JP2001333323A - 撮像システム、撮像装置、通信装置及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

撮像システム、撮像装置、通信装置及びその制御方法及び記憶媒体

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JP2001333323A
JP2001333323A JP2000146940A JP2000146940A JP2001333323A JP 2001333323 A JP2001333323 A JP 2001333323A JP 2000146940 A JP2000146940 A JP 2000146940A JP 2000146940 A JP2000146940 A JP 2000146940A JP 2001333323 A JP2001333323 A JP 2001333323A
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洋一 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カメラなどの撮像装置において携帯電話
等の通信装置の動作状態を知ることができるようにする
こと。 【解決手段】 少なくとも1つの撮像装置(100)と
少なくとも1つの通信装置(300)とからなる撮像シ
ステムであって、前記通信装置は、前記通信装置の動作
状態を前記撮像装置に送信する通信ユニット及びアンテ
ナ(330,332)を有し、前記撮像装置は、撮像素
子(14)と、通知された前記動作状態を受信するアン
テナ及び通信ユニット(112,110)と、受信した
前記通信装置の動作状態を判定するシステム制御回路
(50)と、判定結果に応じて、前記通信装置の動作状
態を表示する表示手段(28,54)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像システム、撮
像装置、通信装置及びその制御方法及び記憶媒体に関
し、更に詳しくは、撮像装置と通信装置間で通信を行う
撮像システム及びその制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生す
る電子カメラ等の撮像装置は既に市販されており、音声
や画像を通信する携帯電話等の通信装置も販売されてい
る。
【0003】これらの電子カメラや携帯電話からなる撮
像システムを携行することにより、事務所や家庭等の屋
内での作業に拘束されずに、屋外において機動的な業務
推進を行うことが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラや携帯電話等の撮像システムにおいては、電子カ
メラを手に保持して撮影を行う場合、撮影の支障になら
ないように携帯電話を鞄等に収納することが多かった。
【0005】このため、電子カメラを使用して長時間の
撮影取材を行う場合等に、携帯電話の電池残量、電波強
度等の状態を確認する頻度が低くなり、いざ電話をする
段階になって、初めて電池残量不足や電波圏外やその他
の状態に気付き、電話が行えないことがあり問題であっ
た。
【0006】この場合、携帯電話が警告の音声を発すれ
ばその状態を知ることは可能である。
【0007】しかし、撮影の支障となるため音声を出さ
ないようにする必要があり、その場合、携帯電話の電池
残量不足や電波圏外やその他の状態に気付くことが難し
いという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、電子カメラなどの撮像装置において携帯電話等
の通信装置の動作状態を知ることのできる撮像システ
ム、撮像装置、通信装置及び制御方法を提供することを
目的とする。
【0009】また、撮像装置の動作状態に応じて、撮像
装置における通信装置の動作状態の表示を変更すること
で、利便性を高めることを別の目的とする。
【0010】また、撮像装置の使用中に通信装置への着
信を知ることができるようにすることを別の目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、少なくとも1つの撮像装置と少なくとも1つの通信
装置とからなる本発明の撮像システムにおいて、前記通
信装置は、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に送
信する送信手段を有し、前記撮像装置は、撮像手段と、
前記送信手段から通知された前記動作状態を受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した前記通信装置の
動作状態を判定する状態判定手段と、前記状態判定手段
による判定結果に応じて、前記通信装置の動作状態を表
示する表示手段とを有する。
【0012】また、少なくとも1つの撮像装置と少なく
とも1つの通信装置とからなる本発明の撮像システムに
おいて、前記撮像装置は、撮像手段と、前記撮像装置の
動作状態を判定する状態判定手段と、前記判定手段によ
る判定結果を前記通信装置に通知する第1の送信手段
と、前記通信装置の動作状態を受信する第1の受信手段
と、表示手段とを有し、前記通信装置は、前記第1の送
信手段から通知された前記判定結果を受信する第2の受
信手段と、前記第2の受信手段により受信した前記判定
結果に応じて、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置
に通知する第2の送信手段とを有し、前記表示手段は、
前記第1の受信手段により受信した前記通信装置の動作
状態を表示する。
【0013】本発明の好適な一様態によれば、前記撮像
装置は前記通信装置の認証処理を行い、認証できた場合
に前記表示手段に前記通信装置の動作状態を表示可能と
する。
【0014】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置は前記撮像装置の認証処理を行い、認証でき
た場合に前記撮像装置に動作状態を通知する。
【0015】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置は前記撮像装置の動作状態を判定する状態判
定手段を更に有し、前記通信装置の動作状態が前記通信
装置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少
なくともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態
が前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記
状態判定手段により前記撮影スイッチの状態を判定した
結果に応じて、前記表示手段は前記電源機能の動作状態
及び前記通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方
を表示する。
【0016】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記表示手段による前記通信装置の動作状
態の表示を中止する。
【0017】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記表示手段による前記通信装置の動作状
態の表示の頻度を、撮影準備中及び撮影中ではない場合
よりも低くする。
【0018】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動作
状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方
を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装置の撮影
スイッチの動作状態であり、前記状態判定手段により前
記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じて、前記表
示手段は前記電源機能の動作状態及び前記通信機能の動
作状態の少なくともいずれか一方を表示する。
【0019】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記第2の送信手段による前記通信装置の
動作状態の通知を中止する。
【0020】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び
撮影中である場合、前記第2の送信手段による前記通信
装置の動作状態の通知頻度を撮影準備中及び撮影中では
ない場合よりも低くする。
【0021】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態が、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0022】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置の動作状態が、前記撮像装置の電源機能の動
作状態及び撮像機能の動作状態の少なくともいずれか一
方を含む。
【0023】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記電源機能の動作状態が、前記撮像装置の電源スイッチ
の状態であり、前記撮像機能の動作状態が、撮影モー
ド、測光モード、単写/連写/セルフ撮影モード、オー
トフォーカスモード、測距点選択、撮影枚数、撮影可能
枚数、シャッター速度設定、絞り値設定、露出補正、フ
ラッシュ、電池残量検知、エラー状態検知、通信の少な
くとも1つの動作状態である。
【0024】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置の動作状態を表示する前記表示手段が、前記
撮像装置の撮影に用いる表示手段である。
【0025】また、上記目的を達成するために、少なく
とも1つの撮像装置と少なくとも1つの通信装置とから
なる本発明の撮像システムの制御方法は、前記通信装置
の動作状態を前記撮像装置に送信する送信工程と、前記
送信工程において通知された前記動作状態を受信する受
信工程と、前記受信工程において受信した前記通信装置
の動作状態を判定する状態判定工程と、前記状態判定工
程における判定結果に応じて、前記通信装置の動作状態
を表示する表示工程とを有する。
【0026】また、少なくとも1つの撮像装置と少なく
とも1つの通信装置とからなる本発明の撮像システムの
制御方法では、前記撮像装置の動作状態を判定する状態
判定工程と、前記判定工程における判定結果を前記通信
装置に通知する第1の送信工程と、前記通信装置の動作
状態を受信する第1の受信工程と、前記第1の送信工程
において通知された前記判定結果を受信する第2の受信
工程と、前記第2の受信工程において受信した前記判定
結果に応じて、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置
に通知する第2の送信工程と、前記第1の受信工程によ
り受信した前記通信装置の動作状態を表示する前記表示
工程とを有する。
【0027】本発明の好適な一様態によれば、前記撮像
装置において前記通信装置の認証処理を行う工程を更に
有し、認証できた場合に前記表示工程における前記通信
装置の動作状態を表示可能とする。
【0028】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置において前記撮像装置の認証処理を行う工程
を更に有し、認証できた場合に前記撮像装置に動作状態
を通知する。
【0029】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置において前記撮像装置の動作状態を判定する
状態判定工程を更に有し、前記通信装置の動作状態が前
記通信装置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状
態の少なくともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動
作状態が前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であ
り、前記状態判定工程における前記撮影スイッチの状態
を判定した結果に応じて、前記表示工程では前記電源機
能の動作状態及び前記通信機能の動作状態の少なくとも
いずれか一方を表示する。
【0030】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及び撮影
中である場合、前記表示工程における前記通信装置の動
作状態の表示を中止する。
【0031】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及
び撮影中である場合、前記表示工程における前記通信装
置の動作状態の表示の頻度を、撮影準備中及び撮影中で
はない場合よりも低くする。
【0032】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動作
状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方
を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装置の撮影
スイッチの動作状態であり、前記状態判定工程における
前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じて、前記
表示工程では前記電源機能の動作状態及び前記通信機能
の動作状態の少なくともいずれか一方を表示する。
【0033】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及び撮影
中である場合、前記第2の送信工程における前記通信装
置の動作状態の通知を中止する。
【0034】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及
び撮影中である場合、前記第2の送信工程における前記
通信装置の動作状態の通知頻度を撮影準備中及び撮影中
ではない場合よりも低くする。
【0035】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態が、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0036】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置の動作状態が、前記撮像装置の電源機能の動
作状態及び撮像機能の動作状態の少なくともいずれか一
方を含む。
【0037】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記電源機能の動作状態が、前記撮像装置の電源スイッチ
の状態であり、前記撮像機能の動作状態が、撮影モー
ド、測光モード、単写/連写/セルフ撮影モード、オー
トフォーカスモード、測距点選択、撮影枚数、撮影可能
枚数、シャッター速度設定、絞り値設定、露出補正、フ
ラッシュ、電池残量検知、エラー状態検知、通信の少な
くとも1つの動作状態である。
【0038】また、上記目的を達成するために、通信に
より外部通信装置に画像データを送信可能な本発明の撮
像装置は、撮像手段と、前記外部通信装置から前記外部
通信装置の動作状態を受信する受信手段と、前記受信手
段により受信した前記外部通信装置の動作状態を判定す
る状態判定手段と、前記状態判定手段による判定結果に
応じて、前記外部通信装置の動作状態を表示する表示手
段とを有する。
【0039】また、通信により外部通信装置に画像デー
タを送信可能な本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記
撮像装置の動作状態を判定する状態判定手段と、前記判
定手段による判定結果を前記外部通信装置に通知する送
信手段と、前記外部通信装置の動作状態を受信する受信
手段と、前記受信手段により受信した前記外部通信装置
の動作状態を表示する表示手段とを有する。
【0040】本発明の好適な一様態によれば、前記外部
通信装置の認証処理を行い、認証できた場合に前記表示
手段に前記外部通信装置の動作状態を表示可能とする。
【0041】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置は前記撮像装置の動作状態を判定する状態判
定手段を更に有し、前記外部通信装置の動作状態が前記
外部通信装置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作
状態の少なくともいずれか一方を含み、前記撮像装置の
動作状態が前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であ
り、前記状態判定手段により前記撮影スイッチの状態を
判定した結果に応じて、前記表示手段は前記電源機能の
動作状態及び前記通信機能の動作状態の少なくともいず
れか一方を表示する。
【0042】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記表示手段による前記外部通信装置の動
作状態の表示を中止する。
【0043】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記表示手段による前記外部通信装置の動
作状態の表示の頻度を、撮影準備中及び撮影中ではない
場合よりも低くする。
【0044】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記外部通信装置の動作状態が前記外部通信装置の電源機
能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なくともいず
れか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装
置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態判定手段
により前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じ
て、前記表示手段は前記電源機能の動作状態及び前記通
信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を表示す
る。
【0045】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記外部通信装置の動作状態の通知を中止
させる。
【0046】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定手段による判定結果が撮影準備中及び撮影中
である場合、前記通信装置の動作状態の通知頻度を撮影
準備中及び撮影中ではない場合よりも低くさせる。
【0047】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態が、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0048】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置の動作状態が、前記撮像装置の電源機能の動
作状態及び撮像機能の動作状態の少なくともいずれか一
方を含む。
【0049】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記電源機能の動作状態が、前記撮像装置の電源スイッチ
の状態であり、前記撮像機能の動作状態が、撮影モー
ド、測光モード、単写/連写/セルフ撮影モード、オー
トフォーカスモード、測距点選択、撮影枚数、撮影可能
枚数、シャッター速度設定、絞り値設定、露出補正、フ
ラッシュ、電池残量検知、エラー状態検知、通信の少な
くとも1つの動作状態である。
【0050】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記外部通信装置の動作状態を表示する前記表示手段が、
前記撮像装置の撮影に用いる表示手段である。
【0051】また、上記目的を達成するために、通信に
より外部通信装置に画像データを送信可能な本発明の撮
像装置の制御方法は、前記外部通信装置から通知された
前記外部通信装置の動作状態を受信する受信工程と、前
記受信工程により受信した前記外部通信装置の動作状態
を判定する状態判定工程と、前記状態判定工程による判
定結果に応じて、前記外部通信装置の動作状態を表示す
る表示工程とを有する。
【0052】また、通信により外部通信装置に画像デー
タを送信可能な本発明の撮像装置の制御方法は、前記撮
像装置の動作状態を判定する状態判定工程と、前記判定
工程による判定結果を前記外部通信装置に通知する送信
工程と、前記外部通信装置の動作状態を受信する受信工
程と、前記受信工程により受信した前記外部通信装置の
動作状態を表示する表示工程とを有する。
【0053】本発明の好適な一様態によれば、前記外部
通信装置の認証処理を行う工程を更に有し、認証できた
場合に前記表示工程における前記外部通信装置の動作状
態を表示可能とする。
【0054】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置の動作状態を判定する状態判定工程を更に有
し、前記外部通信装置の動作状態が前記外部通信装置の
電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なくと
もいずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記
撮像装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態判
定工程における前記撮影スイッチの状態を判定した結果
に応じて、前記表示工程では前記電源機能の動作状態及
び前記通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を
表示する。
【0055】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及び撮影
中である場合、前記表示工程における前記外部通信装置
の動作状態の表示を中止する。
【0056】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及
び撮影中である場合、前記表示工程における前記外部通
信装置の動作状態の表示の頻度を、撮影準備中及び撮影
中ではない場合よりも低くする。
【0057】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記外部通信装置の動作状態が前記外部通信装置の電源機
能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なくともいず
れか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装
置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態判定工程
における前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じ
て、前記表示工程では前記電源機能の動作状態及び前記
通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を表示す
る。
【0058】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及び撮影
中である場合、前記外部通信装置の動作状態の通知を中
止させる。
【0059】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記状態判定工程における判定結果が撮影準備中及
び撮影中である場合、前記通信装置の動作状態の通知頻
度を撮影準備中及び撮影中ではない場合よりも低くさせ
る。
【0060】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態は、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0061】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置の制御方法の動作状態が、前記撮像装置の制
御方法の電源機能の動作状態及び撮像機能の動作状態の
少なくともいずれか一方を含む。
【0062】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記電源機能の動作状態が、前記撮像装置の制御方法の電
源スイッチの状態であり、前記撮像機能の動作状態が、
撮影モード、測光モード、単写/連写/セルフ撮影モー
ド、オートフォーカスモード、測距点選択、撮影枚数、
撮影可能枚数、シャッター速度設定、絞り値設定、露出
補正、フラッシュ、電池残量検知、エラー状態検知、通
信の少なくとも1つの動作状態である。
【0063】また、上記目的を達成するために、外部撮
像装置から通信により画像データを受信可能な本発明の
通信装置は、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に
送信する送信手段を有する。
【0064】また、外部撮像装置から通信により画像デ
ータを受信可能な本発明の通信装置は、前記外部撮像装
置から制御信号を受信する受信手段と、前記受信手段に
より受信した前記制御信号に応じて、前記通信装置の動
作状態を前記外部撮像装置に通知する送信手段とを有す
る。
【0065】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記外部撮像装置の認証処理を行い、認証できた場合に前
記外部撮像装置に動作状態を通知する。
【0066】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記制御信号は、前記送信手段による動作状態の通知を許
可または禁止する信号である。
【0067】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記制御信号は、前記送信手段による動作状態の通知の頻
度を制御する信号である。
【0068】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動作
状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方
を含む。
【0069】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態が、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0070】また、上記目的を達成するために、外部撮
像装置から通信により画像データを受信可能な本発明の
通信装置の制御方法は、前記通信装置の動作状態を前記
撮像装置に送信する送信工程を有する。
【0071】また、外部撮像装置から通信により画像デ
ータを受信可能な本発明の通信装置の制御方法は、前記
外部撮像装置から制御信号を受信する受信工程と、前記
受信工程により受信した前記制御信号に応じて、前記通
信装置の動作状態を前記外部撮像装置に通知する送信工
程とを有する。
【0072】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記外部撮像装置の認証処理を行う工程を更に有し、認証
できた場合に前記外部撮像装置に動作状態を通知する。
【0073】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記制御信号は、前記送信工程における動作状態の通知を
許可または禁止する信号である。
【0074】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記制御信号は、前記送信工程における動作状態の
通知の頻度を制御する信号である。
【0075】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動作
状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方
を含む。
【0076】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記通信機能の動作状態が、着信呼出しを報知する状態を
含む。
【0077】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0078】[第1の実施形態]図1は、本発明の実施
の形態における撮像システムの全体構成を示す図であ
る。
【0079】図1において、100は撮像装置、200
は記録媒体、300は通信装置である。
【0080】撮像装置100は通信ユニット110及び
アンテナ112を介して、通信装置300は通信ユニッ
ト330及びアンテナ332を介して、無線通信により
相互にコマンド、撮影画像を含むデータを送受してい
る。
【0081】撮像装置100と通信装置300間の無線
通信は、Bluetooth等のスペクトラム拡散方式
により行われている。
【0082】撮像装置100は、レンズ310を通して
撮像した画像データを通信ユニット110、アンテナ1
12、アンテナ332、通信ユニット330を介して、
通信装置300に送信し、通信装置300は受信した画
像データを着脱可能な記録媒体200に記録すると共
に、通信ユニット326、アンテナ328を介して、他
の通信装置或いは通信基地局に送信することができる。
【0083】<撮像装置100の構成説明>次に、図2
を参照して、前述した撮像装置100の構成について説
明する。
【0084】10は撮影レンズ、12は絞り機能を備え
るシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像
素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジ
タル信号に変換するA/D変換器である。
【0085】18は撮像素子14、A/D変換器16、
D/A変換器26にそれぞれクロック信号や制御信号を
供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路2
2及びシステム制御回路50により制御される。
【0086】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からの画像データ或いはメモリ制御回路22からの
画像データに対して所定の画素補間処理や色変換処理を
行う。また、画像処理回路20は、A/D変換器16か
ら出力される画像データを用いて所定の演算処理を行
い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50
が露光制御部40及び測距制御部42に対して、スルー
・ザ・レンズ(TTL)方式のオートフォーカス(A
F)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光
(EF)処理を行っている。さらに、画像処理回路20
は、A/D変換器16から出力される画像データを用い
て所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて
TTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も
行っている。
【0087】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16から
出力される画像データは、画像処理回路20、メモリ制
御回路22を介して、或いはメモリ制御回路22のみを
介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込
まれる。
【0088】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であ
り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像デ
ータはD/A変換器26を介して画像表示部28により
表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。また、画像表示部28は、システム
制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFす
ることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像
装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0089】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るための揮発性メモリ及び/または不揮発性メモリから
なるメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動
画像を格納するのに充分な記憶容量を備えている。これ
により、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影
やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像をメモ
リ30に書き込むことができる。また、メモリ30はシ
ステム制御回路50の作業領域としても使用することが
可能である。
【0090】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮・伸長する圧縮・伸長回路で
あり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処
理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータが再びメ
モリ30に書き込まれる。
【0091】40は絞り機能を備えるシャッター12を
制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携する
ことによりフラッシュ調光機能も有するものである。4
2は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制
御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズ
ーム制御部、46はレンズを保護するためのバリア10
2の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッ
シュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機
能も有する。露光制御部40及び測距制御部42はTT
L方式を用いて制御されており、上述の通り、A/D変
換器16からの画像データを画像処理回路20によって
演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露
光制御部40及び測距制御部42を制御する。
【0092】50は撮像装置100全体を制御するシス
テム制御回路であり、52はシステム制御回路50の動
作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0093】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を外部に通知するための通知部であ
り、例えばLCDやLED等による視覚的な表示を行う
表示部や、音声による通知を行う発音素子などが用いら
れるが、これらの内1つ以上の組み合わせにより構成さ
れる。特に、表示部の場合には、撮像装置100の操作
部70近辺の視認し易い、単数或いは複数個所に設置さ
れている。また、通知部54は、その一部の機能が光学
ファインダー104内に設置されている。
【0094】通知部54の通知内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・
時刻表示等がある。
【0095】また、通知部54の通知内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
【0096】さらに、通知部54の通知内容のうち、L
ED等で表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体
書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池
充電状態表示等がある。
【0097】そして、通知部54の通知内容のうち、ラ
ンプ等により通知するものとしては、例えば、セルフタ
イマー通知ランプ等がある。このセルフタイマー通知ラ
ンプは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0098】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0099】58は識別情報保持部で、通信ユニット1
10、アンテナ112を介して通信装置300と通信を
行う際に、通信に先立って認証を行うための各種識別情
報が格納されている。
【0100】60、62、64、66、68、70及び
72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力
するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッ
チパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装
置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0101】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0102】72はメインスイッチで、電源オン及び電
源オフを切り替え設定することができる。
【0103】60はモードダイアルスイッチで、自動撮
影モード、パノラマ撮影モード、その他の撮影モード、
再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モ
ード等の各機能モードを切り替え設定することができ
る。
【0104】62はシャッタースイッチSW1で、不図
示のシャッターボタンの半押しによりONとなり、AF
処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を
指示する。
【0105】64はシャッタースイッチSW2で、不図
示のシャッターボタンの全押しによりONとなり、撮像
素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモ
リ制御回路22を介して画像データをメモリ30に書き
込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22
での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データ
を読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒
体200或いは210に画像データを書き込む記録処理
という一連の処理の動作開始を指示する。
【0106】66は単写/連写スイッチで、シャッター
スイッチSW2を押した場合に1駒の撮影を行って待機
状態とする単写モードと、シャッタースイッチSW2を
押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードと
のいずれかに設定することができる。
【0107】68は圧縮モードスイッチで、JPEG圧
縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそ
のままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRA
Wモードを選択するためのスイッチである。
【0108】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、セルフタイマーボタン、メニュー移動+(プラ
ス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生
画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナ
ス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日
付/時間設定ボタン、再生モード、マルチ画面再生・消
去モード、PC接続モードなどの各機能モードを設定す
ることができる再生スイッチ、シャッタースイッチSW
1を押したならばオートフォーカス動作を開始し、一旦
合焦するとその合焦状態を保ち続けるワンショットAF
モードと、シャッタースイッチSW1を押している間は
連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモー
ドとのいずれかを設定することができるAFモード設定
スイッチ、画像表示部28のON/OFFを設定する画
像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像
データを画像表示部28で自動再生するクイックレビュ
ー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッ
チ等がある。また、上記プラスボタン及びマイナスボタ
ンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによ
って、より軽快に数値や機能を選択することが可能とな
る。
【0109】80は電源制御部で、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、
電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシス
テム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバー
タを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む
各部へ供給する。
【0110】82、84はコネクタ、86はアルカリ電
池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiM
H電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプタ
ー等からなる電源部である。
【0111】102は、撮像装置100のレンズ10を
含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止
する保護装置であるバリアである。
【0112】104は光学ファインダであり、画像表示
部28による電子ファインダー機能を使用すること無し
に、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが可
能である。また、光学ファインダー104内には、通知
部54の一部の機能、例えば、合焦状態、手振れ警告、
フラッシュ充電、シャッタースピード、絞り値、露出補
正などが表示される。
【0113】110は通信ユニットで、Bluetoo
th等のスペクトラム拡散通信、IrDA等の赤外線通
信等の各種近距離高速データ通信機能を有する。
【0114】112は通信ユニット110により撮像装
置100を他の機器と接続するためのアンテナである。
【0115】<通信装置300の構成説明>図3は、図
2に示す通信装置300の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【0116】図3において、310は音声を電気信号に
変換するマイク、312はマイクのアナログ出力信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。314
はメモリ制御回路であり、A/D変換器312の出力デ
ータがメモリ制御回路314を介してメモリ320に書
き込まれ、また、メモリ320から読み出されたデータ
がD/A変換器316に入力される。316はディジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、318
は電気信号を音声信号に変換するスピーカーである。
【0117】320はマイク310で入力した音声及び
/或いは撮像装置100から送信された静止画像や動画
像を格納するためのメモリであり、所定時間の音声及び
/或いは所定枚数の静止画像、所定時間の動画像を格納
するのに充分な記憶容量を備えている。
【0118】322はメモリ320に格納された静止画
像データや動画データをアナログ信号に変換するD/A
変換器、324はD/A変換器322の出力画像信号を
表示する画像表示部である。326は通信ユニットで、
TDMA、CDMA、W−CDMA等の各種遠距離無線
通信機能を有する。328は通信ユニット326により
通信装置300を他の通信装置及び/或いは通信基地局
と回線接続するためのアンテナである。
【0119】330は通信ユニットで、Bluetoo
th等のスペクトラム拡散通信、IrDA等の赤外線通
信等の各種近距離高速データ通信機能を有する。332
は通信ユニット330により通信装置300を他の機器
と接続するためのアンテナである。
【0120】350は通信装置300全体を制御する通
信システム制御回路、352は通信システム制御回路3
50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメ
モリである。354は電気的に消去・記録可能な不揮発
性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0121】356は識別情報保持部で、通信ユニット
330、アンテナ332を介して撮像装置100と通信
を行う際に、通信に先立って認証を行うための各種識別
情報が格納されている。
【0122】360は通信システム制御回路350での
プログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用い
て動作状態やメッセージ等を外部に通知するための通知
部であり、例えばLCDやLED等による視覚的な表示
を行う表示部や、音声による通知を行う発音素子などが
用いられるが、これらの内1つ以上の組み合わせにより
構成される。特に、表示部の場合には、通信装置300
の操作部362近辺の視認し易い単数或いは複数位置に
設置されている。
【0123】362は通信システム制御回路350の各
種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッ
チやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインテ
ィング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせ
で構成される。
【0124】操作手段362によれば、通信装置300
の電源オン/オフ、通話の実行(オフフック)/停止
(オンフック)、電話番号入力、電話番号検索、通信モ
ード切り替え、等の操作を行うことができる。
【0125】364は着信通知部で、他の通信装置や通
信基地局から通話の着信があった場合に、呼出し音、発
声音、音楽等の音声及び/或いはアイコン、動画、静止
画、発光等の画像及び/或いは振動等により通信装置3
00の使用者に着信を通知することができる。
【0126】366はコネクタ392に記録媒体200
が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部
である。
【0127】380は電源制御部で、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
通信システム制御回路350の指示に基づいてDC−D
Cコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録
媒体を含む各部へ供給する。
【0128】382、384はコネクタ、386はアル
カリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池や
NiMH電池、Li−ion電池、Liポリマー等の二
次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
【0129】390はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体とのインタフェース、392はメモリカード
やハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタで
ある。
【0130】なお、本実施の形態では記録媒体を取り付
けるインターフェース及びコネクタを1系統持つものと
して説明しているが、記録媒体を取り付けるインターフ
ェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統
数を備える構成としても構わない。また、異なる規格の
インターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構
成としても構わない。
【0131】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード、MMC(マルチメディアカード)等の規格に準拠
したものを用いて構成して構わない。
【0132】クトフラッシュ)カード等の規格に準拠し
たものを用いて構成して構わない。さらに、インタフェ
ース390、そしてコネクタ392をPCMCIAカー
ドやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード
等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LAN
カードやモデムカード、USBカード、IEEE139
4カード、P1284カード、SCSIカード、PHS
等の通信カード等の各種通信カードを接続することによ
り、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で
画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合
うことができる。
【0133】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、通信装置
300とのインターフェース204、通信装置300と
接続を行うコネクタ206、識別情報保持部208を備
えている。
【0134】<撮像装置100の動作説明>次に、上記
構成を有する撮像装置100の第1の実施形態における
動作を、図4乃至図8を参照して説明する。
【0135】図4乃至図6は本第1の実施形態における
撮像装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図4乃至図6を用いて、撮像装置100の動作を説明す
る。
【0136】図4のステップS101において、電池交
換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグ
や制御変数等を初期化すると共に、画像制御装置100
各部の初期化処理を行う。初期化後、ステップS102
においてシステム制御回路50は、メインスイッチ72
の状態を判断し、電源OFFに設定されていたならば、
ステップS103で通信装置300の状態表示を禁止す
る設定を行ない、ステップS104に進む。
【0137】なお、通信装置300の状態表示は、通信
装置300の通信ユニット330からアンテナ332、
アンテナ112、通信ユニット110を介して通知され
た通信装置300の状態を、システム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に格納し、格納したデータを
読み出して通知部54及び/或いは画像表示部28によ
り表示することにより行われる。
【0138】システム制御回路50は、各表示手段の表
示を終了状態に変更し、バリア102等の保護手段を備
えている場合はそれを閉じて撮像部を保護し、フラグや
制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モー
ドを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部80によ
り画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電
源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップ
S104)、ステップS102に戻る。
【0139】ステップS102で、メインスイッチ72
が電源ONに設定されていたならば、システム制御回路
50は、通信装置300の状態表示を許可する設定を行
ない(ステップS105)、ステップS106に進む。
【0140】ステップS106では、システム制御回路
50は、電源制御部80により電池等により構成される
電源部86の残容量や動作情況が、撮像装置100の動
作を継続するには問題があるか否かを判断する。
【0141】電源部86の残容量が撮像装置100の動
作を継続するのに問題がある場合はステップS107に
進み、システム制御回路50は、カメラ電池残量フラグ
を撮像装置100の動作を継続するには問題がある状態
であることを示すE(empty)の設定にして、ステップ
S111に進む。
【0142】また、電源部86の残容量が所定の閾値よ
り少ない場合は、ステップS106からステップS10
8に進み、システム制御回路50は、カメラ電池残量フ
ラグを撮像装置100の動作を継続するには残り少ない
状態であることを示すL(low)の設定にして、ステッ
プS110に進む。
【0143】また、電源部86の残容量が所定の閾値よ
り多い場合は、ステップS109に進み、システム制御
回路50は、カメラ電池残量フラグを撮像装置100の
動作を継続するのに十分な状態であることを示すH(hi
gh)の設定にして、ステップS110に進む。
【0144】ステップS110において、システム制御
回路50は、撮像した画像データのバッファであるメモ
リ30の動作状態が撮像装置100の動作、特にメモリ
30に対する画像データの記憶読み出し動作に問題があ
るか否かを判断し、問題が無ければステップS113に
進み、問題があるならばステップS111に進む。
【0145】ステップS111では、システム制御回路
50は、通知部54及び/或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告を行う。そして、各表示
手段の表示を終了状態に変更し、バリア102等の保護
手段を備えている場合はそれを閉じて撮像部を保護し、
フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、
設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部
80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の
不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後
(ステップS112)、ステップS102に戻る。
【0146】ステップS113では、システム制御回路
50は、通知部54及び/或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により電池残容量やメモリ30の状態を含
む撮像装置100の各種設定状態の表示を行って、ステ
ップS114に進む。
【0147】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信している
かどうかを判断し、通知を受信しているならば(ステッ
プS114でYES)、ステップS115に進み、通知
を受信していないならば(ステップS114でNO)、
図5のステップS131に進む。
【0148】ステップS115では、システム制御回路
50は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテ
ナ332、通信ユニット330を介して、通信システム
制御回路350に通信装置300の識別情報保持部35
6の内容を問い合わせる。識別情報保持部356の内容
を確認した結果、通信装置300と通信を行っても問題
無いと判断したならば(ステップS116でYES)、
ステップS117に進む。また、識別情報保持部356
の内容を確認した結果、通信装置300と通信を行うに
は問題があると判断したならば(ステップS116でN
O)、図5のステップS131に進む。
【0149】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0150】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0151】ステップS117において、システム制御
回路50は、通信装置300から通信ユニット330、
アンテナ332、アンテナ112、通信ユニット110
を介して通知を受信し、システム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に格納する。そして、システム制
御回路50は、受信した通信装置300の状態表示内容
を、通知部54及び/或いは画像表示部28により表示
するように設定し(ステップS118)、図5のステッ
プS131に進む。
【0152】このように、通信装置300からの各種の
警告情報や各種の状態を示す情報を撮像装置100の通
知部54及び/或いは画像表示部28により表示するこ
とにより、撮像装置100を使用中に通信装置300の
情報を知ることが可能となる。
【0153】また、通信装置300から受信した通知が
呼出し開始通知或いは呼出し終了通知である場合、撮像
装置100の通知部54及び/或いは画像表示部28に
より表示することで、撮像装置100を使用中に通信装
置300に対する他の通信装置或いは通信基地局からの
呼出しを知ることが可能となる。
【0154】図5のステップS131ではシステム制御
回路50は、シャッタースイッチSW1が押されたかど
うかを判断し、押されていないならば、図4のステップ
S101に戻る。
【0155】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS131でYES)、ステップS132に
進み、システム制御回路50は、通信装置300の状態
表示を通知部54及び/或いは画像表示部28により表
示することを禁止する設定を行なった後、ステップS1
33に進む。これにより、撮像装置100に於いて撮影
準備状態に入ったならば、撮像装置100の通知部54
及び/或いは画像表示部28の表示内容を、撮像装置1
00固有の撮影に関する情報を表示する状態にして、撮
影動作を行う上で利便性の良い表示状態を使用者に提供
することが可能となる。
【0156】そしてステップS133では、システム制
御回路50は測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を
被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッタ
ー時間を決定し、ホワイトバランス処理を行って色温度
をあわせる。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0157】なお、ステップS133の測距・測光処理
においては、システム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶された撮影開始フラグ及び/或いはA
Eロックフラグ及び/或いはホワイトバランスモード設
定フラグの状態に応じて、AE制御及び/或いはAWB
制御の実行の可否を判断し、判断結果に応じて各々の処
理を行う。なお、このステップS133における測距・
測光処理の詳細は、図7を用いて後述する。
【0158】ステップS133の測距・測光処理を終え
ると、システム制御回路50は、システム制御回路50
の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたフラッシュ
フラグの状態を判断し(ステップS134)、フラッシ
ュフラグが設定されていたならば、フラッシュ48の充
電を行い(ステップS135)、ステップS136に進
む。また、フラッシュフラグが設定されていないなら
ば、そのままステップS136に進む。
【0159】システム制御回路50は、シャッタースイ
ッチSW2が押されずに(ステップS136でNO)、
さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば
(ステップS137でNO)、通信装置300の状態表
示を通知部54及び/或いは画像表示部28により表示
することを許可する設定を行ない(ステップS13
8)、図4のステップS102に戻る。
【0160】これにより、撮像装置100に於いて撮影
準備状態が終了したならば、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28の表示内容を、撮像装置
100固有の撮影に関する情報を表示する状態から、通
信装置300からの通知を表示する状態とする、或いは
撮像装置100固有の撮影に関する情報及び通信装置3
00からの通知を表示する状態とすることができる。そ
して、通信装置300からの各種警告情報や各種状態を
示す情報を撮像装置100の通知部54及び/或いは画
像表示部28により表示して、撮像装置100を使用中
に通信装置300の情報を知ることが可能となる。ま
た、通信装置300からの呼出し開始通知或いは呼出し
終了通知を、撮像装置100の通知部54及び/或いは
画像表示部28により表示して、撮像装置100を使用
中に通信装置300に対する他の通信装置或いは通信基
地局からの呼出しを知ることが可能となる。
【0161】また、シャッタースイッチSW2が押され
たならば(ステップS136でYES)、図6のステッ
プS161に進む。
【0162】ステップS161において、システム制御
回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処
理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/
D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ
30に撮影した画像データを書き込む露光処理からなる
撮影処理を実行する。このステップS161における撮
影処理の詳細は図8を用いて後述する。
【0163】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して各
種処理を行う現像処理(ステップS162)、また、必
要に応じて、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモー
ドに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ス
テップS163)、メモリ30に所定の処理を行った画
像データを記憶する(ステップS164)。
【0164】ステップS165において、システム制御
回路50はシャッタースイッチSW1の状態を判断し、
シャッタースイッチSW1が放されたならば、通信装置
300の状態を通知部54及び/或いは画像表示部28
に表示することを許可する設定を行ない(ステップS1
66)、ステップS167に進む。
【0165】これにより、撮像装置100に於いて撮影
準備状態が終了したならば、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28の表示内容を、撮像装置
100固有の撮影に関する情報を表示する状態から、通
信装置300からの通知を表示する状態とする、或いは
撮像装置100固有の撮影に関する情報及び通信装置3
00からの通知を表示する状態とすることができる。そ
して、通信装置300からの各種警告情報や各種状態を
示す情報を撮像装置100の通知部54及び/或いは画
像表示部28により表示して、撮像装置100を使用中
に通信装置300の情報を知ることが可能となる。ま
た、通信装置300からの呼出し開始通知或いは呼出し
終了通知を、撮像装置100の通知部54及び/或いは
画像表示部28により表示して、撮像装置100を使用
中に通信装置300に対する他の通信装置或いは通信基
地局からの呼出しを知ることが可能となる。
【0166】ステップS167において、システム制御
回路50は、通信ユニット110、アンテナ112、ア
ンテナ332、通信ユニット330を介して、通信シス
テム制御回路350に通信装置300の識別情報保持部
356の内容を問い合わせる。識別情報保持部356の
内容を確認した結果、通信装置300と通信を行っても
問題無いと判断したならば(ステップS168でYE
S)、ステップS169に進む。
【0167】また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS168でNO)、システ
ム制御回路50は、通知部54及び/或いは画像表示部
28を用いて画像や音声により所定の警告を行い(ステ
ップS171)、図4のステップS102に戻る。
【0168】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0169】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0170】ステップS169において、システム制御
回路50は、所定の撮影処理、現像処理、圧縮処理等を
行ってメモリ30に記憶した画像データを読み出し、通
信ユニット110、アンテナ112を介して通信装置3
00に対して画像通信を行う。
【0171】画像通信を終了したならば(ステップS1
70でYES)、図4のステップS102に戻る。
【0172】なお、ステップS169における画像デー
タの送信は、撮像装置100のオペレータによる指示ま
たは通信装置300からのリクエストに応じて行うよう
に構成できることはいうまでもない。
【0173】次に、図7のフローチャートを参照して、
図5のステップS133における測距・測光処理を詳細
に説明する。
【0174】図7は、図5のS133における測距・測
光処理の詳細なフローチャートを示す。
【0175】ステップS1001において、システム制
御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、
A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像
データを逐次読み込む。この逐次読み込まれた画像デー
タを用いて、画像処理回路20はTTL方式のAE処
理、EF処理、AF処理に用いる所定の演算を行ってい
る。
【0176】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方
式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央
重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異
なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0177】画像処理回路20での演算結果を用いて、
システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断する
まで(すなわち、ステップS1002でYESとなるま
で)、ステップS1003で露光制御部40を用いてA
E制御を行う。
【0178】ステップS1003でAE制御で得られた
測定データを用いて、システム制御回路50はステップ
S1004においてフラッシュが必要か否かを判断し、
フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし
て、ステップS1005でフラッシュ48を充電する。
【0179】露出(AE)が適正と判断したならば(ス
テップS1002でYES)、測定データ及び/或いは
設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶する。
【0180】次に、画像処理回路20での演算結果及び
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御
回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断す
るまで(すなわち、ステップS1006でYESとなる
まで)、ステップS1007で画像処理回路20を用い
て色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う。
【0181】ホワイトバランス(AWB)が適正と判断
したならば(ステップS1006でYES)、測定デー
タ及び/或いは設定パラメータをシステム制御回路50
の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
【0182】更に、AE制御及びAWB制御で得られた
測定データを用いて、システム制御回路50は焦点(A
F)が合焦したと判断するまで(すなわち、ステップS
1008でYESとなるまで)、ステップS1009で
測距制御部42を用いてAF制御を行う。
【0183】焦点(AF)が合焦したと判断したならば
(ステップS1008でYES)、測定データ及び/或
いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモ
リ或いはメモリ52に記憶し、図5のステップS133
における測距・測光処理ルーチンを終了する。
【0184】次に、図8のフローチャートを参照して、
図6のステップS161における撮影処理を詳細に説明
する。
【0185】ステップS1101において、システム制
御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或い
はメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御
部40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞
り値に応じて開放して、ステップS1102で撮像素子
14の露光を開始する。
【0186】ステップS1103で、フラッシュ・フラ
グによりフラッシュ48による調光が必要か否かを判断
し、必要な場合はフラッシュを発光させる(ステップS
1104)。
【0187】システム制御回路50は、ステップS11
05で測光データに従って撮像素子14の露光終了を待
ち、露光が終了すると、ステップS1106でシャッタ
ー12を閉じて撮像素子14から電荷信号を読み出し、
ステップS1107においてA/D変換器16、画像処
理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/
D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メ
モリ30に撮影画像のデータを書き込む。
【0188】一連の処理を終えると、図6のステップS
161における撮影処理ルーチンを終了する。
【0189】<通信装置300の動作説明>次に図9及
び図10を参照して、第1の実施形態における通信装置
300の動作を説明する。
【0190】図9及び図10は、本第1の実施形態にお
ける通信装置300の主ルーチンのフローチャートを示
す。
【0191】図9のステップS201において、電池交
換等の電源投入により、通信システム制御回路350は
フラグや制御変数等を初期化し、続いてステップS20
2で、操作手段362に含まれる電源スイッチの設定状
態を判断する。電源スイッチが電源OFFに設定されて
いたならば(ステップS202でNO)、各表示手段の
表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必
要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ
354に記録し、電源制御部380により画像表示部3
24を含む通信装置300各部の不要な電源を遮断する
等の所定の終了処理を行った後(ステップS203)、
ステップS202に戻る。
【0192】操作手段362に含まれる電源スイッチが
電源ONに設定されていたならば(ステップS202で
YES)、ステップS204に進み、通信システム制御
回路350は、電源制御部380により電池等により構
成される電源部386の残容量や動作情況が通信装置3
00の動作に問題がを与えるものであるか否かを判断す
る。
【0193】電源部386の残容量や動作情況が通信装
置300の動作に問題を与えるならば、通信システム制
御回路350は、携帯電話電池残量フラグを通信装置3
00の動作を継続するには問題がある状態であることを
示すE(empty)の設定にして(ステップS205)、
ステップS208に進む。
【0194】ステップS208で通信システム制御回路
350は、通信ユニット330、アンテナ332、アン
テナ112、通信ユニット110を介して、システム制
御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58の内
容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行っても問題無いと判
断したならば(ステップS209でYES)、ステップ
S210に進む。
【0195】また、識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行うには問題があると
判断したならば(ステップS209でNO)、ステップ
S211に進む。
【0196】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0197】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0198】ステップS210では、通信システム制御
回路350は、通信ユニット330、アンテナ332を
介して撮像装置100に対して、通信装置300の各種
緊急状態を示す所定の警告通知を行い、ステップS21
1に進む。
【0199】そして、通信システム制御回路350は、
通知部360を用いて画像や音声により所定の警告を行
った後に、各表示手段の表示を終了状態に変更し、フラ
グや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定
モードを不揮発性メモリ354に記録し、電源制御部3
80により画像表示部324を含む通信装置300各部
の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後
(ステップS212)、ステップS202に戻る。
【0200】これにより、例えば通信装置300を鞄に
しまって、撮像装置100を用いて撮影を行おうとして
いるような使用状況に於いても、通信装置300の状態
を撮像装置100に通知することにより、撮像システム
の使用者に対して速やかな警告を行うことが可能とな
り、その結果、利便性の良いシステムを提供することが
可能となる。
【0201】また、電源部386の残容量が所定の閾値
より少ない場合は、ステップS204からステップS2
06に進み、通信システム制御回路350は、携帯電話
電池残量フラグを通信装置300の動作を継続するには
残り少ない状態であることを示すL(low)の設定にし
て、ステップS213に進む。
【0202】また、電源部386の残容量が所定の閾値
より多い場合は、ステップS207に進み、通信システ
ム制御回路350は、携帯電話電池残量フラグを通信装
置300の動作を継続するのに十分な状態であることを
示すH(high)の設定にして、ステップS213に進
む。
【0203】ステップS213では、通信システム制御
回路350は、通信ユニット330、アンテナ332、
アンテナ112、通信ユニット110を介して、システ
ム制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58
の内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確
認した結果、撮像装置100と通信を行っても問題無い
と判断したならば(ステップS214でYES)、ステ
ップS215に進む。また、識別情報保持部58の内容
を確認した結果、撮像装置100と通信を行うには問題
があると判断したならば(ステップS214でNO)、
ステップS216に進む。
【0204】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0205】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0206】ステップS215において、通信システム
制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ33
2を介して撮像装置100に対して、通信装置300の
各種状態を示す所定の状態通知を行う。なお、所定の状
態通知としては、電波強度通知、圏外通知、電池残量通
知等がある。
【0207】これにより、例えば通信装置300を鞄に
しまって、撮像装置100を用いて撮影を行おうとして
いるような使用状況に於いても、通信装置300の状態
を撮像装置100に通知することにより、撮像システム
の使用者に対して速やかな状態報知を行うことが可能と
なり、その結果、利便性の良いシステムを提供すること
が可能となる。
【0208】その後、通信システム制御回路350は、
表示手段360を用いて画像や音声により電池残容量の
状態を含む通信装置300の各種設定状態の表示を行っ
た後(ステップS216)、他の通信装置或いは通信基
地局からの着信呼出しを待つ待ち受け状態で待機する
(ステップS217)。
【0209】ステップS218で通信システム制御回路
350は、撮像装置100から通信ユニット110、ア
ンテナ112、アンテナ332、通信ユニット330を
介して画像データを受信しているかどうかを判断し、画
像データを受信しているならば、ステップS219に進
み、画像データを受信していないならば、図10のステ
ップS241に進む。
【0210】ステップS219で通信システム制御回路
350は、通信ユニット330、アンテナ332、アン
テナ112、通信ユニット110を介して、システム制
御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58の内
容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行っても問題無いと判
断したならば(ステップS220でYES)、ステップ
S221に進む。
【0211】また、識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行うには問題があると
判断したならば(ステップS220でNO)、図10の
ステップS241に進む。
【0212】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0213】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0214】ステップS221では、通信システム制御
回路350は、撮像装置100から通信ユニット11
0、アンテナ112、アンテナ332、通信ユニット3
30を介して受信した画像データをメモリ320に順次
記憶し、そして、記憶した画像データを順次読み出して
インタフェース390、コネクタ392、コネクタ20
6、インタフェース204を介して記録媒体200の記
録部202に記録する。
【0215】なお、メモリ320に記憶した画像データ
を、D/A変換器322を介して画像表示部324に表
示することも可能である。この場合、画像表示部324
の仕様に合わせて、メモリ制御手段314によって所定
の補間或いは間引き処理、所定の色処理を行った後に、
画像表示部324に受信した画像データを表示する。一
連の記録動作を終えたならば(ステップS222でYE
S)、図10のステップS241に進む。
【0216】ステップS241において、通信システム
制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局か
ら、アンテナ328及び通信ユニット326を介して着
信呼出しがあるかどうかを判断する。他の通信装置或い
は通信基地局から着信呼出しが無いならば(ステップS
241でNO)、ステップS242に進み、他の通信装
置或いは通信基地局から着信呼出しがあるならば(ステ
ップS241でYES)、ステップS247に進む。
【0217】ステップS242において、通信システム
制御回路350は、操作手段362に含まれるオフフッ
ク(通話開始)スイッチが設定されているかどうかを判
断し、設定されていないならば(ステップS242でN
O)、図9のステップS202に戻る。
【0218】操作手段362に含まれるオフフック(通
話開始)スイッチが設定され(ステップS242でYE
S)、操作手段362によって発信呼出しの設定が行わ
れたならば(ステップS243でYES)、通信システ
ム制御回路350は、設定された電話番号に応じた発信
呼出しを他の通信装置或いは通信基地局に対して行う
(ステップS244)。
【0219】他の通信装置或いは通信基地局との回線が
接続されない間(ステップS245NO)、操作手段3
62に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが
設定されるまで(すなわちステップS246でYESと
なるまで)、通信システム制御回路350は、ステップ
S244に戻って一連の処理を繰り返す。
【0220】他の通信装置或いは通信基地局との回線が
接続されたならば(ステップS245でYES)、ステ
ップS267に進む。
【0221】また、ステップS241で着信呼出しを検
知するとステップS247に進み、通信システム制御回
路350は、通信ユニット330、アンテナ332、ア
ンテナ112、通信ユニット110を介して、システム
制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58の
内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確認
した結果、撮像装置100と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS248でNO)、ステッ
プS249に進む。
【0222】また、ステップS247で問い合わせた識
別情報保持部58の内容を確認した結果、撮像装置10
0と通信を行っても問題無いと判断したならば(ステッ
プS248でYES)、ステップS250に進む。
【0223】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0224】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0225】ステップS249では、通信システム制御
回路350は、着信通知部364による呼出し音や振動
等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を開始
する。
【0226】また、ステップS250では、通信システ
ム制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ3
32を介して撮像装置100に対して、呼出し開始通知
を行うと共に、呼出しフラグの設定を行って(ステップ
S251)、ステップS252に進む。なお、この呼出
しフラグは、通信システム制御回路350の内部メモリ
及び/或いはメモリ352の所定領域に記憶される。
【0227】このように、通信装置300に対する着信
呼出しを撮像装置100に通知することによって、撮像
装置100の使用中に於いても、通信装置300に対し
て着信呼出しが生じていることを報知することが可能と
なる。
【0228】操作手段362に含まれるオフフック(通
話開始)スイッチが設定されないならば(ステップS2
52でNO)、通信システム制御回路350は、他の通
信装置或いは通信基地局からの着信呼出しが終了したか
どうかを判断し(ステップS253)、着信呼出しが終
了していたならば、ステップS254に進む。また、着
信呼出しが終了していないならば(ステップS253で
NO)、ステップS252に戻る。
【0229】ステップS254において、通信システム
制御回路350は、通信システム制御回路350の内部
メモリ及び/或いはメモリ352の所定領域に記憶され
た呼出しフラグの状態を判断する。呼出しフラグが設定
されていたならばステップS256に進み、解除されて
いたならばステップS255に進む。
【0230】ステップS256において、通信システム
制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ33
2、アンテナ112、通信ユニット110を介して、シ
ステム制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部
58の内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容
を確認した結果、撮像装置100と通信を行っても問題
無いと判断したならば(ステップS257でYES)、
ステップS258に進む。
【0231】また、識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行うには問題があると
判断したならば(ステップS257でNO)、ステップ
S255に進む。
【0232】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0233】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0234】ステップS255では、通信システム制御
回路350は、着信通知部364による呼出し音や振動
等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了
し、図9のステップS202に戻る。
【0235】また、ステップS258では、通信システ
ム制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ3
32を介して撮像装置100に対して、呼出し終了通知
を行うと共に、呼出しフラグの解除を行って(ステップ
S259)、図9のステップS202に戻る。
【0236】また、ステップS252において操作手段
362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設
定されていると判断されたならば、ステップS260に
進み、通信システム制御回路350は、通信システム制
御回路350の内部メモリ及び/或いはメモリ352の
所定領域に記憶された呼出しフラグの状態を判断する。
呼出しフラグが設定されていたならばステップS262
に進み、設定されていないならばステップS261に進
む。
【0237】ステップS262で、通信システム制御回
路350は、通信ユニット330、アンテナ332、ア
ンテナ112、通信ユニット110を介して、システム
制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58の
内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確認
した結果、撮像装置100と通信を行っても問題無いと
判断したならば(ステップS263でYES)、ステッ
プS264に進む。
【0238】また、識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行うには問題があると
判断したならば(ステップS263でNO)、ステップ
S261に進む。
【0239】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0240】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0241】ステップS261では、通信システム制御
回路350は、着信通知部364による呼出し音や振動
等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了
し、ステップS266に進む。
【0242】また、ステップS264では、通信システ
ム制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ3
32を介して撮像装置100に対して、呼出し終了通知
を行うと共に、呼出しフラグの解除を行って(ステップ
S265)、ステップS266に進む。
【0243】なお、この呼出しフラグは、通信システム
制御回路350の内部メモリ及び/或いはメモリ352
の所定領域に記憶される。
【0244】ステップS266では、通信システム制御
回路350は、アンテナ328、通信ユニット326を
介して、通信装置300に対して着信呼出しを行った他
の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との
回線を接続し、他の通信装置或いは通信基地局を介した
他の通信装置との通話動作を行う(S267)。
【0245】通話動作に於いては、他の通信装置或いは
通信基地局を介した他の通信装置から、アンテナ328
及び通信ユニット326を介して受信した音声データを
メモリ320に記憶し、メモリ320から読み出した音
声データをメモリ制御回路314によって所定の復号処
理や音声処理を施した後に、D/A変換器316を介し
てスピーカー318で音声信号に変換して伝えることが
できる。
【0246】また、発声した音声をマイク310及びA
/D変換器316を介してメモリ制御回路314で所定
の音声処理や符号化を施してメモリ320に記憶し、メ
モリ320から読み出した音声データを通信ユニット3
26及びアンテナ328を介して他の通信装置或いは通
信基地局を介した他の通信装置に送信することができ
る。
【0247】他の通信装置或いは通信基地局を介した他
の通信装置からの通話が終了するか(ステップS268
でYES)、或いは通話が終了していなくても(ステッ
プS268でNO)、操作手段362に含まれるオンフ
ック(通話打ち切り)スイッチが設定されたならば(ス
テップS269でYES)、通信システム制御回路35
0は、通話を行っていた他の通信装置或いは通信基地局
を介した他の通信装置との回線を切断し(ステップS2
70)、図9のステップS202に戻る。
【0248】以上説明した様に、第1の実施形態によれ
ば、通信装置300は通信装置300の状態を撮像装置
100に通知し、撮像装置100は撮像装置100の動
作状態を判断し、判断した結果に応じて通信装置300
の状態表示を撮像装置100において行うことが可能と
なる。
【0249】また、通信装置300は通信装置300の
電池残量状態を含む各種状態を撮像装置100に通知
し、撮像装置100は撮像装置100の撮影準備動作及
び/或いは撮影動作の状態を判断し、判断した結果に応
じて通信装置300の電池残量状態を含む各種状態表示
を撮像装置100において行うことが可能となる。
【0250】そして、通信装置300は通信装置300
の着信呼出し状態を撮像装置100に通知し、撮像装置
100は撮像装置100の撮影準備動作及び/或いは撮
影動作の状態を判断し、判断した結果に応じて通信装置
300の着信呼出し表示を撮像装置100において行う
ことが可能となる。
【0251】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。なお、撮像システムの各装置の構
成は第1の実施形態において図1乃至図3を参照して説
明したものと同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【0252】<撮像装置100の動作説明>まず、図1
1乃至図13を参照して、撮像装置100の第2の実施
形態における動作を説明する。図11乃至図13は本第
2の実施形態における撮像装置100の主ルーチンのフ
ローチャートを示す。
【0253】図11のステップS301において、電池
交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラ
グや制御変数等を初期化すると共に、画像制御装置10
0各部の初期化処理を行う。初期化後、ステップS30
2においてシステム制御回路50は、メインスイッチ7
2の状態を判断し、電源OFFに設定されていたなら
ば、ステップS303に進み、通信ユニット110、ア
ンテナ112、アンテナ332、通信ユニット330を
介して、通信システム制御回路350に通信装置300
の識別情報保持部356の内容を問い合わせる。
【0254】識別情報保持部356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行っても問題無いと判断し
たならば(ステップS304でYES)、ステップS3
05に進む。また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS304でNO)、ステッ
プS306に直接進む。
【0255】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0256】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0257】ステップS305では、システム制御回路
50は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテ
ナ332、通信ユニット330を介して、通信装置30
0に対し、通信装置300の状態表示を撮像装置100
において禁止する旨の通知を行い、ステップS306に
進む。なお、後述するが、通信装置300はこの通知を
受けると、撮像装置100に対する通信装置300の状
態送信を行わない。
【0258】また、通信装置300の状態表示は、通信
装置300の通信ユニット330からアンテナ332、
アンテナ112、通信ユニット110を介して通知され
た通信装置300の状態を、システム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に格納し、格納したデータを
読み出して通知部54及び/或いは画像表示部28によ
り表示することにより行われる。
【0259】システム制御回路50は、各表示手段の表
示を終了状態に変更し、バリア102等の保護手段を備
えている場合はそれを閉じて撮像部を保護し、フラグや
制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モー
ドを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部80によ
り画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電
源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップ
S306)、ステップS302に戻る。
【0260】また、ステップS302でメインスイッチ
72が電源ONに設定されていたならば、ステップS3
07に進み、通信ユニット110、アンテナ112、ア
ンテナ332、通信ユニット330を介して、通信シス
テム制御回路350に通信装置300の識別情報保持部
356の内容を問い合わせる。
【0261】識別情報保持部356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行っても問題無いと判断し
たならば(ステップS308でYES)、ステップS3
09に進む。また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS308でNO)、ステッ
プS310に直接進む。
【0262】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0263】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0264】ステップS309では、システム制御回路
50は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテ
ナ332、通信ユニット330を介して、通信装置30
0に対し、通信装置300の状態表示を撮像装置100
において許可する旨の通知を行い、ステップS310に
進む。なお、後述するが、通信装置300はこの通知を
受けると、撮像装置100に対する通信装置300の状
態送信を行う。
【0265】ステップS310では、システム制御回路
50は、電源制御手段80により電池等により構成され
る電源86の残容量や動作情況が、撮像装置100の動
作を継続するには問題があるか否かを判断する。
【0266】電源部86の残容量が撮像装置100の動
作を継続するのに問題がある場合はステップS311に
進み、システム制御回路50は、カメラ電池残量フラグ
を撮像装置100の動作を継続するには問題がある状態
であることを示すE(empty)の設定にして、ステップ
S315に進む。
【0267】また、電源部86の残容量が所定の閾値よ
り少ない場合は、ステップS310からステップS31
2に進み、システム制御回路50は、カメラ電池残量フ
ラグを撮像装置100の動作を継続するには残り少ない
状態であることを示すL(low)の設定にして、ステッ
プS314に進む。
【0268】また、電源部86の残容量が所定の閾値よ
り多い場合は、ステップS313に進み、システム制御
回路50は、カメラ電池残量フラグを撮像装置100の
動作を継続するのに十分な状態であることを示すH(hi
gh)の設定にして、ステップS314に進む。
【0269】ステップS314において、システム制御
回路50は、撮像した画像データのバッファであるメモ
リ30の動作状態が撮像装置100の動作、特にメモリ
30に対する画像データの記憶読み出し動作に問題があ
るか否かを判断し、問題が無ければステップS317に
進み、問題があるならばステップS315に進む。
【0270】ステップS315では、システム制御回路
50は、通知部54及び/或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告を行う。そして、各表示
手段の表示を終了状態に変更し、バリア102等の保護
手段を備えている場合はそれを閉じて撮像部を保護し、
フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、
設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部
80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の
不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後
(ステップS316)、ステップS302に戻る。
【0271】ステップS317では、システム制御回路
50は、通知部54及び/或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により電池残容量やメモリ30の状態を含
む撮像装置100の各種設定状態の表示を行って、ステ
ップS318に進む。
【0272】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信している
かどうかを判断し、通知を受信しているならば(ステッ
プS318でYES)、ステップS319に進み、通知
を受信していないならば(ステップS318でNO)、
図12のステップS331に進む。
【0273】ステップS319では、システム制御回路
50は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテ
ナ332、通信ユニット330を介して、通信システム
制御回路350に通信装置300の識別情報保持部35
6の内容を問い合わせる。識別情報保持部356の内容
を確認した結果、通信装置300と通信を行っても問題
無いと判断したならば(ステップS320でYES)、
ステップS321に進む。また、識別情報保持部356
の内容を確認した結果、通信装置300と通信を行うに
は問題があると判断したならば(ステップS320でN
O)、図12のステップS331に進む。
【0274】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0275】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0276】ステップS321において、システム制御
回路50は、通信装置300から通信ユニット330、
アンテナ332、アンテナ112、通信ユニット110
を介して通知を受信し、システム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に格納する。そして、システム制
御回路50は、受信した通信装置300の状態表示内容
を、通知部54及び/或いは画像表示部28により表示
するように設定し(ステップS322)、図12のステ
ップS331に進む。
【0277】このように、通信装置300からの各種の
警告情報や各種の状態を示す情報を撮像装置100の通
知部54及び/或いは画像表示部28により表示して、
撮像装置100を使用中に通信装置300の情報を知る
ことが可能となる。
【0278】また、通信装置300から受信した通知が
呼出し開始通知或いは呼出し終了通知である場合、撮像
装置100の通知部54及び/或いは画像表示部28に
より表示することで、撮像装置100を使用中に通信装
置300に対する他の通信装置或いは通信基地局からの
呼出しを知ることが可能となる。
【0279】図12のステップS331ではシステム制
御回路50は、シャッタースイッチSW1が押されたか
どうかを判断し、押されていないならば、図11のステ
ップS302に戻る。
【0280】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS331でYES)ステップS332に進
み、システム制御回路50は、通信ユニット110、ア
ンテナ112、アンテナ332、通信ユニット330を
介して、通信システム制御回路350に通信装置300
の識別情報保持部356の内容を問い合わせる。
【0281】識別情報保持部356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行っても問題無いと判断し
たならば(ステップS333でYES)、ステップS3
34に進む。また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS333でNO)、ステッ
プS335に進む。
【0282】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0283】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0284】ステップS334では、システム制御回路
50は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテ
ナ332、通信ユニット330を介して、通信装置30
0に対し、通信装置300の状態表示を撮像装置100
において禁止する旨の通知を行い、ステップS355に
進む。この通知に応じて、通信装置300は撮像装置1
00に対する通信装置300の状態送信を停止する。こ
れにより、撮像装置100に於いて撮影準備状態に入っ
たならば、撮像装置100の通知部54及び/或いは画
像表示部28の表示内容を、撮像装置100固有の撮影
に関する情報を表示する状態にして、撮影動作を行う上
で利便性の良い表示状態を使用者に提供することが可能
となる。
【0285】そしてステップS335では、システム制
御回路50は測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を
被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッタ
ー時間を決定し、ホワイトバランス処理を行って色温度
をあわせる。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0286】なお、ステップS335の測距・測光処理
においては、システム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶された撮影開始フラグ及び/或いはA
Eロックフラグ及び/或いはホワイトバランスモード設
定フラグの状態に応じて、AE制御及び/或いはAWB
制御の実行の可否を判断し、判断結果に応じて各々の処
理を行う。なお、このステップS335における測距・
測光処理の詳細は、図7を参照して第1の実施形態にお
いて説明したものと同様であるので、説明を省略する。
【0287】ステップS335の測距・測光処理を終え
ると、システム制御回路50は、システム制御回路50
の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたフラッシュ
フラグの状態を判断し(ステップS336)、フラッシ
ュフラグが設定されていたならば、フラッシュ48の充
電を行い(ステップS337)、ステップS338に進
む。また、フラッシュフラグが設定されていないなら
ば、そのままステップS338に進む。
【0288】システム制御回路50は、シャッタースイ
ッチSW2が押されずに(ステップS338でNO)、
さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば
(ステップS339でNO)、システム制御回路50
は、通信ユニット110、アンテナ112、アンテナ3
32、通信ユニット330を介して、通信システム制御
回路350に通信装置300の識別情報保持部356の
内容を問い合わせる(ステップS340)。
【0289】識別情報保持部356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行っても問題無いと判断し
たならば(ステップS341でYES)、ステップS3
42に進む。また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS341でNO)、図11
のステップS302に戻る。
【0290】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0291】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0292】システム制御回路50は、通信ユニット1
10、アンテナ112、アンテナ332、通信ユニット
330を介して、通信装置300に対し、通信装置30
0の状態表示を撮像装置100の通知部54及び/或い
は画像表示部28において許可する旨の通知を行い、ス
テップS343に進む。なお、後述するが、通信装置3
00はこの通知を受けると、撮像装置100に対する通
信装置300の状態を送信することができる。
【0293】これにより、撮像装置100に於いて撮影
準備状態が終了したならば、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28の表示内容を、撮像装置
100固有の撮影に関する情報を表示する状態から、通
信装置300からの通知を表示する状態とする、或いは
撮像装置100固有の撮影に関する情報及び通信装置3
00からの通知を表示する状態とすることができる。
【0294】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信している
かどうかを判断し、通知を受信しているならば(ステッ
プS343でYES)、ステップS344に進み、通知
を受信していないならば(ステップS343でNO)、
図11のステップS302に戻る。
【0295】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信し、シス
テム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に格納
する(ステップS344)。
【0296】そして、システム制御回路50は、受信し
た通信装置300の状態表示内容を、通知部54及び/
或いは画像表示部28により表示するように設定し(ス
テップS345)、図11のステップS302に戻る。
【0297】これにより、通信装置300からの各種の
警告情報や各種の状態を示す情報を撮像装置100の通
知部54及び/或いは画像表示部28により表示して、
撮像装置100を使用中に通信装置300の情報を知る
ことが可能となる。
【0298】また、通信装置300からの呼出し開始通
知或いは呼出し終了通知を、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28により表示して、撮像装
置100を使用中に通信装置300に対する他の通信装
置或いは通信基地局からの呼出しを知ることが可能とな
る。
【0299】また、シャッタースイッチSW2が押され
たならば(ステップS338でYES)、図13のステ
ップS361に進む。
【0300】ステップS361において、システム制御
回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処
理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/
D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ
30に撮影した画像データを書き込む露光処理からなる
撮影処理を実行する。このステップS361における撮
影処理の詳細は図8を用いて第1の実施形態において説
明したものと同様であるので、説明を省略する。
【0301】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して各
種処理を行う現像処理(ステップS362)、また、必
要に応じて、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモー
ドに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ス
テップS363)、メモリ30に所定の処理を行った画
像データを記憶する(ステップS364)。
【0302】ステップS365において、システム制御
回路50はシャッタースイッチSW1の状態を判断し、
シャッタースイッチSW1が放されたならば、システム
制御回路50は、通信ユニット110、アンテナ11
2、アンテナ332、通信ユニット330を介して、通
信システム制御回路350に通信装置300の識別情報
保持部356の内容を問い合わせる(ステップS36
6)。
【0303】識別情報保持部356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行っても問題無いと判断し
たならば(ステップS367でYES)、ステップS3
68に進む。また、識別情報保持部356の内容を確認
した結果、通信装置300と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS367でNO)、システ
ム制御回路50は、通知部54及び/或いは画像表示部
28を用いて画像や音声により所定の警告を行い(ステ
ップS374)、図11のステップS302に戻る。
【0304】なお、通信装置300の識別情報保持部3
56の内容を確認する際に、撮像装置100の識別情報
保持部58を用いて行ってもよい。
【0305】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0306】また、ステップS368では、システム制
御回路50は、通信ユニット110、アンテナ112、
アンテナ332、通信ユニット330を介して、通信装
置300に対し、通信装置300の状態表示を撮像装置
100の通知部54及び/或いは画像表示部28におい
て許可する旨の通知を行い、ステップS369に進む。
【0307】これにより、撮像装置100に於いて撮影
準備状態が終了したならば、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28の表示内容を、撮像装置
100固有の撮影に関する情報を表示する状態から、通
信装置300からの通知を表示する状態とする、或いは
撮像装置100固有の撮影に関する情報及び通信装置3
00からの通知を表示する状態とすることができる。
【0308】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信している
かどうかを判断し、通知を受信しているならば(ステッ
プS369でYES)、ステップS370に進み、通知
を受信していないならば(ステップS369でNO)、
ステップS372に進む。
【0309】システム制御回路50は、通信装置300
から通信ユニット330、アンテナ332、アンテナ1
12、通信ユニット110を介して通知を受信し、シス
テム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に格納
する(ステップS370)。
【0310】そして、システム制御回路50は、受信し
た通信装置300の状態表示内容を、通知部54及び/
或いは画像表示部28により表示するように設定し(ス
テップS371)、ステップS372に進む。
【0311】このように、通信装置300からの各種の
警告情報や各種の状態を示す情報を撮像装置100の通
知部54及び/或いは画像表示部28により表示して、
撮像装置100を使用中に通信装置300の情報を知る
ことが可能となる。
【0312】また、通信装置300からの呼出し開始通
知或いは呼出し終了通知を、撮像装置100の通知部5
4及び/或いは画像表示部28により表示して、撮像装
置100を使用中に通信装置300に対する他の通信装
置或いは通信基地局からの呼出しを知ることが可能とな
る。
【0313】ステップS372において、システム制御
回路50は、所定の撮影処理、現像処理、圧縮処理等を
行ってメモリ30に記憶した画像データを読み出し、通
信ユニット110、アンテナ112を介して通信装置3
00に対して画像通信を行う。
【0314】画像通信を終了したならば(ステップS3
73でYES)、図11のステップS302に戻る。
【0315】なお、ステップS372における画像デー
タの送信は、撮像装置100のオペレータによる指示ま
たは通信装置300からのリクエストに応じて行うよう
に構成できることはいうまでもない。
【0316】<通信装置300の動作説明>次に図14
及び図15を参照して、第2の実施形態における通信装
置300の動作を説明する。
【0317】図14及び図15は本第2の実施形態にお
けるの通信装置300の主ルーチンのフローチャートを
示す。
【0318】図14のステップS401において、電池
交換等の電源投入により、通信システム制御回路350
はフラグや制御変数等を初期化し、続いてステップS4
02で、操作手段362に含まれる電源スイッチの設定
状態を判断する。電源スイッチが電源OFFに設定され
ていたならば(ステップS402でNO)、各表示手段
の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む
必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモ
リ354に記録し、電源制御部380により画像表示部
324を含む通信装置300各部の不要な電源を遮断す
る等の所定の終了処理を行った後(ステップS40
3)、ステップS402に戻る。
【0319】操作手段362に含まれる電源スイッチが
電源ONに設定されていたならば(ステップS402で
YES)、ステップS404に進み、通信システム制御
回路350は、電源制御部380により電池等により構
成される電源部386の残容量や動作情況が通信装置3
00の動作に問題がを与えるものであるか否かを判断す
る。
【0320】電源部386の残容量や動作情況が通信装
置300の動作に問題を与えるならば、通信システム制
御回路350は、携帯電話電池残量フラグを通信装置3
00の動作を継続するには問題がある状態であることを
示すE(empty)の設定にして(ステップS405)、
ステップS408に進む。
【0321】ステップS408で通信システム制御回路
350は、通信システム制御回路350の内部メモリ及
び/或いはメモリ352の所定領域に記憶されたカメラ
送信許可フラグの状態を判断し、カメラ送信許可フラグ
が設定されていたならば(ステップS408でYES)
ステップS409に進み、カメラ送信許可フラグが設定
されていないならば(ステップS408でNO)ステッ
プS412に進む。
【0322】ステップS409では、通信システム制御
回路350は、通信ユニット330、アンテナ332、
アンテナ112、通信ユニット110を介して、システ
ム制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58
の内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確
認した結果、撮像装置100と通信を行っても問題無い
と判断したならば(ステップS410でYES)、ステ
ップS411に進み、識別情報保持部58の内容を確認
した結果、撮像装置100と通信を行うには問題がある
と判断したならば(ステップS410でNO)、ステッ
プS412に進む。
【0323】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0324】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0325】ステップS411では、通信システム制御
回路350は、通信ユニット330、アンテナ332を
介して撮像装置100に対して、通信装置300の電池
残量が無いことを含む各種緊急状態を示す所定の警告通
知を行い、ステップS412に進む。
【0326】通信システム制御回路350は、表示手段
360を用いて画像や音声により所定の警告を行った後
に(ステップS412)、各表示手段の表示を終了状態
に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータ
や設定値、設定モードを不揮発性メモリ354に記録
し、電源制御手段380により画像表示部324を含む
通信装置300各部の不要な電源を遮断する等の所定の
終了処理を行った後(ステップS413)、図11のス
テップS402に戻る。
【0327】また、電源部386の残容量が所定の閾値
より少ない場合は、ステップS404からステップS4
06に進み、通信システム制御回路350は、携帯電話
電池残量フラグを通信装置300の動作を継続するには
残り少ない状態であることを示すL(low)の設定にし
て、ステップS414に進む。
【0328】また、電源部386の残容量が所定の閾値
より多い場合は、ステップS407に進み、通信システ
ム制御回路350は、携帯電話電池残量フラグを通信装
置300の動作を継続するのに十分な状態であることを
示すH(high)の設定にして、ステップS414に進
む。
【0329】ステップS414において通信システム制
御回路350は、通信システム制御回路350の内部メ
モリ及び/或いはメモリ352の所定領域に記憶された
カメラ送信許可フラグの状態を判断し、カメラ送信許可
フラグが設定されていたならばステップS415に進
み、カメラ送信許可フラグが設定されていなければステ
ップS418に進む。
【0330】これにより、例えば通信装置300を鞄に
しまって、撮像装置100を用いて撮影を行おうとして
いるような使用状況に於いても、通信装置300の状態
を撮像装置100に通知することにより、撮像システム
の使用者に対して速やかな警告を行うことが可能とな
り、その結果、利便性の良いシステムを提供することが
可能となる。
【0331】ステップS415では、通信システム制御
回路350は、通信ユニット330、アンテナ332、
アンテナ112、通信ユニット110を介して、システ
ム制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58
の内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確
認した結果、撮像装置100と通信を行っても問題無い
と判断したならば(ステップS416でYES)、ステ
ップS417に進む。また、識別情報保持部58の内容
を確認した結果、撮像装置100と通信を行うには問題
があると判断したならば(ステップS416でNO)、
ステップS418に進む。
【0332】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0333】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0334】ステップS417において、通信システム
制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ33
2を介して撮像装置100に対して、通信装置300の
各種状態を示す所定の状態通知を行い、ステップS41
8に進む。
【0335】なお、所定の状態通知としては、電波強度
通知、圏外通知、電池残量通知等がある。
【0336】これにより、例えば通信装置300を鞄に
しまって、撮像装置100を用いて撮影を行おうとして
いるような使用状況に於いても、通信装置300の状態
を撮像装置100に通知することにより、撮像システム
の使用者に対して速やかな状態報知を行うことが可能と
なり、その結果、利便性の良いシステムを提供すること
が可能となる。
【0337】その後、通信システム制御回路350は、
表示手段360を用いて画像や音声により電池残容量の
状態を含む通信装置300の各種設定状態の表示を行っ
た後(S418)、他の通信装置或いは通信基地局から
の着信呼出しを待つ待ち受け状態で待機する(ステップ
S419)。
【0338】ステップS420で通信システム制御回路
350は、撮像装置100から通信ユニット110、ア
ンテナ112、アンテナ332、通信ユニット330を
介して画像データを受信しているかどうかを判断し、画
像データを受信しているならば、ステップS421に進
み、画像データを受信していないならば、図15のステ
ップS441に進む。
【0339】ステップS421で通信システム制御回路
350は、通信ユニット330、アンテナ332、アン
テナ112、通信ユニット110を介して、システム制
御回路50に撮像装置100の識別情報保持部58の内
容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行っても問題無いと判
断したならば(ステップS422でYES)、ステップ
S423に進む。
【0340】また、識別情報保持部58の内容を確認し
た結果、撮像装置100と通信を行うには問題があると
判断したならば(ステップS422でNO)、図15の
ステップS441に進む。
【0341】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0342】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0343】ステップS423では通信システム制御回
路350は、通信ユニット110、アンテナ112、ア
ンテナ332、通信ユニット330を介して撮像装置1
00からの通知を受信するカメラ通知受信処理を行う
が、このステップS423におけるカメラ通知受信処理
の詳細は図16を用いて後述する。
【0344】ステップS423のカメラ通知受信処理を
終えると、図15のステップS441に進む。
【0345】ステップS441において、通信システム
制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局か
ら、アンテナ328及び通信ユニット326を介して着
信呼出しがあるかどうかを判断する。他の通信装置或い
は通信基地局から着信呼出しが無いならば(ステップS
441でNO)、ステップS442に進み、他の通信装
置或いは通信基地局から着信呼出しがあるならば(ステ
ップS441でYES)、ステップS447に進む。
【0346】ステップS442において、通信システム
制御回路350は、操作手段362に含まれるオフフッ
ク(通話開始)スイッチが設定されているかどうかを判
断し、設定されていないならば(ステップS442でN
O)、図14のステップS402に戻る。
【0347】操作手段362に含まれるオフフック(通
話開始)スイッチが設定され(ステップS442でYE
S)、操作手段362によって発信呼出しの設定が行わ
れたならば(ステップS443でYES)、通信システ
ム制御回路350は、設定された電話番号に応じた発信
呼出しを他の通信装置或いは通信基地局に対して行う
(ステップS444)。
【0348】他の通信装置或いは通信基地局との回線が
接続されない間(ステップS445NO)、操作手段3
62に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが
設定されるまで(すなわちステップS446でYESと
なるまで)、通信システム制御回路350は、ステップ
S444に戻って一連の処理を繰り返す。
【0349】他の通信装置或いは通信基地局との回線が
接続されたならば(ステップS445でYES)、ステ
ップS468に進む。
【0350】また、ステップS441で着信呼出しを検
知するとステップS447に進み、通信システム制御回
路350は、通信システム制御回路350の内部メモリ
及び/或いはメモリ352の所定領域に記憶されたカメ
ラ送信許可フラグの状態を判断し、カメラ送信許可フラ
グが設定されていたならばステップS449に進み、カ
メラ送信許可フラグが設定されていないならばステップ
S448に進む。
【0351】ステップS449において、通信システム
制御回路350は、通信ユニット330、アンテナ33
2、アンテナ112、通信ユニット110を介して、シ
ステム制御回路50に撮像装置100の識別情報保持部
58の内容を問い合わせる。識別情報保持部58の内容
を確認した結果、撮像装置100と通信を行っても問題
無いと判断したならば(ステップS450でYES)、
ステップS451に進み、問題があると判断したならば
(ステップS450でNO)、ステップS448に進
む。
【0352】なお、撮像装置100の識別情報保持部5
8の内容を確認する際に、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて行ってもよい。
【0353】これらの識別情報の確認により、撮像装置
100と通信装置300間の認証を行うことができる。
【0354】ステップS451で、通信システム制御回
路350は、通信ユニット330、アンテナ332を介
して撮像装置100に対して、呼出し開始通知を行うと
共に、ステップS452で呼出しフラグの設定を行っ
て、ステップS453に進む。
【0355】なお、この呼出しフラグは、通信システム
制御回路350の内部メモリ及び/或いはメモリ352
の所定領域に記憶される。
【0356】このように、通信装置300に対する着信
呼出しを撮像装置100に通知することによって、撮像
装置100の使用中に於いても、通信装置300に対し
て着信呼出しが生じていることを報知することが可能と
なる。
【0357】ステップS448では、通信システム制御
回路350は、着信通知部364による呼出し音や振動
等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を開始
した後、ステップS453に進む。
【0358】以下、ステップS453乃至S471の動
作は、第1の実施形態における図10のステップS25
2乃至S270の動作とそれぞれ同様であるので、説明
を省略する。
【0359】次に図16のフローチャートを参照して、
図14のステップS423におけるカメラ通知受信処理
を詳細に説明する。
【0360】まず、ステップS501において通信シス
テム制御回路350は、撮像装置100から通信ユニッ
ト110、アンテナ112、アンテナ332、通信ユニ
ット330を介して画像データを受信しているかどうか
を判断する。画像データを受信しているならば(ステッ
プS501でYES)、ステップS502に進み、画像
データを受信していないならば(ステップS501でN
O)、ステップS504に進む。
【0361】通信システム制御回路350は、撮像装置
100から通信ユニット110、アンテナ112、アン
テナ332、通信ユニット330を介して受信した画像
データをメモリ320に順次記憶し、そして、記憶した
画像データを順次読み出してインタフェース390、コ
ネクタ392、コネクタ206、インタフェース204
を介して記録媒体200の記録部202に記録する(ス
テップS502)。
【0362】なお、メモリ320に記憶した画像データ
を、D/A変換器322を介して画像表示部324に表
示することも可能である。この場合、画像表示部324
の仕様に合わせて、メモリ制御手段314によって所定
の補間或いは間引き処理、所定の色処理を行った後に、
画像表示部324に受信した画像データを表示する。
【0363】画像データの受信を終了したならば(ステ
ップS503でYES)、カメラ通知受信処理ルーチン
を終了する。
【0364】また、画像データを受信していない場合
(ステップS501でNO)、ステップS504におい
て通信システム制御回路350は、撮像装置100から
通信ユニット110、アンテナ112、アンテナ33
2、通信ユニット330を介して表示禁止通知を受信し
ているかどうかを判断し、表示禁止通知を受信している
ならば(ステップS504でYES)、カメラ送信許可
フラグを解除して(ステップS505)、カメラ通知受
信処理ルーチンを終了する。
【0365】また、ステップS504において表示禁止
通知を受信していないならば、ステップS506におい
て通信システム制御回路350は、撮像装置100から
通信ユニット110、アンテナ112、アンテナ33
2、通信ユニット330を介して表示許可通知を受信し
ているかどうかを判断する。表示許可通知を受信してい
るならば(ステップS506でYES)、カメラ送信許
可フラグを設定してから(ステップS507)、表示許
可通知を受信していなければ(ステップS506でN
O)そのまま、カメラ通知受信処理ルーチンを終了す
る。
【0366】このように、撮像装置100からの表示許
可通知或いは表示禁止通知に応じて、通信装置300か
ら撮像装置100への警告通知或いは状態通知、呼出し
開始通知、呼出し終了通知等の各種通知の可否を設定す
ることが可能となる。
【0367】以上説明した様に、第2の実施形態によれ
ば、撮像装置100は撮像装置100の状態を通信装置
300に通知し、通信装置300は通知された撮像装置
100の状態を判断し、判断した結果に応じて通信装置
300の状態を撮像装置100に通知することによっ
て、撮像装置100は撮像装置100の状態に応じて通
信装置300の状態表示を行うことが可能となる。
【0368】また、撮像装置100は撮像装置100の
撮影準備動作及び/或いは撮影動作の状態を通信装置3
00に通知し、通信装置300は通知された撮像装置1
00の状態を判断し、判断した結果に応じて通信装置3
00の電池残量状態を含む各種状態を撮像装置100に
通知することによって、撮像装置100は撮像装置10
0の状態に応じて通信装置300の状態表示を行うこと
が可能となる。
【0369】そして、撮像装置100は撮像装置100
の撮影準備動作及び/或いは撮影動作の状態を通信装置
300に通知し、通信装置300は通知された撮像装置
100の状態を判断し、判断した結果に応じて通信装置
300の着信呼出し状態を撮像装置100に通知するこ
とによって、通信装置300の着信呼出し表示を撮像装
置100において行うことが可能となる。
【0370】図17は本発明の撮像装置100の画像表
示部28における表示例を示す図である。
【0371】図17(a)は本発明の実施の形態におけ
る撮像装置100の画像表示部28における撮影準備状
態及び/或いは撮影状態(すなわち、図5のステップS
132〜図6のステップS166、図12のステップS
334〜S342及び図13のステップS361〜S3
68)の表示画面の一例である。
【0372】図において、132は撮影ファインダー画
像領域、134は撮像装置100の撮影モード及び各種
撮影パラメータ表示領域である。
【0373】135はAE(自動露出)ロック表示、1
36はフラッシュ撮影表示、137はシャッター速度
(TV値)表示、138は絞り(AV値)表示、139
はフラッシュ調光表示、140はAF(オートフォーカ
ス)合焦表示、141は露出補正表示及び調光補正表
示、142はAWB(オートホワイトバランス)表示及
びマニュアルWB表示、143は撮影モード表示、14
4は測距情報表示である。
【0374】図17(b)は本発明の実施の形態におけ
る撮像装置100の画像表示部28における通信装置3
00の状態表示(すなわち、図4のステップS105〜
図5のステップS132、図6のステップS166以
降、図11のステップS309〜図12のステップS3
34、図12のステップS342〜S345及び図13
のステップS368以降)の表示画面の一例である。
【0375】図において、145は通信装置300の電
池残量表示、146は通信装置300の電波強度表示、
147は通信装置300の電波圏外表示、148は通信
装置300の着信呼出し表示、149は通信装置300
の着信呼出し先の電話番号或いはアドレス表示、150
は通信装置300の着信呼出し先の名称表示である。
【0376】
【他の実施形態】なお、上記実施の形態の説明に於いて
は、撮像装置100のレリーズスイッチSW1及び/或
いはSW2の操作に応じて、通信装置300の各種状態
を撮像装置100に通知し、撮像装置100において通
信装置300の各種状態を表示するとして説明したが、
撮像装置100の各種モード操作に応じて行うようにし
ても良い。
【0377】例えば、電源ON/OFF、撮影モードと
再生モード、撮影状態と撮影画像の瞬時再生状態、省電
力モードの段階等に応じて、通信装置300の各種状態
を撮像装置100に通知し、撮像装置100において通
信装置300の各種状態を表示するようにしても良い。
【0378】さらに、撮影モード、測光モード、単写/
連写/セルフ撮影モード、オートフォーカスモード、測
距点選択、撮影枚数、撮影可能枚数、シャッター速度設
定、絞り値設定、露出補正、フラッシュ、電池残量検
知、エラー状態検知、通信等の操作や状態遷移に応じ
て、通信装置300の各種状態を撮像装置100に通知
し、撮像装置100において通信装置300の各種状態
を表示するようにしても良い。
【0379】また、通信装置300から撮像装置100
への警告通知及び/或いは状態通知は、撮像装置100
のレリーズスイッチSW1及び/或いはSW2の操作に
応じて、その頻度を変更するようにしても良い。
【0380】例えば、撮像装置100が撮影準備状態及
び/或いは撮影状態であったならば、通信装置300か
ら撮像装置100への警告通知及び/或いは状態通知の
頻度を少なくし、撮像装置100が撮影準備状態及び/
或いは撮影状態でなかったならば、通信装置300から
撮像装置100への警告通知及び/或いは状態通知の頻
度を多くするようにしても良い。
【0381】そして、通信装置300から撮像装置10
0への警告通知及び/或いは状態通知は、撮像装置10
0の識別情報保持部58、通信装置300の識別情報保
持部356を用いて、相互に認証した後に行うようにす
れば、誤って他の機器に通知を行う或いは誤って他の機
器から通知を受けることを防止することができる。
【0382】また、上記実施の形態の説明においても説
明したが、通信装置300から撮像装置100への状態
通知は、通信装置300の電池残量状態に限らず、通信
装置300の電波強度通知、圏外通知等の通知も可能で
ある。
【0383】そして、通信装置300から撮像装置10
0への警告通知は、通信装置300の電池残量状態に限
らず、通信装置300の電波強度通知、圏外通知等の通
知とすることも可能である。
【0384】なお、実施の形態の説明に於いては、単数
の撮像装置100と単数の通信装置300との組み合わ
せとして説明を行ったが、単数或いは複数の任意の数の
撮像装置と、単数或いは複数の任意の数の通信装置を組
み合わせた撮像システムとして構成しても問題無い。
【0385】また、記録媒体200は通信装置300に
着脱可能な構成であるとして説明したが、記録媒体20
0が撮像装置100に着脱可能な構成としても問題無
い。
【0386】さらに、撮像装置100と通信装置300
の何れにも、記録媒体200が着脱可能な構成としても
問題無い。
【0387】なお、記録媒体200は、PCMCIAカ
ードやCF(コンパクトフラッシュ)カード、MMC
(マルチメディアカード)等のメモリカード、ハードデ
ィスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディス
ク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の
相変化型光ディスク等で構成されていても勿論構わな
い。
【0388】また、記録媒体200がメモリカードとハ
ードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論
問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な
構成としても勿論問題無い。
【0389】そして、上記実施の形態の説明に於いて
は、記録媒体200は通信装置300と分離していて任
意に接続可能なものとして説明したが、記録媒体200
が通信装置300に固定したままとなっていても勿論構
わない。
【0390】また、通信装置300に記録媒体200が
単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても
構わない。
【0391】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0392】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0393】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROM等を用いることが出来る。
【0394】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0395】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0396】
【発明の効果】上記構成によれば、電子カメラなどの撮
像装置において携帯電話等の通信装置の動作状態を知る
ことのできる。
【0397】また、撮像装置の動作状態に応じて、撮像
装置における通信装置の動作状態の表示を停止または表
示の頻度を低くするため、より利便性を高めることがで
きる。
【0398】また、通信装置への着信情報を前記撮像装
置で表示するため、撮像装置の使用中に通信装置への着
信を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における撮像システムの全
体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における撮像装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における撮像装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態における撮像装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態における撮像装置の測
距・測光処理ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態における撮像装置の撮
影処理ルーチンのフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態における通信装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態における通信装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態における撮像装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態における撮像装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施形態における撮像装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施形態における通信装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図15】本発明の第2の実施形態における通信装置の
主ルーチンのフローチャートである。
【図16】本発明の第2の実施形態における通信装置の
カメラ通知受信処理ルーチンのフローチャートである。
【図17】本発明の撮像装置の画像表示部における表示
例を示す図である。
【符号の説明】
10 撮影レンズ 12 シャッター 14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 40 露光制御部 42 測距制御部 44 ズーム制御部 46 バリア制御部 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 通知部 56 不揮発性メモリ 58 識別情報保持部 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 単写/連写スイッチ 68 圧縮モードスイッチ 70 操作部 72 メインスイッチ 80 電源制御部 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源部 100 撮像装置 102 バリア 104 光学ファインダ 110 通信ユニット 112 アンテナ 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 208 識別情報保持部300 通信装置 310 マイク312 A/D変換器 314 メモリ制御回路 316 D/A変換器 318 スピーカー 320 メモリ 322 D/A変換器 324 画像表示部 326 通信ユニット 328 アンテナ 330 通信ユニット 332 アンテナ 350 通信システム制御回路 352 メモリ 354 不揮発性メモリ 356 識別情報保持部 360 通知部 362 操作手段 364 着信通知部 366 記録媒体着脱検知部 380 電源制御部 382 コネクタ 384 コネクタ 386 電源部 390 インタフェース 392 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/38 5/38 5/44 5/44 A 5/445 5/445 Z 7/18 7/18 U // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB22 AB40 AC01 AC13 AC32 AC69 AC73 5C025 AA09 AA11 BA28 CA02 CA09 CB07 5C054 AA02 CA04 CC03 CH02 EA01 EA03 EA05 EA07 FA00 FE14 FE16 GB02 HA24 5K027 AA12 BB01 CC08 FF22 FF25 GG03 KK07 MM03 MM17

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの撮像装置と少なくとも
    1つの通信装置とからなる撮像システムであって、 前記通信装置は、 前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に送信する送信
    手段を有し、 前記撮像装置は、 撮像手段と、 前記送信手段から通知された前記動作状態を受信する受
    信手段と、 前記受信手段により受信した前記通信装置の動作状態を
    判定する状態判定手段と、 前記状態判定手段による判定結果に応じて、前記通信装
    置の動作状態を表示する表示手段とを有することを特徴
    とする撮影システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの撮像装置と少なくとも
    1つの通信装置とからなる撮像システムであって、 前記撮像装置は、 撮像手段と、 前記撮像装置の動作状態を判定する状態判定手段と、 前記判定手段による判定結果を前記通信装置に通知する
    第1の送信手段と、 前記通信装置の動作状態を受信する第1の受信手段と、 表示手段とを有し、 前記通信装置は、 前記第1の送信手段から通知された前記判定結果を受信
    する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により受信した前記判定結果に応じ
    て、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に通知する
    第2の送信手段とを有し、 前記表示手段は、前記第1の受信手段により受信した前
    記通信装置の動作状態を表示することを特徴とする撮像
    システム。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置は前記通信装置の認証処理
    を行い、認証できた場合に前記表示手段に前記通信装置
    の動作状態を表示可能とすることを特徴とする請求項1
    または2に記載の撮像システム。
  4. 【請求項4】 前記通信装置は前記撮像装置の認証処理
    を行い、認証できた場合に前記撮像装置に動作状態を通
    知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の撮像システム。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置は前記撮像装置の動作状態
    を判定する状態判定手段を更に有し、 前記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動
    作状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一
    方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装置の撮
    影スイッチの動作状態であり、前記状態判定手段により
    前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じて、前記
    表示手段は前記電源機能の動作状態及び前記通信機能の
    動作状態の少なくともいずれか一方を表示することを特
    徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  6. 【請求項6】 前記状態判定手段による判定結果が撮影
    準備中及び撮影中である場合、前記表示手段による前記
    通信装置の動作状態の表示を中止することを特徴とする
    請求項5に記載の撮像システム。
  7. 【請求項7】 前記状態判定手段による判定結果が撮影
    準備中及び撮影中である場合、前記表示手段による前記
    通信装置の動作状態の表示の頻度を、撮影準備中及び撮
    影中ではない場合よりも低くすることを特徴とする請求
    項5に記載の撮像システム。
  8. 【請求項8】 前記通信装置の動作状態が前記通信装置
    の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なく
    ともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前
    記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態
    判定手段により前記撮影スイッチの状態を判定した結果
    に応じて、前記表示手段は前記電源機能の動作状態及び
    前記通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を表
    示することを特徴とする請求項2に記載の撮像システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記状態判定手段による判定結果が撮影
    準備中及び撮影中である場合、前記第2の送信手段によ
    る前記通信装置の動作状態の通知を中止することを特徴
    とする請求項8に記載の撮像システム。
  10. 【請求項10】 前記状態判定手段による判定結果が撮
    影準備中及び撮影中である場合、前記第2の送信手段に
    よる前記通信装置の動作状態の通知頻度を撮影準備中及
    び撮影中ではない場合よりも低くすることを特徴とする
    請求項8に記載の撮像システム。
  11. 【請求項11】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項5乃至
    10のいずれかに記載の撮像システム。
  12. 【請求項12】 前記撮像装置の動作状態が、前記撮像
    装置の電源機能の動作状態及び撮像機能の動作状態の少
    なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項2
    乃至11のいずれかに記載の撮像システム。
  13. 【請求項13】 前記電源機能の動作状態が、前記撮像
    装置の電源スイッチの状態であり、前記撮像機能の動作
    状態が、撮影モード、測光モード、単写/連写/セルフ
    撮影モード、オートフォーカスモード、測距点選択、撮
    影枚数、撮影可能枚数、シャッター速度設定、絞り値設
    定、露出補正、フラッシュ、電池残量検知、エラー状態
    検知、通信の少なくとも1つの動作状態であることを特
    徴とする請求項12に記載の撮像システム。
  14. 【請求項14】 前記通信装置の動作状態を表示する前
    記表示手段が、前記撮像装置の撮影に用いる表示手段で
    あることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記
    載の撮像システム。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの撮像装置と少なくと
    も1つの通信装置とからなる撮像システムの制御方法で
    あって、 前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に送信する送信
    工程と、 前記送信工程において通知された前記動作状態を受信す
    る受信工程と、 前記受信工程において受信した前記通信装置の動作状態
    を判定する状態判定工程と、 前記状態判定工程における判定結果に応じて、前記通信
    装置の動作状態を表示する表示工程とを有することを特
    徴とする撮影システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの撮像装置と少なくと
    も1つの通信装置とからなる撮像システムの制御方法で
    あって、 前記撮像装置の動作状態を判定する状態判定工程と、 前記判定工程における判定結果を前記通信装置に通知す
    る第1の送信工程と、 前記通信装置の動作状態を受信する第1の受信工程と、 前記第1の送信工程において通知された前記判定結果を
    受信する第2の受信工程と、 前記第2の受信工程において受信した前記判定結果に応
    じて、前記通信装置の動作状態を前記撮像装置に通知す
    る第2の送信工程と、 前記第1の受信工程により受信した前記通信装置の動作
    状態を表示する前記表示工程とを有することを特徴とす
    る撮像システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記撮像装置において前記通信装置の
    認証処理を行う工程を更に有し、 認証できた場合に前記表示工程における前記通信装置の
    動作状態を表示可能とすることを特徴とする請求項15
    または16に記載の撮像システムの制御方法。
  18. 【請求項18】 前記通信装置において前記撮像装置の
    認証処理を行う工程を更に有し、 認証できた場合に前記撮像装置に動作状態を通知するこ
    とを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の
    撮像システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 前記撮像装置において前記撮像装置の
    動作状態を判定する状態判定工程を更に有し、 前記通信装置の動作状態が前記通信装置の電源機能の動
    作状態及び通信機能の動作状態の少なくともいずれか一
    方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像装置の撮
    影スイッチの動作状態であり、前記状態判定工程におけ
    る前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じて、前
    記表示工程では前記電源機能の動作状態及び前記通信機
    能の動作状態の少なくともいずれか一方を表示すること
    を特徴とする請求項15に記載の撮像システムの制御方
    法。
  20. 【請求項20】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記表示工程におけ
    る前記通信装置の動作状態の表示を中止することを特徴
    とする請求項19に記載の撮像システムの制御方法。
  21. 【請求項21】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記表示工程におけ
    る前記通信装置の動作状態の表示の頻度を、撮影準備中
    及び撮影中ではない場合よりも低くすることを特徴とす
    る請求項19に記載の撮像システムの制御方法。
  22. 【請求項22】 前記通信装置の動作状態が前記通信装
    置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少な
    くともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が
    前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状
    態判定工程における前記撮影スイッチの状態を判定した
    結果に応じて、前記表示工程では前記電源機能の動作状
    態及び前記通信機能の動作状態の少なくともいずれか一
    方を表示することを特徴とする請求項16に記載の撮像
    システムの制御方法。
  23. 【請求項23】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記第2の送信工程
    における前記通信装置の動作状態の通知を中止すること
    を特徴とする請求項22に記載の撮像システムの制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記第2の送信工程
    における前記通信装置の動作状態の通知頻度を撮影準備
    中及び撮影中ではない場合よりも低くすることを特徴と
    する請求項22に記載の撮像システムの制御方法。
  25. 【請求項25】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項19乃
    至24のいずれかに記載の撮像システムの制御方法。
  26. 【請求項26】 前記撮像装置の動作状態が、前記撮像
    装置の電源機能の動作状態及び撮像機能の動作状態の少
    なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1
    6乃至25のいずれかに記載の撮像システムの制御方
    法。
  27. 【請求項27】 前記電源機能の動作状態が、前記撮像
    装置の電源スイッチの状態であり、前記撮像機能の動作
    状態が、撮影モード、測光モード、単写/連写/セルフ
    撮影モード、オートフォーカスモード、測距点選択、撮
    影枚数、撮影可能枚数、シャッター速度設定、絞り値設
    定、露出補正、フラッシュ、電池残量検知、エラー状態
    検知、通信の少なくとも1つの動作状態であることを特
    徴とする請求項26に記載の撮像システムの制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項15乃至27のいずれかに記載
    の撮像システムの制御方法を実現するためのプログラム
    コードを保持する記憶媒体。
  29. 【請求項29】 通信により外部通信装置に画像データ
    を送信可能な撮像装置であって、 撮像手段と、 前記外部通信装置から前記外部通信装置の動作状態を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記外部通信装置の動作状
    態を判定する状態判定手段と、 前記状態判定手段による判定結果に応じて、前記外部通
    信装置の動作状態を表示する表示手段とを有することを
    特徴とする撮影装置。
  30. 【請求項30】 通信により外部通信装置に画像データ
    を送信可能な撮像装置であって、 撮像手段と、 前記撮像装置の動作状態を判定する状態判定手段と、 前記判定手段による判定結果を前記外部通信装置に通知
    する送信手段と、 前記外部通信装置の動作状態を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記外部通信装置の動作状
    態を表示する表示手段とを有することを特徴とする撮像
    装置。
  31. 【請求項31】 前記外部通信装置の認証処理を行い、
    認証できた場合に前記表示手段に前記外部通信装置の動
    作状態を表示可能とすることを特徴とする請求項29ま
    たは30に記載の撮像装置。
  32. 【請求項32】 前記撮像装置は前記撮像装置の動作状
    態を判定する状態判定手段を更に有し、 前記外部通信装置の動作状態が前記外部通信装置の電源
    機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なくともい
    ずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像
    装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態判定手
    段により前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応じ
    て、前記表示手段は前記電源機能の動作状態及び前記通
    信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を表示する
    ことを特徴とする請求項29に記載の撮像装置。
  33. 【請求項33】 前記状態判定手段による判定結果が撮
    影準備中及び撮影中である場合、前記表示手段による前
    記外部通信装置の動作状態の表示を中止することを特徴
    とする請求項32に記載の撮像装置。
  34. 【請求項34】 前記状態判定手段による判定結果が撮
    影準備中及び撮影中である場合、前記表示手段による前
    記外部通信装置の動作状態の表示の頻度を、撮影準備中
    及び撮影中ではない場合よりも低くすることを特徴とす
    る請求項32に記載の撮像装置。
  35. 【請求項35】 前記外部通信装置の動作状態が前記外
    部通信装置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状
    態の少なくともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動
    作状態が前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であ
    り、前記状態判定手段により前記撮影スイッチの状態を
    判定した結果に応じて、前記表示手段は前記電源機能の
    動作状態及び前記通信機能の動作状態の少なくともいず
    れか一方を表示することを特徴とする請求項30に記載
    の撮像装置。
  36. 【請求項36】 前記状態判定手段による判定結果が撮
    影準備中及び撮影中である場合、前記外部通信装置の動
    作状態の通知を中止させることを特徴とする請求項35
    に記載の撮像装置。
  37. 【請求項37】 前記状態判定手段による判定結果が撮
    影準備中及び撮影中である場合、前記通信装置の動作状
    態の通知頻度を撮影準備中及び撮影中ではない場合より
    も低くさせることを特徴とする請求項35に記載の撮像
    装置。
  38. 【請求項38】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項32乃
    至37のいずれかに記載の撮像装置。
  39. 【請求項39】 前記撮像装置の動作状態が、前記撮像
    装置の電源機能の動作状態及び撮像機能の動作状態の少
    なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項3
    0乃至38のいずれかに記載の撮像装置。
  40. 【請求項40】 前記電源機能の動作状態が、前記撮像
    装置の電源スイッチの状態であり、前記撮像機能の動作
    状態が、撮影モード、測光モード、単写/連写/セルフ
    撮影モード、オートフォーカスモード、測距点選択、撮
    影枚数、撮影可能枚数、シャッター速度設定、絞り値設
    定、露出補正、フラッシュ、電池残量検知、エラー状態
    検知、通信の少なくとも1つの動作状態であることを特
    徴とする請求項39に記載の撮像装置。
  41. 【請求項41】 前記外部通信装置の動作状態を表示す
    る前記表示手段が、前記撮像装置の撮影に用いる表示手
    段であることを特徴とする請求項29乃至40のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  42. 【請求項42】 通信により外部通信装置に画像データ
    を送信可能な撮像装置の制御方法であって、 前記外部通信装置から通知された前記外部通信装置の動
    作状態を受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した前記外部通信装置の動作状
    態を判定する状態判定工程と、 前記状態判定工程による判定結果に応じて、前記外部通
    信装置の動作状態を表示する表示工程とを有することを
    特徴とする撮影システムの制御方法。
  43. 【請求項43】 通信により外部通信装置に画像データ
    を送信可能な撮像装置の制御方法であって、 前記撮像装置の動作状態を判定する状態判定工程と、 前記判定工程による判定結果を前記外部通信装置に通知
    する送信工程と、 前記外部通信装置の動作状態を受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した前記外部通信装置の動作状
    態を表示する表示工程とを有することを特徴とする撮像
    装置の制御方法。
  44. 【請求項44】 前記外部通信装置の認証処理を行う工
    程を更に有し、 認証できた場合に前記表示工程における前記外部通信装
    置の動作状態を表示可能とすることを特徴とする請求項
    42または43に記載の撮像装置の制御方法。
  45. 【請求項45】 前記撮像装置の動作状態を判定する状
    態判定工程を更に有し、 前記外部通信装置の動作状態が前記外部通信装置の電源
    機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少なくともい
    ずれか一方を含み、前記撮像装置の動作状態が前記撮像
    装置の撮影スイッチの動作状態であり、前記状態判定工
    程における前記撮影スイッチの状態を判定した結果に応
    じて、前記表示工程では前記電源機能の動作状態及び前
    記通信機能の動作状態の少なくともいずれか一方を表示
    することを特徴とする請求項42に記載の撮像装置の制
    御方法。
  46. 【請求項46】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記表示工程におけ
    る前記外部通信装置の動作状態の表示を中止することを
    特徴とする請求項45に記載の撮像装置の制御方法。
  47. 【請求項47】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記表示工程におけ
    る前記外部通信装置の動作状態の表示の頻度を、撮影準
    備中及び撮影中ではない場合よりも低くすることを特徴
    とする請求項45に記載の撮像装置の制御方法。
  48. 【請求項48】 前記外部通信装置の動作状態が前記外
    部通信装置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状
    態の少なくともいずれか一方を含み、前記撮像装置の動
    作状態が前記撮像装置の撮影スイッチの動作状態であ
    り、前記状態判定工程における前記撮影スイッチの状態
    を判定した結果に応じて、前記表示工程では前記電源機
    能の動作状態及び前記通信機能の動作状態の少なくとも
    いずれか一方を表示することを特徴とする請求項43に
    記載の撮像装置の制御方法。
  49. 【請求項49】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記外部通信装置の
    動作状態の通知を中止させることを特徴とする請求項4
    8に記載の撮像装置の制御方法。
  50. 【請求項50】 前記状態判定工程における判定結果が
    撮影準備中及び撮影中である場合、前記通信装置の動作
    状態の通知頻度を撮影準備中及び撮影中ではない場合よ
    りも低くさせることを特徴とする請求項48に記載の撮
    像装置の制御方法。
  51. 【請求項51】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項45乃
    至50のいずれかに記載の撮像装置の制御方法。
  52. 【請求項52】 前記撮像装置の制御方法の動作状態
    が、前記撮像装置の制御方法の電源機能の動作状態及び
    撮像機能の動作状態の少なくともいずれか一方を含むこ
    とを特徴とする請求項43乃至51のいずれかに記載の
    撮像装置の制御方法。
  53. 【請求項53】 前記電源機能の動作状態が、前記撮像
    装置の制御方法の電源スイッチの状態であり、前記撮像
    機能の動作状態が、撮影モード、測光モード、単写/連
    写/セルフ撮影モード、オートフォーカスモード、測距
    点選択、撮影枚数、撮影可能枚数、シャッター速度設
    定、絞り値設定、露出補正、フラッシュ、電池残量検
    知、エラー状態検知、通信の少なくとも1つの動作状態
    であることを特徴とする請求項52に記載の撮像装置の
    制御方法。
  54. 【請求項54】 請求項42乃至53のいずれかに記載
    の撮像装置の制御方法を実現するためのプログラムコー
    ドを保持する記憶媒体。
  55. 【請求項55】 外部撮像装置から通信により画像デー
    タを受信可能な通信装置であって、前記通信装置の動作
    状態を前記撮像装置に送信する送信手段を有することを
    特徴とする通信装置。
  56. 【請求項56】 外部撮像装置から通信により画像デー
    タを受信可能な通信装置であって、 前記外部撮像装置から制御信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記制御信号に応じて、前
    記通信装置の動作状態を前記外部撮像装置に通知する送
    信手段とを有することを特徴とする通信装置。
  57. 【請求項57】 前記外部撮像装置の認証処理を行い、
    認証できた場合に前記外部撮像装置に動作状態を通知す
    ることを特徴とする請求項55または56に記載の通信
    装置。
  58. 【請求項58】 前記制御信号は、前記送信手段による
    動作状態の通知を許可または禁止する信号であることを
    特徴とする請求項56に記載の通信装置。
  59. 【請求項59】 前記制御信号は、前記送信手段による
    動作状態の通知の頻度を制御する信号であることを特徴
    とする請求項56に記載の通信装置。
  60. 【請求項60】 前記通信装置の動作状態が前記通信装
    置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少な
    くともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項55
    乃至59のいずれかに記載の通信装置。
  61. 【請求項61】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項60に
    記載の通信装置。
  62. 【請求項62】 外部撮像装置から通信により画像デー
    タを受信可能な通信装置の制御方法であって、前記通信
    装置の動作状態を前記撮像装置に送信する送信工程を有
    することを特徴とする通信装置の制御方法。
  63. 【請求項63】 外部撮像装置から通信により画像デー
    タを受信可能な通信装置の制御方法であって、 前記外部撮像装置から制御信号を受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した前記制御信号に応じて、前
    記通信装置の動作状態を前記外部撮像装置に通知する送
    信工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方
    法。
  64. 【請求項64】 前記外部撮像装置の認証処理を行う工
    程を更に有し、 認証できた場合に前記外部撮像装置に動作状態を通知す
    ることを特徴とする請求項62または63に記載の通信
    装置の制御方法。
  65. 【請求項65】 前記制御信号は、前記送信工程におけ
    る動作状態の通知を許可または禁止する信号であること
    を特徴とする請求項63に記載の通信装置の制御方法。
  66. 【請求項66】 前記制御信号は、前記送信工程におけ
    る動作状態の通知の頻度を制御する信号であることを特
    徴とする請求項63に記載の通信装置の制御方法。
  67. 【請求項67】 前記通信装置の動作状態が前記通信装
    置の電源機能の動作状態及び通信機能の動作状態の少な
    くともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項62
    乃至66のいずれかに記載の通信装置の制御方法。
  68. 【請求項68】 前記通信機能の動作状態が、着信呼出
    しを報知する状態を含むことを特徴とする請求項67に
    記載の通信装置の制御方法。
  69. 【請求項69】 請求項62乃至68のいずれかに記載
    の通信装置の制御方法を実現するためのプログラムコー
    ドを保持する記憶媒体。
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