JP2001329290A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】香料植物から香気成分を採取する方法及びその
香気成分を配合した化粧料の提供。 【解決手段】香料植物から香気成分を得るにあたり、抽
出溶媒として0.01%〜10.0%のクエン酸、乳酸またはリ
ン酸からなる酸類より選択された1種又は2種以上で作成
された溶液を用い、該溶液の溶媒として、水又は水と混
和する極性溶媒の水混液を用いることができ、極性溶媒
としてエタノール、プロピレングリコール、エチレング
リコール、1,3-ブチレングリコール等を用いることがで
きる。抽出液を減圧することにより低温下で水蒸気蒸留
を行い香料成分を採取する。またその香料成分を含んだ
香気水を含有した化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、香料植物から香気成
分を採取する方法及びその香気成分を配合した化粧料に
関する。具体的に言うと、香料植物から香気成分を得る
にあたり、抽出溶媒として0.01%〜10.0%のクエン酸、
乳酸またはリン酸からなる酸類より選択された1種又は2
種以上で作成された溶液を用い、酸性溶液の溶媒とし
て、水又は水と混和する極性溶媒の水混液を用いること
ができ、極性溶媒としてエタノール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコールな
どを用いることができる。抽出液を減圧することにより
低温下で水蒸気蒸留を行うことによって香料成分を採取
し、その香料成分を含んだ香気水を含有した化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】 化
粧料に配合する天然物として香料植物の花や葉などから
の抽出物が利用される。香料植物から天然成分、主とし
て香気成分を取り出すために、一般的に次のような方法
が用いられている。
【0003】 香料植物を水蒸気蒸留して香気成分を取
り出す水蒸気蒸留法が一般的に用いられる。香気成分が
不揮発成分もしくは蒸留法では成分が変質してしまう成
分である場合には、香料植物を水、アルコール、酢酸エ
チルやヘキサンなどの抽出溶媒に浸漬して成分を溶媒で
抽出する抽出法が用いられる。更に、香料植物中の油可
溶性の香気成分をオリーブ油などの植物油に溶解させて
取り出す吸収法や香料植物を機械的に圧搾することによ
って成分を取り出す圧搾法なども用いられる。
【0004】 特に香料植物の花弁などから香気成分を
取り出す方法として蒸留法がよく利用される。しかしな
がら、蒸留法には収率が低いことや熱が加わることによ
る香気成分の変質などの欠点がある。
【0005】 特開平8-259989には、その問題点を解
決すべく電解酸性水を用いることによって安定に香気成
分を得ることができることが提案されている。しかし、
この方法で得られる抽出液を化粧料に配合すると、抽出
液中の色素やポリフェノール類が経時的に変化し、着色
の原因となる。更に、より香りの強い香気成分を得るた
めに花弁量を増加させるとpHの上昇が見られ、花弁量
を増加したにもかかわらず、得られる香気の強さは低下
してしまう。
【0006】 本発明は叙上の従来の例の欠点に鑑みて
なされたものであり、香料植物から香気成分を効率良
く、しかも安定的に採取する方法及びその方法により得
た香気水を配合した化粧料を提供することにある。
【0007】 本願発明者らは、上記問題点を解決する
ために鋭意検討した結果、香料植物から香気成分を得る
にあたり、抽出溶媒として0.01%〜10.0%のクエン酸、
乳酸またはリン酸からなる酸類より選択された1種又は2
種以上で作成された溶液を用い、酸性溶液の溶媒とし
て、水又は水と混和する極性溶媒の水混液を用いること
ができ、極性溶媒としてエタノール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコールな
どを用いることができる。抽出液を減圧することにより
低温下で水蒸気蒸留を行うことで、本発明を完成するに
至った。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明では、酸性域で緩
衝作用を有する抽出溶媒として0.01%〜10.0%のクエン
酸、乳酸またはリン酸からなる酸類より選択された1種
又は2種以上で作成された溶液を用い、酸性溶液の溶媒
として、水又は水と混和する極性溶媒の水混液を用いる
ことができ、極性溶媒としてエタノール、プロピレング
リコール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコー
ルなどを用いることができる。抽出液を減圧することに
より低温下で水蒸気蒸留を行うことによってフレッシュ
な香気水を得ることができる。
【0009】 対象となる香料植物はバラ科、ユリ科、
モクレン科、ミカン科又はアカネ科の植物の花弁、葉又
は全草であり、新鮮なものが特に必要とする花弁に対し
て最も有効である。バラ科としてはバラ属の西洋バラ、
現代バラと呼ばれるハイブリッドティーローズや和バラ
のハマナスなどが用いられる。ユリ科としてはユリ属の
オニユリ、スカシユリ、サクユリや現代ユリの園芸種で
あるカサブランカやスズラン属のスズランなどが用いら
れる。モクレン科としてはモクレン属のコブシ、ハクモ
クレンやタムシバなどが用いられる。ミカン科としては
ミカン属の温州ミカンやダイダイなどが用いられる。ア
カネ科としてはクチナシ属のクチナシなどが用いられ
る。発明にかかる香料植物への適用範囲は、特に限定さ
れず種々の香料植物から香気成分を得ることが可能であ
る。
【0010】 抽出に用いる酸性溶媒は、緩衝作用を有
するクエン酸、乳酸又はリン酸などからなる酸類より、
選択された1種又は2種以上で作成するが、緩衝能を持ち
酸性を示すものであれば、その限りではない。抽出後の
pHは、試料の量を問わず、酸性を示し、3.5以下である
ことが好ましく、香料植物を酸性溶媒に浸漬したあとも
pHが4.0以下であることが望ましい。
【0011】 ここで用いるクエン酸、乳酸又はリン酸
などの緩衝作用を有する酸類の濃度は、高ければそれだ
け緩衝作用増すために有効であるが、一般的には0.01〜
10重量%が利用でき、0.1〜5重量%が好ましい。
【0012】 酸性溶媒として、水のみを用いる場合の
ほかに、水と混和する極性溶媒を用いることもできる。
極性溶媒としてエタノール、プロピレングリコール、エ
レエングリコール、1,3-ブチレングリコールなどを用い
ることが可能であるが極性溶媒であれば、その限りでは
ない。更に、エタノール、プロピレングリコール、エチ
レングリコール、1,3-ブチレングリコールの1種又は2種
以上の混合溶媒を用いることができる。
【0013】 更に、クエン酸、乳酸又はリン酸などか
らなる酸のナトリウム塩やカリウム塩を加えることによ
って緩衝作用を上げることによってpHの上昇を抑えるこ
とも効果的である。
【0014】 対象試料と抽出溶媒の比は、試料重量1
に対して溶媒は1〜20重量比が可能であり、2〜10重量
比が好ましい。
【0015】 抽出時間・抽出温度は、特に限定されな
いが、フレッシュか香りを得るためには極力低温で抽出
することが望ましい。例えば、室温もしくは30℃のよう
な低温であれば、16〜24時間が望ましく、花弁をつぶす
ように撹拌することにより、短時間でも抽出することが
可能となる。これ以上抽出時間を長くすると酸性と言え
ども、微生物の増殖により変臭してしまう。60〜80℃で
抽出する場合の抽出時間は2〜3時間抽出すれば十分で
ある。それ以上に抽出温度を上げる場合は、更に短時間
の抽出で十分であり高温で抽出する場合は、抽出液の変
臭が起こるために時間の調節が必要である。
【0016】 抽出した溶液は、冷却後、減圧下で蒸留
を行うことにより、フレッシュな香気を得ることができ
る。その条件は、バス温が10〜60℃の間で水と共に蒸留
できるように減圧度を調整する。バス温は、20〜50℃に
設定するほうが蒸留速度や香気の安定性から見ると好ま
しい。冷却は香気成分のトラップを十分行なえるように
冷却の循環水を水とともにエタノール、メタノールやエ
チレングリコールなどを用いることにより、0℃以下に
設定する。蒸留を行う装置は特に限定されない。
【0017】 また、蒸留を行う最中に連続して減圧を
続けると香気成分が系外に放出されてしまう可能性があ
るために蒸留し始めたところで、減圧装置を止め、余力
で減圧状態を維持し、蒸留を行う。蒸留速度が遅くなれ
ば再度減圧装置を入れるという操作を繰り返し行う。
【0018】 抽出時に高温で抽出した場合には、抽出
液の変臭が見られるが、抽出後に低温下で減圧蒸留を行
うことで変臭部分は蒸留されず残分に残り、蒸留水部分
は自然な香りを得ることが可能である。
【0019】 発明にかかる香料植物から得られる香気
成分の化粧料への適用範囲は、特に限定されない。
【0020】 この発明にかかる香気水の配合量は、化
粧料の実施態様、化粧料の使用形態などに応じて変動さ
せることができるのでとくに限定されない。原則的に
は、有効量存在すれば良いことになるが、一般的には化
粧料組成物中1〜100重量%が利用でき、5〜60重量%
が好ましい。
【0021】 たとえば、この発明にかかる香気水を各
種化粧料基剤などに配合して、クリーム、乳液、化粧
水、パック剤、洗顔料などの各種基礎化粧料、洗髪料、
育毛料、シャンプー、リンスなどの各種頭髪用化粧料、
石けん、美爪料、オーデコロンなどその他の化粧料も含
んで広範囲に適用できる。また、前記各種化粧料の実施
態様は、溶液、エマルジョン、軟膏、ゾル、ゲル、パウ
ダー、スプレーなどの各種態様で適用できる。
【0022】
【実施例1】 バラ花弁の香気水の作成 抽出溶媒として精製水、強酸性水、0.1%、1%、2
%、5%、10%クエン酸水溶液、1%乳酸水溶液、1%
リン酸、1%クエン酸(20%エタノール水溶液)、1%
クエン酸(20%1,3-ブチレングリコール水溶液)、1%
クエン酸(20%プロピレングリコール溶液)及び1%ク
エン酸(20%エチレングリコール溶液)2000mLを70℃
に予備加熱し、抽出溶媒に対して新鮮なバラ花弁(ハイ
ブリッドティーローズ)が100分の1、20分の1、10分
の1、5分の1、2分の1となるように投入し、3時
間、70℃で抽出を密閉容器中で行った。抽出を停止した
後水冷し、ろ過(メッシュ及びろ紙(TOYOろ紙No.2))
を行った。ろ液を5Lのロータリーエバポレーターによ
り、水温を初期40℃から徐々に昇温し60℃まで行い、減
圧(0.1mmHg)で水とともに香気成分を蒸留し、約1000
mLのバラ花弁香気水を得た。
【0023】
【表1】 バラ花弁の抽出溶媒の違いによる香りの強さ
【0024】 精製水を抽出溶媒とした場合に比較し
て、強酸性水を用いた場合のほうが香りは強かった。し
かし花弁濃度を上げることによって逆に香りの強さは弱
くなる傾向を示した。その原因として、花弁濃度は高く
なることによって溶液のpHが上昇していたためと考えら
れた。
【0025】 それに対して、クエン酸水溶液、乳酸水
溶液、リン酸水溶液、クエン酸極性溶媒水混液を用いる
と花弁濃度が高くなっても香りの強さの低下は見られ
ず、花弁濃度に比例して香りの強さも強くなった。
【0026】
【比較例1】 バラ花弁の水蒸気蒸留 20kgの新鮮なバラ花弁を用いて水蒸気蒸留を行い10Lの
蒸留液を得た。
【0027】 水蒸気蒸留によって得た香りは、バラの
香りはほとんどなく、異臭を放つものだった。水蒸気蒸
留では100℃近い熱により香りが変質したものと考えら
れる。
【0028】
【比較例2】 バラ花弁を用いた蒸留条件の違いの比較 抽出溶媒として1%クエン酸水溶液2000mLを70℃に予
備加熱し、抽出溶媒に対して新鮮なバラ花弁(ハイブリ
ッドティーローズ)が5分の1となるように投入し、3
時間、70℃で抽出を密閉容器中で行った。抽出を停止し
た後水冷し、ろ過(メッシュ及びろ紙(TOYOろ紙No.
2))を行った。ろ液をロータリーエバポレーターによ
り、減圧(0.1mmHg)を行いバス温を40℃の条件と減圧
を行わずバス温を130℃の条件にして水とともに香気成
分を蒸留し、バラ花弁香気水を得た。香気に関して官能
評価を行った。
【0029】減圧を行わず130℃の条件で蒸留を行い得
たバラ香気水は、バラの香りは弱く異臭を放つものだっ
た。水蒸気蒸留と同様に香気成分の熱による変質が起こ
ったものと考えられる。
【0030】
【実施例2】 各種花弁の香気水の作成 精製水及び1%クエン酸水溶液2500mLを60℃に予備加
熱し、500gの新鮮なユリ花弁(カサブランカ)、ハク
モクレン花弁、コブシ花弁、ミカン花弁やクチナシ花弁
を投入し、3時間、60℃で抽出を密閉容器中で行った。
ろ液を5Lのロータリーエバポレーターにより、減圧
(0.1mHg)下で水とともに香気成分の蒸留を行い、約10
00mLのそれぞれの花弁香気水を得た。
【0031】 どの試料に対しても、精製水よりも1%
クエン酸水溶液を用いた方が香りは強かった。
【0032】 本発明に基づき、化粧品の処方例を示す
が、本発明はかかる処方例のみに限定されるものではな
い。
【0033】
【処方例1】 クリーム <組成> (重量%) バラ香気水 10.0 ステアリルアルコール 6.0 ステアリン酸 2.0 ワセリン 4.0 スクワラン 9.0 オクチルドデカノール 10.0 1,3−ブチレングリコール 6.0 グリセリン 4.0 POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 防腐剤 適量 酸化防止剤 適量 精製水 残部
【0034】
【処方例2】 ピールオフタイプパック <組成> (重量%) ユリ花弁香気水 20.0 ポリ酢酸ビニルエマルジョン 15.0 ポリビニルアルコール 10.0 ソルビトール 5.0 ポリエチレングリコール400 5.0 ホホバ油 3.0 スクワラン 1.0 POEソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0 酸化チタン 5.0 タルク 10.0 エタノール 8.0 防腐剤 適量 精製水 残部
【0035】
【処方例3】 化粧水 <組成> (重量%) バラ香気水 20.0 ヒアルロン酸(0.1%水溶液) 2.0 1、3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 3.0 防腐剤 適量 精製水 残部
【0036】
【発明の効果】 本発明において、香料植物から香気成
分を得るにあたり、抽出溶媒として0.01%〜10.0%のク
エン酸、乳酸またはリン酸からなる酸類より選択された
1種又は2種以上で作成された溶液を用い、酸性溶液の溶
媒として、水又は水と混和する極性溶媒の水混液を用い
ることができ、極性溶媒としてエタノール、プロピレン
グリコール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコ
ールなどを用いることができる。抽出液を減圧すること
によって低温下で水蒸気蒸留を行い、香料成分を採取す
ることにより、自然な香気を有する香気水を得ることが
できる。更に、本発明によって、香気の強い香気水を得
るために香料植物の濃度を高くした場合も比例的に強い
香気を得ることが可能となる。その後期を含んだ香気水
を含有した化粧料にも自然な香気を利用することが可能
となり、強い香気を得ることによって化粧料への配合の
自由度が大きくなるとともに、着色・退色もない品質的
に安定な化粧料が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AB242 AB432 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC132 AC242 AC422 AC902 AD042 AD092 AD112 AD332 CC01 CC04 CC05 CC07 FF01 4H059 AA04 BA12 BA13 BA27 BA81 BB02 BC23 CA11 CA18 DA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香料植物から香気を得るにあたり、抽出
    溶媒として緩衝能を有する酸性溶液を用いることを特徴
    とする香気成分の採取方法。
  2. 【請求項2】 香料植物から香気を得るにあたり、減圧
    蒸留することによって低温下で水と共に蒸留を行うこと
    を特徴とする香気成分の採取方法。
  3. 【請求項3】 香料植物から香気成分を得るにあたり、
    抽出溶媒として緩衝能を有する酸性溶液を用いて抽出し
    た後、減圧することにより低温下で水とともに蒸留を行
    うことを特徴とする香気成分の採取方法。
  4. 【請求項4】 前記香気成分がバラ科、ユリ科、モクレ
    ン科、ミカン科又はアカネ科の植物である請求項3記載
    の採取方法。
  5. 【請求項5】 前記酸性溶液がクエン酸、乳酸、リン酸
    からなる酸類より選択された1種又は2種以上で作成さ
    れた溶液であり、その濃度が0.01〜10.0%である請求項
    1、2又は3記載の香気成分の採取方法。
  6. 【請求項6】 前記酸性溶液の溶媒が、水又は水と混和
    する極性溶媒の水混液を用いる請求項1、2又は3記載
    の香気成分の採取方法。
  7. 【請求項7】 前記極性溶媒がエタノール、プロピレン
    グリコール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコ
    ールである請求項1、2又は3記載の香気成分の採取方
    法。
  8. 【請求項8】 前記香料植物から香気成分の採取方法に
    より得られた香気水を配合することを特徴とする化粧
    料。 【0001】
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