JP2001330399A - 筒形花火 - Google Patents

筒形花火

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JP2001330399A
JP2001330399A JP2000154469A JP2000154469A JP2001330399A JP 2001330399 A JP2001330399 A JP 2001330399A JP 2000154469 A JP2000154469 A JP 2000154469A JP 2000154469 A JP2000154469 A JP 2000154469A JP 2001330399 A JP2001330399 A JP 2001330399A
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tubular
fireworks
cylinder
explosive
paper
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Isamu Kato
勇 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収納や輸送性を向上し、お盆の送り火にも適
し、確実に燃焼する筒形花火を提供すること。 【解決手段】折畳み可能で段ボール等の可燃紙によって
形成された筒体と、この筒体の内面あるいは外面、ある
いはその両方に塗布された花火用火薬と、同じくこの筒
体の下端縁の一部に設けられた点火部と、前記筒体を支
持する難燃性あるいは不燃性の支持体を具備する筒形花
火。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地面に置いて使用す
る花火に関し、更に詳しくは紙製の筒形の花火に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】地面に置いて使用する花火は従来からよ
く知られており、円筒形、四角筒形、六角筒形等があ
る。
【0003】実開平4−73800にも支持片が放射状
に突出し、花火を地面に立てることができる円筒形の筒
状花火の考案が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来地面
に置いて楽しむ花火は、安定して地面に置くという目的
から筒形に構成されている。
【0005】しかし、筒形に構成されていることから、
収納、保管のために大きなスペースを必要とし収納、保
管性が悪く、又、輸送も非効率的なものとなっている。
【0006】又、前記公開公報記載の考案は、支持片に
ついては折り曲げ可能とされ、省スペースを指向してい
るものであるが、筒状花火本体は折畳みできない構成に
なっている。
【0007】これらの課題を解決する発明として等発明
者は先に特願平11−88966を提案している。
【0008】この先願発明は前記課題を解決する上では
好適であるが、少なくとも筒体を確実に燃焼させる点で
やや難点を有している。
【0009】本発明はこれらの課題に着目し、折畳み可
能な筒形花火として収納及び輸送性を向上し、筒体の総
てが確実に燃焼するようにして、お盆の迎え火や送り火
に適した筒形花火を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、複数の折畳
み線によって折畳み可能で段ボール等の可燃紙によって
形成された筒体と、この筒体の内面あるいは外面、ある
いはその両方に塗布された花火用火薬と、同じくこの筒
体の下端縁の一部に設けられた点火部と、前記筒体を支
持する難燃性あるいは不燃性の支持体を具備することに
よって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を説明する
前に先に出願している発明について図を参照して簡単に
説明する。
【0012】図1、図2は筒を開き、地面に置いて実際
に使用している状態を示している。
【0013】図1は正面から見た斜面図で、図2はその
平面図である。
【0014】これらの図において、1は段ボール等の比
較的厚手の可燃紙から構成されている筒体で、円筒形、
四角筒形、六角筒形等、任意の形状に構成可能である。
【0015】但し、折畳み易さ、作り易さやを考慮する
と、四角筒形が最も好ましい。
【0016】2は角部の折畳み線で、折畳み易くするた
めのミシン目を入れたり、内側に若干の切れすじを設け
たり、あるいは折畳み線部を他より薄く形成すること等
によって設けられる。
【0017】3は前記筒体1の内側、外側あるいはその
両側に塗布した火薬である。
【0018】この火薬は、花火を長く楽しむことができ
るように線香花火用の火薬としている。
【0019】塗布すべき火薬は、上下全長に亘って塗布
してもよいし、その塗布量、塗布厚は任意である。但
し、玩具花火に用いられる火薬は15グラムを越えては
いけないと規制されており、筒体の面積にもよるが、筒
状部を確実に燃焼させるにはやや少量といえる。
【0020】又、上下に色違いの発色をする火薬を塗布
しておけば、時間の経過と共に色違いの花火が楽しめ
る。
【0021】更に、周方向に色違いの発色をする火薬を
塗布しておけば、例えば虹のような色の楽しみ方も可能
である。
【0022】更に又、内側と外側で色違いとしても楽し
める。
【0023】4は筒体1の下端部に形成あるいは形設し
た導火線で、この導火線は図1のように筒体1と一体的
に舌片を設けてもよく、蝋燭の芯のようないわゆる導火
線を設けてもよい。
【0024】5は筒体1の下部に設けたベースで、筒体
1と同一の紙あるいは難燃紙それに類する材料で構成さ
れている。このベース5の下端部は図示の用にその各辺
を外方向に折り曲げ、筒型花火を地面に立てたときの安
定性を増すように工夫されている。このベース5の上端
と筒部1の下端の間は若干の距離をとってあり、導火線
5に点火したときや筒体1の下端が燃焼したときベース
5の方が燃焼しないようにしている。
【0025】又、ベース5と前記筒体1は同一の紙で一
体に形成しても、別体で形成しこれを筒体1に組み合わ
せるようの構成してもよいが、一体的に構成するのが好
ましい。一方、筒体1が複数個用意されている場合は、
ベース1を別体でしかも難燃あるいは不燃材で構成し、
筒体1の台として、何度も使用出来るようにした方が便
利である。不燃材には金属材も含まれるが、後処理を考
慮するとき必ずしも好ましいものとはいえないが、保管
しておけば何度でも使用出来るというメリットがある。
【0026】6はこのベース5のコーナー部に上方に延
在形成してある支持体で、ベース5と同様の難燃性紙
で、断面L字形に形成されており、前記筒体1のコーナ
ー部の内側に貼着されている。断面L字形に形成する
と、曲げに対する強度が増大し、紙材でありながら筒体
を確実に支持することができる。
【0027】ベース5と支持体6を筒体1と同じ紙で形
成するときは、難燃化処理を施こす。 尚、この支持体
6も金属で構成することを妨げるものではない。
【0028】このように構成して筒型花火を地面に置い
た図1の状態において、導火線4に着火すると、導火線
部4から火薬3に順次着火し、花火を楽しむことができ
る。
【0029】このとき導火線4を筒体1の下端部に設
け、筒体1の下から燃焼させるようにしたので、筒体1
は確実且つ完全に燃焼し、充分に花火を楽しむことが出
来、又、後の始末も簡単になる。
【0030】火薬3を線香花火のようなものとしたの
で、長時間に亘って花火は継続し、長時間花火を楽しむ
ことができる。
【0031】長時間花火が継続するので、お盆の送り火
や迎え火としても使用できる。
【0032】お盆の送り火は一般に、木片を井桁に組ん
で行っているが、井桁形状を連想させる形状に筒体1を
構成できれば、お盆の送り火として好適なものになる。
【0033】図3はこの思想を取り入れ、井桁形状に類
似の筒体形成としたものである。
【0034】この筒体1は図面に示すように、所定の間
隔をもって階層的配された筒状部A〜Gと、隣接する筒
状部を縦方向に接続する接続部12とから構成されてい
る。
【0035】特にこの接続部12を、一段毎にコーナー
部と中央部交互に設けることによって井桁イメージを更
に高めることが出来る。
【0036】このように構成すれば、筒体1の表面積が
大幅に減少し、15グラム程度の少ない火薬でも、全体
的に厚く塗布できることで確実に燃焼し、花火を最後ま
で楽しむことができる。
【0037】尚、導火線4に点火後の火回りが悪い場合
は、筒体1の下周端部に便り多くの火薬を塗布しこれに
対処する。又、導火線4を4辺のそれぞれに設けて、4
辺同時に着荷する構成も考えられる。
【0038】何れにしても、それぞれの辺を同時に上方
に燃焼させることがイメージを高揚させる点で重要であ
り、偏った燃焼が懸念されるときは前記のような構成を
とることが肝心である。
【0039】収納時には、図4、図5のように折畳んで
収納する。このとき殆どフラット状態になるので、引出
しや戸棚への収納が容易になる。
【0040】又、一度に大量の花火を運搬することも可
能になり、輸送性も向上する。
【0041】折畳性を向上するには支持体6は紙材が適
当で、金属の場合は針金でできるだけ細いものが望まし
い。
【0042】このようにして本発明の一実施形態によれ
ば、折畳み可能な筒形花火として収納及び輸送性を向上
し、火薬の量が少なくても下から上に燃焼させるように
して筒体の総てが確実に燃焼するようにして、お盆の迎
え火や送り火に適した筒形花火を提供することができた
ものである。
【0043】尚、前記一実施例形態の外に応用形態も考
えられ、これも本発明の技術的範囲に入るものである。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、前述のよう
おに構成したので収納及び輸送性を向上し、筒体の総て
が確実に燃焼するようにして、お盆の迎え火や送り火に
適した筒形花火を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、開いた状態
の斜視図。
【図2】同じく開いた状態の平面図。
【図3】本発明の他の実施形態を示すもので、開いた状
態の斜視図。
【図4】本発明の一実施形態の折り畳んだ状態の斜視
図。
【図5】同じく折畳んだ状態の平面図。
【符号の説明】
1……筒体、2……折畳み線、3……火薬、4……導火
線、5……ベース、6……支持体、11……筒状部、1
2……接続部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の折畳み線によって折畳み可能で段ボ
    ール等の可燃紙によって形成された筒体と、この筒体の
    内面あるいは外面、あるいはその両方に塗布された花火
    用火薬と、同じくこの筒体の下端縁の一部に設けられた
    点火部と、前記筒体を支持する難燃性あるいは不燃性の
    支持体を具備する筒形花火。
  2. 【請求項2】請求項1記載の筒形花火において、 筒体は四角筒体で、この筒体のコーナー部に難燃性ある
    いは不燃性の支持体を配置させた筒形花火。
  3. 【請求項3】請求項1記載の筒形花火において、 筒体の下端縁部全周には火廻りの速い火薬かあるいは他
    の部分より厚く火薬を塗布してなる筒形花火。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の筒形花火において、 支持体は紙材で難燃処理が施されているものである筒形
    花火。
  5. 【請求項5】複数の折畳み線によって折畳み可能で段ボ
    ール等の可燃紙によって形成された筒体と、この筒体の
    内面あるいは外面、あるいはその両方に塗布された花火
    用火薬と、筒体の一部に設けられた点火部とからなり、
    この筒体は所定間隔を持って階層的に配置される筒状部
    と、隣接する筒状部を部分的に上下に接続する接続部を
    具備する筒形花火。
JP2000154469A 2000-05-25 2000-05-25 筒形花火 Pending JP2001330399A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114046692A (zh) * 2021-11-29 2022-02-15 李社萍 一种吐珠类烟花纸筒及其内纸头折叠机构

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