JP2001330978A - 電子写真感光体及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体及び電子写真装置

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JP2001330978A
JP2001330978A JP2000150140A JP2000150140A JP2001330978A JP 2001330978 A JP2001330978 A JP 2001330978A JP 2000150140 A JP2000150140 A JP 2000150140A JP 2000150140 A JP2000150140 A JP 2000150140A JP 2001330978 A JP2001330978 A JP 2001330978A
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Kunimasa Kawamura
邦正 河村
Toshiyuki Ebara
俊幸 江原
Tetsuya Karaki
哲也 唐木
Hironori Owaki
弘憲 大脇
Masaya Kawada
将也 河田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング時のトナー付着を防止して、良
好な画像形成を達成したSi感光体並びに画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 10μm×10μmの範囲における表面
粗さRaが6nm未満の導電性基体301上にa−Si
を含む光導電層302が成膜形成され、光導電層302
の10μm×10μmの範囲における表面粗さRaは1
5nm以上100nm以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアモルファスSiを
含む感光層および表面保護層を順次積層してなる感光
体、ならびに本発明の感光体を具備した電子写真装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンターなど
の電子写真装置では、表面に光導電体層が設けられた感
光体の外周面を一様に帯電させ、ついで被複写体の被複
写像を露光させることにより前記感光体の外周面上の静
電潜像を形成し、さらに該感光体上にトナーを付着させ
ることでトナー像を形成し、これを複写用紙などに転写
させて複写が行なわれる。
【0003】このようにして電子写真装置で複写を行な
ったのちには、感光体の外周面上にトナーが一部残留す
るため、該残留トナーを除去する必要がある。かかる残
留トナーの除去は、クリーニングブレード、ファーブラ
シ、マグネットブラシ等を用いたクリーニング工程によ
って行なわれるのが一般的である。
【0004】しかしながら、近年印刷画像の高画質化の
ために、従来よりも平均粒径の小さいトナーが用いられ
るようになり、上記のクリーニング工程においても残留
トナーの除去が難しく、複写を繰り返した結果、該残留
トナーが感光体表面に固着し、白地画像に黒点状の画像
欠陥が発生するトナー付着という問題があった。
【0005】上記の問題を解決するための対策として、
特開平9−297420号公報に開示されているよう
に、アモルファスSiを感光層とした感光体において、
該感光層を成膜形成する導電性基体表面を切削或いは回
転ボールミル装置でもってあらかじめ粗しておく方法が
提案され、基体表面は表面粗さ計により測定した巨視的
な表面粗さの値で規定されている。
【0006】また、特開平8−129266号公報にお
いては、表面粗さRaの値が規定されているが、これは
導電性基体の加工形状を規定するものであり、基体表面
は表面粗さ計により測定した巨視的な表面粗さの値で規
定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
電子写真装置のデジタル化の進展に伴い、単一波長を主
とする光源による潜像形成が主流になりつつある。その
結果、基体をあらかじめ切削しておく前記提案の方法で
は、基体形状に起因する干渉模様が印刷画像上に発生し
てしまうという問題点があった。また、導電性基体の表
面をあらかじめ粗しておく工程を新たに設けることはコ
スト高につながるため好ましくなかった。逆に、干渉模
様の発生しない範囲の粗さで基体を加工するとトナー付
着を十分に抑制できないことが問題となった。
【0008】そこで、本発明者らが鋭意研究を重ねた結
果、トナー付着防止の効果は必ずしも表面粗さ計により
測定した巨視的な基体表面粗さによって決まらず、むし
ろアモルファスSi膜固有の微視的な表面粗さが効いて
いることを見出した。
【0009】したがって本発明は上記知見により完成さ
れたものであり、その目的はクリーニング時のトナー付
着を防止して、良好な画像形成を達成した感光体並びに
画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、上述の問題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、導電性基体上に少
なくともアモルファスSiを含む感光層および表面保護
層を順次積層してなる感光体においては、10μm×1
0μmの範囲における表面粗さRaが15nm以上10
0nm以下であることにより、トナー付着を抑制できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】また、本発明者らは、上記の手法により感
光体の表面自由エネルギーを25mN/m以上49mN
/m以下とすることがトナー付着の抑制に有効であるこ
とを見出した。
【0012】ここで、本発明における巨視的な表面粗さ
とは、接触式表面粗さ計[株式会社小坂研究所製 サー
フコーダSE−3400]を用い、測定長1.25mm
において測定した表面粗さRzの値を指す。
【0013】一方、本発明における微視的な表面粗さと
は、原子間力顕微鏡(AFM)[Quesant社製
Q−Scope250]を用いて測定した表面粗さRa
の値を指し、微視的な表面粗さを高い精度で再現性良く
測定するためには、10μm×10μmの測定範囲での
結果であることが望ましい。
【0014】また、感光体の表面保護層と感光層の界面
組成を連続的に変化させることで、更に効果的にトナー
付着の抑制が出来ることを見出した。
【0015】更に、上記界面組成における分光反射率が
以下の式 波長450nmから650nmの範囲の光で、反射率
(%)の最小値をMinとし最大値をMaxとしたとき
0≦(Max−Min)/(Max+Min)≦0.
4 を満たすことが望ましい。
【0016】ここで、本発明による反射率とは、分光光
度計[大塚電子社製 MCPD−2000]を用いて測
定した反射率(百分率)の値をさす。概要を述べると、
まず、分光器の光源の分光発光強度I(0)を取り、次
いで感光体の分光反射光度I(D)を取り、反射率R=
I(D)/I(0)を求める。高い精度で再現性良く測
定するためには、曲率をもつ感光体に対して角度が一定
となるようにディテクターを治具で固定することが望ま
しい。
【0017】界面制御の具体例を図7に示す。同図
(a)が上記式の範囲外である「界面あり」の測定例、
同図(b)が本発明に係わる式を満たす「界面無し」の
測定例である。2本線があるのはそれぞれ表面保護層の
膜厚違いによる差であり、膜厚の差に応じてグラフ上左
右に波形が移動する。その最大値は波形の振幅に相当す
る為、界面ありは界面無しに比べ、単一波長固定で見た
場合、膜厚変動に対して反射率は大きく変動する。すな
わち、膜厚変動に対して大きく感度変動が生じる。
【0018】微細粗さにより生じる画像露光入射光路上
における実質的な表面保護層の膜厚むらが生ずる。この
膜厚むらにより界面ありの場合、界面無しの場合よりも
感度の変動が大きくなり、トナー付着の核となるカブ
リ、または画像の鮮鋭さを悪化させるものと考える。
【0019】本発明における表面自由エネルギーの値
は、以下に述べる理論に基づいて実測の上、算出した。
【0020】[表面自由エネルギー]以下、表面自由エ
ネルギーに付いて述べる。
【0021】感光体表面と残留トナーや異物等の付着
は、物理結合の範疇であり分子間力((ファンデルワー
ルス(van der Waals)力)が原因である。
【0022】その分子間力が最表面において起こす現象
として表面自由エネルギー(γ)がある。
【0023】物質の「濡れ」には、大別して3種類あ
る。物質1が物質2に付着する「付着濡れ」、物質1が
物質2上に広がる「拡張濡れ」、物質1が物質2に浸っ
たり、染み込む「浸漬濡れ」である。
【0024】付着濡れについて、 表面自由エネルギー(γ)と濡れ性に関して、Youn
gの式から物質1と物質2との関係は、下記のようにな
る。
【0025】
【数1】 γ1=γ2・cosθ12+γ12 ……………………………式(1) γ1 :物質1表面の表面自由エネルギー γ2 :物質2の表面自由エネルギー γ12:物質1/物質2の界面自由エネルギー θ12:物質1/物質2の接触角 上式において、画像形成装置内の感光体表面への異物や
水分等の付着を考える場合は、物質1を感光体、物質2
を異物とすればよい。
【0026】式(1)より、濡れ難くする、つまりθ12
を大きくする為には、感光体とトナーの濡れ仕事γ1
大きくし、γ2とγ12を小さくしてやる事が有効であ
る。
【0027】電子写真のクリーニング工程において、感
光体の表面自由エネルギーγ1を制御する事により、結
果として式(1)の右辺の付着状態を制御できる。
【0028】北崎 寧昭、畑 敏雄らは、日本接着協会
誌8(3)、131〜141(1972)で、界面自由
エネルギー(界面張力と同義)に関し、非極性な分子間
力について述べたForkesの理論に対し、さらに極
性、または水素結合性の分子間力による成分にまで拡張
できる事が示されている。
【0029】この拡張Forkes理論により、各物質
の表面自由エネルギーを2又は3成分で求める事ができ
る。下に、付着濡れの場合を例に3成分の理論について
記す。この理論は下記の如き仮定の基で成り立ってい
る。1.表面自由エネルギー(γ)の加算則
【0030】
【数2】 γ=γd+γp+γh …………………………………………式(2) γd:双極子成分(極性によるぬれ=付着)、 γp:分散成分(非極性のぬれ=付着)、 γh=水素結合成分(水素結合によるぬれ=付着) これをForkes理論に適用して、2つの物質の界面
自由エネルギーγ12は、下記の様になる。
【0031】
【数3】 γ12=γ1+γ2−(γ1d・γ2d)1/2 −2・(γ1p・γ2p)1/2 −2・(γ1h・γ2h)1/2 さらに、 γ12=[√(γ1d)−√(γ2d)]2+[√(γ1p)−√(γ2p)]2 +[√(γ1h)−√(γ2h)]2………………………………式(3) 表面自由エネルギーの測定方法は、p,d,hの表面自
由エネルギー各成分が既知の試薬を使用し、該試薬との
付着性を測定し、算出する事が出来る。具体的には、試
薬に純水、ヨウ化メチレン、α−ブロモナフタレンを使
用し、協和界面(株)製の接触角計CA−S ROLL
を使用して上記各試薬の感光体表面への接触角を測定
し、同社製表面自由エネルギー解析ソフトEG−11に
て表面自由エネルギーγを算出した。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、必要に応じて図面を参照し
つつ、本発明を詳細に説明する。
【0033】「本発明に係わるa−Si感光体」図1に
本発明に係わる電子写真感光体の一例における基体に積
層した機能層の部分断面図を示す。
【0034】本例の電子写真感光体は、図1(a)〜
(c)に示すように、例えばAl、ステンレス等の導電
性材料からなる基体301上に、光導電層302および
表面保護層303を順次積層したものである。尚、上記
においては特に説明していないが、これらの層の他に、
例えば反射防止層などの種々の機能層を必要に応じて設
けてもよい。
【0035】基体形状は電子写真感光体の駆動方式など
に応じた所望のものとしてよい。基体材質としては上記
Alやステンレスのような導電性材料が一般的である
が、例えば各種のプラスチックやセラミックス等、特に
は導電性を有しないものにこれら導電性材料を蒸着する
などして導電性を付与したものも用いることができる。
【0036】光導電層302としては、光導電性を有す
るものであれば、有機質のものでも、無機質のものでも
よいが、無機光導電体としては、例えばシリコン原子が
水素原子およびハロゲン原子を含む非晶質材料(「a−
Si(H,X)」と略記する)あるいはa−Se等が代
表的なものとして挙げられる。また、光導電層302の
層厚としては特に限定はないが、製造コストなどを考慮
すると15〜50μm程度が適当である。
【0037】表面保護層303は、a−SiC(H,
X),a−SiN(H,X)等で形成される。また、光
導電層302と表面保護層303の界面組成を連続的に
変化させ、当該部分の界面反射を抑制させるように制御
することが好ましい(図1(b),(c)参照)。
【0038】「本発明に係わるa−Si感光体成膜装
置」本発明に係わるa−Si感光体成膜装置の一例を以
下に示す。
【0039】本発明では、感光ドラムはa−Si感光体
としており、a−Si感光層を高周波プラズマCVD
(PCVD)法により成膜した。本発明で使用したPC
VD装置を図2に示す。図2に示す装置は、電子写真用
感光体の製造に使用する一般的なPCVD装置である。
このPCVD装置は、堆積装置30、原料ガス供給装置
及び排気装置(ともに図示せず)を備えて構成されてい
る。
【0040】堆積装置30には縦型の真空容器からなる
反応容器31を有し、この反応容器31内の周囲には内
には縦方向の原料ガス導入管33が複数本配設され、ガ
ス導入管33の側面には、長手方向に沿って多数の細孔
が設けられている。反応容器31内の中心には、螺旋状
に巻線したヒーター32が縦方向に延設され、感光体ド
ラムの基体となる円筒体42は、容器31内の上部の蓋
31aを開けて挿入され、ヒーター32を内側にして容
器31内に垂直に設置される。また、反応容器31の側
面の一方に設けた凸部34から高周波電力が供給され
る。
【0041】反応容器31の下部には、原料ガス導入管
33に接続された原料ガス供給管35が取り付けられ、
この供給管35は、供給バルブ36を介して図示しない
ガス供給装置に接続されている。また、反応容器31の
下部には排気管37が取り付けられ、この排気管37は
メイン排気バルブ38を介して図示しない排気装置(真
空ポンプ)に接続されている。排気管37には、他に真
空計39、サブ排気バルブ40が取り付けられている。
【0042】上記の装置を用いたPCVD法によるa−
Si感光層の形成は次のように行なわれる。まず、反応
容器31内に感光体ドラムの基体となる円筒体42をセ
ットし、蓋31aを閉じた後、図示しない排気装置によ
り容器31内を所定の低圧以下の圧力まで排気し、以後
排気を続けながら、ヒーター32により基体42を内側
から加熱して、基体42を20℃〜450℃の範囲内の
所定の温度に制御する。基体42が所定の温度に維持さ
れたら、所望の原料ガスをそれぞれの流量制御器(図示
せず)により調節しながら、導入管33を通って反応容
器31内に導入する。導入された原料ガスは反応容器3
1内を満たした後、排気管37を通って容器31外に排
気される。
【0043】このようにして、原料ガスが満たされた反
応容器31内が所定の圧力になって安定したことを真空
計39により確認したら、図示しない高周波電源(1
3.56MHzのRF帯域、または50〜150MHz
のVHF帯域、等)により、高周波を所望の投入電力量
で容器31内に導入し、容器31内にグロー放電を発生
させる。このグロー放電のエネルギーによって、原料ガ
スの成分が分解してプラズマイオンが生成され、基体4
2の表面に珪素を主体としたa−Si堆積層が形成され
る。この際、ガス種、ガス導入量、ガス導入比率、圧
力、基体温度、投入電力、膜厚などのパラメータを調整
することにより様々な特性のa−Si堆積層を形成する
ことにより、電子写真特性を制御することが出来る。
【0044】このようにして基体42の表面にa−Si
堆積層が所望の膜厚で形成されたら、高周波電力の供給
を止め、供給バルブ36等を閉じて、反応容器31内へ
の原料ガスの導入を停止し、一層分のa−Si堆積層の
形成を終える。同様の操作を複数回繰り返すことにより
所望の多層構造のa−Si堆積層、つまりa−Si感光
層が形成され、基体42の表面に多層構造のa−Si感
光層を有する感光ドラムが製造される。
【0045】また、本発明に係わる表面保護層と光導電
層の界面反射の低減、制御については、前述の一層分の
a−Si堆積層の形成を終える際に、高周波電力を停止
させず、かつ原料ガスの供給も停止させず連続的に次の
層の電力条件、ガス組成に変化させることで達成され
る。または、高周波電力は一旦停止させるものの、原料
ガスを前の層の構成から開始し、所望の構成に連続的に
変化させながら成膜させることによっても達成が可能で
ある。
【0046】以上において、ガス導入管33の長手方向
上に分布した細孔から反応容器31内に導入される原料
ガスの導入管33長手方向での流量分布、排気管からの
排ガスの流出速度、放電エネルギー等を調整することに
よって、基体42上のa−Si堆積層の長手方向に沿っ
た電子写真特性を制御することが出来る。
【0047】「本発明に係わる電子写真装置」このよう
に作製した電子写真感光体を用いた本発明の電子写真装
置の一例を図3に示す。尚、本例の装置は、円筒状の電
子写真感光体を用いる場合に好適なものであるが、本発
明の電子写真装置は本例に限定されるものではなく、感
光体形状は無端ベルト状等の所望のものであってよい。
【0048】図3において、本発明にいうところの電子
写真感光体4の周囲に、感光体4に静電潜像形成のため
の帯電を行う一次帯電器5と、静電潜像の形成された感
光体4に現像剤(トナー)を供給するための現像器6
と、感光体表面のトナーを紙などの転写材13に移行さ
せるための転写帯電器7と、感光体表面の浄化を図るク
リーナー8とが配設されている。本例は感光体表面の均
一削除を有効に行うため、前述のような弾性ローラー8
―1とクリーニングブレード8―2を用いて感光体表面
の浄化を行っているが、いずれか一方のみでも差し支え
ない。また、クリーナー8と一次帯電器5の間には、次
回の複写動作に備えて感光体表面の除電を行うための除
電ランプ10が配設されており、また転写材13は送り
ローラ14により送られる。露光Aの光源には、ハロゲ
ン光源、あるいは単一波長を主とする光源を用いる。
【0049】このような装置を用い、複写画像の形成
は、例えば以下のように行なわれる。まず電子写真感光
体4を所定の速度で矢印の方向へ回転させ、一次帯電器
5を用いて感光体4の表面を一様に帯電させる。次に、
帯電された感光体4の表面に画像の露光Aを行ない、該
画像の静電潜像を感光体4の表面に形成させる。そして
感光体4の表面の静電潜像の形成された部分が現像器6
の設置部を通過する際に、現像器6によってトナーが感
光体4の表面に供給され、静電潜像がトナー6aによる
画像として顕像化(現像)され、更にこのトナー画像は
感光体4の回転とともに転写帯電器7の設置部に到達
し、ここで送りローラー14によって送られてくる転写
材13に転写されるのである。
【0050】転写終了後、次の複写工程に備えるために
電子写真感光体4の表面から残留トナーがクリーナー8
によって除去され、更に該表面の電位がゼロ若しくは殆
どゼロとなるように除電器9および除電ランプ10によ
り除電され、1回の複写工程を終了する。
【0051】
【実験例】以下、本発明を種々の実験例に基づき詳細に
説明する。
【0052】[実験例1]前記a−Si感光体成膜装置
を用いて基体形状及び製造条件の各パラメーターを変更
することにより、微視的表面粗さRa及び巨視的な表面
粗さRzを変化させた電子写真用感光体A〜Lを製造し
た。
【0053】A〜Lの各々の感光体の10μm×10μ
mの範囲でAFMにより測定した微視的な表面粗さR
a、接触式表面粗さ計で測定した巨視的な表面粗さR
z、画像評価の結果を表1に示す。
【0054】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ト
ナー付着の評価を行った。
【0055】表1の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0056】表1の結果より、従来の巨視的な表面粗さ
Rzの値とトナー付着との間には相関は見い出せなかっ
た。
【0057】
【表1】
【0058】[実験例2]次に、前記a−Si感光体成
膜装置を用いて製造条件の各パラメーターを変更するこ
とにより、微視的な表面粗さRaを変化させ、かつ表面
保護層と感光層の界面のある電子写真用感光体A〜L
と、界面無しにした以外は同様の電子写真用感光体Q、
Rとを製造した。導電性基体には純度99.9%以上の
Alからなる円筒状基体を用い、切削により鏡面加工を
施して微視的な表面粗さRaを6nm未満にて統一し
た。
【0059】A〜L、Q、Rの各々の感光体の10μm
×10μmの範囲でAFMにより測定した微視的な表面
粗さRa、接触式表面粗さ計で測定した巨視的な表面粗
さRz、画像評価の結果を表2に示す。
【0060】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ト
ナー付着、クリーニング不良、及びデジタル画像の鮮鋭
さの評価を行った。
【0061】表2の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0062】表2の結果から、微視的な表面粗さRaが
15nm以上100nm以下の感光体においては、トナ
ー付着、クリーニング不良ともに良好であった。
【0063】また、微視的な表面粗さRaが20nm以
上80nm以下の感光体においては、トナー付着、クリ
ーニング不良、及びデジタル画像の鮮鋭さのいずれも極
めて良好であった。また、界面無しとすることでトナー
付着、または画像の鮮鋭さの領域が広がった。
【0064】
【表2】
【0065】[実験例3]次に、前記a−Si感光体成
膜装置を用いて製造条件の各パラメーターを変更するこ
とにより、表面自由エネルギーを変化させた電子写真用
感光体A〜Lを製造した。導電性基体には純度99.9
%以上のAlからなる円筒状基体を用い、切削により鏡
面加工を施して微視的な表面粗さRaを6nm未満に統
一した。
【0066】A〜Lの各々の感光体の表面自由エネルギ
ー、画像評価の結果を表3に示す。
【0067】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ト
ナー付着の評価を行った。
【0068】表3の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0069】表3の結果から、表面自由エネルギーが4
9mN/m以下の感光体においては、問題となるような
トナー付着は発生せず良好な画像が得られた。
【0070】
【表3】
【0071】[実験例4]次に、前記a−Si感光体成
膜装置を用いて製造条件の各パラメーターを変更するこ
とにより、微視的な表面粗さRaを変化させ、かつ表面
保護層と感光層の界面のある電子写真用感光体A〜P、
界面無しにした以外は同様の電子写真用感光体Q、Rを
製造した。導電性基体には純度99.9%以上のAlか
らなる円筒状基体を用い、切削により鏡面加工を施して
微視的な表面粗さRaを6nm未満に統一した。
【0072】A〜Rの各々の感光体の10μm×10μ
mの範囲でAFMにより測定した微視的な表面粗さR
a、接触式表面粗さ計で測定した巨視的な表面粗さR
z、表面自由エネルギー、画像評価の結果を表4に示
す。
【0073】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ト
ナー付着、クリーニング不良、及びデジタル画像の鮮鋭
さの評価を行った。
【0074】表4の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0075】表4の結果から、微視的な表面粗さRaが
20nm以上80nm以下であり、且つ表面自由エネル
ギーが35mN/m以上47mN/m以下の感光体にお
いては、トナー付着、クリーニング不良、及びデジタル
画像の鮮鋭さのいずれも極めて良好な画像が得られた。
また、界面無しとすることでトナー付着、または画像の
鮮鋭さの領域が広がった。
【0076】
【表4】
【0077】[実験例5]次に、10μm×10μmの
範囲でAFMにより測定した微視的な表面粗さRaを変
化させた導電性基体を用いて、電子写真用感光体A〜F
を製造した。導電性基体には純度99.9%以上のAl
からなる円筒状基体を用いた。
【0078】A〜Fの各々の感光体の導電性基体の微視
的表面粗さRaと画像評価の結果を表5に示す。
【0079】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ポ
チ不良の評価を行った。ポチ不良とは、感光層の成膜形
成において膜が部分的に異常成長した結果、稀に印刷画
像上に黒点や白点を生じることを言う。
【0080】表5の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0081】表5の結果から、導電性基体の微視的な表
面粗さRaが6nm未満の感光体においては、ポチ不良
は発生せず極めて良好な画像が得られた。
【0082】
【表5】
【0083】
【実施例】以下、本発明を実施例と比較例に基づき説明
する。
【0084】前記a−Si感光体成膜装置を用いて基体
形状及び製造条件の各パラメーターを変更することによ
り、微視的表面粗さRa及び巨視的な表面粗さRzを変
化させた電子写真用感光体(実施例1〜4、比較例1〜
3)を製造した。
【0085】実施例1〜4、比較例1〜3の各々の感光
体の10μm×10μmの範囲でAFMにより測定した
微視的な表面粗さRa、及び導電性基体の微視的表面粗
さRa、表面自由エネルギー、画像評価の結果を表6に
示す。
【0086】また、実施例1に用いた導電性基体の10
μm×10μmの範囲でAFMにより測定した微視的な
粗さの観察像を図4に、比較例1に用いた感光体表面の
10μm×10μmの範囲でAFMにより測定した微視
的な粗さの観察像を図5に、実施例1に用いた感光体の
10μm×10μmの範囲でAFMにより測定した微視
的な粗さの観察像を図6に示す。
【0087】画像評価はキヤノン製電子写真装置NP6
350改造機を用いて100万枚の通紙耐久を行い、ト
ナー付着、クリーニング不良、及びデジタル画像の鮮鋭
さの評価をし、その結果から総合評価を行った。ここ
で、実施例2、比較例2はキヤノン製NP6350改造
機を用い、アナログ画像における評価を行った。
【0088】表6の記号は、◎:優れている、○:実用
上問題なし、×:実用上問題あり、を意味する。
【0089】
【表6】
【0090】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電子写真感
光体並びに電子写真装置によれば、導電性基体上に少な
くともアモルファスSiを含む感光層および表面保護層
を順次積層してなる感光体の10μm×10μmの範囲
における表面粗さRaを15nm以上100nm以下と
することで、クリーニング時のトナー付着を防止して、
良好な画像形成が可能となった。
【0091】また、本発明の電子写真感光体並びに電子
写真装置によれば、10μm×10μmの範囲における
表面粗さRaを15nm以上100nm以下とすること
で、容易に感光体の表面自由エネルギーを49mN/m
以下とすることができ、クリーニング時のトナー付着を
防止して、良好な画像形成が可能となった。
【0092】さらに、本発明の電子写真感光体並びに電
子写真装置によれば、導電性基体の10μm×10μm
の範囲における表面粗さRaが6nm未満とし、且つ1
0μm×10μmの範囲における表面粗さRaを15n
m以上100nm以下とすることで、クリーニング時の
トナー付着を防止して、より良好な画像形成が可能とな
った。
【0093】また、本発明の電子写真感光体並びに電子
写真装置によれば、10μm×10μmの範囲における
表面粗さRaを20nm以上80nm以下とし、且つ感
光体の表面自由エネルギーを35mN/m以上47mN
/m以下とすることで、単一波長を主とする光源により
デジタル画像を形成した場合においても、クリーニング
時のトナー付着を防止して、極めて良好な画像形成が可
能となった。
【0094】また、上記において感光体の表面保護層と
感光層の界面組成を連続的に変化させること、更に上記
界面組成における分光反射率が次式、波長450nmか
ら650nmの範囲の光で、反射率(%)の最小値をM
inとし最大値をMaxとしたとき 0≦(Max−M
in)/(Max+Min)≦0.4を満足する領域
で、更に効果的にトナー付着の抑制が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の一例の模式的断面図
である。
【図2】本発明に用いたa−Si感光体成膜装置の概略
断面図である。
【図3】本発明の電子写真装置の一例の模式的断面図で
ある。
【図4】本発明に係る導電性基体の原子間力顕微鏡観察
像の一例を示す図である。
【図5】本発明の比較例の原子間力顕微鏡観察像の一例
を示す図である。
【図6】本発明の実施例の原子間力顕微鏡観察像の一例
を示す図である。
【図7】本発明の表面保護層の界面反射制御を説明する
図である。
【符号の説明】
301 導電性基体 302 光導電層 303 表面保護層 30 堆積装置 31 反応容器 32 ヒーター 33 原料ガス導入管 34 凸部 35 原料ガス供給管 36 供給バルブ 37 排気管 38 メイン排気バルブ 39 真空計 40 サブ排気バルブ 42 基体 4 電子写真感光体 5 一次帯電器 6 現像器 7 転写帯電器 8 クリーナー 10 除電ランプ 13 転写材 14 送りローラー A 画像露光(アナログ光、或いはデジタル光)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐木 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大脇 弘憲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 河田 将也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 DA15 DA17 DA20 DA80 FC05 FC15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に少なくともアモルファス
    Siを含む感光層および表面保護層を順次積層してなる
    電子写真感光体において、 前記感光体の10μm×10μmの範囲における表面粗
    さRaが15nm以上100nm以下であることを特徴
    とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記感光体の表面自由エネルギーが49
    mN/m以下であることを特徴とする請求項1に記載の
    電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記感光体において、導電性基体の10
    μm×10μmの範囲における表面粗さRaが9nm未
    満であることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記感光体において、導電性基体の10
    μm×10μmの範囲における表面粗さRaが6nm未
    満であることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記感光体の表面保護層と感光層の界面
    組成を連続的に変化させることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 前記界面組成における分光反射率が以下
    の式 波長450nmから650nmの範囲の光で、反射率
    (%)の最小値をMinとし最大値をMaxとしたとき
    0≦(Max−Min)/(Max+Min)≦0.
    4 を満たすことを特徴とする請求項5に記載の電子写真感
    光体。
  7. 【請求項7】 導電性基体上に少なくともアモルファス
    Siを含む感光層および表面保護層を順次積層してなる
    電子写真感光体において、 前記感光体の10μm×10μmの範囲における表面粗
    さRaが20nm以上80nm以下であり、かつ表面自
    由エネルギーが35mN/m以上47mN/m以下であ
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 前記感光体において、導電性基体の10
    μm×10μmの範囲における表面粗さRaが6nm未
    満であることを特徴とする請求項7に記載の電子写真感
    光体。
  9. 【請求項9】 前記感光体の表面保護層と感光層の界面
    組成を連続的に変化させることを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載の電子写真感光体。
  10. 【請求項10】 前記界面組成における分光反射率が波
    長450nmから650nmの範囲の光で、反射率
    (%)の最小値をMinとし最大値をMaxとしたとき
    0≦(Max−Min)/(Max+Min)≦0.
    4を満たすことを特徴とする請求項8に記載の電子写真
    感光体。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項に記
    載の感光体を具備することを特徴とする電子写真装置。
  12. 【請求項12】 請求項7から10のいずれか1項に記
    載の感光体を具備し、単一波長を主とする光源により画
    像形成が成されることを特徴とする電子写真装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004102280A1 (ja) * 2003-05-16 2004-11-25 Sharp Kabushiki Kaisha 電子写真感光体およびそれを備える画像形成装置
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US8323862B2 (en) 2008-07-25 2012-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus
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US8630558B2 (en) 2009-11-25 2014-01-14 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic apparatus having an electrophotgraphic photosensitive member with an amorphous silicon carbide surface layer

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