ同
大に形成したスイッチカバー25を嵌挿し、このスイッ
チカバー25を介してスイッチ11の操作子11aが押
込み操作されるようにしたものである。
【0052】本例のスイッチカバー25は、裏面の中央
部に操作突部25aを突設すると共に、両端部側に案内
突部25b,25cを突設してあり、操作突部25aを
当接面部13b1 の凹部24の中央通孔24aに、ま
た、案内突部25b,25cを両端部側に穿設した案内
孔24b,24cに対応させて、案内突部25b,25
cに圧縮コイルスプリング26a,26bを嵌挿すると
共に、案内孔24b,24cの内側から挿通されるフラ
ンジ付固定ねじ27a,27bを螺挿することにより、
凹部24に出没可能に取付けている。
【0053】このように構成される本例のヘッドホン装
置は、非装着状態ではスイッチカバー25は、内側枠1
3bの当接面部13b1 の凹部24から、圧縮コイルス
プリング26a,26bの弾力により押圧されて浮上突
出され、操作突部25aがスイッチ11の操作子11a
に対して非押圧状態で維持されている。
【0054】そして、このヘッドホン装置を装着するこ
とにより、スイッチカバー25は圧縮コイルスプリング
26a,26bの弾力に抗して押圧されて凹部24内に
没入され、表面が当接面部13b1 と同一面上に位置し
(図9参照)、この状態でスイッチ11の操作子11a
が操作突部25aにより押圧されて押込まれ、スイッチ
11はオン動作される。
【0055】なお、前述した凹部24に変えて当接面部
13b1 に切欠部を形成してもよい。また他の構成は前
述した実施例と同様であるから説明を省略する。
【0056】このように構成される本例のヘッドホン装
置においては、非装着状態でのスイッチのオフ動作状態
を確実に維持できる。
【0057】図10は前述したヘッドホン装置において
スイッチ操作部の構成を簡単化した実施例を示すもので
ある。即ち、本例は、外匣13の内側枠13bの当接面
部13b1 にスイッチ11の操作子11aが突出状に臨
む窓孔28を形成し、この窓孔28にスイッチカバーと
してゴムシート等の弾性柔軟のシート29を、操作子1
1aを覆って張着してある。
【0058】このように構成することにより、装着状態
では、スイッチ11の操作子11aがシート29を介し
て押圧されて押込まれ、スイッチ11がオン動作され
る。
【0059】なお、本例においても、他の構成は前述し
た実施例と同様であるから説明を省略する。
【0060】このように構成される本例のヘッドホン装
置のスイッチ操作部は構成が極めて簡単で、部品数も少
なくコストの低廉化が可能になる。
【0061】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0062】そして、本発明は、普通の接続コード付き
ヘッドホン装置、ワイヤレスヘッドホン装置の両方に適
用できるものである。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘッドホ
ン装置を装着すると電源回路等の電気回路が自動的にオ
ンとなり、外して非装着状態ではオフとなるので電源の
切り忘れによる電池の無駄な消耗等を確実に防止でき
る。
【0064】そして、本発明では、ヘッドホン装置を装
着したときのみ電源等のスイッチがオンとなり、従来の
ようにヘッドホン装置を普通に置いただけで不測にスイ
ッチがオンとなる誤作動が生じるおそれがないので、動
作の確実な信頼性の高いヘッドホン装置を提供できる。
【0065】特に本発明では、スイッチ及びスイッチ操
作部材をヘッドホンユニットに内蔵して構成するので、
ヘッドバンドには何等の加工も施す必要がなく、従って
ヘッドバンドとしては普通のものも使用できてコスト的
に有利であると共に、ヘッドホン装置をデザイン外観上
の制約を受けることなく、小型で軽量に構成できて取扱
も簡便になる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドホン装置の一例のヘッドホ
ンユニットの斜視図。
【図2】図1に示すヘッドホンユニットの一部分の内面
側から見た拡大平面図。
【図3】図1に示すヘッドホンユニットの一部分の拡大
断面図。
【図4】本発明によるヘッドホン装置の一例の正面図。
【図5】本発明によるヘッドホン装置の他例のヘッドホ
ンユニットの斜視図。
【図6】同、他例の要部の斜視図。
【図7】同、さらに他例の要部の斜視図。
【図8】同、さらに他例の要部の分解斜視図。
【図9】図8における組立た状態の拡大横断面図。
【図10】同、さらに他例の要部の断面図。
【符号の説明】
1 ヘッドホン装置 2,3 ヘッドホンユニット 4 ヘッドバンド 11 スイッチ 11a 操作子 12,22,23,25,29 スイッチカバー 13 外匣 13b 内側枠 13b1 当接面部 15 凹溝
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】先ず、図4を参照してヘッドホン装置の概
略を説明するに、図4において1はヘッドホン装置の全
体を示し、2,3は左右一対のヘッドホンユニットで、
ヘッドバンド4の両端部の内側に互いに対向して上下方
向(矢印a,b方向)に回動可能に軸ピン5,6により
取付けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ヘッドバンド4は、略U字状に湾曲形成さ
れて、両端部が内方へ弾性偏倚されるように可撓弾性力
を保有して、頭部に装着状態で両ヘッドホンユニット
2,3が耳もしくは耳の周囲(以下耳部という)に所要
の圧力で圧着されるようになっており、また、このヘッ
ドバンド4の上部内側間には、頭部に当接してヘッドホ
ンユニット2,3の荷重を支える支持バンド7が架張さ
れている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドホンユニットをヘッドバンドに取
    付け、このヘッドホンユニットの内面側が耳部に所要の
    圧力を持って圧着されるようにしたヘッドホン装置にお
    いて、 上記ヘッドホンユニットに、電気回路のスイッチを内蔵
    し、このスイッチを操作するスイッチ操作部を、上記ヘ
    ッドホンユニットの内面側に設けたことを特徴とするヘ
    ッドホン装置。
  2. 【請求項2】 上記ヘッドホンユニットを上記ヘッドバ
    ンドに回動可能に取付け、上記スイッチ操作部を上記ヘ
    ッドホンユニットの内面側に、上記ヘッドホンユニット
    の上記ヘッドバンドに対する回動側に位置して設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン装置。
  3. 【請求項3】 上記ヘッドホンユニットに設ける上記ス
    イッチ操作部は、上記ヘッドホンユニット側との間にば
    ね部材を介在するか、スイッチ操作部自体をばね性材に
    より形成し、弾性力を保有させて上記ヘッドホンユニッ
    トの内面側に対し、弾性的に突出偏倚させるようにした
    ことを特徴とするヘッドホン装置。
  4. 【請求項4】 上記ヘッドホンユニットに設ける上記ス
    イッチ操作部は、上記ヘッドホンユニットに内蔵される
    スイッチの操作子の弾性力により、上記ヘッドホンユニ
    ットの内面側に対して弾性的に突出偏倚させるようにし
    たことを特徴とするヘッドホン装置。
JP9256094A 1994-04-28 1994-04-28 ヘッドホン装置 Pending JPH07298383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9256094A JPH07298383A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ヘッドホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9256094A JPH07298383A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ヘッドホン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07298383A true JPH07298383A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14057816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9256094A Pending JPH07298383A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ヘッドホン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07298383A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614722B2 (en) * 1999-10-04 2003-09-02 Diver Entertainment Systems, Inc. System for housing an audio system in an aquatic environment
US7263032B2 (en) 1999-10-04 2007-08-28 H2O Audio, Inc. System for housing an audio system in an aquatic environment
US7535799B2 (en) 1999-10-04 2009-05-19 H2O Audio, Inc. Protective housing for an audio device
US7755975B2 (en) 1999-10-04 2010-07-13 H2O Audio, Inc. System for providing wireless waterproof audio
US8223997B2 (en) 2008-07-11 2012-07-17 H2O Audio, Inc. Waterproof enclosure for audio device
US8238567B2 (en) 2009-03-30 2012-08-07 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8238590B2 (en) * 2008-03-07 2012-08-07 Bose Corporation Automated audio source control based on audio output device placement detection
US8238570B2 (en) 2009-03-30 2012-08-07 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8243946B2 (en) 2009-03-30 2012-08-14 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8699719B2 (en) 2009-03-30 2014-04-15 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US9838812B1 (en) 2016-11-03 2017-12-05 Bose Corporation On/off head detection of personal acoustic device using an earpiece microphone
US9860626B2 (en) 2016-05-18 2018-01-02 Bose Corporation On/off head detection of personal acoustic device
GB2585129A (en) * 2019-04-04 2020-12-30 Tymphany Acoustic Tech Huizhou Co Ltd Headphone assembly and headphone controlling method

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614722B2 (en) * 1999-10-04 2003-09-02 Diver Entertainment Systems, Inc. System for housing an audio system in an aquatic environment
US6954405B2 (en) * 1999-10-04 2005-10-11 Diver Entertainment Systems, Inc. System for housing an audio system in an aquatic environment
US7263032B2 (en) 1999-10-04 2007-08-28 H2O Audio, Inc. System for housing an audio system in an aquatic environment
US7535799B2 (en) 1999-10-04 2009-05-19 H2O Audio, Inc. Protective housing for an audio device
US7755975B2 (en) 1999-10-04 2010-07-13 H2O Audio, Inc. System for providing wireless waterproof audio
US8238590B2 (en) * 2008-03-07 2012-08-07 Bose Corporation Automated audio source control based on audio output device placement detection
US8223997B2 (en) 2008-07-11 2012-07-17 H2O Audio, Inc. Waterproof enclosure for audio device
US9426560B2 (en) 2008-07-11 2016-08-23 Incipio, Llc Waterproof enclosure for audio device
US8238570B2 (en) 2009-03-30 2012-08-07 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8243946B2 (en) 2009-03-30 2012-08-14 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8699719B2 (en) 2009-03-30 2014-04-15 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US8238567B2 (en) 2009-03-30 2012-08-07 Bose Corporation Personal acoustic device position determination
US9860626B2 (en) 2016-05-18 2018-01-02 Bose Corporation On/off head detection of personal acoustic device
US9838812B1 (en) 2016-11-03 2017-12-05 Bose Corporation On/off head detection of personal acoustic device using an earpiece microphone
US10080092B2 (en) 2016-11-03 2018-09-18 Bose Corporation On/off head detection of personal acoustic device using an earpiece microphone
GB2585129A (en) * 2019-04-04 2020-12-30 Tymphany Acoustic Tech Huizhou Co Ltd Headphone assembly and headphone controlling method
GB2585129B (en) * 2019-04-04 2021-08-18 Tymphany Acoustic Tech Huizhou Co Ltd Headphone assembly and headphone controlling method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07298383A (ja) ヘッドホン装置
US6728388B1 (en) Headphone
JP3375135B2 (ja) 耳甲介ヘッドホン安定装置
US6970572B2 (en) Headphone device
US5708725A (en) Wireless headphone with a spring-biased activating power switch
JP4123600B2 (ja) ヘッドホン装置
EP0611108B1 (en) Portable telephone
WO2015097934A1 (ja) ヘッドフォン
JP2010041632A (ja) ヘッドホン
EP1069802B1 (en) Headphone
JP2008124734A (ja) ヘッドホン及びイヤーパッド
ES1269484U (es) Gafas magneticas bluetooth
CN214177558U (zh) 一种骨传导振子扬声器及骨传导耳机
US20230308794A1 (en) In-ear wearable device
US20080240470A1 (en) Microphone
CN212750667U (zh) 一种按键结构以及剪刀脚键盘
JP4490140B2 (ja) ヘッド装着具
JP4137608B2 (ja) ヘッドセット
JP2600025Y2 (ja) ヘッドホン
CN213585890U (zh) 一种手机支架
KR20210071689A (ko) 탄성 진동체 및 이를 포함하는 진동퍼프
JPH10145885A (ja) ヘッドホン
CN216700276U (zh) 一种耳机外壳及耳机
CN218587303U (zh) 头戴式耳机
JPH0787584A (ja) ヘッドホン装置