JP2001330069A - 車高調整機構付きダンパ - Google Patents

車高調整機構付きダンパ

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JP2001330069A
JP2001330069A JP2000148895A JP2000148895A JP2001330069A JP 2001330069 A JP2001330069 A JP 2001330069A JP 2000148895 A JP2000148895 A JP 2000148895A JP 2000148895 A JP2000148895 A JP 2000148895A JP 2001330069 A JP2001330069 A JP 2001330069A
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chamber
oil
damper
piston rod
vehicle height
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JP2000148895A
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English (en)
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Takayuki Goto
孝幸 後藤
Noriaki Maneyama
典明 間根山
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Showa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車高調整機構付きダンパのリザーバ室をアキ
ュームレータにより構成するに際し、アキュームレータ
の小型化を図りながら、車高調整速度を向上すること。 【解決手段】 ダンパシリンダ12の油室と連通するリ
ザーバ室53Aをアキュームレータ23のフリーピスト
ン52によって区画形成してなる車高調整機構付きダン
パ10において、アキュームレータ23のフリーピスト
ン52が最圧縮時にそのケース50の閉塞端50Bに当
接し得る突出部52Bを備えてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車高調整機構付きダ
ンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車高調整機構付きダンパとして、
特開平9-137846号公報に記載の如く、ダンパシリンダに
ピストンロッドを挿入し、ピストンロッドに結合したピ
ストンによりダンパシリンダ内に2つの油室を画成し、
ダンパシリンダの一方の油室と連通するリザーバ室と、
ダンパシリンダの油室及びリザーバ室と仕切られた低圧
室を備え、低圧室の油をダンパシリンダの油室に供給す
るポンプを有してなるものがある。このとき、リザーバ
室は、ダンパの伸縮に伴ってダンパシリンダから進退す
るピストンロッドの体積分の作動油を補償する。
【0003】そして、車高調整機構付きダンパでは、ポ
ンプにより低圧室の油をダンパシリンダの油室に給排し
てダンパシリンダの内圧を加圧又は減圧させることで、
ピストンロッドの反力を増減し、車高を調整可能とする
ものである。ここで、ダンパシリンダの内圧の加圧は、
これに連通しているリザーバ室の上部を占めるガス圧を
圧縮することによってもたらされるものであり、リザー
バ室の上部のガス室容積が大きいとこれを圧縮するのに
長時間を必要とし、なかなか最大車高調整できない。逆
に、リザーバ室の上部のガス室容積が小さすぎると、ピ
ストンロッドの進入体積分の作動油と車高調整用の作動
油の合計油量を補償できず、ダンパがロックする虞があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、従来の車高調
整機構付きダンパは、アウタチューブにダンパシリンダ
を挿入した二重管構造からなり、アウタチューブとダン
パシリンダの間の環状空間を前述のリザーバ室及びガス
室としているため、リザーバ室の上部のガス室容積が過
大になり易く、車高調整速度が遅くなる。
【0005】尚、車高調整機構付きダンパのリザーバ室
を図8に示す如くの通常のアキュームレータ1により構
成することも考えられる。アキュームレータ1は、ケー
ス2内にフリーピストン3を摺動可能に収容し、ケース
2のドーム状の閉塞端2Aとフリーピストン3の間をガ
ス室4とし、フリーピストン3のガス室4と反対側をリ
ザーバ室5とするものである。ところが、このアキュー
レータ1では、フリーピストン3が最圧縮位置に到達し
たときに、ガス室4は尚ドーム状の閉塞端2Aとフリー
ピストン3の凹面とによる余剰大容積Vaを残すから、
アキュームレータ1を小型化しながらガス室4の圧縮率
を上げることに困難があり、リザーバ室5を加圧するガ
ス室4を十分に圧縮できず、ひいてはダンパシリンダの
内圧を十分に加圧できないため、ピストンロッドの反力
を十分に上げることができず、早く車高を上げることが
できない。
【0006】本発明の課題は、車高調整機構付きダンパ
の車高調整速度を向上することにある。
【0007】本発明の課題は、車高調整機構付きダンパ
のリザーバ室をアキュームレータにより構成するに際
し、アキュームレータの小型化を図りながら、車高調整
速度を向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ダンパシリンダにピストンロッドを挿入し、ピスト
ンロッドに結合したピストンによりダンパシリンダ内に
2つの油室を画成し、ダンパシリンダの一方の油室と連
通するリザーバ室と、ダンパシリンダの油室及びリザー
バ室と仕切られた低圧室を備え、低圧室の油をダンパシ
リンダの油室に供給するポンプを有してなる車高調整機
構付きダンパにおいて、リザーバ室の容量より低圧室の
容量を大きくするようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、ダンパシリンダ
にピストンロッドを挿入し、ピストンロッドに結合した
ピストンによりダンパシリンダ内に2つの油室を画成
し、ダンパシリンダの一方の油室と連通するリザーバ室
と、ダンパシリンダの油室及びリザーバ室と仕切られた
低圧室を備え、低圧室の油をダンパシリンダの油室に供
給するポンプを有してなる車高調整機構付きダンパにお
いて、アキュームレータのケース内にフリーピストンを
摺動可能に収容し、ケースの閉塞端とフリーピストンの
間をガス室とし、ケース内でフリーピストンを挟むガス
室と反対側を前記リザーバ室とし、フリーピストンが最
圧縮時にケースの閉塞端に当接し得る突出部を備えてな
るようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において更に、前記アキュームレータのケースが
筒状の胴部に閉塞端を一体に備えるようにしたものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明において更に、前記アキュームレータのケ
ースの閉塞端と、この閉塞端に当接し得るフリーピスト
ンの突出部とが、フラット面をなすようにしたものであ
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4い
ずれかに記載の発明において更に、前記ダンパシリンダ
の油室に生成した高圧油を設定値で低圧室へリリーフす
るリリーフ弁を備えるようにしたものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば下記の作用がある。 リザーバ室の容量を低圧室の容量より小さくし、必要
最低限の容量にできるから、ダンパシリンダの内圧を素
早く加圧してピストンロッドの反力を素早く上げること
ができるので、車高調整速度を向上できる。ここで、リ
ザーバ室の容量を必要最低限にすることは、その容量を
ピストンロッドの進入体積分の補償用の油量と車高調整
用の油量の合計容量だけにするものであり、リザーバ室
に予備の油を収容できない。本発明では、低圧室の容量
をリザーバ室の容量より大きくしたから、低圧室の容量
は車高調整用の油量に大量の予備油量を加えたものとす
ることができ、必要十分な予備油量を確保できる。
【0014】請求項2の発明によれば下記、の作用
がある。 アキュームレータのケース内に収容したフリーピスト
ンによりリザーバ室とガス室を区画形成するに際し、フ
リーピストンに突出部を備え、最大車高調整時の最圧縮
時にフリーピストンはその突出部をケースのガス室に臨
む閉塞端に当接し得るようにした。従って、ガス室はフ
リーピストンの突出部が侵入してくることによって狭め
られて小容積となり、ガス室の圧縮率を上げることがで
きる。このため、リザーバ室を加圧するガス室を十分に
圧縮でき、ひいてはダンパシリンダの内圧を十分に加圧
でき、ピストンロッドの反力を十分に上げて早く車高を
上げることができる。
【0015】ガス室の圧縮率を上げることができるか
ら、アキュームレータが形成すべきガス室の最大圧縮容
積(リザーバ室の容量)を、ピストンロッドの進入体積
分の補償用の油量と、車高調整用の油量の合計油量に相
当する値に設定でき、アキュームレータは余分なガス室
を備えず小型化できる。これにより、アキュームレータ
と車体等との干渉を簡易に回避できる。
【0016】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 アキュームレータのケースが筒状の胴部に閉塞端を一
体に備えるものとしたから、ケースの信頼性を向上でき
る。
【0017】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 最大車高調整時の最圧縮時に、フリーピストンのフラ
ットな突出部が、アキュームレータのケースのフラット
な閉塞端に当接することにより、ガス室は、フリーピス
トンの突出部により、より狭められてより小容積とな
り、ガス室の圧縮率をより上げることができる。
【0018】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 アキュームレータのガス室がリザーバ室を加圧するこ
とにより、ダンパシリンダの油室に生成される高圧油を
リリーフ弁により低圧室へリリーフ可能とした。これに
より、フリーピストンが最圧縮時にケースの閉塞端に当
接する直前にリリーフ弁を開くように設定することがで
き、結果として、ダンパが最大車高調整位置でロックす
ることがなく、フリーピストンがケースの閉塞端に衝突
する音の発生を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はダンパを示す断面図、図2
はダンパの下部拡大断面図、図3はダンパの中間部拡大
断面図、図4はダンパの上部拡大断面図、図5はアキュ
ームレータを示す断面図、図6はピストンロッドと取付
用ピンの溶接構造を示す模式図、図7はピストンロッド
と取付用ピンの他の溶接構造を示す模式図、図8は従来
のアキュームレータを示す断面図である。
【0020】車高調整機構付きダンパ10は、図1〜図
4に示す如く、アウタチューブ11にダンパシリンダ1
2を挿入した2重管構造であり、ダンパシリンダ12の
上端開口部に挿着したロッドガイド13(ブッシュ13
A)にピストンロッド14を挿入し、ピストンロッド1
4の下端部に螺着したナット35によって該ピストンロ
ッド14に結合したピストン16によりダンパシリンダ
12内に2つの油室17A、17Bを画成する。アウタ
チューブ11の上端開口部にはシールケース18が挿着
され、アウタチューブ11の上端加締め部はシールケー
ス18、平板19、ロッドガイド13をダンパシリンダ
12の上端面との間に挟持する。
【0021】ダンパ10は、アウタチューブ11とダン
パシリンダ12の間隙を低圧室20とし、ダンパシリン
ダ12の下端開口部をボトムキャップ21により閉塞
し、アウタチューブ11の下端開口部をダンパキャップ
22により閉塞する。低圧室20には規定量の油と低圧
ガスを封入してある。ダンパキャップ22はアウタチュ
ーブ11の下端部に溶接され、ボトムキャップ21をダ
ンパシリンダ12の下端面との間に挟持する。ダンパキ
ャップ22にはアキュームレータ23が取着される。
【0022】ダンパ10は、ピストンロッド14の上端
部に固定した取付用ピン15に車体側取付部24を備
え、ダンパキャップ22に車輪側取付部25を備える。
アウタチューブ11はバンプストッパ26を備え、最圧
縮時にピストンロッド14が備えるバンプラバー27に
このバンプストッパ26を衝合して最圧縮ストロークを
規制する。バンプラバー27はダストカバー27Aを備
える。また、ピストンロッド14はリバウンドストッパ
28の上にリバウンドラバー29を備え、最伸長時に、
このリバウンドラバー29をロッドガイド13の端面に
衝合して最伸長ストロークを規制する。
【0023】ダンパシリンダ12に挿入されたピストン
ロッド14の端部には、図1、図3に示す如く、前述の
ナット35が螺着され、ピストン16を備える。ピスト
ン16はシリンダ12に摺動可能に嵌挿され、シリンダ
12内を上油室17Aと下油室17Bとに区画する。ピ
ストン16は上油室17Aと下油室17Bとを連絡する
縮み側流路31と伸び側流路32(不図示)を備え、縮
み側流路31にはピストンロッド11の縮み時に開いて
減衰力を発生させるディスクバルブ状の縮み側バルブ3
1Aを備え、伸び側流路32にはピストンロッド14の
伸び時に開いて減衰力を発生させるディスクバルブ状の
伸び側バルブ32Aを備える。このとき、ピストン16
と縮み側バルブ31A、伸び側バルブ32Aは、バルブ
ストッパ33A、33B、ワッシャ34A、34Bとと
もにピストンロッド14に装着されてナット35で固定
される。
【0024】アウタチューブ11に挿着される前述のシ
ールケース18は、図3に示す如く、Oリング41を外
周に、オイルシールからなるメインシール42、ダスト
シール43をピストンロッド14に摺接させる状態で内
周に備える。そして、ダンパシリンダ12に挿着される
ロッドガイド13の内周には、Oリング44でバックア
ップされるテフロン(登録商標)リングからなるサブシ
ール45がピストンロッド14に摺接する状態で設けら
れる。更に、後述するポンプ60の存在により高圧にな
る上油室17Aの油は、ロッドガイド13のブッシュ1
3A、サブシール45、シールケース18の下端面に設
けた溝状油路46、ロッドガイド13の外周に設けたチ
ェックリップ47(アウタチューブ11の内周に接す
る)を経由する漏洩回収路48により低圧室20に回収
される。
【0025】アキュームレータ23は、図2に示す如
く、ダンパキャップ22にOリング51Aを介して嵌着
されるケース50を有し、このケース50の筒状の胴部
50Aの内部にOリング51Bを介してフリーピストン
52を摺動可能に収容し、ケース50の閉塞端50Bと
フリーピストン52の間をガス室53Bとし、ケース5
0の内部でフリーピストン52を挟むガス室53Bと反
対側をリザーバ室53Aとし、リザーバ室53Aの油を
ガス室53Bの高圧ガスにより加圧している。アキュー
ムレータ23のリザーバ室53Aは、ダンパキャップ2
2に設けた連絡路54Aを介してダンパキャップ22の
油室54に連通し、更にボトムキャップ21に設けた連
絡路54Bを介してダンパシリンダ12の下油室17B
に連通している。即ち、ピストンロッド14の縮み時に
は、ダンパシリンダ12に進入するピストンロッド14
の進入容積分の油が下油室17Bから連絡路54A、5
4B、油室54を経てリザーバ室53Aへ押出される。
また、ピストンロッド14の伸び時には、ダンパシリン
ダ12から退出するピストンロッド14の退出容積分の
油がリザーバ室53Aから連絡路54A、54B、油室
54を経て下油室17Bへ供給される。
【0026】ボトムキャップ21は、Oリング55を介
してダンパキャップ22に嵌合され、ダンパシリンダ1
2の油室17A、17Bとアキュームレータ23のリザ
ーバ室53Aを、低圧室20に対して仕切る。このと
き、ボトムキャップ21には、ダンパシリンダ12の下
油室17B及びリザーバ室53Aを低圧室20に連絡す
るリリーフ通路56が設けられ、このリリーフ通路56
にはリリーフ弁57が設けられている。リリーフ弁57
は、ダンパシリンダ12の下油室17B及びリザーバ室
53Aの圧力が低圧室20の圧力に対してなす差圧が所
定値を超えたときに弾発的に撓み変形して開き、ダンパ
シリンダ12の油室17A、17Bに生成した高圧油を
設定値で低圧室20へリリーフすることにより、ダンパ
シリンダ12の内圧が過度の上昇するのを回避する。
【0027】然るに、ダンパ10にあっては、低圧室2
0の油をシリンダ12内に供給するポンプ装置60を有
する。ポンプ装置60は、シリンダ12の下端部に設け
た前述のボトムキャップ21に固定されてシリンダ12
内に起立せしめられるポンプロッド61を、ピストンロ
ッド14の中空部14A内に流路を介するように挿入さ
れたポンプチューブ63内に摺動可能に嵌合し、このポ
ンプチューブ63内にポンプ室62を形成している。
【0028】ポンプロッド61は、ボトムキャップ21
に設けた凹部に突き立てられ、その下端外周に係着した
ストッパリング61Aをボトムキャップ21の該凹部に
圧入した固定リング61Bにより抜け止め保持してい
る。ポンプロッド61のストッパリング61A以下の下
端部は樹脂製バックアップリング61C、Oリング61
Dを介してボトムキャップ21の該凹部に直径方向に弾
性的に支持されている。ボトムキャップ21は、低圧室
20をポンプロッド61の後述する吸込路64に連通す
る連絡路21Aを備える。
【0029】ポンプチューブ63は、図3に示す如く、
ピストンロッド14に螺着された前述のナット35に設
けた鍔状チューブ受部35Aに支持された状態で、ピス
トンロッド14の中空部14Aに挿入され、ピストンロ
ッド14の中空部14Aの奥端部で取付用ピン15のチ
ューブ保持部93Aに背面支持されるばね66のばね力
を、後述する吐出用逆止弁67、ポンプチューブ63の
外周に設けたストッパリング63Aを介して付与され、
チューブ受部35Aに衝合保持される。このとき、ポン
プチューブ63は、吐出用逆止弁67の籠状ばね受67
Cが嵌合し、このばね受67Cがピストンロッド14の
中空部14Aに嵌合することにより、結果としてピスト
ンロッド14とその中空部14Aにセンタリングされ
る。そして、ポンプチューブ63は、ポンプロッド61
が挿入される下端開口をナット35のチューブ受部35
Aの開口を介してダンパシリンダ12の下油室17Bに
開放する。また、ポンプチューブ63は、ピストンロッ
ド14の中空部14Aとの間に流路(吐出路80A)を
形成する。
【0030】ポンプロッド61は全長に貫通されてボト
ムキャップ21の連絡路21A、ひいては低圧室20に
連通する吸込路64(吸込口64A)を備え、吸込路6
4の上端部に吸込用逆止弁65を備える。吸込用逆止弁
65は、ポンプロッド61の上端部で吸込路64を開閉
する弁体65Aと、この弁体65Aが吸込路64を閉じ
るように弁体65Aをポンプ室62の側から押圧する弁
ばね65Bとからなり、低圧室20からポンプ室62へ
の油の流れのみを許容する。65Cは籠状ばね受であ
る。
【0031】ポンプチューブ63はピストンロッド14
の中空部14Aとの間に吐出路80Aを形成するととも
に、ポンプチューブ63の上端開口部であるポンプ室6
2の吐出口62Aに吐出用逆止弁67を備える。吐出用
逆止弁67は、ポンプ室62の吐出口62Aを開閉する
弁体67Aと、この弁体67Aが吐出口62Aを閉じる
ように弁体67Aをポンプ室62の反対側から押圧する
弁ばね67Bとからなり、ポンプ室62からダンパシリ
ンダ12の下油室17Bへの油の流れのみを許容する。
67Cは籠状ばね受である。
【0032】ここで、ポンプ60は、ポンプ室60の吐
出口62Aを、ポンプチューブ63とピストンロッド1
4の中空部14Aの間の吐出路80A、ナット35のチ
ューブ受部35Aに切欠形成した吐出路80Bを介し
て、ダンパシリンダ12の下油室17Bに連通せしめ
る。ナット35は、チューブ受部35Aの周方向複数位
置に切欠状連絡路を形成し、これを上述の吐出路80B
としている。
【0033】尚、ポンプロッド61は、基端部側の外径
をポンプチューブ63の内径部に液密に摺接する大外径
部68とし、先端部側の外径を小外径部69とし、大外
径部68と小外径部69の間の一定長さ範囲をテーパ状
の標準通路形成部70とし、小外径部69の軸方向の単
一もしくは複数位置にオリフィス状の戻し通路71(不
図示)を設けてある。即ち、ポンプ装置60は、ピスト
ンロッド14が所定の標準車高位置よりも低い低車高位
置にある状態で、ポンプロッド61の大外径部68をポ
ンプチューブ63内で上下動してポンピング動作し、シ
リンダ12の油室17A、17B、リザーバ室53Aを
加圧する。これに対し、ポンプ装置60は、ピストンロ
ッド14が所定の標準車高位置まで伸びたとき、ポンプ
ロッド61の標準通路形成部70をポンプチューブ63
の下端開口以下に臨ませて、ポンプ室62をシリンダ1
2の下油室17Bに導通させる標準通路を形成し、ポン
ピング動作を解除する。また、ポンプ装置60は、ピス
トンロッド14が更に所定の高車高位置まで伸びたと
き、ポンプロッド61の戻し通路71をポンプチューブ
63の下端開口以下に臨ませて、シリンダ12の下油室
17Bを戻し通路71からポンプロッド61の吸込路6
4に導通させ、ポンピング動作を解除するとともに、シ
リンダ12の油室17A、17B、リザーバ室53Aの
圧油を低圧室20へ戻してそれらのシリンダ12、リザ
ーバ室53Aを減圧する。
【0034】以下、ダンパ10の動作について説明す
る。 (A) 減衰動作 (A-1) 伸び行程 ピストンロッド14の伸び時には、シリンダ12の上油
室17Aの油が加圧され、この圧油がピストン16の伸
び側バルブ32Aを通って下油室17Bへ移動し、この
とき、伸び側減衰力を生ずる。また、シリンダ12から
退出するピストンロッド14の退出容積分の油が、リザ
ーバ室53Aから連絡路54A、連絡路54Bを経て下
油室17Bへ供給される。
【0035】(A-2) 縮み行程 ピストンロッド14の縮み時には、シリンダ12の下油
室17Bの油が加圧され、この圧油がピストン16の縮
み側バルブ31Aを通って上油室17Aへ移動する。ま
た、シリンダ12に進入するピストンロッド14の進入
容積分の油が、下油室17Bから連絡路54B、連絡路
54Aを経てリザーバ室53Aへ押出される。
【0036】(B) 車高調整動作 (B-1) 標準車高時 標準車高時には、ピストンロッド14が標準車高位置に
あり、ポンプロッド61の標準通路形成部70がポンプ
チューブ63の下端開口以下に臨み、ポンプロッド61
とポンプチューブ63との間に標準通路が形成され、ポ
ンプ室62はシリンダ12の下油室17Bに導通される
から、ポンプ装置60はポンピング動作を行なわない。
従って、車高調整されない。
【0037】(B-2) 低車高時 車両の積載荷重が増加し、ピストンロッド14が標準車
高位置よりも低い低車高位置になると、ポンプロッド6
1の大外径部68がポンプチューブ63で上下動してポ
ンピング動作する。この状態では、走行中の懸架装置の
振動によってピストンロッド14が伸縮すると、ピスト
ンロッド14の伸び時にはポンプ室62が拡張して負圧
化することから、低圧室20の油がポンプロッド61の
吸込路64から吸込用逆止弁65を通ってポンプ室62
に入る。そして、続くピストンロッド14の縮み時に、
ポンプ室62が収縮して加圧されることにより、ポンプ
室62の油がポンプチューブ63の吐出口62Aから吐
出用逆止弁67を通ってシリンダ12の下油室17Bに
供給される。これにより、シリンダ12の油室17A、
17B、リザーバ室53Aにて増量せしめられた油が、
ガス室53Bを圧縮することによって加圧され、ピスト
ンロッド14の反力が上昇し、車両は標準車高位置に復
帰せしめられる。
【0038】(B-3) 高車高時 車両から荷を降ろし、ピストンロッド14がシリンダ1
2の内部の上昇圧力により標準車高位置よりも高い高車
高位置になると、ポンプロッド61の戻し通路71がポ
ンプチューブ63の下端開口以下に臨み、シリンダ12
の下油室17Bを戻し通路71からポンプロッド61の
吸込路64、ひいては低圧室20に導通させる。これに
より、シリンダ12の油室17A、17B、リザーバ室
53Aの圧油を低圧室20へ戻して減圧し、車両を標準
車高位置に復帰せしめる。
【0039】尚、ピストンロッド14の縮み時及びポン
ピング動作時には、シリンダ12の油室17A、17
B、リザーバ室53Aの油圧が上がるが、本実施形態で
は、ボトムキャップ21にリリーフ弁57を設けてあ
り、シリンダ12の油室17A、17Bの圧力が極端に
上がると、このリリーフ弁57が開き、シリンダ12内
の油が低圧室20へ逃げ、安全が確保される。
【0040】然るに、ダンパ10にあっては、(1) アキ
ュームレータ23の構造、(2) ピストンロッド14と取
付用ピン15の接合構造を以下の如くにしている。 (1) アキュームレータ23の構造(図5) アキュームレータ23は、ケース50の筒状の胴部50
Aに閉塞端50Bを一体に備える。但し、閉塞端50B
を胴部50Aと別体とし、閉塞端50Bをねじや溶接等
で胴部50Aに固定しても良い。
【0041】フリーピストン52は、ケース50の胴部
50Aに摺接するOリング51Bを備えた本体部52A
に、最圧縮時にケース50の閉塞端50Bに当接し得る
突出部52Bを備える。このとき、ケース50の閉塞端
50Bと、フリーピストン52の突出部52Bはそれぞ
れフラット面をなす。
【0042】ケース50の胴部50Aの内面において、
フリーピストン52の少なくとも本体部52Aが摺接す
る範囲はホーニング等により仕上げ加工された加工部8
1とされる。このとき、ケース50は胴部50Aに閉塞
端50Bを一体に備えているから、胴部50Aの内面の
うち、閉塞端50Bに近い範囲はホーニング等の工具が
到達できない未加工部82となる。本実施形態のフリー
ピストン52にあっては、突出部52Bをケース50の
胴部50Aより小径とし、本体部52Aに対する突出部
52Bの突出高さを、胴部50Aの上述の未加工部82
の範囲の長さ以上に設定し、本体部52Aが未加工部8
2の範囲にまで侵入してロックしたり、Oリング51B
を損傷してしまうことを回避する。フリーピストン52
は、最圧縮時に、ガス室53Bのガスをケース50内で
突出部52Bの外周隙間の容積(最小ガス室53C、図
5)まで圧縮できる。
【0043】このとき、アキュームレータ23のガス室
53Bの最大圧縮容積はリザーバ室53Aの容量とな
り、本実施形態では、リザーバ室53Aの容量より低圧
室20の容量を大きくしている。リザーバ室53Aの容
量はピストンロッド14の進入体積分の補償用の油量と
車高調整用の油量の合計容量であり、低圧室20の容量
は車高調整用の油量と予備油量の合計容量である。
【0044】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 リザーバ室53Aの容量を低圧室20の容量より小さ
くし、必要最低限の容量にできるから、ダンパシリンダ
12の内圧を素早く加圧してピストンロッド14の反力
を素早く上げることができるので、車高調整速度を向上
できる。ここで、リザーバ室53Aの容量を必要最低限
にすることは、その容量をピストンロッド14の進入体
積分の補償用の油量と車高調整用の油量の合計容量だけ
にするものであり、リザーバ室53Aに予備の油を収容
できない。本発明では、低圧室20の容量をリザーバ室
53Aの容量より大きくしたから、低圧室20の容量は
車高調整用の油量に大量の予備油量を加えたものとする
ことができ、必要十分な予備油量を確保できる。低圧室
20の容量をリザーバ室53Aの容量と同等する場合に
は、予備油量がその分少なくなり、ガスが透過したり油
が蒸発する等の補償範囲が少なくなって良くない。
【0045】アキュームレータ23のケース50内に
収容したフリーピストン52によりリザーバ室53Aと
ガス室53Bを区画形成するに際し、フリーピストン5
2に突出部52Bを備え、最大車高調整時の最圧縮時に
フリーピストン52はその突出部52Bをケース50の
ガス室53Bに臨む閉塞端50Bに当接し得るようにし
た。従って、ガス室53Bはフリーピストン52の突出
部52Bが侵入してくることによって狭められて小容積
となり、ガス室53Bの圧縮率を上げることができる。
このため、リザーバ室53Aを加圧するガス室53Bを
十分に圧縮でき、ひいてはダンパシリンダの内圧を十分
に加圧でき、ピストンロッド14の反力を十分に上げて
早く車高を上げることができる。
【0046】ガス室53Bの圧縮率を上げることがで
きるから、アキュームレータ23が形成すべきガス室5
3Bの最大圧縮容積(リザーバ室53Aの容量)を、ピ
ストンロッド14の進入体積分の補償用の油量と、車高
調整用の油量の合計油量に相当する値に設定でき、アキ
ュームレータ23は余分なガス室53Bを備えず小型化
できる。これにより、アキュームレータ23と車体等と
の干渉を簡易に回避できる。
【0047】アキュームレータ23のケース50が筒
状の胴部50Aに閉塞端50Bを一体に備えるものとし
たから、ケース50の信頼性を向上できる。
【0048】最大車高調整時の最圧縮時に、フリーピ
ストン52のフラットな突出部52Bが、アキュームレ
ータ23のケース50のフラットな閉塞端50Bに当接
することにより、ガス室53Bは、フリーピストン52
の突出部52Bにより、より狭められてより小容積とな
り、ガス室53Bの圧縮率をより上げることができる。
【0049】アキュームレータ23のガス室53Bが
リザーバ室53Aを加圧することにより、ダンパシリン
ダ12の油室17A、17Bに生成される高圧油をリリ
ーフ弁57により低圧室20へリリーフ可能とした。こ
れにより、フリーピストン52が最圧縮時にケース50
の閉塞端50Bに当接する直前にリリーフ弁57を開く
ように設定することができ、結果として、ダンパ10が
最大車高調整位置でロックすることがなく、フリーピス
トン52がケース50の閉塞端50Bに衝突する音の発
生を防止できる。
【0050】本実施形態では、低圧室20の最大収容油
量を191cc (車高調整用99cc、予備用92cc)、アキュー
ムレータ23のガス室53Bの最大圧縮容積(リザーバ
室53Aの最大収容油量)を183cc 、ピストンロッド1
4の進入体積を84ccとしている。この設定は、ガス室5
3Bの最大圧縮容積183cc が、車高調整用油量99ccとロ
ッド進入体積補償用油量84ccの合計油量に合致し、フリ
ーピストンは最圧縮ストロークでケース50の閉塞端5
0Bに到達して当接し得る設定であるが、本実施形態で
はリリーフ弁57を備えているため、リザーバ室53A
の高圧油はフリーピストン52を最圧縮ストロークさせ
て閉塞端50Bに衝突させる前にリリーフ弁57の開弁
によって低圧室20へとリリーフされ、フリーピストン
52と閉塞端50Bとの衝突を回避し、その衝突音の発
生を防止する。また、低圧室20に予備用油量を備える
から、ダンパ10のシール部からの油の蒸発やアキュー
ムレータ23のガス透過によって、車高調整時にピスト
ンロッド14に作用する反力が下がっても、低圧室20
の予備用油により蒸発油等を補償でき、ピストンロッド
14に一定の圧力を付与できる。
【0051】(2) ピストンロッド14と取付用ピン15
の接合構造(図6、図7) ピストンロッド14はパイプ材により構成される。取付
用ピン15は、車体取付部24、バンプラバー27のた
めの拘束キャップ30等が装着される車両取付部91の
先端部をナット24Aのためのねじ部91Aとし、車両
取付部91の基端部に溶接固定部92、挿入部93を順
に設けている。取付用ピン15は、ピストンロッド14
の中空部14Aに挿入部93を挿入し、溶接固定部92
をピストンロッド14の端面に溶接固定し、車両取付部
91に車体取付部24等を取付けるとともに、ポンプチ
ューブ63の一端を保持するためのばね66を背面支持
するチューブ保持部93Aを挿入部93の挿入端に設け
てある。
【0052】取付用ピン15は、図6に示す如く、フリ
クション溶接にてピストンロッド14に溶接するため、
車両取付部91とチューブ保持部93Aとの間に、ピス
トンロッド14の中空部14Aの内径と間隔を介して溶
接固定部92に臨む小径部94と、小径部94よりチュ
ーブ保持部93A寄りに位置してピストンロッド14の
中空部14Aの内径に軽圧入される大径部95とを備え
る。これにより、フリクション溶接によって溶接固定部
92の内側に生じたバリ等の異物(図6(B))を、小
径部94と大径部95が中空部14Aの内周側に形成す
る異物捕捉空間96に捕捉可能とする。
【0053】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 ピストンロッド14をパイプ材により構成し、このピ
ストンロッド14の中空部14Aに取付用ピン15を挿
入して溶接固定することにより、ポンプチューブ63を
挿入するための中空部14Aを備えたピストンロッド1
4を簡易に作成できる。
【0054】ピストンロッド14の中空部14Aに挿
入された取付用ピン15の挿入端に、ポンプチューブ6
3を保持するためのチューブ保持部93Aを設けたか
ら、ポンプの組付性を向上できる。
【0055】ピストンロッド14の中空部14Aに挿
入された取付用ピン15が、ピストンロッド14への溶
接固定部92とチューブ保持部93Aとの間に、小径部
94と大径部95を備えたから、溶接固定部92でピス
トンロッド14の内径側に発生するバリ等の異物を小径
部94の周囲の異物捕捉空間96に閉じ込め、この異物
がポンプチューブ63の側に落下することを大径部95
で阻止できる。これにより、ポンプの弁67等に異物が
噛み込む等を回避し、ポンプの品質を向上できる。
【0056】尚、ピストンロッド14と取付用ピン15
の溶接は、図7に示す如く、ピストンロッド14の外周
面と取付用ピン15の溶接固定部92の外周面との突き
合せ部を外周溶接するものであっても良い。この場合に
は、取付用ピン15の挿入部93に大径部95を備える
ことを必須としない。
【0057】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車高調整
機構付きダンパの車高調整速度を向上することができ
る。
【0059】また、本発明によれば、車高調整機構付き
ダンパのリザーバ室をアキュームレータにより構成する
に際し、アキュームレータの小型化を図りながら、車高
調整速度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はダンパを示す断面図である。
【図2】図2はダンパの下部拡大断面図である。
【図3】図3はダンパの中間部拡大断面図である。
【図4】図4はダンパの上部拡大断面図である。
【図5】図5はアキュームレータを示す断面図である。
【図6】図6はピストンロッドと取付用ピンの溶接構造
を示す模式図である。
【図7】図7はピストンロッドと取付用ピンの他の溶接
構造を示す模式図である。
【図8】図8は従来のアキュームレータを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ダンパ 12 ダンパシリンダ 14 ピストンロッド 16 ピストン 17A、17B 油室 20 低圧室 23 アキュームレータ 50 ケース 50A 胴部 50B 閉塞端 52 フリーピストン 52B 突出部 53A リザーバ室 53B ガス室 57 リリーフ弁 60 ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパシリンダにピストンロッドを挿入
    し、ピストンロッドに結合したピストンによりダンパシ
    リンダ内に2つの油室を画成し、 ダンパシリンダの一方の油室と連通するリザーバ室と、
    ダンパシリンダの油室及びリザーバ室と仕切られた低圧
    室を備え、 低圧室の油をダンパシリンダの油室に供給するポンプを
    有してなる車高調整機構付きダンパにおいて、 リザーバ室の容量より低圧室の容量を大きくしたことを
    特徴とする車高調整機構付きダンパ。
  2. 【請求項2】 ダンパシリンダにピストンロッドを挿入
    し、ピストンロッドに結合したピストンによりダンパシ
    リンダ内に2つの油室を画成し、 ダンパシリンダの一方の油室と連通するリザーバ室と、
    ダンパシリンダの油室及びリザーバ室と仕切られた低圧
    室を備え、 低圧室の油をダンパシリンダの油室に供給するポンプを
    有してなる車高調整機構付きダンパにおいて、 アキュームレータのケース内にフリーピストンを摺動可
    能に収容し、ケースの閉塞端とフリーピストンの間をガ
    ス室とし、ケース内でフリーピストンを挟むガス室と反
    対側を前記リザーバ室とし、 フリーピストンが最圧縮時にケースの閉塞端に当接し得
    る突出部を備えてなることを特徴とする車高調整機構付
    きダンパ。
  3. 【請求項3】 前記アキュームレータのケースが筒状の
    胴部に閉塞端を一体に備える請求項2記載の車高調整機
    構付きダンパ。
  4. 【請求項4】 前記アキュームレータのケースの閉塞端
    と、この閉塞端に当接し得るフリーピストンの突出部と
    が、フラット面をなす請求項2又は3記載の車高調整機
    構付きダンパ。
  5. 【請求項5】 前記ダンパシリンダの油室に生成した高
    圧油を設定値で低圧室へリリーフするリリーフ弁を備え
    る請求項1〜4のいずれかに記載の車高調整機構付きダ
    ンパ。
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