JP2001325754A - コンパクトディスク等の音質改善方法および装置 - Google Patents

コンパクトディスク等の音質改善方法および装置

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JP2001325754A
JP2001325754A JP2000180612A JP2000180612A JP2001325754A JP 2001325754 A JP2001325754 A JP 2001325754A JP 2000180612 A JP2000180612 A JP 2000180612A JP 2000180612 A JP2000180612 A JP 2000180612A JP 2001325754 A JP2001325754 A JP 2001325754A
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JP
Japan
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compact disk
sound quality
light
transparent substrate
rotating
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JP2000180612A
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Yoshinori Fukuda
芳則 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトディスクの透明基板層を改善するた
めの手段を提供して、音質の改善を図ること。 【解決手段】コンパクトディスクDを回転させるモータ
15と、回転しているコンパクトディスクDの透明基板
層に紫外線を照射する発光管21、22と、予め設定さ
れた時間後に発光管21、22を消灯して光線の照射を
停止するタイマー16とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等に記録された音楽を再生するときの音質を改善する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、世界中で音楽用のコン
パクトディスクを利用した音楽の再生が行われている。
コンパクトディスクによる音楽の再生方式は、コンパク
トディスクの記録面に記録されたデジタルデータをレー
ザ光によって読み取ってアナログ信号に変換して音楽と
して再生するように構成されている。前記記録面は透明
基板によって覆われているので、レーザ光は前記透明基
板を往復通過する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザ光が透明基板層
を通過するときに、透明基板を構成するプラスチック材
に不均一な部分があると、データの読み出しに障害を与
える。例えば、読みだしたデータにエラーが発生して、
そのデータを破棄しなければならなくなる。このような
原因等によって、再生される音質には透明基板層による
音質への影響がある。
【0004】そこで、本発明は、コンパクトディスク等
の透明基板層を改善するための手段を提供して、音質の
改善を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の音質
改善方法では、コンパクトディスク等の透明基板層に、
光線を照射することによって、記録される音楽の音質を
改善することを特徴とするものである。請求項2では、
コンパクトディスク等に照射する光線は、紫外線を含ん
だ光線とした。
【0006】そして、請求項3の音質改善装置では、コ
ンパクトディスク等を回転させる回転手段と、回転して
いるコンパクトディスク等の透明基板層に紫外線を照射
する光線照射手段と、予め設定された時間後に紫外線の
照射を停止する制御手段と、を備えた。なお、本発明お
けるコンパクトディスク等とは、コンパクトディスクや
DVD等のような、光学的なデジタルデータ読み取り方
法によるデジタルデータの記憶媒体のことであり、主に
音楽等の音声信号を記録するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるコンパク
トディスクの音質改善方法を、その方法に用いる装置の
実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1において、1はコンパクトディスクの
音質改善装置であり、ほぼ四角柱の形状をした筐体11
に、蓋12がヒンジを介して開閉自在に設けられてい
る。前記筐体11の内部は中間床板13によって上下に
分けられ、下の空間には、制御・電源部14とモータ1
5(回転手段)とタイマー16(制御手段)とが配設さ
れている。そして、モータ15の回転軸は前記中間床板
13の上まで延設され、その回転軸にコンパクトディス
クの中心穴と嵌合する円盤17が取り付けられている。
この円盤17にコンパクトディスクDのデータ記録面が
下になるようにセットする。コンパクトディスクの回転
数は1分間に数回〜十数回程度の低速で回転するように
設定されている。前記タイマー16は0分〜90分の間
で自由に設定できる。また、さらに長く連続運転するこ
ともできる。
【0009】21、22は4Wの発光管(光線照射手
段)であり、200nmから500nmの波長の光を発
する。これらの発光管21、22が点灯することによっ
て、前記円盤17に乗せられて回転するコンパクトディ
スクDの透明基板側に200nmから500nmの波長
の紫外線領域の光線が前記タイマー16で設定された時
間だけ照射される。このような発行管としては、水素放
電管、キセノン放電管、水銀ランプ等の中から適宜選定
して、種々の形状のものを使用することができる。波長
を選択するためにフィルターを使用しても良い。前記中
間床板13には通気も兼ねて多数の孔が形成されてい
る。また、18は棒状の透明樹脂体であり、前記発光管
21、22が発光すると、その光の一部を受けて外部の
端面が明るくなって動作中であることを示すとともに、
優れた美観を呈している。
【0010】図2はコンパクトディスクDと二本の発光
管21、22の位置関係を説明する平面図であり、前記
モータ15の回転軸と前記円盤17の中心とは若干ずら
してある。このような構造によって、コンパクトディス
クDの回転を意図的に揺らして、光の照射が均一になる
ようにしているのである。さらに、二本の発光管21、
22の位置も、前記モータ15の回転軸を中心として非
対称に設置している。このような構造によって、コンパ
クトディスクDの内周近くも外周近くも、光の照射が均
一になるようにしているのである。前記蓋12を閉じる
ことによって光が外部へ漏れることも防止でき、快適に
使用することができる。
【0011】このようにして、コンパクトディスクの透
明基板側に、200nmから500nmの波長の光を数
十分間照射することによって、プラスチック成型時に発
生する高分子の不要結合鎖が断ち切られ、または重合反
応が進むこと等の現象が発生して、レーザ光によるデー
タ読み出しが正確になり、音楽再生時に音質の改善が図
られるのである。例えば、30分間の照射で、耳障りな
ノイズが減少し、ボリュームをあげた感じのエネルギー
感が生まれ、表現が極めて明快になった。なお、光線の
波長、モータの回転数、タイマーの時間等は、上記した
例は一つの例であって、さらに種々の設定が可能である
ことは言うまでもない。また、本発明の方法はコンパク
トディスクに限らずDVDにも応用できる。また、コン
パクトディスク再生用のプレーヤに本発明の方法を適用
して、発光手段を具備してもよい。
【0012】
【発明の効果】請求項1の音質改善方法によれば、コン
パクトディスクの透明基板層に、光線を照射するので、
データ読み出しにおけるエラーの発生を抑制し、再生さ
れる音楽の音質を改善することができるのである。請求
項2では、コンパクトディスクに照射する光線は、紫外
線を含んだ光線とすることにより、エネルギーの高い光
を照射して効果的な改善ができるのである。
【0013】請求項3の音質改善装置では、コンパクト
ディスクを回転させる回転手段と、回転しているコンパ
クトディスクの透明基板層に光線を照射する光線照射手
段と、予め設定された時間後に光線を制御して光線の照
射を停止する制御手段と、を備えることによって、設定
された時間だけ光を照射することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンパクトディスクの音質改善
方法に用いる音質改善装置の実施の形態の側面断面図で
ある。
【図2】図1の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスクの音質改善装置 15 モータ、回転手段 16 タイマー、制御手段 21、22 発光管、光線照射手段 D コンパクトディスク
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月5日(2000.8.5)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】追加
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンパクトディスク等の透明基板層に、光
    線を照射することによって、記録される音楽の音質を改
    善することを特徴とするコンパクトディスク等の音質改
    善方法。
  2. 【請求項2】コンパクトディスク等に照射する光線は、
    紫外線を含んだ光線としたことを特徴とする請求項1に
    記載のコンパクトディスク等の音質改善方法。
  3. 【請求項3】コンパクトディスク等を回転させる回転手
    段と、回転しているコンパクトディスク等の透明基板層
    に紫外線を照射する光線照射手段と、予め設定された時
    間後に紫外線の照射を停止する制御手段と、を備えてい
    ることを特徴とするコンパクトディスク等の音質改善装
    置。
JP2000180612A 2000-05-12 2000-05-12 コンパクトディスク等の音質改善方法および装置 Pending JP2001325754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034491A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Mitsumi Electric Co Ltd 絶縁型電源装置および照明装置

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