JP2001325681A - 警備システム - Google Patents

警備システム

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JP2001325681A
JP2001325681A JP2000145516A JP2000145516A JP2001325681A JP 2001325681 A JP2001325681 A JP 2001325681A JP 2000145516 A JP2000145516 A JP 2000145516A JP 2000145516 A JP2000145516 A JP 2000145516A JP 2001325681 A JP2001325681 A JP 2001325681A
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JP
Japan
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unit
dog
building
security
security system
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JP2000145516A
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Mitsugi Sugiyama
貢 杉山
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SILVER MEDICAL KK
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SILVER MEDICAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不審者の侵入自体を未然に防ぐと同時に、警
備員が現場に急行したとしても、その身体に危害が及び
ことを可能な限り防ぐことができる警備システムを提供
すること。 【解決手段】 警備対象の建物1に駐在する犬2の首輪
20に、その犬2の咆哮を検知して警報信号を発信する
発信ユニット3を取付けると共に、同建物1に前記発信
ユニット3からの警報信号を受信する通報ユニット4を
配置し、この通報ユニット4から電話回線を介して、通
報メッセージが警備会社5等の端末6に送信されるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物等への不審
者の侵入を検知し、外部に通報する警備システムであ
る。
【0002】
【従来の技術】夜間には無人となる工場や都会のビル等
における従来の警備システムは、概ね次のような構成で
あった。賊の侵入を検出する検出装置を建物等に配置
し、その検出装置が出力する警報信号を受信した警備会
社が、警備員を現場に派遣するというシステムであっ
た。例えば前記検出装置が、窓ガラス等の破壊を検出す
るガラス破壊検出装置である場合には、賊がガラスを破
った場合に、その破壊エネルギーを検出した前記検出装
置が警報信号を生成し、遠隔の警備会社の警備センター
に警報信号を送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記警備シス
テムには、次のような問題点が指摘されている。現場に
到着した警備員が賊に遭遇した場合に、警備員の身体に
危害が及ぶ恐れが極めて高いので、人身保護のため所定
時間後に警備員が現場に駆けつける場合もあった。この
ような場合には、賊を取逃がすおそれがあり、また犯行
後であって手後れの可能性もある。
【0004】そこで、本願発明は、賊等の不審者の侵入
自体を未然に防ぐと同時に、警備員が現場に急行したと
しても、その身体に危害が及ぶことを可能な限り防ぐこ
とができる警備システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、犬2の咆哮に基づいて警報信号を発信
する発信ユニット3と、前記警報信号の受信に基づいて
所定のメッセージを自動ダイヤルする通報ユニット4か
らなる警備システムとした。一般的に犬には、種々の攻
撃性が観察されている。例えば自分の居場所である寝場
所等が侵入者によって犯されそうになると、侵入者を威
嚇するため咆哮し、その侵入者を「かむ」等の攻撃性を
発揮する(ここでは縄張りによる攻撃という)。また自
己に降りかかる恐怖に立ち向かうときにも攻撃性が発揮
される(ここでは恐怖による攻撃という)。本発明は、
このような犬の攻撃性を警備システムに生かそうとする
ものであり、建物に侵入を試みる賊等の不審者は、犬の
咆哮により退散するか、賊が巧く建物に侵入しても犬の
「かみつき」等の攻撃性に直面することになる。よって
賊の侵入を未然に防ぐことができ、また警備員が現場に
急行しても、賊から危害を受ける可能性が少なくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る警備システム(以
下、本システムともいう)の実施形態を図1及び図2に
基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る本システ
ムの構成例図、図2及び図3は同構成ブロック図であ
る。なお、これらの各図及び後述の各図において、同一
の符号は同一の構成を示し、重複した説明を省略する。
【0007】第1実施形態に係る本システムは、図1に
示したように、警備対象の建物1に駐在する犬2の首輪
20に、その犬2の咆哮を検知して警報信号を発信する
発信ユニット3を取付けると共に、同建物1に前記発信
ユニット3からの警報信号を受信する通報ユニット4を
配置し、この通報ユニット4から電話回線を介して、不
審者の侵入等を通報する所定のメッセージが、警備会社
5等の端末6に送信されるようになっている。
【0008】前記犬2は、工場等の終業後に配置し、始
業前に回収して、夜間のみ建物1や工場に待機させても
よい。また、工場やビル等の建物のみならず、個人宅や
留守宅に配置してもよい。
【0009】前記発信ユニット3は、図2に示したよう
に電源投入のオン/オフを行うスイッチ30と、マイク
ロホン31と、このマイクロホン31からの信号の入力
に基づいて、前記警報信号として所定周波数の微弱な電
波を生成し、発信する発信機32からなる。
【0010】前記マイクロホン31は、犬の咆哮の音響
エネルギーを電圧等の電気信号に変換するものである
が、小型で、且つ、軽量であればどのような種類のもの
でもよい。
【0011】前記発信機32は、前記マイクロホン31
からの信号に基づいて起動するもので、水晶振動子等の
発振子、発振回路、周波数逓倍器、アンテナ等からな
る。なお、前記マイクロホン31からの信号の入力に基
づき、発信機のオン/オフを制御するスイッチ回路(以
上、図示せず)を備え、失報を防ぐようにしてもよい。
【0012】これらの発信ユニット3は、一つのユニッ
トに組み立てられ、犬2の首輪20に固着されている。
以上の構成によれば、前記犬2が放射する咆哮の音波
は、ただちに首輪3に取付けられたマイクロホン31に
取込まれる。よって、雑音の混信を極力避けることがで
きる。
【0013】前記通報ユニット4は、図3に示したよう
に、アンテナ40により前記警報信号を受信し、その信
号に基づいて制御信号を生成する受信部41と、前記制
御信号の入力に基づいて、ダイヤルメモリ42やメッセ
ージメモリ43にアクセスし、それらのデータを加工
し、電話回線に送出する通報制御部44を備えている。
【0014】前記受信部41は、例えばフィルタ回路、
増幅回路、信号検出回路、A/D変換回路からなる。
【0015】前記ダイヤルメモリ42には、図示しない
テンキー等の入力装置から前記通報制御部44を介して
入力された警備会社の警備センター等の電話番号が登録
されている。メモリの容量によって、登録できる番号数
が決定されるが、工場や建物の責任者宅の番号、携帯電
話の番号、警察署等の番号でもよい。
【0016】前記メッセージメモリ43には、例えば音
声により「不審者侵入…こちら東京都**区**町**
*ビル」等のメッセージが登録されている。前記通報制
御部44は、例えば所定のプログラムに基づいて各種信
号処理を行うコンピュータである。
【0017】上記のように構成された通報ユニット4
は、前記犬2が好む寝場所等の居場所の近くに配置する
ことが好ましい。そして、前記通報ユニット4と前記発
信ユニット3の配置距離、即ち、前記警報信号の発信強
度及び前記通報ユニット4の受信強度は、前記寝場所を
中心にして、数mから20m程度の範囲に前記発信ユニ
ット及び前記通報ユニット4を配置した場合に、同通報
ユニット4が動作するように設定することが好ましい。
【0018】上記のように構成された通報ユニット4
は、警備対象となる建物1の回線加入者の電話線上に組
込まれている(図1参照)が、電話機7に一体的に組込
んでもよい。
【0019】次に、前記発信ユニット3及び前記通報ユ
ニット4からなる警備システムの動作例を説明する。警
備対象の建物1に配置された犬2は、賊が侵入する際の
音、例えばガラスを割る音、賊の姿等に反応して威嚇咆
哮する。その咆哮に基づき前記発信ユニット3が警報信
号を発信し、この信号が前記通報ユニット4に受信され
ると、その通報制御部44が予めダイヤルメモリ42に
登録されている警備会社の警備センター等に自動的に電
話するとともに、電話機6の送受器を取った者に所定の
メッセージ「不審者侵入…こちら東京都**区**町*
**ビル」を伝達する。そこで、警備員が現場に急行す
ることになるが、犬の咆哮によって、既に賊が逃亡した
場合には、賊の侵入を未然に防ぐことができ、また警備
員が危険に曝されることもない。
【0020】前記発信ユニット3は、犬2の首輪20に
取付けたが、犬2の胴体に取付けてもよい。また、犬2
から離してその寝場所等に置いてもよい。
【0021】次に、第2実施形態を説明する。この第2
実施形態に係る警備システムが第1実施形態と異なる点
は、前記発信ユニット3の発信機32に代えて無線受信
機とし、また図4に示したように前記通報ユニット4の
受信部41に代えて無線受信機45とし、さらに咆哮パ
ターンメモリ46を附加したことである。この咆哮パタ
ーンメモリ46には、前記犬2が縄張りを侵害された場
合に発する咆哮のパターンデータが予め登録されてい
る。この警備システムの動作は次の通りである。無線送
信機から前記無線受信機45にて受信された犬の警報信
号は、前記通報制御部44に備わっているA/D変換回
路においてA/D変換されて音声入力信号となり、この
信号が前記通報制御部44において咆哮パターンメモリ
46の咆哮パターンと比較される。そのパターンと前記
音声入力信号が略一致すれば前記通報制御部44が上述
のような自動ダイヤル及び自動通報を行うものとする。
このような構成であれば、警備会社5等への失報を減ら
すことができる。
【0022】次に、第3実施形態を説明する。この第3
実施形態が、前記第2実施形態と異なる点は、前記無線
受信機と無線受信機45に代えて、前記マイクロホン3
1からの警報信号をノイズ除去し、前記A/D変換回路
においてA/D変換して音声入力信号とし、前記通報制
御部44に出力することである。即ち、この第3実施形
態は、前記発信ユニットとしてのマイクロホンと、通報
ユニットとしての通報制御部44、ダイヤルメモリ4
2,メッセージメモリ43及び咆哮パターンメモリ46
からなる。よって第3実施形態は、第2実施形態と同一
の作用効果を奏することに加え、警備システムの構成自
体を簡素化することができる。なお、この場合、前記マ
イクホン31は、犬2の寝場所近辺に配置しておく。
【0023】上記各実施形態では、端末として電話機を
用いているが、どのような端末でもよく、例えばコンピ
ュータでもよい。また、前記マイクロホン以外の音セン
サでもよい。
【0024】
【発明の効果】本願発明によれば、賊の侵入を未然に防
ぐことができ、また警備員が現場に急行しても、賊から
攻撃を受ける可能性が少なくなり、警備員を賊の攻撃か
ら保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る警備システムの構成例
図、
【図2】 同システムの構成ブロック図、
【図3】 同システムの構成ブロック図、
【図4】 第2実施形態に係る警備システムの構成ブロ
ック図。
【符号の説明】
1 建物 2 犬 20 首輪 3 発信ユニット 30 スイッチ 31 マイクロホ
ン 32 発信機 4 通報ユニット 40 アンテナ 41 受信部 42 ダイヤルメモリ 43 メッセージ
メモリ 44 通報制御部 45 無線受信機 46 咆哮パターンメモリ 5 警備会社 6 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA08 BB04 BB31 CC08 CC19 DD02 EE03 EE04 EE05 FF02 FF04 GG07 GG09 GG12 GG42 GG43 GG52 GG56 GG57 GG71 GG75 HH01 HH17 5C087 AA37 AA44 BB12 BB20 BB74 DD05 DD23 DD25 DD27 EE14 FF01 FF04 FF17 FF19 FF23 GG01 GG03 GG08 GG20 GG23 GG70 5K101 KK14 LL11 MM04 MM06 MM07 NN08 NN14 NN22 NN25 RR12 TT05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 犬の咆哮に基づいて警報信号を発信する
    発信ユニットと、前記警報信号の受信に基づいて所定の
    メッセージを自動ダイヤルする通報ユニットからなる警
    備システム。
JP2000145516A 2000-05-17 2000-05-17 警備システム Pending JP2001325681A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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