JP2001327114A - 電動機の端子台 - Google Patents
電動機の端子台Info
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- JP2001327114A JP2001327114A JP2000139911A JP2000139911A JP2001327114A JP 2001327114 A JP2001327114 A JP 2001327114A JP 2000139911 A JP2000139911 A JP 2000139911A JP 2000139911 A JP2000139911 A JP 2000139911A JP 2001327114 A JP2001327114 A JP 2001327114A
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Abstract
グに容易に且つ安価に取り付けることができる電動機の
端子台を提供することを課題とする。 【解決手段】 電動機のフレーム17の外側から取付孔
21に端子台11の本体部12を挿入してフランジ部1
3の裏面と本体部12の頭部15の裏面をフレーム17
の外周面に当接させ、フランジ部13の貫通孔16とフ
レーム17の貫通孔22とにリベット18を挿入する。
本体19に対してボルト20を押し込むことにより、本
体19の先端の分割部が径方向外方へ開き、フランジ部
13がフレーム17に当接した状態で固定されると同時
に、端子台11がフレーム17に固定され、端子台11
の回転が阻止される。
Description
に係り、特にACモータのフレームやDCモータのヨー
ク等のケーシングに取り付けられる端子台に関する。
ールド及びアーマチャを収容する円筒状のヨーク1の外
周部に電源接続用の端子台2が取り付けられている。端
子台2は、図13及び図14に示されるように、中心軸
上に電源端子接続のためのネジ孔3が形成されたほぼ円
柱形状を有しており、外周部に取り付けのための雄ネジ
部4が形成されている。また、端子台2を把持し且つ回
転するために6角形状の頭部5が設けられている。
取付孔6が形成されており、端子台2は、その頭部5が
ヨーク1の外側に位置するように雄ネジ部4をヨーク1
の取付孔6に螺合させることにより取り付けられる。円
筒状のヨーク1の外周面7は所定の曲率を有しているの
で、取付孔6を囲むようにヨーク1の外周面7に座ぐり
孔8が形成され、座ぐり孔8の平面状の底部に端子台2
の頭部5が当接している。また、ヨーク1には取付孔6
の近傍に貫通孔9が形成されており、取付孔6に取り付
けられた端子台2の回り止めとして貫通孔9に四角い頭
部を有するピン10が打ち込まれていた。
ーク1に雌ネジを有する取付孔6とこの取付孔6を囲む
ように座ぐり孔8を形成しなければならず、手間と費用
がかかるという問題点があった。また、端子台2の組み
付け時には、端子台2を回転して雄ネジ部4を取付孔6
に螺合させると共にピン10をハンマー等で打ち込む必
要があり、組み付け作業が複雑になっていた。この発明
はこのような問題点を解消するためになされたもので、
電動機の曲率を有するケーシングに容易に且つ安価に取
り付けることができる電動機の端子台を提供することを
目的とする。
端子台は、電動機の曲率を有するケーシングに取り付け
られる端子台であって、中心軸上に電源端子接続のため
のネジ孔が形成された本体部と、本体部の中心軸に対し
て直角方向に張り出すように本体部の一端に連結される
と共に本体部の中心軸と平行に貫通孔が形成され且つそ
の裏面が電動機のケーシングの取り付け面に適合するよ
うな曲率を有するフランジ部と、フランジ部の貫通孔に
挿入されるリベットとを備え、フランジ部の裏面が電動
機のケーシングの取り付け面に当接するようにケーシン
グの取付用開口部に本体部を挿入し、フランジ部の貫通
孔とこの貫通孔に対応してケーシングに形成された貫通
孔とにリベットを嵌め込むことにより電動機のケーシン
グに取り付けられるものである。
ンジ部の貫通孔に挿入されるリベットが端子台を電動機
のケーシングに固定すると共に端子台の回転を阻止す
る。組み付け時に端子台を回転させる必要がないため、
フランジ部の裏面に曲率を持たせるだけで済み、従来の
ような座ぐり孔をケーシングに設ける必要はない。
ランジ部と電動機のケーシングとを互いに当接した状態
で固定する樹脂製リベットを用いることができる。この
ようにすれば、端子台の組み付けがさらに容易になる。
また、一対のフランジ部を本体部を挟むように設け、そ
れぞれのフランジ部を対応するリベットにより電動機の
ケーシングに固定するようにしてもよい。これにより、
端子台がさらに強固に電動機のケーシングに取り付けら
れる。さらに、本体部に切り欠きを設け、この切り欠き
に電動機のケーシングの取付用開口部の周縁部を挿入し
てもよい。このような構成とすれば、端子台をより強固
に取り付けることができる。
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1及び図2にACモータのフレームに
取り付けられた、この発明の実施の形態1に係る電動機
の端子台を示す。この端子台11は、互いに一体に成形
された本体部12とフランジ部13とを有している。本
体部12はほぼ円柱形状を有し、その中心軸上に電源端
子接続のためのネジ孔14が形成され、さらに本体部1
2の一端に拡径された頭部15が形成されている。フラ
ンジ部13は、本体部12の中心軸に対して直角方向に
張り出すように本体部12の頭部15に連結されてお
り、このフランジ部13に本体部12の中心軸と平行に
貫通孔16が形成されている。図3に示されるように、
フランジ部13の裏面と本体部12の頭部15の裏面は
ACモータの円筒状のフレーム17の取り付け面となる
外周面に適合するような曲率を有している。
樹脂製リベット18が挿入される。このリベット18
は、その軸方向に形成されたスリットにより先端が複数
に分割されたほぼ円筒状の本体19と、本体19に軸方
向に挿入されたボルト20とからなり、指でボルト20
を本体19に対して押し込むと、その押し込み量に応じ
て本体19の先端の分割部が外方へ開くもので、押し込
まれたボルト20はその軸の回りに回転することにより
抜くことができる。
をフレーム17に組み付ける方法について説明する。予
めフレーム17に、端子台11の本体部12を貫通させ
るための取付用開口部としての取付孔21と、フランジ
部13の貫通孔16に対応した位置にリベット18を貫
通させるための貫通孔22とを形成しておく。まず、フ
レーム17の外側から取付孔21に端子台11の本体部
12を挿入してフランジ部13の裏面と本体部12の頭
部15の裏面をフレーム17の外周面に当接させる。こ
のとき、フランジ部13の貫通孔16はフレーム17に
形成された貫通孔22の上に重なる。そこで、フランジ
部13の表面側からこれら貫通孔16及び22にリベッ
ト18を挿入し、本体19に対してボルト20を押し込
む。これにより、図1及び図3に示されるように、本体
19の先端の分割部が径方向外方へ開き、フランジ部1
3をフレーム17に当接した状態で固定する。同時に、
端子台11がフレーム17に固定され、端子台11の回
転が阻止される。
ACモータのフレーム17の外周面にU相、V相及びW
相の3つの端子台11が取り付けられる。図5及び図6
に示されるように、各端子台11の本体部12のネジ孔
14に接続金具23を用いてU相、V相及びW相の各界
磁巻線が電気的に接続される。
電動機の端子台31を示す。この端子台31は、ほぼ円
柱形状の本体部32とこの本体部32を挟むように設け
られた一対のフランジ部33とを有している。本体部3
2の中心軸上には電源端子接続のためのネジ孔34が形
成され、本体部32の一端に拡径された頭部35が形成
されている。各フランジ部33は、本体部32の中心軸
に対して直角方向に張り出すように本体部32の頭部3
5に連結されており、各フランジ部33に本体部32の
中心軸と平行に貫通孔36が形成されている。各フラン
ジ部33の裏面と頭部35の裏面はACモータの円筒状
のフレーム17の外周面に適合するような曲率を有して
いる。
貫通させるための取付孔21と、各フランジ部33の貫
通孔36に対応した位置にリベット18を貫通させるた
めの一対の貫通孔22とを形成しておく。フレーム17
の外側から取付孔21に端子台31の本体部32を挿入
して各フランジ部33の裏面と頭部35の裏面をフレー
ム17の外周面に当接させ、さらに互いに重なった各フ
ランジ部33の貫通孔36とフレーム17の貫通孔22
にそれぞれリベット18を挿入してフレーム17とフラ
ンジ部33とを固定する。端子台31は二つのリベット
18により強固にフレーム17に取り付けられる。
のフレーム17に形成された取付孔21に端子台11の
本体部12を貫通させたが、図8のようにフレーム17
に取付用開口部としての切り欠き37と貫通孔22とを
形成し、図9に示されるように、切り欠き37に端子台
11の本体部12を通し、フランジ部13の貫通孔16
及びフレーム17の貫通孔22にリベット18を挿入し
てボルト20を押し込むことにより、端子台11を取り
付けることもできる。
る端子台41を示す。この端子台41は、実施の形態1
の端子台11と同様に互いに一体に成形された本体部4
2とフランジ部43とを有しているが、頭部45に隣接
する本体部42に切り欠き47が形成されている。モー
タのフレーム17に形成された取付孔21に端子台41
の本体部42を貫通させた後、端子台41を上方に持ち
上げてフレーム17の取付孔21の上部周縁部を切り欠
き47内に挿入する。この状態で、初めて端子台41の
フランジ部43の貫通孔46がフレーム17の貫通孔2
2の上に重なり、これら貫通孔46及び22にリベット
18を挿入してボルト20を押し込むことにより、端子
台41が取り付けられる。このような構成とすることに
より、端子台41をより強固に取り付けることができ
る。
は、それぞれ端子台のフランジ部及び頭部がフレーム1
7の外周面に当接していたが、図11に示されるよう
に、端子台51のフランジ部53及び頭部55がフレー
ム17の内周面に当接するように構成することもでき
る。この場合、フランジ部53の裏面と本体部52の頭
部55の裏面は円筒状のフレーム17の内周面に適合す
るような曲率を有している。フレーム17の外側からフ
レーム17の貫通孔22及び端子台51のフランジ部5
3の貫通孔56にリベット18を挿入してボルト20を
押し込むことにより、端子台51が取り付けられる。
のではなく、金属製のリベットを用いることもできる。
また、先端が複数に分割された円筒状の本体19とこの
本体19に軸方向に挿入されたボルト20とからなるリ
ベット18に限らず、各種の構造のリベットを使用する
ことができる。上記の実施の形態1及び2においては、
ACモータのフレーム17に端子台11及び31を取り
付けたが、同様にしてDCモータの円筒状のヨークに取
り付けることもできる。
ば、フランジ部の貫通孔に挿入されるリベットによって
端子台を電動機のケーシングに固定すると共に端子台の
回転を阻止することができるので、従来のような雌ネジ
を有する取付孔と座ぐり孔とをケーシングに設ける必要
がなく、また回り止めのためのピンをハンマー等で打ち
込む必要がなく、電動機のケーシングに容易に且つ安価
に取り付けることができる端子台が実現される。リベッ
トとして、押し込むだけでフランジ部と電動機のケーシ
ングとを互いに当接した状態で固定する樹脂製リベット
を用いれば、端子台の組み付けがさらに容易になる。ま
た、一対のフランジ部を本体部を挟むように設け、それ
ぞれのフランジ部を対応するリベットにより電動機のケ
ーシングに固定するようにすれば、端子台をさらに強固
に電動機のケーシングに取り付けることが可能となる。
さらに、本体部に切り欠きを設け、この切り欠きに電動
機のケーシングの取付用開口部の周縁部を挿入すれば、
端子台をより強固に取り付けることができる。
台を示す断面図である。
る。
る。
ACモータを示す正面図である。
ACモータを示す断面図である。
ACモータを示す断面図である。
る。
のフレームを示す正面図である。
る。
ある。
ある。
の要部を示す斜視図である。
フランジ部、14,34 ネジ孔、15,35 頭
部、16,36 貫通孔、17 フレーム、18リベッ
ト、19 本体、20 ボルト、21 取付孔、22
貫通孔、23接続金具。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動機の曲率を有するケーシングに取り
付けられる端子台であって、 中心軸上に電源端子接続のためのネジ孔が形成された本
体部と、 前記本体部の中心軸に対して直角方向に張り出すように
前記本体部の一端に連結されると共に前記本体部の中心
軸と平行に貫通孔が形成され且つその裏面が電動機のケ
ーシングの取り付け面に適合するような曲率を有するフ
ランジ部と、前記フランジ部の貫通孔に挿入されるリベ
ットとを備え、前記フランジ部の裏面が電動機のケーシ
ングの取り付け面に当接するようにケーシングの取付用
開口部に前記本体部を挿入し、前記フランジ部の貫通孔
とこの貫通孔に対応してケーシングに形成された貫通孔
とに前記リベットを嵌め込むことにより電動機のケーシ
ングに取り付けられることを特徴とする電動機の端子
台。 - 【請求項2】 前記リベットは、押し込むだけで前記フ
ランジ部と電動機のケーシングとを互いに当接した状態
で固定する樹脂製リベットである請求項1に記載の電動
機の端子台。 - 【請求項3】 一対のフランジ部が本体部を挟むように
設けられ、それぞれのフランジ部が対応するリベットに
より電動機のケーシングに固定される請求項1または2
に記載の電動機の端子台。 - 【請求項4】 前記本体部は切り欠きを有し、この切り
欠きに電動機のケーシングの取付用開口部の周縁部が挿
入される請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動機の
端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139911A JP2001327114A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 電動機の端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139911A JP2001327114A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 電動機の端子台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327114A true JP2001327114A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18647280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000139911A Pending JP2001327114A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 電動機の端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001327114A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1683247A2 (en) * | 2003-11-13 | 2006-07-26 | Danaher Motion | Low voltage electronic motor wire termination |
US8202134B2 (en) | 2010-05-31 | 2012-06-19 | Sb Limotive Co., Ltd. | Electrode terminal and secondary battery including the same |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000139911A patent/JP2001327114A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1683247A2 (en) * | 2003-11-13 | 2006-07-26 | Danaher Motion | Low voltage electronic motor wire termination |
EP1683247A4 (en) * | 2003-11-13 | 2011-03-23 | Danaher Motion | LOW VOLTAGE ELECTRONIC MOTOR WIRE CONNECTION |
US8202134B2 (en) | 2010-05-31 | 2012-06-19 | Sb Limotive Co., Ltd. | Electrode terminal and secondary battery including the same |
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