JP2001327821A - 油水分離装置付エアドライヤー - Google Patents

油水分離装置付エアドライヤー

Info

Publication number
JP2001327821A
JP2001327821A JP2000186968A JP2000186968A JP2001327821A JP 2001327821 A JP2001327821 A JP 2001327821A JP 2000186968 A JP2000186968 A JP 2000186968A JP 2000186968 A JP2000186968 A JP 2000186968A JP 2001327821 A JP2001327821 A JP 2001327821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
oil
dryer
water separator
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000186968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3368429B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fukuhara
廣 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuhara Co Ltd
Original Assignee
Fukuhara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuhara Co Ltd filed Critical Fukuhara Co Ltd
Priority to JP2000186968A priority Critical patent/JP3368429B2/ja
Publication of JP2001327821A publication Critical patent/JP2001327821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368429B2 publication Critical patent/JP3368429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Removal Of Floating Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアタンクやドライヤーやエアフィルター
や、従来の技術に示していないアフタークーラー等も含
め、機器によりドレンの発生量に大きな違いがあった
が、全てのドレンを発生する機器をドレン配管でドレン
より油等の異物を分離する油水分離装置に接続してい
た。 従って、ドレン発生の少ない機器にも無駄なドレ
ン配管を接続している可能性があった。 また、ドライ
ヤーでのドレンの発生が特に多かったが、その特異性を
生かしたドレン処理を行っていなかった。 【解決手段】 ドレンの排出が多いドライヤー31とド
レンの油水を分離する油水分離装置50A、50Bをド
レン配管121、121a、121b、121c、12
2、124、125、126、127、128で接続
し、同じ基板39上に配設したり、または、同じ箱38
内に収納することで一体に構成し、ドライヤー31から
のドレンを油水分離装置50A、50Bで処理してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油水分離装置付エ
アドライヤーに関する技術であって、更に詳細に述べる
と、ドレンの発生の最も多いエアドライヤーと油水分離
装置を一体にすることで、多量に発生するエアドライヤ
ーのドレン処理を中心とした、環境に優しい装置の技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、油水分離装置とドライヤーに関
する技術としては、図7に見られるように、エアコンプ
レッサ10が大気301を吸引することで作り出した圧
縮空気を、圧縮空気配管91、92、93、94の途中
に配設したエアタンク20とドライヤー31とエアフィ
ルター40を経由させることで乾いたきれいな圧縮空気
304を安定して供給していた。
【0003】一方、エアタンク20やドライヤー31や
エアフィルター40で発生したドレンは、各々ドレン配
管111、121、131と弁71、72、73とドレ
ン配管112、122、132とドレントラップ81、
82、83とドレン配管113、123、133を経由
して集合管140に集められ、油水分離装置50に於い
て油を中心とする異物を分離する処理が成され、清水排
出管150から清水140として排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の、油水分離装置とドライヤーに関する技術に
は、以下に示すような課題があった。
【0005】第一に、エアタンクやドライヤーやエアフ
ィルターや、従来の技術に示していないアフタークーラ
ー等も含め、機器によりドレンの発生量に大きな違いが
あったが、全てのドレンを発生する機器をドレン配管で
ドレンより油等の異物を分離する油水分離装置に接続し
ていた。 従って、ドレン発生の少ない機器にも無駄な
ドレン配管を接続している可能性があった。
【0006】第二に、ドライヤーでのドレンの発生が特
に多かったが、その特異性を生かしたドレン処理を行っ
ていなかった。本発明はこのような課題を解決すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドレンの排出
が多いドライヤー31とドレンの油水を分離する油水分
離装置50A、50Bをドレン配管121、121a、
121b、121c、122、124、125、12
6、127、128で接続し、同じ基板39上に配設し
たり、または、同じ箱38内に収納することで一体に構
成し、前記ドライヤー31からのドレンを前記油水分離
装置50A、50Bで処理することを特徴とし、更に、
ドレンの排出が多いドライヤー31とドレンの油水を分
離する油水分離装置50A、50Bをドレン配管12
1、121a、121b、121c、122、124、
125、126、127、128で接続し、前記ドライ
ヤー31を前記油水分離装置50A、50Bの上に配設
したり、または、前記油水分離装置50A、50Bを前
記ドライヤー31の上に配設することで一体に構成し、
前記ドライヤー31からのドレンを前記油水分離装置5
0A、50Bで処理することを特徴とし、更に、前記ド
レン配管121、122、124、125、126に圧
縮空気とドレンを同時に排出するドレントラップ85と
逆止弁88を記載の順序で配設し、前記ドレン配管12
6を入口51Aaが下部に出口51Adが上部に形成さ
れている前記油水分離装置50Aに接続したことを特徴
とし、更に、前記ドレン配管121、122、127に
圧縮空気とドレンを同時に排出するドレントラップ85
を配設し、前記ドレン配管127を入口51Baが上部
に出口51Bdが下部に形成されている上部が開放され
た前記油水分離装置50Bに接続したことを特徴とし、
更に、前記ドレン配管121、122、124、12
5、126、128に圧縮空気とドレンを同時に排出す
るドレントラップ85と逆止弁88を記載の順序で配設
し、前記逆止弁88と前記油水分離装置50A、50B
の間に別の機器20、40からのドレンを合流させる合
流部129を設けたことを特徴とし、更に、前記ドライ
ヤー31と前記ドレントラップ85の間に逆止弁166
を配設し、前記逆止弁166と前記ドレントラップ85
の間に別の機器20、40からのドレンを合流させる合
流部129aを設けたことを特徴とし、更に、前記合流
部129、129aの直前に単数または並列して複数の
チェック弁61、64、161、164を配設したこと
を特徴とし、更に、前記チェック弁61、64、16
1、164の直前に圧縮空気とドレンを同時に排出する
ドレントラップ62、65、162、165を配設した
ことを特徴とすることによって、上記課題を解決した。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明による、油水分離装置付
エアドライヤーの実施の形態を図面と共に詳細に説明す
る。
【0009】ここで、図1は、本願発明の一つの全体配
置を示した図であり、図2は、本願発明の別の全体配置
を示した図であり、図3は、本願発明の油水分離装置付
きエアドライヤーの第一実施形態を示した図であり、図
4は、本願発明の油水分離装置付きエアドライヤーの第
二実施形態を示した図であり、図5は、本願発明の油水
分離装置付きエアドライヤーの第三実施形態を示した図
であり、図6は、本願発明の油水分離装置付きエアドラ
イヤーの第四実施形態を示した図である。
【0010】先ず、図1では、エアコンプレッサ10が
大気301を吸引することで作り出した圧縮空気を、圧
縮空気配管91、92、93、94の途中に配設したエ
アタンク20と油水分離装置付きのエアドライヤー30
A、30Bとエアフィルター40を経由させることで乾
いたきれいな圧縮空気302を安定して供給していてい
る。
【0011】この場合、エアタンク20とエアフィルタ
ー40で発生したドレンは発生量が少ない為に、溜まっ
た際に個別に処理しても十分という発想である。 ま
た、エアドライヤー30A、30Bは、図3や図4に見
られるように、ドライヤー31と油水分離装置50A、
50Bより構成され、ドライヤー31で発生したドレン
は、油水分離装置50A、50Bによって油を中心とす
る異物の除去の為の処理が成され、清水312として排
出されるようになっている。
【0012】即ち、図1では、エアドライヤー30A、
30Bに組み込まれた油水分離装置50A、50Bは、
ドライヤー31で発生したドレンだけを処理するように
専用化されている。
【0013】一方、図2では、エアコンプレッサ10が
大気301を吸引することで作り出した圧縮空気を、圧
縮空気配管91、92、93、94の途中に配設したエ
アタンク20と油水分離装置付きのエアドライヤー30
A、30C、30D、30Eとエアフィルター40を経
由させることで乾いたきれいな圧縮空気303を安定し
て供給していている。
【0014】この場合、エアタンク20とエアフィルタ
ー40で発生したドレンもエアドライヤー30A、30
C、30D、30Eに送り込まれ、ドライヤー31で発
生したドレンと共に、構成している油水分離装置50
A、50Bによって油を中心とする異物の除去の為の処
理が成され、清水314として排出されるようになって
いる。 但し、図2に於いては、エアタンク20とエア
フィルター40のドレンが両方共エアドライヤー30
A、30C、30D、30Eに流入するように接続して
いるが、1個所からだけの流入になるように接続してそ
の他の機器とは接続しない構成でも良いし、3個所又は
4個所以上の機器から流入するように接続する構成も考
えられる。
【0015】尚、油水分離装置付きのエアドライヤー3
0A、30B、30C、30D、30Eの具体的な内容
については、以下の、各実施形態で説明する。
【0016】(第一実施形態)図3は、本願発明の油水
分離装置付きエアドライヤーの第一実施形態を示した図
であり、ドライヤー31と油水分離装置50Aが、基板
39の上に載置された状態で一体に構成されている。
【0017】この場合、ドライヤー31には圧縮空気配
管92、93が接続していて、コンプレッサ10で作り
出された圧縮空気がドライヤー31を通過する際にドレ
ンを発生し、発生したドレンは、ドレン配管121と管
路を開閉する弁72とドレン配管122とドレンと圧縮
空気を一緒に排出するドレントラップ85とドレン配管
124と逆止弁88とドレン配管125とT型の継手等
で構成された合流部129とドレン配管126を経由し
て、油水分離装置50Aに下部から送り込むことが出来
るようになっている。
【0018】従って、逆止弁88の配設によって、ドレ
ン配管125からドレン配管124にドレンが逆流する
ことを防止している。 即ち、逆止弁88を通過したド
レンはドライヤー31側に戻ることは無い。
【0019】また、油水分離装置50Aは、下部から上
部に向かってドレンが流れるように構成されていて、油
水分離装置本体51Aには、入口51Aaと空間部51
Abと油吸着材52が充填された部分と空間部51Ac
と出口51Adを形成している。 この場合、油吸着材
52としては、繊維状の原反から細断してチップ状にし
たものが用いられる。
【0020】尚、空間部51Ab、51Acと油吸着材
52が充填された部分の境界には、穴のあいたパンチン
グプレートが装着されている。 更に、油吸着材52の
充填している中間部には、油吸着材52の入口51Aa
側が汚れることでドレンの通りが悪くなり、そのことに
よって油吸着材52が片側(出口51Ad側)に圧縮さ
れて油吸着の機能が低下するのを防止し、せめて一部の
油吸着材52だけでも油吸着の機能が働くように、中間
多孔板53を配設している。
【0021】ここで、第一実施形態としては、合流部1
29の状況によって、更に、二つの形態が考えられる。
【0022】一つは、T型の継手等で構成された合流部
129のうち、ドライヤー31や油水分離装置50Aに
接続する以外の一端を盲栓で塞いだ状態にしたもので、
合流部129やドレン集合管201というものは存在せ
ず、ドレン配管125、126が一体になったようなも
のである。 この場合、油水分離装置50Aは、図1や
図3のドレン集合管201が削除された状態に示すよう
に、大量のドレンを発生させるドライヤー31だけに専
用のものということになる。
【0023】一方、もう一つは、合流部129のうち、
ドライヤー31や油水分離装置50Aに接続する以外の
一端にドレン集合管201を接続したもので、図2や図
3に示すように、ドレン集合管201には、ドレン配管
202、206を接続し、更に、弁60、63とドレン
配管203、207と逆止弁61、64とドレン配管2
04、208とドレントラップ62、65とドレン配管
134、114を経由させながら他の機器であるエアタ
ンク20やエアフィルター40に接続してドレンを流入
可能にしている。
【0024】このように構成することで、他の機器から
合流部129を経由して油水分離装置50A側に流入し
たドレンは、逆止弁61、64によって他の機器側に逆
流しないようになっている。 また、ドレントラップ6
2、65を配設することによってドレンを圧縮空気と共
に油水分離装置50A側に押し込むことが可能にしてい
る。
【0025】この場合、ドレン集合管201に対する接
続は、2系列に限る訳ではなく、1系列でも3系列でも
それ以上でもかまわない。 また、図3に示したよう
な、ドレン配管125、126間の1個所の合流部12
9に接続したドレン集合管201という構成でなく、図
示はしていないが、ドレン集合管201を介さないで同
じドレン配管125、126上の複数個所の合流部に各
機器からのドレン配管を直接接続する構成でもかまわな
い。
【0026】本発明による、油水分離装置付エアドライ
ヤーは、前述したように構成されており、以下に、その
動作について説明する。
【0027】エアコンプレッサ10で作り出された圧縮
空気がドライヤー31を通過するとドレンを発生させ
る。 ここで、発生したドレンは、ドレン配管121と
弁72とドレン配管122とドレントラップ85とドレ
ン配管124と逆止弁88とドレン配管125と合流部
129とドレン配管126を経由して油水分離装置50
Aに送り込まれ、油吸着材52で油を吸着されることに
よって油水分離装置50A上部の出口51Adに接続し
た清水排出管150Aを通って清水312、314とな
って排出される。
【0028】この場合、ドレントラップ85は、ドレン
を圧縮空気と共に排出するようになっている。 更に、
逆止弁88を配設することによって、油水分離装置50
Aに送り込まれたドレンが油水分離装置50Aの側から
ドライヤー31の側に逆流してくる恐れは無い。
【0029】また、合流部129にドレン集合管201
を接続してドライヤー31以外の機器からもドレンが流
入するような構成にすることも可能である。 その場
合、流入するドレンは、ドレントラップ62、65の働
きで圧縮空気と共に押し込まれ、逆止弁61、64の配
設によって押し込まれたドレンは元の機器に逆流するこ
とは無い。 更に、逆止弁88を配設していることによ
って、合流部129を経由して油水分離装置50Aに送
り込まれたドレンは、油水分離装置50Aの側からドラ
イヤー31の側に逆流してくる恐れも無い。
【0030】(第二実施形態)図4は、本願発明の油水
分離装置付きエアドライヤーの第二実施形態を示した図
であり、ドライヤー31と油水分離装置50Bが、箱3
8の内部に収納された状態で一体に構成されている。
【0031】この場合、ドライヤー31には圧縮空気配
管92、93が接続していて、コンプレッサ10で作り
出された圧縮空気がドライヤー31を通過する際にドレ
ンを発生し、発生したドレンはドレン配管121と管路
を開閉する弁72とドレン配管122とドレンと圧縮空
気を一緒に排出するドレントラップ85とドレン配管1
27を経由して、上部が開放された油水分離装置50B
に上部から送り込むことが出来るようになっている。
【0032】ここて、油水分離装置50Bは、上部から
下部に向かってドレンが流れるようになっていて、油水
分離装置本体51Bには、入口51Baと空間部51B
bと油吸着材52が充填された部分と空間部51Bcと
出口51Bdを形成されている。 この場合、油吸着材
52としては、繊維状の原反から細断してチップ状にし
たものが用いられる。
【0033】尚、空間部51Bb、51Bcと油吸着材
52が充填された部分の境界には、穴のあいたパンチン
グプレートが装着されている。 更に、油吸着材52の
充填している中間部には、油吸着材52の入口51Ba
側が汚れることでドレンの通りが悪くなり、そのことに
よって油吸着材52が片側(出口51Bd側)に圧縮さ
れて油吸着の機能が低下するのを防止し、せめて一部の
油吸着材52だけでも油吸着の機能が働くように、中間
多孔板53を配設している。
【0034】一方、油水分離装置50Bの出口51Bd
に接続している清水排出管150Bは、排出に際し上部
に立ち上げられ、油水分離装置50Bの水面より下の部
分から(hより小さい高さを確保された状態で)排出さ
れるように設定されている。この様に、hより小さい高
さを確保を確保することで、油水分離装置50Bに於い
てドレンが油吸着材52に浸かる時間を確保すると同時
に、水頭h以内の小さな圧力しかかからないことで油吸
着材52が汚れによって密着することを防止している。
【0035】本発明による、油水分離装置付エアドライ
ヤーは、前述したように構成されており、以下に、その
動作について説明する。
【0036】エアコンプレッサ10で作り出された圧縮
空気がドライヤー31を通過するとドレンを発生させ
る。 ここで、発生したドレンは、ドレン配管121と
弁72とドレン配管122とドレントラップ85とドレ
ン配管127を経由して油水分離装置50Bに送り込ま
れ、油吸着材52で油を吸着されることによって清水3
12となって排出される。
【0037】(第三実施形態)図5は、本願発明の油水
分離装置付きエアドライヤーの第三実施形態を示した図
であり、ドライヤー31と油水分離装置50Bが、基板
39の上に載置された状態で一体に構成されている。
【0038】この場合、ドライヤー31から合流部12
9に至る構成と作用や、他の機器から合流部129に至
る構成と作用に関しては、図3の第一実施形態に同じで
あり、合流部129から油水分離装置50Bを経由して
清水排出管150Bに至る構成と作用に関しては、図4
の第二実施形態に同じである。 但し、合流部129に
は、常に他の機器からドレンが流入するドレン集合管2
01またはそれに代わるものが配設されていると考えて
良い。
【0039】(第四実施形態)図6は、本願発明の油水
分離装置付きエアドライヤーの第四実施形態を示した図
であり、ドライヤー31と、図6には示されていないが
油水分離装置50A、50Bが、基板39の上に載置さ
れた状態で一体に構成されている。
【0040】この場合、ドライヤー31に接続してドレ
ン配管121aと逆止弁166とドレン配管121bと
T型の継手等で構成された合流部129aとドレン配管
121cと弁72とドレン配管122とドレンと圧縮空
気を一緒に排出するドレントラップ85とドレン配管1
24、127を経由して、図示はしていないが、最終的
には油水分離装置50A、50Bに接続している。
尚、ドレン配管124、127以降に関しては、図3の
合流部129に盲栓をしたものと、図4の同じ内容と考
えて良い。
【0041】ここで、第四実施形態の特徴とする点は、
ドライヤー31の直後に逆止弁166と合流部129a
を配設し、合流部129aのうち、ドライヤー31や油
水分離装置50A、50Bに接続する以外の一端をドレ
ン集合管211を接続したもので、ドレン集合管211
には、ドレン配管212、216を接続して、更に、弁
160、163とドレン配管213、217と逆止弁1
61、164とドレン配管214、218とドレントラ
ップ162、165とドレン配管134、114を経由
させながらエアタンク20やエアフィルター40に接続
してドレンを流入させていることである。
【0042】このように構成することによって、他の機
器から合流部合流部129aを経由して油水分離装置5
0A、50Bに流入したドレンは、逆止弁161、16
4を通過すると他の機器側に逆流出来ないようになって
いる。 また、ドレントラップ62、65の配設によっ
てドレンを圧縮空気によって油水分離装置50A側に押
し込むことが可能となっている。 更に、ドライヤー3
1の直後に逆止弁166を設けることによって流入した
ドレンがドライヤー31の側に流入する心配もない。
【0043】この場合、ドレン集合管211に対する接
続は、2系列に限る訳ではなく、1系列でも3系列でも
それ以上でもかまわない。 また、ドレン配管121
b、121c間の1個所の合流部129aに接続したド
レン集合管211という構成でなく、図示はしていない
が、ドレン集合管211を介さないで同じドレン配管1
21b、121c上の複数個所の合流部に各機器からの
ドレン配管を直接接続する構成でもかまわない。
【0044】尚、第一実施形態ないし第四実施形態を通
して、ドライヤー31と油水分離装置50A、50B、
50C、50D、50Eが基板39に載置されたり箱3
8に収納されてということが示されているが、基板39
の代わりに箱38を使用しても、箱38の代わりに基板
39を使用してもかまわない。 また、基板39や箱3
8を使用しなしで、ドライヤー31の上に油水分離装置
50A、50B、50C、50D、50Eを載置した
り、油水分離装置50A、50B、50C、50D、5
0Eの上にドライヤー31を載置することも考えられ
る。 この場合、構成する機器や配管等は、図3ないし
図6と同じと考えて良い。
【0045】更に、油水分離装置50A、50B、50
C、50D、50Eに関しては、油吸着材52を装着し
たものだけを記載しているが、比重差によるものや電気
分解によるものや化学物質で沈澱させるもの等色々かん
がえられる。 従って、これ等の方式を単独でまたは複
合して使用することも考えられる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、下記のような効果をあげることができる。
【0047】第一に、最もドレン発生の多いドライヤー
と油水分離装置を一体にすることにより、確実にドレン
処理が成される環境に優しい装置を市場に出すことが出
来るようになった。
【0048】第二に、ドライヤーと油水分離装置を一体
にしながらも、必要な時には、ドライヤー以外の他の機
器のドレンを処理することも可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一つの全体配置を示した図
【図2】本願発明の別の全体配置を示した図
【図3】本願発明の油水分離装置付きエアドライヤーの
第一実施形態を示した図
【図4】本願発明の油水分離装置付きエアドライヤーの
第二実施形態を示した図
【図5】本願発明の油水分離装置付きエアドライヤーの
第三実施形態を示した図
【図6】本願発明の油水分離装置付きエアドライヤーの
第四実施形態を示した図
【図7】従来の内容を示した図
【符号の説明】
10・・・・・エアコンプレッサ 20・・・・・エアタンク 30A・・・・エアドライヤー 30B・・・・エアドライヤー 30C・・・・エアドライヤー 30D・・・・エアドライヤー 30E・・・・エアドライヤー 31・・・・・ドライヤー 38・・・・・箱 39・・・・・基板 40・・・・・エアフィルター 50・・・・・油水分離装置 50A・・・・油水分離装置 50B・・・・油水分離装置 51A・・・・油水分離装置本体 51Aa・・・入口 51Ab・・・空間部 51Ac・・・空間部 51Ad・・・出口 51B・・・・油水分離装置本体 51Ba・・・入口 51Bb・・・空間部 51Bc・・・空間部 51Bd・・・出口 52・・・・・油吸着材 53・・・・・中間多孔板 60・・・・・弁 61・・・・・逆止弁 62・・・・・ドレントラップ 63・・・・・弁 64・・・・・逆止弁 65・・・・・ドレントラップ 71・・・・・弁 72・・・・・弁 73・・・・・弁 81・・・・・ドレントラップ 82・・・・・ドレントラップ 83・・・・・ドレントラップ 85・・・・・ドレントラップ 88・・・・・逆止弁 91・・・・・圧縮空気配管 92・・・・・圧縮空気配管 93・・・・・圧縮空気配管 94・・・・・圧縮空気配管 111・・・・ドレン配管 112・・・・ドレン配管 113・・・・ドレン配管 114・・・・ドレン配管 121・・・・ドレン配管 121a・・・ドレン配管 121b・・・ドレン配管 121c・・・ドレン配管 122・・・・ドレン配管 123・・・・ドレン配管 124・・・・ドレン配管 125・・・・ドレン配管 126・・・・ドレン配管 127・・・・ドレン配管 128・・・・ドレン配管 129・・・・合流部 129a・・・合流部 131・・・・ドレン配管 132・・・・ドレン配管 133・・・・ドレン配管 134・・・・ドレン配管 140・・・・集合管 150・・・・清水排出管 150A・・・清水排出管 150B・・・清水排出管 160・・・・弁 161・・・・逆止弁 162・・・・ドレントラップ 163・・・・弁 164・・・・逆止弁 165・・・・ドレントラップ 166・・・・逆止弁 201・・・・ドレン集合管 202・・・・ドレン配管 203・・・・ドレン配管 204・・・・ドレン配管 206・・・・ドレン配管 207・・・・ドレン配管 208・・・・ドレン配管 211・・・・ドレン集合管 212・・・・ドレン配管 213・・・・ドレン配管 214・・・・ドレン配管 216・・・・ドレン配管 217・・・・ドレン配管 218・・・・ドレン配管 301・・・・大気 302・・・・圧縮空気 303・・・・圧縮空気 304・・・・圧縮空気 311・・・・ドレン水 312・・・・清水 313・・・・ドレン水 314・・・・清水 315・・・・清水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F17D 1/02 F17D 1/02 Fターム(参考) 3J071 AA04 BB03 BB11 BB15 CC03 CC04 DD22 FF16 4D024 AA04 AB06 BA19 BB02 BC01 CA02 DB01 DB03 DB06 4D051 AA01 AB09 EA06 EB01 EB07 EB10 4D052 AA01 BB07 4D058 SA15 TA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンの排出が多いドライヤー(31)
    とドレンの油水を分離する油水分離装置(50A、50
    B)をドレン配管(121、121a、121b、12
    1c、122、124、125、126、127、12
    8)で接続し、同じ基板(39)上に配設したり、また
    は、同じ箱(38)内に収納することで一体に構成し、
    前記ドライヤー(31)からのドレンを前記油水分離装
    置(50A、50B)で処理することを特徴とする油水
    分離装置付エアドライヤー。
  2. 【請求項2】 ドレンの排出が多いドライヤー(31)
    とドレンの油水を分離する油水分離装置(50A、50
    B)をドレン配管(121、121a、121b、12
    1c、122、124、125、126、127、12
    8)で接続し、前記ドライヤー(31)を前記油水分離
    装置(50A、50B)の上に配設したり、または、前
    記油水分離装置(50A、50B)を前記ドライヤー
    (31)の上に配設することで一体に構成し、前記ドラ
    イヤー(31)からのドレンを前記油水分離装置(50
    A、50B)で処理することを特徴とする油水分離装置
    付エアドライヤー。
  3. 【請求項3】 前記ドレン配管(121、122、12
    4、125、126)に圧縮空気とドレンを同時に排出
    するドレントラップ(85)と逆止弁(88)を記載の
    順序で配設し、前記ドレン配管(126)を入口(51
    Aa)が下部に出口(51Ad)が上部に形成されてい
    る前記油水分離装置(50A)に接続したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の油水分離装置付エ
    アドライヤー。
  4. 【請求項4】 前記ドレン配管(121、122、12
    7)に圧縮空気とドレンを同時に排出するドレントラッ
    プ(85)を配設し、前記ドレン配管(127)を入口
    (51Ba)が上部に出口(51Bd)が下部に形成さ
    れている上部が開放された前記油水分離装置(50B)
    に接続したことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の油水分離装置付エアドライヤー。
  5. 【請求項5】 前記ドレン配管(121、122、12
    4、125、126、128)に圧縮空気とドレンを同
    時に排出するドレントラップ(85)と逆止弁(88)
    を記載の順序で配設し、前記逆止弁(88)と前記油水
    分離装置(50A、50B)の間に別の機器(20、4
    0)からのドレンを合流させる合流部(129)を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の油
    水分離装置付エアドライヤー。
  6. 【請求項6】 前記ドライヤー(31)と前記ドレント
    ラップ(85)の間に逆止弁(166)を配設し、前記
    逆止弁(166)と前記ドレントラップ(85)の間に
    別の機器(20、40)からのドレンを合流させる合流
    部(129a)を設けたことを特徴とする請求項3また
    は請求項4に記載の油水分離装置付エアドライヤー。
  7. 【請求項7】 前記合流部(129、129a)の直前
    に単数または並列して複数のチェック弁(61、64、
    161、164)を配設したことを特徴とする請求項5
    または請求項6に記載の油水分離装置付エアドライヤ
    ー。
  8. 【請求項8】 前記チェック弁(61、64、161、
    164)の直前に圧縮空気とドレンを同時に排出するド
    レントラップ(62、65、162、165)を配設し
    たことを特徴とする請求項7に記載の油水分離装置付エ
    アドライヤー。
JP2000186968A 2000-05-19 2000-05-19 油水分離装置付エアドライヤー Expired - Lifetime JP3368429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186968A JP3368429B2 (ja) 2000-05-19 2000-05-19 油水分離装置付エアドライヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186968A JP3368429B2 (ja) 2000-05-19 2000-05-19 油水分離装置付エアドライヤー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001327821A true JP2001327821A (ja) 2001-11-27
JP3368429B2 JP3368429B2 (ja) 2003-01-20

Family

ID=18687037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000186968A Expired - Lifetime JP3368429B2 (ja) 2000-05-19 2000-05-19 油水分離装置付エアドライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3368429B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101884865A (zh) * 2010-05-21 2010-11-17 云南大红山管道有限公司 一种陶瓷过滤机的空气自动过滤装置
CN104295901A (zh) * 2014-09-29 2015-01-21 新疆敦华石油技术有限公司 一种集油罐废汽回收利用环保装置
CN104922984A (zh) * 2015-05-18 2015-09-23 山东华联矿业股份有限公司 空压机油水分离装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7305211B2 (ja) * 2021-12-13 2023-07-10 株式会社フクハラ 圧縮空気圧回路ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101884865A (zh) * 2010-05-21 2010-11-17 云南大红山管道有限公司 一种陶瓷过滤机的空气自动过滤装置
CN104295901A (zh) * 2014-09-29 2015-01-21 新疆敦华石油技术有限公司 一种集油罐废汽回收利用环保装置
CN104922984A (zh) * 2015-05-18 2015-09-23 山东华联矿业股份有限公司 空压机油水分离装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3368429B2 (ja) 2003-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010270743A (ja) 圧縮空気より発生したドレン水の処理方法および処理装置
CN105879519A (zh) 浸入式水洗空气净化装置
JP2004261725A (ja) 油水分離方法および油水分離装置
JP2001327821A (ja) 油水分離装置付エアドライヤー
JP4382955B2 (ja) 油水分離装置付きエアドライヤ
JP2007160264A (ja) 油水分離装置
JPS611882A (ja) エアコンプレツサに於けるドレン油水分離装置
JP4716802B2 (ja) し尿及び浄化槽汚泥の砂除去システム及び方法
JP3460146B2 (ja) 圧縮空気の冷却方法およびアフタークーラと油水分離装置付エアドライヤー
JP5266501B2 (ja) 油水分離装置および油水分離システム
CN107930264A (zh) 一种废气处理装置
JPH0560071A (ja) エアコンプレツサに於けるドレン油水分離装置
JP2003336581A (ja) 圧縮空気と圧縮空気より発生したドレン水の一体型処理装置
JP7222643B2 (ja) 油冷式圧縮機のドレンの処理部構造
JP3546358B2 (ja) 圧縮空気より発生するドレン水の油水分離装置
JP2004188377A (ja) ドレン清水化用フィルタ
KR100969315B1 (ko) 슬러지 탈수장치
JP2011007171A (ja) 圧縮空気より発生したドレン水の処理方法および処理装置
JP3559958B2 (ja) ドレン処理システム
JP2005349350A (ja) 排気ガス処理装置
JP2007075804A (ja) 圧縮空気より発生したドレン水より異物を分離する方法および装置
JP2008253969A (ja) ドレン水の清浄化処理方法および清浄化処理装置
JP7305211B2 (ja) 圧縮空気圧回路ユニット
JP3038477B1 (ja) ドレン処理方法およびドレン処理装置
JP3747278B2 (ja) フィルター付エアドライヤー

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3368429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141115

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term