JP2001327700A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2001327700A
JP2001327700A JP2000148513A JP2000148513A JP2001327700A JP 2001327700 A JP2001327700 A JP 2001327700A JP 2000148513 A JP2000148513 A JP 2000148513A JP 2000148513 A JP2000148513 A JP 2000148513A JP 2001327700 A JP2001327700 A JP 2001327700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
moving image
time
reach
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000148513A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takagi
正宏 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2000148513A priority Critical patent/JP2001327700A/ja
Publication of JP2001327700A publication Critical patent/JP2001327700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーチ作動と特別遊技作動を視覚的に協働さ
せて、大当り時に大きな盛り上がりを生じさせる。 【解決手段】 図柄表示装置6に表示される各特別図柄
A,B,Cの組合せがリーチ図柄態様となってから、特
別遊技作動が終了するまで、図柄表示装置6に連続し
て、一連の進行型演出動画を表示したから、リーチ表現
が特別遊技作動に至る一連の動画の一部となり、リーチ
から大当たり終了まで連続性を生じて、リーチの際に想
起される遊技者の感情が持続されて、リーチ表現の面白
さがさらに増し、リーチから大当たりに至る遊技を興趣
溢れるものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組合わせにより
所定の利益ある作動を生じさせる図柄表示装置を備えた
パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の図柄を画面上に変動表示する図柄
表示装置と、球検出手段を備えた図柄始動領域と、図柄
始動領域の球検出手段からの球検出信号に起因して図柄
表示装置を変動表示させて、各図柄を確定表示する図柄
制御手段と、開閉制御される可変入賞口を備えた可変入
賞装置とを備え、図柄表示装置に確定表示された各図柄
の組合せが所定の当り図柄態様である場合に、大当り状
態となって、遊技者に所定の利得をもたらす特別遊技作
動を発生させるパチンコ機は良く知られている。
【0003】ここで、この所定の利得をもたらす特別遊
技作動は、通常、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、
可変入賞口の所定制限時間の経過又は該所定制限時間内
での規定個数の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順
次生じてなる開閉ラウンドを、あらかじめ定められた回
数を繰り返してなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来構成にあって、図
柄表示装置に表示される各図柄の組合せがリーチ図柄態
様となると、種々のロングリーチ等図柄の変動態様に工
夫が加えられたリーチ作動が行なわれて、大当りへの期
待感を昂揚させるようにしている。そして大当りとなる
と、リーチ作動は終了し、特別遊技作動が開始される。
このとき、図柄表示装置には大当りを視覚的に盛り上げ
るために、種々の演出画像が表示される。ところがかか
る従来構成にあっては、リーチ作動に係る図柄表示装置
の演出表現と、特別遊技作動中の演出表現とは関連性及
び連続性がなく、夫々の役割に対応して別途に表現され
る。このため、視覚的に不連続となり、全体の流れを損
なうものであった。またリーチ表現としては、図柄の変
動に工夫があるものの、単なる変化のある動きでしかな
く、その表現内容には物語性がなく、陳腐化して飽きら
れ易かった。本発明は、このリーチ作動と特別遊技作動
を視覚的に協働させて、大当り時に大きな盛り上がりを
生じさせることを目的とするものである。
【0005】
【課題をするための手段】本発明は、上述した大当りと
なると、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可変入賞
口の所定制限時間の経過又は該所定制限時間内における
規定個数の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次生
じてなる開閉ラウンドを、繰り返してなる特別遊技作動
を実行するようにしたパチンコ機において、図柄表示装
置に表示される各図柄の組合せがリーチ図柄態様となっ
てから、特別遊技作動が終了するまで、図柄表示装置に
連続して、一連の進行型演出動画を表示したことを特徴
とするパチンコ機である。ここで進行型演出動画とは、
後述する単純進行型演出画面のほかに、ロールプレイン
グゲームなど登場人物が種々の課題を順次達成して進行
する動画など、所定の目標に向けて進行する演出動画を
いう。
【0006】かかる構成にあって、リーチから大当り終
了まで、一連の演出動画が進行する。このため、リーチ
を特別遊技作動の序章として遊技者は理解し、そのリー
チ時に展開される演出動画に意を注ぐこととなる。
【0007】ここで進行型演出動画が、リーチ図柄態様
となってから図柄が確定するまでに表出する序章部のプ
ロローグ動画と、特別遊技作動中に表出する本章部の本
編演出動画と、プロローグ動画と本編演出動画との間に
介挿された大当りの確定により本編演出動画の開始を明
示する判定動画とからなるものが提案される。
【0008】すなわち、上述したように、進行型演出動
画が一連のものとして進行すると共に、リーチとなる
と、大当りが確定するまで、序章部のプロローグ動画が
表示される。この表示後に、判定動画が表示され、次の
本編演出動画に入るかどうかが、視覚的に明示される。
すなわち、判定動画自体が大当りか外れかを表現する判
定画像となる。
【0009】そして大当りの場合には、その判定動画が
大当りの達成を明示し、その後に、この画像との一連性
を備えた本編演出動画が開始される。この一連性のある
進行型演出動画としては、例えば、プロローグ動画で駅
の改札口が遠近から拡大されるようにして動的に表示
し、判定動画により自動改札口が表示されて、開放か遮
断かのいずれかを表示する。そして、本編演出動画とし
て、列車の進行や駅停車が表現される。
【0010】ここで特別遊技作動中に表出される本編演
出動画が、各開閉ラウンドごとに割り当てられた進行型
部分動画の連続により構成され、かつ進行型部分動画を
開閉ラウンドの時間に適合する長さに調整し得る時間調
整手段を介して完結的に表示可能とした構成としても良
い。
【0011】すなわち、可変入賞装置の可変入賞口が開
放し、例えば30秒程度の所定制限時間が経過するか、
又は該所定制限時間内で例えば10個程度の規定個数の
入賞満了(ほとんどがこの条件満了により閉鎖する)に
より、可変入賞口が閉鎖する。このため、規定個数の入
賞満了までの時間に対応して各開閉ラウンドの終了時間
が異なる。これが原因で従来の動画表現にあっては物語
が途中で終了せざるを得なかった。そこで上述の構成に
あっては、各開閉ラウンドごとに割り当てられて進行型
演出動画の一部を構成する進行型部分動画を、開閉ラウ
ンドの時間に適合する長さに調整し得る時間調整手段を
介して完結的に表示可能とした、これにより、各進行型
部分動画により構成される進行型演出動画が違和感無く
進行しかつ全体としても完結するようにしたものであ
る。ここでこの進行型演出動画とは、後述する単純進行
型演出画面のほかに、ロールプレイングゲームなど登場
人物が種々の課題を順次達成して進行する動画など、所
定の目標に向けて進行する演出動画をいう。また進行型
部分動画は、かかる進行型演出動画を所定単位で分割し
たものであるため、それ自体も進行性を有しているもの
である。
【0012】ここでこの時間調整手段としては、進行型
部分動画を、車両の進行、人の走行等の単純進行型動画
として、開閉ラウンド終了と同時に画像終了するように
して構成することができる。このように車両の進行、人
の走行等の単純進行型動画にあっては、単純に連続する
ものであるから途中で終了しても違和感がない。この単
純進行型画像とは所定の目標に向けてほぼ同じ動作が繰
り返されてなる動画をいう。また時間調整手段を、各進
行型部分動画の進行速度を、可変入賞口への入賞消化速
度(入賞球数/時間)により変化させるようにして構成
することもできる。この構成にあっては、各開閉ラウン
ドごとの進行型部分動画を、入賞消化速度が変わって
も、同じものを途中で中断することなく用いることがで
き、複雑な動画内容であっても、違和感なく時間調整が
できる。また、入賞消化速度が速ければ、早い展開とな
って臨場感が高まる。
【0013】
【発明の実施の態様】本発明の実施例を図面に従って説
明する。図1はパチンコ遊技機の正面図であり、パチン
コ遊技機1、前面枠3、遊技盤4を備え、さらに下方部
分には、上受け皿60及び下受け皿61を上下に備え、
さらに右下には回転式の発射ハンドル40が設けられて
いる。
【0014】図2はパチンコ遊技機1の遊技盤4の正面
図であって、その盤面中央には、装着ケース(図示せ
ず)の前部に固定されたセンターケース7が配設され、
該センターケース7内に液晶表示器、CRT表示器等か
らなる動画を表現可能な図柄表示装置6が設けられる。
この図柄表示装置6の一部領域には三つの特別図柄A,
B,Cが横方向に並んで表示される。この特別図柄A,
B,Cは、「0」〜「13」等の数字からなる。
【0015】このセンターケース7の下部両側には4個
のパイロットランプからなる特別始動記憶数表示装置8
が設けられる。この特別始動記憶数表示装置8は、図3
で示す記憶装置RAMの一部領域に記憶された球数を表
示する。
【0016】さらに図柄表示装置6上には、特定の色を
点灯する三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が
配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の
組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態
様が所定の当り状態の場合には、普通電動役物15を開
放する。尚、この普通図柄表示装置10としては、液晶
表示器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構
成し、その表示内容により、当り,はずれを決定するも
のであっても良い。
【0017】センターケース7の両側には、普通図柄作
動ゲート(普通始動領域)13,13が設けられ、該普
通図柄作動ゲート13,13内には、遊技球を検知する
普通図柄始動スイッチS (図3参照)を備え、該普
通図柄始動スイッチS から球検出信号が発生する
と、普通図柄表示装置10が図柄変動する。
【0018】また、普通図柄表示装置10の両側位置に
は、4個のパイロットランプからなる普通始動記憶数表
示装置11が設けられ、普通図柄始動スイッチS
らの球検出信号が、所定数を上限として記憶装置RAM
の一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示す
る。
【0019】普通図柄表示装置10の表示結果が、上述
したような所定の当り状態の場合には、センターケース
7の直下位置に配設した普通電動役物15の左右の開閉
翼片が約0.5秒拡開して、図柄始動領域14の開口度
を拡開させ、球が入り易い状態に変換する。すなわちこ
の普通電動役物15の球入口は、図柄表示装置6を駆動
するための、図柄始動領域14となる。また、普通電動
役物15内には、球検出構成を構成する光電スイッチ、
リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS (図
3参照)が備えられ、該特別図柄始動スイッチS
よる球通過検知に伴って、図柄表示装置6の特別図柄
A,B,Cが変動表示し、所定の図柄を停止表示するこ
ととなる。
【0020】前記普通電動役物15のさらに下方には、
特定領域19を有する可変入賞口17を備え、蓋体18
を開閉制御することにより可変入賞口17を開放状態と
閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置16が配設
されている。この可変入賞装置16は、後述する特別遊
技作動を実行するものであって、その可変入賞口17に
は、特定領域19に入った遊技球を検知する特定領域ス
イッチ(役物連続作動スイッチ)S と、大当り中の
入賞個数を計数する入賞球検知スイッチ(カウントスイ
ッチ)S とが設けられている。
【0021】次に上記パチンコ遊技機1の作動につき説
明する。図柄始動領域14から遊技球が流入すると、賞
球の供給と共に図柄表示装置6が駆動する。尚、連続的
に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS によ
る球検出が始動記憶装置(RAM)に記憶され、その記
憶に基づいて上述のように始動記憶数表示装置8のLE
Dが順次点灯し、最高四回まで保留される。このLED
は図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少
する。
【0022】この図柄表示装置6が駆動すると、特別図
柄A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、約
6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの順番に
図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,Cが後
述するように、同じ図柄の組み合わせになると、大当り
が発生し、サウンドジェネレーター(図3参照)がファ
ンファーレを発すると共に、特別遊技作動が開始され、
可変入賞装置16の可変入賞口開放ソレノイド(図3参
照)が駆動し、蓋体18が前方に傾動して可変入賞口1
7が開放する。この開放は、所定制限時間(30秒)が
経過するか、該所定制限時間内で、入賞球検知スイッチ
(カウントスイッチ)S により10個の遊技球の入
賞検知がなされるまで継続される。また上述したよう
に、可変入賞口17の特定領域19を通過し、特定領域
スイッチ(役物連続作動スイッチ)S がオンした時
は、次の開閉ラウンドへの条件が充足され、一旦蓋体1
8が閉鎖駆動して、一ラウンドが終了すると、その動作
終了後に再び可変入賞口17が開放して、次の開閉ラウ
ンドへ移行する。このように開閉ラウンドが繰り返され
て、可変入賞口17の連続開放作動を生じ、遊技者に所
定の利得が供される。
【0023】而して、可変入賞装置16は、大当りによ
り、可変入賞口17の開放と、可変入賞口17の所定制
限時間(30秒)の経過、又は該所定制限時間内での規
定個数(10個)の入賞満了による可変入賞口17の閉
鎖とを順次生じてなる開閉ラウンドを繰り返すこととな
るが、この規定個数(10個)の入賞満了時間は、後述
する各実施例に対応して遊技者の付加利得と関係付けら
れる。
【0024】上述の図柄表示装置6及び普通図柄表示装
置10の図柄変動制御手段は、図3で示す中央制御装置
CPU等からなる遊技制御装置80(マイクロコンピュ
ータシステム)によって構成される。かかる構成及び制
御態様につき説明する。
【0025】この中央制御装置CPUは、制御動作を所
定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格
納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き
できる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置RO
Mには、制御プログラム、乱数テーブル、大当り遊技パ
ターン及びランプ,LEDの表示パターン、スピーカか
らの効果音等を発生させるための音声発生パターン等の
固定データが記憶されている。そして前記乱数テーブル
には上述した各種の乱数が格納され、これにより、上述
の各ステップに沿って、各抽選がなされる。
【0026】また中央制御装置CPUには入力ポートを
介して特別図柄始動領域14に設けられた特別図柄始動
スイッチS 、普通図柄始動スイッチS 、特定領域
スイッチ(役物連続作動スイッチ)S 、入賞球検知
スイッチS が接続され、各スイッチから送り出され
た信号を波形整形回路により波形整形して中央制御装置
CPUに入力データとして伝えられ、その情報が記憶装
置RAMに記憶される。記憶装置RAMには図柄表示装
置6で表示される特別図柄A,B,Cの停止表示態様を
定めるデータ等を一時的に記憶する記憶エリア、ソフト
タイマを構成するレジスタ領域及び遊技制御装置80の
ワークエリア等が設けられている。この記憶装置RAM
には、メモリにデータを読み書きするアドレスを指定す
る情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、
中央制御装置CPUと記憶装置ROM,RAMとデータ
のやり取りを行なうデータバスとが接続される。さらに
は、記憶装置RAMの記憶エリアには、特別図柄始動ス
イッチS ,普通図柄始動スイッチS からの球検知
信号が所定個数を限度として記憶される。
【0027】さらに、中央制御装置CPUには、出力ポ
ートを介して制御する図柄制御装置81、上述した各種
ソレノイド、始動記憶数表示装置8,11,装飾ランプ
・LED等の周辺機器が接続される。この図柄制御装置
81は、LCD可変表示用CPU及びドライバーとを備
え、そのドライバーに液晶表示器からなる図柄表示装置
6が接続され、その図柄を制御するようにしている。こ
の図柄制御装置81の図示しない記憶装置には、液晶表
示器(図柄表示装置6)への可変表示データ、その表示
パターン及び大当り表示態様等の固定データが記憶され
ている。さらには本発明の要部に係る特別遊技作動中に
表示される進行型演出動画データが記憶される。
【0028】その他、中央制御装置CPUには、上述し
たように、音データを受けてアンプに出力するサウンド
ジェネレータが接続されている。さらには、後述するよ
うに、特別遊技作動の開始から、規定個数10個が入賞
満了するまでの時間を計測するタイマーTMが接続され
ている。
【0029】次に遊技制御装置80による特別図柄制御
装置6の図柄制御につき説明する。上述の記憶装置RO
Mには、0〜315のコマからなる大当り特別乱数Kが
格納される。そして、図柄始動領域14に球が入って、
特別図柄始動スイッチSで球検出されると、その時点
における乱数値が選出され、その内容が記憶装置RAM
に記憶される。
【0030】また記憶装置ROMには、大当り特別乱数
Kの結果により選定される大当り図柄乱数Lと、ハズレ
図柄乱数Ma ,Mb ,Mc が格納され、当り,はずれに
基づき停止図柄となる図柄を決定する。
【0031】さらにまた記憶装置ROMには、0〜28
のリーチ乱数Nが格納される。このリーチ乱数Nは、非
リーチ状態のときと異なる変動表示態様の特殊なリーチ
変動表示態様を複数種類備えていることから、いずれの
リーチ変動表示態様でリーチ作動を行うかを決定するも
のであり、大当り図柄の場合、及びハズレ図柄であって
A=Bの場合に選択される。さらには、後述するプロロ
ーグ動画が、種々の図柄態様を表出するものであれば、
該プロローグ動画を選定する動画乱数Pが設けられ、リ
ーチ乱数Nと共に抽選される。
【0032】そして、図柄始動領域14を球が通過して
特別図柄始動スイッチS がオン作動すると、係る検
知信号の発生にともない大当り特別乱数Kを選定し、当
り又ははずれを決定する。尚、この過程で、始動記憶数
が満杯状態(4個)となっている場合には、図柄始動領
域14を球が通過しても無効としたり、変動中の場合に
は、始動記憶数を一個加算する等の処理が行なわれる。
そして、この図柄始動領域14への球通過、または始動
記憶数の減算に基づき図柄制御装置81を介して図柄表
示装置6が変動する。尚、普通図柄作動ゲート(普通始
動領域)13,13が通過した場合にあっても、始動記
憶数が満杯状態となっている場合には無効となる。
【0033】大当り特別乱数K=7が選定されて大当り
となると、特別図柄始動スイッチS からの球検知信
号の発生に伴って、又は始動記憶装置に記憶されている
場合にはその記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを
変動させると共に、図3で示す大当り図柄乱数Lから値
を選出して、当り図柄を決定する。さらにはリーチ乱数
Nを抽選し、いずれの特殊変動表示態様でリーチ作動を
行うかを決定する。ここで、大当り図柄乱数Lは、0〜
13の14コマからなり、該コマに対応する当り図柄を
選出する。
【0034】そして、特別図柄A,Bを順次循環変動し
て停止させ、同一図柄となるようにしてリーチ状態と
し、リーチ乱数Nにより指定された所定の特殊動作形態
を実行した後に、特別図柄Cが図柄停止して、大当り図
柄乱数Lによりあらかじめ決定された、下段に示す
「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」、
「4,4,4」等の数字からなる同一図柄の組み合わせ
を特別図柄A,B,Cに表出し、当り図柄態様となるよ
うにする。またこれと同期して、後述するようにリーチ
に伴って、表出したプロローグ画像が終了し、判定動画
が表出して、その動画からも、大当りとなったことを理
解させるようにする。そして、「大当り」となって、上
述の可変入賞装置16の作動が行われることとなる。
【0035】一方、Kが当りコマでない場合には、ハズ
レとなり、特別図柄A,B,Cを変動させると共にハズ
レ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc を順次選出し、特別図柄
A,B,Cをハズレ表示する。この時、ハズレ図柄乱数
Ma ,Mb から選出された図柄が、特別図柄A=Bとな
った場合には、リーチ乱数Nを抽選して、所定のリーチ
変動表示態様によるリーチ作動を発生させるようにし、
当り図柄が得られた場合は、再度、ハズレ図柄乱数を選
出し直して、ハズレ図柄態様となるようにする。
【0036】次に、本発明の要部につき説明する。本発
明は、リーチ表現が特別遊技作動に至る一連の動画の一
部となり、リーチから大当たり終了まで連続性を生じる
ようにしているものである。ここで、上述したように、
大当り特別乱数K=7が選定されて大当りとなるか、ハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb が一致して特別図柄A,Bが同
じとなり、リーチとなると、図5で示すプロローグ動画
Xが、約30秒程度(リーチ作動の間)、表示される。
このプロローグ動画Xは、一連の進行型演出動画の序章
部を構成するものである。このプロローグ動画Xを多種
類あらかじめ設けて、動画乱数Pを用いて、そのうちか
ら選定するようにしても良い。このプロローグ動画Xと
しては、駅の構内が遠景から映し出され、徐々に改札口
へ乗客が歩み寄るような、後述する本編演出動画Zを予
感させる画像とする。
【0037】そして上述したように、図柄表示装置6の
特別図柄A,B,Cが当り図柄態様となり、「大当り」
となると、図6で示すように、判定動画Yが表示され、
例えば改札口が開閉した状態を表示する。すなわち、外
れとなると、閉鎖された改札口を表示(図6(イ))を
表示し、大当たりとなると開放された改札口を表示(図
6(ロ))して、その絵柄から、遊技者が当たり、外れ
が判定可能な動画が表出することとなる。
【0038】そして大当りとなると、判定動画Yによる
当り表示と同時に、図柄表示装置6の特別図柄A,B,
Cが当り図柄態様となり、特別遊技作動が実行され、サ
ウンドジェネレータ(図3参照)がファンファーレを鳴
らすと共に、大入賞口開放ソレノイドが駆動して、可変
入賞装置16の蓋体18が前方に傾動して、可変入賞口
17が開口する。そして、所定制限時間30秒が経過す
るか、又は規定個数10個の遊技球が入賞満了すると、
一旦蓋体18が閉じて、1回目の開閉ラウンドが満了す
ると、入賞球が可変入賞口17の特定領域19を通過
し、特定領域スイッチ(役物連続作動スイッチ)S
がオンしたことを条件として、次の開閉ラウンドへ移行
する。
【0039】この特別遊技作動中にあって、図柄表示装
置6にはこれを盛り上げるために、進行型演出動画の本
編演出動画Zが表出する。
【0040】図4はこの特別遊技作動のタイムチャート
図であり、T1〜T5により構成されている。ここで、
T1はリーチ図柄態様の表示から大当り図柄の停止に至
る変動時間(10秒〜30秒)である。またT2は大当
り結果を明示するインターバル時間(10秒)であり、
この時間での図柄停止により遊技者は大当りの達成を確
認することができる。またT3は大入賞口の開放時間
(最大30秒)でありこの時間中に規定個数10個を範
囲として入賞が可能となる。またこの時間は30秒を限
度とし、かつ10個の入賞満了に伴って終了するから時
間が一定ではない。そしてT4のインターバル時間(2
秒)が経過すると、再び大入賞口が開口して、T3が再
開される。このT3とT4を16ラウンド繰り返して
後、T5の終了ディレー時間(10秒)が満了すると、
この一連の特別遊技作動が終了する。
【0041】ここで各時間と進行型演出動画との関係を
さらに具体的に述べる。まずT1の時間中には、図5で
示すプロローグ動画Xが表示される。この動画は上述し
たように、駅の構内が遠景から映し出され、徐々に改札
口へ乗客が歩み寄るような動画とする。また、T2で、
図6で示す判定動画Yが表出され、改札口等が表示さ
れ、その内容自体により、図6(イ)で示すように、改
札口が開放されない外れ状態と、図6(ロ)で示すよう
に、改札口が開放される当り状態のいずれかが表示さ
れ、その内容自体により判定表示される。そして当りと
なると、同時的に特別図柄Cが変動停止し、各特別図柄
A,B,Cが揃った状態となる。このとき大当たりを劇
的に示すために、画像の色が変動したり、画面上で大当
たり演出が行われ得る。ただし、リーチからの動画の流
れを阻害しないように、画面の一部のみをもちいたり、
その表示時間を短くしたりて、特別遊技作動により発生
する本編演出動画Zへ円滑に動画が移行し得る様にす
る。外れの場合には進行型演出動画が終了する。
【0042】この本編演出動画Zを図4及び図7,8に
従って説明する。本編演出動画Zとして、進行型部分動
画U(図7(イ))である列車の走行(単純進行型動
画)と到達画像V(図7(ロ))である所定駅への停車
を、順次繰り返す本編演出動画Zを例に取る。この本編
演出動画Zは特別遊技作動の消化時間(T2+16×
(T3+T4)+T5)で1つの物語を構成し、時間T
2からT5まで連続的に表示される。尚、特定領域19
に遊技球が通過すると、次の開閉ラウンドへの移行条件
が充足されたことを祝祭的に示すため、図柄表示装置6
の画面に「V」文字等を割り込み表示するようにしても
良い。この場合にあって、本編演出動画Zの物語性を阻
害しないように、図柄表示装置6の画面の一部を用いた
り、または瞬間的な表示とする等の処理を行なうことに
より、本編演出動画Zの一連性が保持される。さらに
は、その他、本編演出動画Zの進行中にあって、その連
続性が維持される限りにおいて、特別遊技中の種々の状
況変化又は進行を演出動画上に割り込み表示することが
できる。
【0043】まず時間T1の変動の結果、大当りと判定
されると時問T2で大当りとなった特別図柄A,B,C
が画面左上に小さくなって表示される。画面は例えば列
車が駅に停車した景色に変わり、画面左下にラウンド数
α、右下に入賞球数βが表示される。そして各T3には
列車の進行を示す単純進行型部分動画Uが割り当てら
れ、かつT4にはその進行結果を停車駅で示す到達画像
Vが割り当てられる。次に時間T2が経過し、大入賞口
開放と共に第1ラウンドの時間T3が開始されると、画
面は列車の進行を示す進行型部分動画Uが実行される。
この部分動画Uは、図7イで示すように、列車が定位置
で、周囲の景色が後方へ進行して、あたかも列車が進行
しているかのような形態となる。この場合にその動的進
行を効果的に示すため、サウンドジュネレータによりス
ピーカから効果音が発せられる。時間T4となり大入賞
口が閉口すると、図7ロで示すように、画面には停車駅
が表示された到達画像Vが表出される。この停車駅名γ
により到達度が示されることとなる。同様にして、時間
T4が終了すると、続いて再び第2ラウンドの時間T3
となり、図7イが表示され、時間T3が経過すると図7
ロが表示されて、その到達度が停車駅名γにより示され
る。これらを繰り返し最終16ラウンドの時間T3が経
過すると大入賞口が閉口し画面は最終到達駅に到着した
表示となる。すなわちこの駅画像が最終到達画像Vとな
り、最終到達駅名γにより最終到達点が示される。この
ような進行型部分動画Uとしては、このような車両の進
行のほかに、マラソン、駅伝等の人の走行に係るものな
ど種々提案される。すなわち単純進行型画像としては所
定の目標に向けてほぼ同じ動作が繰り返されてなる動画
であればよい。
【0044】ここで上述したように時間T3は入賞個数
が10個となると終了するため不定である。従って、各
開閉ラウンドごとに表示される進行型部分動画Uには長
短がある。ところが上述した進行型部分動画Uは列車の
走行画面に係るものであり、単純進行型の動画である。
このため、10個の入賞に伴って進行型部分動画Uが途
中で中断しても遊技者に全く違和感を生じさせない。そ
してまた各ラウンド後のインターバル時間T4に表示さ
れる到達画像Vも各進行型部分動画Uの到達度を示すも
のであるから、各進行型部分動画Uと有機的に結合し、
全体として完結された一連の物語となる本編演出動画Z
を形成することとなる。而して、上述の単純進行型であ
る進行型部分動画Uにより本編演出動画Zの各部分を構
成することにより、時間調整が可能である一手段が構成
され得ることとなる。
【0045】ここで可変入賞口17への入賞個数の消化
時間が早いほど、各開閉ラウンドは早く終了するが、こ
れを遊技技能として捉えて、入賞消化速度(入賞球数/
時間)により、特別遊技作動終了までの演出表示画面の
到達度を異ならせると共に、その最終到達度により、特
別遊技作動終了後の遊技に利益差を設けるようにしても
よい。この可変入賞口17への規定個数10個の入賞満
了までに要した消費時間はタイマーTM(図3参照)に
より計測される。
【0046】すなわち上述の構成にあっては、インター
バル時間T4に到達画像Vとして表出された停車駅を、
入賞消化速度(入賞球数/時間)が早いほど、遠方の停
車駅に列車を停止するように表現し、これによりこの到
達画像Vにより到達度を演出的に表現する。そして上述
の最終到達度により、特別遊技作動終了後の遊技に利益
差を設ける。このようにインターバル時間T4に到達度
を表示するようにした構成は、本編演出動画Zの流れを
損なうことなく、その達成度を明示できて新たな挑戦意
欲を喚起しうることとなる。この最終到達度による利益
差は後述する。
【0047】進行型部分動画Uの他の時間調整手段とし
て、 各進行型部分動画Uの進行速度を、可変入賞口へ
の入賞消化速度(入賞球数/時間)により変化させるよ
うにして構成することもできる。この構成にあっては、
各開閉ラウンドごとの進行型部分動画Uを同じものを中
断することなく用いることができ、ロールプレイングゲ
ーム等の複雑な動画にあっても違和感のなく時間調整で
きる。また、入賞消化速度が速ければ、早い展開となっ
て臨場感が高まる。
【0048】図8はその実施例を示すものであり、上段
に入賞球検知センサによる各入賞球検知までの間隔t1
〜t10が表示される。一方下段は部分動画Uの割付け
を示すものである。この進行型部分動画Uはあらかじめ
10等分(入賞制限個数10個に対応)された分割動画
x1〜x10からなり、各分割動画は、時間の伸縮を設
定を可能としている。そして最初の分割動画x1は、開
始画像として、固定画像または単純進行型の動画等、時
間進行により影響されない内容で構成するものとする。
【0049】かかる構成にあって、開放時間T3が開始
されるとまず開始画像からなる分割画像x1が表出す
る。そしてt1後に最初の入賞球が入賞球検知センサに
より検出されると、タイマーTMにより検知された時間
t1により第二の分割画像x2の表出が時間設定され、
当該時間から割り出された進行速度に従って分割画像x
2を進行させる。そして二番目の入賞球が同様に検知さ
れると、最初の検知からの時間t2をタイマーTMで検
知し、同じく第三の分割画像x3の表出が時間設定さ
れ、当該時間から割り出された進行速度に従ってを分割
画像x3を進行させる。このように入賞球の間隔を各分
割画像の時間に順次設定することにより、進行型部分動
画Uを入賞消化速度に容易に合致させることができる。
そして、T3の満了によりT4で到達画像Vが表出し、
部分画像Uの表出時間が短ければ、短いほどより上位の
達成表示を行う。
【0050】そしてその達成度(到達度)が高いほど、
大きな利得を生じさせるようにする。すなわち入賞球の
消化が早く、特別遊技作動が早く終了すると、それなり
の利得を供与しようとするものである。これにより、可
変入賞口へ迅速に遊技球を流入させる必要を生じ、遊技
者は無駄のない的確な打球に留意することとなり、技能
差により、獲得利得の差別化を生ずる。従って、大当り
作動(特別遊技作動)中にあっても、緊張感が維持され
ることとなり、遊技の興趣が向上する。尚、本発明は必
ずしも利得を与えることを要するものではない。
【0051】この利得の供与例を以下説明する。 イ;開閉ラウンド数の付加 最終到達画像により表現される到達度が、所定の場合に
基本開閉ラウンド数N(16回)に付加開閉ラウンド数
nを追加するようにした構成が提案される。この場合に
は総開閉ラウンド数=N+nとなる。この付加開閉ラウ
ンド数nは、到達度の程度により変えるようによしても
良い。
【0052】ロ;大当り確率 最終到達画像により表現される到達度が所定の場合に、
図柄表示装置6の確定図柄が所定の当り図柄態様となる
大当り確率とした構成が提案される。ここで確率を変化
させるための手段として、例えば、低確率の場合は、大
当り特別乱数Kが「7」だけを当りとし、高確率の場合
は、大当り特別乱数Kが「7」、「13」、「23」、
「42」、「47」であれば当りとして、当り確率を変
化させるようにすれば良い。
【0053】この高確率状態は、その変動回数が10回
まで等、所定回数とすることができる。または、次回に
大当りとなるまで高確率を継続させても良い。この利得
の程度も到達度により変化させるようにしてもよい。さ
らには、特別遊技作動終了後からの高確率終了までの時
間を定時間(例えば5分間)としても良い。
【0054】ハ;図柄表示装置の変動表示時間 到達度により供与される利得が、所定有利形態が、特別
遊技終了後の図柄表示装置6の変動表示時間を短縮する
ものとしても良い。すなわち図柄始動領域14に球が連
続的に入ると、所定個数以内に限って記憶され、これを
越えると、図柄始動領域14に入っても無効となる。こ
のため、変動表示時間が短くなると、この特別始動記憶
数表示装置8に表示される始動記憶の消化速度が早くな
り、無効球の発生率が低下することとなる。従って、こ
のような変動表示時間は遊技の利得と大きく関係するか
ら、これを短くすることは付加利得ということができ
る。そこで、特別遊技作動終了後から、到達度により、
所定時間または次の大当りが発生するまで変動表示時間
を短縮する構成が提案される。
【0055】ニ;普通図柄表示装置の変動表示時間 所定有利形態が、特別遊技終了後の普通図柄表示装置1
0の変動表示時間を短縮するものとしても良い。すなわ
ち上述と同様に、普通図柄作動ゲート(普通始動領域)
13,13に球が連続的に入ると、所定個数に限って記
憶され、普通始動記憶数表示装置11に記憶数が表示さ
れるが、所定個数を越えると、普通図柄作動ゲート1
3,13を球が通過しても無効となる。そこで、特別遊
技作動終了後から、所定時間が経過するまで、また次の
大当りまで、普通図柄表示装置10の変動表示時間を短
縮する。
【0056】このように、進行型演出動画により一連の
物語等を完結的に表出することにより、特別遊技作動を
大きく盛り上げると共に、入賞球消化速度に対応して利
得を供与し、かつその供与をインターバル時間T4の間
に表示される到達画像の内容により明示的に表現するこ
とにより、演出画像自体の意義が向上し、遊技者は係る
演出画像を注視することとなる。
【0057】上述の進行型演出動画としては、あらかじ
め複数のパターンを用意しておき、例えば大当たりの図
柄に対応して自動選定されるようにしても良い。
【0058】また、特定領域19に遊技球が通過した際
に、図柄表示装置6の画面の一部を用いて、「V」表示
を行なう等、進行型部分動画U又は到達画像Vの連続性
が維持される限りにおいて、特別遊技中の種々の状況変
化又は進行を演出動画上に割り込み表示するようにして
も良い。尚、本発明はいわゆる1種パチンコ機だけでな
く3種パチンコ機等、所定の構成を具備する他の機種に
も適用され得る。
【0059】
【発明の効果】本発明は、上述したように、図柄表示装
置に表示される各図柄の組合せがリーチ図柄態様となっ
てから、特別遊技作動が終了するまで、図柄表示装置に
連続して、一連の進行型演出動画を表示したから、リー
チ表現が特別遊技作動に至る一連の動画の一部となり、
リーチから大当たり終了まで連続性を生じて、リーチの
際に想起される遊技者の感情が持続されて、リーチ表現
の面白さがさらに増し、リーチから大当たりに至る遊技
を興趣溢れるものとすることができる。
【0060】また、進行型演出動画が、リーチにより表
出する序章部のプロローグ動画と、特別遊技作動中に表
出する本章部の本編演出動画とで構成すると共に、プロ
ローグ動画と本編演出動画間に判定動画を介挿した構成
にあっては、該判定動画により、リーチから特別遊技作
動終了に至る演出動画の内容自体により大当たりが知得
されるから、動画そのものが、単に遊技を盛り上げるだ
けでなく、指標機能を備えることとなり、このため遊技
者の動画に対する注意が向上し、遊技者の感情を更に高
揚してパチンコ遊技を盛り上げることとなる。
【0061】さらには特別遊技作動中に表出される本編
演出動画が、各開閉ラウンドごとに割り当てられた進行
型部分動画の連続により構成され、かつ進行型部分動画
を開閉ラウンドの時間に適合する長さに調整し得る時間
調整手段を介して完結的に表示可能とした構成にあっ
て、規定個数の入賞満了までの時間に対応して各開閉ラ
ウンドの終了時間が異なるにもかかわらず、違和感無
く、一連の完結画像として本編演出動画が特別遊技作動
中に表出でき、該特別遊技作動を動的に盛り上げて、遊
技の興趣を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の遊技盤1を示す正面図で
ある。
【図2】本発明の図柄表示装置6の正面図である。
【図3】遊技制御装置(マイクロコンピュータ)を示す
ブロック回路図である。
【図4】特別遊技作動のタイミングチャート図である。
【図5】プロローグ動画Xの一例を示す画像図である。
【図6】判定動画Yの外れ画像(イ)と当り画像(ロ)
の一例を示す画像図である。
【図7】本編演出動画Zを構成する進行型部分動画U
(イ)と到達画像V(ロ)の一例を示す画像図である。
【図8】時間調整手段の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
6 図柄表示装置 10 普通図柄表示装置 14 始動口 16 可変入賞装置 17 可変入賞口 X プロローグ動画 Y 判定動画 Z 本編演出動画 U 進行型部分動画 V 到達画像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図柄を画面上に変動表示する領域を
    含む図柄表示装置と、球検出手段を備えた図柄始動領域
    と、図柄始動領域の球検出手段からの球検出信号に起因
    して図柄表示装置を変動表示させて、各図柄を確定表示
    する図柄制御手段と、開閉制御される可変入賞口を備え
    た可変入賞装置とを備え、図柄表示装置に確定表示され
    た各図柄の組合せが所定の当り図柄態様である場合に、
    可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可変入賞口の所定
    制限時間の経過又は該所定制限時間内での規定個数の入
    賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次生じてなる開閉
    ラウンドを、1回又は複数回繰り返してなる特別遊技作
    動を実行するようにしたパチンコ機において、 図柄表示装置に表示される各図柄の組合せがリーチ図柄
    態様となってから、特別遊技作動が終了するまで、図柄
    表示装置に連続して、一連の進行型演出動画を表示した
    ことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】進行型演出動画が、リーチ図柄態様となっ
    てから図柄が確定するまでに表出する序章部のプロロー
    グ動画と、特別遊技作動中に表出する本章部の本編演出
    動画と、プロローグ動画と本編演出動画との間に介挿さ
    れた大当りの確定により本編演出動画の開始を明示する
    判定動画とからなるものであることを特徴とする請求項
    1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】特別遊技作動中に表出される本編演出動画
    が、各開閉ラウンドごとに割り当てられた進行型部分動
    画の連続により構成され、かつ進行型部分動画を開閉ラ
    ウンドの時間に適合する長さに調整し得る時間調整手段
    を介して完結的に表示可能としたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のパチンコ機。
JP2000148513A 2000-05-19 2000-05-19 パチンコ機 Pending JP2001327700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148513A JP2001327700A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148513A JP2001327700A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001327700A true JP2001327700A (ja) 2001-11-27

Family

ID=18654525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000148513A Pending JP2001327700A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001327700A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099878A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Sankyo Kk 遊技機
JP2011115444A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Heiwa Corp 遊技機
JP2011130963A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Heiwa Corp 遊技機
JP2015104619A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社ソフイア 遊技機
JP2021101800A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099878A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Sankyo Kk 遊技機
JP2011115444A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Heiwa Corp 遊技機
JP2011130963A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Heiwa Corp 遊技機
JP2015104619A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社ソフイア 遊技機
JP2021101800A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6370323B2 (ja) 遊技機
JP4011468B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2003010446A (ja) パチンコ遊技機
JP4849869B2 (ja) 遊技機
JP2005160811A (ja) パチンコ機
JP2004121729A (ja) パチンコ遊技機
JP2019000576A (ja) 遊技機
JP2007098053A (ja) 遊技機
JP2019213744A (ja) 遊技機
JP2003010445A (ja) パチンコ遊技機
JP2009112502A (ja) 遊技機
JP2001334039A (ja) パチンコ機
JP2007029540A (ja) 遊技機
JP2002153626A (ja) パチンコ遊技機
JP4515052B2 (ja) 遊技機
JP2001327700A (ja) パチンコ機
JP2001346967A (ja) パチンコ機
JP2005287945A (ja) 遊技機
JP2001314600A (ja) パチンコ機
JP2008302003A (ja) 遊技機、プログラムおよび記憶媒体
JP3734215B2 (ja) パチンコ機
JP2005168922A (ja) 遊技機
JP2004313483A (ja) 遊技機、及び遊技プログラム
JP2000061075A (ja) 遊技機
JP2005000462A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041008