JP2001331860A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001331860A
JP2001331860A JP2000147908A JP2000147908A JP2001331860A JP 2001331860 A JP2001331860 A JP 2001331860A JP 2000147908 A JP2000147908 A JP 2000147908A JP 2000147908 A JP2000147908 A JP 2000147908A JP 2001331860 A JP2001331860 A JP 2001331860A
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product sample
product
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vending machine
mounting base
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JP2000147908A
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English (en)
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Masakatsu Matoba
正勝 的場
Koichi Sasai
孔一 笹井
Hiroshi Tanaka
博 田中
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Glory Ltd
Glory Kiki Co Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Glory Kiki Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品見本陳列部24における商品見本Tのレイ
アウトの自由度が得られ、商品見本Tのレイアウトを工
夫して訴求効果を高めることができる自動販売機を提供
する。 【解決手段】 機体11の前面に、商品見本Tを陳列する
商品見本陳列部24を設けるとともに、商品見本陳列部24
の領域外に商品選択手段27を設ける。商品見本陳列部24
には、商品見本取付基材45を横設するとともに、商品見
本Tを保持した商品見本陳列台51を商品見本取付基材45
に対して上下方向に位置調整可能に係止する。商品見本
陳列台51を商品見本取付基材45に対して位置調整するこ
とにより、商品見本Tの陳列高さを調整する。商品見本
陳列部24における商品見本Tのレイアウトの自由度が得
られ、商品見本Tのレイアウトを工夫して訴求効果を高
められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品見本を陳列す
る商品見本陳列部を有する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、持開平10−26115
9号公報に記載されている自動販売機では、機体の前面
上部側に商品見本陳列部が配置され、機体の前面下部側
にポスターなどの広告が表示される広告表示部が配置さ
れ、機体の前面上部側で商品見本陳列部の一側に貨幣を
投入したり返却指示などをする操作部が配置され、機体
の前面下部側で広告表示部の一側に販売される商品が払
い出される商品取出口が配置されている。
【0003】商品見本陳列部には、複数段の見本陳列棚
を固定的に設け、各見本陳列棚に、複数の商品選択ボタ
ンを等間隔に設けるとともに、各商品選択ボタンの位置
に対応して商品見本をそれぞれ配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動販売機では、商品見本陳列部に固定された各見本陳
列棚に、複数の商品選択ボタンを等間隔に設けるととも
に、各商品選択ボタンに対応して商品見本を配置してお
り、商品見本陳列部における商品見本の横方向および縦
方向の陳列位置は固定されているため、商品見本陳列部
における商品見本のレイアウトの自由度がなく、商品見
本のレイアウトを工夫して訴求効果を高めることが困難
であった。
【0005】また、商品見本陳列部の後面に広告のため
のポスターを貼り付ける場合、商品見本が陳列された位
置は後面のポスターが見えないが、商品見本の陳列位置
が固定されているため、ポスターの構図に制約が生じる
問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、商品見本陳列部における商品見本のレイアウトの
自由度が得られ、商品見本のレイアウトを工夫して訴求
効果を高めることができる自動販売機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機は、商品見本を陳列する商品見本陳列部と、この商品
見本陳列部に架設される長尺状の商品見本取付基材と、
前記商品見本を保持し、前記商品見本取付基材に対して
この商品見本取付基材の長手方向と交差する方向の位置
を調整可能に係止される商品見本陳列台と、前記商品見
本陳列部の領域外に集約して配置され、商品を選択する
商品選択手段とを具備しているものである。
【0008】そして、商品見本陳列部の領域外に商品選
択手段を設け、商品見本陳列部に架設した商品見本取付
基材に対して、商品見本を保持した商品見本陳列台を商
品見本取付基材の長手方向と交差する方向に位置調整可
能に係止することにより、商品見本陳列部における商品
見本のレイアウトの自由度が得られ、商品見本のレイア
ウトを工夫して訴求効果を高められる。
【0009】請求項2記載の自動販売機は、請求項1記
載の自動販売機において、商品見本陳列部の両側に配置
される両側の縦部材を有する陳列フレームを具備し、商
品見本取付基材は、前記陳列フレームの両側の縦部材間
に高さ調整可能に横設されるバーであるものである。
【0010】そして、商品見本取付基材のバーを、陳列
フレームの両側の縦部材間に高さ調整可能に横設するこ
とにより、バーの配置を工夫することでも、商品見本陳
列部における商品見本のレイアウトの自由度が得られ、
訴求効果を高められる。
【0011】請求項3記載の自動販売機は、請求項1ま
たは2記載の自動販売機において、商品見本陳列台は、
商品見本取付基材の長手方向と交差する方向に並設され
る複数の係止片を有し、これら係止片のいずれか1つが
前記商品見本取付基材に係止されるものである。
【0012】そして、商品見本陳列台に商品見本取付基
材の長手方向と交差する方向に並設される複数の係止片
のいずれか1つを商品見本取付基材に係止することによ
り、商品見本取付基材に対する商品見本の陳列位置を調
整可能とし、商品見本の自由なレイアウトが簡易な構成
で可能となる。
【0013】請求項4記載の自動販売機は、請求項1ま
たは2記載の自動販売機において、商品見本陳列台は、
商品見本を保持する陳列台本体と、商品見本取付基材に
係止される係止片とを別体に有し、これら陳列台本体と
係止片とが前記商品見本取付基材の長手方向と交差する
方向の互いの位置を調整可能に取り付けられるものであ
る。
【0014】そして、商品見本陳列台の別体とした陳列
台本体と係止片とを、商品見本取付基材の長手方向と交
差する方向の互いの位置を調整することにより、商品見
本取付基材に対する商品見本の陳列位置を調整可能と
し、商品見本の自由なレイアウトが簡易な構成で可能と
なる。
【0015】請求項5記載の自動販売機は、請求項1な
いし4いずれか記載の自動販売機において、商品見本陳
列台は、商品見本取付基材の長手方向の任意の位置で係
止されるものである。
【0016】そして、商品見本陳列台を商品見本取付基
材の長手方向の任意の位置に係止可能とし、商品見本の
自由なレイアウトが簡易な構成で可能となる。
【0017】請求項6記載の自動販売機は、請求項1な
いし5いずれか記載の自動販売機において、商品見本
は、平板形状とされ、商品見本陳列台は、前記平板形状
の商品見本を挟持する挟持手段を有するものである。
【0018】そして、商品見本を平板形状とし、この平
板形状の商品見本を商品見本陳列台の挟持手段で挟持す
ることにより、商品の形状と同様の商品見本を採用する
場合に比べて安価に構成可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】図1ないし図4に第1の実施の形態を示
す。図1において、自動販売機の機体11は、前面を開口
した箱形の本体12、およびこの本体12の一側(図1中左
側)を軸として回動可能に取り付けられて本体12の前面
を開閉する扉体(外扉)13を有している。
【0021】扉体13の前面には、右寄り位置に操作部21
が集約して配置されるとともに硬貨返却口22が配置さ
れ、下方位置に商品取出口23が配置され、これら操作部
21、硬貨返却口22および商品取出口23を除く扉体13の略
全域の広い範囲にわたって商品見本陳列部24が形成され
ている。
【0022】操作部21には、投入金額や商品価格を表示
する金額表示部26、各種キーなどを集中配置した商品選
択手段としての集中キー操作部27、「まとめ買い」の指
示ボタン28、紙幣挿入口29、硬貨投入口30および返却レ
バー31が配置されている。集中キー操作部27は、選択入
力された商品番号や売切れなどを表示する情報表示部
や、0〜9のテンキー、決定キー、訂正キーなどを有し
ている。
【0023】商品見本陳列部24は、扉体13に形成された
開口部37に例えば透明なアクリル板などの透明板38を嵌
め込んで構成されている。そして、商品見本陳列部24に
は、例えばたばこなどの箱形状の商品見本Tが複数陳列
され、各商品見本Tに対応して固有の商品IDとして商
品番号が付されている。なお、図1には、一部の商品見
本Tにのみ商品番号を示し、他は省略している。
【0024】また、扉体13の内部には、紙幣挿入口29お
よび硬貨投入口30から投入される紙幣や硬貨などの貨幣
を処理するとともに釣銭などを硬貨返却口22に払い出す
図示しない貨幣処理部が配置され、さらに、図2に示す
ように、中扉40およびこの中扉40の前面側に陳列フレー
ム41が配置されている。
【0025】中扉40は、扉体13の一側(図2左側)を軸
として回動可能に取り付けられ、内部に複数個の図示し
ない中扉側商品コラムを備え、前面40aが例えばポスタ
ーなどを貼り付けて表示する訴求表示部43とされてい
る。各中扉側商品コラムは、後面側から補充される商品
を収納するとともに収納された商品を投出する機能を有
している。
【0026】陳列フレーム41は、例えば中空の角材で構
成される両側の縦部材41aと上下および中間の横部材41
b,41cとを有し、これら縦部材41aおよび横部材41b,41
cが扉体13の商品見本陳列部24の外周と略同じ外形の額
縁形状に組み合わされて形成され、一側(図2左側)を
軸として中扉40に対して接離回動可能(中扉40に対して
近接位置と退避位置との間を移動可能)に取り付けられ
ている。図4に示すように、両側の縦部材41aには、互
いに対向する位置に四角形状の支持孔44が上下方向の複
数箇所にそれぞれ形成されている。一側の縦部材41aに
は内面側にのみ支持孔44が形成され、他側の縦部材41a
には内面側および外面側の両方に支持孔44が形成されて
いる。
【0027】陳列フレーム41の両側の縦部材41aの間に
は、商品見本取付基材としての複数のバー45が上下方向
に所定の間隔をあけて略水平に配置されている。このバ
ー45は、例えばアクリルなどの透明材料によって長尺状
でかつ下方に開口する断面略コ字形に形成されており、
一端を他側の縦部材41aの支持孔44の外方から差し込ん
で挿通するとともに一側の縦部材41aの支持孔44に差し
込むことで、陳列フレーム41の両側の縦部材41aの間に
横設される。そして、バー45を、どの支持孔44に挿入す
るかで、バー45の本数や高さ位置を自由に変更すること
ができる。
【0028】バー45の他端には、陳列フレーム41の両側
の縦部材41aの間に横設された状態で他側の縦部材41aの
外面から突出する突出部45aが形成されている。他側の
縦部材41aにはバー45の横設後にバー45を抜け止め保持
する取付金具46が取り付けられている。この取付金具46
は、他側の縦部材41aの外面側および後面側に接合され
る断面略L字形に形成され、外面側にはバー45の突出部
45aが挿通されるスリット47が形成され、後面側が他側
の縦部材41aにねじ48で固定されている。
【0029】そして、扉体13を閉じた状態で、商品見本
陳列部24の後方(内方)に、複数のバー45、および訴求
表示部43が順に配置される。
【0030】また、図3に示すように、商品見本Tを保
持した商品見本陳列台51がバー45に取り付けられること
により、商品見本Tが陳列される。商品見本陳列台51
は、例えばアクリルなどの透明材料によって形成され、
商品見本Tを保持する保持部52を有している。この保持
部52には、箱形状の商品見本Tに対応して、商品見本T
が後方へ傾斜した姿勢でその背面を支持する傾斜支持部
52a、商品見本Tの底部が載置される載置部52b、商品見
本Tの前方への落下を防止するガイド52cが形成されて
いる。
【0031】商品見本陳列台51の後面54にはバー45に係
止される係止片としての複数のフック55が一体に形成さ
れている。フック55は、上下方向に例えば3個形成され
ており、それぞれ、バー45上に係合する引掛部56、この
引掛部56の先端から下方へ折れ曲がって後面54との間に
バー45を挟み込む挟持部57を有し、挟持部57にはフック
55がバー45に係合した状態でバー45の下側に係合する爪
部58が形成されている。そして、上、中、下のどのフッ
ク55をバー45に係止させるかによって、商品見本Tの高
さ位置を3段階に調整可能とし、すなわち、1つのバー
45に対して上、中、下の3段階の高さを選択できる。例
えば、3個のフック55の間隔が45mmとされ、1本の
バー45に対して45mmの高低差で3段階に商品見本T
の高さ位置を調整して陳列することができる。さらに、
商品見本陳列台51は、バー45の長手方向の任意の位置に
係止することができる。
【0032】なお、それぞれの商品見本Tあるいは商品
見本陳列台51には商品番号が貼り付けられる。
【0033】また、本体12の内部には、本体側商品コラ
ム61や電源装置62などが配置されている。本体側商品コ
ラム61は、前面側から補充される商品を収納するととも
に収納された商品を投出する複数の商品コラムを有して
いる。この本体側各商品コラム61および中扉40の中扉側
商品コラムのいずれから投出される商品も、図示しない
商品シュートを介して商品取出口23へ案内される。
【0034】次に、自動販売機の作用を説明する。
【0035】まず、販売準備および待機状態について説
明する。
【0036】扉体13を開放し、この扉体13から中扉40を
開放した後、中扉40の訴求表示部43に対して陳列フレー
ム41を離反移動させ、中扉40の訴求表示部43に広告用の
ポスターPを貼り付ける。
【0037】中扉40の訴求表示部43に対して陳列フレー
ム41を近接移動させて戻し、陳列フレーム41の各バー45
に対して任意の各陳列位置に各商品見本陳列台51を取り
付け、各商品見本陳列台51に商品見本Tをセットする。
商品見本陳列台51は、バー45に沿って略水平な方向につ
いては自由な位置に取り付けることができ、さらに、取
り付けるバー45を選択するとともに、バー45に取り付け
る3つのフック55のうちの1つを選択することにより、
高さ位置も自由に選択でき、例えば、図1に示すよう
に、商品見本Tをレイアウトできる。また、セットする
商品見本Tの数やレイアウトにあわせて、バー45を陳列
フレーム41に取り付けたり取り外す。
【0038】本体側商品コラム61および中扉40の中扉側
商品コラムに対して商品番号に対応する商品を装填し、
貨幣処理部に必要な釣り貨幣を装填し、扉体13を閉じ
る。
【0039】待機状態においては、商品見本陳列部24を
通じてポスターPが大きく表示されており、周囲の者の
目を引く。商品見本Tを保持する商品見本陳列台51やバ
ー45は透明材料で形成されているのであまり目立たず、
ポスターP上に商品見本Tが浮かんでいるような感じに
見える。
【0040】次に、販売動作について説明する。
【0041】利用客が貨幣を投入するとともに集中キー
操作部27のテンキーを操作して、購入する商品の商品番
号を入力すると、数字が集中キー操作部27の情報表示部
に表示される。商品が売り切れている場合は、売切が点
灯され、商品番号の再入力を待つ。
【0042】商品番号の入力後、集中キー操作部27の決
定キーが押下されると、対応する商品コラムの投出機構
が駆動されて商品が投出される。投出された商品は商品
シュートを介して商品取出口23に案内される。
【0043】商品番号の入力後、集中キー操作部27の訂
正キーが押下されると、入力されていた商品番号が消去
され、新たな番号の入力を待つ。
【0044】商品投出後、まだ商品の販売が可能な金額
が残っていれば、商品を続けて選択し、購入することが
できる。残りの金額が最小価格商品の価格より少なくな
るか、返却レバー31が操作されるか、何も操作されない
状態が所定時間以上経過すると、残りの金額に相当する
貨幣が返却されて動作が完了する。
【0045】以上のように、商品見本陳列部24の領域外
に集中キー操作部27などを設け、商品見本陳列部24に横
設したバー45に対して、商品見本Tを保持した商品見本
陳列台51をバー45に対して上下方向に位置調整可能に係
止でき、かつ、商品見本陳列台51をバー45の長手方向の
任意の位置で係止できるので、商品見本陳列部24におけ
る商品見本Tのレイアウトの自由度が得られ、商品見本
Tのレイアウトを工夫して訴求効果を高めることができ
る。
【0046】また、バー45を、陳列フレーム41の両側の
縦部材41a間に高さ調整可能に取り付けられるので、バ
ー45の配置を工夫することでも、商品見本陳列部24にお
ける商品見本Tのレイアウトの自由度が得られ、訴求効
果を高めることができる。
【0047】また、商品見本陳列台51に上下方向に並設
される複数のフック55のいずれか1つをバー45に係止す
ることにより、バー45に対する商品見本Tの陳列高さを
調整できるので、商品見本Tの自由なレイアウトが簡易
な構成で可能にできる。
【0048】さらに、商品見本陳列部24のバー45より内
方に設けた訴求表示部43のポスターPの図柄に合わせ
て、商品見本Tの自由なレイアウトが可能となるため、
訴求表示部43のポスターPの図柄に自由な表現が可能と
なり、訴求効果をより一層高めることができる。
【0049】次に、図5に第2の実施の形態を示す。
【0050】この第2の実施の形態では、商品見本陳列
台51が異なる以外は第1の実施の形態と同様である。
【0051】商品見本陳列台51は、商品見本Tを保持す
る陳列台本体71と、バー45に係止される係止片としての
フック72とを別体に有し、これら陳列台本体71とフック
72とが互いの上下方向の位置を調整可能に取り付けられ
る。
【0052】陳列台本体71の後面54には、上下方向の3
箇所にスリット73が並列に設けられており、それらスリ
ット73の間隔は例えば45mmとされる。
【0053】フック72は、バー45上に係合する引掛部7
4、この引掛部74の先端から下方へ折れ曲がって陳列台
本体71との間にバー45を挟み込む挟持部75を有する断面
略L字形に形成され、引掛部74の基端にはスリット73に
差し込み係合される係合片76が上方へ折曲形成されてい
る。
【0054】そして、陳列台本体71の上下方向3箇所の
スリット73のうち、フック72の係合片76を係合するスリ
ット73を1つ選択し、陳列台本体71とフック72との互い
の上下方向の位置を調整することにより、バー45に対す
る商品見本Tの陳列高さを調整できる。このように構成
することにより、フック72は1つでよく、商品見本Tの
自由なレイアウトが簡易な構成で可能にできる。
【0055】また、陳列台本体71に複数のフック72を固
定することもでき、この場合には、フック72自体の幅と
バー45に係止するためのスペースの確保の必要性からフ
ック72の数が制限されるが、スリット73の間隔を密にし
てスリット73の数を多くすることで、フック72の高さを
多様に調整でき、よって、商品見本Tの陳列高さを多様
に変化させることができる。
【0056】次に、図6に第3の実施の形態を示す。
【0057】この第3の実施の形態では、商品見本陳列
台51が異なる以外は第1の実施の形態と同様である。
【0058】商品見本陳列台51は、商品見本Tを保持す
る陳列台本体81と、バー45に係止される係止片としての
フック82とを別体に有し、これら陳列台本体81とフック
82とが互いの上下方向の位置を調整可能に取り付けられ
る。
【0059】陳列台本体81の両側には、上下方向に沿っ
て溝部83が形成されており、それら各溝部83の前後方向
の内面には複数の凸部84が上下方向に並設されている。
【0060】フック82は、バー45上に係合する引掛部8
5、この引掛部85の先端から下方へ折れ曲がる挟持部86
を有する断面略L字形に形成され、引掛部85の基端には
陳列台本体81に嵌合される断面略C字形の係合部87が一
体に形成されている。係合部87の両側には陳列台本体81
の両側の各溝部83に上下方向に移動可能に係合される係
合片88が形成され、これら各係合片88には凸部84が係合
する複数の凹部89が上下方向に並設されている。
【0061】そして、陳列台本体81の両側の各溝部83に
係合部87の両側の係合片88を係合し、凸部84と凹部89と
を互いに係合させることにより、陳列台本体81にフック
82を固定する。凸部84と凹部89との係合位置を選択し、
陳列台本体81とフック82との互いの上下方向の位置を調
整することにより、バー45に対する商品見本Tの陳列高
さを調整できる。このように構成することにより、フッ
ク82は1つでよく、商品見本Tの自由なレイアウトが簡
易な構成で可能にできる。
【0062】また、陳列台本体81の両側の溝部83に係合
部87の両側の係合片88を係合するので、陳列台本体81へ
のフック82の固定がより強固なものとなる。
【0063】また、この実施の形態では、陳列台本体81
の各溝部83の前後面には5個ずつ、合計10個の凸部84
が形成されるとともに凸部84の間隔は例えば25.5m
mとされ、係合部87の各係合片88には3個ずつ凹部89が
形成される。そして、陳列台本体81とフック82との固定
の強度保持のためには、上下方向の5個の凸部84のう
ち、少なくとも2個と凹部89とが係合することが好まし
く、よって、5通りの高さ調整が可能となる。
【0064】また、凸部84の間隔および凹部89の間隔を
それぞれ密にそれらの数を多くすることで、フック82の
高さを多様に調整でき、よって、商品見本Tの陳列高さ
を多様に変化させることができる。
【0065】また、陳列台本体81の各溝部83の前後面に
凹部を形成し、係合部87の各係合片88の前後面に凸部を
形成しても、同様の作用効果が得られる。
【0066】次に、図7に第4の実施の形態を示す。
【0067】この第4の実施の形態では、商品見本Tお
よび商品見本陳列台51が異なる以外は第1の実施の形態
と同様である。
【0068】商品見本Tは、樹脂板に商品イメージを印
刷したり写真を貼付して平板形状に形成したもので、箱
形などの立体商品見本より安価に構成でき、商品の交換
のため商品見本を運搬する際にも、立体商品見本より嵩
張らないので運搬を容易にできる。
【0069】商品見本陳列台51は、断面略L字形に折曲
された保持部材91を有し、この保持部材91には、載置部
52bに接合固定される固定部92、この固定部92の一端か
ら下方へ折曲された爪部93、ガイド52cとの間で商品見
本Tを挟持する挟持部94が形成されている。挟持部94お
よびガイド52cなどによって商品見本Tを挟持する挟持
手段95が構成されている。
【0070】商品見本陳列台51の載置部52bには、保持
部材91の爪部93が係合されるスリット96が形成されてい
る。
【0071】そして、保持部材91の爪部93を載置部52b
のスリット96に挿入して保持部材91を固定することによ
り、保持部材91の取り外しが容易となるので、箱形の商
品見本Tと平板形状の商品見本Tとの交換を容易にでき
る。
【0072】なお、中扉40の前面41aのポスターPは、
バー45および商品見本陳列台51および商品見本Tが配置
されない領域で視認可能であるが、バー45および商品見
本陳列台51を透明なアクリル樹胎などで形成すれば、よ
り一層ポスターPが見え易くなり、訴求効果が高まる。
【0073】また、商品見本は箱形物品に限定されず、
商品見本の形態により、商品見本の商品見本取付部材の
形態は適時変更される。また、商品見本取付部材は、商
品見本を載置する以外に、ホルダーや粘着テープで固定
してもよく、商品見本を保持できる様々な形態が採用可
能である。
【0074】また、商品見本陳列台51は、複数個の商品
見本Tを保持できる構成としてもよい。
【0075】また、商品見本Tに付される商品IDとし
ては、商品番号に限らず、アルファベットや商品名など
でもよい。商品選択手段としては、アルファベットに対
応したキーや、商品名毎に対応した選択キーなどを設け
ることで構成する。
【0076】また、バー45を垂直方向や斜め方向に架設
し、商品見本陳列台51をバー45の長手方向と交差する方
向に位置調整可能に係止する構成としても、同様の作用
効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の自動販売機によれば、商
品見本陳列部の領域外に商品選択手段を設け、商品見本
陳列部に架設した商品見本取付基材に対して、商品見本
を保持した商品見本陳列台を商品見本取付基材の長手方
向と交差する方向に位置調整可能に係止できるので、商
品見本陳列部における商品見本のレイアウトの自由度が
得られ、商品見本のレイアウトを工夫して訴求効果を高
めることができる。
【0078】請求項2記載の自動販売機によれば、請求
項1記載の自動販売機の効果に加えて、商品見本取付基
材のバーを、陳列フレームの両側の縦部材間に高さ調整
可能に横設するので、バーの配置を工夫することでも、
商品見本陳列部における商品見本のレイアウトの自由度
が得られ、訴求効果を高めることができる。
【0079】請求項3記載の自動販売機によれば、請求
項1または2記載の自動販売機の効果に加えて、商品見
本陳列台に商品見本取付基材の長手方向と交差する方向
に並設される複数の係止片のいずれか1つを商品見本取
付基材に係止することにより、商品見本取付基材に対す
る商品見本の陳列位置を調整できるので、商品見本の自
由なレイアウトが簡易な構成で可能にできる。
【0080】請求項4記載の自動販売機によれば、請求
項1または2記載の自動販売機の効果に加えて、商品見
本陳列台の別体とした陳列台本体と係止片とを、商品見
本取付基材の長手方向と交差する方向の互いの位置を調
整することにより、商品見本取付基材に対する商品見本
の陳列位置を調整できるので、商品見本の自由なレイア
ウトが簡易な構成で可能にできる。
【0081】請求項5記載の自動販売機によれば、請求
項1ないし4いずれか記載の自動販売機の効果に加え
て、商品見本陳列台を商品見本取付基材の長手方向の任
意の位置で係止可能とするので、商品見本の自由なレイ
アウトが簡易な構成で可能にできる。
【0082】請求項6記載の自動販売機によれば、請求
項1ないし5いずれか記載の自動販売機の効果に加え
て、商品見本を平板形状とし、この平板形状の商品見本
を商品見本陳列台の挟持手段で挟持するので、商品の形
状と同様の商品見本を採用する場合に比べて安価にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す自動販売機の
正面図である。
【図2】同上自動販売機の扉体を開いた状態の斜視図で
ある。
【図3】同上自動販売機の商品見本陳列台の取付状態の
側面図である。
【図4】同上自動販売機のバーを示し、(a)は陳列フレ
ームにバーを取り付けた状態の斜視図、(b)は陳列フレ
ームにバーを取り付けた状態の平面図、(c)はバーの斜
視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す自動販売機の
商品見本陳列台の斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す自動販売機の
商品見本陳列台の斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す自動販売機の
商品見本陳列台を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図であ
る。
【符号の説明】
24 商品見本陳列部 27 商品選択手段としての集中キー操作部 41 陳列フレーム 41a 縦部材 45 商品見本取付基材としてのバー 51 商品見本陳列台 71,81 陳列台本体 72,82 係止片としてのフック 95 挟持手段 T 商品見本
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 孔一 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 (72)発明者 田中 博 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 EA12 EB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品見本を陳列する商品見本陳列部と、 この商品見本陳列部に架設される長尺状の商品見本取付
    基材と、 前記商品見本を保持し、前記商品見本取付基材に対して
    この商品見本取付基材の長手方向と交差する方向の位置
    を調整可能に係止される商品見本陳列台と、 前記商品見本陳列部の領域外に集約して配置され、商品
    を選択する商品選択手段とを具備していることを特徴と
    する自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品見本陳列部の両側に配置される両側
    の縦部材を有する陳列フレームを具備し、 商品見本取付基材は、前記陳列フレームの両側の縦部材
    間に高さ調整可能に横設されるバーであることを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 商品見本陳列台は、商品見本取付基材の
    長手方向と交差する方向に並設される複数の係止片を有
    し、これら係止片のいずれか1つが前記商品見本取付基
    材に係止されることを特徴とする請求項1または2記載
    の自動販売機。
  4. 【請求項4】 商品見本陳列台は、商品見本を保持する
    陳列台本体と、商品見本取付基材に係止される係止片と
    を別体に有し、これら陳列台本体と係止片とが前記商品
    見本取付基材の長手方向と交差する方向の互いの位置を
    調整可能に取り付けられることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 商品見本陳列台は、商品見本取付基材の
    長手方向の任意の位置で係止されることを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 商品見本は、平板形状とされ、 商品見本陳列台は、前記平板形状の商品見本を挟持する
    挟持手段を有することを特徴とする請求項1ないし5い
    ずれか記載の自動販売機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213244A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の商品見本展示装置
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JP2011158940A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の商品見本展示装置
JP2011158942A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の商品見本展示装置
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JP2013033430A (ja) * 2011-07-04 2013-02-14 Fuji Electric Co Ltd 商品見本展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置

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