JP2001332680A - 部品および部品の製造方法 - Google Patents

部品および部品の製造方法

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JP2001332680A JP2000152811A JP2000152811A JP2001332680A JP 2001332680 A JP2001332680 A JP 2001332680A JP 2000152811 A JP2000152811 A JP 2000152811A JP 2000152811 A JP2000152811 A JP 2000152811A JP 2001332680 A JP2001332680 A JP 2001332680A
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洋太郎 畑村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高信頼性で生産効率を向上させ、装置の大型
化を抑制するように改良された部品および部品の製造方
法を提供することを主な目的とする。 【解決手段】 X方向およびY方向の各々に定ピッチで複
数個のマイクロチップ1を実装した基板から成る部品お
よび部品の製造方法おいて、マイクロチップ1が、マト
リクス状に高密度に形成されて後、第1ステップでX方
向およびY方向の中のいずれか一方にピッチを拡大した
状態に移載し、第2ステップでX方向およびY方向の中の
一方と異なる他方にピッチを拡大する状態に移載して製
造される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タやテレビジョン受像機などのディスプレイに利用さ
れ、アドレス素子として薄膜トランジスタ(以下、「T
FT」という。)などのスイッチング素子を備えた透過
型あるいは反射型等の液晶表示装置、より詳しくは、ゲ
ート配線と、ソース配線と、ゲート配線とソース配線と
の交差部の近傍に設けられたスイッチング素子とを有
し、このスイッチング素子は前記ゲート配線に接続され
たゲート電極と、前記ソース配線に接続されたソース電
極と、液晶層に電圧を印加するための画素電極に接続さ
れたドレイン電極とを有する液晶表示装置や、そのよう
に多数の配線やスイッチング素子やセンサー部などの繰
り返しパターンを備えて複数の膜のパターンを形成した
半導体素子や、液晶以外の表示装置(例えばDMD)
や、イメージセンサーなどの能動素子や受動素子、ある
いはそれら能動素子や受動素子を駆動したり制御する
為、抵抗やコンデンサーや半導体素子や集積回路回路な
どの部品を実装した基板などを含む各種部品と各種部品
の製造方法に関する。
【0002】また、ここで、部品とは電卓、デジタルカ
メラ、ハンディースキャナー、携帯ラジオ、MDプレーヤ
ー、電子辞書、電子情報端末手帳などの様々な電子機器
を含める事とする。
【0003】
【従来の技術】TFT型の液晶表示装置を例に説明する。
【0004】図9はアクティブマトリクス基板を備えた
透過型の液晶表示装置の一般的な構成を示す回路図であ
る。
【0005】図9に示すように、アクティブマトリクス
基板101には、数万から数十万個以上と多くの複数の
画素電極102がマトリクス状に形成されており、この
画素電極102には、スイッチング素子であるTFT1
03が接続されて設けられている。
【0006】このTFT103のゲート電極には走査信
号を供給するためのゲート配線104が接続され、ゲー
ト電極に入力されるゲート信号によってTFT103が
駆動制御される。
【0007】また、TFT103のソース電極には表示
信号(データ信号)を供給するためのソース配線105
が接続され、TFT103の駆動時に、TFT103を
介してデータ(表示)信号が画素電極102に入力され
る。
【0008】各ゲート配線104とソース配線105と
は、マトリクス状に配列された画素電極102の周囲を
通り、絶縁膜を介した状態で互いに直交差するように設
けられている。
【0009】さらに、TFT103のドレイン電極は画
素電極102および付加容量106に接続されており、
この付加容量106の対向電極はそれぞれ共通配線10
7に接続されている。
【0010】図10は従来の技術に係る液晶表示装置に
おけるアクティブマトリクス基板のTFT部分の断面図
である。
【0011】図10に示すように、透明絶縁性基板10
7上に、図9のゲート配線104に接続されたゲート電
極108が形成されているとともに、その上を覆ってゲ
ート絶縁膜109が形成されている。
【0012】さらにその上にはゲート電極108と重畳
するように半導体層110が形成され、その中央部上に
チャネル保護層111が形成されている。
【0013】このチャネル保護層111の両端部および
半導体層110の一部を覆い、チャネル保護層111上
で分断された状態で、ソース電極112aおよびドレイ
ン電極112bとなるn+Si層が形成されている。
【0014】一方のn+Si層であるソース電極112
a上には図9のソース配線105と同一の膜で金属層1
13aが形成され、他方のn+Si層であるドレイン電
極112b上には、ドレイン電極112bと画素電極1
14とを接続する金属層113bが形成されてスイッチ
ング素子であるTFT115およびその周辺構造を形成
している。
【0015】さらに、TFT115、ゲート配線および
ソース配線の上部を覆って層間絶縁膜116が形成され
ている。
【0016】この層間絶縁膜116の上には、画素電極
114となる透明導電膜が形成され、この透明導電膜
は、層間絶縁膜116を貫くコンタクトホール116a
を介して、TFT111のドレイン電極112bと接続
した金属層113bに接続されている。
【0017】このように、ゲート配線およびソース配線
と画素電極1となる透明導電膜114との間に層間絶縁
膜116が形成されているので、ゲート配線とソース配
線とに対して画素電極1をオーバーラップさせることが
できる。
【0018】このような構造は、例えば特開昭58−1
72685号公報に開示されており、これによって液晶
表示装置の開口率を向上させることができるとともに、
ゲート配線およびソース配線に起因する電界をシールド
することにより、液晶分子の配向が崩れるディスクリネ
ーションを抑制することができる。
【0019】上記絶縁膜109あるいは層間絶縁膜11
6としては、従来、窒化シリコン(SiN)などの無機
膜をCVD法(Chemical Vapor Dep
osition:プラズマ励起化学気相成長)を用いて
膜厚300〜500nm(0.3〜0.5μm)程度に
形成していた。
【0020】これ以上の膜厚を形成しないのはデポジシ
ョンに時間がかかり生産効率が悪くなったり、残留応力
で基板がそったりクラック等の不良が増すためである。
【0021】あるいは層間絶縁膜116だけは、有機膜
を膜厚1〜5μm程度形成する場合もある。
【0022】あるいは、開口率が落ちるが層間絶縁間1
16を形成しない場合などもある。
【0023】また、このような液晶表示装置を製造する
方法として、特開平11−142878号公報に提案さ
れたものがある。
【0024】これは、定ピッチに配置される半導体等の
多層膜部の微小部品を、該当するピッチの値を整数で除
した高密度ピッチで別の基板上に配置作製し、製品分毎
などに一括して移載して表示トランジスタアレイパネル
などを製造する方法で、低コスト化や機能向上に有効な
一手法である。
【0025】この場合、一例として、取しろがゼロと仮
定して密集して造る20μ角の微小部品をX方向およびY
方向の何れもピッチ50μmで並ぶように製品基板に実
装する場合を考えると、50μm角の中に4個分の効率
で(X方向とY方向に各々50μm長に2個分の効率
で)、微小部品が密集して造られる事となる。また、微
小部品は何度か基板上を移し変えられ、その間の保持
は、紫外光等の光硬化樹脂や光剥離樹脂が使用されてい
る。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】前述の液晶表示装置の
場合、半導体層あるいは導電膜層が1〜3層以上と比較
的少ない領域と、2〜6層程度とそれ以上に比較的多い
領域が、繰り返しパターンの中で混在し、すなわち、生
産タクトおよび不良率の異なる領域を同一基板に同時
に、同一工程で形成することになり、基本的に非効率で
ある。
【0027】また、図10の場合において、TFT11
1上に、SiNx,SiO2,TaO xなどを用いてCV
D法またはスパッタ法により絶縁膜109あるいは層間
絶縁膜116を成膜した場合、成膜された絶縁膜109
あるいは層間絶縁膜116はその下地膜の膜厚による凹
凸を反映する。
【0028】このような多層のTFTやソース配線とゲ
ート配線のクロス部などの凹凸部では残留応力(大型基
板ほど面内でバラツク)の影響などでクラックが入りや
すかったり、残留応力その他の影響でエッチング液がし
みこんで短絡や断線の不良が生じやすく、大型基板ほど
残留応力や温度やエッチング液あるいは不純物の濃度分
布等のバラツキが増す影響で不良率が低下したり、これ
らの要因を均一化するため、装置条件などをより厳密に
制御する必要が増し、処理時間が増したり、特殊な装置
改良を要したりする。
【0029】一方、液晶表示装置などでは、全体の生産
効率を向上するため部品の取れ数が多いように益々大き
い基板寸法を採用する動きがあるが、例えば、量産開始
時に思う程のスピードでラインが立ち上がらず、需給バ
ランスのうねりの中、収益を確保するタイミングを逃し
たり、ユーザーにタイムリーに商品が納入出来ない場合
などもある。
【0030】あるいは、同様の要因で信頼性が低下する
場合もある。
【0031】あるいは、基板サイズの大型化で製造装置
が大型化して、組立てや搬送に(搬送手段や経路や時間
が制限され)苦労する場合や、工場全体が大きくなり、
用地確保が困難であったり、工場内のラインのクリーン
度を均一に制御することが困難となる。
【0032】また、装置各々の外形寸法のバラツキも増
し、ライン設計が困難となる。
【0033】このような点を改善するため、特開平11
−142878号広報に記載される方法は、一つの有効
な提案である。
【0034】しかし、前述の一例では、微小部品を造る
元基板の取れ数のみの効率は4倍しかなく、製品ピッチ
の50μm角(2500μm2)の領域に対して、50
μm2(20%)の空きスペース(不要となる基板材
料)が必要で80%の面積効率と製造効率がまだ低い。
【0035】更に、微小部品が同じものであって、外形
サイズや実装ピッチなどの異なる製品を作る場合でも、
微小部品側の製造プロセスにおいて、多層膜形成時など
に露光形成マスクや元基板を変更したりする段取り換え
時間が必要で製造効率を落とす、あるいは製造プロセス
と基板サイズによってはライン改造などが必要で、製造
ができない場合も有り得る。
【0036】また、マスクや製造段取り換え冶具の数が
増し、工程管理が煩雑化し、製造ミスなども起こりやす
くなるなどの課題がある。
【0037】更に、微小部品の移載回数が比較的効率が
悪く、その間、光反応(接着や剥離)樹脂が使用されて
いるが、そのような樹脂は、前後のプロセスに、例えば
エッチングできないとかエッチング条件が限られとか余
分に保護工程を要するなどの制限などを付与する、ある
いは、比較的高価な基板を1回の製造毎にエッチング分
離などの為、使い捨てる事があり、リサイクル効率が悪
い。また、仮置き基板に接着剤が残るため、剥離洗浄の
工程が余分に必要であったり、基板の使用回数が限られ
るなどの課題がある。
【0038】本発明の目的は、液晶表示装置以外も含む
各種部品の製造方法および部品において、特に製造用の
元基板の寸法が大きくなっている、液晶表示装置や半導
体装置などの部品において、製品の高信頼性化を図り、
生産効率を向上し、装置の大型化を低減して、上記の不
具合を低減した部品の製造方法および部品を提供するこ
と、また、微小部品が比較的容易に移載や位置決めがで
き、効率良く生産できる部品の製造方法および部品を提
供することなどを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
部品および部品の製造方法は、X方向およびY方向の各々
に定ピッチで複数個の微小部品を実装した基板から成る
部品および部品の製造方法おいて、前記微小部品が、マ
トリクス状に高密度に形成されて後、前記微小部品がX
方向およびY方向の中のいずれか一方にピッチを拡大し
た状態に移載し、前記微小部品がX方向およびY方向の中
の一方と異なる他方にピッチを拡大する状態に移載して
製造される事を特徴とする。
【0040】この発明によれば、従来は同一基板内に形
成していた、多層領域と少層領域を別々に作ることがで
き、TFTスイッチング部などの多層領域あるいは多プロ
セス工程領域は、他の少層領域あるいは少プロセス工程
領域と別に製造し、高密度に作れ、比較的小基板で作る
こともでき、信頼性や品質や歩留りなどを向上すること
ができ、パターニング工程などで廃棄される金属材料な
ども低減され、スループットを向上して効率良く製造で
きる。
【0041】また、スループットの向上により、装置な
ども台数削減や小型化が可能で、搬送装置や経路を小さ
くできる。また、工程内でのクリーン度も均一化が容易
で、ラインの設計や装置の搬入が容易となる。
【0042】更に、多層膜領域などを有する微小部品部
は、部品への搭載ピッチに左右されることなく、空きス
ペースを最小にして製造でき、材料利用や製造効率を更
に向上できる(従来技術の例の場合と比較して、実際は
他のプラスとマイナス分の部分が発生するが面積20%
相当部の効率アップができる)。
【0043】また、微小部品をまとめて製造する元基板
の寸法を製品寸法に関係無く任意に選べるので、既存や
遊休ラインをそのまま転用して改造や段取り換えも少な
く部品を製造できる。
【0044】段取り変えが少ない事で工程管理が簡素化
し、作業ミスも更に減る。
【0045】また、同一の微小部品であれば、部品の製
品側の微小部品実装ピッチなどの仕様が変わっても、微
小部品の製造工程を変更することなく製造できるので効
率良い。
【0046】尚、液晶表示装置などの部品は大型化が進
む中、真空成膜装置などには均一性の限界があり、例え
ば、1m角以上の液晶あるいはそれ以外の表示装置など
の部品の量産化を容易に実現できる。
【0047】本発明の請求項2記載の部品および部品の
製造方法は、前記微小部品が半導体素子である事を特徴
とする。
【0048】半導体素子は、工程も使用材料数も多く、
基板なども高価な場合が多く、プロセス数や装置台数も
多く。
【0049】従って、本発明によれば、より製造や材料
利用などの効率を向上し、低コストで製造できる。
【0050】本発明の請求項3記載の部品および部品の
製造方法は、複数個の微小部品を実装した基板から成る
部品および部品の製造方法おいて、多数個の微小部品群
から選択的に前記複数個より少ない小複数個の微小部品
を光反応による事なく把持または開放して移載する移載
冶具を用いて製造する事を特徴とする。
【0051】この発明によれば、従来は同一基板内に形
成していた、多層領域と少層領域を別々に作る際に微小
部品を効率良く移載することができ、TFTスイッチング
部などの多層領域あるいは多プロセス工程領域は、他の
少層領域あるいは少プロセス工程領域と別に製造し、高
密度に作れ、比較的小基板で作ることもでき、信頼性や
品質や歩留りなどを向上することができ、パターニング
工程などで廃棄される金属材料なども低減され、スルー
プットを向上して効率良く製造できる。また、スループ
ットの向上により、装置なども小型が可能で、搬送装置
や経路を小さくできる。
【0052】また、工程内でのクリーン度も均一化が容
易で、ラインの設計や装置の搬入が容易となる。
【0053】更に、多層膜領域などの微小部品部は、部
品への搭載ピッチに左右されることなく、空きスペース
を最小にして材料利用や製造効率を更に向上できる(従
来技術の例の場合、実際は他のプラスとマイナス分の部
分が発生するが20%面積相当部の効率アップができ
る)。
【0054】また、微小部品をまとめて製造する元基板
の寸法を任意に選べるので、既存や遊休ラインをそのま
ま転用して改造や段取り換えも少なく製造できる。
【0055】段取り変えが少ない事で工程管理が簡素化
し、作業ミスも減る。
【0056】また、同一の微小部品であれば、部品の微
小部品実装ピッチなどの仕様が変わっても、微小部品の
製造工程を変更することなく製造できるので効率良い。
【0057】更に、光反応(接着や剥離)樹脂を使用す
る場合に比べ、前後のプロセスに、例えばエッチングで
きないとかエッチング条件などを制限する事が少なく、
洗浄などの製造プロセスの簡素化が容易である。また、
転写用基板などの使い捨て材料を減らして、基板の再利
用数も増やす事が容易である。
【0058】本発明の請求項4記載の部品および部品の
製造方法は、前記移載冶具が前記微小部品を静電気によ
り把持する事を特徴とする。
【0059】本発明によれば、微小部品を選択的に把持
して移載できるので、接着や剥離樹脂を使用する場合に
比べ、前後のプロセスに、例えばエッチングできないと
か、エッチング条件などを制限する事が少なく、製造プ
ロセスの簡素化が容易である。
【0060】また、転写用基板などの使い捨て材料を減
らして、基板の再利用数も増やす事が容易である。
【0061】本発明の請求項5記載の部品および部品の
製造方法は、前記移載冶具が前記微小部品を表面張力に
より把持する事を特徴とする。
【0062】本発明によれば、微小部品を選択的に把持
して移載できるので、接着や剥離樹脂を使用する場合に
比べ、前後のプロセスに、例えばエッチングできないと
かエッチング条件などを制限する事が少なく、製造プロ
セスの簡素化が容易である。
【0063】また、転写用基板などの使い捨て材料を減
らして、基板の再利用数も増やす事が容易である。
【0064】本発明の請求項6記載の部品および部品の
製造方法は、前記多数個の微小部品の配置部において、
前記多数個の微小部品を保持する静電気力の強さを選択
的に切換えられる事を特徴とする。
【0065】本発明によれば、微小部品を選択的に開放
して移載できるので、接着や剥離樹脂を使用する場合に
比べ、前後のプロセスに、例えばエッチングできないと
かエッチング条件などを制限する事が少なく、製造プロ
セスの簡素化が容易である。
【0066】また、転写用基板などの使い捨て材料を減
らして、基板の再利用数も増やす事が容易である。
【0067】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態につい
て、以下の例に、図面に基づいて、詳細に説明する。
【0068】(実施の形態1)まず、本発明の基本的な
考えを図1(a)〜(c)に示す実施例を用いて説明す
る。本発明は、微小部品1(以下、分離チップあるいは
マイクロチップとも呼ぶ)、の拡大配置をX方向とY方向
の直線方向拡大の組み合せで実現する事である。
【0069】図1(a)に示すように、例えばTFT型液
晶表示装置や他の部品のTFT素子や各種多層配線回路部
などを形成したマイクロチップ1は各40μm角で、そ
れがX方向とY方向の各々に1000個×1000個、合
計100万個が取しろをゼロとして格子状に並んでいる
とする。
【0070】次に、図1(b)に示すように、マイクロ
チップ1を例えば再利用可能な図示しない移載冶具とし
て静電気などで吸着し、まずX方向に分離するため、Y方
向は40μm×1000個、すなはち、40mm長の列
の状態のままで、X方向に1列ずつ取っていく。
【0071】それを1000回繰り返して、各列のピッ
チ1mmとし、X方向に約1000mmに分離配置す
る。
【0072】更に、図1(c)に示すように、マイクロ
チップ1の下または上部に配置した、1列分のマイクロ
チップ1を保持するX方向に長さ1000mmのバー2
をY方向にピッチ1mmで全体で1m程度になるよう、
全体を間欠分離配置する。
【0073】このように、例えばX方向に先に伸ばした
後、X方向と同時に伸ばすことは無くY方向に伸ばし、4
0mm×40mmを1m×1mの面積に100万個のマ
イクロチップ1が拡大配置される。
【0074】なお、1製品分毎に拡大配置処理を行う必
要は無く、例えば100個×100個のマイクロチップ
が実装される部品では、製品間のギャップ(間隙部)な
どをあけた上で、上記のプロセスを繰り返すと、10個
×10個、すなわち、100個の部品が上記の工程で製
造され、このように複数の部品を作る方が、効率良く好
ましい。
【0075】また、Y方向はバー2により、拡大ピッチ
配置したが、X方向と同様にして拡大ピッチ配置しても
良い。
【0076】次に、X方向に拡大配置する移載冶具の例
を、図2、図3、図4、図5に示す。
【0077】まず、図2は、マイクロチップ1の受取り
や移載位置が、外部基準により精度良く位置決めされる
様子を説明するものである。
【0078】高密度に配置されたマイクロチップ1の一
列分を吸着するため、マイクロチップ1の右側の第1列
の上部に移載冶具のピックアップ部3が配置され、ピッ
クアップ時等の外部位置決め部4がマイクロチップ1の
集合の両脇に備えられている。
【0079】図2のB−B断面図を図3に示し、マイクロ
チップ1の吸着部拡大図を説明する。
【0080】マイクロチップ1の寸法は40μmであ
り、ピックアップ部3の先端は位置ずれの許容値を加味
し、例えば幅30μmとする。また、ピックアップ部3
の本体の幅tは、剛性などを考慮して、1mmから5m
mの間とする。このようにして、ピックアップ部3の断
面は先を細くしたナイフエッジ型が好ましい。
【0081】一方、ピックアップ部3の外部位置決め部
4は例えば図2のC−C断面であって、図4に示すよう
に、同じくナイフエッジ型の先端3aが外部位置決め部
4により正確に位置決めされる構造となっている。
【0082】次に、マイクロチップ1をピックアップ部
3で吸着する様子を図5に示す。
【0083】例えば、マイクロチップ1は、レーザー光
により剥離する接着剤5を介してガラスなどから成る仮
基板6に仮付けされているとする。
【0084】吸着するマイクロチップ1a上に先端表面
に電極7を形成したピックアップ部3を当接して静電気
による吸着電圧を電極7に印加後、基板6の下面よりレ
ーザー光を照射して所望のマイクロチップ1aの仮基板
6に対する保持力を解除する。
【0085】ここで、ピックアップ3の吸着力を付与後
に、接着保持力を解除するのは、マイクロチップ1aに
ピックアップ部3が当接する際などに、複数のマイクロ
チップ1a間で位置ずれが生じる事を避けるためであ
る。
【0086】(実施の形態2)本発明の他の実施例を図
6に示す。
【0087】図6ではマイクロチップ8をピックアップ
部9で吸着する様子を示す。
【0088】例えば、マイクロチップ9は、仮基板また
は製造基板としての基板10上に配置され、基板の下面
にはマイクロチップ8を個々に選択吸着可能なように、
マイクロチップ8毎、あるいはマイクロチップ8の一列
毎に、静電気による吸着切換え可能なように内部電極1
1を備えた吸着台12(製品によっては、製造工程で基
板10と一体化していても良い)が備えられている。
【0089】吸着するマイクロチップ8上に静電気によ
る吸着用のピックアップ部9を当接して後、マイクロチ
ップ8を移載する。
【0090】このような、吸着台12を用いることによ
り、マイクロチップを選択的に開放して移載できるの
で、接着や剥離樹脂を使用する場合に比べ、前後のプロ
セスに、例えばエッチングできないとかエッチング条件
などを制限する事が少なく、製造プロセスの簡素化が容
易である。また、転写用基板などの使い捨て材料を減ら
して、基板の再利用数も増やす事ができる。
【0091】(実施の形態3)本発明の他の実施例を図
7を用いて説明する。
【0092】本実施例ではマイクロチップ13を吸着す
るピックアップ部14に金属やセラミックスなどの多孔
質材料で形成している。例えば、ピックアップ部14は
マイクロチップ13を吸着する前に水分を含ませたスポ
ンジ材や紙材などに当接して、水分を含ませる。
【0093】このようなピックアップ部14はマイクロ
チップ13を表面張力を用いて吸着する。
【0094】また、マイクロチップ13をピックアップ
部から離脱する際は、先の例の静電気による吸着台や接
着剤を用いて表面張力より大きな吸着力を用いてもよい
が、更に気圧制御を用いることにより、水分の蒸発量を
制御して表面張力を適正値にコントロールして、ピック
アップ側の把持力を正確に制御するので、より確実に離
脱受渡しを行う事ができる。
【0095】特に、繰返しで数万個以上の大量の微小な
マイクロチップを移載する際、他の静電気力やピックア
ップ部や基板表面に付着した異物や水分の表面張力など
によって位置ずれが生じると、リワークする必要があ
り、このように精密に把持力を制御することにより、リ
ワークを低減して、より確実に高歩留りで移載を行う事
ができ、リワークを低減できる。
【0096】(実施の形態4)本発明の他の実施例を図
8を用いて説明する。
【0097】透明なガラス基板15上には、UV剥離樹脂
16を介してマイクロチップ17が複数個形成されてい
る。移載したいピッチのマイクロチップ17aの下部の
UV剥離樹脂16aのみ、あらかじめUV光照射して接着力
を弱め、対応するマイクロチップ17aの上部に対応し
てマイクロ静電チャック18の突起部18aを合せて当
接し、対応するマイクロチップ17aのみを選択的に吸
着する。
【0098】本例では、突起部18a毎に内部に1個の
内部電極19を設け、直流電圧を印加しているが、電極
は一対でもよく、電圧は交流電圧でも良い。
【0099】また、マイクロチップ17を静電チャック
時に分極するため、マイクロチップ17の下部または上
部または内部には導電材料部が形成されている方が好ま
しく、マイクロチップ17内に金属配線があれば好まし
いが、更に、下部に導電材料部20が、より好ましくは
内部、更に好ましくは上部(静電チャック側)に形成さ
れている事が好ましい。
【0100】導電材料部は透明なITOでも良いし、半田
による電極接続やセルフアライメントを兼ねた、半田に
濡れ性の良い、金属単層または多層膜であっても良い。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部品およ
び部品の製造方法によれば、微小部品が、マトリクス状
に高密度に形成されて後、前記微小部品がX方向およびY
方向の中のいずれか一方にピッチを拡大した状態に移載
し、微小部品がX方向およびY方向の中の一方と異なる他
方にピッチを拡大する状態に移載して製造されるので、
多層膜領域などの微小部品部は、部品への搭載ピッチに
左右されることなく、空きスペースを最小にして材料利
用や製造効率を更に向上できる。
【0102】また、微小部品をまとめて製造する元基板
の寸法を任意に選べるので、既存や遊休ラインをそのま
ま転用して改造や段取り換えも少なく製造できる。
【0103】段取り変えが少ない事で工程管理が簡素化
し、作業ミスも減る。
【0104】また、同一の微小部品であれば、部品のピ
ッチなどの仕様が変わっても、微小部品の製造工程を変
更することなく製造できるので効率良い。
【0105】また、他の本発明の部品および部品の製造
方法によれば、多数個の微小部品群から選択的に前記複
数個より少ない小複数個の微小部品を光反応による事な
く把持または開放して移載する移載冶具を用いて製造す
るので、前後のプロセスに、例えばエッチングできない
とかエッチング条件などを制限する事が少なく、製造プ
ロセスの簡素化が容易である。
【0106】また、転写用基板などの使い捨て材料を減
らして、基板の再利用数も増やす事が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの移載方法を示す図面である。
【図2】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの移載方法を示す図面である。
【図3】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの把持方法を示す図面である。
【図4】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの移載時の位置決め方法を示す図面である。
【図5】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの把持方法を示す図面である。
【図6】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの把持方法を示す図面である。
【図7】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの基板上での保持方法を示す図面である。
【図8】本発明の部品および部品の製造方法のマイクロ
チップの移載方法を示す図面である。
【図9】従来の部品の例としてのTFT型の液晶表示装置
の回路構成を説明する図面である。
【図10】従来の部品の例としてのTFT型の液晶表示装
置の断面構造を説明する図面である。
【符号の説明】
1、1a、8、13、17 マイクロチップ 2 バー 3、9、14 ピックアップ部 3a ピックアップ部側外部位置決め部 4 外部位置決め部 5 接着剤 6 仮基板 7 電極 10 基板 11、19 内部電極 12 吸着台 15 ガラス基板 16 UV剥離樹脂 18 マイクロ静電チャック 18a 突起部 20 導電材料部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/12 H01L 29/78 627D 29/786 21/336 (72)発明者 田草 康伸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H088 FA17 FA18 FA24 HA08 MA16 MA20 5F110 AA30 BB01 DD02 QQ30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向およびY方向の各々に定ピッチで複
    数個の微小部品を実装した基板から成る部品および部品
    の製造方法おいて、前記微小部品が、マトリクス状に高
    密度に形成されて後、前記微小部品がX方向およびY方向
    の中のいずれか一方にピッチを拡大した状態に移載し、
    前記微小部品がX方向およびY方向の中の一方と異なる他
    方にピッチを拡大する状態に移載して製造される事を特
    徴とする部品。
  2. 【請求項2】 前記微小部品が半導体素子である事を特
    徴とする請求項1記載の部品。
  3. 【請求項3】 複数個の微小部品を実装した基板から成
    る部品および部品の製造方法おいて、多数個の微小部品
    群から選択的に前記複数個より少ない小複数個の微小部
    品を把持または開放して移載する移載冶具を用いて製造
    する事を特徴とする部品。
  4. 【請求項4】 前記移載冶具が前記微小部品を静電気に
    より把持する事を特徴とする請求項3の部品。
  5. 【請求項5】 前記移載冶具が前記微小部品を表面張力
    により把持する事を特徴とする請求項3の部品。
  6. 【請求項6】 前記多数個の微小部品の配置部におい
    て、前記多数個の微小部品を保持する静電気力の強さを
    選択的に切換えられる事を特徴とする請求項3、4、5
    記載の部品。
  7. 【請求項7】 請求項1から3に記載の部品が、電子部
    品であることを特徴とする部品。
  8. 【請求項8】 請求項1から7に記載の部品の製造方
    法。
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