JP2001327475A - 電気特性測定装置 - Google Patents

電気特性測定装置

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JP2001327475A
JP2001327475A JP2000148078A JP2000148078A JP2001327475A JP 2001327475 A JP2001327475 A JP 2001327475A JP 2000148078 A JP2000148078 A JP 2000148078A JP 2000148078 A JP2000148078 A JP 2000148078A JP 2001327475 A JP2001327475 A JP 2001327475A
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circuit
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power
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JP2000148078A
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Tetsuya Ishii
徹哉 石井
Kazutoshi Yamazaki
和俊 山崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定時にのみ動作する必要がある回路部への
電源供給を測定時にのみ行うことで、消費電力の低減を
図った電気特性測定装置を提供する。 【解決手段】 演算制御部3は、測定の開始に先立って
通電指令PACを出力し、電源スイッチ手段10を導通
状態に制御することで、アナログ回路用電源VAを測定
用回路部1へ供給させる。演算制御部3は、測定用回路
部1の動作が安定した時点で、測定用信号発生部11か
ら測定用信号Iaを出力させる。測定用信号Iaを生体
に供給した結果得られた電気信号は測定用回路部1で増
幅され、A/D変換器21,23でデジタルデータに変
換され、各サンプリングメモリ22,24に格納され
る。演算制御部3は、一連の測定が終了した時点で通電
指令PACの出力を停止し、測定用回路部1への給電を
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気特性測定装置に
係り、詳しくは、測定時にのみ動作する必要がある回路
部への電源供給を測定時にのみ行うことで不要な電力消
費を削減した電気特性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人間や動物の身体組成を評価する
目的で、生体の電気特性に関する研究が行われている。
生体の電気特性は、組織又は臓器の種類によって著しく
異なっており、例えば、ヒト(人)の場合、血液の電気
抵抗率は150Ω・cm前後であるのに対して、骨や脂
肪の電気抵抗率は1〜5kΩ・cmもある。この生体の
電気特性は、生体電気インピーダンスと呼ばれ、生体の
体表面に装着された複数の電極間に微小電流を流すこと
により測定される。このようにして得られた生体電気イ
ンピーダンスから被験者の体水分分布や体脂肪率、体脂
肪量を推計する方法を生体電気インピーダンス法という
(「身体組成の評価法としての生体電気インピーダンス
法」,Baumgartner, R.N., etc.著、「生体電気インピー
ダンスとその臨床応用」, 医用電子と生体工学, 金井寛
著,20(3) Jun 1982 、「インピーダンス法による体肢の
水分分布の推定とその応用」, 医用電子と生体工学, 波
江野誠等著,23(6) 1985 、「インピーダンス法による膀
胱内尿量の長時間計測」, 人間工学, 口ノ町康夫等著,2
8(3) 1992 等参照)。
【0003】生体電気インピーダンスは、生体中のイオ
ンによって搬送される電流に対する生体の抵抗(レジス
タンス)と、細胞膜、組織界面、あるいは非イオン化組
織によって作り出される様々な種類の分極プロセスと関
連したリアクタンスとから構成される。リアクタンスの
逆数であるキャパシタンスは、電圧よりも電流に時間的
遅れをもたらし、位相のズレ(フェーズシフト)を作り
出すが、この値はレジスタンスに対するリアクタンスの
比率の逆正接角(アークタンジェント)、すなわち、電
気位相角として幾何学的に定量できる。
【0004】これら生体電気インピーダンスZ、レジス
タンスR、リアクタンスX及び電気位相角φは、周波数
に依存している。非常に低い周波数fLでは、細胞膜と
組織界面の生体電気インピーダンスZは、電気を伝導す
るには高すぎる。したがって、電気は細胞外液を通して
のみ流れ、測定される生体電気インピーダンスZは純粋
にレジスタンスRである。
【0005】次に、周波数が増加するにつれて、電流は
細胞膜を貫通するようになり、リアクタンスXが高くな
って位相角φを広げることになる。生体電気インピーダ
ンスZの大きさは、Z2=R2+X2によって定義される
ベクトルの値に等しい。リアクタンスX及び位相角φが
共に最大になる時の周波数を臨界周波数fCといい、伝
導導体である生体の1つの電気特性値である。この臨界
周波数fCを越えると、細胞膜と組織界面が容量性能力
を失うようになり、これにつれてリアクタンスXが減少
する。非常に高い周波数fHでは、生体電気インピーダ
ンスZは、再び純粋にレジスタンスRと等価になる。
【0006】図7は人体の組織内細胞を表す電気的等価
回路図(等価回路モデル)である。この図において、R
eは細胞外液抵抗、Rik(k=1,2,3,…)は各
細胞の細胞内液抵抗、Cmk(k=1,2,3,…)は
各細胞の細胞膜容量を表している。低い周波数fLにお
いては、電流は主に細胞外スペースを流れており、イン
ピーダンスZは細胞外液抵抗Reに等しくなる。高い周
波数fHにおいては、電流は細胞膜を完全に通るように
なり、細胞膜容量Cmは、実質的に短絡されているのと
等価である。したがって、高い周波数fHでのインピー
ダンスZは、合成抵抗Ri・Re/( Ri+Re)に等
しい。ここで、1/Ri=Σ(1/Rik)である。
【0007】以上説明した方法により、細胞内液抵抗R
iと細胞外液抵抗Reとを求めることができ、これらに
基づいて、被験者の除脂肪体重等を推計でき、また、こ
れらの抵抗Re, Riの変化により、体水分分布の変化
を推計できる。このような各パラメータの測定・推計を
任意に選択された複数の周波数の微小正弦波電流を生体
に投入し、得られた信号をデジタル信号処理して行う生
体電気インピーダンス測定装置としては、特表平6−5
06854号公報に記載のものが知られている。
【0008】また、特開平10−80406号公報に
は、生体から得られる情報を処理することにより健康管
理に有益な情報を提供する健康管理指針アドバイス装置
において、商用電源で照明装置を点灯させ、その照射光
を光電変換素子で電力に再変換して装置本体部へ供給す
ることで、装置本体部を商用電源から電気的に絶縁する
技術が記載されている。
【0009】さらに、本出願人は特開平10−1489
8号公報で、長さが(2n−1)ビットの最長線形符号
信号(M系列符号信号)を測定用信号として用いること
で、生体電気インピーダンスを全周波数帯域に亘って良
好に測定できるようにした生体電気インピーダンス装置
を提案している。
【0010】このような生体電気インピーダンス装置
は、大きく区分して、測定用回路部と演算処理部と電源
部とから構成されている。測定用回路部は、測定用信号
を生成して生体に供給し、生体に発生した電圧ならびに
生体に流れる電流を検出して出力する。演算処理部は、
検出した電流,電圧に基づいて生体インピーダンスを演
算し、必要に応じ生体インピーダンスに基づいて体脂肪
や体水分分布等の推計演算をして、それらの演算結果を
表示装置等に出力する。電源部は、測定用回路部ならび
に演算処理部に電力を供給する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の生体電気インピ
ーダンス測定装置は、その装置に電源が投入された状態
では、全ての回路部に電源を供給している。生体に測定
用信号を供給して測定を行う時間は一般に極めて短い時
間であるにも拘らず、測定用回路に継続的に電源を供給
している。したがって、測定時以外は測定用回路で不要
な電力を消費していることになる。このため、生体電気
インピーダンス測定装置の電力消費が必要以上に大きく
なり、省電力(節電)の観点からも望ましくない。ま
た、消費電力が大きいため、電源部を電池とした場合に
(電池電源駆動の場合に)、充分な駆動時間を確保でき
ないという問題が生ずることがある。本発明はこのよう
な課題に鑑みてなされたものであり、不要な電力消費を
削減し、電池駆動にも好適な省電力(節電)型の電気特
性測定装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電気特性測定装
置は、測定信号を生成する信号発生手段と、生成した測
定信号を被験者の体に投入した際に流れる電流を電圧に
変換する電流/電圧変換手段と、前記被験者の体の所定
の表面部位間で発生する電位差を増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電位差をアナログ/デ
ジタル変換する第1A/D変換器と、前記電流/電圧変
換手段によって、変換された電圧をアナログ/デジタル
変換する第2A/D変換器と、前記第1A/D変換器及
び第2A/D変換器の出力から生体電気インピーダンス
を演算する演算手段と、前記信号発生手段、電流/電圧
変換手段、増幅手段、第1A/D変換器、及び、第2A
/D変換器の内少なくとも1つに対して、測定の開始に
応じて電源を供給し、測定の終了に応じて電源の供給を
止める通電制御手段と、を備える。また、前記電源の供
給源として電池を用いることで、測定時以外の消費電力
を低減させているので、電池で長時間の使用が可能であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。本発明を生体電気インピ
ーダンス測定装置に用いた場合について詳細に説明す
る。図1は本発明の第1実施の形態である生体電気イン
ピーダンス測定装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。第1実施の形態の生体電気インピーダンス測定装置
100は、測定用回路部1と、A/D変換処理部2と、
演算制御部3と、入力操作部4と、表示部5と、出力イ
ンタフェース(I/F)回路部6と、電池電源部7と、
主電源スイッチ8と、安定化電源装置9と、電源スイッ
チ手段10とからなる。
【0014】測定用回路部1は、生体に測定用信号を供
給しその結果得られる生体電気信号を検出するものであ
る。この測定用回路部1は、測定用信号発生部11と、
ローパスフィルタ(LPF)12と、測定用信号出力用
のカップリングコンデンサ13と、電圧入力用の各カッ
プリングコンデンサ14a,14bと、差動増幅器15
と、アナログアンチエイリアシングフィルタからなるL
PF16と、電流入力用のカップリングコンデンサ17
と、電流/電圧(I/V)変換器18と、アナログアン
チエイリアシングフィルタからなるLPF19とからな
る。符号Hc,Lcは測定用信号供給用の電極、符号H
p,Lpは電圧検出用の電極である。
【0015】測定用信号発生部11は、演算制御部3か
ら出力インタフェース(I/F)回路部6を介して測定
用信号発生指令が供給されると、測定用信号として予め
設定したパルス波形のプローブ電流Iaを生成して出力
する。測定用信号発生部11から出力されたプローブ電
流Iaは、LPF12で高周波ノイズ成分等が除去さ
れ、直流成分を伝達を阻止するカップリングコンデンサ
13を介して電極Hcに供給される。測定用信号発生部
11の出力インピーダンス(出力抵抗)は、生体の電気
インピーダンスよりも充分に大きな値(例えば10KΩ
以上)としている。これにより、プローブ電流Iaの定
電流化を図っている。
【0016】なお、測定用信号発生部11は、演算制御
部3から供給される測定用信号設定指令等に基づいて測
定用信号のパルス波形やパルス幅を可変できる構成とし
てもよい。さらに、測定用信号設定指令等に基づいて最
長線形符号信号(M系列符号信号)を生成して出力でき
る構成としてもよい。
【0017】図2は生体電気インピーダンス測定装置の
使用状態を模式的に示す説明図である。測定に際して、
測定用信号供給用の一方の電極Hcは被験者Bの右手甲
部Hに取り付けられ、測定用信号供給用の他方の電極L
cは右足甲部Lに取り付けられる。これにより測定用信
号であるプローブ電流Iaは、被験者Bの右手H部分か
ら右足L部分に至る主に右半身を流れることになる。電
圧検出用の一方の電極Hpは被験者Bの右手甲部Hに取
り付けられ、電圧検出用の他方の電極Lpは右足甲部L
に取り付けられる。ここで、電圧検出用の各電極Hp,
Lpは測定用信号供給用の各電極Hc,Lcの取り付け
位置よりも身体の中心に近い側に取り付けられる。各電
極Hc,Lc,Hp,Lpは各測定用ケーブル(シール
ド線)110を介して生体電気インピーダンス測定装置
100に接続されている。
【0018】図1に示すように、電圧検出用の各電極H
p,Lpで検出された電位は、各カップリングコンデン
サ14a,14bを介して差動増幅器15の各差動入力
端子へそれぞれ供給される。差動増幅器15は、プロー
ブ電流Iaを供給したことによって各電極Hp,Lp間
(被験者の右手足間)に発生した電圧(電位差)を所定
の増幅率で増幅して、右手足間に発生した電圧に対応し
た検出電圧信号(電圧に係る信号)Vpを出力する。こ
の検出電圧信号Vpは、LPF16を介してA/D変換
処理部2へ供給される。
【0019】電流/電圧(I/V)変換器18は、測定
用信号供給用の各電極Hc,Lc間を流れる電流(測定
用信号を供給したことによって被験者の右手足間に流れ
た電流)を検出し、その電流に対応した電圧へ変換す
る。電流/電圧(I/V)変換器18から出力された検
出電流に対応した電圧信号(電流に係る信号)Vcは、
LPF19を介してA/D変換処理部2へ供給される。
なお、各LPF16,19のカットオフ(遮断)周波数
は、A/D変換処理部2におけるサンプリング周波数の
1/2よりも低く設定している。これにより、A/D変
換処理において折り返し雑音が発生しないようにしてい
る。
【0020】A/D変換処理部2は、測定用回路部1か
ら出力される電圧に係る信号Vpならびに電流に係る信
号Vcを、予め設定したサンプリング周期でサンプリン
グ(標本化)してデジタルデータへ変換し、変換したデ
ジタルデータを時系列との対応を付けて一時記憶するも
のである。このA/D変換処理部2は、各A/D変換器
21,23と各サンプリングメモリ22,24とで構成
している。検出電圧信号Vpは一方のA/D変換器21
でA/D変換され、その変換結果は一方のサンプリング
メモリ22に格納される。検出電流に係る電圧信号Vc
は他方のA/D変換器23でA/D変換され、その変換
結果は他方のサンプリングメモリ24に格納される。サ
ンプリングのタイミング、A/D変換後のデジタルデー
タのサンプリングメモリへの書き込み等の制御は、演算
制御部3によってなされる。
【0021】演算制御部3は、入力操作部4からの操作
要求等に基づいてこの生体電気インピーダンス測定装置
100の全体動作を制御するとともに、測定用信号Ia
を生体に供給したことによって検出された電圧に係る信
号Vp並びに電流に係る信号VcのA/D変換データに
基づいて生体電気インピーダンスを演算し、必要に応じ
て生体電気インピーダンスに基づいて体脂肪や体水分分
布等の推計演算をして、それらの演算結果を表示する。
【0022】この演算制御部3は、CPU31、ROM
32、RAM33と図示しないクロック発生回路、バス
インタフェース回路等からなるマイクロコンピュータシ
ステムを用いて構成している。なお、ROM32、RA
M33や周辺回路を内蔵した1チップマイクロコンピュ
ータを用いて演算制御部3を構成してもよい。ROM3
2にはCPU31の処理プログラムが予め格納されてい
る。RAM33は、各種データの一時記憶領域並びにC
PU31の作業領域として利用される。
【0023】また、本実施の形態では、CPU31を利
用しプログラム制御によって通電制御手段34を構成し
ている。そして、通電制御手段34と電源スイッチ手段
10とで、測定用回路部に測定時にのみ電力を供給する
電力供給制御手段を構成している。通電制御手段34
は、生体電気インピーダンスの測定開始に先立って通電
指令PACを出力し、生体電気インピーダンスの測定が
終了した時点で通電指令PACの出力を停止する。
【0024】入力操作部4は、測定の開始を指示した
り、測定項目を選択したり、必要に応じて測定の条件を
設定したり、被験者に関する情報(例えば、身長、体
重、性別、年令等)を入力したりするためのもので、そ
れらの操作等に必要な各種のキー等を備える。各種のキ
ー等の操作は、図示しないキー操作検出回路等で検出さ
れ、図示しないキーコード発生回路等でキーコード等に
変換されて、CPU31へ供給される。
【0025】表示部5は、操作方法の説明を表示した
り、測定項目や被験者に関する情報の入力を補助するた
めのガイダンス等を表示をしたり、測定結果等を表示し
たりするものである。本実施の形態では、液晶表示器と
液晶表示駆動回路等からなる液晶表示装置を用いて表示
部5を構成している。出力インタフェース(I/F)回
路部6は、演算制御部3(CPU31)から出力された
測定用信号発生指令や測定用信号設定指令等を、演算制
御部3とは異なる電源で動作している測定用回路部1へ
供給するためのものである。この出力インタフェース
(I/F)回路部6は、電源電圧が異なる回路間であっ
ても論理信号を確実に伝達することのできるレベルシフ
ト回路等を用いて構成している。
【0026】電池電源部7は、この生体電気インピーダ
ンス測定装置100にその動作に必要な電力を供給する
もので、1次電池又は2次電池を用いて構成している。
なお、2次電池を用いる場合には、2次電池を充電する
ための充電回路、又は、充電用の端子を設けるようにし
てもよい。2次電池を充電可能な構成として場合、2次
電池の充電中は測定用回路部1への電源供給を禁止する
構成が望ましい。2次電池の充電中は、測定開始の操作
がなされてもそれを受け付けないようにしてもよい。さ
らに、電池電源部7に電池電圧又は電池容量を監視する
回路を設け、その監視出力を演算制御部3へ供給するこ
とで、電池電圧が低下又は電池容量が減少した際にはそ
の旨を表示部5等に表示させるようにしてもよい。な
お、電池電圧又は電池容量を監視する回路は、安定化電
源装置9側に設けるようにしてもよい。
【0027】主電源スイッチ8は、この生体電気インピ
ーダンス測定装置100を使用する際に操作者によって
操作されるスイッチである。主電源スイッチ8がオン状
態(導通状態)に操作されると、電池電源部7から安定
化電源装置9へ電力が供給される。
【0028】安定化電源装置9は、電池電源部7から供
給される電力に基づいて、アナログ回路用電源VAなら
びにデジタル回路用電源VDを生成して出力する。安定
化電源装置9は、出力電圧安定化機能を備えたDC−D
Cコンバータ等を用いて構成している。これにより、電
池電圧が若干低下等した場合でも、安定した電源電圧を
得ることができる。なお、安定化電源装置9内のアナロ
グ回路用電源VAの生成部は、DC−DCコンバータの
後段にシリーズレギュレータを設ける構成として、スイ
ッチング雑音やリップル成分が極めて少ない良好な電源
を供給するようにしてもよい。なおこの場合、シリーズ
レギュレータを測定用回路部1側に設けるようにしても
よい。また、安定化電源装置9内のアナログ回路用電源
VAの生成部は、DC−DCコンバータを備えずにシリ
ーズレギュレータのみを備える構成としてもよい。測定
用回路部1が正負の電源を必要とする回路構成である場
合には、安定化電源装置9内のアナログ回路用電源VA
の生成部は、正負の電源を供給する構成とする。
【0029】デジタル回路用電源VDは、A/D変換処
理部2、演算制御部3、入力操作部4、表示部5ならび
に出力インタフェース(I/F)回路部6へ供給され
る。なお、図1においては、入力操作部4、表示部5な
らびに出力インタフェース(I/F)回路部6に対する
電源供給ラインの図示を省略している。アナログ回路用
電源VAは、電源スイッチ手段10を介して測定用回路
部1へ供給される。
【0030】電源スイッチ手段10は、演算制御部3か
ら通電指令PACが供給されるとオン(導通)状態とな
ることで、アナログ回路用電源VAを測定用回路部1へ
供給する。この電源スイッチ手段10は、例えば電界効
果トランジスタ等のスイッチング素子を用いて構成して
いる。なお、電源スイッチ手段10は、リレー(継電
器)とリレー駆動回路とから構成してもよい。
【0031】次に、以上の構成における生体電気インピ
ーダンス測定装置100の動作を説明する。なお、主電
源スイッチ8はオン状態に操作され、入力操作部4によ
って測定項目の設定ならびに被験者に関する情報の入力
がなされているものとする。また、各電極Hc,Lc,
Hp,Lpは図2に示したように被験者の所定の位置に
装着されているものとする。
【0032】CPU31は、入力操作部4によって測定
開始の操作がなされたことを検出すると、通電要求を通
電制御手段34に通知する。通電制御手段34は、通電
要求に基づいて通電指令PACを出力する。この通電指
令PACによって電源スイッチ手段10はオン状態とな
り、アナログ回路用電源VAが測定用回路部1へ供給さ
れる。CPU31は、通電要求を発生した時点(測定用
回路部1へ給電が開始された時点)から予め設定した測
定用回路部動作安定時間が経過した時点で、測定用信号
発生指令を出力する。この測定用信号発生指令は、出力
インタフェース(I/F)回路部6を介して測定用信号
発生部11へ供給され、測定用信号発生部11によって
測定用信号(プローブ電流)Iaが生成・出力される。
【0033】なお、測定用信号発生部11が測定用信号
設定指令に基づいて測定用信号のパルス波形やパルス幅
を可変できる構成である場合、CPU31は測定用信号
設定指令を出力した後に測定用信号発生指令を出力す
る。また、測定用信号発生部11がD/A変換器を備え
CPU31から供給される一連の測定用信号生成用デジ
タルデータに基づいて測定用信号を発生する構成である
場合、CPU31は測定用信号設定指令や測定用信号発
生指令を出力することなく、測定用信号発生部11に対
して測定用信号生成用デジタルデータを所定の周期で順
次供給することで、測定用信号を発生させる。
【0034】CPU31は、測定用信号発生指令を出力
した時点からA/D変換処理部2を動作状態に制御す
る。これにより、測定用回路部1から出力される電圧に
係る信号Vpならびに電流に係る信号Vcは各A/D変
換器21,23でデジタルデータへ変換され、各サンプ
リングメモリ22,24にそれぞれ格納される。CPU
31は、測定用信号発生指令を出力した時点から予め設
定した測定時間が経過した時点でA/D変換動作を停止
させるとともに、測定が終了したことを通電制御手段3
4へ通知する。通電制御手段34は、この通知を受ける
と通電指令PACの出力を停止する。これにより、電源
スイッチ手段10はオフ(非導通)状態となり、測定用
回路部1への電源供給は停止される。
【0035】次に、CPU31は、各サンプリングメモ
リ22,24に格納された各データを逐次読み出してフ
ーリエ変換処理を施すことによって周波数の関数である
電圧Vp(f),Vc(f)(fは周波数)に変換した
後、平均化を行い、周波数毎の生体電気インピーダンス
Z(f){=Vp(f)/Vc(f)}を算出する。
【0036】図3は人体のインピーダンス軌跡の一例を
示すグラフである。図3において、横軸(X軸)は抵抗
成分を、縦軸(Y軸)は容量成分、符号Dはインピーダ
ンス軌跡を示している。R0,R50,R∞はそれぞれ
周波数が0Hz,50KHz,無限大の時のインピーダ
ンスである。CPU31は、得られた周波数毎の生体電
気インピーダンスZ(f)に基づいて、最小二乗法の演
算手法を用いて、図3に示されるようなインピーダンス
軌跡Dを求め、得られたインピーダンス軌跡Dから、被
験者の体Bの周波数0時の生体電気インピーダンスR0
と、周波数無限大時の生体電気インピーダンスR∞とを
算出し、算出結果から被験者Bの細胞内液抵抗と細胞外
液抵抗とを算出する。
【0037】実際の人体の組織では色々な大きさの細胞
が不規則に配置されているので、実際に近い電気的等価
回路は、図7に示したように、時定数τ=Cmk・Ri
kを有する容量と抵抗との直列接続素子が分布している
分布定数回路で表される。したがって、人体のインピー
ダンス軌跡Dは、図3に示すように中心が実軸より上が
った円弧となる。
【0038】次に、CPU31は、算出された細胞内液
抵抗Ri、細胞外液抵抗Re、及び入力操作部4から入
力された被験者の身長、体重、性別、年令等の特徴デー
タ等に基づいて、予め処理プログラムの中に組み込まれ
ている身体組成推定式を利用して、被験者の体の体脂肪
率、脂肪重量、除脂肪体重、細胞内液量、細胞外液量、
体内水分量(体液量)等をそれぞれ算出し、算出した結
果を表示部5に表示させる。
【0039】生体電気インピーダンス測定装置では、全
使用時間の中で測定用回路部1によって生体電気インピ
ーダンスの実質的な測定を行う時間は極めて短時間であ
り、測定条件,被験者の特徴データ等の入力や測定結果
の確認に要する時間が全使用時間のほとんどである。本
発明に係る生体電気インピーダンス測定装置は、測定を
行うときだけ測定用回路部へ電力を供給する構成とした
ので、電力消費を削減することができ、電池電源での駆
動時間を長くすることができる。
【0040】図4は本発明の第2実施の形態である生体
電気インピーダンス測定装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。第2実施の形態に係る生体電気インピーダ
ンス測定装置200は、測定用回路部210に各A/D
変換器21,23を含めることで、各A/D変換器2
1,23への電力供給も測定時にのみ行うようにしたも
のである。また、電源スイッチ手段10の後段にアナロ
グ回路用電源VAを生成するためのアナログ回路用安定
化電源装置9Aを設けることで、測定時以外は安定化電
源装置9Aでの電力消費を削減するようにしたものであ
る。各A/D変換器21,23はアナログ回路用電源V
Aで動作させている。
【0041】演算制御部230内のCPU31は、各A
/D変換器21,23から順次出力されるデジタルデー
タをRAM33に書き込む構成としている。これによ
り、図1に示した各サンプリングメモリ22,24を削
除して、その分の消費電力の低減を図っている。
【0042】なお、演算制御部230内に、電気的にデ
ータの書き込みならびに消去が可能な不揮発性メモリ
(図示しない)を設け、この不揮発性メモリにA/D変
換データを格納するようにしてもよい。このような構成
とすることで、主電源スイッチ8をオフにしても測定結
果データを記憶しておくことができる。不揮発性メモリ
のデータ書き込み時間がA/D変換周期よりも短い場合
には、CPU31はA/D変換データを不揮発性メモリ
へ直接書き込むようにしてもよい。
【0043】CPU31と測定用回路部210との間に
(CPU31と各A/D変換器21,23ならびに測定
用信号発生部11との間に)、論理電圧レベルの変換機
能ならびに入出力間を高インピーダンス状態にできる機
能を備えた入出力インタフェース回路部220を設け、
この入出力インタフェース回路部220を介してサンプ
リングタイミングを指定する情報やA/D変換データの
送受を行うようにしている。また、この入出力インタフ
ェース回路部220を介して測定用信号発生部11へ測
定用信号発生指令等を供給するようにしている。そし
て、この入出力インタフェース回路部220の電源入力
端子(VDD)にデジタル回路用電源VDを供給すると
ともに、入出力インタフェース回路部220のイネーブ
ル入力端子(ENA)に通電指令PACを供給すること
で、測定時にのみ入出力インタフェース回路部220を
動作状態(CPU31と各A/D変換器21,23との
間でデータの送受ができ、また、CPU31から測定用
信号発生部11へデータを供給できる状態)とし、非測
定時は両者間を高インピーダンス状態にしている。
【0044】デジタル回路用電源VDは、デジタル回路
用安定化電源装置9Dで生成して供給するようにしてい
る。なお、デジタル回路用安定化電源装置9Dを設けず
に、電池電源をデジタル回路用電源VDとして直接供給
するようにしてもよい。アナログ回路用安定化電源装置
9Aは測定用回路部210内に設けるようにしてもよ
い。なお、デジタル回路用電源VDの電源電圧とアナロ
グ回路用電源VAの電源電圧とが同一の場合は、デジタ
ル回路用安定化電源装置9Dのみを設け、そのデジタル
回路用安定化電源装置9Dの電源出力をデジタル系の各
回路部へ供給するとともに、電源スイッチ手段10を介
して測定用回路部210へ供給する構成としてもよい
し、アナログ回路用安定化電源装置9Aのみを設け、そ
の電源出力をデジタル系の各回路部へ供給するととも
に、電源スイッチ手段10を介して測定用回路部210
へ供給する構成としてもよい。この場合、測定用回路部
210への電源供給ライン等に高周波ノイズ等の電源雑
音を除去するための電源フィルタ回路を設けるのが望ま
しい。
【0045】上記以外の構成は、図1に示したものを同
じである。生体電気インピーダンスの測定を行う際に
は、CPU31を用いて構成した通電制御手段34から
通電指令PACが出力され、この通電指令PACに電源
スイッチ手段10がオン状態にされてアナログ回路用安
定化電源装置9Aに電池電源部7から電力が供給され
る。これにより、アナログ回路用安定化電源装置9Aに
よってアナログ回路用電源VAが生成・出力され、測定
用回路部210へ供給される。CPU31は、測定結果
であるA/D変換データの取り込みを完了すると、通電
指令PACの出力を停止させる。これにより、測定用回
路部210への給電が停止される。
【0046】ここで、CPU31は、通電指令PACを
出力させた時点から予め設定した安定化時間が経過した
時点で測定用信号発生指令等を出力して実際の測定を開
始させるようにしている。安定化時間は、アナログ回路
用安定化電源装置9Aの動作が安定化し(アナログ回路
用電源VAの電圧が安定化し)、かつ、測定用回路部2
10内の各回路の動作が安定化するまでの時間を考慮し
て設定している。
【0047】第2実施の形態に係る生体電気インピーダ
ンス測定装置200は、第1実施の形態に係る生体電気
インピーダンス測定装置100と比較して、非測定時に
おける各A/D変換器21,23の消費電力を削減する
ことができる。また、第2実施の形態に係る生体電気イ
ンピーダンス測定装置200は、アナログ回路用安定化
電源装置9Aの無負荷時(負荷に電力を供給していない
時)の消費電力を削減できる。
【0048】図5は本発明の第3実施の形態である生体
電気インピーダンス測定装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。第3実施の形態に係る生体電気インピーダ
ンス測定装置300は、外部制御信号に基づいて電源装
置の動作/停止を制御することのできる安定化電源装置
309を用いてアナログ回路用電源VAを生成し、測定
用回路部210へ供給する構成としたものである。外部
制御信号として前述の通電指令PACを用いることで、
測定時にのみ安定化電源装置309を動作状態にして、
測定用回路部210へ電力を供給する。安定化電源装置
309に図1,図4に示した電源スイッチ手段10の機
能が含まれているため、電源スイッチ手段10を設ける
必要がない。スイッチングレギュレータ型の電源装置で
は、1次側のスイッチング動作を停止させることで、シ
リーズレギュレータ型の電源装置では、主電流経路を構
成するトランジスタをカットオフ状態に制御すること等
によって、電源装置の動作を停止させることができる。
【0049】図6は本発明の第4実施の形態である生体
電気インピーダンス測定装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。第4実施の形態に係る生体電気インピーダ
ンス測定装置400は、生体電気インピーダンスの測定
を行なった結果のデータを記憶しておき、そのデータを
例えばパーソナルコンピュータ等の他の装置へ供給でき
るようにしたものである。また、第4実施の形態に係る
生体電気インピーダンス測定装置400は、単一の電源
で各回路部を動作させるようにしたものである。
【0050】この生体電気インピーダンス測定装置40
0は、測定用回路部410と、入出力インタフェース
(I/F)回路部420と、制御部430と、データ記
憶部440と、データ出力部450と、操作入力部46
0と、電池電源部470と、主電源スイッチ8と、電源
スイッチ手段10とからなる。
【0051】測定用回路部410の構成ならびに入出力
インタフェース(I/F)回路部420の構成は、図
4,図5に示したものと同じである。なお、本実施の形
態はアナログ回路部とデジタル回路部とで電源を分離せ
ずに、全ての回路部に電池電源を直接供給する構成とし
ている。このため、入出力インタフェース(I/F)回
路部420において、別電源間の論理レベルを整合させ
るためのレベルシフト機能は不要である。入出力インタ
フェース(I/F)回路部420は、トライステート出
力型の双方向バスバッファ回路等を用いて構成してもよ
い。
【0052】制御部430は、専用の論理回路を組み込
んだASIC等の集積回路で構成している。なお、制御
部430は、1チップマイクロコンピュータ等を用いて
構成してもよい。制御部430内には、通電制御手段3
4を設けている。データ記憶部440は、測定結果であ
る電圧並びに電流に係るデジタルデータを記憶するもの
で、例えばEE−PROM等の不揮発性メモリを用いて
構成している。
【0053】データ出力部450は、データ記憶部44
0に記録されたデジタルデータ(A/D変換データ)を
例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置へ供給する
ためのものである。このデータ出力部450は、デジタ
ルデータ(A/D変換データ)をシリアルデータに変換
して出力する構成でもよいし、無線や赤外線等の利用し
てデータ伝送を行う構成でもよい。
【0054】入力操作部460は、測定を開始させるた
めのキーや測定結果であるデータを出力させるキー等を
備える。電池電源部470は、2次電池を備えるととも
に、充電のための回路や端子を備える構成としてもよ
い。入力操作部460によって測定開始の操作がなされ
ると、制御部430は通電指令PACを出力する。これ
により、電源スイッチ手段10がオン状態になり、測定
用回路部410に電池電源部470から電力が供給され
る。制御部430は通電指令PACを出力した時点から
所定の回路動作安定化時間が経過した時点で、測定用信
号発生指令を出力して測定用信号発生部11から測定用
信号(プローブ電流)Iaを出力させるとともに、各A
/D変換器21,23のA/D変換動作の制御を行う。
そして、制御部430は、各A/D変換器21,23か
ら出力される各A/D変換データを逐次取り込んで、デ
ータ記録部440に時系列との対応を付けて順次格納す
る。制御部430は、一連の測定が終了した時点で通電
指令PACの出力を停止させる。これにより、測定用回
路部410への給電が停止される。
【0055】入力操作部460によってデータ出力の操
作がなされると、制御部430は、データ記憶部440
に格納されている各A/D変換データを予め設定した順
序で読み出して、読み出したデータをデータ出力部45
0へ供給する。制御部430は、データ記憶部440か
ら読み出したA/D変換データにデータ種別に係るコー
ドや時系列に係るコード等を付加した後に、それらを付
加したデータをデータ出力部450に供給するようにし
てもよい。データ出力部450は、供給されたデータを
所定の伝送フォーマットに変換して、図示しない外部装
置側へ出力する。
【0056】第4実施の形態の生体電気インピーダンス
測定装置400は、生体に供給した電流とその結果生体
に発生した電圧と記憶する構成とし、それらの測定結果
に基づくインピーダンス演算や体脂肪率の推定演算等は
他の装置で行うようにしたので、演算部や表示部が不要
である。このため、生体電気インピーダンス測定装置4
00の小型化が図れる。これにより、測定場所を移動し
ながらの測定等も容易になる。さらに、回路構成が簡略
化されるために、消費電力をさらに低減することがで
き、電池での長時間駆動が可能となる。なお、本発明は
上記実施の形態に限定されるものではない。消費電力が
大きいのは、測定用信号発生部11、差動増幅器15、
電流/電圧(I/V)変換器18、及び、A/D変換器
21,23であるので、これらの内少なくとも1つの電
源を測定のタイミングに合わせて通電制御することによ
ってそれだけ、消費電力を低減することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の生体電
気インピーダンス測定装置によれば、測定時以外の消費
電力を低減させることができる。また、生体電気インピ
ーダンス測定装置を電池電源で駆動する際には、その電
池電源での駆動時間を長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態である生体電気インピ
ーダンス測定装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態の生体電気インピーダンス測定装
置の使用状態を模式的に示す説明図である。
【図3】人体のインピーダンス軌跡を示す図である。
【図4】本発明の第2実施の形態である生体電気インピ
ーダンス測定装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第3実施の形態である生体電気インピ
ーダンス測定装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第4実施の形態である生体電気インピ
ーダンス測定装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図7】人体の組織内細胞を表す電気的等価回路図であ
る。
【符号の説明】
1,210,410 測定用回路部 2 A/D変換処理部 3,230 演算制御部(演算手段) 4 入力操作部 5 表示部 7,470 電池電源部 9,9A,9D,309 安定化電源装置 10 電源スイッチ手段 11 測定用信号発生部(信号発生手段の一部) 15 差動増幅器(電圧増幅手段) 18 電流/電圧(I/V)変換器(電流/電圧変換手
段) 21 A/D変換器(第1A/D変換器) 23 A/D変換器(第2A/D変換器) 31 CPU 34 通電制御手段 100,200,300,400 生体電気インピーダ
ンス測定装置 430 制御部 Hc,Hp,Lc,Lp 電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定信号を生成する信号発生手段と、 生成した測定信号を被験者の体に投入した際に流れる電
    流を電圧に変換する電流/電圧変換手段と、 前記被験者の体の所定の表面部位間で発生する電位差を
    増幅する増幅手段と、 前記増幅手段によって増幅された電位差をアナログ/デ
    ジタル変換する第1A/D変換器と、 前記電流/電圧変換手段によって、変換された電圧をア
    ナログ/デジタル変換する第2A/D変換器と、 前記第1A/D変換器及び第2A/D変換器の出力から
    生体電気インピーダンスを演算する演算手段と、 前記信号発生手段、電流/電圧変換手段、増幅手段、第
    1A/D変換器、及び、第2A/D変換器の内少なくと
    も1つに対して、測定の開始に応じて電源を供給し、測
    定の終了に応じて電源の供給を止める通電制御手段と、
    を備えることを特徴とする電気特性測定装置。
  2. 【請求項2】 前記電源の供給源として電池を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気特性測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047548A1 (en) * 2000-12-14 2002-06-20 Art Haven 9 Co., Ltd. Body impedance measuring instrument
CN103892813A (zh) * 2014-03-09 2014-07-02 浙江大学 人体生理参数监测装置
JP2016142632A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 富士電機機器制御株式会社 電力計測装置および電流計測装置

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