JP2001330251A - ガス調理器 - Google Patents
ガス調理器Info
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- JP2001330251A JP2001330251A JP2000147702A JP2000147702A JP2001330251A JP 2001330251 A JP2001330251 A JP 2001330251A JP 2000147702 A JP2000147702 A JP 2000147702A JP 2000147702 A JP2000147702 A JP 2000147702A JP 2001330251 A JP2001330251 A JP 2001330251A
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- gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品を追加することなく安価に、使用者にガ
スの遮断原因を伝える。 【解決手段】 温度センサー6と、報知ランプ8とを備
え、測定した温度がしきい値より高くなれば、ガスを遮
断すると同時に、乾電池20の消耗報知と別の周期で報
知ランプ8を点滅するように構成したことにより、使用
者に消火原因を知らせることができる。
スの遮断原因を伝える。 【解決手段】 温度センサー6と、報知ランプ8とを備
え、測定した温度がしきい値より高くなれば、ガスを遮
断すると同時に、乾電池20の消耗報知と別の周期で報
知ランプ8を点滅するように構成したことにより、使用
者に消火原因を知らせることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾電池により動作
する天ぷら油火災防止機能を備えたガス調理器に関する
ものである。
する天ぷら油火災防止機能を備えたガス調理器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス調理器を図6及び図
7に示す。図6は従来のガス調理器の正面図、図7は従
来のガス調理器の作動原理図を示す。
7に示す。図6は従来のガス調理器の正面図、図7は従
来のガス調理器の作動原理図を示す。
【0003】図6に示すごとく、従来のガス調理器30
は器具本体上面左側の左こんろ31と、右側の右こんろ
32と、器具本体前面のグリル33と操作部34からな
る。右こんろ32には、鍋底の温度を測定する温度セン
サー35を設け、操作部34の下部には、乾電池を収納
する収納庫36と、電池の消耗、交換を使用者に報知す
る、電池交換ランプ37を設けている。
は器具本体上面左側の左こんろ31と、右側の右こんろ
32と、器具本体前面のグリル33と操作部34からな
る。右こんろ32には、鍋底の温度を測定する温度セン
サー35を設け、操作部34の下部には、乾電池を収納
する収納庫36と、電池の消耗、交換を使用者に報知す
る、電池交換ランプ37を設けている。
【0004】図7に示すごとく、温度センサー35で測
定した温度を制御基板38が判定し、予め定めた温度よ
り高くなれば、電磁弁39に供給している電圧を遮断す
る事により、電磁弁39を閉じガスを止める。また、制
御基板38は、乾電池40の電圧を検知し、予め定めら
れたしきい値より電圧が低くなれば、電池交換ランプ3
7を断続的に点滅させ、使用者に電池の消耗を報知す
る。さらに継続して使用され、予め定められたしきい値
より電圧が低くなれば、電磁弁39への電圧を遮断し、
右こんろ32を使用不可とすると共に、電池交換ランプ
37を連続点灯させ使用者に電池の交換を報知するもの
である。
定した温度を制御基板38が判定し、予め定めた温度よ
り高くなれば、電磁弁39に供給している電圧を遮断す
る事により、電磁弁39を閉じガスを止める。また、制
御基板38は、乾電池40の電圧を検知し、予め定めら
れたしきい値より電圧が低くなれば、電池交換ランプ3
7を断続的に点滅させ、使用者に電池の消耗を報知す
る。さらに継続して使用され、予め定められたしきい値
より電圧が低くなれば、電磁弁39への電圧を遮断し、
右こんろ32を使用不可とすると共に、電池交換ランプ
37を連続点灯させ使用者に電池の交換を報知するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のガス調理器では、フライパン等を長時間空焼きし、
温度センサーの温度がしきい値を越え、ガスを遮断した
場合でも、使用者にガスを止めた原因を報知することが
ないので、使用者はなぜ勝手に火が消えたのか分から
ず、器具の故障と誤って判断してしまうという課題があ
った。
来のガス調理器では、フライパン等を長時間空焼きし、
温度センサーの温度がしきい値を越え、ガスを遮断した
場合でも、使用者にガスを止めた原因を報知することが
ないので、使用者はなぜ勝手に火が消えたのか分から
ず、器具の故障と誤って判断してしまうという課題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、乾電池と、鍋底の温度を測定する温度セ
ンサーと、測定した温度が予め定められたしきい値より
高いかどうかを判定する温度判定手段と、温度判定手段
によりガスを遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧を
検知する電圧判定手段と、検知した電圧により光の点
滅、点灯で乾電池の消耗、交換を報知する報知ランプと
を備え、温度判定手段によりガスが遮断された場合、乾
電池の消耗報知とは、点滅周期を変えて報知する構成と
するものである。
決するために、乾電池と、鍋底の温度を測定する温度セ
ンサーと、測定した温度が予め定められたしきい値より
高いかどうかを判定する温度判定手段と、温度判定手段
によりガスを遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧を
検知する電圧判定手段と、検知した電圧により光の点
滅、点灯で乾電池の消耗、交換を報知する報知ランプと
を備え、温度判定手段によりガスが遮断された場合、乾
電池の消耗報知とは、点滅周期を変えて報知する構成と
するものである。
【0007】上記発明によれば、部品を増やすことな
く、使用者に火が消えた原因を報知することができ、使
用者が故障と誤って判断することも無くなる。
く、使用者に火が消えた原因を報知することができ、使
用者が故障と誤って判断することも無くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、乾電池と、鍋底の温度
を測定する温度センサーと、測定した温度が予め定めら
れたしきい値より高いかどうかを判定する温度判定手段
と、温度判定手段によりガスを遮断するガス遮断手段
と、乾電池の電圧を検知する電圧判定手段と、検知した
電圧により光の点滅、点灯で乾電池の消耗、交換を報知
する報知ランプとを備え、温度判定手段によりガスが遮
断された場合、乾電池の消耗報知とは、点滅周期を変え
て報知する構成とするものである。
を測定する温度センサーと、測定した温度が予め定めら
れたしきい値より高いかどうかを判定する温度判定手段
と、温度判定手段によりガスを遮断するガス遮断手段
と、乾電池の電圧を検知する電圧判定手段と、検知した
電圧により光の点滅、点灯で乾電池の消耗、交換を報知
する報知ランプとを備え、温度判定手段によりガスが遮
断された場合、乾電池の消耗報知とは、点滅周期を変え
て報知する構成とするものである。
【0009】そして、部品を追加することなく安価に、
温度判定手段によりガスが遮断された場合でも、乾電池
の消耗報知とは、点滅周期を変えてを使用者に消火原因
を報知することができるので、使用者は温度が高くなり
消火したと認識することができ、故障と誤って判断する
ことも無くなる。
温度判定手段によりガスが遮断された場合でも、乾電池
の消耗報知とは、点滅周期を変えてを使用者に消火原因
を報知することができるので、使用者は温度が高くなり
消火したと認識することができ、故障と誤って判断する
ことも無くなる。
【0010】また、乾電池と、鍋底の温度を測定する温
度センサーと、測定した温度が予め定められたしきい値
より高いかどうかを判定する温度判定手段と、ガスの燃
焼により電圧を発生する熱伝対と、発生した電圧が予め
定められたしきい値より高いかどうかを判定する燃焼判
定手段と、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスを
遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧を検知する電圧
判定手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯で乾電
池の消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、温度判
定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された場合、
それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知
する構成とするものである。
度センサーと、測定した温度が予め定められたしきい値
より高いかどうかを判定する温度判定手段と、ガスの燃
焼により電圧を発生する熱伝対と、発生した電圧が予め
定められたしきい値より高いかどうかを判定する燃焼判
定手段と、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスを
遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧を検知する電圧
判定手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯で乾電
池の消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、温度判
定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された場合、
それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知
する構成とするものである。
【0011】そして、部品を追加することなく安価に、
温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された
場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因
を報知することができるので、使用者は、温度が高くな
って消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹きこぼれに
より炎が消えて消火したのか、より細かい消火原因が分
かり、故障と誤って判断することも無くなる。
温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された
場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因
を報知することができるので、使用者は、温度が高くな
って消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹きこぼれに
より炎が消えて消火したのか、より細かい消火原因が分
かり、故障と誤って判断することも無くなる。
【0012】また、火力操作部近傍に、温度判定手段に
よりガスが遮断されない火力の指標を設ける構成とする
ものである。
よりガスが遮断されない火力の指標を設ける構成とする
ものである。
【0013】そして、火力操作部近傍に温度判定手段に
よりガスが遮断されない火力の指標を設けられているの
で、使用者はフライパン等空焼きする場合、その指標の
火力に設定することにより、鍋底の温度が高くならず、
温度判定手段によるガスの遮断を防ぐことができるの
で、使用者は途中消火する事無くフライパンを使用する
ことができ、使い勝手が良い。
よりガスが遮断されない火力の指標を設けられているの
で、使用者はフライパン等空焼きする場合、その指標の
火力に設定することにより、鍋底の温度が高くならず、
温度判定手段によるガスの遮断を防ぐことができるの
で、使用者は途中消火する事無くフライパンを使用する
ことができ、使い勝手が良い。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明のガス調理器の
正面図、図2は本発明の作動原理図、図3は本発明の実
施例1の報知ランプの点滅、点灯周期図を示す。図1に
示すごとく、本発明のガス調理器1は器具本体上面左側
の左こんろ2と、右側の右こんろ3と、器具本体前面の
グリル4と操作部5からなる。右こんろ3には、鍋底の
温度を測定する温度センサー6を設け、操作部5の下部
には、乾電池を収納する収納庫7と、電池の消耗、交
換、ガスの遮断原因を使用者に報知する、報知ランプ8
を設けている。
正面図、図2は本発明の作動原理図、図3は本発明の実
施例1の報知ランプの点滅、点灯周期図を示す。図1に
示すごとく、本発明のガス調理器1は器具本体上面左側
の左こんろ2と、右側の右こんろ3と、器具本体前面の
グリル4と操作部5からなる。右こんろ3には、鍋底の
温度を測定する温度センサー6を設け、操作部5の下部
には、乾電池を収納する収納庫7と、電池の消耗、交
換、ガスの遮断原因を使用者に報知する、報知ランプ8
を設けている。
【0016】図2によりまず、本発明の点火、燃焼に関
する作動原理を説明する。使用者が右こんろ3を使用す
る場合、点火消火ボタン9を押すと、機械的に手動弁1
1と電磁弁14を開く。同時にマイクロスイッチ12が
ON状態となり、制御基板13に右こんろ3が使用され
ていることを伝える。制御基板13は電磁弁14に電圧
を供給し、電磁弁14の開状態を継続させる。ガスは電
磁弁14、手動弁11、火力調整用ニードル15、流量
規制用ノズル16を通って、右こんろ3へ供給される。
する作動原理を説明する。使用者が右こんろ3を使用す
る場合、点火消火ボタン9を押すと、機械的に手動弁1
1と電磁弁14を開く。同時にマイクロスイッチ12が
ON状態となり、制御基板13に右こんろ3が使用され
ていることを伝える。制御基板13は電磁弁14に電圧
を供給し、電磁弁14の開状態を継続させる。ガスは電
磁弁14、手動弁11、火力調整用ニードル15、流量
規制用ノズル16を通って、右こんろ3へ供給される。
【0017】ガスの供給とほぼ同時に、制御基板13は
イグナイター17に電圧を供給し、点火プラグ18を介
して、右こんろ3へ強制的に数秒間高圧放電を行い、ガ
スを点火させる。ガスが点火すると、熱伝対19は加熱
され、熱伝対19に電圧が発生し、制御基板13は発生
した電圧を読みとる。制御基板13に設けられた燃焼判
定手段22は、熱伝対19の電圧と、予め定められたし
きい値とを比較し、電圧がしきい値よりも高ければ、燃
焼中であると判定し、電磁弁14への電圧供給を継続さ
せるが、電圧がしきい値よりも低くなれば、吹きこぼれ
等により火が消えたと判定し、制御基板13に設けられ
たガス遮断手段24を介して電磁弁14への電圧供給を
停止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させる構成とし
ている。
イグナイター17に電圧を供給し、点火プラグ18を介
して、右こんろ3へ強制的に数秒間高圧放電を行い、ガ
スを点火させる。ガスが点火すると、熱伝対19は加熱
され、熱伝対19に電圧が発生し、制御基板13は発生
した電圧を読みとる。制御基板13に設けられた燃焼判
定手段22は、熱伝対19の電圧と、予め定められたし
きい値とを比較し、電圧がしきい値よりも高ければ、燃
焼中であると判定し、電磁弁14への電圧供給を継続さ
せるが、電圧がしきい値よりも低くなれば、吹きこぼれ
等により火が消えたと判定し、制御基板13に設けられ
たガス遮断手段24を介して電磁弁14への電圧供給を
停止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させる構成とし
ている。
【0018】次に、火力調節と消火の作動原理を説明す
る。使用者が火力を変えたい時、火力調整レバー10を
動かす。すると火力調整レバー10と連動して、火力調
整用ニードル15が動き、ガスの通過面積を変化させ、
火力を変化させる。消火時は、使用者が点火消火ボタン
9を再度押すと、手動弁11を機械的に閉め、ガスを遮
断させる構成としている。
る。使用者が火力を変えたい時、火力調整レバー10を
動かす。すると火力調整レバー10と連動して、火力調
整用ニードル15が動き、ガスの通過面積を変化させ、
火力を変化させる。消火時は、使用者が点火消火ボタン
9を再度押すと、手動弁11を機械的に閉め、ガスを遮
断させる構成としている。
【0019】次に、天ぷら油火災防止機能の作動原理を
説明する。右こんろ3に設けられた温度センサー6は鍋
底に接触し、鍋底の温度を測定する。測定した温度は、
制御基板13に伝えられる。制御基板13に設けられた
温度判定手段21は、温度センサー6の温度と、予め定
められたしきい値とを比較し、温度がしきい値よりも低
ければ、電磁弁14への電圧供給を継続させるが、温度
がしきい値よりも高くなれば、天ぷら油が発火するのを
防ぐために、ガス遮断手段24を介して電磁弁14への
電圧供給を停止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させ
る。同時に制御基板13の温度判定手段21は、図3に
示す温度判定手段によるガス遮断時点滅周期27のよう
に、短く2回ON、長いOFFの繰り返しという周期で
報知ランプ8を点滅させ、使用者に鍋底の温度が上がり
すぎた為、ガスを遮断した事を知らしめる構成としてい
る。
説明する。右こんろ3に設けられた温度センサー6は鍋
底に接触し、鍋底の温度を測定する。測定した温度は、
制御基板13に伝えられる。制御基板13に設けられた
温度判定手段21は、温度センサー6の温度と、予め定
められたしきい値とを比較し、温度がしきい値よりも低
ければ、電磁弁14への電圧供給を継続させるが、温度
がしきい値よりも高くなれば、天ぷら油が発火するのを
防ぐために、ガス遮断手段24を介して電磁弁14への
電圧供給を停止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させ
る。同時に制御基板13の温度判定手段21は、図3に
示す温度判定手段によるガス遮断時点滅周期27のよう
に、短く2回ON、長いOFFの繰り返しという周期で
報知ランプ8を点滅させ、使用者に鍋底の温度が上がり
すぎた為、ガスを遮断した事を知らしめる構成としてい
る。
【0020】次に、電池消耗時の作動原理を説明する。
右こんろ3が使用されマイクロスイッチ12がON状態
となると、制御基板13は乾電池20の電圧を測定す
る。制御基板13に設けられた電圧判定手段23は、測
定した乾電池20の電圧と、予め定められたしきい値
(約2V)とを比較し、電圧がしきい値よりも低けれ
ば、図3に示す電池消耗時周期26のように、やや長い
ONと、同じ時間のOFFの繰り返しという周期で報知
ランプ8を点滅させ、使用者に乾電池20が消耗してき
たことを知らしめ、乾電池20の交換を促す。それでも
なお、継続して使用され続けた場合、電圧判定手段23
は測定した乾電池20の電圧と、予め定められたしきい
値(約1.9V)とを比較し、電圧がしきい値よりも低
ければ、電磁弁14への電圧供給を停止し、右こんろ3
を使用不可にする。同時に図3に示す電池交換時周期2
5のように、連続して報知ランプ8を点灯させ、使用者
に乾電池20の交換を伝える構成としている。
右こんろ3が使用されマイクロスイッチ12がON状態
となると、制御基板13は乾電池20の電圧を測定す
る。制御基板13に設けられた電圧判定手段23は、測
定した乾電池20の電圧と、予め定められたしきい値
(約2V)とを比較し、電圧がしきい値よりも低けれ
ば、図3に示す電池消耗時周期26のように、やや長い
ONと、同じ時間のOFFの繰り返しという周期で報知
ランプ8を点滅させ、使用者に乾電池20が消耗してき
たことを知らしめ、乾電池20の交換を促す。それでも
なお、継続して使用され続けた場合、電圧判定手段23
は測定した乾電池20の電圧と、予め定められたしきい
値(約1.9V)とを比較し、電圧がしきい値よりも低
ければ、電磁弁14への電圧供給を停止し、右こんろ3
を使用不可にする。同時に図3に示す電池交換時周期2
5のように、連続して報知ランプ8を点灯させ、使用者
に乾電池20の交換を伝える構成としている。
【0021】次に、作用を説明する。上記構成により、
温度判定手段21によりガスが遮断された場合、乾電池
20の消耗報知とは、点滅周期を変えて報知することに
より、部品を追加することなく安価に、温度判定手段2
1によりガスが遮断された場合でも、点滅周期を変えて
報知することができるので、使用者は温度が高くなり消
火した認識することができ、故障と誤って判断すること
も無くなる。
温度判定手段21によりガスが遮断された場合、乾電池
20の消耗報知とは、点滅周期を変えて報知することに
より、部品を追加することなく安価に、温度判定手段2
1によりガスが遮断された場合でも、点滅周期を変えて
報知することができるので、使用者は温度が高くなり消
火した認識することができ、故障と誤って判断すること
も無くなる。
【0022】(実施例2)図4は本発明の実施例2の報
知ランプの点滅、点灯周期図を示す。実施例1と異なる
点は、燃焼判定手段によるガス遮断時点滅周期28を設
置した点である。なお、実施例1と同一符号のものは、
同一構造を有し、説明は省略する。上記構成により、吹
きこぼれ等により火が消えた時、制御基板13に設けら
れた燃焼判定手段22は、電磁弁14への電圧供給を停
止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させると同時に、
図4に示す燃焼判定手段によるガス遮断時点滅周期28
のように、短く3回ON、長い1回ON、長いOFFの
繰り返しという周期で報知ランプ8を点滅させ、使用者
に吹きこぼれ等により火が消えた為、ガスを遮断した事
を知らしめる構成としている。
知ランプの点滅、点灯周期図を示す。実施例1と異なる
点は、燃焼判定手段によるガス遮断時点滅周期28を設
置した点である。なお、実施例1と同一符号のものは、
同一構造を有し、説明は省略する。上記構成により、吹
きこぼれ等により火が消えた時、制御基板13に設けら
れた燃焼判定手段22は、電磁弁14への電圧供給を停
止し、電磁弁14を閉じ、ガスを遮断させると同時に、
図4に示す燃焼判定手段によるガス遮断時点滅周期28
のように、短く3回ON、長い1回ON、長いOFFの
繰り返しという周期で報知ランプ8を点滅させ、使用者
に吹きこぼれ等により火が消えた為、ガスを遮断した事
を知らしめる構成としている。
【0023】作用を説明すると、温度判定手段21又は
燃焼判定手段22によりガスが遮断された場合、それぞ
れ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知する構
成とすることにより、部品を追加することなく安価に、
温度判定手段21又は燃焼判定手段22によりガスが遮
断された場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの
遮断原因を報知することができるので、使用者は、温度
が高くなって消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹き
こぼれにより炎が消えて消火したのか、より細かい消火
原因が分かり、故障と誤って判断することも無くなる。
燃焼判定手段22によりガスが遮断された場合、それぞ
れ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知する構
成とすることにより、部品を追加することなく安価に、
温度判定手段21又は燃焼判定手段22によりガスが遮
断された場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの
遮断原因を報知することができるので、使用者は、温度
が高くなって消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹き
こぼれにより炎が消えて消火したのか、より細かい消火
原因が分かり、故障と誤って判断することも無くなる。
【0024】なお、点滅周期に関しては、使用者が理解
できるように区別がつけばよいので、様々な周期が考え
られることは自明である。
できるように区別がつけばよいので、様々な周期が考え
られることは自明である。
【0025】(実施例3)図5は本発明の実施例3の操
作部正面図を示す。実施例1、実施例2と異なる点は、
火力調節レバー10の下側の操作部5に、温度判定手段
21によりガスが遮断されない火力の指標29としてフ
ライパンの絵を設けた点である。なお、実施例2と同一
符号のものは、同一構造を有し、説明は省略する。上記
構成により、使用者がフライパン等を使用する際、火力
調整レバー10を操作部5の指標29の位置で使用する
と、火力が小さいため、フライパンの鍋底の最高到達温
度を、制御基板13に設けられた温度判定手段21の予
め定められたしきい値より高くなることを防ぐ構成とし
ている。
作部正面図を示す。実施例1、実施例2と異なる点は、
火力調節レバー10の下側の操作部5に、温度判定手段
21によりガスが遮断されない火力の指標29としてフ
ライパンの絵を設けた点である。なお、実施例2と同一
符号のものは、同一構造を有し、説明は省略する。上記
構成により、使用者がフライパン等を使用する際、火力
調整レバー10を操作部5の指標29の位置で使用する
と、火力が小さいため、フライパンの鍋底の最高到達温
度を、制御基板13に設けられた温度判定手段21の予
め定められたしきい値より高くなることを防ぐ構成とし
ている。
【0026】作用を説明すると、火力調節レバー10の
下側の操作部5に、温度判定手段21によりガスが遮断
されない火力の指標29を設ける構成とすることによ
り、使用者はフライパン等空焼きする場合、その指標2
9の火力に火力調節レバー10を設定することにより、
鍋底の温度が高くならず、温度判定手段21によるガス
の遮断を防ぐことができるので、使用者は途中消火する
事無くフライパンを使用することができ、使い勝手が良
い。
下側の操作部5に、温度判定手段21によりガスが遮断
されない火力の指標29を設ける構成とすることによ
り、使用者はフライパン等空焼きする場合、その指標2
9の火力に火力調節レバー10を設定することにより、
鍋底の温度が高くならず、温度判定手段21によるガス
の遮断を防ぐことができるので、使用者は途中消火する
事無くフライパンを使用することができ、使い勝手が良
い。
【0027】なお、指標に関しては、本実施例ではフラ
イパンの絵としたが、使用者が分かる指標であれば良い
ことは自明である。
イパンの絵としたが、使用者が分かる指標であれば良い
ことは自明である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
ガス調理器によれば、次の効果が得られる。
ガス調理器によれば、次の効果が得られる。
【0029】乾電池と、鍋底の温度を測定する温度セン
サーと、測定した温度が予め定められたしきい値より高
いかどうかを判定する温度判定手段と、温度判定手段に
よりガスを遮断する遮断手段と、乾電池の電圧を検知す
る電圧判定手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯
で乾電池の消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、
温度判定手段によりガスが遮断された場合、乾電池の消
耗報知とは、点滅周期を変えて報知する構成とすること
により、部品を追加することなく安価に、温度判定手段
によりガスが遮断された場合でも、点滅周期を変えて報
知することができるので、使用者は温度が高くなり消火
したと認識することができ、故障と誤って判断すること
も無くなる。
サーと、測定した温度が予め定められたしきい値より高
いかどうかを判定する温度判定手段と、温度判定手段に
よりガスを遮断する遮断手段と、乾電池の電圧を検知す
る電圧判定手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯
で乾電池の消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、
温度判定手段によりガスが遮断された場合、乾電池の消
耗報知とは、点滅周期を変えて報知する構成とすること
により、部品を追加することなく安価に、温度判定手段
によりガスが遮断された場合でも、点滅周期を変えて報
知することができるので、使用者は温度が高くなり消火
したと認識することができ、故障と誤って判断すること
も無くなる。
【0030】また、乾電池と、鍋底の温度を測定する温
度センサーと、測定した温度が予め定められたしきい値
より高いかどうかを判定する温度判定手段と、ガスの燃
焼により電圧を発生する熱伝対と、発生した電圧が予め
定められたしきい値より高いかどうかを判定する燃焼判
定手段と、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスを
遮断する遮断手段と、乾電池の電圧を検知する電圧判定
手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯で乾電池の
消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、温度判定手
段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された場合、それ
ぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知する
構成とすることにより、部品を追加することなく安価
に、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断さ
れた場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断
原因を報知することができるので、使用者は、温度が高
くなって消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹きこぼ
れにより炎が消えて消火したのか、より細かい消火原因
が分かり、故障と誤って判断することも無くなる。
度センサーと、測定した温度が予め定められたしきい値
より高いかどうかを判定する温度判定手段と、ガスの燃
焼により電圧を発生する熱伝対と、発生した電圧が予め
定められたしきい値より高いかどうかを判定する燃焼判
定手段と、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスを
遮断する遮断手段と、乾電池の電圧を検知する電圧判定
手段と、検知した電圧により光の点滅、点灯で乾電池の
消耗、交換を報知する報知ランプとを備え、温度判定手
段又は燃焼判定手段によりガスが遮断された場合、それ
ぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断原因を報知する
構成とすることにより、部品を追加することなく安価
に、温度判定手段又は燃焼判定手段によりガスが遮断さ
れた場合、それぞれ異なる点滅周期により、ガスの遮断
原因を報知することができるので、使用者は、温度が高
くなって消火したのか、火力を絞りすぎたり、吹きこぼ
れにより炎が消えて消火したのか、より細かい消火原因
が分かり、故障と誤って判断することも無くなる。
【0031】また、火力操作部近傍に、温度判定手段に
よりガスが遮断されない火力の指標を設ける構成とする
ことにより、火力操作部近傍にガスが遮断されない火力
の指標を設けられているので、使用者はフライパン等空
焼きする場合、その指標の火力に設定することにより、
鍋底の温度が高くならず、温度判定手段によるガスの遮
断を防ぐことができるので、使用者は途中消火する事無
くフライパンを使用することができ、使い勝手が良い。
よりガスが遮断されない火力の指標を設ける構成とする
ことにより、火力操作部近傍にガスが遮断されない火力
の指標を設けられているので、使用者はフライパン等空
焼きする場合、その指標の火力に設定することにより、
鍋底の温度が高くならず、温度判定手段によるガスの遮
断を防ぐことができるので、使用者は途中消火する事無
くフライパンを使用することができ、使い勝手が良い。
【図1】本発明のガス調理器の正面図
【図2】同調理器の作動原理図
【図3】本発明の実施例1の報知ランプの点滅、点灯周
期を示す特性図
期を示す特性図
【図4】本発明の実施例2の報知ランプの点滅、点灯周
期を示す特性図
期を示す特性図
【図5】本発明の実施例3の操作部の一部切欠き正面図
【図6】従来のガス調理器の正面図
【図7】同調理器の作動原理図
6 温度センサー 8 報知ランプ 20 乾電池 21 温度判定手段 24 ガス遮断手段
Claims (3)
- 【請求項1】乾電池と、鍋底の温度を測定する温度セン
サーと、測定した温度が予め定められたしきい値より高
いかどうかを判定する温度判定手段と、この温度判定手
段によりガスを遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧
を検知する電圧判定手段と、検知した電圧により光の点
滅・点灯で乾電池の消耗、交換時期を報知する報知ラン
プとを備え、前記温度判定手段によりガスが遮断された
場合、乾電池の消耗報知の場合とは点滅周期を変えて報
知することを特徴としたガス調理器。 - 【請求項2】乾電池と、鍋底の温度を測定する温度セン
サーと、測定した温度が予め定められたしきい値より高
いかどうかを判定する温度判定手段と、ガスの燃焼によ
り電圧を発生する熱伝対と、発生した電圧が予め定めら
れたしきい値より高いかどうかを判定する燃焼判定手段
と、前記温度判定手段又は前記燃焼判定手段によりガス
を遮断するガス遮断手段と、乾電池の電圧を検知する電
圧判定手段と、検知した電圧により光の点滅・点灯で乾
電池の消耗を知らせ、交換時期を報知する報知ランプと
を備え、前記温度判定手段又は前記燃焼判定手段により
ガスが遮断された場合、それぞれ異なる点滅周期により
ガスの遮断原因を報知することを特徴としたガス調理
器。 - 【請求項3】火力操作部の近傍に、温度判定手段により
ガスが遮断されない火力の指標を設けることを特徴とし
た請求項1または請求項2記載のガス調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147702A JP2001330251A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ガス調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147702A JP2001330251A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ガス調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001330251A true JP2001330251A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18653850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147702A Withdrawn JP2001330251A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ガス調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001330251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109654546A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-19 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 燃气灶及用于燃气灶的控制方法 |
CN109708156A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-05-03 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于燃气灶的控制方法及燃气灶 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147702A patent/JP2001330251A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109708156A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-05-03 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于燃气灶的控制方法及燃气灶 |
CN109708156B (zh) * | 2018-10-25 | 2024-04-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于燃气灶的控制方法及燃气灶 |
CN109654546A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-19 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 燃气灶及用于燃气灶的控制方法 |
CN109654546B (zh) * | 2019-02-01 | 2024-04-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 燃气灶及用于燃气灶的控制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070213 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20070313 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080407 |