JP2001331276A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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JP2001331276A
JP2001331276A JP2000151900A JP2000151900A JP2001331276A JP 2001331276 A JP2001331276 A JP 2001331276A JP 2000151900 A JP2000151900 A JP 2000151900A JP 2000151900 A JP2000151900 A JP 2000151900A JP 2001331276 A JP2001331276 A JP 2001331276A
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JP
Japan
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touch panel
display
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refractive index
lower base
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JP2000151900A
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Inventor
Daisuke Suzuki
大輔 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面サイズを変えることなく視認性を向上さ
せるとともに、ディスプレイの解像度を上げることによ
り情報量の向上をはかる。 【解決手段】 ディスプレイの表面に配置される光透過
性のタッチパネルであって、一方の面に下部電極1を有
する下部基材8と、同様に上部電極3を有する上部基材
4とが、互いに電極面が向かい合うように構成されてお
り、電極面同士が接触しないように所定の隙間を保持さ
せた状態で周囲が接着されている。そして、誤接触を防
ぐために隙間には絶縁物からなる複数のスペーサ5が配
設されている。また、上部と下部基材とを接着した接着
部6は、引き回し用配線のスペースも兼ねている。そし
て、下部基材8のディスプレイ7と対向する側が凸面形
状をなすように形成されている。これにより、ディスプ
レイ7の表示内容を拡大して見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器にお
いて入力操作手段として用いられるタッチパネルに関
し、特に文字拡大機能を有する抵抗膜式タッチパネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タッチパネルを入力操作手段とし
て利用している電子機器が広く実用化されている。ま
た、モバイル商品では、小型でありながら情報量が増加
する傾向であり、携帯性の向上とともに、視認性の向上
も必要な要素となっている。さらに、キーボード入力以
外に、画面をタッチする機能についても、例えば、Wi
ndows(登録商標) CEや携帯電話などでも徐々
に増加している。
【0003】このようなタッチパネルには、各操作キー
の誤認識を防止するという目的から、タッチパネルの表
面部に表示される各操作キーの文字・図形を拡大するよ
うに、各操作キーの表示に対応して表面に薄型レンズ等
による表示拡大手段を設ける技術が開示されている(例
えば、特開平4-184823号公報)。
【0004】次ぎに、従来のタッチパネルについて図面
を参照して説明する。図4は、従来のタッチパネル(抵
抗膜式タッチパネル)の構成を示す断面図である。図4
を参照すると、通常、抵抗膜式タッチパネルはディスプ
レイ7の表示面に配置され、ディスプレイ7に表示され
る情報を透過しながら、指で触れた場所の位置情報を検
知するものである。
【0005】従来のタッチパネルは、一方の面に下部電
極1を有する下部基材(通常、ガラス板)2と、同様に
上部電極3を有する上部基材4とが、互いに電極面が向
かい合うように構成されており、電極面同士が接触しな
いように所定の隙間を保持させた状態で周囲が接着され
ている。そして、誤接触を防ぐために隙間には絶縁物か
らなる複数のスペーサ5が配設されている。また、上部
と下部基材とを接着した接着部6は、引き回し用配線の
スペースも兼ねている。
【0006】ここで、上部基材4を指で押下することに
より上部電極3が下部基材2の下部電極1と接触し、上
部電極3と下部電極1との間が電気的に導通状態とな
る。従って、タッチパネルを押下することにより、押下
した個所を抵抗分割の計算によって位置座標として検知
することができる。なお、下部基材2の裏面は、タッチ
パネルの機能には直接関係ないため、特に平坦である必
要はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たタッチパネルは、各操作キーの表示に対応して表面に
薄型レンズ等の表示拡大手段を設けてあるので、表面が
平面状のタッチパネルには採用できないという欠点があ
る。
【0008】本発明の目的は、このような欠点を解決し
たものであって、従来の携帯性を維持するために画面サ
イズを変えることなく、情報を拡大して見ることが可能
となり、視認性の向上がはかれるとともに、また、見え
る情報のサイズが変わらないように、ディスプレイの解
像度を上げることにより、情報量の向上をはかったタッ
チパネルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスプレイ
の表示面に配置され、所定の隙間で対向する面が電極を
なす上部基材および下部基材からなる光透過型のタッチ
パネルにおいて、前記下部基材の前記ディスプレイと対
向する面が凸面形状をなすことを特徴とする。また、こ
のタッチパネルにおいて、下部基材の凸面部に密接する
補助部材を備えてもよく、補助部材とディスプレイ面と
を密接させてもよい。そして、補助部材の屈折率は下部
基材の屈折率よりも小さいことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、前記下部基材の前記デ
ィスプレイと対向する面が凹面形状をなし、かつこの凹
面部に密接する補助部材を備えることを特徴とする。ま
た、補助部材とディスプレイ面とを密接させてもよい。
そして、補助部材の屈折率は下部基材の屈折率よりも大
きいことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示す
断面図である。なお、以下に説明する図中の符号につい
ては、従来例とその形状および機能が変わらないもの
は、図4(従来例)の符号と同じものを用いた。
【0012】図1を参照すると、本実施例は、基本的な
構成として、図4に示した従来の抵抗膜式タッチパネル
と同様に、一方の面に下部電極1を有する下部基材8
と、同様に上部電極3を有する上部基材4とが、互いに
電極面が向かい合うように構成され、それらは所定の隙
間を保持するように周囲が接着されている。また、電極
面同士が誤接触するのを防ぐために、隙間には絶縁物か
らなる複数のスペーサ5が配設されている。さらに、上
部と下部基材とを接着した接着部6は、引き回し用配線
のスペースも兼ね備えている。
【0013】そして、本実施例では、下部基材8のディ
スプレイ7と対向する側が凸面形状をなすように形成さ
れている。これにより、ディスプレイ7に表示された絵
や文字などの情報は、その表面に配置されたタッチパネ
ルの上部基材4および下部基材8を透過して視認できる
とともに、下部基材8の虫眼鏡効果によって、ディスプ
レイ7の表示内容を拡大して見ることができる。
【0014】しかし、本実施例の場合は、実装時におけ
るディスプレイ7の表面にタッチパネルを貼り合わせる
際に、下部基材の裏面が凸面になっているため、各々を
水平に保つことがやや困難である。そのため、水平な取
り付けを簡単に実現する方法として、次の実施例が考え
られる。
【0015】続いて、本発明の別の実施の形態について
説明する。図2は、本発明の別の実施の形態を示す断面
図である。図2を参照すると、本実施例は、図1に示す
下部基材8の裏面(凸面)に、対向面が凹面をなす補助
基材9を貼り合わせ密着させた構成である。この構成の
場合は、下部基材8のレンズ効果を損なわないために、
補助基材9の材質の屈折率を下部基材8の材質の屈折率
よりも小さく、可能な限り空気の屈折率に近づけること
が望ましい。
【0016】また、図2において、補助基材9とディス
プレイ7との間の空気層をなくすために、ディスプレイ
7の表面に直接タッチパネルを密接させてもよい。しか
し、この場合は、補助基材9の屈折率が空気の屈折率よ
りも大きいため、補助基材面での光の反射を抑えられる
という利点があるが、ディスプレイ7の表面部に対する
無理な加圧を防ぐために、補助基材9の材質を柔軟性の
あるものにすることが望ましい。
【0017】図3は、本発明のさらに別の実施の形態を
示す断面図である。図3を参照すると、本実施例は、下
部基材10のディスプレイ7に対向する側を凹形形状、
すなわち凹レンズ状とするとともに、この凹面部に、対
向面が凸面をなす補助基材11を貼り合わせ密着させた
構成である。この場合は、補助基材11の屈折率が下部
基材10の屈折率よりも小さいと、ディスプレイ7の表
示内容が小さくなるため、補助基材11には、下部基材
10よりも屈折率の大きい材質を使用する必要がある。
【0018】また、この状態では補助基材11の屈折率
と空気の屈折率との差が大きくなるため、補助基材11
の裏面での光反射が強くなり、ディスプレイ7の表示が
見えにくくなる恐れがあるが、これを改善する方法とし
ては、ディスプレイ7の表面に直接タッチパネルを密接
させる構成にするか、もしくは補助基材11の裏面(デ
ィスプレイ7と対向する面)に無反射加工等を施す方法
などが考えられる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタッチパネ
ルは、ディスプレイのサイズや装置外形を変えることな
く、表示内容のみを拡大して見ることができるという効
果がある。また、表示内容を拡大する代わりに、情報量
を多くすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図4】従来のタッチパネル(抵抗膜式タッチパネル)
の構成を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 下部電極 2,8,10 下部基材 3 上部電極 4 上部基材 5 スペーサ 6 接着部 7 ディスプレイ 9,11 補助基材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイの表示面に配置され、所定
    の隙間で対向する面が電極をなす上部基材および下部基
    材からなる光透過型のタッチパネルにおいて、前記下部
    基材の前記ディスプレイと対向する面が凸面をなすこと
    を特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
    下部基材の凸面部に密接する補助部材を備えることを特
    徴とするタッチパネル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタッチパネルにおいて、
    補助部材とディスプレイ面とを密接させたことを特徴と
    するタッチパネル。
  4. 【請求項4】 補助部材の屈折率は下部基材の屈折率よ
    りも小さいことを特徴とする請求項2または3記載のタ
    ッチパネル。
  5. 【請求項5】 ディスプレイの表示面に配置され、所定
    の隙間で対向する面が電極をなす上部基材および下部基
    材からなる光透過型のタッチパネルにおいて、前記下部
    基材の前記ディスプレイと対向する面が凹面をなし、か
    つこの凹面部に密接する補助部材を備えることを特徴と
    するタッチパネル。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のタッチパネルにおいて、
    補助部材とディスプレイ面とを密接させたことを特徴と
    するタッチパネル。
  7. 【請求項7】 補助部材の屈折率は下部基材の屈折率よ
    りも大きいことを特徴とする請求項5または6記載のタ
    ッチパネル。
JP2000151900A 2000-05-23 2000-05-23 タッチパネル Withdrawn JP2001331276A (ja)

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