JP2001333226A - 固定電話機から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する方法 - Google Patents

固定電話機から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する方法

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JP2001333226A
JP2001333226A JP2000188477A JP2000188477A JP2001333226A JP 2001333226 A JP2001333226 A JP 2001333226A JP 2000188477 A JP2000188477 A JP 2000188477A JP 2000188477 A JP2000188477 A JP 2000188477A JP 2001333226 A JP2001333226 A JP 2001333226A
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Hiroichi Fukatsu
博一 深津
Eiji Nishikawa
鋭治 西川
Hiroshi Tada
浩 多田
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TELEPORT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定電話機から無線電話機に電話を掛けて、
通話する場合、従来の通常の通話ルートを使った通話料
金よりも安い通話料金の設定で済む通話ルートをユーザ
に提供するとともに、通信事業者が該通話ルートの提供
というサービスを業として、実施し得るようにする。 【解決手段】 有線電話回線網を5利用して、固定電話
機(1a〜1m)と無線基地局6とを通話可能にし、ユ
ーザを特定するIDを加入者線4へ送信し、無線基地局
6では、固定電話機(1a〜1m)と無線基地局6とを
通話可能の状態に維持したまま、無線基地局6と通話相
手先携帯電話機9とを通話可能にするとともに、固定電
話機(1a〜1m)一通話相手先携帯電話機9間の通話
料金を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常の通話ルート
ではなく、所定の通信事業者と契約したユーザが該通信
事業者が指定する通話ルートによって、固定電話機から
無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を設定
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有線電話回線網から加入者線を引
き込み、前記有線電話回線網に加入(契約)している固
定電話機(有線電話機、一般加入電話機)から携帯電話
機へ電話を掛けて通話した場合、その通話料金は、前記
有線電話回線網を所有している通信事業者(電気通信事
業者。本明細書では通信事業者という用語を用いる)が
計算して徴収していた。なお、いわゆるコードレス電話
機も固定電話機である。ユーザには、他のルート(通話
ルート)ないし通話路を選択する余地はなかった。一
方、前記有線電話回線網を所有している通信事業者以外
の通信事業者には、固定電話機から携帯電話機へ電話を
掛けて通話するサービスの通話料金を独自に設定し、固
定電話機のユーザないし契約者に通話ルートを提供する
というビジネスに参入するチャンスがほとんど無いに等
しいという問題点があった。固定電話機から携帯電話機
への呼び出しは、一旦は、前記有線電話回線網を所有し
ている通信事業者の電話局につながり、前記電話局にそ
の後の通話路選択の主導権を握られてしまうからであ
る。周知のように、既設の有線電話回線網は、特定の第
一種通信事業者にほぼ独占されており、自前の(市内)
有線電話回線網を持っていない大部分の第一種通信事業
者及び全ての第二種通信事業者は、固定電話機から発信
して携帯電話機へと接続するという通話路の提供サービ
ス事業に新たに参入することは難しく、結果として自由
で公平な競争が阻害され、我が国の通信ビジネスが順調
に育っていきにくい(拡大していきにくい)という問題
が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る固定電話
機から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金
を設定する方法は、上記した従来の技術の有する問題点
に鑑み、為されたもので、以下の課題を解決することを
目的とする。第一に、固定電話機から無線電話機(例、
携帯電話機)に電話を掛けて、通話する場合、従来の通
常の通話ルートを使った通話料金よりも安い通話料金の
設定で済む通話ルートをユーザに提供するとともに、通
信事業者が該通話ルートの提供というサービスを業とし
て、実施し得るようにすることである。第二に、本サー
ビスを提供する通信事業者が通話料を、前記有線電話回
線網を所有している通信事業者とは別個に、計算できる
ようにし、本サービスを提供する通信事業者が本サービ
スの契約者(ユーザ)に、該通話料金を請求できるよう
にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固定電話機
から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を
設定する方法は、上記した課題を解決したもので、次の
ような方法であり、請求項ごとに、課題を解決するため
の手段を説明していく。 [請求項1]所定領域に存する有線電話回線網と、前記
有線電話回線網の加入者線に接続される固定電話機と、
前記有線電話回線網に加入しているとともに、無線電話
機と通話可能な装置を具備している、通信事業者が運営
する無線基地局と、を含む電話通信システムにおいて、
ある固定電話機からある無線電話機が呼出されたとき
に、前記通信事業者は、該固定電話機と該無線電話機と
の間で前記無線基地局を介して通話路を形成させるとと
もに、前記通話路を利用しての通話に対して通話料金を
計算する手法であって、下記イ〜ニのプロセスを含む方
法である。 イ 前記有線電話回線網を利用して、該固定電話機と前
記無線基地局とを通話可能にすること。 ロ 該固定電話機から前記有線電話回線網の網側末端の
端子までの間に存する機器である加入者側装置におい
て、該固定電話機もしくは該固定電話機が接続している
加入者線を特定するIDを発生させるとともに、前記I
Dを前記有線電話回線網へ送出すること。 ハ 上記イまたは上記ロのプロセスの後、該固定電話機
と前記無線基地局とを通話可能の状態に維持したまま、
前記無線基地局と該無線電話機とを通話可能にすること
によって、該固定電話機と該無線電話機を通話可能にす
ること。 ニ 前記無線基地局では、前記IDによって特定された
該固定電話機もしくは該固定電話機が接続している加入
者線と前記無線基地局との間で、前記有線電話回線網を
利用して通話が為されたことに基づく第一の通話料金、
及び、前記無線基地局と該無線電話機との間で通話が為
された時間に基づいて算出する第二の通話料金を基に、
前記IDによって特定された該固定電話機もしくは該固
定電話機が接続している加入者線と該無線電話機との間
で為された通話に対する通話料金を計算するようにする
こと。 なお、本明細書では、固定電話機を特定するということ
は、実質的には、その固定電話機が有線電話回線網ない
し電話局と接続するに際して使用する加入者線を特定す
るということと同意であるとみなしている。なぜなら、
加入者線に付されている番号というのは、いわゆる電話
番号(加入者番号)であり、同じ番号の加入者線は二つ
とないからである。よって、該固定電話機もしくは該固
定電話機が接続する加入者線を特定するということは、
ユーザ(契約者)ないしユーザ宅を特定するということ
である。
【0005】[請求項2]請求項1記載の固定電話機か
ら無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を設
定する方法において、前記所定領域は、同一市内局番が
割り当てられている地域のことであるものである。
【0006】[請求項3]請求項3は、本発明に係る請
求項1または請求項2記載の固定電話機から無線電話機
を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する方法に
おいて、次のプロセスを含んでいる。前記IDは、前記
加入者側装置の一種である、該固定電話機と前記無線基
地局とのインタフェース装置に具備させる所定のコード
であるものである。前記インタフェース装置は、該固定
電話機と加入者線との間に置かれるインタフェース装置
でもある。なぜなら、前記無線基地局は、有線電話回線
網に加入しており、加入者線によって、前記インタフェ
ース装置は、前記有線電話回線網と接続するからであ
る。
【0007】[請求項4]請求項4は、本発明に係る請
求項1または請求項2記載の固定電話機から無線電話機
を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する方法に
おいて、次のプロセスを含んでいる。前記IDは、該固
定電話機の発信電話番号、すなわち該固定電話機が前記
有線電話回線網へとつながれるに際して使用される加入
者線に付されている番号(加入者線番号ないし加入者番
号)であるものである。
【0008】[請求項5]請求項5は、本発明に係る請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の固定
電話機から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信
料金を設定する方法において、次のプロセスを含むこと
特徴とする。先ず、通信事業者は、本発明によらない、
通常の通話ルートによる二つの通話料金を考える。前記
有線電話回線網に加入契約している固定電話機から通話
相手先の無線電話機を呼出して通常の通話路が形成さ
れ、ある時間通話したとき、該固定電話機の契約者が前
記有線電話回線網を所有している第一の通信業者へ支払
うべき該固定電話機から通話相手先の前記無線電話機ま
での第一の通話料金と、該固定電話機の存する地点を含
む所定領域内から無線電話機を使って、通話相手先の前
記無線電話機を呼出して通常の無線電話回線による通話
路が形成され、前記ある時間通話したときの第二の通話
料金とである。そして、この通常通話ルートによる二つ
の通話料金を比較する。そして、前記第二の通話料金が
前記第一の通話料金よりも安い場合に、通信事業者は、
該固定電話機の存する地点を含む所定領域内に、前記無
線基地局を設けるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る固定電話機
から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を
設定する方法を実施可能なシステムのブロック図であ
る。本明細書でいう無線電話機というのは、携帯電話
機、PHS機、自動車電話機または船舶電話機などのこ
とであり、無線で通話することが可能な通信機器のこと
である。ここでは、無線電話機の一例として携帯電話機
を取り上げて、本発明の実施の形態を説明していくこと
とする。
【0010】本発明を実施するには、既設の有線電話回
線網5が存在していることが必要であり、ユーザの固定
電話機(1a、1b〜1m)は、有線電話回線網5に、
加入者線4によって接続されている、すなわちユーザは
有線電話回線網5に加入契約していることも必要であ
る。一方、本発明を実施しようとする通信事業者は、無
線基地局6を設け、無線基地局6を有線電話回線網5に
加入させる。無線基地局6は、携帯電話機9と通話可能
な装置、ここでは無線基地局6内に設置される携帯電話
機(8a〜8n)及び加入者線−携帯電話機インタフェ
ース装置7を具備している。このような電話通信システ
ムにおいて、本発明は実施が可能となる。ある固定電話
機、ここでは固定電話機1aから、ある携帯電話機9が
呼出されたとする。もし、固定電話機1aと携帯電話機
9との間の通話ないし通信が、通信事業者が運営する無
線基地局6を介して行われるとともに、この通話に対し
て該通信事業者が通話料金を計算することができれば、
通信事業者は、固定電話機発携帯電話機接続の通話ルー
ト提供サービスに参入できることになる。
【0011】そのためには、通信事業者は、次のような
プロセスを実行すればよい。先ず、有線電話回線網5を
利用して、固定電話機1aと無線基地局6とを通話可能
にする。ということは、すなわち、固定電話機1aから
通話相手先携帯電話機9が呼びだされたときは、通話相
手先携帯電話機9の電話番号ではなく、無線基地局6の
電話番号を加入者線4へと送出するということと同意で
ある。なお、無線基地局6の電話番号を加入者線4へと
送出することは、後述するIDの加入者線への送出に続
いて行うようにしてもよい。次に、固定電話機1aから
有線電話回線網5の網側末端の端子(例、モジュラジャ
ック。図示せず)までの間に存する機器である加入者側
装置(つまり、固定電話機〜モジュラジャックまでに置
かれる装置)において、固定電話機1a(加入者線4)
を特定するIDを発生させるとともに、前記IDを有線
電話回線網5(加入者線4)へ送出する。このIDの加
入者線4への送出という動作に引き続いて、前記した無
線基地局6の電話番号を加入者線4へと送出するという
動作を実行するようにしてもよい。前記IDを有線電話
回線網5(加入者線4)へ送出するには、具体的には、
固定電話機1aか構内交換機2に、そのようなID発生
・送出の機能を有する装置を内蔵させるか、図1のよう
に、構内交換機2と加入者線4の間に、インタフェース
装置3を設けるなどすればよい。インタフェース装置3
は、自身が保有している、もしくは選択するIDを加入
者線4へ送出するとともに、前記した無線基地局6の電
話番号を加入者線4へと送出する動作をも行う。
【0012】請求項3に記載したように、前記IDは、
固定電話機1aと無線基地局6(加入者線4)とのイン
タフェース装置3に具備させる所定のコード、であると
することができる。要するに、本発明を実施する無線基
地局6を運営する通信事業者が、インタフェース装置3
に、予めIDを付与しておき、インタフェース装置3に
そのIDを加入者線4へ送出するプロセスを実行させる
ようにしておく、ということである。上記したプロセス
の両方を実行した後、通信事業者は、固定電話機1aと
無線基地局6とを通話可能の状態に維持したまま、無線
基地局6と通話相手先携帯電話機9とを通話可能にする
ことによって、固定電話機1aと通話相手先携帯電話機
9との間に通話路を形成させ、通話可能にする。無線基
地局6では、前記IDによって特定された固定電話機1
a(加入者線4)と無線基地局6との間で、有線電話回
線網5を利用して通話が為されたことに基づく第一の通
話料金を算出する。この第一の通話料金は、固定電話機
1a−無線基地局6間の有線電話回線での通話料金であ
る。また、無線基地局6では、前記第一の通話料金の算
出とともに、前記IDによって特定された固定電話機1
a(加入者線4)と無線基地局6との間の通話路が形成
・維持されたまま、無線基地局6と通話相手先携帯電話
機9との間で通話が為された時間に基づいて第二の通話
料金を算出する。この第二の通話料金は、無線基地局6
内のいずれかの携帯電話機(8a〜8n)−通話相手先
携帯電話機9間の無線電話回線での通話料金である。前
記第一の通話料金と前記第二通話料金を合算した料金と
いうのは、前記IDによって特定された固定電話機1a
(加入者線4)と通話相手先電話機9との間で為された
通話に対する通話料金を計算することに他ならない。す
なわち、無線基地局6では、固定電話機1a−通話相手
先電話機9間の通話料金を計算する。よって、本発明を
実施する通信事業者は、上述してきたようなプロセスを
実行することにより、固定電話機から無線電話機を呼び
出して通話する場合の通信料金を設定することができ
る。
【0013】請求項2に記載したように、本発明では、
無線基地局6を、ユーザである固定電話機(1a〜1
m)ないしユーザ宅に引き込まれている加入者線4と同
一の市内局番が割り当てられている地域に設置した場合
において、上述してきたようなプロセスを全く同様に実
施できる。無線基地局6は、ユーザの電話番号(加入者
番号)の市外局番に相当する地域に置くよりも、ユーザ
の電話番号(加入者番号)の市内局番に相当する地域に
置くほうが、固定電話機1a−無線基地局6間の通話料
金が安くなるので、通信事業者にとってもユーザにとっ
ても有利である。
【0014】図2は、インタフェース装置3の概要を示
すブロック図である。本発明におけるID、すなわちユ
ーザを特定するコードについて図2を参照して説明す
る。本発明においては、ユーザ(が使う加入者線4)を
特定するIDは、加入者側装置において発生させる。固
定電話機(1a〜1m)にIDを付しておいても良い。
しかし、固定電話機(1a〜1m)がIDを持っていよ
うがいまいが、最終的に加入者側装置のID発信源とみ
なされるのは、固定電話機(1a〜1m)の後段、固定
電話機(1a〜1m)と無線基地局6との間に設けられ
るインタフェース装置3である。通常、インタフェース
装置3には、何本かの加入者線4が引き込まれ、それと
同数の構内加入者線4aが、構内交換機(図示せず)の
ほうへ引かれている。インタフェース装置3は、通話路
制御部11を主構成要素として具備しており、加入者線
4−構内加入者線4a間の通話路の接続と切離しを制御
している。また、インタフェース装置3は、ID記憶部
12にIDを記憶しており、ID記憶部12(例、RO
M)から読み出したIDを通話路制御部11を介して、
加入者線4のほうへ送出する。
【0015】また、このIDには、固定電話機(1a〜
1m)が有線電話回線網5へとつながれる加入者線4に
付されている番号を使ってもよい。すなわち、インタフ
ェース装置3が固定電話機(1a〜1m)−無線基地局
6間に通話路を形成させるべく選択した加入者線4の番
号をIDとするということである。加入者線4に付され
ている電話番号は、同じ番号は二つとないので、インタ
フェース装置3が加入者線4を選択することで、無線基
地局6が受信すべきユーザ特定のためのIDとなるので
ある。もちろん、インタフェース装置3には、加入者線
4ごとに、それぞれ異なるIDをID記憶部12に格納
しておいてもよい。
【0016】請求項5の発明の実施の形態について説明
する。本発明によらない通常の通話ルートにおいては、
有線電話回線網5に加入契約している固定電話機(1a
〜1m)があったとし、例えば固定電話機1aから通話
相手先携帯電話機9を呼出したとすると、既存の通信事
業者による既存の通常の通話路が固定電話機1a−通話
相手先携帯電話機9間に形成される。この通常の通話路
を使って、ある時間、例えばT秒、通話が行われたと
き、発信側である有線電話回線網5への加入契約者(固
定電話機1aのユーザ)は、有線電話回線網を所有して
いる第一の通信業者へ支払うべき所定の通話料金が発生
する。この通話料金を第一の通話料金とする。一方、本
発明によらず一般的に、固定電話機1aの存する地点を
含む所定領域内(例、固定電話機1aの市外局番地域
内)から発信側携帯電話機(図示せず)を使って、通話
相手先携帯電話機9を呼出して通話路が形成され、前記
ある時間(T秒)通話したときも、前記発信側携帯電話
機のユーザには、所定の通信事業者に対する通話料金の
支払いが発生する。この所定の通信事業者(前記発信側
携帯電話機の通信事業者)へ支払うべき、通話料金を第
二の通話料金とする。
【0017】請求項5の発明は、この第一の通話料金と
第二の通話料金の差額に着目する通信料金の設定方法で
ある。前記第二の通話料金が前記第一の通話料金よりも
安い場合に、本発明を実施する通信事業者は、固定電話
機1aの存する地点を含む所定領域内(例、固定電話機
1aの市外局番地域内)に、無線基地局6を設けるよう
にする。この場合、ユーザ側及び無線基地局6で行わせ
るプロセスは、今まで説明してきたものと同様である。
このようにすると、通常の通話ルートによる固定電話機
1a−通話相手先携帯電話機9間の前記T秒間の通話に
対する有線電話回線網5を所有する通信事業者にユーザ
支払うべき通話料金は、本発明を実施する通信事業者が
提供する通話ルート提供サービスによる、固定電話機1
a−無線基地局6経由−通話相手先携帯電話機9間の通
話を前記T秒間の通話時間に基づいて本発明を実施する
通信事業者が算定する通話料金よりも高くなる。すなわ
ち、本発明を実施する通信事業者は、有線電話回線網5
を所有していなくても、有線電話回線網5所有の第一種
通信事業者とは、別個にかつ独自に通話料金を設定でき
るということである。
【0018】通常ルートで固定電話機1aから通話相手
先携帯電話機9へ電話を掛けたときの通話料金よりも、
本発明を実施する通信事業者が提供する通話ルートで固
定電話機1aから通話相手先電話機9へ電話を掛けたと
きの通話料金は、常に安いわけであるから、本発明を実
施する通信事業者は、ユーザに固定電話機発信−携帯電
話機着信の通話の割り引きサービスを提供できることと
なる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る固定電話機から無線電話機
を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する方法
は、以上説明した方法なので、以下に記載する効果を奏
する。第一に、固定電話機から無線電話機(例、携帯電
話機)に電話を掛けて、通話する場合、従来の通常の通
話ルートを使った通話料金よりも安い通話料金の設定で
済む通話ルートをユーザに提供するとともに、通信事業
者が該通話ルートの提供というサービスを業として、実
施し得るようになったことである。通信事業者は、ユー
ザの固定電話機(1a〜1m)から通話相手先携帯電話
機9への呼び出しを無線基地局6への呼び出しに変換す
るとともに、ユーザIDと通話相手先携帯電話機9の電
話番号を無線基地局6へ送出し、無線基地局6では、通
話相手先携帯電話機9を呼び出すからである。固定電話
機発信−携帯電話機着信の場合の通話料金は、携帯電話
機発信−携帯電話機着信の場合の通話料金よりも割安で
あるから、本発明を実施する通信事業者は、業として、
本発明を実施し続けていくことが可能である。
【0020】第二に、本サービスを提供する通信事業者
が通話料を、前記有線電話回線網を所有している通信事
業者とは別個に、計算できるようにし、本サービスを提
供する通信事業者が本サービスの契約者に、該通話料金
を請求できるようになったことである。無線基地局6で
は、ユーザIDによってユーザ(ないしインタフェース
装置3)を認証するとともに、通話料金計算装置10
で、認証されたユーザ固定電話機−無線基地局6間の有
線電話回線の通話時間に基づく通話料金、及び、無線基
地局6(の携帯電話機)−通話相手先携帯電話機9間の
無線電話回線の通話時間に基づく通話料金を、計算する
ことができるからである。よって、有線電話回線網5を
所有している通信事業者ではなく、本発明を実施する通
信事業者がユーザに対して固定電話機(1a〜1m)−
通話相手先携帯電話機9間の通話に対する通話料金を算
出して、ユーザに請求することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定電話機から無線電話機を呼び
出して通話する場合の通信料金を設定する方法を実施可
能なシステムのブロック図
【図2】インタフェース装置3の概要を示すブロック図
【符号の説明】
1a、1b、1m 固定電話機 2 構内交換機 3 インタフェース装置 4 加入者線 4a 構内加入者線 5 有線電話回線網 6 無線基地局 7 加入者線−携帯電話機インタフェース装置 8a、8b、8n 携帯電話機 9 通話相手先携帯電話機 10 通話料金計算装置 11 通話路制御部 12 ID記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/28 (72)発明者 多田 浩 名古屋市中区金山2丁目6番14号 株式会 社テレポート内 Fターム(参考) 5K025 AA08 BB06 DD06 5K067 AA41 DD17 EE02 EE10 EE16 FF04 FF05 GG01 GG11 HH05 HH11 HH22 JJ17 JJ72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域に存する有線電話回線網と、前
    記有線電話回線網の加入者線に接続される固定電話機
    と、前記有線電話回線網に加入しているとともに、無線
    電話機と通話可能な装置を具備している、通信事業者が
    運営する無線基地局と、を含む電話通信システムにおい
    て、 ある固定電話機からある無線電話機が呼出されたとき
    に、前記通信事業者は、該固定電話機と該無線電話機と
    の間で前記無線基地局を介して通話路を形成させるとと
    もに、前記通話路を利用しての通話に対して通話料金を
    計算する手法であって、次のようなプロセス、 すなわち、 前記有線電話回線網を利用して、該固定電話機と前記無
    線基地局とを通話可能にすること、 該固定電話機から前記有線電話回線網の網側末端の端子
    までの間に存する機器である加入者側装置において、該
    固定電話機もしくは該固定電話機が接続している加入者
    線を特定するIDを発生させるとともに、前記IDを前
    記有線電話回線網へ送出すること、 然る後、該固定電話機と前記無線基地局とを通話可能の
    状態に維持したまま、前記無線基地局と該無線電話機と
    を通話可能にすることによって、該固定電話機と該無線
    電話機を通話可能にすること、 前記無線基地局では、前記IDによって特定された該固
    定電話機もしくは該固定電話機が接続している加入者線
    と前記無線基地局との間で、前記有線電話回線網を利用
    して通話が為されたことに基づく第一の通話料金、及
    び、前記無線基地局と該無線電話機との間で通話が為さ
    れた時間に基づいて算出する第二の通話料金を基に、 前記IDによって特定された該固定電話機もしくは該固
    定電話機が接続している加入者線と該無線電話機との間
    で為された通話に対する通話料金を計算するようにする
    こと、 を含む固定電話機から無線電話機を呼び出して通話する
    場合の通信料金を設定する方法。
  2. 【請求項2】 前記所定領域は、同一市内局番が割り当
    てられている地域のことである請求項1記載の固定電話
    機から無線電話機を呼び出して通話する場合の通信料金
    を設定する方法。
  3. 【請求項3】 前記IDは、前記加入者側装置の一種で
    ある、該固定電話機と前記無線基地局とのインタフェー
    ス装置に具備させる所定のコード、である請求項1また
    は請求項2記載の固定電話機から無線電話機を呼び出し
    て通話する場合の通信料金を設定する方法。
  4. 【請求項4】 前記IDは、該固定電話機が前記有線電
    話回線網へとつながれる加入者線に付されている番号で
    ある請求項1または請求項2記載の固定電話機から無線
    電話機を呼び出して通話する場合の通信料金を設定する
    方法。
  5. 【請求項5】 有線電話回線網に加入契約している固定
    電話機から通話相手先の無線電話機を呼出して、通常の
    通話路が形成され、ある時間、通話したとき、該固定電
    話機の契約者が前記有線電話回線網を所有している第一
    の通信業者へ支払うべき該固定電話機から通話相手先の
    前記無線電話機までの通話路使用に対する第一の通話料
    金と、 該固定電話機の存する地点を含む所定領域内から無線電
    話機を使って、通話相手先の前記無線電話機を呼出し
    て、通常の通話路が形成され、前記ある時間、通話した
    ときの第二の通話料金と、を比較し、 前記第二の通話料金が前記第一の通話料金よりも安い場
    合に、通信事業者は、該固定電話機の存する地点を含む
    所定領域内に、前記無線基地局を設けるようにすること
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項
    4記載の固定電話機から無線電話機を呼び出して通話す
    る場合の通信料金を設定する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013078146A (ja) * 2013-01-11 2013-04-25 Nakayo Telecommun Inc 代理通信機能を有するip中継装置の通信方法

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