JP2001329335A - 熱間延性に優れた低炭素硫黄系bn快削鋼 - Google Patents
熱間延性に優れた低炭素硫黄系bn快削鋼Info
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Abstract
削鋼鋼材」に代表される様な、S若しくはPとSを或る
一定以上含有した低炭素硫黄系快削鋼において、BNの
析出によって快削性を向上させると共に、BNの析出に
よる熱間延性低下という悪影響を極力抑制して良好な熱
間延性を発揮することのできる低炭素硫黄系BN快削鋼
を提供する。 【解決手段】 C:0.03〜0.2%、Mn:0.3
〜2%、S:0.06〜0.5%を夫々含有すると共
に、B:0.001〜0.02%およびN:0.002
〜0.015%を含有し、且つ下記(1)式を満足する
ものである。 [B]−[N]×(10.8/14.0)≧0.002
(%)……(1) 但し、[B]および[N]は、夫々BおよびNの含有量
(質量%)を示す。
Description
りも被削性が要求されるために、S若しくはSとPを或
る一定以上含有させた低炭素硫黄系BN快削鋼におい
て、被削性および熱間圧延のいずれをも優れたものとし
た低炭素硫黄系BN快削鋼に関するものである。
従来からPbやSに代表される被削性向上元素を添加す
ることが広く実用化されている。そして、これ以外の被
削性向上手段の一つとして、六方晶窒化硼素(以下、
「BN」と記す)を鋼材中に析出させることが研究され
ている。この様な技術として、例えば特開平2−739
50号、同3−10047号、同3−240931号、
同6−145889号、同6−145890号等には、
BNによる被削性を向上させた各種のBN快削鋼が提案
されている。
おいては、BN析出量が多過ぎると鋼材の熱間延性を却
って低下させるという悪影響があることから、上記の各
種鋼材においては、BN以外で熱間圧延を阻害する元素
であるP,S,O等の成分量を極力低減する必要があ
る。
ISG4804に規定される様な「硫黄複合快削鋼鋼
材」(例えば、SUM21,22,31,32,42
等)といったPやSを比較的多く含む鋼材へのBNの適
用例はなかった。
1840号には、PやSを比較的多く含む鋼材へのBN
析出の効果を試みた技術も提案されるに至っている。し
かしながら、こうした鋼材では、Oを極力低減するとい
う観点から、Al添加による脱酸を行なう必要がある。
その結果、通常SiやAl等の脱酸力の強い元素を極力
抑えたものである上記「硫黄複合快削鋼鋼材」に比べ
て、アルミナ(Al2O3)等の硬質の酸化物系介在物の
存在による被削性低下が懸念される。
有する上記の様な課題を解決する為になされたものであ
って、その目的は、JISG4804に規定される「硫
黄複合快削鋼鋼材」に代表される様な、S若しくはPと
Sを或る一定以上含有した低炭素硫黄系快削鋼におい
て、BNの析出によって快削性を向上させると共に、B
Nの析出による熱間延性低下という悪影響を極力抑制し
て良好な熱間延性を発揮させることのできる低炭素硫黄
系BN快削鋼を提供することにある。
発明の低炭素硫黄系BN快削鋼とは、C:0.03〜
0.2%、Mn:0.3〜2%、S:0.06〜0.5
%を夫々含有すると共に、B:0.002〜0.02%
およびN:0.002〜0.015%を含有し、且つ下
記(1)式を満足するものである点に要旨を有するもの
である。 [B]−[N]×(10.8/14.0)≧0.002(%)……(1) 但し、[B]および[N]は、夫々BおよびNの含有量
(質量%)を示す。
要によって、(a)P:0.2%以下(0%を含まな
い)、(b)Cr:0.5%以下(0%を含まない)、
(c)O:0.003〜0.03%、(d)Pb:0.
4%以下(0%を含まない)、Bi:0.4%以下(0
%を含まない)、Sn:0.4%以下(0%を含まな
い)およびIn:0.4%以下(0%を含まない)より
なる群から選ばれる1種以上、(e)Ca:0.01%
以下(0%を含まない)、Te:0.2%以下(0%を
含まない)およびSe:0.3%以下(0%を含まな
い)よりなる群から選ばれる1種以上、等を含有させる
ことも有効であり、含有させる元素の種類に応じて鋼材
の特性が改善される。
おいては、被削性を更に向上させるという観点から、S
i:0.05%以下(0%を含む)および/またはA
l:0.05%以下(0%を含む)に低減することも有
効である。
を比較的多く含む快削鋼に対してBN析出による被削性
向上効果を発揮させるべく、様々な角度から検討した。
また、この検討の過程において本発明者らは、従来の知
見で示されている通り、BN析出の増加と共に工具寿命
が向上するが、反対に熱間延性が低下することも確認で
きた。そして、この熱間延性を向上させる方法につい
て、鋭意研究を重ねてきた。
よりも多くのBを含有させて、鋼材中に存在する固溶B
が或る値以上を確保できる様にすれば、従来の鋼材にお
ける様なBNによる熱間延性低下を防止できることを見
出した。即ち、本発明の低炭素硫黄系BN快削鋼は、
C,Mn,S等の鋼材における基本成分の含有量範囲を
適切に調整すると共に、B:0.002〜0.02%お
よびN:0.002〜0.015%を含有し、且つ下記
(1)式を満足するようにしたものである。 [B]−[N]×(10.8/14.0)≧0.002(%)……(1) 但し、[B]および[N]は、夫々BおよびNの含有量
(質量%)を示す。
易い元素であるので、鋼中にN(原子量:14.0)が
十分に存在していると、BとNは結合してBNとして析
出する。従って、Bよりも窒化物を形成し易い元素(例
えば、Al,Ti,Zr等)が殆ど含まれていない鋼で
は、原子量から考えて、B含有量[B]が[N含有量
[N]×(10.8/14.0)](質量%)以下であ
れば、ほぼ全量の添加したBがBNとなって析出すると
考えられる。また、この考え方では、鋼中に存在するN
含有量[N]が十分である場合[[N]≧[B]×(1
4.0/10.8)]、BN量は[[B]×(10.8+
14.0)/10.8]として計算されることになる。
はなく、BN以外にもB2O3やFe 23(CB)6などの
介在物を形成することが知られている。但し、本発明者
らが検討したところによれば、本発明で規定する化学成
分組成を有する快削鋼では、BN以外の介在物は少量し
か存在しないこと、および後記図1(BN量と高温絞り
の関係)に示すように上記計算で求めたBN量が増加す
ると、熱間延性[高温試験における絞り値:高温絞り
(%)]が低下することを確認できた。
低減させることなく、BNによる悪影響を取り除くとい
う観点から検討したところ、上記のような構成を採用す
ればBNの熱間延性に及ぼす悪影響を取り除き、逆に熱
間延性を向上させ得ることをできることを見出し、本発
明を完成した。
ることによって、上記の効果が得られた理由(熱間延性
向上の機構)についてはその全てを明らかにした訳では
ないが、次のように考えることができた。BNによる熱
間延性の低下は、BNが結晶粒界に析出し易いことか
ら、BNの析出によって粒界が脆化することによって起
こるものと考えられる。BをBNとなる量以上に過剰に
含有させた場合には、過剰に添加されたBは固溶Bとな
るのであるが、この固溶Bは拡散速度が速いので、粒界
に集まり易い。そして、この固溶Bがある値以上になる
と、BNによる粒界脆化を防止して、鋼材の熱間延性を
向上させ得るものと考えられる。
Mn,S,BおよびN等を必須成分として含有するもの
であるが、この化学成分組成の範囲限定理由は、下記の
通りである。
面粗さ)を良好にするのに有効な元素である。こうした
効果を発揮させる為には、Cの含有量は0.03%以上
とする必要がある。しかしながら、過剰に含有させると
硬くなり過ぎて工具寿命が悪くなるので、0.2%以下
にする必要がある。尚、C含有量の好ましい下限は0.
05%であり、好ましい上限は0.16%である。
素であるが、0.3%未満であると鋼中にFeSが生成
して圧延中に液相が生じるので、割れが生じ易くなる。
このため、Mn含有量は0.3%以上とする必要があ
る。また、Mnは、Sと結合してMnS介在物を形成し
て被削性向上に寄与するために必要である。しかしなが
ら、Mn含有量が過剰になると硬くなり過ぎて、逆に被
削性に悪影響を及ぼすので、2%以下とするのが良い。
尚、Mn含有量の好ましい下限は0.5%であり、好ま
しい上限は1.75%である。
上させるのに有効な元素である。こうした効果を発揮さ
せるためには、0.06%以上含有させる必要がある。
しかしながら、Sの含有量が過剰になると表面疵が多く
発生してしまうので、0.5%以下にするのが良い。
尚、Si含有量の好ましい下限は0.08%であり、好
ましい上限は0.4%である。
を形成する以上に添加することにより、熱間延性の低下
を抑制するのに有効な元素であり、こうした効果を発揮
させる為には0.002%以上含有させる必要があり、
これより少なくなると熱間延性の向上効果が得られな
い。またB含有量の上限については、過剰に添加しても
効果が飽和すると共に、コスト面でも不利になるという
観点からして、0.02%以下とするのが良い。
せるのに必要な元素である。こうした効果を発揮せる為
には、少なくとも0.002%以上含有させる必要があ
る。しかしながら、N含有量が過剰になると、上記
(1)式を満足させる為にはそれにあわせてBの含有量
も増加させる必要があり、コスト面で不利となる。こう
した観点から、N含有量の上限は0.015%とするの
が良い。尚、N含有量の好ましい下限は0.003%で
あり、好ましい上限は0.012%である。
基本的な成分は上記の通りであり、残部は実質的にFe
からなるものであるが、必要によってP,Cr,O,P
b,Bi,Sn,In,Ca,Te,Se等を含有させ
ること、およびSiやAlを低減することも有効であ
る。これらの元素の好ましい範囲およびその範囲限定理
由は下記の通りである。。尚、「実質的にFe」とは、
本発明の低炭素硫黄系BN快削鋼にはFe以外にその特
性を阻害しない程度の微量成分(許容成分)を含み得る
ものであり、こうした許容成分としては、例えばLa,
Ce等の元素や、As,Sb等の不可避的不純物が挙げ
られる。
(仕上げ面粗さ)を良好にするのに有効な元素である。
こうした効果はその含有量が増加するにつれて、大きく
なるが、過剰になると熱間延性が低下するので0.2%
以下とするのが良い。尚、P含有量のより好ましい上限
は、0.15%であり、この範囲ではPによる熱間圧延
への悪影響は殆ど現れない。
が、過剰になると鋼が硬くなり過ぎて被削性に悪影響を
及ぼすことになる。こうした観点から、Cr含有量は
0.5%以下とすることが好ましく、より好ましくは
0.4%以下とするのが良い。
態を被削性に有利な方向に制御する為に有効な元素であ
り、その為には0.003%以上含有させることが好ま
しい。しかしながら、O含有量が過剰になると表面疵等
の原因となるので、その上限は0.03%以下とするこ
とが好ましい。尚、O含有量のより好ましい下限は0.
005%であり、より好ましい上限は0.02%であ
る。
Bi:0.4%以下(0%を含まない)、Sn:0.4
%以下(0%を含まない)およびIn:0.4%以下
(0%を含まない)よりなる群から選ばれる1種以上 Pb,Bi,SnおよびIn等の低融点金属は、被削性
を向上させるのに非常に有効な元素である。しかしなが
ら、過剰に添加しても被削性向上効果は飽和し、却って
靭性が大きく劣化するので、いずれも0.4%以下の範
囲で含有させることが好ましい。
い)、Te:0.2%以下(0%を含まない)およびS
e:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選
ばれる1種以上 Ca,TeおよびSeは、いずれも被削性を向上させる
のに有効な元素である。このうち、Caは脱酸作用もあ
るので、過剰に含有させると溶鋼中の酸素濃度が低下し
て、MnS形態が被削性に不利なものとなり、仕上げ面
粗さを悪くする。こうした観点から、Caを含有させる
場合には、その含有量を0.01%以下とすることが好
ましい。一方、TeやSeについては、過剰に含有させ
ると熱間加工時に延性が低下し、割れが発生し易くなる
ので、Teについては0.2%以下、Seについては
0.3%以下の範囲で含有させることが好ましい。
び/またはAl:0.05%(0%を含む) AlおよびSiは脱酸力が強いため、できるだけ少ない
方が好ましく、その含有量が過剰になると溶鋼中の酸素
濃度が低下して、MnS形態が被削性に不利なものとな
り、仕上げ面粗さを悪くする。またAlは、酸化物以外
に窒化物を形成し、BNの析出量を低下させて被削性に
悪影響を及ぼすことがある。こうした観点から、いずれ
も0.05%以下に抑制することが好ましい。尚、これ
らの含有量のより好ましい上限は、いずれも0.03%
であり、更に好ましくは0.01%以下とするのが良
い。
明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもので
はなく、前・後記の趣旨に徴して設計変更することはい
ずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
下記表2に示す比較鋼を溶製し、φ80mmに圧延し、
得られた各鋼材について熱間延性および被削性を評価し
た。尚、発明鋼1〜12のものは、比較鋼1(表2)を
ベースにBやNの含有量を変えて添加し、BN量(計算
値:後記表3)を変動させたものである。また発明鋼1
3〜19のものは、P,S,BNに加え、更に快削元素
(Pb,Bi,Sn,In,Ca,Te,Se等)を添
加した鋼種についてその効果を確認したものである。
比較鋼1をベースに、比較鋼2〜6で本発明範囲よりも
BN量(計算値:後記表4)を少なくした場合の影響を
確認したものであり、比較鋼7〜13では、発明鋼13
〜19と夫々比較できる様にP,S,BN以外の快削元
素(Pb,Bi,Sn,In,Ca,Te,Se等)を
添加したものである。
(Dは厚み)から引張試験片を作製して、高温引張試験
を実施し、破断後の絞り(%)で評価した。このときの
高温引張試験条件を、下記に示す。また、被削性につい
ては、下記に示す切削条件で旋削試験を実施し、逃げ面
摩耗量が0.2mmとなるまでの切削時間(工具寿命)
で評価した。
算値」、「BN(%)計算値」と共に下記表3,4に一
括して示す。尚、「(1)式左辺の計算値」とは、
[[B]−[N]×(10.8/14.0)]の値(計算
値)の意味であり、「BN(%)計算値」とは、[N]
≧[B]×(14.0/10.8)の場合に[B]×
(24.8/10.8)の値(%)、[N]≦[B]×
(14.0/10.8)の場合に[B]×(24.8/
10.8)の値(%)として、計算したものである。
まず、本発明で規定する化学成分組成範囲を外れる比較
例1〜6のものでは、図1(BN量と高温絞りの関係)
に示すように、BN量の増加にともない熱間延性が低下
している。このうちの比較鋼2〜6と、前記(1)式を
満足する発明鋼1〜12とにおける高温絞り(%)を、
(1)式左辺の計算値との関係で整理したものが図2で
ある。この図から明らかな様に、前記(1)式を満足す
るようにB,Nを制御することによって、熱間延性を飛
躍的に向上させ得ることが分かる。
ける被削性と高温絞りの関係を、図3に示す。この図か
ら明らかなように、本発明鋼では高温延性が大幅に改善
させることができるので、被削性と高温延性のバランス
が非常に良いことが分かる。
鋼13〜19と比較鋼7〜13において、高温絞り(高
温延性)と工具寿命の関係を示したものであが、本発明
鋼では被削性と高温延性のバランスが非常に良くなって
いることが分かる。
ISG4804に規定される「硫黄複合快削鋼鋼材」に
代表される様な、S若しくはPとSを或る一定以上含有
した低炭素硫黄系快削鋼において、BNの析出によって
快削性を向上させると共に、BNの析出による熱間延性
低下という悪影響を極力抑制して良好な熱間延性を発揮
させることのできる低炭素硫黄系BN快削鋼が実現でき
た。
を示すグラフである。
絞り(%)を、(1)式左辺の計算値との関係で整理し
たグラフである。
と高温絞りの関係を示したグラフである。
鋼7〜13において、高温絞りと工具寿命の関係を示し
たグラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 C:0.03〜0.2%(質量%の意
味、以下同じ)、Mn:0.3〜2%、S:0.06〜
0.5%を夫々含有すると共に、B:0.002〜0.
02%およびN:0.002〜0.015%を含有し、
且つ下記(1)式を満足するものであることを特徴とす
る熱間延性に優れた低炭素硫黄系BN快削鋼。 [B]−[N]×(10.8/14.0)≧0.002(%)……(1) 但し、[B]および[N]は、夫々BおよびNの含有量
(質量%)を示す。 - 【請求項2】 P:0.2%以下(0%を含まない)を
含有するものである請求項1に記載の低炭素硫黄系BN
快削鋼。 - 【請求項3】 Cr:0.5%以下(0%を含まない)
を含有するものである請求項1または2に記載の低炭素
硫黄系BN快削鋼。 - 【請求項4】 O:0.003〜0.03%を含有する
ものである請求項1〜3いずれかに記載の低炭素硫黄系
BN快削鋼。 - 【請求項5】 Pb:0.4%以下(0%を含まな
い)、Bi:0.4%以下(0%を含まない)、Sn:
0.4%以下(0%を含まない)およびIn:0.4%
以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる1種以
上を含有するものである請求項1〜4のいずれかに記載
の低炭素硫黄系BN快削鋼。 - 【請求項6】 Ca:0.01%以下(0%を含まな
い)、Te:0.2%以下(0%を含まない)およびS
e:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選
ばれる1種以上を含有するものである請求項1〜5のい
ずれかに記載の低炭素硫黄系BN快削鋼。 - 【請求項7】 Si:0.05%以下(0%を含む)お
よび/またはAl:0.05%以下(0%を含む)に低
減したものである請求項1〜6のいずれかに記載の低炭
素硫黄系BN快削鋼。
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