JP2001327110A - モータステータ構造 - Google Patents

モータステータ構造

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JP2001327110A
JP2001327110A JP2000146615A JP2000146615A JP2001327110A JP 2001327110 A JP2001327110 A JP 2001327110A JP 2000146615 A JP2000146615 A JP 2000146615A JP 2000146615 A JP2000146615 A JP 2000146615A JP 2001327110 A JP2001327110 A JP 2001327110A
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JP
Japan
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conductor
stator
pole teeth
motor stator
stator structure
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Withdrawn
Application number
JP2000146615A
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English (en)
Inventor
Kazuji Hosozawa
和司 細澤
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ステータ鉄芯の絶縁カバー内に導
体を設け、複数のステータ巻線の一端を1個の導体に共
通接続し、巻線結線処理を容易化することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明によるモータステータ構造は、ス
テータ鉄芯(1)の絶縁カバー(2,3)内に設けた導体(5)
に、複数のステータ巻線(4)の各一端(4a)を共通接続す
ることにより、導体(5)に渡り線及びプリントパターン
の代わりをさせる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータステータ構
造に関し、特に、ステータ鉄芯とステータ巻線間に設け
られた絶縁カバー内に、導体を内設し、極歯に巻回され
たステータ巻線の一端を導体に接続することにより、結
線部の小型化及び省力化を得るための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のモータス
テータ構造としては、小型モータの場合、ステータ巻線
の結線にはプリント基板を用い、大型モータの場合に
は、ステータ巻線の巻始めと巻終わりを延長して半田付
けするか、あるいは、リード線を用いて結線処理が行わ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータステータ
構造は、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、小型モータにおいて
は、プリント基板をステータ鉄芯あるいは絶縁カバーに
設けなければならず、平面的にはステータ構造の外径が
大きくならざるを得ず、小型モータをより小型化したい
とする要求には応じることができなかった。また、大型
モータの場合には、ステータ巻線の端部を半田又はリー
ド線で結線するため、自動化することはできず、人手の
みで結線作業を行うことになり、生産性の向上を得るこ
とは極めて困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ステータ鉄芯とステータ巻
線間に設けられた絶縁カバー内に、導体を内設し、極歯
に巻回されたステータ巻線の一端を導体に接続すること
により、結線部の小型化及び省力化を得るようにしたモ
ータステータ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータステ
ータ構造は、全体が輪状をなし複数の極歯を有するステ
ータ鉄芯の前記各極歯に絶縁カバーを介してステータ巻
線を巻回するようにしたモータステータ構造において、
前記絶縁カバー内に設けられ複数の前記極歯に対応した
長さを有する導体を有し、前記各極歯に巻回された前記
ステータ巻線の各一端は前記導体に共通接続されている
構成であり、また、前記導体は輪状をなす前記絶縁カバ
ーの円周に沿って複数個互いに独立して設けられている
構成であり、また、前記導体は弧状をなす構成であり、
また、前記導体は断面形状がL字型をなす構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるモ
ータステータ構造の好適な実施の形態について説明す
る。図1及び図2において符号1で示されるものは全体
形状が輪状をなし積層形で形成されたステータ鉄芯であ
り、このステータ鉄芯1の内側には、所定角度間隔毎に
内方へ突出する多数の極歯1Aが形成されている。
【0007】前記ステータ鉄芯1の各端面1a、1bに
は、前記各極歯1Aの部分も含む形状の第1、第2絶縁
カバー2、3が設けられており、各極歯1Aには、この
各絶縁カバー2、3の上からステータ巻線4が巻回され
ている。前記第1絶縁カバー2内には、全体形状が弧状
をなしかつ断面形状がL字型をなす導体5がインサート
成形により一体成形されて内設されている。この導体の
材質は、燐青銅、ステンレス等の耐蝕性の良好な導電性
金属が用いられている。
【0008】前記導体5は、全体形状が弧状をなしてい
ると共に、その長さLは複数の前記極歯1Aに対応した
長さを有しており、ステータ鉄芯1の円周に沿って複数
個互いに独立した状態で配設されている。
【0009】前記各極歯1Aに巻回されたステータ巻線
4のコイルエンドである一端4aは、前記導体5の前記
第1絶縁カバー2から露出して突出する突出部5aに接
続されており、この突出部5aは1個の導体5に対応す
る極歯1Aの数と同数だけ形成されている。前述の場
合、1個の前記導体5は3個の極歯1Aと対応している
ため、3個の極歯1Aに巻回された各ステータ巻線4の
各一端4aが1個の導体5に共通接続されている。従っ
て、図1の場合は、12個の極歯1Aと4個の導体5を
用いた3相12スロット集中巻き4並列回路の中点接続
構造の結線構成を示している。
【0010】前述の形態においては、ステータ鉄芯の絶
縁カバーに4個の導体を形成して、3相12スロット集
中巻き4並列回路の場合について述べたが、この形態に
限ることなく、導体5の数及び導体5に対応する極歯1
Aの数(但し、複数)も変えることができることは述べ
るまでもないことである。
【0011】
【発明の効果】本発明によるモータステータ構造は、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、ステータ鉄芯の各極歯にステ
ータ巻線を巻回する際の絶縁に用いる絶縁カバー内に、
複数の極歯に対応した長さの導体を内設し、複数のステ
ータ巻線の各一端を1個の導体に共通接続するため、こ
の導体が従来の渡り線又はプリント基板のパターン回路
と同等の機能及び形状を有し、簡単かつ容易に電機子の
中点及び入出力部の結線を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータステータ構造を示す平面図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ鉄芯 1A 極歯 2、3 絶縁カバー 4 ステータ巻線 4a 一端 5 導体 L 長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が輪状をなし複数の極歯(1A)を有す
    るステータ鉄芯(1)の前記各極歯(1A)に絶縁カバー(2,3)
    を介してステータ巻線(4)を巻回するようにしたモータ
    ステータ構造において、前記絶縁カバー(2,3)内に設け
    られ複数の前記極歯(1A)に対応した長さ(L)を有する導
    体(5)を有し、前記各極歯(1A)に巻回された前記ステー
    タ巻線(4)の各一端(4a)は前記導体(5)に共通接続されて
    いることを特徴とするモータステータ構造。
  2. 【請求項2】 前記導体(5)は輪状をなす前記絶縁カバ
    ー(2)の円周に沿って複数個互いに独立して設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のモータステータ構
    造。
  3. 【請求項3】 前記導体(5)は弧状をなすことを特徴と
    する請求項1又は2記載のモータステータ構造。
  4. 【請求項4】 前記導体(5)は断面形状がL字型をなす
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のモ
    ータステータ構造。
JP2000146615A 2000-05-18 2000-05-18 モータステータ構造 Withdrawn JP2001327110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102368645A (zh) * 2011-10-27 2012-03-07 多摩川精密电机(苏州)有限公司 马达定子结构
US9634534B2 (en) 2012-06-18 2017-04-25 Sanyo Denki Co., Ltd. Brushless motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102368645A (zh) * 2011-10-27 2012-03-07 多摩川精密电机(苏州)有限公司 马达定子结构
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