JP2001330491A - ガスメータ及びガス使用監視システム - Google Patents

ガスメータ及びガス使用監視システム

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JP2001330491A
JP2001330491A JP2000151967A JP2000151967A JP2001330491A JP 2001330491 A JP2001330491 A JP 2001330491A JP 2000151967 A JP2000151967 A JP 2000151967A JP 2000151967 A JP2000151967 A JP 2000151967A JP 2001330491 A JP2001330491 A JP 2001330491A
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flow rate
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gas
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JP2000151967A
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English (en)
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Tomiisa Yamashita
富功 山下
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 早期にガス器具の異常を検出して、これによ
って大事故を未然に防止することができるガスメータ及
びガス使用監視システムを提供する。 【解決手段】 ガスの流量を計測するガス流量計測手段
11と、ガス流量計測手段11で計測されたガスの流量
に基づいてガス器具別に器具別流量を検出する器具別流
量検出手段21と、使用しているガス器具毎の器具最大
流量を登録器具流量として登録する使用器具登録手段2
2と、使用器具登録手段22により登録された登録器具
流量と器具別流量検出手段21で検出された器具別流量
とを比較する流量変化比較手段26と、器具別流量の登
録器具流量に対する変化量が閾値以上である場合には、
ガス器具に異常が発生したことを示す警報を発生するた
めの警報信号を出力する警報信号出力手段27とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス器具の経時的
な流量の異常を検出するガスメータ及びガスメータで計
測されたガス使用量を監視するガス使用監視システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ガスの供給計画においては、ガスの需要
予測を行うことが重要である。このため、個々の需要家
のガス器具の使用状況を把握する必要がある。このガス
器具の使用状況としては、複数のガス器具が同時に使用
されたり、あるいは使用状況によっては1台のガス器具
のガス使用量が複雑に変化することがある。このため、
使用されているガス器具を判別できれば、精度の高いガ
スの需要予測を行うことができる。
【0003】従来、使用されているガス器具を判別する
技術としては、例えば特開平4−119401号公報に
「ガス器具判別装置」が開示されている。このガス器具
判別装置の構成ブロック図を図6に示す。
【0004】このガス器具判別装置は、ガス流量を測定
する流量測定手段135と、流量測定手段135から送
られるガス流量に変化を認める毎に個々のガス器具に相
当する個別流量を推定して新たな登録、登録の抹消及び
登録流量の増減を行い記憶する個別流量推定手段136
とで構成し、個別流量推定手段136は、ガス流量の変
化量が正のときは登録らしさ及び流量増加らしさを、ガ
ス流量の変化量が負のときは抹消らしさ及び流量減少ら
しさをそれぞれ算出し、その中で、らしさの大きなもの
を選定してその処理を実行する。すなわち、ガス流量の
変化が検出される度に、使用されていると推定されるガ
ス器具の登録又は抹消、あるいは、1つのガス器具の流
量増加又は減少を判別している。
【0005】このガス器具判別装置は、ガス流量の変化
が検出される度に、ガス器具の登録、抹消、あるいは、
1つのガス器具の流量増加又は減少を判別するため、例
えば、ガス器具の登録は、ガス流量の増加の情報、すな
わち、ガス器具の使用開始時の情報のみに基づいて行わ
れる。
【0006】しかし、実際のガス器具においては、使用
開始時にはガス流量に複雑な過渡的変化が伴われるた
め、使用開始時の情報のみに基づいてガス器具を判別す
ると、器具別ガス使用量を精度良く推定することは難し
いという課題を有していた。
【0007】そこで、上述した課題を解決した技術とし
て、例えば特開平7−92001号公報に「ガス器具別
使用量解析装置」が開示されている。このガス器具別使
用量解析装置の構成ブロック図を図7に示す。
【0008】図7に示すガス器具別使用量解析装置にお
いて、データ解析部210は、データロガー216によ
って収集したガス総使用量データをデータ記憶部217
に記憶し、データ記憶部217からのガス総使用量デー
タの変化が所定範囲内である安定期を判別し、隣接する
2つの安定期における各ガス総使用量データの変化量に
基づいて、ガス器具の使用開始又は使用終了を判別し、
この判別結果に基づいてガス総使用量データをガス器具
単位のガス使用量データに分解し、ガス器具単位のガス
使用量データに基づいて各ガス使用量データに対応する
ガス器具を特定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腐食等
によるノズル径の異常やノズルへの異物付着等のガス器
具異常があった場合には、器具別流量が著しく変化す
る。すなわち、ガス器具が異常であるために、ガス器具
の経時的な消費量が異常となる。
【0010】しかし、従来のガス器具別使用量解析装置
では、ガス器具の使用開始又は使用終了を判別し、この
判別結果に基づいてガス器具単位のガス使用量データを
求めているに過ぎず、ガス器具の経時的な消費量が異常
となっても、ガス器具の異常を検出することはできなか
った。
【0011】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、その目的は、早期にガス器具の
異常を検出して、これによって大事故を未然に防止する
ことができるガスメータ及びガス使用監視システムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明のガスメータは、ガスの流量
を計測するガス流量計測手段と、このガス流量計測手段
で計測されたガスの流量に基づいてガス器具別に器具別
流量を検出する器具別流量検出手段と、使用しているガ
ス器具毎の器具最大流量を登録器具流量として登録する
使用器具登録手段と、この使用器具登録手段により登録
された前記登録器具流量と前記器具別流量検出手段で検
出された器具別流量とを比較する流量変化比較手段と、
前記器具別流量の前記登録器具流量に対する変化量が閾
値以上である場合には、前記ガス器具に異常が発生した
ことを示す警報を発生するための警報信号を出力する警
報信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明のガスメータによれば、器
具別流量検出手段は、ガス流量計測手段で計測されたガ
スの流量に基づいてガス器具別に器具別流量を検出し、
使用器具登録手段は、使用しているガス器具毎の器具最
大流量を登録器具流量として登録し、流量変化比較手段
は、使用器具登録手段により登録された登録器具流量と
器具別流量検出手段で検出された器具別流量とを比較
し、警報信号出力手段は、器具別流量の登録器具流量に
対する変化量が閾値以上である場合には、ガス器具に異
常が発生したことを示す警報を発生するための警報信号
を出力するので、早期にガス器具の異常を検出して、こ
れによって大事故を未然に防止することができる。ま
た、定期的なガス器具点検の手間が減り、日常的にガス
器具の安全を確認できる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載のガスメ
ータにおいて、前記使用器具登録手段は、前記器具別流
量検出手段により検出された前記器具別流量が前記登録
器具流量と一致した場合には、該器具別流量を初期の使
用器具流量として登録することを特徴とする。
【0015】請求項2の発明のガスメータによれば、使
用器具登録手段は、器具別流量検出手段により検出され
た器具別流量が登録器具流量と一致した場合には、該器
具別流量を初期の使用器具流量として登録するので、登
録された使用器具流量によって使用器具を特定すること
ができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項2記載のガスメ
ータにおいて、前記器具別流量検出手段の前記器具別流
量の検出の周期を設定する周期設定手段と、前記器具別
流量検出手段により検出された前記器具別流量の変化量
が前記使用器具登録手段に登録された前記使用器具流量
に対して所定範囲内にある場合には、当該器具別流量を
使用器具の流量と判定する見なし使用器具流量判定手段
と、前記当該器具別流量を使用器具の流量と判定した場
合には、前記周期毎に検出される前記器具別流量が連続
して増加又は連続して減少したかどうかを判定し、前記
器具別流量が連続して増加又は連続して減少した場合に
は、そのときの器具別流量を前記流量変化比較手段に出
力する流量変化傾向判定手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0017】請求項3の発明のガスメータによれば、見
なし使用器具流量判定手段によって、器具別流量の変化
量が使用器具登録手段に登録された使用器具流量に対し
て所定範囲内にある場合には、当該器具別流量を使用器
具の流量と判定することができる。当該器具別流量を使
用器具の流量と判定した場合には、流量変化傾向判定手
段は、周期設定手段で設定された周期毎に検出される器
具別流量が連続して増加又は連続して減少したかどうか
を判定するので、同一ガス器具の使用量変化といままで
使用したガス器具とは別のガス器具使用による変化とを
区別することができる。また、器具別流量が連続して増
加又は連続して減少した場合には、そのときの器具別流
量を流量変化比較手段に出力するので、流量変化比較手
段は、同一器具別流量の経時的変化を捉えることができ
る。
【0018】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか1項記載のガスメータにおいて、前記警報信
号出力手段からの警報信号により前記警報を発生する警
報発生手段を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項4の発明のガスメータによれば、警
報発生手段は、警報信号出力手段からの警報信号により
警報を発生するので、ガス器具が異常であることを報知
できる。
【0020】請求項5の発明は、ガスの流量を計測する
ガス流量計測手段、及びこのガス流量計測手段で計測さ
れたガスの流量に基づいてガスの消費量の積算値を演算
するガス積算消費量演算手段を有するガスメータと、前
記ガスの消費量の積算値のデータを伝送手段を介して収
集してガス使用を監視する集中監視センタとを有するガ
ス使用監視システムにおいて、前記ガスメータは、前記
ガス流量計測手段で計測されたガスの流量に基づいてガ
ス器具別に器具別流量を検出する器具別流量検出手段
と、使用しているガス器具毎の器具最大流量を登録器具
流量として登録する使用器具登録手段と、この使用器具
登録手段により登録された前記登録器具流量と前記器具
別流量検出手段で検出された器具別流量とを比較する流
量変化比較手段と、前記器具別流量の前記登録器具流量
に対する変化量が閾値以上である場合には、前記ガス器
具に異常が発生したことを示す警報を発生するための警
報信号を出力する警報信号出力手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0021】請求項5の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項1の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0022】請求項6の発明は、請求項5記載のガス使
用監視システムにおいて、前記使用器具登録手段は、前
記器具別流量検出手段により検出された前記器具別流量
が前記登録器具流量と一致した場合には、該器具別流量
を初期の使用器具流量として登録することを特徴とす
る。
【0023】請求項6の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項2の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0024】請求項7の発明は、請求項6記載のガス使
用監視システムにおいて、前記ガスメータは、前記器具
別流量検出手段の前記器具別流量の検出の周期を設定す
る周期設定手段と、前記器具別流量検出手段により検出
された前記器具別流量の変化量が前記使用器具登録手段
に登録された前記使用器具流量に対して所定範囲内にあ
る場合には、当該器具別流量を使用器具の流量と判定す
る見なし使用器具流量判定手段と、前記当該器具別流量
を使用器具の流量と判定した場合には、前記周期毎に検
出される前記器具別流量が連続して増加又は連続して減
少したかどうかを判定し、前記器具別流量が連続して増
加又は連続して減少した場合には、そのときの器具別流
量を前記流量変化比較手段に出力する流量変化傾向判定
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項7の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項3の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0026】請求項8の発明は、請求項5乃至請求項7
のいずれか1項記載のガス使用監視システムにおいて、
前記ガスメータは、前記警報信号出力手段からの警報信
号により前記警報を発生する第1警報発生手段を備えた
ことを特徴とする。
【0027】請求項8の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項4の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0028】請求項9の発明は、請求項5乃至請求項8
のいずれか1項記載のガス使用監視システムにおいて、
前記集中監視センタは、前記警報信号出力手段からの警
報信号により前記警報を発生する第2警報発生手段を備
えたことを特徴とする。
【0029】請求項9の発明のガス使用監視システムに
よれば、集中監視センタに設けられたは第2警報発生手
段は、警報信号出力手段からの警報信号により警報を発
生するので、ガス器具が異常であることを報知できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ガスメータ及びガス使用監視システムを図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施の形態に係るガスメー
タを備えたガス使用監視システムの構成ブロック図であ
る。図1に示すガス使用監視システムは、ガスメータ1
0、このガスメータ10に電話回線31を介して接続さ
れガスメータ10を監視する集中監視センタ50とを有
して構成される。
【0032】ガスメータ10は、同一器具別流量の経時
的変化を検出し、検出された流量が閾値以上である場合
にはガス器具が異常であると判定して警報を発生するも
のである。図1では、ガスメータ10は1つしか図示し
ていないが、実際には複数のガスメータ10の各々がガ
スメータに対応する電話回線を介して集中監視センタ5
0に接続され、集中監視センタ50が複数のガスメータ
10を集中監視するようになっている。
【0033】ガスメータ10は、ガス流量計測手段1
1、ガス積算消費量演算手段12、遮断弁13、遮断弁
開閉スイッチ14、表示手段15、記憶手段16を有し
て構成されている。
【0034】ガス流量計測手段11は、ガス流路を流れ
るガスの流量を計測する。ガス積算消費量演算手段12
は、ガス流量計測手段11により計測されたガスの流量
に基づいてガスの消費量の積算値を算出し、算出された
ガスの消費量の積算値を表示手段15に表示する。ガス
流量計測手段11、及びガス積算消費量演算手段12
は、中央処理装置(CPU)から構成されている。記憶
手段16は、ガス積算消費量演算手段12で得られたガ
スの消費量の積算値のデータを記憶する。
【0035】遮断弁開閉スイッチ14は、器具別流量検
出手段21からの器具別流量検出信号に応答して、遮断
弁13を開閉させるための開閉制御信号を生成し、生成
された開閉制御信号を遮断弁13に送る。遮断弁13
は、遮断弁開閉スイッチ14からの開閉制御信号によ
り、ガス流路を流れるガスの導通及び遮断を行う。
【0036】また、ガスメータ10は、器具別流量検出
手段21、使用器具登録手段22、周期設定手段23、
見なし使用器具流量判定手段24、流量変化傾向判定手
段25、流量変化比較手段26、警報信号出力手段2
7、ガスメータ側警報発生手段28、インターフェイス
(I/F)29を有して構成されている。器具別流量検
出手段21、使用器具登録手段22、周期設定手段2
3、見なし使用器具流量判定手段24、流量変化傾向判
定手段25、流量変化比較手段26、及び警報信号出力
手段27は、CPUから構成されている。
【0037】器具別流量検出手段21は、ガス流量計測
手段11で計測されたガスの流量に基づいてガス器具の
器具別流量を検出する。使用器具登録手段22は、使用
しているガス器具毎の器具最大流量を登録器具流量とし
て登録する。また、使用器具登録手段22は、器具別流
量検出手段21で検出された器具別流量が登録器具流量
と一致した場合にはその器具別流量を初期の使用器具流
量として登録する。
【0038】周期設定手段23は、器具別流量検出手段
21の器具別流量の検出の周期(例えば1ヶ月)を設定
する。見なし使用器具流量判定手段24は、器具別流量
検出手段21により検出された器具別流量の変化量が使
用器具登録手段22に初期に登録された使用器具流量に
対して所定範囲内にある場合には、当該器具別流量を使
用器具の流量と判定する。
【0039】流量変化傾向判定手段25は、当該器具別
流量を使用器具の流量と判定した場合に、前記周期毎に
検出される器具別流量が連続して増加又は連続して減少
したかどうかを判定し、器具別流量が連続して増加又は
連続して減少した場合には、そのときの器具別流量を流
量変化比較手段26に出力する。すなわち、連続変化傾
向があるか否かを判定し、連続変化傾向がある場合に
は、このときの器具別流量を流量変化比較手段26に出
力する。
【0040】流量変化比較手段26は、使用器具登録手
段22により登録された使用器具流量と器具別流量検出
手段21で検出された器具別流量とを比較する。警報信
号出力手段27は、器具別流量の使用器具流量に対する
変化量が閾値以上である場合には、経時的な流量の変化
が有りと判断して、ガス器具に異常が発生したことを示
す警報を発生するための警報信号を出力する。
【0041】ガスメータ側警報発生手段28は、警報信
号出力手段27からの警報信号によりガス器具異常の警
報を発生するもので、例えば、警報ブザー等の音声出力
手段、あるいは7セグメント表示器等の表示器である。
【0042】インターフェイス(I/F)29は、記憶
手段16に記憶されたガスの消費量の積算値データDQ
や警報信号出力手段27からの警報信号Sを伝送手段で
ある電話回線31を介して集中監視センタ50に送る。
【0043】集中監視センタ50は、電話回線31を介
してガスメータ10からガスの消費量の積算値データD
Qや警報信号Sを受信するI/F51、情報収集手段5
2、集中監視側警報発生手段53、スイッチ(SW)5
4を有して構成される。
【0044】情報収集手段52は、I/F51で受信し
たガスの消費量の積算値データDQや警報信号S等の情
報を収集するもので、CPU等から構成されている。集
中監視側警報発生手段53は、受信した警報信号により
ガス器具異常の警報を発生するもので、例えば、警報ブ
ザー等の音声出力手段、あるいは7セグメント表示器等
の表示器である。SW54は、集中監視側警報発生手段
53で発生した警報を停止させるためのスイッチであ
る。
【0045】次に、このように構成された本発明の実施
の形態に係るガスメータを備えたガス使用監視システム
によるガス器具の流量の異常検出処理を図2に示したフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0046】まず、ガス流量計測手段11がガスの流量
を計測し、ガス積算消費量演算手段12がガス流量計測
手段11で計測されたガスの流量に基づいてガスの消費
量の積算値を算出して、算出されたガスの消費量の積算
値を表示手段15に表示するとともに、記憶手段16に
記憶させる。また、使用器具登録手段22は、使用して
いるガス器具毎の器具最大流量を登録器具流量として予
め登録しておく。
【0047】次に、器具別流量検出手段21は、ガス流
量計測手段11で計測されたガスの流量に基づいて、ガ
ス器具別にガスの流量を検出し、検出された器具別流量
をQxとする(ステップS11)。
【0048】次に、検出された器具別流量Qxが、使用
器具登録手段22に予め登録された登録器具流量と一致
したかどうかを判定し(ステップS13)、器具別流量
Qxが登録器具流量と一致した場合には、その器具別流
量Qxを初期の使用器具流量として登録する(ステップ
S15)。なお、検出された器具別流量Qxが、使用器
具登録手段22に予め登録された登録器具流量と一致し
ない場合には、ステップS11に戻る。
【0049】さらに、周期設定手段23が、器具別検出
手段21の器具別流量検出の周期(例えば1ヶ月)を設
定すると(ステップS17)、器具別流量検出手段21
は、周期設定手段23で設定された周期で、器具別にガ
スの流量を検出し、検出された器具別流量をQxnとす
る(ステップS19)。
【0050】次に、見なし使用器具流量判定手段24
は、器具別流量検出手段21により検出された流量Qx
nの変化量が、使用器具登録手段22に初期に登録され
た使用器具流量Qxに対して所定値Aの範囲内にあるか
どうか、すなわち、式(1)を満たすかどうかを判定す
る(ステップS21)。
【0051】|Qxn−Qx|<A・・・・(1) ここで、検出した流量Qxnの変化量が使用器具流量Q
xに対して所定値Aの範囲内にない場合には、ステップ
S19の処理に戻る。
【0052】一方、検出した流量Qxnの変化量が使用
器具流量Qxに対して所定値Aの範囲内にある場合、す
なわち、式(1)を満たす場合には、検出した流量Qx
nを見なし使用器具流量として判定する。
【0053】検出した流量を使用器具流量と見なし判定
した場合には、流量変化傾向判定手段25は、検出した
流量がR回(例えば3回)連続して増加したかあるいは
R回連続して減少したかを判定する(ステップS2
3)。
【0054】ここで、検出した流量がR回(例えば3
回)連続して増加しない場合、あるいは検出した流量が
R回連続して減少しない場合には、ステップS19の処
理に戻る。
【0055】一方、検出した流量がR回(例えば3回)
連続して増加した場合、あるいは検出した流量がR回連
続して減少した場合、すなわち、連続変化傾向がある場
合には、このときの検出した流量Qxを流量変化比較
手段26の比較対象流量とする。
【0056】ここで、連続変化傾向の有無を判定するの
は、同一ガス器具の使用量変化と、今まで使用したガス
器具とは別のガス器具の使用による使用量変化との区別
をより確実にするためである。
【0057】流量変化比較手段26は、検出した流量Q
と初期登録された使用器具流量Qxとを比較し、式
(2)を満たすかどうかを判定する(ステップS2
5)。なお、Bは閾値である。
【0058】|Qx−Qx|>B・・・・(2) ここで、式(2)を満たさない場合、すなわち、使用器
具流量Qxと検出した流量Qxとの差が閾値B未満で
ある場合には、ステップS17の処理に戻る。
【0059】一方、使用器具流量Qxと検出した流量Q
との差が閾値以上である場合には、警報信号出力手
段27は、経時的な流量の変化が有りと判断して、警報
信号を出力し、ガスメータ側警報発生手段28は、警報
信号出力手段27からの警報信号によりガス器具異常の
警報を発生する(ステップS27)。
【0060】また、記憶手段16に記憶されたガスの消
費量の積算値データDQや警報信号出力手段27からの
警報信号Sは、インターフェイス(I/F)29によ
り、電話回線31を介して集中監視センタ50に送られ
る。
【0061】集中監視センタ50では、I/F51がガ
スの消費量積算値データDQや警報信号Sを受信し、ガ
スの消費量積算値データDQは、情報収集手段52によ
り収集される。
【0062】一方、集中監視側警報発生手段53は、警
報信号によりガス器具異常の警報を発生する(ステップ
S27)。そして、SW54がオンされたかどうかが調
べられ(ステップS29)、SW54がオンされた場合
には、ガス器具異常の警報を停止し(ステップS3
1)、リセットする(ステップS33)。
【0063】このように、実施の形態のガスメータ及び
ガス使用監視システムによれば、器具別流量検出手段2
1は、器具別流量を検出し、使用器具登録手段22は、
使用しているガス器具毎の器具最大流量を登録器具流量
として登録し、流量変化比較手段26は、登録器具流量
と器具別流量とを比較し、警報信号出力手段27は、登
録器具流量と器具別流量との経時的な変化量が閾値以上
である場合には、警報信号を出力するので、早期にガス
器具の異常を検出して、これによって大事故を未然に防
止することができる。
【0064】また、定期的なガス器具点検の手間が減
り、日常的にガス器具の安全を確認できる。また、使用
しているガス器具の器具最大流量を使用器具流量として
予め登録し、登録した使用器具流量に相当する流量につ
いてのみ経時的な流量の変化を判定するので、処理が速
くなる。
【0065】また、使用器具登録手段22は、器具別流
量検出手段21により検出された器具別流量が登録器具
流量と一致した場合には、該器具別流量を初期の使用器
具流量として登録するので、登録された使用器具流量に
よって使用器具を特定することができる。
【0066】また、見なし使用器具流量判定手段24に
よって、器具別流量の変化量が使用器具登録手段22に
登録された使用器具流量に対して所定範囲内にある場合
には、当該器具別流量を使用器具の流量と判定すること
ができる。当該器具別流量を使用器具の流量と判定した
場合には、流量変化傾向判定手段25は、周期設定手段
23で設定された周期毎に検出される器具別流量が連続
して増加又は連続して減少したかどうかを判定するの
で、同一ガス器具の使用量変化といままで使用したガス
器具とは別のガス器具使用による変化とを区別すること
ができる。
【0067】また、器具別流量が連続して増加又は連続
して減少した場合には、そのときの器具別流量を流量変
化比較手段26に出力するので、流量変化比較手段26
は、同一器具別流量の経時的変化を捉えることができ
る。
【0068】また、ガスメータ側警報発生手段28及び
集中監視側警報発生手段53の各々は、警報信号出力手
段27からの警報信号により警報を発生するので、ガス
器具が異常であることを報知できる。
【0069】なお、図3にガスメータの一実施例として
膜式ガスメータの要部断面図を示す。図4に図3の膜式
ガスメータのII−II線に沿う断面図を示し、図5に図3
の膜式ガスメータのIII−III線に沿う断面図を示す。
【0070】この膜式ガスメータは、のう膜の往復動作
回数によりガスの流量を計測するもので、上ケース61
と下ケース62とで構成され、上ケース61にはガスの
積算値を表示するカウンタ71、ガス供給口72、ガス
排出口73等が設けられている。下ケース62には2つ
の計量室81、各計量室内に配置されたのう膜82等が
設けられている。のう膜82は、各計量室81を2つの
部屋81a,81bに分割するように設けられており、
その一方の部屋及び他方の部屋に対するガスの供給及び
排気によって往復移動する。
【0071】また、上ケース61には、弁座63と、こ
の弁座63上を摺動しながら回転し、のう膜82によっ
て仕切られた各部屋に対するガスの供給排気を行う滑弁
64と、ガスの供給排気に伴って生ずるのう膜82の往
復運動を回転運動に変換して滑弁64上のクランク軸6
5dに伝え、滑弁64を回転駆動するリンク機構65
と、滑弁64の上方に配置され、クランク軸65aを介
して滑弁64の回転をカウンタ71に伝えるギヤボック
ス69とが備えられている。
【0072】滑弁64は、お椀を伏せたようになってお
り、その円形状の下端周縁が弁座63に摺動しながら回
転することによって、弁座63に対してメカニカルシー
ルを行うようになっている。リンク機構65は、のう膜
82の往復運動をアーム83を介して揺動回転運動とし
て取り出す作動軸65aと、この作動軸65aに連結さ
れた大リンク棒65bと、この大リンク棒65bとクラ
ンク軸65dとを連結する小リンク棒65cとを備えて
いる。係止アーム91は、クランク軸65dに係止し
て、滑弁64の回転をギヤボックス69に伝える。ギヤ
ボックス69は、滑弁64の回転をカウンタ71に伝え
る。以上の構成の膜式ガスメータによれば、ガスの流量
を計測することができる。
【0073】また、滑弁64の上端部に第1の磁石67
が設けられ、ギヤボックス69の下端部に第2の磁石6
8が設けられている。第1の磁石67は、円環状に形成
され、滑弁64の回転中心と同軸状に配置されている。
第2の磁石68は、第1の磁石67と同一の大きさの円
環状に形成され、第1の磁石67と同軸状に配置され、
かつ第1の磁石67に対して反発力が生ずるように方向
を設定されている。
【0074】このような構成によれば、滑弁64が浮き
上がり弁座63との距離が広くなった場合、第1の磁石
67と第2の磁石68との反発力によって元に戻す力が
働くから、ギヤボックス69が故障した場合、滑弁64
が弁座63から多少浮いてしまうことを確実に防止でき
る。
【0075】また、膜式ガスメータが、図3に示すよう
に、CPU85、記憶手段16として用いられるD−R
AM86、警報発生手段として用いられるブザー87及
びランプ88を有することにより、前述したガス器具の
経時的な流量異常検出処理を実現することができる。
【0076】なお、実施の形態では、膜式ガスメータを
例示したが、膜式ガスメータに限定されることなく、瞬
時流量計測可能なガスメータでも同様な効果が得られ
る。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明のガスメータによれば、
器具別流量検出手段は、ガス流量計測手段で計測された
ガスの流量に基づいてガス器具別に器具別流量を検出
し、使用器具登録手段は、使用しているガス器具毎の器
具最大流量を登録器具流量として登録し、流量変化比較
手段は、使用器具登録手段により登録された登録器具流
量と器具別流量検出手段で検出された器具別流量とを比
較し、警報信号出力手段は、器具別流量の登録器具流量
に対する変化量が閾値以上である場合には、ガス器具に
異常が発生したことを示す警報を発生するための警報信
号を出力するので、早期にガス器具の異常を検出して、
これによって大事故を未然に防止することができる。ま
た、定期的なガス器具点検の手間が減り、日常的にガス
器具の安全を確認できる。
【0078】請求項2の発明のガスメータによれば、使
用器具登録手段は、器具別流量検出手段により検出され
た器具別流量が登録器具流量と一致した場合には、該器
具別流量を初期の使用器具流量として登録するので、登
録された使用器具流量によって使用器具を特定すること
ができる。
【0079】請求項3の発明のガスメータによれば、見
なし使用器具流量判定手段によって、器具別流量の変化
量が使用器具登録手段に登録された使用器具流量に対し
て所定範囲内にある場合には、当該器具別流量を使用器
具の流量と判定することができる。当該器具別流量を使
用器具の流量と判定した場合には、流量変化傾向判定手
段は、周期設定手段で設定された周期毎に検出される器
具別流量が連続して増加又は連続して減少したかどうか
を判定するので、同一ガス器具の使用量変化といままで
使用したガス器具とは別のガス器具使用による変化とを
区別することができる。また、器具別流量が連続して増
加又は連続して減少した場合には、そのときの器具別流
量を流量変化比較手段に出力するので、流量変化比較手
段は、同一器具別流量の経時的変化を捉えることができ
る。
【0080】請求項4の発明のガスメータによれば、警
報発生手段は、警報信号出力手段からの警報信号により
警報を発生するので、ガス器具が異常であることを報知
できる。
【0081】請求項5の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項1の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0082】請求項6の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項2の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0083】請求項7の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項3の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0084】請求項8の発明のガス使用監視システムに
よれば、請求項4の発明のガスメータの作用及び効果と
同様な作用及び効果が得られる。
【0085】請求項9の発明のガス使用監視システムに
よれば、集中監視センタに設けられたは第2警報発生手
段は、警報信号出力手段からの警報信号により警報を発
生するので、ガス器具が異常であることを報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るガスメータを備えた
ガス使用監視システムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るガス使用監視システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態のガスメータの一実施例として示さ
れる膜式ガスメータの要部断面図である。
【図4】膜式ガスメータの図であって、II−II線に沿う
断面図である。
【図5】膜式ガスメータの図であって、III−III線に沿
う断面図である。
【図6】従来のガス器具判別装置の構成ブロック図であ
る。
【図7】従来のガス器具別使用量解析装置の構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 ガスメータ 11 ガス流量計測手段 12 ガス積算消費量演算手段 13 遮断弁 14 遮断弁開閉スイッチ 15 表示手段 16 記憶手段 21 器具別流量検出手段 22 使用器具登録手段 23 周期設定手段 24 見なし使用器具流量判定手段 25 流量変化傾向判定手段 26 流量変化比較手段 27 警報信号出力手段 28 ガスメータ側警報発生手段 29,51 インターフェイス(I/F) 31 電話回線 50 集中監視センタ 52 情報収集手段 53 集中監視側警報発生手段 54 SW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/00 G01F 1/00 T Y 15/06 15/06 Fターム(参考) 2F030 CB01 CC13 CE02 CE09 CE14 CE22 CE25 CE27 CE32 CF05 CF11 2F031 AA01 AB01 AE07 AE11 AF04 3K003 AA04 AB03 AB06 AC07 BA02 DA03 3K068 NA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流量を計測するガス流量計測手段
    と、 このガス流量計測手段で計測されたガスの流量に基づい
    てガス器具別に器具別流量を検出する器具別流量検出手
    段と、 使用しているガス器具毎の器具最大流量を登録器具流量
    として登録する使用器具登録手段と、 この使用器具登録手段により登録された前記登録器具流
    量と前記器具別流量検出手段で検出された器具別流量と
    を比較する流量変化比較手段と、 前記器具別流量の前記登録器具流量に対する変化量が閾
    値以上である場合には、前記ガス器具に異常が発生した
    ことを示す警報を発生するための警報信号を出力する警
    報信号出力手段と、を備えたことを特徴とするガスメー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記使用器具登録手段は、前記器具別流
    量検出手段により検出された前記器具別流量が前記登録
    器具流量と一致した場合には、該器具別流量を初期の使
    用器具流量として登録することを特徴とする請求項1記
    載のガスメータ。
  3. 【請求項3】 前記器具別流量検出手段の前記器具別流
    量の検出の周期を設定する周期設定手段と、 前記器具別流量検出手段により検出された前記器具別流
    量の変化量が前記使用器具登録手段に登録された前記使
    用器具流量に対して所定範囲内にある場合には、当該器
    具別流量を使用器具の流量と判定する見なし使用器具流
    量判定手段と、 前記当該器具別流量を使用器具の流量と判定した場合に
    は、前記周期毎に検出される前記器具別流量が連続して
    増加又は連続して減少したかどうかを判定し、前記器具
    別流量が連続して増加又は連続して減少した場合には、
    そのときの器具別流量を前記流量変化比較手段に出力す
    る流量変化傾向判定手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項2記載のガスメータ。
  4. 【請求項4】 前記警報信号出力手段からの警報信号に
    より前記警報を発生する警報発生手段を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のガ
    スメータ。
  5. 【請求項5】 ガスの流量を計測するガス流量計測手
    段、及びこのガス流量計測手段で計測されたガスの流量
    に基づいてガスの消費量の積算値を演算するガス積算消
    費量演算手段を有するガスメータと、前記ガスの消費量
    の積算値のデータを伝送手段を介して収集してガス使用
    を監視する集中監視センタとを有するガス使用監視シス
    テムにおいて、 前記ガスメータは、 前記ガス流量計測手段で計測されたガスの流量に基づい
    てガス器具別に器具別流量を検出する器具別流量検出手
    段と、 使用しているガス器具毎の器具最大流量を登録器具流量
    として登録する使用器具登録手段と、 この使用器具登録手段により登録された前記登録器具流
    量と前記器具別流量検出手段で検出された器具別流量と
    を比較する流量変化比較手段と、 前記器具別流量の前記登録器具流量に対する変化量が閾
    値以上である場合には、前記ガス器具に異常が発生した
    ことを示す警報を発生するための警報信号を出力する警
    報信号出力手段と、を備えたことを特徴とするガス使用
    監視システム。
  6. 【請求項6】 前記使用器具登録手段は、前記器具別流
    量検出手段により検出された前記器具別流量が前記登録
    器具流量と一致した場合には、該器具別流量を初期の使
    用器具流量として登録することを特徴とする請求項5記
    載のガス使用監視システム。
  7. 【請求項7】 前記ガスメータは、 前記器具別流量検出手段の前記器具別流量の検出の周期
    を設定する周期設定手段と、 前記器具別流量検出手段により検出された前記器具別流
    量の変化量が前記使用器具登録手段に登録された前記使
    用器具流量に対して所定範囲内にある場合には、当該器
    具別流量を使用器具の流量と判定する見なし使用器具流
    量判定手段と、 前記当該器具別流量を使用器具の流量と判定した場合に
    は、前記周期毎に検出される前記器具別流量が連続して
    増加又は連続して減少したかどうかを判定し、前記器具
    別流量が連続して増加又は連続して減少した場合には、
    そのときの器具別流量を前記流量変化比較手段に出力す
    る流量変化傾向判定手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項6記載のガス使用監視システム。
  8. 【請求項8】 前記ガスメータは、前記警報信号出力手
    段からの警報信号により前記警報を発生する第1警報発
    生手段を備えたことを特徴とする請求項5乃至請求項7
    のいずれか1項記載のガス使用監視システム。
  9. 【請求項9】 前記集中監視センタは、前記警報信号出
    力手段からの警報信号により前記警報を発生する第2警
    報発生手段を備えたことを特徴とする請求項5乃至請求
    項8のいずれか1項記載のガス使用監視システム。
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