JP2012048274A - 入力装置及びそれを備えた表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用環境の変化や、経時的な変化が生じた場合においても、第1の基材と第2の基材との間の空隙を維持することができ、ニュートンリングの発生を抑えることが可能な入力装置及びそれを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の入力装置10は、一方の面に第1の抵抗膜21が形成された第1の基材20と、前記第1の抵抗膜21に対面する第2の抵抗膜23が形成された第2の基材22と、座標位置を入力する入力領域25を挟んで、前記入力領域25を囲む非入力領域26に形成された一対の第1の支持部30とを有し、前記第1の基材20と前記第2の基材22とは、互に空間を設けて前記第1の支持部30を介し貼り合わされ、少なくとも一方の前記第1の支持部30は、前記一方の面からの高さが、前記第1の支持部30の長手方向両端部より長手方向中間部において高くなるように形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置及びそれを備えた表示装置に関し、特に環境の変化や経時的変化が生じた場合でもニュートンリングの発生を抑制することが可能な入力装置及びそれを備えた表示装置に関する。
入力装置は、携帯機器やゲーム機器等において、表示画面上を直接指やペン形状の器具を用いて触れることにより、表示された情報の選択やデータの入力を行えるように、表示画面上に重ねて配置されている。表示素子により表示された画像は入力装置を通して視認されるため、入力装置の性能の一つとして視認性が高いことが求められている。
入力装置の動作方式及び入力方式として様々なものが挙げられるが、例えば特許文献1に示されるような抵抗膜式タッチパネルが広く用いられている。
図11は、特許文献1に示される第1の従来例である入力装置110の断面図である。第1の従来例の入力装置110は抵抗膜式タッチパネルを構成し、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの柔軟な透明樹脂フィルムを有する上部基材120と、ガラスまたは樹脂を有する下部基材121とを備える。上部基材120及び下部基材121の表面にはそれぞれ、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明な上部抵抗膜122及び下部抵抗膜123が形成されている。そして、これら2枚の基材を、スペーサ160で間隔を設けて透明抵抗膜どうしが対向するように配置された構成となっている。
従来の入力装置110では、図11に示すように上部基材120と下部基材121とが平行に配置された構成になっている。そのため、高温高湿条件下での使用や長期間の使用による経時変化、繰り返しの押圧操作等により、入力面側の透明樹脂フィルム(上部基材120)が撓んでしまうと、上部基材120と下部基材121とのギャップが部分的に狭くなり、いわゆるニュートンリングが発生することが知られている。ニュートンリングが発生すると、表示画像の視認性が低下し、円滑で快適な入力操作が困難になる。
このようなニュートンリング対策として、上部基材120を全体的に上に凸の形状になるように貼り合わせることにより、上部基材120と下部基材121との間に所定の空隙が保たれるようにする構成が知られている。このような構成のタッチパネルは、例えば特許文献2及び特許文献3に記載されている。
特開2005−173970号公報 特開2002−196886号公報 特開2002−207571号公報
特許文献2に記載されている、第2の従来例である入力装置111の断面図を図12に示す。第2の従来例である入力装置111では、下部基材121の外縁に沿って周回するように内側の粘着材塗布堤161と外側の粘着材塗布堤162とがスクリーン印刷法により形成されており、内側を周回する粘着材塗布堤161の高さが、外側を周回する粘着材塗布堤162の高さよりも高くなっている。このような内側の粘着材塗布堤161及び外側の粘着材塗布堤162を用いて上部基材120と下部基材121とを粘着固定することにより、上部基材120が全体的に上側に凸となる形状で固定される。
しかし、第2の従来例における入力装置111は、上側に向かい凸曲面を有する上部基材120の下部の領域のみを内側の粘着材塗布堤161及び外側の粘着材塗布堤162で固定しており、上部基材120と下部基材121との空隙が大きくなった部分は支持されていない。そのため、使用環境の変化や経時変化により上部基材120に撓みが生じた場合や内側の粘着材塗布堤161及び外側の粘着材塗布堤162の粘着力が変化した場合、上部基材120と下部基材121との空隙が狭くなりニュートンリングが発生し易くなるという課題がある。さらに、内側の粘着材塗布堤161及び外側の粘着材塗布堤162をスクリーン印刷により形成しているため、幅、高さを任意に制御することが難しいという課題がある。
特許文献3に記載されている、第3の従来例である入力装置112の断面図を図13に示す。第3の従来例における入力装置112では、下部基材121の外縁にシール部171が周回して形成されており、シール部171のコーナー部において、シール部171よりも内方にトランスファー部172を設け、シール部171の高さよりもトランスファー部172の高さが高くなるように形成されている。このシール部171及びトランスファー部172によって、上部基材120と下部基材121とが接着され、上部基材120が全体的に上側に凸の形状となっている。
第3の従来例の入力装置112においても、凸曲面を有する上部基材120の下部領域のみをシール部171及びトランスファー部172で固定しており、上部基材120と下部基材121との空隙が大きくなった部分は支持されていない。このため、使用環境の変化や、経時変化により上部基材120に撓みが生じると、上部基材120と下部基材121との間の空隙が狭くなり、ニュートンリングが発生し易くなる。
本発明の入力装置は、一方の面に第1の抵抗膜が形成された第1の基材と、前記第1の抵抗膜に対向する第2の抵抗膜が形成された第2の基材と、座標位置情報を入力する入力領域を挟んで、前記入力領域を囲む非入力領域に形成された一対の第1の支持部とを有し、前記第1の基材と前記第2の基材は透光性の材料で形成され、前記第1の基材と前記第2の基材とは互に空間を設けて、一対の前記第1の支持部を介して貼り合わされ、少なくとも一方の前記第1の支持部は、前記一方の面からの高さが、前記第1の支持部の長手方向両端部より、前記第1の支持部の長手方向中間部において高くなるように形成されたことを特徴とする。
このような構成の入力装置によれば、第1の支持部の長手方向両端部で支持された領域に比べ、第1の支持部の長手方向中間部で支持された領域において、第1の基材と第2の基材との空隙が大きくなるように第1の基材と第2の基材とが第1の支持部を介して貼り合わされるため、第1の基材と第2の基材との間に所定の空隙を確保できニュートンリングの発生を防ぐことが可能である。
さらに、このような構成の入力装置によれば、第1の基材と第2の基材との間に所定の空隙を確保でき、かつ、第1の基材と第2の基材との間の空隙が小さい領域から第1の基材と第2の基材との間の空隙が大きい領域まで、第1の支持部に沿って第2の基材が支持されるため、第1の基材と第2の基材との間の空隙が確実に、かつ精度良く形成される。これにより、温度、湿度等の使用環境の変化や、経時的な変化があった場合においても、第1の基材と第2の基材との間の空隙を維持することができ、ニュートンリングの発生を抑えることが可能である。
本発明の入力装置は、一対の前記第1の支持部の両方が、前記第1の支持部の長手方向両端部より、前記第1の支持部の長手方向中間部において、前記一方の面からの高さが高くなるように形成されたことを特徴とする。
これによれば、より確実に、かつ精度良く第1の基材と第2の基材との空間を維持でき、使用環境の変化や、経時的な変化が生じた場合においても、ニュートンリングの発生を抑制できる。
また、本発明の入力装置は、前記第1の支持部が、前記第1の基材と一体に成形されたことを特徴とする。
このような構成の入力装置によれば、第1の支持部を第1の基材と一体成形することで第1の支持部の高さ及び形状を精度良く形成することができる。さらに第1の基材と第1の支持部とを固設するための粘着材も不要であり、第1の基材と第1の支持部との接合部が劣化しないため、耐候性に優れた入力装置を提供できる。また、第1の基材と第1の支持部とを接着するための粘着材を省くことが可能となり、製造工程においても第1の支持部を第1の基材に固設する工程を省くことができる。これにより、コストアップすることなくニュートンリングが発生しない入力装置を提供することができる。
また、本発明の入力装置は、前記第1の支持部の長手方向に沿った断面形状が、前記第2の基材に対峙して曲線を有していることを特徴とする。
このような構成の入力装置によれば、入力面を構成する第2の基材が滑らかな曲面を有し、第1の支持部を介して第1の基材と貼り合わされる。従って、入力装置の使用時に入力操作で加えられる押圧が局所的に集中することを防ぐことができ、繰り返しの入力操作に対してニュートンリングの発生を抑えることが可能である。また、入力面が滑らかな曲面であり外部から見た時に良好な視認性を得られる。
また、本発明の入力装置は、前記第1の支持部の長手方向に沿った断面形状が、前記第2の基材に対峙して前記一方の面と平行な直線を有して形成することも可能である。
このような構成の入力装置によれば、第1の基材と第2の基材との空隙を維持しながら、入力装置の入力面を構成する第2の基材の表面を平坦にして第1の基材と貼り合わせることが可能になるため、ニュートンリングの発生を抑えながら、スムーズな入力操作を行うことが可能となる。
また、本発明の入力装置は、前記入力領域が略矩形状であり、一対の前記第1の支持部が前記入力領域の両長辺にそれぞれ沿って形成することも可能である。
このような構成によれば、第2の基材を支持する領域を大きくでき、かつ1対の第1の支持部どうしの間隔が小さくなるため、より確実に第1の基材と第2の基材との間の空隙を維持することができ、ニュートンリングの発生を抑えることが可能である。
本発明の入力装置は、前記第1の基材の前記非入力領域において、粘着層を介し前記第1の基材と前記第2の基材とを接着する平坦な領域が形成されてもよい。
このような様態によれば、ニュートンリングの発生を抑える空隙を確保しつつ、入力装置使用時の押圧操作における抵抗感を小さくすることができるため、良好な視認性と快適な操作性を有する入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記入力領域を囲むように、1対の前記第1の支持部と1対の第2の支持部とがそれぞれ対向して前記非入力領域に形成され、前記第2の支持部は、前記第1の支持部の長手方向と交叉する方向に前記第2の支持部の長手方向を有し、前記第2の支持部の高さが、前記非入力領域の外方から前記入力領域に向かい高くなるように形成されており、前記第1の支持部及び前記第2の支持部を介し、前記第1の基材と前記第2の基材とが貼り合わされたことを特徴とする。
このようにすれば、第1の支持部に加えて第2の支持部によっても、第1の基材と第2の基材との間の空隙を支持する構成となるため、例えば、入力装置を操作する入力領域が大きく第2の基材の撓みが発生しやすいような構造の入力装置であっても、第1の基材と第2の基材との間の空隙を確保することができ、ニュートンリングの発生を防ぐことが可能である。
本発明の入力装置は、前記第2の支持部が、前記第1の基材と一体に成形されたことを特徴とする。
このような構成の入力装置によれば、コストアップすることなく、より確実に第1の基材と第2の基材との空隙を維持することができ、温度、湿度等使用環境の変化や、経時的な変化があった場合においてもニュートンリングが発生しない入力装置を提供することができる。
本発明の表示装置は、上記のいずれかの構成の入力装置と、前記第1の基材と対向し配置された表示素子とを有し構成されており、前記第1の基材と前記第2の基材との両方の基材が透光性の材料で形成することができる。
このような表示装置によれば、入力装置においてニュートンリングが発生しないため、入力装置を通して表示素子の表示画像を見た場合に良好な視認性が得られる。また、温度、湿度などの使用環境の変化や、経時変化などが生じた場合においても、ニュートンリングの発生を抑えられ、優れた視認性を長期間継続することが可能である。
本発明の入力装置によれば、第1の基材と第2の基材との間に所定の空隙を確保できニュートンリングの発生を防ぐことが可能である。また、本発明の入力装置によれば、温度、湿度等の使用環境の変化や、経時的な変化が生じた場合においても、第1の基材と第2の基材との間の空隙を維持することができ、ニュートンリングの発生を抑えることが可能である。
本発明の表示装置によれば、入力装置においてニュートンリングが発生しないため、入力装置を通して表示素子の表示画像を見た場合に良好な視認性が得られる。また、温度、湿度などの使用環境の変化や、経時変化などが生じた場合においても、ニュートンリングの発生を抑えられ、優れた視認性を長期間継続することが可能である。
第1の実施形態における入力装置の分解斜視図である。 第1の実施形態における入力装置の平面模式図である。 第1の実施形態における、図2のIII−III線で切断した入力装置の断面図である。 第1の実施形態における、図2のIV−IV線で切断した入力装置の断面図である。 第1の実施形態の入力装置における、第1の支持部の変形例を示す断面図である。 第2の実施形態における入力装置の分解斜視図である。 第2の実施形態における入力装置の平面模式図である。 第2の実施形態における、図7のVIII−VIII線で切断した入力装置の断面図である。 第3の実施形態における入力装置の分解斜視図である。 第4の実施形態における表示装置を示す断面図である。 従来例の入力装置を示す断面図である。 第2の従来例の入力装置を示す断面図である。 第3の従来例の入力装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせて示してある。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における入力装置10の分解斜視図である。図2には、第1の実施形態の入力装置10における平面模式図を示す。図3及び図4にはそれぞれ、入力装置10において図2に示すIII−III線及びIV−IV線で切断した、第1実施形態の入力装置10の断面図を示す。
図1及び図2に示すように、本実施形態の入力装置10における第1の基材20は、位置情報を入力する入力領域25と、入力領域25の周囲に配置された非入力領域26とを有する。第1の基材20の少なくとも入力領域25には第1の抵抗膜21が形成され、入力領域25の1対の対向する第1の外縁に沿って、それぞれ第1の支持部30が非入力領域26に形成されている。また、図3に示すように、第1の支持部30は入力領域25の第1の外縁に沿った方向の中央部で高さが高く、両端部に向かい低くなるようなアーチ状の曲面を有しており、第2の基材22は、第1の支持部30の曲面に沿って、粘着材40(図1では図示しない)により貼り合わされている。
また、図1及び図4に示すように、第1の基材20は全体的に平坦な面を有しているため、第1の基材20と第2の基材22との空隙は第1の支持部の形状にならって、第1の支持部30の長手方向中央部で空隙が大きく、第1の支持部30の長手方向の両端部にそれぞれ向かい空隙が小さくなるように構成される。
また、図4に示すように、第2の基材22の下面には第1の基材20に形成された第1の抵抗膜21と対面するように第2の抵抗膜23が形成され、第1の基材20と第2の基材22とは空隙を設けて対向配置されている。本実施形態の入力装置10は、いわゆるアナログ抵抗膜式タッチパネルを構成する。
第1の基材20及び第2の基材22の非入力領域26には、第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜23からの電気信号を取り出すための電極、電気配線部、及び外部回路と接続するための接続部が形成されている。電極、電気配線部、接続部はいずれも図示しない。
第1の基材20は、可視光領域で透光性を有するPC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PES(ポリエーテルスルフォン)、ノルボルネン樹脂等の樹脂を用い、厚みが0.5mmから1.5mm、例えば1.0mm程度で形成されればよい。第2の基材22は、透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂で形成され、厚みが100μmから200μm程度、例えば厚み170μmの可撓性を有するフィルム状の材料が好ましい。また、第1の基材20と第2の基材22との対向する面にそれぞれ形成された第1の抵抗膜及21及び第2の抵抗膜23は、可視光領域で透光性を有するITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性材料を用い形成される。第1の抵抗膜21及び第2の抵抗膜23は、厚みが0.01μmから0.05μm、例えば0.02μm程度であり、スパッタ法や蒸着法により形成される。
第2の基材22と第1の支持部30との接着には、透明なアクリル樹脂系の粘着材40が用いられる。
アナログ抵抗膜式タッチパネルの操作は、メニュー項目の選択や、座標位置の入力などにおいて、入力面を構成する第2の基材22の表面をペン型の入力器具や指により押圧する。その押圧操作により第2の基材22が湾曲し、第1の基材20と第2の基材22の表面にそれぞれ形成された第1の抵抗膜21と第2の抵抗膜23とが電気的に接触し、各抵抗膜に印加された電圧の変化を読み取り入力位置座標を検知する。
第2の基材22は、入力操作時の抵抗感が少なくなるように柔軟性のあるフィルム状の材料が用いられるため、従来のタッチパネルでは、温度、湿度などの使用環境が変化した場合や、繰り返しの入力操作、長期的な経時変化等により、フィルムが撓みやすくなるため、第1の基材20と第2の基材22との間の距離が部分的に狭くなりニュートンリングが発生する問題があった。
本実施形態の入力装置10によれば、第1の基材20と第2の基材22との空隙が、第1の支持部30の長手方向中央部で大きく、第1の支持部30の長手方向両端部にそれぞれ向かい小さくなっている。互に対面する第1の基材20と第2の基材22との空隙が大きい領域で、例えば150μmから500μm程度の空隙になるように形成される。これにより、第2の基材22が可撓性のフィルム状材料であり第2の基材22が撓んだ場合においても、ニュートンリングが発生しない十分な大きさの空隙が確保できるため、ニュートンリングの発生を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態の入力装置10では、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙が小さい領域から最も大きい領域まで、第1の支持部30に沿って第2の基材22が接着、固定されることにより、温度、湿度などの使用環境の変化や経時変化が生じた場合においても、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙が確保されニュートンリングの発生を抑えられる。また、第2の基材22はアーチ状の曲面を有していることから、第2の基材22に加わる鉛直方向の応力が第2の基材22の内部で圧縮力に変換されるため、曲げや撓みに強い構造となっている。このため、繰り返しの押圧操作に対しても撓みが発生しにくく、ニュートンリングの発生による視認性の低下を抑制することができる。
また、第1の支持部30は、第1の基材20と共通の樹脂材料を用い、第1の基材20と一体で樹脂成形により製造することが望ましい。これにより、第1の支持部30の高さ、形状を精度良く形成することができ、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙を所望の大きさに形成できる。また、従来の抵抗膜式タッチパネルで必要であった、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙を設けるための絶縁スペーサ等の部材が不要になり、タッチパネルの組み立て工程も簡略化できるため、ニュートンリングの発生を抑え、かつ、コストダウンが可能になる。
本実施形態において、第1の基材20及び入力領域25は矩形状に形成されており、1対の第1の支持部30は入力領域25の1対の両長辺に沿って非入力領域26にそれぞれ形成されている。これによれば、第2の基材22を支持する第1の支持部30の長さをより長くできるため、第2の基材22をより確実に支持することが可能である。
また、第1の基材20の1対の両短辺にそれぞれ臨む領域は平坦に形成されており、この領域において第1の基材20と第2の基材22とが粘着材40(図1では図示しない)によって接着される。これによれば、入力装置10の入力面を押圧する際の抵抗感を小さくすることができるため、快適な操作性が得られる。
本実施形態においては、第1の支持部30が、長手方向に沿って第2の基材22に向かいアーチ状の曲面を有しているが、この形状に限らず、図5に示す、第1の実施形態の入力装置10における第1の支持部30の変形例のように、第1の支持部30の長手方向に沿って、第1の基材20と平行に形成された面を有することも可能である。
このような形態であれば、第1の支持部30に貼り合わされた第2の基材22が平坦な面を有するため、入力装置10の入力面(第2の基材22の表面)が平坦に形成される。入力装置10の操作は、入力面を指などで押圧操作することにより、位置情報の入力やメニューの選択を行うため、入力面が平坦であることで、入力操作をスムーズに行うことが可能となる。
本実施形態においては、入力領域25の両長辺に沿った非入力領域26にそれぞれ第1の支持部30を設けているが、これに限らず、両短辺に設けても同様な効果が得られる。
<第2の実施形態>
図6には、第2の実施形態における入力装置10の分解斜視図を、図7には入力装置10の平面模式図をそれぞれ示す。図6、図7に示すように、第2の実施形態の入力装置10における第1の基材20には、少なくとも入力領域25に第1の抵抗膜21が形成され、入力領域25の1対の対向する第1の外縁に沿った非入力領域26には、それぞれ第1の支持部30が、また第1の外縁と交叉する1対の第2の外縁に沿った非入力領域26にはそれぞれ第2の支持部31が形成されている。
図8には、入力装置10において図7のVIII−VIII線で切断した、第2の実施形態の入力装置10の断面図を示す。第2の実施形態の入力装置10においても、第1の基材20と第2の基材22とが空間を設けて配置され、それぞれの基材の表面に第1の抵抗膜21と第2の抵抗膜23とが対面するように形成された、アナログ抵抗膜式タッチパネルを構成する。
第2の実施形態の入力装置10における一対の第1の支持部30は、第1の基材20の入力領域25の1対の第1の外縁に沿って中央部の高さが高く、両端部で高さが低くなるような曲面を有している。また、第2の外縁に沿って形成された第2の支持部31は、第2の外縁に沿った方向の高さは第1の基材20の上面と平行になるように形成され、非入力領域26の外方から入力領域25に向かい高くなるように曲面を有し形成されている。第2の基材22は、粘着材40(図6では図示しない)を介して第1の支持部30及び第2の支持部31に接着され、第1の基材20との間に空隙を設けて配置される。また、第1の支持部30及び第2の支持部31に接着された第2の基材22の表面に段差が生じないように第1の支持部30と第2の支持部31の近接した部分の高さが段差なく形成されていることが好ましい。
第2の支持部31は、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPES(ポリエーテルスルフォン)、PC(ポリカーボネート)、ノルボルネン樹脂等のいずれかの材料により形成される。なお、第2の支持部31を除いた他の部分の構成、及び材料は第1の実施形態の入力装置10と同様である。
本実施形態においても、入力領域25の第1の外縁に沿った方向の第1の支持部30中央部において、第1の基材20と第2の基材22とで挟まれた空隙が大きく、第1の支持部30の端部にそれぞれ向かい空隙が小さくなっている。第1の基材20と第2の基材22との空隙が大きい領域において、例えば150μmから500μm程度の空隙が得られるように形成することが可能である。このため、第2の基材22に撓みが発生した場合も、第1の基材20と第2の基材22との間に十分な空間を確保できるので、ニュートンリングの発生を抑えることができる。
さらに本実施形態によれば、1対の第1の支持部30及び1対の第2の支持部31により、4辺で第1の基材20と第2の基材22とを支持する構成となる。したがって、使用環境の変化や、繰り返しの押圧操作、第2の基材の経時変化に対しても、確実に第1の基材20と第2の基材22との間の空隙を維持することが可能となる。また、より大きな面積の入力領域25が必要とされるような構成の入力装置10においても、本実施形態によれば、ニュートンリングの発生を防ぐことが可能となる。
第1の支持部30、第2の支持部31、及び第1の基材20はいずれも共通の樹脂材料を用い、一体で樹脂成型されることが望ましい。樹脂材料は、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPES(ポリエーテルスルフォン)、PC(ポリカーボネート)、ノルボルネン樹脂等を用いることができる。このようにすれば、第1の基材20と第1の支持部30及び第2の支持部31とを接着等により形成した場合に比べ、より強固に第2の基材22の曲面を支持し、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙を形成することが可能となる。
本実施形態では、第1の支持部30が、第2の基材22に向かって滑らかな曲面を有する形状であるが、第1の基材20と第2の基材22との間の空間を維持できる構成であればよい。図5に示したように、第1の支持部30は第2の基材22に向かい平坦な面を有する形状とすることも可能である。
<第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態である入力装置10の分解斜視図を示す。第3の実施形態の入力装置10では、第2の基材22と対向する第1の基材20の面が凹状の曲面を有しており、入力領域25の1対の対向する第1の外縁に沿った非入力領域26には、1対の第1の支持部30がそれぞれ形成されている。第1の支持部30の前記一方の面からの高さは、第1の支持部の長手方向中央部で高く、長手方向の端部に向かい低くなるよう形成される。第1の支持部30の、第1の基材20に向かい合う面は第1の基材20の凹曲面に沿った曲面を有し、第2の基材22に向かう面は平坦になるように形成されている。
第1の基材20と第2の基材22とは第1の支持部30及び粘着材40(図9では図示しない)を介し貼り合わされ、第1の基材20と第2の基材22との空隙は、第1の支持部30の長手方向中央部で広く、長手方向両端部に向かい狭くなる。本実施形態においても、第1の基材20と第2の基材22との空隙を確保することが可能であり、特に使用環境の変化や経時変化により第2の基材22に撓みが発生した場合においても、ニュートンリングの発生を防ぐことが可能である。
第1の実施形態及び、第2の実施形態においては、第1の基材20は平坦に形成され、第2の基材22が、第1の支持部30、または第1の支持部30と第2の支持部31とに沿った曲面を有する構成であった。それに対し、本実施形態では入力面を構成する第2の基材22が全体に平坦に形成されているため、入力装置10の入力操作時における抵抗感を小さくでき、入力操作を快適に行うことが可能となる。
また、第2の基材22が平坦な状態で形成出来るため、第2の基材22には、PET等のフィルム状の樹脂材料の他に、薄板状に加工したガラスを使用することも可能である。一般的にガラスの光透過率は樹脂材料に比べ高いため、視認性の良い入力装置を得ることが出来る。
本実施形態において、第1の支持部30と第1の基材20とは共通の樹脂材料を用い、一体で樹脂成形により製造することが望ましい。これにより、第1の支持部30の高さ、及び第1の基材20の凹曲面の形状を精度良く形成することができ、第1の基材20と第2の基材22との間の空隙を所望の大きさに形成できる。
<第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態である表示装置11の断面図である。この表示装置11は、画像表示ユニットとして液晶表示ユニット12を用い、その前面に配設された上記第1の実施形態で示した入力装置10とを備えて構成されている。入力装置10と液晶表示ユニット12とは、筐体50により互に離間して固定されている。ただし、入力装置10と液晶表示ユニット12との固定には、筐体50を用いずに、支持部材を用いる方法や、粘着テープにより周囲を固定する方法等でも良い。
液晶表示ユニット12は、互いに対向して配置された上基板56と、下基板57との間に、シール材55で封止された液晶層53を挟持しており、上基板56と下基板57との互に対向する面には、それぞれ電極や配向膜などからなる上部液晶制御層51、下部液晶制御層52が形成されている。また、下基板57の内面側(液晶層53側)には、アルミニウムや銀等の高反射率の金属薄膜からなる反射層54が形成されている。
上記液晶表示ユニット12は反射型とされており、外部から入射した外光を反射層54により反射させて表示を行うようになっている。なお、液晶表示ユニット12は反射型に限らず、バックライトを設けた透過型タイプの液晶表示ユニット12を用いてもよい。また、液晶表示ユニット12に限らず、画像表示ユニットとしてエレクトロルミネッセンス(EL)表示ユニットを用いてもよい。
このような構成の表示装置11によれば、液晶表示ユニット12により画像表示を行うことができ、入力装置10を通して画像を見ることが可能である。また、入力装置10の入力面(第2の基材22の表面)を指またはペン形状の入力器具により押圧することにより、座標入力ができるようになる。従って、例えば液晶表示ユニット12に表示されたメニュー項目などのオブジェクトを選択する操作を行う場合には、入力面(第2の基材22の表面)のオブジェクトの表示位置に対応する場所を、指またはペン形状の入力器具により押圧することで選択動作を行うことができる。
本実施形態の表示装置11によれば、入力装置10にニュートンリングが発生しないため、外部から液晶表示ユニット12の表示画像を見た時に良好な視認性が得られることから、快適に入力操作を行うことができる。また、表示機器11は屋外など様々な環境で使用される場合もあるが、温度、湿度など使用環境の変化が発生した場合や、長期間使用した場合においても、入力装置10においてニュートンリングの発生を抑えることができ、入力装置10を通して液晶表示ユニット12の表示画像を見た場合に良好な視認性を得られる。
なお、図10に示す第3の実施形態における表示装置11では、第1の実施形態で示した入力装置10を備え構成されているが、これに限らず、本発明のいずれかの形態の入力装置10を備え構成すれば、同様の効果が得られる。
10、110、111、112・・・入力装置、
11・・・表示装置、 12・・・液晶表示ユニット、
20・・・第1の基材、 21・・・第1の抵抗膜、
22・・・第2の基材、 23・・・第2の抵抗膜、
25・・・入力領域、 26・・・非入力領域
30・・・第1の支持部、 31・・・第2の支持部、
40・・・粘着材、
50・・・筐体、 51・・・上部液晶制御層、 52・・・下部液晶制御層、
53・・・液晶層、 54・・・反射層、 55・・・シール材、
56・・・上基板、 57・・・下基板、
120・・・上部基材、 121・・・下部基材、
122・・・上部抵抗層、123・・・下部抵抗層、
150・・・上側配線部、151・・・下側配線部、
160・・・スペーサ、 161・・・粘着材塗布堤、 162・・・粘着材塗布堤
163・・・絶縁層、
171・・・シール部、 172・・・トランスファー部、

Claims (10)

  1. 一方の面に第1の抵抗膜が形成された第1の基材と、
    前記第1の抵抗膜に対向する第2の抵抗膜が形成された第2の基材と、
    座標位置情報を入力する入力領域を挟んで、前記入力領域を囲む非入力領域に形成された一対の第1の支持部と、を有し、
    前記第1の基材と前記第2の基材は透光性の材料で形成され、
    前記第1の基材と前記第2の基材とは、互に空間を設けて一対の前記第1の支持部を介して貼り合わされ、
    少なくとも一方の前記第1の支持部は、前記一方の面からの高さが、前記第1の支持部の長手方向両端部より、前記第1の支持部の長手方向中間部において高くなるように形成されたことを特徴とする入力装置。
  2. 一対の前記第1の支持部の両方が、前記第1の支持部の長手方向両端部より、前記第1の支持部の長手方向中間部において、前記一方の面からの高さが高くなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記第1の支持部が、前記第1の基材と一体に成形されたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記第1の支持部の長手方向に沿った断面形状が、前記第2の基材に対峙して曲線を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. 前記第1の支持部の長手方向に沿った断面形状が、前記第2の基材に対峙して前記一方の面と平行な直線を有していることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 前記入力領域が略矩形状であり、一対の前記第1の支持部が前記入力領域の両長辺にそれぞれ沿って形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の入力装置。
  7. 前記第1の基材の前記非入力領域において、粘着層を介し前記第1の基材と前記第2の基材とを接着する平坦な領域が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 前記入力領域を囲むように、1対の前記第1の支持部と1対の第2の支持部とがそれぞれ対向して前記非入力領域に形成され、
    1対の前記第2の支持部は、前記第1の支持部の長手方向と交叉する方向に長手方向を有し、
    前記第2の支持部の高さが、前記非入力領域の外方から前記入力領域に向かい高くなるように形成されており、
    前記第1の支持部及び前記第2の支持部を介し、前記第1の基材と前記第2の基材とが貼り合わされたことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の入力装置。
  9. 前記第2の支持部が、前記第1の基材と一体に成形されたことを特徴とする、請求項8に記載の入力装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の入力装置と、
    前記第1の基材と対向し配置された表示素子とを有し構成されており、
    前記第1の基材と前記第2の基材との両方の基材が透光性の材料で形成されたことを特徴とする表示装置。
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