JP2001328468A - チャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート

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JP2001328468A
JP2001328468A JP2000150432A JP2000150432A JP2001328468A JP 2001328468 A JP2001328468 A JP 2001328468A JP 2000150432 A JP2000150432 A JP 2000150432A JP 2000150432 A JP2000150432 A JP 2000150432A JP 2001328468 A JP2001328468 A JP 2001328468A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
seat
child seat
child
slide guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000150432A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ishijima
隆志 石島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に乗車する子供の人数の増加に応じて座
席を増加させることができる、複数人使用に有効かつ適
正に対応可能なチャイルドシートを提供する。 【解決手段】 第1のシート11と第1のシート11の
収納部12に収納可能な第2のシート13を有し、第2
のシート13を第1のシート11から展開させることに
より、これら二つのシートを並列して配置する。第2の
シート13を第1のシート11に対して展開、収納動作
させるためのスライドガイド機構を備え、このスライド
ガイド機構を介して第1のシート11および第2のシー
ト13が結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車等の車両
に装備されるチャイルドシートに係り、とくに乗車する
子供の人数に合わせて座席を増減し得るチャイルドシー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】チャイルドシートは、乗員である子供の
安全を確保するために重要で、車両に搭乗する際にはそ
の使用が義務づけられている。この種のチャイルドシー
トとしては極めて種々のタイプのものが提案され、実用
化されている。その構造あるいは使用方法において、シ
ートクッション部およびシートバック部を有し、装備さ
れる車両のシートベルトを利用してその車両の座席に固
定されるようになっているものが一般的である。
【0003】チャイルドシートの実使用にあたり、これ
を使用する子供の体型に合ったものが安全上、あるいは
使用感等の点で好ましい。また、成長期にある子供に対
して長期間使用可能にしたいという要請もあり、そこで
シートクッション部およびシートバック部まわりの寸法
サイズを調整可能としたものが出現している。このよう
にアジャスタブルなものによれば、使用する子供の大き
さ、成長に合わせて最もフィットしたかたちで使用する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のチャ
イルドシートは子供の大きさや成長に合わせて寸法調整
可能になっているが、本来一人用であるため、たとえば
二人が乗る場合には二つの個別のチャイルドシートを用
意し、別々に取付け固定しなければならない。このよう
に複数のチャイルドシートを取り付ける作業にはかなり
の手間がかかるばかりか、限られた室内スペースで適切
にセットするのは必ずしも容易でない。さらに、不使用
時等に片付け、収納する作業や、あるいは収納場所等の
確保にも手間がかかる。
【0005】この発明は以上の実情に鑑み、車両に乗車
する子供の人数の増加に応じて座席を増加させることが
できる、複数人使用に有効かつ適正に対応可能なチャイ
ルドシートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のチャイルドシ
ートは、第1のシートと第1のシートの収納部に収納可
能な第2のシートを有し、第2のシートを第1のシート
から展開させることにより、これら二つのシートを並列
配置するように構成されている。
【0007】この発明のチャイルドシートは、好ましく
は、前記第2のシートを第1のシートに対して展開、収
納動作させるためのスライドガイド機構を備え、このス
ライドガイド機構を介して第1のシートおよび第2のシ
ートが結合される構成を備えている。この発明のチャイ
ルドシートにおいて、前記スライドガイド機構は、好ま
しくは、第1のシートのフレームの一部により構成され
るガイドレールと、第2のシートのフレームの一部によ
り構成されるスライドレールとを備えた構成である。ま
た、この発明のチャイルドシートは、好ましくは、前記
スライドガイド機構をロックし、第1のシートおよび第
2のシートを所定位置に固定するためのロック手段を有
している。
【0008】この発明のチャイルドシートは、第1のシ
ートと第1のシートの収納部に収納可能な第2のシート
とを有しているが、常態では第2のシートは、第1のシ
ートの収納部に収納されており、入れ子状に一体化して
いる。このとき第1のシートにより一人用として使用す
ることができる。一方、第2のシートを第1のシートか
ら展開させることにより、これら二つのシートが並列し
て配置され、第1のシートおよび第2のシートにより二
人用として使用することができる。
【0009】第2のシートを第1のシートから展開させ
る際、スライドガイド機構を介して第2のシートを第1
のシートから円滑に展開することができる。そして、ロ
ック手段により第2のシートを所定位置に固定し、第1
のシートおよび第2のシートを適正かつ安全に使用する
ことができる。また、第2のシートを収納する際にもス
ライドガイド機構を介して円滑に収納することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に基づき、この
発明によるチャイルドシートの好適な実施の形態を説明
する。図1はこの実施形態におけるチャイルドシート1
0の常態での外観構成を示している。このチャイルドシ
ート10は、第1のシート11と第1のシート11の収
納部12に収納可能な第2のシート13を有しており、
常態では、図示のように第2のシート13は、第1のシ
ート11の収納部12に入れ子状に収納されている。
【0011】図2は第2のシート13を第1のシート1
1から展開させたときの状態を示している。このとき、
図示のように二つのシート11および13は、並列して
配置される。第2のシート13を第1のシート11から
展開させる際は、後述するスライドガイド機構を介して
第2のシート13を展開させる。
【0012】図1及び図2に示されるように、第1のシ
ート11はシートクッション部14およびシートバック
部15を有する。これらは、内部のフレーム16によっ
て支持されている。また、第1のシート11は一対のベ
ルト17a,17bとこれらと着脱自在に結合する連結
具18を備えている。シートクッション部14およびシ
ートバック部15の左右の所定部位には、適度に突設さ
れた複数のガイドもしくはサポート部19が配置され
る。
【0013】図2に示されるように、第2のシート13
は、第1のシート11と同様にシートクッション部20
およびシートバック部21を有している。これらは、フ
レーム22によって支持されている。また同様に、一対
のベルト23a,23bとこれらと着脱自在に結合する
連結具24を備えている。シートクッション部20およ
びシートバック部21の一端側の所定部位には、適度に
突設された複数のガイドもしくはサポート部25が配置
される。この第2のシート13の第1のシート11と隣
接する側は、第1のシート11のガイドもしくはサポー
ト部19と兼用されるので、省略されている。
【0014】第2のシート13の基本構成は、第1のシ
ート11と実質的にほぼ同一であるが、収納部12に入
れ子状に収納し得るように外径が一回り小さく形成され
る。
【0015】図3は、シート内部、すなわちフレーム1
6あるいは22の構成例を示している。第1のシート1
1には、第2のシート13を第1のシート11に対して
展開及び収納動作(両矢印A)させるためのスライドガ
イド機構(図3、B部)が備えられている。このスライ
ドガイド機構を介して第1のシート11および第2のシ
ート13が結合している。
【0016】スライドガイド機構は、図4に示すよう
に、第1のシート11のフレーム16の一部により構成
されるガイドレール26と、第2のシート13のフレー
ム22の一部により構成されるスライドレール27とで
成っていて、スライドレール27はガイドレール26内
にスライド可能に挿入される。また、この実施形態では
ガイドレール26にガイド溝28が形成されるととも
に、このガイド溝28と係合するロックノブ29が備え
られている。
【0017】ロックノブ29は図5に示したように、ス
プリング30を介してスライドレール27に取り付けら
れたシャフト31の端部に固定される。シャフト31は
その軸方向に移動可能である。ロックノブ29は、スラ
イドレール26に設けたロック穴32に係合するロック
爪33を有していて、このロックノブ29の操作で、第
2のシート13を所定位置まで引き出し、ロック爪33
をロック穴32に係合することにより固定することがで
きる。
【0018】なお、上記の場合図3に示されるようにフ
レーム16あるいは22の適所に、本実施形態ではシー
トバックの背面側に、装備されているシートベルト10
0を通して、チャイルドシート10を固定するための装
架部34を設けるとよい。
【0019】本実施形態のチャイルドシート10は以上
の構成でなり、常態では、第2のシート13は、図1の
ように第1のシート11の収納部12に収納されてお
り、入れ子状に一体化している。このとき第1のシート
11により一人用として使用することができる。
【0020】一方、チャイルドシート10を二人用とし
て使用するときは、第2のシート13を第1のシート1
1から展開させて、図2のように二つのシート11,1
3を並列して配置することにより、第1のシート11お
よび第2のシート13を二人用として使用することがで
きる。
【0021】第2のシート13を第1のシート11から
展開させる際、まずロックノブ29を引いて第2のシー
ト13に対するロックを解除する。そして、スライドガ
イド機構を介して第2のシート13を第1のシート11
から横方向に引き出すことによって円滑に展開すること
ができる。所定位置まで展開した後、ロックノブ29を
操作して、ロック穴32に係合させることで第2のシー
ト13を所定位置に固定することができる。このように
第2のシート13を展開することにより、図6のように
第1のシート11および第2のシート13を二人用とし
て適正かつ安全に使用することができる。また、第2の
シート13を収納する際にもスライドガイド機構を介し
て円滑に収納することができる。
【0022】なお、第1のシート11および第2のシー
ト13により2段構成の例を説明したが、さらに、たと
えば第2のシート13から第3のシートが展開するよう
に3段又はそれ以上の数の座席を追加構成することも可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
脚のチャイルドシートでありながら、二人用として有効
かつ安全に対応することができる。たとえば、出先等で
二人の子供を乗せることになった場合でも、適正に装着
義務を履行することができる。また、2脚のチャイルド
シートを別々に装着する場合に比較して、手間がかから
ないばかりか、極めて効果的に省スペース化を図ること
ができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における常態での外観構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における第2のシートの展開
時の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるフレームの構成例を
示す斜視図である。
【図4】図3のB部拡大図である。
【図5】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図6】本発明の実施形態における第2のシートの使用
時の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 チャイルドシート 11 第1のシート 12 収納部 13 第2のシート 16,22 フレーム 26 ガイドレール 27 スライドレール 28 ガイド溝 29 ロックノブ 30 スプリング 31 シャフト 32 ロック穴 33 ロック爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシートと第1のシートの収納部に
    収納可能な第2のシートを有し、第2のシートを第1の
    シートから展開させることにより、これら二つのシート
    が並列配置されることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 【請求項2】 前記第2のシートを前記第1のシートに
    対して展開、収納動作させるためのスライドガイド機構
    を備え、このスライドガイド機構を介して第1のシート
    および第2のシートが結合していることを特徴とする、
    請求項1に記載のチャイルドシート。
  3. 【請求項3】 前記スライドガイド機構は、前記第1の
    シートのフレームの一部により構成されるガイドレール
    と、前記第2のシートのフレームの一部により構成され
    るスライドレールとを含んでいることを特徴とする、請
    求項2に記載のチャイルドシート。
  4. 【請求項4】 前記スライドガイド機構をロックし、前
    記第1のシートおよび前記第2のシートを所定位置に固
    定するためのロック手段を有することを特徴とする、請
    求項2又は3に記載のチャイルドシート。
JP2000150432A 2000-05-22 2000-05-22 チャイルドシート Pending JP2001328468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171620A (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 康治 川添 椅子
CN113401017A (zh) * 2021-07-13 2021-09-17 扬州工业职业技术学院 一种可变形汽车用儿童安全座椅及其使用方法

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