JP2001329960A - 横型の密閉型圧縮機 - Google Patents

横型の密閉型圧縮機

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JP2001329960A
JP2001329960A JP2000147300A JP2000147300A JP2001329960A JP 2001329960 A JP2001329960 A JP 2001329960A JP 2000147300 A JP2000147300 A JP 2000147300A JP 2000147300 A JP2000147300 A JP 2000147300A JP 2001329960 A JP2001329960 A JP 2001329960A
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Japan
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chamber
oil
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motor
bearing
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JP2000147300A
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Junya Tanaka
順也 田中
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ室内の油面を上げるとともに油分離空
間を広くし油供給を十分にし、信頼性を向上した横型の
密閉型圧縮機を提供する。 【解決手段】 密閉容器1a内に左右にモータ6と圧縮
部7を配置し、同圧縮部7を駆動し内部に給油ポンプ1
6と連通する注油孔9bを形成したモータ6のシャフト
9と、同シャフト9の一端を中央に形成した軸受け室4
aに挿設した軸受5により軸支するメインフレーム4
と、前記シャフト9の他端を軸支する副軸受10aを挿
設し下部に油通孔10bを形成したサブフレーム10
と、同サブフレーム10に支持される前記給油ポンプ1
6とにより構成され、前記密閉容器1a内を気密なポン
プ室13とモータ室6aと吐出室8とに区画し、同吐出
室8に吐出管12を、前記ポンプ室13に開口する静圧
導入孔11aを形成した吸入管11を前記モータ室6a
に各々接続してなる横型の密閉型圧縮機において、前記
副軸受10aを、前記ポンプ室13側に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横型の密閉型圧縮
機に係わり、詳しくは副軸受の取付と油溜めとなるポン
プ室及びモータ室の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の横型の密閉型圧縮機を示
す側断面図である。従来の横型の密閉型圧縮機1につい
て、図3に示すように、圧縮部7を鏡板(図示せず)に
渦捲き状のラップを有する固定スクロール2と、旋回ス
クロール3とを噛み合わせ圧縮室(図示せず)を形成す
るスクロール圧縮機を一例として説明する。従来の横型
の密閉型圧縮機1は、密閉容器1aのポンプ室13側か
らサブフレーム10を貫通する吸入管11を設けて、外
部から吸入したガスを一旦モータ室6aに導入し、さら
に、前記メインフレーム4に形成したガス通路4bを通
して前記圧縮部7に導入して圧縮し、同圧縮部7の吐出
口7aから吐出ガスを吐出室8に吐出し、同吐出室8に
連通する吐出管12より外部に導出している。
【0003】このように、前記密閉容器1a内に低圧の
吸入ガスを一旦収容する密閉型圧縮機1においては、密
閉容器1a内に封入された油15は、前記給油ポンプ1
6により油吸入部16aからシャフト9の内部に形成さ
れた注油孔9bを通り前記軸受5および副軸受10aに
給油されるとともに、前記メインフレーム4及びサブフ
レーム10に各々設けた油戻し孔4c、10cより密閉
容器1内に回収される。
【0004】また、前記吸入ガスと共に、圧縮部7内に
吸入され、同圧縮部7の可動部に給油した油15は、吐
出ガスと共に、吐出口7aから吐出室8を通り吐出管1
2より外部に吐出された後、吸入管11より密閉容器1
a内に戻されガスと分離されて密閉容器1a内に戻され
る。
【0005】そして、密閉容器1a内に戻された油15
はガスの流れに逆らってポンプ室13に戻るため、同ポ
ンプ室13内の油面がモータ室6a内の油面より低くな
り、給油ポンプ16により給油できなくなる恐れがあっ
た。
【0006】このため、前記給油ポンプ16とモータ6
との間を、下部に前記油15を通す油通孔10bを形成
した前記サブフレーム10により密閉して仕切り、ポン
プ室13とモータ室6aとに区画し、上述のように前記
吸入管11を前記モータ室6aに開口させるとともに、
該吸入管11に前記ポンプ室13に開口する静圧導入孔
11aを形成して、前記ポンプ室13内の油面を上げる
ようにしている。
【0007】しかしながら、この構造の場合、前記密閉
型圧縮機1内の油分離空間となるモータ室6aのサブフ
レーム3側が狭いため前記密閉型圧縮機1外への吐油が
多くなり、サイクル性能を低下させたり、油不足により
該密閉型圧縮機1の信頼性を低下させるおそれがあり問
題となる。
【0008】さらに、前記油分離空間を十分な大きさに
するには、前記密閉型圧縮機1自体を大きくする必要が
生じ、小型化を妨げるおそれがあり問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上述べた
問題点に鑑み、ポンプ室内の油面を上げるとともに油分
離空間を広くし油供給を十分にし、信頼性を向上した横
型の密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、密閉容器内に左右にモータと圧縮部を配置
し、同圧縮部を駆動し内部に給油ポンプと連通する注油
孔を形成した前記モータのシャフトと、同シャフトの一
端を中央に形成した軸受け室に挿設した軸受により軸支
するメインフレームと、前記シャフトの他端を軸支する
副軸受を挿設し下部に油通孔を形成したサブフレーム
と、同サブフレームに支持される前記給油ポンプとによ
り構成され、前記サブフレームとメインフレームによ
り、前記密閉容器内を気密なポンプ室とモータ室と吐出
室とに区画し、同吐出室に吐出管を、前記ポンプ室に開
口する静圧導入孔を形成した吸入管を前記モータ室に各
々接続してなる横型の密閉型圧縮機において、前記副軸
受を、前記サブフレームのポンプ室側に配設してなるよ
うにする。
【0011】そして、前記吸入管の開口部を、前記モー
タのコイルより内側に形成してなるようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本
発明による横型の密閉型圧縮機の一実施例を示す側断面
図である。図において、1は横型の密閉型圧縮機、1a
は密閉容器、1bは蓋、2は固定スクロール、3は旋回
スクロール、4はメインフレーム、4aは軸受け室、4
bはガス通路、4cは油戻し孔、5は軸受、6はモー
タ、6aはモータ室、6bはステータ、6cはコイル、
7は圧縮部、7aは吐出口、8は吐出室、9はシャフ
ト、9aは旋回駆動軸、9bは注油孔、10はサブフレ
ーム、10aは副軸受、10bは油通孔、10cは油戻
し孔、11は吸入管、11aは静圧導入孔、11bは開
口部、12は吐出管、13はポンプ室、15は油、16
は給油ポンプ、16aは油吸入部を示す。なお、従来例
と同じ部分の符号は同一とする。
【0013】この実施例の横型の密閉型圧縮機1は、圧
縮部7を鏡板(図示せず)に渦捲き状のラップを有する
固定スクロール2と、シャフト9の旋回駆動軸9aによ
り駆動される旋回スクロール3とを噛み合わせ圧縮室
(図示せず)を形成するスクロール圧縮機として説明す
るが、本願はこれに限定されるものではない。また、給
油の基本構造は従来例と同じなので、一部説明を省略す
る。
【0014】横型の密閉型圧縮機1は、密閉容器1a内
に左右にモータ6と圧縮部7を配置し、同圧縮部7を駆
動し内部に給油ポンプ16と連通する注油孔9bを形成
したモータ6のシャフト9と、同シャフト9の一端を中
央に形成した軸受け室4aに挿設した軸受5により軸支
するメインフレーム4と、前記シャフト9の他端を軸支
する副軸受10aを挿設し下部に油通孔10bを形成し
たサブフレーム10と、同サブフレーム10に支持され
る前記給油ポンプ16とにより構成される。ここで、前
記副軸受10aを、前記サブフレーム10のポンプ室1
3側に配設している。
【0015】そして、前記密閉容器1a内を気密なポン
プ室13とモータ室6aと吐出室8とに区画し、同吐出
室8に吐出管12を、前記ポンプ室13に開口する静圧
導入孔11aを形成した吸入管11を前記モータ室6a
に各々接続している。
【0016】また、前記給油ポンプ16により油吸入部
16aから前記シャフト9の注油孔9bを通し前記密閉
容器1a内に封入した油15を前記軸受5及び、副軸受
10aに給油し、同給油された油15を前記メインフレ
ーム4及びサブフレーム10に各々設けた油戻し孔4
c、10cより密閉容器1内に戻すようにしている。
【0017】一方、前記サブフレーム10は、前記ポン
プ室13とモータ室6aとを密閉して仕切ることにより
区画しており、同サブフレーム10の下部に形成した前
記油通孔10bにより、前記モータ室6aからポンプ室
13に前記油15を通すようにしている。
【0018】次いで、この実施例による作用、効果につ
いて説明する。前記副軸受10aを前記サブフレーム1
0の前記ポンプ室13側に配設しているので、前記密閉
型圧縮機1内の油分離空間となるモータ室6aのサブフ
レーム10側が広くなり、該密閉型圧縮機1外への吐油
を削減することができる。なお、この構成により前記給
油ポンプ16が前記密閉容器1aの蓋1b側に配設され
るが、該蓋1bは強度確保のため湾曲しており十分な空
間が有り、このため密閉型圧縮機1の長さを延長する必
要はない。
【0019】図2は本発明による横型の密閉型圧縮機の
他の実施例を示す側断面図である。この実施例の場合、
前記吸入管11の開口部11bを、前記モータ6のステ
ータ6bに巻装されたコイル6cより内側に形成してい
る。
【0020】次いで、この実施例による作用、効果につ
いて説明する。前記吸入管11の開口部11bを、前記
モータ6のコイル6cより内側に形成しているので、同
コイル6cを避け、油分離空間の障害とならない状態で
前記開口部11bから油15を含む低圧の吸入ガスを吸
入することにより、油分離効率を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による密閉
型圧縮機によれば、密閉容器内に左右にモータと圧縮部
を配置し、同圧縮部を駆動し内部に給油ポンプと連通す
る注油孔を形成した前記モータのシャフトと、同シャフ
トの一端を中央に形成した軸受け室に挿設した軸受によ
り軸支するメインフレームと、前記シャフトの他端を軸
支する副軸受を挿設し下部に油通孔を形成したサブフレ
ームと、同サブフレームに支持される前記給油ポンプと
により構成され、前記サブフレームとメインフレームに
より、前記密閉容器内を気密なポンプ室とモータ室と吐
出室とに区画し、同吐出室に吐出管を、前記ポンプ室に
開口する静圧導入孔を形成した吸入管を前記モータ室に
各々接続してなる横型の密閉型圧縮機において、前記副
軸受を、前記サブフレームのポンプ室側に配設してなる
ようにした。この結果、ポンプ室内の油面を上げるとと
もに油分離空間を広くし油供給を十分にし、信頼性を向
上した横型の密閉型圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による横型の密閉型圧縮機の一実施例を
示す側断面図である。
【図2】本発明による横型の密閉型圧縮機の他の実施例
を示す側断面図である。
【図3】従来の横型の密閉型圧縮機を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 密閉型圧縮機 1a 密閉容器 1b 蓋 2 固定スクロール 3 旋回スクロール 4 メインフレーム 4a 軸受け室 4b ガス通路 4c 油戻し孔 5 軸受 6 モータ 6a モータ室 6b ステータ 6c コイル 7 圧縮部 7a 吐出口 8 吐出室 9 シャフト 9a 旋回駆動軸 9b 注油孔 10 サブフレーム 10a 副軸受 10b 油通孔 10c 油戻し孔 11 吸入管 11a 静圧導入孔 11b 開口部 12 吐出管 13 ポンプ室 15 油 16 給油ポンプ 16a 油吸入部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に左右にモータと圧縮部を配
    置し、同圧縮部を駆動し内部に給油ポンプと連通する注
    油孔を形成した前記モータのシャフトと、同シャフトの
    一端を中央に形成した軸受け室に挿設した軸受により軸
    支するメインフレームと、前記シャフトの他端を軸支す
    る副軸受を挿設し下部に油通孔を形成したサブフレーム
    と、同サブフレームに支持される前記給油ポンプとによ
    り構成され、前記サブフレームとメインフレームによ
    り、前記密閉容器内を気密なポンプ室とモータ室と吐出
    室とに区画し、同吐出室に吐出管を、前記ポンプ室に開
    口する静圧導入孔を形成した吸入管を前記モータ室に各
    々接続してなる横型の密閉型圧縮機において、 前記副軸受を、前記サブフレームのポンプ室側に配設し
    てなることを特徴とする横型の密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記吸入管の開口部を、前記モータのコ
    イルより内側に形成してなることを特徴とする請求項1
    記載の横型の密閉型圧縮機。
JP2000147300A 2000-05-19 2000-05-19 横型の密閉型圧縮機 Pending JP2001329960A (ja)

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