JPH0955679A - 腕時計型の無線電話装置 - Google Patents
腕時計型の無線電話装置Info
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- JPH0955679A JPH0955679A JP7225922A JP22592295A JPH0955679A JP H0955679 A JPH0955679 A JP H0955679A JP 7225922 A JP7225922 A JP 7225922A JP 22592295 A JP22592295 A JP 22592295A JP H0955679 A JPH0955679 A JP H0955679A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/3827—Portable transceivers
- H04B1/385—Transceivers carried on the body, e.g. in helmets
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- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた使用性及び便宜性を備えた構造を有し
て、技術的にも優れている腕時計型の無線電話装置は存
在していなかった。 【解決手段】腕時計型の無線電話装置は、送受信装置本
体を内蔵のケ−スと、電池、通話用マイクロホン及びス
ピ−カを搭載のバンドから構成され、ケ−スには無線用
アンテナが直接的若しくは間接的に可動状態に配設さ
れ、ケ−スの表面には入力装置のボタン若しくはキ−ボ
−ド及び液晶式表示装置の画面が設けられ、バンドは、
通話用マイクロフォン及びスピ−カが、個別の装置若し
くは併用の装置にして搭載されていて、バンドに搭載の
電池により無線電話装置が動作するものに構成されてい
る。 【効果】自然な動作で送受信でき、優れた操作性を使用
者に与えて、電子回路及び通信技術等の進歩、無線電話
の多機能化等にも適応できる構造であって、大容量の電
池等の搭載も可能となる等の特徴を備えている腕時計型
の無線電話装置が提供される。
て、技術的にも優れている腕時計型の無線電話装置は存
在していなかった。 【解決手段】腕時計型の無線電話装置は、送受信装置本
体を内蔵のケ−スと、電池、通話用マイクロホン及びス
ピ−カを搭載のバンドから構成され、ケ−スには無線用
アンテナが直接的若しくは間接的に可動状態に配設さ
れ、ケ−スの表面には入力装置のボタン若しくはキ−ボ
−ド及び液晶式表示装置の画面が設けられ、バンドは、
通話用マイクロフォン及びスピ−カが、個別の装置若し
くは併用の装置にして搭載されていて、バンドに搭載の
電池により無線電話装置が動作するものに構成されてい
る。 【効果】自然な動作で送受信でき、優れた操作性を使用
者に与えて、電子回路及び通信技術等の進歩、無線電話
の多機能化等にも適応できる構造であって、大容量の電
池等の搭載も可能となる等の特徴を備えている腕時計型
の無線電話装置が提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の電池の使
用が可能となり、腕の自然な曲げ動作のみにより通話可
能となる等の種々の技術上及び使用上の特徴を備えてい
る腕時計型の無線電話装置に関する。
用が可能となり、腕の自然な曲げ動作のみにより通話可
能となる等の種々の技術上及び使用上の特徴を備えてい
る腕時計型の無線電話装置に関する。
【0002】本発明は、電池、電子回路及び通信技術等
の進歩、無線電話の多機能化等にも適応できる等の種々
の技術上の特徴をも備えている腕時計型の無線電話装置
に関する。
の進歩、無線電話の多機能化等にも適応できる等の種々
の技術上の特徴をも備えている腕時計型の無線電話装置
に関する。
【0003】
【従来の技術】手首に装着して使用する腕時計型若しく
はそれに類する小型の無線装置(代表的には、呼出受信
装置)は公知である。
はそれに類する小型の無線装置(代表的には、呼出受信
装置)は公知である。
【0004】なお、公知のそれらの無線装置を以下にお
いて「公知の無線装置」ということがある。
いて「公知の無線装置」ということがある。
【0005】公知の無線装置は、電池、無線装置本体、
プッシュ式ボタンの入力装置、液晶式表示装置、マイク
ロフォン及びスピ−カ等を腕時計と同等若しくはそれに
近い大きさのケ−スに内蔵して、消費電流が大きい受発
信回路等及びその他の電気系統をケ−スに内蔵の小型電
池で動作させている。
プッシュ式ボタンの入力装置、液晶式表示装置、マイク
ロフォン及びスピ−カ等を腕時計と同等若しくはそれに
近い大きさのケ−スに内蔵して、消費電流が大きい受発
信回路等及びその他の電気系統をケ−スに内蔵の小型電
池で動作させている。
【0006】しかも、公知の無線装置は、プッシュボタ
ン式の入力装置、液晶式の表示装置、マイクロフォン及
びスピ−カが小さなケ−スの表面(腕時計の文字盤の相
当する大きさの表面)にコンパクトにまとめて配置さ
れ、マイクロフォン、スピ−カ及びスッチがその極く小
さいケ−スの表面端部に配置されている(特開平5−第
110494号公報、特開平5−第276056号公報
等参照)。
ン式の入力装置、液晶式の表示装置、マイクロフォン及
びスピ−カが小さなケ−スの表面(腕時計の文字盤の相
当する大きさの表面)にコンパクトにまとめて配置さ
れ、マイクロフォン、スピ−カ及びスッチがその極く小
さいケ−スの表面端部に配置されている(特開平5−第
110494号公報、特開平5−第276056号公報
等参照)。
【0007】従って、公知の無線装置には、電池を頻繁
に交換せざるを得ないという問題点及び無線装置として
の操作性及び使用性が著しく劣る等の問題点等がある。
に交換せざるを得ないという問題点及び無線装置として
の操作性及び使用性が著しく劣る等の問題点等がある。
【0008】そのために、電池寿命の判定及び電池寿命
の延長に関するいくつかの提案が、公知の無線装置につ
いて行われている。
の延長に関するいくつかの提案が、公知の無線装置につ
いて行われている。
【0009】電池寿命の判定については、電池の一方の
電極をケ−スの裏蓋に接続して、裏蓋を通じて電池電圧
を外部から直接的に電池寿命を測定する提案がある(特
開平5−第145468号公報参照)。
電極をケ−スの裏蓋に接続して、裏蓋を通じて電池電圧
を外部から直接的に電池寿命を測定する提案がある(特
開平5−第145468号公報参照)。
【0010】電池寿命の延長については、呼出受信装置
のケ−スの裏蓋(すなわち、手首の表面に接する箇所)
に温度センサ−を設けて、その温度センサ−により測定
の温度が体温より低い場合(すなわち、呼出受信装置が
手首に装着されていない場合)には表示動作を停止させ
て電池寿命を延長する提案(特開平5−第327595
号公報参照)、及び送受信デ−タの重要度を記憶回路に
予め記憶させておき、比較回路においてその重要度を判
定して重要度が大きいデ−タのみを送受信して電池寿命
の節約を図る提案がある(特開平5−第268153号
公報参照)。
のケ−スの裏蓋(すなわち、手首の表面に接する箇所)
に温度センサ−を設けて、その温度センサ−により測定
の温度が体温より低い場合(すなわち、呼出受信装置が
手首に装着されていない場合)には表示動作を停止させ
て電池寿命を延長する提案(特開平5−第327595
号公報参照)、及び送受信デ−タの重要度を記憶回路に
予め記憶させておき、比較回路においてその重要度を判
定して重要度が大きいデ−タのみを送受信して電池寿命
の節約を図る提案がある(特開平5−第268153号
公報参照)。
【0011】又、無線装置の使用性の向上については、
リユ−ズ内部にROMを収納して情報記憶装置化し、情
報書き込み用ROMを不用化してROMの実装面積を小
型化して、受信装置全体をより軽薄型化する提案がある
(特開平5−第316015号公報参照)。
リユ−ズ内部にROMを収納して情報記憶装置化し、情
報書き込み用ROMを不用化してROMの実装面積を小
型化して、受信装置全体をより軽薄型化する提案がある
(特開平5−第316015号公報参照)。
【0012】さらに、感圧スィッチを近傍の壁等に軽く
押し当てる等すればスィッチをON状態できるようにし
て、手が自由に操作できない状況下(例えば、満員電車
内等)での使用性を向上させる提案もある(特開平5−
110494号公報参照)。さらに、公知の無線装置の
アンテナについても、いくつかの提案が行われている。
押し当てる等すればスィッチをON状態できるようにし
て、手が自由に操作できない状況下(例えば、満員電車
内等)での使用性を向上させる提案もある(特開平5−
110494号公報参照)。さらに、公知の無線装置の
アンテナについても、いくつかの提案が行われている。
【0013】適度の弾性を有するアンテナ部材によりバ
ンドを形成して、手首にバンドを装着した場合に形成さ
れル−プをアンテナとして利用する提案がある(特開平
5−第110494号公報、特開平5−第276056
号公報参照)。
ンドを形成して、手首にバンドを装着した場合に形成さ
れル−プをアンテナとして利用する提案がある(特開平
5−第110494号公報、特開平5−第276056
号公報参照)。
【0014】バンド自由端の離脱を判別して報知する手
段を設けて、バンド自由端の離脱によってバンドが手首
が外れてル−プを形成しなくなる場合(すなわち、バン
ドがアンテナとして機能しなくなる場合)を知るように
した提案もある(特開平5−第183454号公報参
照)。
段を設けて、バンド自由端の離脱によってバンドが手首
が外れてル−プを形成しなくなる場合(すなわち、バン
ドがアンテナとして機能しなくなる場合)を知るように
した提案もある(特開平5−第183454号公報参
照)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】公知の無線装置には、
前述の提案があるにかかわらず、その構造に由来する下
記(a)〜(e)等の様々な問題点が存在している。 (a)公知の無線装置では、小型かつ小容量の電池が小
さなケ−ス内に内蔵されているので、電池の頻繁な交換
が不可避であるとの問題点が存在している。 (b)公知の無線装置では、マイクロフォンが腕時計と
同様の小さなケ−スの表面端部に設けられている。
前述の提案があるにかかわらず、その構造に由来する下
記(a)〜(e)等の様々な問題点が存在している。 (a)公知の無線装置では、小型かつ小容量の電池が小
さなケ−ス内に内蔵されているので、電池の頻繁な交換
が不可避であるとの問題点が存在している。 (b)公知の無線装置では、マイクロフォンが腕時計と
同様の小さなケ−スの表面端部に設けられている。
【0016】従って、それを通話用マイクロフォンとし
て使用する場合には、手首を水平に曲げた状態(すなわ
ち、不自然に曲げた状態)にして通話するか、若しく
は、首を前方に不自然に曲げた状態て通話する必要があ
るとの問題点が存在している。 (c)公知の無線装置で提案されているマイクロフォン
及びスピ−カは、小さすぎて通話には適さないとの問題
点が存在している。 (d)腕時計型の電話装置に用いる通話用マイクロフォ
ンとスピ−カにつての使用の面から見た検討が行われて
いないとの問題点がある。 (e)公知の無線装置で提案されているバンドのル−プ
状アンテナは、感度及び使用性の面で実用的でないとの
問題点が存在している。
て使用する場合には、手首を水平に曲げた状態(すなわ
ち、不自然に曲げた状態)にして通話するか、若しく
は、首を前方に不自然に曲げた状態て通話する必要があ
るとの問題点が存在している。 (c)公知の無線装置で提案されているマイクロフォン
及びスピ−カは、小さすぎて通話には適さないとの問題
点が存在している。 (d)腕時計型の電話装置に用いる通話用マイクロフォ
ンとスピ−カにつての使用の面から見た検討が行われて
いないとの問題点がある。 (e)公知の無線装置で提案されているバンドのル−プ
状アンテナは、感度及び使用性の面で実用的でないとの
問題点が存在している。
【0017】そこで、第一の本発明は、それらの問題点
を解決して、下記(1)〜(6)の特徴を備えている腕
時計型の無線電話装置を提供する、ことを目的とする。 (1)腕に装着した腕時計型の無線電話装置を腕を自然
な動作で曲げた状態であって、かつ、頭部を自然な状態
にして通話できる特徴、(2)優れた操作性を使用者に
与える配置の無線電話装置になっている特徴、(3)重
量感を装着者に与えることなく、大容量の電池の使用が
可能な構造になっている特徴、(4)電池、電子回路及
び通信技術等の進歩、無線電話の多機能化等にも適応で
きる構造を備えている特徴、(5)種々の種類及び形態
の電池又は/及び大きな容量の電池を備えることが可能
になる特徴、(6)腕時計の機能をも有する特徴であ
る。
を解決して、下記(1)〜(6)の特徴を備えている腕
時計型の無線電話装置を提供する、ことを目的とする。 (1)腕に装着した腕時計型の無線電話装置を腕を自然
な動作で曲げた状態であって、かつ、頭部を自然な状態
にして通話できる特徴、(2)優れた操作性を使用者に
与える配置の無線電話装置になっている特徴、(3)重
量感を装着者に与えることなく、大容量の電池の使用が
可能な構造になっている特徴、(4)電池、電子回路及
び通信技術等の進歩、無線電話の多機能化等にも適応で
きる構造を備えている特徴、(5)種々の種類及び形態
の電池又は/及び大きな容量の電池を備えることが可能
になる特徴、(6)腕時計の機能をも有する特徴であ
る。
【0018】第二の本発明は、第一の本発明の前記
(1)〜(5)の特徴を備えている腕時計型の無線電話
装置を提供する、ことを目的とする。
(1)〜(5)の特徴を備えている腕時計型の無線電話
装置を提供する、ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第一の本発明による腕時
計型の無線電話装置(請求項1に記載の無線電話装置)
は、無線電話装置の送受信装置本体が内蔵されているケ
−スが、電池、通話用マイクロホン及びスピ−カが搭載
されているバンドにより腕若しくは手首に装着されるも
のに構成されている腕時計型の無線電話装置であって、
ケ−スは、アンテナを配設の腕時計ケ−スが、可動状態
で、かつ、前記ケ−スの表面を覆うこともできる状態で
備えられているもので、ケ−スは、前記送受信装置本体
に信号を入力するための信号入力装置のボタン若しくは
キ−ボ−ド及び送受信装置本体からのデ−タを表示する
液晶式表示装置の画面がその表面に設けられているもの
であって、バンドは、前記通話用マイクロフォン及び前
記スピ−カが、個別の装置若しくはそれら両方を収納し
た単一の装置にして搭載されているものであり、しか
も、バンドに搭載の電池により無線電話装置が動作する
ものに構成されているものでものであること、を特徴と
する。
計型の無線電話装置(請求項1に記載の無線電話装置)
は、無線電話装置の送受信装置本体が内蔵されているケ
−スが、電池、通話用マイクロホン及びスピ−カが搭載
されているバンドにより腕若しくは手首に装着されるも
のに構成されている腕時計型の無線電話装置であって、
ケ−スは、アンテナを配設の腕時計ケ−スが、可動状態
で、かつ、前記ケ−スの表面を覆うこともできる状態で
備えられているもので、ケ−スは、前記送受信装置本体
に信号を入力するための信号入力装置のボタン若しくは
キ−ボ−ド及び送受信装置本体からのデ−タを表示する
液晶式表示装置の画面がその表面に設けられているもの
であって、バンドは、前記通話用マイクロフォン及び前
記スピ−カが、個別の装置若しくはそれら両方を収納し
た単一の装置にして搭載されているものであり、しか
も、バンドに搭載の電池により無線電話装置が動作する
ものに構成されているものでものであること、を特徴と
する。
【0020】又、第二の本発明による腕時計型の無線電
話装置(請求項2に記載の無線電話装置)は、 無線電
話装置の送受信装置本体が内蔵されているケ−スが、電
池ものに構成されている腕時計型の無線電話装置であっ
て、前記ケ−スは、アンテナが配設されているもので、
前記送受信装置本体に信号を入力するための信号入力装
置のボタン若しくはキ−ボ−ド及び前記送受信装置本体
からのデ−タを表示する液晶式表示装置の画面がその表
面に設けられているものであって、前記バンドは、前記
通話用マイクロフォン及びスピ−カが、個別の装置若し
くはそれら両方を収納した単一の装置にして搭載されて
いるものであり、しかも、前記バンドに搭載の電池によ
り無線電話装置が動作するものに構成されているもので
あること、を特徴とする。
話装置(請求項2に記載の無線電話装置)は、 無線電
話装置の送受信装置本体が内蔵されているケ−スが、電
池ものに構成されている腕時計型の無線電話装置であっ
て、前記ケ−スは、アンテナが配設されているもので、
前記送受信装置本体に信号を入力するための信号入力装
置のボタン若しくはキ−ボ−ド及び前記送受信装置本体
からのデ−タを表示する液晶式表示装置の画面がその表
面に設けられているものであって、前記バンドは、前記
通話用マイクロフォン及びスピ−カが、個別の装置若し
くはそれら両方を収納した単一の装置にして搭載されて
いるものであり、しかも、前記バンドに搭載の電池によ
り無線電話装置が動作するものに構成されているもので
あること、を特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に具体
的に説明する。
的に説明する。
【0022】図1は、第一の本発明による腕時計型の無
線電話装置(以下において、腕時計電話装置と略称する
ことがある)の実施の形態の斜視図である。
線電話装置(以下において、腕時計電話装置と略称する
ことがある)の実施の形態の斜視図である。
【0023】なお、図1に示す腕時計電話装置は、実施
の形態としては好適なものではあるが、本発明に含まれ
る多種多様の実施の形態の例示の一つである。
の形態としては好適なものではあるが、本発明に含まれ
る多種多様の実施の形態の例示の一つである。
【0024】図1の腕時計電話装置1は無線電話装置と
腕時計の両方の機能を有しているものである。腕時計電
話装置1は無線電話装置ためのの送受信装置本体(以下
において、無線装置本体という)を内蔵のケ−ス2とそ
れに接続のバンド3から構成されている。
腕時計の両方の機能を有しているものである。腕時計電
話装置1は無線電話装置ためのの送受信装置本体(以下
において、無線装置本体という)を内蔵のケ−ス2とそ
れに接続のバンド3から構成されている。
【0025】ケ−ス2は腕若しくは手首に装着可能な大
きさのものに形成されている。
きさのものに形成されている。
【0026】なお、本発明において「腕若しくは手首に
装着」と定義しているのは、手首以外の腕の部分におい
ても、本発明の腕時計電話装置を装着する可能性がある
からである。
装着」と定義しているのは、手首以外の腕の部分におい
ても、本発明の腕時計電話装置を装着する可能性がある
からである。
【0027】バンド3は、それを腕若しくは手首に巻い
て留具4で留めて装着され、その状態では、無線装置本
体を内蔵のケ−ス2の反対側に留具4が位置している。
て留具4で留めて装着され、その状態では、無線装置本
体を内蔵のケ−ス2の反対側に留具4が位置している。
【0028】そして、無線装置本体内蔵のケ−ス2に
は、無線電話用のアンテナを配置の腕時計ケ−ス5が可
動状態に備えられていて、腕時計電話装置1が腕時計の
機能をも有するようになっている。
は、無線電話用のアンテナを配置の腕時計ケ−ス5が可
動状態に備えられていて、腕時計電話装置1が腕時計の
機能をも有するようになっている。
【0029】ケ−ス2は平面上の対向する両端部にバン
ド3の取付け部6、6を備えている。
ド3の取付け部6、6を備えている。
【0030】バンド3はそれら取付け部6、6に取り外
し可能に接続されている。バンド3には、電池、マイク
ロフォン及びスピ−カが搭載されていて、それらは取付
け部6、6を通じてケ−ス2内の無線装置本体の回路に
接続されている。
し可能に接続されている。バンド3には、電池、マイク
ロフォン及びスピ−カが搭載されていて、それらは取付
け部6、6を通じてケ−ス2内の無線装置本体の回路に
接続されている。
【0031】腕時計ケ−ス5では一般的に飾り縁が設け
られる箇所に送受信共用のリング状アンテナ8が固定さ
れる等して配置され、アンテナ8も取付け部6、6を通
じてケ−ス2内の無線装置本体の回路に接続されてい
る。
られる箇所に送受信共用のリング状アンテナ8が固定さ
れる等して配置され、アンテナ8も取付け部6、6を通
じてケ−ス2内の無線装置本体の回路に接続されてい
る。
【0032】腕時計ケ−ス5は、バンド3の取付け部6
の回転軸に取りつけられているので、上方向に動かすこ
とが可能で、腕時計ケ−ス5によりケ−ス2の表面を覆
うことも可能である。
の回転軸に取りつけられているので、上方向に動かすこ
とが可能で、腕時計ケ−ス5によりケ−ス2の表面を覆
うことも可能である。
【0033】従って、ケ−ス2に内蔵の無線装置本体
は、その表面が腕時計ケ−ス5により覆われて雨水及び
衝撃から保護され、腕時計ケ−ス5を上方に動かしてリ
ング状アンテナ7の地表に対する角度を変えることによ
り、優れたアンテナ感度の角度の選択が可能になる。
は、その表面が腕時計ケ−ス5により覆われて雨水及び
衝撃から保護され、腕時計ケ−ス5を上方に動かしてリ
ング状アンテナ7の地表に対する角度を変えることによ
り、優れたアンテナ感度の角度の選択が可能になる。
【0034】なお、本発明の「アンテナ」もリング状ア
ンテナ8と同様に無線送受信共用のにするのが適してい
る。
ンテナ8と同様に無線送受信共用のにするのが適してい
る。
【0035】腕時計ケ−ス5は水平移動可能な状態でケ
−ス2の表面に取りつけられる。その場合であっても、
ケ−ス2に内蔵の無線装置本体は腕時計ケ−ス5により
保護される。
−ス2の表面に取りつけられる。その場合であっても、
ケ−ス2に内蔵の無線装置本体は腕時計ケ−ス5により
保護される。
【0036】腕時計ケ−ス5は、可動で、かつ、ケ−ス
2の表面を覆うことができるという条件を備えているも
のであれば、その動き及び形態において任意である。
2の表面を覆うことができるという条件を備えているも
のであれば、その動き及び形態において任意である。
【0037】そのために、第一の本発明においては、腕
時計ケ−ス5とケ−ス2との関係が「アンテナを配設の
時計ケ−スが、可動状態で、かつ、前記ケ−スの表面を
覆うこともできる状態で前記ケ−スに備えられているも
の」と定義されている。
時計ケ−ス5とケ−ス2との関係が「アンテナを配設の
時計ケ−スが、可動状態で、かつ、前記ケ−スの表面を
覆うこともできる状態で前記ケ−スに備えられているも
の」と定義されている。
【0038】ケ−ス2の表面には、送受信装置本体にダ
イヤル信号その他を入力するためのタッチ式あるいはボ
タン式の信号入力装置10のボタン若しくはキ−ボ−ド
と、前記送受信装置本体からのデ−タを表示するための
液晶式表示装置の画面11が配設され、電池、スピ−カ
及び通話用マイクロフォンがバンド3に搭載されてい
る。
イヤル信号その他を入力するためのタッチ式あるいはボ
タン式の信号入力装置10のボタン若しくはキ−ボ−ド
と、前記送受信装置本体からのデ−タを表示するための
液晶式表示装置の画面11が配設され、電池、スピ−カ
及び通話用マイクロフォンがバンド3に搭載されてい
る。
【0039】そのために、ケ−ス2内には余分の空間が
確保され、それによって、電子回路及び通信技術等の進
歩、無線電話の多機能化の対応する装置を追加的に内蔵
できることになる。
確保され、それによって、電子回路及び通信技術等の進
歩、無線電話の多機能化の対応する装置を追加的に内蔵
できることになる。
【0040】又、ケ−ス2の表面に設ける信号入力装置
10のボタン若しくはキ−ボ−ドと、液晶式表示装置の
画面11を優れた操作性を与える程度に大きくすること
が可能となる。
10のボタン若しくはキ−ボ−ドと、液晶式表示装置の
画面11を優れた操作性を与える程度に大きくすること
が可能となる。
【0041】ケ−ス2に配設のリュ−ズ(りゅうず)1
2、12、12は、腕時計電話装置1に必要な種々のス
ィッチ等に用いるものである。
2、12、12は、腕時計電話装置1に必要な種々のス
ィッチ等に用いるものである。
【0042】バンド3には、シ−ト状電池14、14が
絶縁状態を保持して内蔵されていて、その端子からケ−
ス2の送受信装置本体の回路に接続されている。
絶縁状態を保持して内蔵されていて、その端子からケ−
ス2の送受信装置本体の回路に接続されている。
【0043】バンド3の留具4には、先端に小型の通話
用マイクロフォン(以下において、マイクロフォンとい
うことがある)15が設けられている線状支持材16の
後端部が接続されている。線状支持材16は柔軟性及び
伸縮可能性を有するものになっていて、通話時には、線
状支持材16を伸ばして(あるいは延長して)マイクロ
フォンを頭部の口付近に位置させることが可能になって
いる。
用マイクロフォン(以下において、マイクロフォンとい
うことがある)15が設けられている線状支持材16の
後端部が接続されている。線状支持材16は柔軟性及び
伸縮可能性を有するものになっていて、通話時には、線
状支持材16を伸ばして(あるいは延長して)マイクロ
フォンを頭部の口付近に位置させることが可能になって
いる。
【0044】なお、図1には、線状支持材16が図面の
上方向に伸びるように図示されているが、それは図示の
便宜からであって、図面の下方向若しくは任意の方向に
伸びるようにすることができる。
上方向に伸びるように図示されているが、それは図示の
便宜からであって、図面の下方向若しくは任意の方向に
伸びるようにすることができる。
【0045】留具4には、スピ−カ17が留具4の面積
を大きく占有する状態で設けられていて、マイクロフォ
ン15とスピ−カ17とが収納されて単一の装置にまと
められている(図2参照)。
を大きく占有する状態で設けられていて、マイクロフォ
ン15とスピ−カ17とが収納されて単一の装置にまと
められている(図2参照)。
【0046】マイクロフォン15とスピ−カ17を単一
の装置に収納すると、メイテナンスが容易となって優れ
た使用性及び便宜性が得られる等の利点が生じる。
の装置に収納すると、メイテナンスが容易となって優れ
た使用性及び便宜性が得られる等の利点が生じる。
【0047】又、線状支持材16の留具4への接続部
は、線状支持材16の端部を固定的に留具4に接続して
もよく、留具4に対して可動的に接続してマイクロフォ
ン15が伸びる(延長できる)方向を変えられるように
してもよい。腕時計電話装置1では、占有面積を広くで
確保するこができ、かつ、占有面積を任意に変え得る場
所、すなわち、バンド3、に電池が搭載されている。
は、線状支持材16の端部を固定的に留具4に接続して
もよく、留具4に対して可動的に接続してマイクロフォ
ン15が伸びる(延長できる)方向を変えられるように
してもよい。腕時計電話装置1では、占有面積を広くで
確保するこができ、かつ、占有面積を任意に変え得る場
所、すなわち、バンド3、に電池が搭載されている。
【0048】従って、大容量の電池、多くのボタン電池
若しくはソ−ラ−電池等の搭載が可能となり、任意の複
数種類の電池の搭載も可能となる。
若しくはソ−ラ−電池等の搭載が可能となり、任意の複
数種類の電池の搭載も可能となる。
【0049】さらに、バンド3には十分な搭載スペ−ス
があるので、電池寿命の進行状況(特に、電池寿命の終
了若しくは終了間近の時期)を表示する手段を設けるこ
とも容易である。
があるので、電池寿命の進行状況(特に、電池寿命の終
了若しくは終了間近の時期)を表示する手段を設けるこ
とも容易である。
【0050】従って、腕時計電話装置1は、電池技術の
面からも、通信技術等の進歩及び無線電話の多機能化等
にも適応できる性能を有している。
面からも、通信技術等の進歩及び無線電話の多機能化等
にも適応できる性能を有している。
【0051】図2は図1の腕時計電話装置1を留具4側
から見た斜視図である。図2はマイクロフォン15の線
状支持材16が縮められて留具4内に収納された状態を
示している。
から見た斜視図である。図2はマイクロフォン15の線
状支持材16が縮められて留具4内に収納された状態を
示している。
【0052】次に、バンド3に搭載のマイクロフォン及
びスピ−カの配置を図3及び図4に基づいて具体的に説
明する。図3及び図4は腕時計電話装置1の使用状況の
説明図である。
びスピ−カの配置を図3及び図4に基づいて具体的に説
明する。図3及び図4は腕時計電話装置1の使用状況の
説明図である。
【0053】図3はケ−ス2を装着した腕を自然的に前
に曲げてバンド3に搭載のマイクロフォン15を口近く
に持ってきる動作をして通話する状況を示している。図
4はケ−ス2を装着した腕を自然的に上方に曲る動作を
してバンド3に搭載のスピ−カ17を耳に近付け、マイ
クロフォン15を口近くまで伸ばす(延長する)動作を
して通話する状況を示している。
に曲げてバンド3に搭載のマイクロフォン15を口近く
に持ってきる動作をして通話する状況を示している。図
4はケ−ス2を装着した腕を自然的に上方に曲る動作を
してバンド3に搭載のスピ−カ17を耳に近付け、マイ
クロフォン15を口近くまで伸ばす(延長する)動作を
して通話する状況を示している。
【0054】マイクロフォン15の線状支持材16は、
図4の動作においてもマイクロフォン15口近くの位置
まで容易に移動できるのに適しるバンド3の位置に後端
部を接続することが望まれる。そして、バンド3の留具
4の位置は、図4の動作において口に近い位置というこ
とで望まし位置である。
図4の動作においてもマイクロフォン15口近くの位置
まで容易に移動できるのに適しるバンド3の位置に後端
部を接続することが望まれる。そして、バンド3の留具
4の位置は、図4の動作において口に近い位置というこ
とで望まし位置である。
【0055】図4の動作では腕時計電話装置1を用いて
受話と送話とを同時に自然な状態(例えば、自然な姿
勢)で行うこができる。
受話と送話とを同時に自然な状態(例えば、自然な姿
勢)で行うこができる。
【0056】又、線状支持材16の柔軟性及び伸縮性を
利用して、スピ−カ17を頭部の耳近くに位置させても
マイクロフォン15を顔部の口付近に容易にもってくる
ことが可能である。
利用して、スピ−カ17を頭部の耳近くに位置させても
マイクロフォン15を顔部の口付近に容易にもってくる
ことが可能である。
【0057】なお、通話する場合のマイクロフォン15
と口との距離は、通常の大きさの声によりマイクロフォ
ン15を通じて会話を行い得る距離である。その距離
は、例えば、口から1〜20センチメ−トルである。
と口との距離は、通常の大きさの声によりマイクロフォ
ン15を通じて会話を行い得る距離である。その距離
は、例えば、口から1〜20センチメ−トルである。
【0058】腕時計電話装置1の携帯時には、線状支持
材16を縮めてマイクロフォン15が歩行その他の動作
に支障がないような状態にできるようになっている。動
作に支障がないような状態にする方法は任意である。
材16を縮めてマイクロフォン15が歩行その他の動作
に支障がないような状態にできるようになっている。動
作に支障がないような状態にする方法は任意である。
【0059】次に、腕時計電話装置1の回路構成の概略
を図5に基づいて説明する。
を図5に基づいて説明する。
【0060】図5において、符号50で示す領域は主と
してケ−ス2に内蔵の無線送受信装置本体を表し、符号
51で示す領域は主としてバンド3(留具4を含む)を
表している。
してケ−ス2に内蔵の無線送受信装置本体を表し、符号
51で示す領域は主としてバンド3(留具4を含む)を
表している。
【0061】符号50及び51で示す領域内の電源は、
バンド3に搭載のシ−ト状電池14、14により供給さ
れるようになっている。
バンド3に搭載のシ−ト状電池14、14により供給さ
れるようになっている。
【0062】アンテナ52(アンテナ8に相当)で受信
の受信搬送波は、受信部53に送られて、複調回路によ
り複調され、増幅回路で増幅されて、符号化回路で2進
信号化される(受信信号がアナログ信号の場合)。
の受信搬送波は、受信部53に送られて、複調回路によ
り複調され、増幅回路で増幅されて、符号化回路で2進
信号化される(受信信号がアナログ信号の場合)。
【0063】2進信号のダイヤル信号は、信号制御回路
54に送られ、記憶回路(ROM及びRAM)55のデ
−タ−を照合する等して、ダイヤル信号に対応した表示
が液晶式表示装置56に表示され、信号音発生回路の動
作により鳴音が発生される。なお、信号制御回路54
は、マイクロプロセッサ(CPU)により無線送受信回
路全体及びそれに関連する回路の信号を制御して、か
つ、全体のシステムの制御をしている。
54に送られ、記憶回路(ROM及びRAM)55のデ
−タ−を照合する等して、ダイヤル信号に対応した表示
が液晶式表示装置56に表示され、信号音発生回路の動
作により鳴音が発生される。なお、信号制御回路54
は、マイクロプロセッサ(CPU)により無線送受信回
路全体及びそれに関連する回路の信号を制御して、か
つ、全体のシステムの制御をしている。
【0064】そして、通話状態が確立すると、複調され
た音声が、増幅されて、スピ−カ17を通じて受話され
る。
た音声が、増幅されて、スピ−カ17を通じて受話され
る。
【0065】次に、マイクロフォン15を通じて送話さ
れる音声信号は、送信部58において送信搬送波に変調
されてアンテナ52から送信される。
れる音声信号は、送信部58において送信搬送波に変調
されてアンテナ52から送信される。
【0066】又、所望の通話を開始するときは、通話開
始のスイッチを作動させて、入力装置58のタッチ式又
はプッシュ式のボタンあるいはキ−ボ−ドを操作してダ
イヤル信号に相当の信号を入力する。
始のスイッチを作動させて、入力装置58のタッチ式又
はプッシュ式のボタンあるいはキ−ボ−ドを操作してダ
イヤル信号に相当の信号を入力する。
【0067】信号制御回路54により制御されたダイヤ
ル信号は、送信部58の変調回路て送信搬送波に変調さ
れて、アンテナ52から送信される。
ル信号は、送信部58の変調回路て送信搬送波に変調さ
れて、アンテナ52から送信される。
【0068】次に、第二の本発明の実施の形態を以下に
具体的に説明する。図6は、第二の本発明による腕時計
電話装置の他の実施の形態の斜視図である。
具体的に説明する。図6は、第二の本発明による腕時計
電話装置の他の実施の形態の斜視図である。
【0069】図6に示す腕時計電話装置60は、無線装
置本体を内蔵のケ−ス61に直接的に送受信共用のリン
グ状アンテナ62が配置されていて、無線電話の機能の
みを備えている。
置本体を内蔵のケ−ス61に直接的に送受信共用のリン
グ状アンテナ62が配置されていて、無線電話の機能の
みを備えている。
【0070】バンド及びその留具は、図1に示す腕時計
電話装置1のそれらと同様である。アンテナ62は、無
線装置本体を内蔵のケ−ス61の表面に固定して配設す
ること、若しくはケ−ス61の表面に対する角度を可変
に配設することができる。図7の腕時計電話装置70
は、リング状アンテナ71を回転軸72で軸支させて無
線装置本体を内蔵のケ−ス73に設けたものである。
電話装置1のそれらと同様である。アンテナ62は、無
線装置本体を内蔵のケ−ス61の表面に固定して配設す
ること、若しくはケ−ス61の表面に対する角度を可変
に配設することができる。図7の腕時計電話装置70
は、リング状アンテナ71を回転軸72で軸支させて無
線装置本体を内蔵のケ−ス73に設けたものである。
【0071】図8は、ケ−ス73に設けるリング状態ア
ンテナを分割して円弧状アンテナ80、80にしたもの
である。
ンテナを分割して円弧状アンテナ80、80にしたもの
である。
【0072】図8の円弧状アンテナ80、80を図7の
腕時計電話装置70に回転軸72で軸支させれ、独立に
動かせるので、アンテナ感度を微妙に調整することが可
能となる。
腕時計電話装置70に回転軸72で軸支させれ、独立に
動かせるので、アンテナ感度を微妙に調整することが可
能となる。
【0073】図9は、アンテナの他の実施の形態を例示
したものである。
したものである。
【0074】引出し式のアンテナ90は、リング状の収
納容器91に収納されていて、通話の際には所望の長さ
に伸ばして使用させるものである。
納容器91に収納されていて、通話の際には所望の長さ
に伸ばして使用させるものである。
【0075】図10は、スピ−カ及びマイクロフォンの
他の実施の形態を例示したものである。
他の実施の形態を例示したものである。
【0076】図10においては、スピ−カ100及びマ
イクロフォン101が個別の装置としてバンド102に
直接に搭載されている。図10の搭載方法によれば、両
方は個別独立の装置にして搭載されているので、それら
装置の大型化若しくは高性能化が容易となる。
イクロフォン101が個別の装置としてバンド102に
直接に搭載されている。図10の搭載方法によれば、両
方は個別独立の装置にして搭載されているので、それら
装置の大型化若しくは高性能化が容易となる。
【0077】そして、本発明においては、スピ−カ及び
マイクロフォンが搭載条件にについての制約が少ないバ
ンドに搭載されているので、使用性、便宜性及び性能に
優れたスピ−カ及びマイクロフォンの搭載が容易であ
る。
マイクロフォンが搭載条件にについての制約が少ないバ
ンドに搭載されているので、使用性、便宜性及び性能に
優れたスピ−カ及びマイクロフォンの搭載が容易であ
る。
【0078】本発明には、多くの他の実施の形態が包含
されている。そのいくつかを例示すれば下記(a)〜
(f)のものが挙げられる。 (a)腕時計電話装置1の腕時計ケ−ス5に無線装置の
一部(例えば、送信装置)を内蔵して、ケ−ス2内の空
間を確保するようにすることも可能である。
されている。そのいくつかを例示すれば下記(a)〜
(f)のものが挙げられる。 (a)腕時計電話装置1の腕時計ケ−ス5に無線装置の
一部(例えば、送信装置)を内蔵して、ケ−ス2内の空
間を確保するようにすることも可能である。
【0079】又、本発明においては、腕時計電話装置1
の無線装置本体を内蔵のケ−ス2,61,73を複数の
ケ−スから形成させてもよい。 (b)無線装置本体を内蔵のケ−ス2,61,73の裏
蓋をダイヤル呼出信号と同期させて振動させるようにし
てもよい。
の無線装置本体を内蔵のケ−ス2,61,73を複数の
ケ−スから形成させてもよい。 (b)無線装置本体を内蔵のケ−ス2,61,73の裏
蓋をダイヤル呼出信号と同期させて振動させるようにし
てもよい。
【0080】ケ−ス2,61,73は、空間に余裕があ
るので、裏蓋に振動機構を取りつけることも可能であ
る。 (c)電話呼出し音専用の小さなマイクロフォンをケ−
ス2,61,73に取りつけることが可能である。 (d)マイクロフォン15の支持材は、線状支持材16
である必要はなく、任意の形態のものであり得る。 (e)マイクロフォン15の支持材が備えるべき性質
は、その長さを人為的に変化させる性質であるならば、
変化の形態において任意である。
るので、裏蓋に振動機構を取りつけることも可能であ
る。 (c)電話呼出し音専用の小さなマイクロフォンをケ−
ス2,61,73に取りつけることが可能である。 (d)マイクロフォン15の支持材は、線状支持材16
である必要はなく、任意の形態のものであり得る。 (e)マイクロフォン15の支持材が備えるべき性質
は、その長さを人為的に変化させる性質であるならば、
変化の形態において任意である。
【0081】従って、マイクロフォン15の支持材は、
折りたたむ等の方法により短くできるものであってもよ
い。 (f)スピ−カ17、100は、バンド3から動かして
受話に使用できるようにバンド3に設けることも可能で
ある。
折りたたむ等の方法により短くできるものであってもよ
い。 (f)スピ−カ17、100は、バンド3から動かして
受話に使用できるようにバンド3に設けることも可能で
ある。
【0082】なお、本発明においては、本発明の目的に
合致し、本発明の効果を特に害さない限りにおいては、
改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であって、い
ずれも本発明の範囲である。
合致し、本発明の効果を特に害さない限りにおいては、
改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であって、い
ずれも本発明の範囲である。
【0083】
【発明の効果】第一の本発明によれば、以下のような効
果が得られる。
果が得られる。
【0084】すなわち、腕に装着した腕時計型の無線電
話装置を腕を自然な動作で曲げた状態にして頭部を自然
な状態にして送受信することでき、優れた操作性を使用
者に与えることができて重量感を装着者に与えることが
ない構造であって、電池、電子回路及び通信技術等の進
歩、無線電話の多機能化等にも適応できる構造を備えて
いて、種々の種類及び形態の電池又は/及び大きな容量
の電池を備えることが可能な構造を有して、しかも、腕
時計の機能をも有するという特徴を備えている腕時計型
の無線電話装置が提供される。
話装置を腕を自然な動作で曲げた状態にして頭部を自然
な状態にして送受信することでき、優れた操作性を使用
者に与えることができて重量感を装着者に与えることが
ない構造であって、電池、電子回路及び通信技術等の進
歩、無線電話の多機能化等にも適応できる構造を備えて
いて、種々の種類及び形態の電池又は/及び大きな容量
の電池を備えることが可能な構造を有して、しかも、腕
時計の機能をも有するという特徴を備えている腕時計型
の無線電話装置が提供される。
【0085】又、第二の本発明よれば、第一の本発明に
おける腕時計の機能をも有するという特徴以外の全ての
特徴が提供される。
おける腕時計の機能をも有するという特徴以外の全ての
特徴が提供される。
【図1】腕時計電話装置の実施の形態の斜視図である。
【図2】図1の腕時計電話装置を別の角度から見た斜視
図である。
図である。
【図3】腕時計電話装置の使用状況を示す説明図で
【図4】腕時計電話装置の使用状況を示す説明図であ
る。
る。
【図5】腕時計電話装置の回路構成の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】腕時計電話装置の他の実施の形態の斜視図であ
る。
る。
【図7】腕時計電話装置の他の実施の形態の斜視図であ
る。
る。
【図8】腕時計電話装置の他の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図9】腕時計電話装置の他の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図10】腕時計電話装置の他の実施の形態の説明図で
ある。
ある。
1 腕時計電話装置 2 ケ−ス 3 バンド 4 留具 5 腕時計ケ−ス 6 取付け部 8 送受信共用のリング状アンテナ 10 信号入力装置 11 液晶式表示装置 12 リュ−ズ 14 シ−ト状電池 15 マイクロフォン 16 線状支持材− 17 スピ−カ 52 アンテナ 60 腕時計電話装置 61 ケ−ス 62 アンテナ 70 腕時計電話装置 71 アンテナ 72 回転軸 80 円弧状アンテナ 90 引出し式アンテナ 100 スピ−カ 101 マイクロフォン 102 バンド
Claims (3)
- 【請求項1】無線電話装置の送受信装置本体が内蔵され
ているケ−スが、電池、通話用マイクロホン及びスピ−
カが搭載されているバンドにより腕若しくは手首に装着
されるものに構成されている腕時計型の無線電話装置で
あって、 前記ケ−スは、アンテナを配設の腕時計ケ−スが、可動
状態で、かつ、前記ケ−スの表面を覆うこともできる状
態で備えられているもので、 前記ケ−スは、前記送受信装置本体に信号を入力するた
めの信号入力装置のボタン若しくはキ−ボ−ド及び前記
送受信装置本体からのデ−タを表示する液晶式表示装置
の画面がその表面に設けられているものであって、 前記バンドは、前記通話用マイクロフォン及び前記スピ
−カが、個別の装置若しくはそれら両方を収納した単一
の装置にして搭載されているものであり、 しかも、前記バンドに搭載の前記電池により前記無線電
話装置が動作するものに構成されている腕時計型の無線
電話装置。 - 【請求項2】無線電話装置の送受信装置本体が内蔵され
ているケ−スが、電池、通話用マイクロホン及びスピ−
カが搭載されているバンドにより腕若しくは手首に装着
されるものに構成されている腕時計型の無線電話装置で
あって、 前記ケ−スは、アンテナが配設されているもので、前記
送受信装置本体に信号を入力するための信号入力装置の
ボタン若しくはキ−ボ−ド及び前記送受信装置本体から
のデ−タを表示する液晶式表示装置の画面がその表面に
設けられているものであって、 前記バンドは、前記通話用マイクロフォン及び前記スピ
−カが、個別の装置若しくはそれら両方を収納した単一
の装置にして搭載されているものであり、 しかも、前記バンドに搭載の前記電池により前記無線電
話装置が動作するものに構成されている腕時計型の無線
電話装置。 - 【請求項3】前記通話用マイクロフォンは、通話時には
前記バンドから頭部の口付近まで伸ばすことができるも
のに構成されていることを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載の腕時計型の無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7225922A JPH0955679A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 腕時計型の無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7225922A JPH0955679A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 腕時計型の無線電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955679A true JPH0955679A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16836997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7225922A Pending JPH0955679A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 腕時計型の無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0955679A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998005148A1 (fr) * | 1996-07-29 | 1998-02-05 | Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha | Ensemble telephone de type montre-bracelet |
WO1998057477A1 (es) * | 1997-06-11 | 1998-12-17 | Fernandez Martinez Jose Ignaci | Nuevo dispositivo telefonico de pulsera |
WO1999059314A1 (fr) * | 1998-05-14 | 1999-11-18 | Kambe, Kimihito | Telephone portable fixe sur le bras |
KR20010110490A (ko) * | 2000-06-05 | 2001-12-13 | 김영복 | 손가락 폰 장치 및 제어 방법 |
ES2172470A1 (es) * | 2001-02-15 | 2002-09-16 | Garcia Felix Revilla | Reloj de pulsera polivalente. |
US6798385B2 (en) | 2000-03-02 | 2004-09-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Wireless information consumer electronic apparatus |
US7280844B2 (en) | 2003-07-22 | 2007-10-09 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Wristwatch type cellular phone |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7225922A patent/JPH0955679A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998005148A1 (fr) * | 1996-07-29 | 1998-02-05 | Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha | Ensemble telephone de type montre-bracelet |
WO1998057477A1 (es) * | 1997-06-11 | 1998-12-17 | Fernandez Martinez Jose Ignaci | Nuevo dispositivo telefonico de pulsera |
WO1999059314A1 (fr) * | 1998-05-14 | 1999-11-18 | Kambe, Kimihito | Telephone portable fixe sur le bras |
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ES2172470A1 (es) * | 2001-02-15 | 2002-09-16 | Garcia Felix Revilla | Reloj de pulsera polivalente. |
US7280844B2 (en) | 2003-07-22 | 2007-10-09 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Wristwatch type cellular phone |
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