JP2001333456A - 移動通信端末装置およびその情報取得方法 - Google Patents

移動通信端末装置およびその情報取得方法

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JP2001333456A
JP2001333456A JP2000152304A JP2000152304A JP2001333456A JP 2001333456 A JP2001333456 A JP 2001333456A JP 2000152304 A JP2000152304 A JP 2000152304A JP 2000152304 A JP2000152304 A JP 2000152304A JP 2001333456 A JP2001333456 A JP 2001333456A
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Yoshimasa Hara
好政 原
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報サービスの利用効率を向上する。 【解決手段】 CPU4は、キー8の操作に応答して、
情報取得時刻および情報取得アドレスを設定し、設定情
報として不揮発メモリ5に格納して登録する。計時部2
aにより得られる時刻に基づいて、CPU4は、不揮発
メモリ5に登録された情報取得時刻になると、登録され
た情報取得アドレスにより特定される情報サービスセン
タにアクセスして情報を取得し、取得情報を不揮発メモ
リ5に格納する。CPU4は、キー8の操作によって、
随時、その取得情報を表示部7に出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS(Person
al Handy-phone System)や携帯電話機等の移動電話装
置、並びに携帯情報端末装置(PDA:Personal Digit
al Assistants)等のような移動通信端末装置に係り、
特にニュースおよび天気予報等の情報を提供する各種情
報サービスの利用効率を改善する移動通信端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】PHSや携帯電話機等の移動電話装置に
は、通信事業者等が提供する情報サービスによりニュー
スおよび天気予報等の情報データを受信することができ
る機能を備えたものがある。このような情報サービスを
利用し得る移動電話装置は、情報サービスにて取得した
情報を、液晶ディスプレイ(LCD)を用いた表示部の
画面上で閲覧することができるようになっている。従
来、この種の移動電話装置においては、ユーザが、情報
サービスの情報を見たいときに、ユーザ操作によって、
情報サービスを提供する情報サービスセンタにアクセス
し、所望の情報を受信して取得し、表示部に表示するな
どして出力するようにしていた。
【0003】こうした情報サービスを利用可能な移動電
話装置は、例えば図6のフローチャートに示すように、
ユーザのキー操作により「情報サービス」機能が選択さ
れ(ステップS101)、所望の情報を取得するための
アドレスが入力されると(ステップS102)、オフフ
ックとされることによって、情報サービスセンタに接続
し(ステップS103)、そのアドレスから所望の情報
を受信して取得する(ステップS104)。
【0004】移動電話装置は、データ受信後、ユーザが
回線の切断を指示するキーを押下したり、表示部の画面
上に表示した項目「終了」等を選択するなどして、ユー
ザから回線の切断が指示されると(ステップS105に
てYES)、その指示に従って回線を切断する。
【0005】また、移動電話装置は、ユーザから回線の
切断が指示されない場合に(ステップS105にてN
O)、情報を取得したアドレスが、例えば情報自体のア
ドレスのように、情報サービスセンタ側から自動切断さ
れるアドレスであると(ステップS106にてYE
S)、情報サービスセンタの自動切断に従って回線が切
断される。
【0006】さらに、移動電話装置は、情報サービスセ
ンタにより回線が自動切断されない場合に(ステップS
106にてNO)、タイムアップを検出すると(ステッ
プS107にてYES)、回線を切断する。また、タイ
ムアップを検出しない場合には(ステップS107にて
NO)、移動電話装置は、処理をステップS105にリ
ターンする。
【0007】この際、移動電話装置は、受信した情報
を、表示部に表示するなどして出力し、必要に応じてユ
ーザのキー操作によって不揮発メモリに格納して(ステ
ップS108)、随時取出し可能とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動電
話装置は、ユーザが毎朝、同じ時間に同一の情報サービ
スセンタにアクセスして、同一の情報を受信している場
合であっても、毎朝、その都度ユーザがキー操作しなけ
ればならなかった。また、情報の取得に際しても、情報
サービスセンタにアクセスして受信されるまでの間、ユ
ーザは待機しなければならず、見たいときにすぐに情報
を見ることができなかった。
【0009】こうした問題は、移動電話装置に限らず、
情報サービスセンタとの通信による情報サービスを利用
可能な携帯情報端末装置にも共通して存在する。
【0010】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、効率よく情報サービスを利用可能とする移動
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る移動通信端末装置は、
情報取得アドレスにより特定される情報サービスセンタ
にアクセスして情報を取得する機能を有する移動通信端
末装置であって、時刻を計測する計時手段と、情報を記
憶する記憶手段と、情報取得時刻と情報取得アドレスを
示す設定情報を予め作成して前記記憶手段に登録し、前
記計時手段により得られる時刻に基づいて、情報取得時
刻に、対応する情報取得アドレスにより特定される情報
サービスセンタにアクセスして情報を取得し、取得情報
を前記記憶手段に格納し、外部操作に応答して前記記憶
手段に格納した取得情報を出力する処理手段と、を具備
することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、処理手段は、情報取得
時刻と情報取得アドレスを示す設定情報を予め作成して
記憶手段に登録し、情報取得時刻に、対応する情報取得
アドレスにより特定される情報サービスセンタにアクセ
スして情報を取得し、取得情報を記憶手段に格納し、外
部操作に応答して取得情報を出力する。これにより、情
報取得時刻となると、自動的に情報を取得してユーザに
提供することができ、情報サービスの利用効率を向上す
ることができる。
【0013】前記記憶手段は、装置電源を切っても記憶
内容を保持し得る不揮発性記憶手段を含んでいてもよ
い。また、前記処理手段は、情報の取得に失敗すると情
報取得の失敗を通知するメッセージを出力する手段を含
んでいてもよい。あるいは、前記処理手段は、情報の取
得に失敗すると、同一の情報取得アドレスを用いて情報
サービスセンタへのアクセスを繰り返してもよい。ある
いは、前記処理手段は、情報取得後に情報サービスセン
タから回線が自動切断されないと、所定時間後に回線を
自動切断してもよい。
【0014】この発明の第2の観点に係る移動通信端末
装置の情報取得方法は、情報取得アドレスにより特定さ
れる情報サービスセンタにアクセスして情報を取得する
機能を有する移動通信端末装置が情報を取得するための
方法であって、情報取得時刻と情報取得アドレスを示す
設定情報を予め作成してメモリに格納し、情報取得時刻
に、対応する情報取得アドレスにより特定される情報サ
ービスセンタにアクセスして情報を取得し、取得情報を
メモリに格納し、外部操作に応答してメモリに格納した
取得情報を出力する、ことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、情報取得時刻と情報取
得アドレスを示す設定情報を予め作成してメモリに記憶
しておき、情報取得時刻になると、情報取得アドレスに
より特定される情報サービスセンタにアクセスして情報
を自動的に取得することができる。これにより、情報を
自動的に取得してユーザに提供することができ、情報サ
ービスの利用効率を向上することができる。
【0016】情報の取得に失敗すると、情報取得の失敗
を通知するメッセージを出力してもよい。また、情報の
取得に失敗すると、同一の情報取得アドレスを用いて情
報サービスセンタへのアクセスを繰り返してもよい。さ
らに、情報取得後に情報サービスセンタから回線が自動
切断されないと、所定時間後に回線を自動切断してもよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態に係る移動通信端末装置の一例としての移
動電話装置について、詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
移動電話装置100の構成を示す図である。この移動電
話装置100は、例えばPHS(Personal Handy-phone
System)端末装置であり、図1に示すように、RF(R
adio Frequency)処理部1と、ベースバンド処理部2
と、コーデック(CODEC)3と、CPU(Central
Processing Unit)4と、不揮発メモリ5と、RAM(R
andom Access Memory)6と、表示部7と、キー8と、
マイクロフォン9と、スピーカ10とを備えている。
【0019】RF処理部1は、ラジオ周波数すなわち無
線周波数の信号を用いて、移動体通信ネットワークを構
成する基地局との無線通信により通話信号等の情報信号
を送受信する。すなわち、RF処理部1は、ベースバン
ドの情報信号を無線周波数の信号に変換して送信し、且
つ受信した無線周波数の信号をベースバンドの情報信号
に変換する。
【0020】ベースバンド処理部2は、時刻を計測する
リアルタイムクロックの計時部2aを有し、RF処理部
1との間で送受信信号を授受し、コーデック3との間で
コード化された送受話音声情報を授受し、そしてCPU
4との間でその他の情報信号を授受する。すなわち、ベ
ースバンド処理部2は、コーデック3からコード化され
た送話音声情報を受け、それを送信情報に含めてRF処
理部1に供給し、RF処理部1から供給された受信信号
からコード化された受話音声情報をコーデック3に供給
する。また、ベースバンド処理部2は、CPU4からダ
イヤル情報およびアドレス情報等の送信情報を受け、コ
ーデック3からの送話音声情報と共にRF処理部1に供
給し、RF処理部1から供給された受信信号から音声情
報以外の受信情報をCPU4に供給する。
【0021】さらに、ベースバンド処理部2の計時部2
aは、例えばクロック信号等をカウントし、必要に応じ
て標準時放送情報等を利用して時刻を計測し、時刻情報
を発生する。この計時部2aは、単に時刻だけでなく、
日時の情報等を含む時刻情報を発生するようにしても良
い。計時部2aにより発生される時刻情報は、CPU4
に供給され、後述する情報取得機能に利用される。な
お、ベースバンド処理部2は、CPU4との間で必要に
応じて制御情報も授受しており、その動作は、CPU4
によって制御される。
【0022】コーデック3は、マイクロフォン9から入
力された送話音声情報等の音声情報をコード化してベー
スバンド処理部2に供給し、ベースバンド処理部2から
供給されたコード化された受話音声情報をデコードし
て、音声信号を生成しスピーカ10により再生する。こ
のコーデック3は、CPU4との間で制御情報等の情報
を授受しており、その動作は、CPU4によって制御さ
れる。
【0023】CPU4は、ベースバンド処理部2および
コーデック3を制御する。また、CPU4は、不揮発メ
モリ5およびRAM6の読み書きを行うとともに、表示
部7による表示を制御し且つキー8からの入力を処理す
る。すなわち、CPU4は、キー8の入力に応答して、
ベースバンド処理部2およびコーデック3の動作を制御
するとともに、所要の送信情報をベースバンド処理部2
に供給し、ベースバンド処理部2から供給された受信情
報を処理する。これらの動作に関連し、CPU4は、必
要に応じて、不揮発メモリ5に対して、格納された情報
を読み出し且つ情報を格納し、RAM6に対して中間デ
ータ等の必要な情報を読み書きする。また、CPU4
は、上述の動作に関連して、メール、情報サービスの情
報等を含む受信情報を表示部7に表示させる。
【0024】さらに、CPU4は、例えば、不揮発メモ
リ5に格納されたプログラムを実行することなどにより
達成される情報アドレス設定機能、情報取得機能および
取得情報出力機能を有している。情報アドレス設定機能
は、キー8の操作により、予め情報取得時刻および情報
取得アドレスを設定する機能であり、それらの設定情報
を不揮発メモリ5に格納して登録する。
【0025】具体的には、CPU4は、情報取得時刻
を、単に「(毎日の)何時何分」という形の他に、例え
ば「(該当週のみまたは毎週の)何曜日(複数指定可
能)の何時何分」、「(該当週のみまたは毎週の)何曜
日〜何曜日の何時何分」「何月何日の何時何分」または
「何月第何週の何曜日の何時何分」というような形で設
定することができる。また、CPU4は、情報取得アド
レスを、例えば、情報サービスを提供する情報サービス
センタのアドレスまたは電話番号等の形で設定すること
ができる。情報サービスセンタのアドレスとしては、イ
ンターネットにアクセス可能なシステムである場合に
は、インターネット上のURL(uniform resource loc
ator)を用いることができる。CPU4は、こうした情
報取得時刻や情報取得アドレスを、表示部7およびキー
8を用いた対話的操作により設定すると、不揮発メモリ
5に設定情報として格納し、登録する。なお、情報サー
ビスとしては、ニュースおよび天気予報等の情報サービ
スの他に、インターネットの電子メールのようなメール
サービスや、交通情報、各種イベント情報等様々な情報
サービスも含まれる。
【0026】ここで、CPU4が有する情報取得機能
は、不揮発メモリ5に格納され設定登録された情報取得
時刻および情報取得アドレスを参照しながら、ベースバ
ンド処理部2の計時部2aで生成された時刻情報を監視
する。この情報取得機能は、計時部2aの時刻情報が、
予め設定登録された情報取得時刻と一致すると、それに
対応して登録されている情報取得アドレスにアクセスし
て、該当する情報サービスの情報を取得する。さらに、
情報取得機能は、取得した情報を不揮発メモリ5に格納
する。なお、この情報取得においては、例えば、この移
動電話装置100が、通信不能状態、いわゆる「圏
外」、にあるときは、情報を取得できなかった旨を表示
部7に表示出力するが、その後に通信可能状態、いわゆ
る「圏内」、になったときに再度アクセスして情報取得
を試みるようにすることが望ましい。さらに、通信状況
に限らず、回線の混雑、情報サービスセンタのシステム
ダウン、あるいはその他のアクセス不能な状態が生じた
ときに、所定時間毎に繰り返しアクセスを試みるように
しても良く、その場合、繰り返しアクセスの時間間隔お
よび繰り返しアクセスの試行期間を予めデフォルトで設
定しておいても良いが、ユーザの所望に応じて、これら
繰り返しアクセスの時間間隔および繰り返しアクセスの
試行期間を設定することができるようにすることが望ま
しい。
【0027】また、CPU4が有する取得情報出力機能
は、情報取得機能により不揮発メモリ5に格納された情
報を、キー8の操作に応じて取り出し、表示部7に表示
させるなどして出力させる。
【0028】不揮発メモリ5は、例えばフラッシュメモ
リやEEPROM(ElectronicallyErasable and Progr
ammable-ROM)等により構成され、CPU4の動作プロ
グラムを含み、主として読み出し専用に用いられる情報
を記憶するが、電話帳データ等の電源をオフにした際に
も保持させたい情報を格納し、さらに、CPU4の情報
取得機能により取得した情報を記憶する。なお、全く書
き換える必要がない情報を記憶するため、不揮発メモリ
5の一部として、そのような情報を予め書き込んだRO
M(Read Only Memory)を設けてもよい。
【0029】RAM6は、CPU4の各種動作に伴って
情報を一時的に記憶する。表示部7は、LCD(Liquid
Crystal Display)等を用いて構成され、情報サービス
からの取得情報、キー8の操作情報、CPU4の動作状
態情報、および受信メッセージ等を、文字および図形等
により表示する。キー8は、数字キーからなるダイヤル
キー、その他の機能キーを含んでおり、CPU4に対し
て操作情報を入力する。マイクロフォン9は、送話音声
等のユーザの音声を電気信号に変換してコーデック3に
入力するために用いる。スピーカ10は、コーデック3
でデコードされた受話音声信号を音声として出力した
り、CPU4によるコーデックの制御に基づき、着信音
およびアラーム等の音響情報を発したりする。
【0030】次に、上述のように構成した移動電話装置
100の動作について説明する。本発明の移動電話装置
100は、ベースバンド処理部2の計時部2aのような
計時機能を有し、また、携帯電話事業者等の提供する情
報サービスに対するアクセス機能を有する。
【0031】図2は、CPU4が、情報アドレス設定機
能により、情報サービスを用いて所望の情報を取得する
時刻と取得アドレスを設定するための動作を示すフロー
チャートである。図2のフローチャートに示す処理は、
ユーザによるキー8の操作に応答して実行され、例えば
ユーザがメニューから「情報サービス設定」を選択する
と(ステップS11)、CPU4は、図4に示す自動受
信の設定画面D31を表示部7に表示し、自動受信「オ
ン(ON)」を選択する。なお、図4における「>」
は、項目選択用のカーソル(ポインタ)であるとする。
【0032】この後、ユーザは、キー8を操作して、情
報の取得時刻および取得アドレスを入力する(ステップ
S12)。このとき、CPU4は、図4に示すような、
設定項目、すなわちアドレスおよび時刻、の選択画面D
32を表示部7に表示し、アドレスの設定が選択される
とアドレス設定画面D33を表示して情報サービスセン
タのアドレスを取得する。また、時刻の設定が選択され
ると、CPU4は、時刻設定画面D34を表示部7に表
示し、時刻、この場合、時および分、を入力する。CP
U4は、このようにユーザのキー操作に応じて取得アド
レスと取得時刻を設定し(ステップS13)、設定情報
として不揮発メモリ5に格納して登録する。
【0033】次に、CPU4が有する情報取得機能によ
り情報を取得する際の動作を説明する。CPU4は、不
揮発メモリ5に設定情報を格納することにより登録した
情報の取得時刻を参照しつつベースバンド処理部2の計
時部2aの時刻情報を監視し、この時刻情報が指定され
た取得時刻に一致すると、その都度、図3に示す処理を
実行する。
【0034】この際、CPU4は、まず、この移動電話
装置100の受信状態を調べ、「圏外」(通信サービス
圏外)であるか否かを判別する(ステップS21)。C
PU4は、「圏外」であると判別すると(ステップS2
1にてYES)、表示部7に「受信できませんでした」
といった、情報の取得に失敗したことをユーザに通知す
るためのメッセージを表示して(ステップS22)処理
を終了し、待機状態に戻る。一方、CPU4は、「圏
外」でないと判別すると(ステップS21にてNO)、
取得アドレスとして登録されたアドレスに従い情報サー
ビスセンタへの接続を試みる(ステップS23)。
【0035】CPU4は、指定された情報サービスセン
タへの接続に成功したか否かを判別し(ステップS2
4)、接続に失敗したと判別すると(ステップS24に
てNO)、表示部7に「受信できませんでした」という
メッセージを表示して(ステップS25)処理を終了
し、待機状態に戻る。
【0036】一方、CPU4は、指定された情報サービ
スセンタへの接続に成功したと判別すると(ステップS
24にてYES)、指定したアドレスの情報サービスセ
ンタからデータを受信する(ステップS26)。
【0037】この後、CPU4は、キー8が備える回線
の切断を指示するキーが押下されたり、表示部7に表示
させた項目「終了」が選択されるなどして、ユーザから
回線の切断が指示されると(ステップS27にてYE
S)、情報サービスセンタから受信したデータを不揮発
メモリ5に格納して随時取り出し可能とし(ステップS
30)、回線を切断する。
【0038】また、CPU4は、ユーザから回線の切断
が指示されない場合に(ステップS27にてNO)、デ
ータを受信したアドレスが、例えば情報自体のアドレス
のように、情報サービスセンタ側から自動切断されるア
ドレスであると(ステップS28にてYES)、情報サ
ービスセンタによる自動切断を待って、受信したデータ
を不揮発メモリ5に格納して随時取り出し可能とする
(ステップS30)。
【0039】さらに、CPU4は、情報サービスセンタ
により回線が切断されない場合に(ステップS28にて
NO)、タイムアップを検出すると(ステップS29に
てYES)、受信した情報を不揮発メモリ5に格納して
随時取り出し可能とし(ステップS30)、回線を切断
する。また、タイムアップを検出しない場合には(ステ
ップS29にてNO)、CPU4は、処理をステップS
27にリターンする。
【0040】このようにして、CPU4は、受信した情
報を、不揮発メモリ5に、随時取出し可能として格納し
た後、図3のフローチャートに示す処理を終了して待機
状態に戻る。CPU4は、不揮発メモリ5に格納した取
得情報を、ユーザのキー操作に応じて表示部7に表示さ
せることにより、ユーザに提供する。
【0041】以上説明したように、この発明によれば、
ユーザのキー操作により、取得したい情報が存在する情
報サービスセンタを特定する取得アドレスと、情報を取
得する時刻を予め指定して登録する。その後、指定した
時刻になると、ユーザによる操作を要することなく、情
報サービスセンタにアクセスし、指定されたアドレスか
ら所要の情報を受信し、不揮発メモリ5に格納する。
【0042】このように、ユーザが情報を見たい時刻と
その情報のある情報サービスセンタのアドレスを指定す
ると、指定時刻になったときに指定アドレスから情報を
取得して、格納するので、ユーザが情報を見たいときに
簡単なユーザ操作により速やかに所望の情報を取得して
見ることができる。また、設定取得時間を、ユーザが情
報を見たい時間よりも少し前に設定しておけば、情報サ
ービスセンタにアクセスする間待つことがなく、見たい
ときにすぐに所望の情報を見ることができる。これによ
り、情報サービスの利用効率を向上することができる。
【0043】上記第1の実施の形態では、移動電話装置
100が「圏外」である場合には、情報の取得に失敗し
たことをユーザに通知するためのメッセージを出力する
だけであったが、この発明はこれに限定されない。そこ
で、この発明の第2の実施の形態に係る移動電話装置1
00は、「圏外」で情報を取得することができないと、
圏内に復旧した時に自動的に情報サービスセンタへ接続
して情報を受信する。なお、この発明の第2の実施の形
態に係る移動電話装置100は、上記第1の実施の形態
に係る移動電話装置100と同一の構成を有している。
【0044】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
移動電話装置100のCPU4が、情報取得機能により
情報を取得する際に実行するフローチャートである。C
PU4は、上記第1の実施の形態と同様にして、不揮発
メモリ5に設定情報を格納することにより登録した情報
の取得時刻を参照しつつベースバンド処理部2の計時部
2aの時刻情報を監視し、この時刻情報が指定された取
得時刻に一致すると、その都度、図5に示す処理を実行
する。
【0045】この際、CPU4は、まず、この移動電話
装置100の受信状態を調べ、「圏外」(通信サービス
圏外)であるか否かを判別する(ステップS41)。C
PU4は、「圏外」であると判別すると(ステップS4
1にてYES)、「圏内」となるまで待つ(ステップS
42にてNO)。一方、CPU4は、上記ステップS4
1にて「圏外」でないと判別した場合(ステップS41
にてNO)、および上記ステップS42にて「圏内」で
あると判別した場合(ステップS42にてYES)に、
登録されたアドレスに従い情報サービスセンタへの接続
を試みる(ステップS43)。
【0046】CPU4は、指定された情報サービスセン
タへの接続に成功したか否かを判別し(ステップS4
4)、接続に失敗すると(ステップS44にてNO)、
表示部7に「受信できませんでした」というメッセージ
を表示して(ステップS45)処理を終了し、待機状態
に戻る。
【0047】一方、CPU4は、指定された情報サービ
スセンタへの接続に成功したと判別すると(ステップS
44にてYES)、指定したアドレスの情報サービスセ
ンタからデータを受信する(ステップS46)。
【0048】この後、CPU4は、キー8が備える回線
の切断を指示するキーが押下されたり、表示部7に表示
させた項目「終了」が選択されるなどして、ユーザから
回線の切断が指示されると(ステップS47にてYE
S)、情報サービスセンタから受信したデータを不揮発
メモリ5に格納して随時取り出し可能とし(ステップS
50)、回線を切断する。
【0049】また、CPU4は、ユーザから回線の切断
が指示されない場合に(ステップS47にてNO)、デ
ータを受信したアドレスが、例えば情報自体のアドレス
のように、情報サービスセンタ側から自動切断されるア
ドレスであると(ステップS48にてYES)、情報サ
ービスセンタによる自動切断を待って、受信したデータ
を不揮発メモリ5に格納して随時取り出し可能とする
(ステップS50)。
【0050】さらに、CPU4は、情報サービスセンタ
により回線が切断されない場合に(ステップS48にて
NO)、タイムアップを検出すると(ステップS49に
てYES)、受信した情報を不揮発メモリ5に格納して
随時取り出し可能とし(ステップS50)、回線を切断
する。また、タイムアップを検出しない場合には(ステ
ップS49にてNO)、CPU4は、処理をステップS
47にリターンする。
【0051】このようにして、CPU4は、受信した情
報を、不揮発メモリ5に、随時取出し可能として格納し
た後、図5のフローチャートに示す処理を終了して待機
状態に戻る。CPU4は、不揮発メモリ5に格納した取
得情報を、ユーザのキー操作に応じて表示部7に表示さ
せることにより、ユーザに提供する。
【0052】以上説明したように、この発明によれば、
移動電話装置100が「圏外」で情報を取得することが
できないと、「圏内」となるまで待機した後、自動的に
情報サービスセンタに接続して情報を受信することがで
きる。これにより、より確実に情報を取得することがで
き、情報サービスの利用効率が向上する。
【0053】また、本発明は、情報サービスだけでな
く、PC(パーソナルコンピュータ)等との間のインタ
ーネット上の電子メール等をメールセンタに蓄積してい
て、ユーザ操作でセンタに接続して、そのメール等を受
信するセンタメールサービスにも利用することができ
る。さらに、本発明は、移動電話装置以外の通信により
情報を取得する携帯情報端末(PDA)等を含む種々の
移動通信端末装置にも同様にして適用することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、取得する情報が存在する情報サービスセンタのアド
レスと、情報を取得する時刻を予め設定して登録してお
くことで、自動的に情報を取得してユーザに提供するこ
とができ、情報サービスの利用効率を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る移動電話装
置の構成を示す図である。
【図2】移動電話装置が情報を取得する時刻と取得アド
レスを設定するための動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】情報取得機能により情報を取得する際の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】移動電話装置が情報を取得する時刻と取得アド
レスを設定する際における操作表示画面を説明するため
の図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係る移動電話装
置が、情報取得機能により情報を取得する際の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】従来の移動電話装置が情報を取得する際の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 RF処理部 2 ベースバンド処理部 2a 計時部 3 コーデック 4 CPU 5 不揮発メモリ 6 RAM 7 表示部 8 キー 9 マイクロフォン 10 スピーカ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報取得アドレスにより特定される情報サ
    ービスセンタにアクセスして情報を取得する機能を有す
    る移動通信端末装置であって、 時刻を計測する計時手段と、 情報を記憶する記憶手段と、 情報取得時刻と情報取得アドレスを示す設定情報を予め
    作成して前記記憶手段に登録し、前記計時手段により得
    られる時刻に基づいて、情報取得時刻に、対応する情報
    取得アドレスにより特定される情報サービスセンタにア
    クセスして情報を取得し、取得情報を前記記憶手段に格
    納し、外部操作に応答して前記記憶手段に格納した取得
    情報を出力する処理手段と、を具備することを特徴とす
    る移動通信端末装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、装置電源を切っても記憶
    内容を保持し得る不揮発性記憶手段を含む、ことを特徴
    とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、情報の取得に失敗すると
    情報取得の失敗を通知するメッセージを出力する手段を
    含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の移動
    通信端末装置。
  4. 【請求項4】前記処理手段は、情報の取得に失敗する
    と、同一の情報取得アドレスを用いて情報サービスセン
    タへのアクセスを繰り返す、ことを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の移動通信端末装置。
  5. 【請求項5】前記処理手段は、情報取得後に情報サービ
    スセンタから回線が自動切断されないと、所定時間後に
    回線を自動切断する、ことを特徴とする請求項1から4
    のうちのいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
  6. 【請求項6】情報取得アドレスにより特定される情報サ
    ービスセンタにアクセスして情報を取得する機能を有す
    る移動通信端末装置が情報を取得するための方法であっ
    て、情報取得時刻と情報取得アドレスを示す設定情報を
    予め作成してメモリに格納し、情報取得時刻に、対応す
    る情報取得アドレスにより特定される情報サービスセン
    タにアクセスして情報を取得し、取得情報をメモリに格
    納し、外部操作に応答してメモリに格納した取得情報を
    出力する、ことを特徴とする移動通信端末装置の情報取
    得方法。
  7. 【請求項7】情報の取得に失敗すると、情報取得の失敗
    を通知するメッセージを出力する、ことを特徴とする請
    求項6に記載の情報取得方法。
  8. 【請求項8】情報の取得に失敗すると、同一の情報取得
    アドレスを用いて情報サービスセンタへのアクセスを繰
    り返す、ことを特徴とする請求項6または7に記載の情
    報取得方法。
  9. 【請求項9】情報取得後に情報サービスセンタから回線
    が自動切断されないと、所定時間後に回線を自動切断す
    る、ことを特徴とする請求項6、7または8に記載の情
    報取得方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051115A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Sharp Corp 携帯無線端末
JP2012169994A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Nec Saitama Ltd 通信端末、情報表示方法およびプログラム

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