JP2001325813A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

Info

Publication number
JP2001325813A
JP2001325813A JP2000147475A JP2000147475A JP2001325813A JP 2001325813 A JP2001325813 A JP 2001325813A JP 2000147475 A JP2000147475 A JP 2000147475A JP 2000147475 A JP2000147475 A JP 2000147475A JP 2001325813 A JP2001325813 A JP 2001325813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
leg
packing
groove
seal groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000147475A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
章 鈴木
Shoichi Mikawa
彰一 箕川
Tomonobu Matsuzaki
知延 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2000147475A priority Critical patent/JP2001325813A/ja
Publication of JP2001325813A publication Critical patent/JP2001325813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実なシール性。 【解決手段】 シール脚部20がシール脚部挟み込み用
凸部50、50又は露出部61の両側により挟み込まれ
る。この結果、シール溝部10中におけるシール脚部2
0とパッキン5A、6Aとの押圧密着箇所が正確にかつ
確実に位置決めされ、シール脚部20の倒れやパッキン
5A、6Aの偏りが防止され、確実なシール性が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール溝部の内面
とシール脚部の外面との間に押圧密着されたパッキンに
より、ランプハウジング及びレンズで画成された灯室が
シールされている車両用灯具に係り、特に、確実なシー
ル性が得られる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の車両用灯具を図25を参照
して説明する。この例は、ターンシグナルランプやクリ
アランスランプ等の所謂スモールランプの車両用灯具に
ついて説明する。図においては、1は例えば、PP(ポ
リプロピレン)やABS(アクリロニトリル・ブタジエ
ン・スチレン樹脂(ABS樹脂))等の樹脂製のランプ
ハウジングである。このランプハウジング1の周縁部に
は、シール溝部10が一体に、かつ、環状形状に設けら
れている。2は例えば、PC(ポリカーボネート)やP
MMA(ポリメタクリル酸メチル(メタクリル樹脂))
等の光透過性の樹脂製、若しくはガラス製のレンズであ
る。このレンズ2の後面の周縁部には、シール脚部20
が後方に一体に、かつ、前記シール溝10と対応して環
状形状に突設されている。3はパッキンである。このパ
ッキン3は、例えば、ホットメルト型ゲル性パッキング
や発泡EPDM等の紐パッキングや粘着性のパッキン等
のパッキングが使用されている。
【0003】前記パッキン3を前記ランプハウジング1
のシール溝部10中にセットし、かつ、そのシール溝部
10中に前記レンズ2のシール脚部20を押し込む。す
ると、前記ランプハウジング1及び前記レンズ2により
灯室4が画成されると共に、前記パッキン3が前記シー
ル脚部20の押し込みにより圧縮される。そのパッキン
3の圧縮反発力により、パッキン3は、前記シール溝部
10の内面と前記シール脚部20の外面とにそれぞれ押
圧密着する。この結果、前記シール溝部10の内面と前
記シール脚部20の外面との間が封止されて前記灯室4
がシールされることとなる。そして、前記灯室4内には
光源バルブ40が着脱可能に配置されている。前記ラン
プハウジング1と前記レンズ2とは、クリップ、相互に
係合するランス形状の係合凸部及び係合凹部、スクリュ
ウ、ビス等の機械的締結手段(図示せず)により、機械
的に締結されている。
【0004】前記スモールランプの車両用灯具において
は、剥離可能のパッキン3を使用することにより、前記
シール溝部10の内面及び前記シール脚部20の外面と
前記パッキン3の表面との間が剥離可能となる。この結
果、前記ランプハウジング1と前記レンズ2との間は分
解可能となり、前記ランプハウジング1、前記レンズ2
のリサイクルが可能となる。このために、前記スモール
ランプの車両用灯具は、ホットメルトによりシール溝部
とシール脚部とを接着シールし、ランプハウジング、レ
ンズのリサイクルが不可能な車両用灯具と比較して、ラ
ンプハウジング、レンズのリサイクルのニーズに応えら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、ランプハウジ
ング1、レンズ2のリサイクルが可能である前記車両用
灯具においては、確実なシール性が得られることが重要
である。本発明は、確実なシール性が得られる車両用灯
具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1〜6に係る本発明は、シール脚部の押し
込みにより、シール溝部の内面に押圧密着する本体部
と、シール脚部の両側を挟み込んでそのシール脚部の外
面に押圧密着する2条のシール脚部挟み込み用の凸部と
を備えたパッキンであって、そのパッキンの本体部と凸
部とが一体構造をなす、ことを特徴とする。
【0007】この結果、本発明の車両用灯具は、シール
溝部中にパッキンをセットしかつシール脚部を押し込む
と、本体部がシール溝部の内面に押圧密着し、かつ、2
条の凸部がシール脚部の両側を挟み込んでそのシール脚
部の外面に押圧密着して、ランプハウジング、レンズで
画成された灯室がシールされることとなる。
【0008】また、請求項7〜13に係る本発明は、シ
ール脚部の押し込みにより、シール溝部の内面に押圧密
着する外周部と、シール脚部の外面に押圧密着する内部
とを備えたパッキンであって、そのパッキンの外周部と
内部とは、2色成形構造であり、内部の材質は、外周部
の材質よりも軟質であり、外周部のうちシール脚部に対
応する部分には、内部が露出する露出部が設けられてい
る、ことを特徴とする。
【0009】この結果、本発明の車両用灯具は、シール
溝部中にパッキンをセットしかつシール脚部を露出部に
押し込むと、外周部がシール溝部の内面に押圧密着し、
かつ、露出部の両側がシール脚部の両側を挟み込んでそ
のシール脚部の外面に押圧密着して、ランプハウジン
グ、レンズで画成された灯室がシールされることとな
る。
【0010】このように、本発明の車両用灯具は、シー
ル脚部が2条の凸部又は露出部の両側により挟み込まれ
るので、シール溝部中におけるシール脚部とパッキンと
の押圧密着箇所が正確にかつ確実に位置決めされ、シー
ル脚部の倒れやパッキンの偏りが防止され、確実なシー
ル性が得られる。また、本発明の車両用灯具は、2条の
凸部又は露出部の両側の挟み込みによりパッキンがシー
ル脚部の外面を押圧密着するので、パッキンの圧縮反発
力によりパッキンがシール脚部の外面に押圧密着する従
来の車両用灯具と比較して、パッキンに大きな圧縮反発
力を必要としない。その分、シール脚部やシール溝部の
溶剤亀裂(溶剤割れ)の虞がなく、また、シール脚部と
シール溝部との組み付け性が容易となり、さらに、シー
ル脚部とシール溝部との締結箇所(固定箇所)の間の浮
き上がりによるシール不良の虞がない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の実施
形態のうちの7例を図1乃至図24を参照して説明す
る。図1及び図2は、本発明の車両用灯具の第1実施形
態を示す。この例は、ターンシグナルランプやクリアラ
ンスランプ等の所謂スモールランプの車両用灯具につい
て説明する。図中、図25と同符号は同一のものを示
す。
【0012】図中、5Aはこの第1実施形態における本
発明の車両用灯具に使用されるパッキンである。このパ
ッキン5Aは、例えば、ゴムや樹脂などの軟質材からな
る。また、このパッキンA5Aは、パッキン5Aの表面
とシール溝部10の内面及びシール脚部20の外面との
間が剥離可能である。そして、このパッキン5Aは、シ
ール脚部20の押し込みにより、シール溝部10の内面
に押圧密着する本体部5と、シール脚部20の両側を挟
み込んでそのシール脚部20の外面に押圧密着する2条
のシール脚部挟み込み用の凸部50、50と、後述する
突出部11の両側を挟み込んでその突出部11の外面に
押圧密着する2条のシール溝部突出部挟み込み用の凸部
51、51とを備える。
【0013】前記本体部5は、断面ほぼ正六角形形状を
なす。この本体部5の内部には、同じく断面ほぼ正六角
形形状をなす中空部52が設けられている。前記シール
脚部挟み込み用凸部50、50は、前記本体部5の上左
右両角部から末広がりに突出した角形状(ビード形状)
をなす。また、前記シール溝部突出部挟み込み用凸部5
1、51は、前記本体部5の下左右両角部から末広がり
に突出した角形状(ビード形状)をなす。前記本体部5
と前記凸部50、50、51、51とは、一体構造をな
す。図中、11はシール溝部10の底部の内面から一体
に突設された1条の突出部である。
【0014】この第1実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなり、以下、そのシール作
用について説明する。まず、シール溝部10中にパッキ
ン5Aをセットする。この時、パッキン5Aの2条のシ
ール溝部突出部挟み込み用凸部51、51をシール溝部
10の突出部11の両側に位置させる。次に、パッキン
5Aの2条のシール脚部挟み込み用凸部50、50の間
にシール脚部20を押し込む。
【0015】すると、図1に示すように、パッキン5A
の2条のシール脚部挟み込み用凸部50、50の間に
は、シール脚部20の押し込み力Aが作用する。それと
同時に、パッキン5Aの2条のシール溝部突出部挟み込
み用凸部51、51の間には、突出部11からの反力B
が作用する。この押し込み力Aと反力Bとにより、パッ
キン5Aの本体部5の左右両側には、外側に広がる力
C、Cが作用する。それと同時に、パッキン5Aの2条
のシール脚部挟み込み用凸部50、50には、内側に閉
じる力D、Dが作用する。また、パッキン5Aの2条の
シール溝部突出部挟み込み用凸部51、51には、同じ
く、内側に閉じる力E、Eが作用する。
【0016】その結果、図2に示すように、パッキン5
Aの本体部5の左右両側がシール溝部10の左右両立壁
の内面に押圧密着する。また、パッキン5Aの2条のシ
ール脚部挟み込み用凸部50、50がシール脚部20の
両側を挟み込んでそのシール脚部20の外面に押圧密着
する。さらに、パッキン5Aの2条のシール溝部突出部
挟み込み用凸部51、51が突出部11の両側を挟み込
んでその突出部11の外面に押圧密着する。これによ
り、ランプハウジング1、レンズ2で画成された灯室4
がシールされることとなる。
【0017】このように、この第1実施形態における本
発明の車両用灯具は、シール脚部20がパッキン5Aの
2条のシール脚部挟み込み用凸部50、50により挟み
込まれるので、シール溝部10中におけるシール脚部2
0とパッキン5Aとの押圧密着箇所が正確にかつ確実に
位置決めされ、シール脚部20の倒れやパッキン5Aの
偏りが防止され、確実なシール性が得られる。
【0018】また、この第1実施形態における本発明の
車両用灯具は、パッキン5Aの2条のシール脚部挟み込
み用凸部50、50の挟み込みによりパッキン5Aがシ
ール脚部20の外面を押圧密着するので、パッキンの圧
縮反発力によりパッキンがシール脚部の外面に押圧密着
する従来の車両用灯具と比較して、パッキン5Aに大き
な圧縮反発力を必要としない。その分、シール脚部20
やシール溝部10の溶剤亀裂(溶剤割れ)の虞がなく、
また、シール脚部20とシール溝部10との組み付け性
が容易となり、さらに、シール脚部20とシール溝部1
0との締結箇所(固定箇所)の間の浮き上がりによるシ
ール不良の虞がない。
【0019】特に、この第1実施形態においては、突出
部11がパッキン5Aの2条のシール溝部突出部挟み込
み用凸部51、51により挟み込まれるので、前記シー
ル脚部挟み込み用凸部50、50によるシール脚部20
の挟み込みとの共同作用により、シール溝部10中にお
けるシール脚部20とパッキン5Aとの押圧密着箇所が
さらに正確にかつ確実に位置決めされ、シール脚部20
の倒れやパッキン5Aの偏りが防止される。しかも、パ
ッキン5Aの2条のシール溝部突出部挟み込み用凸部5
1、51の挟み込みによりパッキン5Aが突出部11の
外面を押圧密着するので、さらに確実なシール性が得ら
れる。
【0020】また、この第1実施形態においては、パッ
キン5Aの本体部5の内部に中空部52を設けて本体部
5を中空形状となしたので、パッキン5Aは弾性変形し
易くなり、その分、小さな押し込み力A(反力B)によ
り、大きな押圧密着力C、C、D、D、E、Eが得られ
る。
【0021】なお、この第1実施形態においては、パッ
キン5Aの表面とシール溝部10の内面及びシール脚部
20の外面との間が剥離可能であるから、従来の車両用
灯具と同様に、ランプハウジング1とレンズ2との間は
分解可能となり、ランプハウジング1、レンズ2のリサ
イクルが可能となる。
【0022】図3及び図4は、本発明の車両用灯具の第
2実施形態を示す。図中、図1及び図2及び図25と同
符号は同一のものを示す。この第2実施形態における本
発明の車両用灯具に使用されるパッキン5Bは、前記第
1実施形態のパッキン5Aと同様に、例えば、ゴムや樹
脂などの軟質材からなり、また、パッキン5Bの表面と
シール溝部10の内面及びシール脚部20の外面との間
が剥離可能である。そして、このパッキン5Bは、前記
第1実施形態のパッキン5Aのシール溝部突出部挟み込
み用凸部51、51の代わりに、シール脚部20の押し
込みより、シール溝部10の内面に押圧密着する2条の
シール溝部内面押圧密着用の凸部53、53が備えられ
ている。このシール溝部内面押圧密着用凸部53、53
は、ビード形状をなし、本体部5の中左右両角部から外
側に突設されている。そして、本体部5と凸部50、5
0、53、53とは、一体構造をなす。
【0023】この第2実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなるので、前記第1実施形
態のものと同様の作用効果を達成することができる。す
なわち、パッキン5Bのシール脚部挟み込み用凸部5
0、50の間にシール脚部20を押し込むと、図3に示
すように、シール脚部挟み込み用凸部50、50の間に
は、シール脚部20の押し込み力Aが作用し、本体部5
の底部には、シール溝部10の底部からの反力Bが作用
し、シール溝部内面押圧密着用凸部53、53には、外
側に広がる力C、Cが作用し、シール脚部挟み込み用凸
部50、50には、内側に閉じる力D、Dが作用する。
【0024】その結果、図4に示すように、本体部5の
底部がシール溝部10の底部の内面に押圧密着し、シー
ル溝部内面押圧密着用凸部53、53がシール溝部10
の左右両立壁の内面に押圧密着し、シール脚部挟み込み
用凸部50、50がシール脚部20の両側を挟み込んで
そのシール脚部20の外面に押圧密着する。これによ
り、ランプハウジング1、レンズ2で画成された灯室4
がシールされることとなり、この第2実施形態における
本発明の車両用灯具は、前記第1実施形態のものと同様
の作用効果を達成することができる。
【0025】特に、この第2実施形態においては、シー
ル溝部内面押圧密着用凸部53、53がシール溝部10
の左右両立壁の内面に押圧密着するので、さらに確実な
シール性が得られる。なお、この第2実施形態のシール
溝部内面押圧密着用凸部53、53と、前記第1実施形
態のシール溝部突出部挟み込み用凸部51、51との双
方を設けても良い。
【0026】図5及び図6は、本発明の車両用灯具の第
3実施形態を示す。図中、図1乃至図4及び図25と同
符号は同一のものを示す。この第3実施形態における本
発明の車両用灯具に使用されるパッキン5Cは、前記第
1実施形態のパッキン5A及び前記第2実施形態のパッ
キン5Bと同様に、例えば、ゴムや樹脂などの軟質材か
らなり、また、パッキン5Cの表面とシール溝部10の
内面及びシール脚部20の外面との間が剥離可能であ
る。そして、このパッキン5Cは、前記第1実施形態の
パッキン5Aのシール溝部突出部挟み込み用凸部51、
51と、前記第2実施形態のパッキン5Bのシール溝部
内面押圧密着用凸部53、53とを削除したものであ
る。そして、本体部5と凸部50、50とは、一体構造
をなす。
【0027】この第3実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなるので、前記第1実施形
態のもの及び前記第2実施形態のものと同様の作用効果
を達成することができる。すなわち、パッキン5Cのシ
ール脚部挟み込み用凸部50、50の間にシール脚部2
0を押し込むと、図5に示すように、シール脚部挟み込
み用凸部50、50の間には、シール脚部20の押し込
み力Aが作用し、本体部5の底部には、シール溝部10
の底部からの反力Bが作用し、本体部5の左右両側に
は、外側に広がる力C、Cが作用し、シール脚部挟み込
み用凸部50、50には、内側に閉じる力D、Dが作用
する。
【0028】その結果、図6に示すように、本体部5の
底部がシール溝部10の底部の内面に押圧密着し、本体
部5の左右両側がシール溝部10の左右両立壁の内面に
押圧密着し、シール脚部挟み込み用凸部50、50がシ
ール脚部20の両側を挟み込んでそのシール脚部20の
外面に押圧密着する。これにより、ランプハウジング
1、レンズ2で画成された灯室4がシールされることと
なり、この第3実施形態における本発明の車両用灯具
は、前記第1実施形態のもの及び前記第2実施形態のも
のと同様の作用効果を達成することができる。
【0029】特に、この第3実施形態においては、シー
ル溝部突出部挟み込み用凸部51、51やシール溝部内
面押圧密着用凸部53、53を削除したので、その分、
構成構造が簡便となる。
【0030】図7は前記第1実施形態の第1変形例を示
し、図8は前記第2実施形態の第1変形例を示し、図9
は前記第3実施形態の第1変形例を示す。図中、図1乃
至図6及び図25と同符号は同一のものを示す。この各
第1変形例のパッキン5A′、5B′、5C′は、各実
施形態のパッキン5A、5B、5Cの本体部5が中空形
状をなすのに対して、本体部5′がソリッド形状をなす
ものである。この各第1変形例のパッキン5A′、5
B′、5C′は、本体部5′がソリッド形状をなすの
で、その分、構成構造が簡便となる。なお、この第1変
形例のパッキン5A′、5B′、5C′において、本体
部5′にシール溝部内面押圧密着用凸部53、53と、
シール溝部突出部挟み込み用凸部51、51との双方を
設けたものであっても良い。
【0031】図10は前記第1実施形態の第2変形例を
示し、図11は前記第2実施形態の第2変形例を示し、
図12は前記第3実施形態の第2変形例を示す。図中、
図1乃至図9及び図25と同符号は同一のものを示す。
この各第2変形例のパッキン5A′′、5B′′、5
C′′は、本体部5′′の中央部から底部にかけて溝5
4が設けられている。この溝54の開口は、シール脚部
挟み込み用凸部50、50と反対側に位置する。なお、
この溝54は、複数本であっても良い。この各第2変形
例のパッキン5A′′、5B′′、5C′′は、本体部
5′′に溝54を設けたものであるから、前記各実施形
態のものと同様の作用効果を達成することができる。な
お、この第2変形例のパッキン5A′′、5B′′、5
C′′において、本体部5′′にシール溝部内面押圧密
着用の凸部53、53と、シール溝部突出部挟み込み用
凸部51、51との双方を設けたものであっても良い。
【0032】図13及び図14は、本発明の車両用灯具
の第4実施形態を示す。図中、図1乃至図12及び図2
5と同符号は同一のものを示す。この第4実施形態のパ
ッキン5Dは、例えば、ゴムや樹脂などからなり、か
つ、パッキン5Dの表面とシール溝部10の内面及びシ
ール脚部20の外面との間が剥離可能である。また、こ
の第4実施形態のパッキン5Dは、前記第2実施形態の
パッキン5Bとほぼ同様の構成からなり、本体部55
U、55Dと凸部50、50、53、53とが一体構造
をなす。シール脚部挟み込み用凸部50、50及び上半
分の本体部55U側と、その他の部分側、すなわち、シ
ール溝部内面押圧密着用凸部53、53及び下半分の本
体部55D側とは、2色成形構造(2層中空構造)をな
すものである。そして、前記シール脚部挟み込み用凸部
50、50及び上半分の本体部55U側の材質は、シー
ル溝部内面押圧密着用凸部53、53及び下半分の本体
部55D側の材質よりも軟質である。例えば、押し込み
硬さが小である。
【0033】この第4実施形態のものは、前記第2実施
形態のものと同様の作用効果を達成することができる。
特に、この第4実施形態においては、シール脚部挟み込
み用凸部50、50及び上半分の本体部55U側の材質
が軟質であるから、そのシール脚部挟み込み用凸部5
0、50がシール脚部20に確実に押圧密着する。ま
た、シール溝部内面押圧密着用凸部53、53及び下半
分の本体部55D側の材質が硬質であるから、そのシー
ル溝部内面押圧密着用凸部53、53及び下半分の本体
部55Dがシール溝部10の内面に確実に押圧密着する
ので、さらに確実なシール性が得られる。
【0034】図15は前記第4実施形態の第1変形例を
示す。図中、図1乃至図14及び図25と同符号は同一
のものを示す。この各第1変形例のパッキン5D′は、
第4実施形態のパッキン5Dの上半分の本体部5Uが中
空形状をなすのに対して、その上半分の本体部5U′が
ソリッド形状をなすものである。なお、下半分の本体部
をソリッド形状となしても良いし、また、上下の本体部
をそれぞれソリッド形状となしても良い。この第1変形
例のものは、前記各第1変形例のものと同様の作用効果
を達成することができる。
【0035】図16は前記第4実施形態の第2変形例を
示す。図中、図1乃至図15及び図25と同符号は同一
のものを示す。この第2変形例のパッキン5D′′は、
本体部55U′′、55D′′の中央部から底部にかけ
て溝54が設けられている。この溝54の開口は、シー
ル脚部挟み込み用凸部50、50と反対側に位置する。
なお、この溝54は、複数本であっても良い。この第2
変形例のものは、前記各第2変形例のものと同様の作用
効果を達成することができる。なお、前記第1実施形態
のもの及び前記第3実施形態のものは、この第4実施形
態のものと同様に、2色成形構造となしても良い。ま
た、本体部にシール溝部内面押圧密着用凸部53、53
と、シール溝部突出部挟み込み用凸部51、51との双
方を設けたものを、2色成形構造としても良い。
【0036】図17及び図18は、本発明の車両用灯具
の第5実施形態を示す。図中、図1乃至図16及び図2
5と同符号は同一のものを示す。この第5実施形態のパ
ッキン6Aは、前記各実施形態のパッキンと同様に、例
えば、ゴムや樹脂などからなり、かつ、パッキン6Aの
表面とシール溝部10の内面及びシール脚部20の外面
との間が剥離可能である。そして、このパッキン6A
は、シール脚部20の押し込みにより、シール溝部10
の内面に押圧密着する外周部6と、シール脚部20の外
面に押圧密着する内部60とを備える。前記外周部6と
前記内部60とは、2色成形構造である。前記内部60
の材質は、前記外周部6の材質よりも軟質である。例え
ば、押し込み硬さが小である。前記外周部6のうちシー
ル脚部20の押し込みに対応する部分、すなわち、上部
中央には、前記内部60が露出する露出部61が設けら
れている。前記外周部6の左右両側のやや下方部分に
は、リップ形状のシール溝部内面押圧密着用の凸部6
2、62が一体に突設されている。なお、この第5実施
形態において、前記シール溝部内面押圧密着用凸部6
2、62を削除しても良い。
【0037】この第5実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなり、以下、その作用につ
いて説明する。まず、シール溝部10中にパッキン6A
をセットし、そのパッキン6Aの内部露出部61にシー
ル脚部20を押し込む。すると、図17に示すように、
内部露出部61には、シール脚部20の押し込み力Aが
作用し、外周部6の底部には、シール溝部10の底部か
らの反力Bが作用し、シール溝部内面押圧密着用凸部6
2、62には、外側に広がる力C、Cが作用し、露出部
61の両側には、内側に閉じる力D、Dが作用する。
【0038】その結果、図18に示すように、外周部6
の底部がシール溝部10の底部の内面に押圧密着し、シ
ール溝部内面押圧密着用凸部62、62がシール溝部1
0の左右両立壁の内面に押圧密着し、露出部61の両側
(外周部6又は及び内部61)がシール脚部20の両側
を挟み込んでそのシール脚部20の外面に押圧密着す
る。このにより、ランプハウジング1、レンズ2で画成
された灯室4がシールされることとなり、この第5実施
形態における本発明の車両用灯具は、前記各実施形態の
ものと同様の作用効果を達成することができる。
【0039】特に、この第5実施形態においては、内部
60の材質が軟質であるから、その内部60がシール脚
部20に確実に押圧密着する。また、外周部6の材質が
硬質であるから、その外周部6の底部及びシール溝部内
面押圧密着用凸部62、62がシール溝部10の底部及
び左右両立壁の内面に確実に押圧密着するので、さらに
確実なシール性が得られる。また、内部60がソリッド
形状をなすので、その分、構成構造が簡便となる。
【0040】図19は前記第5実施形態の第1変形例を
示す。図中、図1乃至図18及び図25と同符号は同一
のものを示す。この第1変形例のパッキン6A′は、内
部60中に中空部63が設けられているものである。こ
の第1変形例のものは、前記第1実施形態のもの、前記
第2実施形態のもの、第3実施形態のものと同様の作用
効果を達成することができる。
【0041】図20は前記第5実施形態の第2変形例を
示す。図中、図1乃至図19及び図25と同符号は同一
のものを示す。この第2変形例のパッキン6A′′は、
外周部6及び内部60の中央部から底部にかけて溝64
が設けられている。この溝64の開口は、露出部61と
反対側に位置する。なお、この溝64は、複数本であっ
ても良い。この第2変形例のものは、前記各第2変形例
のものと同様の作用効果を達成することができる。
【0042】図21及び図22は、本発明の車両用灯具
の第6実施形態を示す。図中、図1乃至図20及び図2
5と同符号は同一のものを示す。この第6実施形態のパ
ッキン6Bは、露出部61の両側の外周部6、すなわ
ち、外周部6の露出部61の縁に、シール脚部20を露
出部61にガイドするガイド凸部65、65が一体に設
けられている。なお、この第6実施形態において、前記
第5実施形態のシール溝部内面押圧密着用凸部62、6
2を削除しても良い。
【0043】この第6実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなるので、前記各実施形態
のものと同様の作用効果を達成することができる。特
に、この第6実施形態においては、ガイド凸部65、6
5を設けたものであるから、シール脚部20を露出部6
1に押し込む際に、そのシール脚部20がガイド凸部6
5、65により露出部61にガイドされる。この結果、
シール脚部20が露出部61に確実に押し込まれること
となり、さらに確実なシール性が得られる。
【0044】また、この第6実施形態においては、ガイ
ド凸部65、65を設けたものであるから、シール脚部
20を露出部61に押し込むと、図21に示すように、
ガイド凸部65、65には、内側に閉じる力D、Dが作
用する。このために、図22に示すように、ガイド凸部
65、65は、シール脚部20の押し込みにより、シー
ル脚部20の両側を挟み込んでシール脚部20の外面に
押圧密着する。この結果、さらに確実なシール性が得ら
れる。
【0045】図23及び図24は、本発明の車両用灯具
の第7実施形態を示す。図中、図1乃至図22及び図2
5と同符号は同一のものを示す。この第7実施形態のパ
ッキン6Cは、前記第5実施形態のパッキン6A及び前
記第6実施形態のパッキン6Bのシール溝部内面押圧密
着用凸部62、62の代わりに、ビード形状のシール溝
部突出部挟み込み用の凸部66、66を設けたものであ
る。すなわち、外周部6には、シール脚部20の押し込
みにより、突出部11の両側を挟み込んで突出部11の
外面に押圧密着する2条のシール溝部突出部挟み込み用
凸部66、66が一体に設けられている。なお、この第
7実施形態において、前記第5実施形態のシール溝部内
面押圧密着用凸部62、62を設けても良い。
【0046】この第7実施形態における本発明の車両用
灯具は、以上の如き構成からなるので、前記各実施形態
のものと同様の作用効果を達成することができる。特
に、この第7実施形態においては、2条のシール溝部突
出部挟み込み用の凸部66、66を設けたものであるか
ら、シール脚部20を露出部61に押し込むと、図23
に示すように、2条のシール溝部突出部挟み込み用凸部
66、66には、内側に閉じる力E、Eが作用する。こ
のために、図24に示すように、2条のシール溝部突出
部挟み込み用凸部66、66が突出部11の両側を挟み
込んでその突出部11の外面に押圧密着することとな
り、さらに確実なシール性が得られる。
【0047】なお、前記第6実施形態及び第7実施形態
において、図19の第1変形例のように、内部60中に
中空部を設けても良いし、図20の第2変形例のよう
に、外周部6及び内部60の中央部から底部にかけて溝
を設けても良い。また、この第5実施形態、第6実施形
態、第7実施形態において、前記シール溝部内面押圧密
着用凸部62、62と、ガイド凸部65、65と、シー
ル溝部突出部挟み込み用凸部66、66とがそれぞれ設
けられたものであっても良い。
【0048】なお、この実施の形態においては、ターン
シグナルランプやクリアランスランプ等の所謂スモール
ランプの車両用灯具について説明したが、本発明はその
他の車両用灯具にも適用できる。また、この実施の形態
においては、ランプハウジング1側にシール溝部10
を、レンズ2側にシール脚部20を、それぞれ設けたも
のであるが、その逆に、ランプハウジング1側にシール
脚部を、レンズ2側にシール溝部を、それぞれ設けたも
のであっても良い。
【0049】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、シール脚部が2条の凸部又は露出部の両側に
より挟み込まれるので、シール溝部中におけるシール脚
部とパッキンとの押圧密着箇所が正確にかつ確実に位置
決めされ、シール脚部の倒れやパッキンの偏りが防止さ
れ、確実なシール性が得られる。また、本発明の車両用
灯具は、2条の凸部又は露出部の両側の挟み込みにより
パッキンがシール脚部の外面を押圧密着するので、パッ
キンの圧縮反発力によりパッキンがシール脚部の外面に
押圧密着する従来の車両用灯具と比較して、パッキンに
大きな圧縮反発力を必要としない。その分、シール脚部
やシール溝部の溶剤亀裂(溶剤割れ)の虞がなく、ま
た、シール脚部とシール溝部との組み付け性が容易とな
り、さらに、シール脚部とシール溝部との締結箇所(固
定箇所)の間の浮き上がりによるシール不良の虞がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の第1実施形態を示し、本
発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図であ
る。
【図2】図1のパッキンによるシール状態を示した一部
拡大断面図である。
【図3】本発明の車両用灯具の第2実施形態を示し、本
発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図であ
る。
【図4】図3のパッキンによるシール状態を示した一部
拡大断面図である。
【図5】本発明の車両用灯具の第3実施形態を示し、本
発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図であ
る。
【図6】図5のパッキンによるシール状態を示した一部
拡大断面図である。
【図7】第1実施形態のパッキンの第1変形例を示した
縦断面図である。
【図8】第2実施形態のパッキンの第1変形例を示した
縦断面図である。
【図9】第3実施形態のパッキンの第1変形例を示した
縦断面図である。
【図10】第1実施形態のパッキンの第2変形例を示し
た縦断面図である。
【図11】第2実施形態のパッキンの第2変形例を示し
た縦断面図である。
【図12】第3実施形態のパッキンの第2変形例を示し
た縦断面図である。
【図13】本発明の車両用灯具の第4実施形態を示し、
本発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図で
ある。
【図14】図13のパッキンによるシール状態を示した
一部拡大断面図である。
【図15】第4実施形態のパッキンの第1変形例を示し
た縦断面図である。
【図16】第4実施形態のパッキンの第2変形例を示し
た縦断面図である。
【図17】本発明の車両用灯具の第5実施形態を示し、
本発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図で
ある。
【図18】図17のパッキンによるシール状態を示した
一部拡大断面図である。
【図19】第5実施形態のパッキンの第1変形例を示し
た縦断面図である。
【図20】第5実施形態のパッキンの第2変形例を示し
た縦断面図である。
【図21】本発明の車両用灯具の第6実施形態を示し、
本発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図で
ある。
【図22】図21のパッキンによるシール状態を示した
一部拡大断面図である。
【図23】本発明の車両用灯具の第7実施形態を示し、
本発明の車両用灯具に使用されるパッキンの縦断面図で
ある。
【図24】図23のパッキンによるシール状態を示した
一部拡大断面図である。
【図25】従来の車両用灯具の縦断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、10…シール溝部、11…突出
部、2…レンズ、20…シール脚部、4…灯室、40…
光源バルブ、5A、5B、5C、5A′、5B′、5
C′、5A′′、5B′′、5C′′、5D、5D′、
5D′′、6A、6A′、6A′′、6B、6C…パッ
キン、5、5′、5′′…本体部、50…シール脚部挟
み込み用凸部、51…シール溝部突出部挟み込み用凸
部、52…中空部、53…シール溝部内面押圧密着用凸
部、54…溝、55U、55U′、55U′′…上半分
の本体部、55D、55D′′…下半分の本体部、6…
外周部、60…内部、61…露出部、62…シール溝部
内面押圧密着用凸部、63…中空部、64…溝、65…
ガイド凸部、66…シール溝部突出部挟み込み用凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 知延 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業 株式会社伊勢原製造所内 Fターム(参考) 3K080 AA01 AB15 AB17 AB18 BE09 CA02 CC01 CC20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング、レンズには、シール
    溝部、シール脚部が設けられており、前記シール溝部に
    パッキンをセットしかつ前記シール脚部を押し込むこと
    により、前記ランプハウジング及び前記レンズにより灯
    室が画成されると共に、前記パッキンが前記シール溝部
    の内面と前記シール脚部の外面とにそれぞれ押圧密着し
    て、前記灯室がシールされる車両用灯具において、 前記パッキンは、前記シール脚部の押し込みにより、前
    記シール溝部の内面に押圧密着する本体部と、前記シー
    ル脚部の両側を挟み込んで前記シール脚部の外面に押圧
    密着する2条のシール脚部挟み込み用の凸部とを備え、
    前記本体部と前記凸部とが一体構造をなす、ことを特徴
    とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記本体部の内部には、中空部が設けら
    れている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯
    具。
  3. 【請求項3】 前記本体部には、溝が設けられており、
    前記溝の開口は、前記凸部と反対側に位置する、ことを
    特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記シール溝部の内面には、1条の突出
    部が一体に突設されており、前記本体部には、前記シー
    ル脚部の押し込みにより、前記突出部の両側を挟み込ん
    で前記突出部の外面に押圧密着する2条のシール溝部突
    出部挟み込み用の凸部が一体に設けられている、ことを
    特徴とする請求項1又は2又は3に記載の車両用灯具。
  5. 【請求項5】 前記本体部には、前記シール溝部の内面
    に押圧密着するシール溝部内面押圧密着用の凸部が一体
    に設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4に記載の車両用灯具。
  6. 【請求項6】 前記シール脚部挟み込み用凸部側と、そ
    の他の部分側とは、2色成形構造であり、前記シール脚
    部挟み込み用凸部側の材質は、前記その他の部分側の材
    質よりも軟質である、ことを特徴とする請求項1又は2
    又は3又は4又は5に記載の車両用灯具。
  7. 【請求項7】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
    が画成され、前記ランプハウジング、前記レンズには、
    シール溝部、シール脚部が設けられており、前記シール
    溝部の内面と前記シール脚部の外面との間には、パッキ
    ンが押圧密着されていて、前記灯室がシールされている
    車両用灯具において、 前記パッキンは、前記シール脚部の押し込みにより、前
    記シール溝部の内面に押圧密着する外周部と、前記シー
    ル脚部の外面に押圧密着する内部とを備え、前記外周部
    と前記内部とは、2色成形構造であり、前記内部の材質
    は、前記外周部の材質よりも軟質であり、前記外周部の
    うち前記シール脚部に対応する部分には、前記内部が露
    出する露出部が設けられている、ことを特徴とする車両
    用灯具。
  8. 【請求項8】 前記内部には、中空部が設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項7に記載の車両用灯具。
  9. 【請求項9】 前記外周部及び前記内部には、溝が設け
    られており、前記溝の開口は、前記露出部と反対側に位
    置する、ことを特徴とする請求項7に記載の車両用灯
    具。
  10. 【請求項10】 前記外周部の前記露出部の縁には、前
    記シール脚部を前記露出部にガイドするガイド凸部が一
    体に設けられている、ことを特徴とする請求項7又は8
    又は9に記載の車両用灯具。
  11. 【請求項11】 前記ガイド凸部は、前記シール脚部の
    押し込みにより、前記シール脚部の両側を挟み込んで前
    記シール脚部の外面に押圧密着する、ことを特徴とする
    請求項10に記載の車両用灯具。
  12. 【請求項12】 前記シール溝部の内面には、1条の突
    出部が一体に突設されており、前記外周部には、前記シ
    ール脚部の押し込みにより、前記突出部の両側を挟み込
    んで前記突出部の外面に押圧密着する2条のシール溝部
    突出部挟み込み用の凸部が一体に設けられている、こと
    を特徴とする請求項7又は8又は9又は10又は11に
    記載の車両用灯具。
  13. 【請求項13】 前記外周部には、前記シール溝部の内
    面に押圧密着するシール溝部内面押圧密着用の凸部が一
    体に設けられている、ことを特徴とする請求項7又は8
    又は9又は10又は11又は12に記載の車両用灯具。
JP2000147475A 2000-05-15 2000-05-15 車両用灯具 Pending JP2001325813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000147475A JP2001325813A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000147475A JP2001325813A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001325813A true JP2001325813A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18653659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000147475A Pending JP2001325813A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001325813A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6802513B2 (en) * 2000-09-06 2004-10-12 Meteor Gummiwerke K.H. Bädje Gmbh & Co. Sealing section for a lamp
JP2017129757A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6802513B2 (en) * 2000-09-06 2004-10-12 Meteor Gummiwerke K.H. Bädje Gmbh & Co. Sealing section for a lamp
JP2017129757A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
WO2017126422A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2010115119A (ru) Клавиатура
KR100917942B1 (ko)
JP2545348Y2 (ja) 車両用灯具
JP2001325813A (ja) 車両用灯具
US20040080944A1 (en) Method and structure for attaching a lens to a housing in an automotive lighting assembly
JPH0992011A (ja) 車両用灯具
JPH0635285Y2 (ja) 自動車用灯具
KR100599663B1 (ko) 조명등 케이스의 밀폐장치
KR200414808Y1 (ko) 조명등 케이스의 밀폐장치
JPH11345505A (ja) 車両用装置
JP2000207932A (ja) 車両用装置
JP3155196B2 (ja) 車両用灯具
KR200350545Y1 (ko) 등기구용 전선 방수개스킷
JPH11286240A (ja) 車両用灯具
US4117658A (en) Waterproof watch case
JP2001067907A (ja) 車両用灯具
JPH11224507A (ja) 車両用装置
JPH11260109A (ja) 車両用装置
CN220623973U (zh) Led灯具
JPH07307102A (ja) 車両用灯具
JPH1083704A (ja) 車輌用灯具
JP3109025B2 (ja) 車輌用灯具
JPS5834646Y2 (ja) 車輛用灯具
JPH11219604A (ja) 車両用装置
JPH11232904A (ja) 車両用装置