JP2001325652A - 自動販売機の冷却加温制御装置 - Google Patents

自動販売機の冷却加温制御装置

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JP2001325652A
JP2001325652A JP2000146563A JP2000146563A JP2001325652A JP 2001325652 A JP2001325652 A JP 2001325652A JP 2000146563 A JP2000146563 A JP 2000146563A JP 2000146563 A JP2000146563 A JP 2000146563A JP 2001325652 A JP2001325652 A JP 2001325652A
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Japan
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temperature
cooling
replenishment
heating
product
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JP2000146563A
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English (en)
Inventor
Moriyuki Yoshida
守志 吉田
Masashi Yamanaka
正史 山中
Takashi Nakamura
高史 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補充した商品の温度が適温となるまでの時間
短縮を図る。 【解決手段】 補充数が入力された場合、ステップS2
1でオンオフ温度を変更し、冷却又は加温促進制御を一
定時間行わせるようにしたことにより、商品温度が適温
となるまでの時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装容器入り飲料等
を販売する為、冷却又は加温する自動販売機において、
特に設置時又は新たに商品が補充された場合など、商品
温度が適温となるまでの時間短縮を行う自動販売機の冷
却加温制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の冷却加温制御装置と
しては特開平9−319949号公報に示されているも
のがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の冷却加温制御装置を説明する。
【0004】図9は、従来の自動販売機の冷却加温制御
装置の構成ブロック図である。図10は、従来の自動販
売機の冷却加温制御装置の機能ブロック図である。図1
1は、従来の自動販売機の冷却加温制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【0005】図9、図10において、1は3つの商品収
納室(左室,中室,右室)にそれぞれ設けられた蒸発
器、2は各蒸発器1に冷媒を送り込む為に設けられた電
磁弁、3は冷媒を凝縮させる凝縮器、4は蒸発器1、電
磁弁2及び凝縮器3と共に冷却ユニットを形成する電動
圧縮機、5は各室を加温するヒータ、6は蒸発器1で冷
却又はヒータ5で加温された空気を庫内に循環させるた
めの庫内ファン、7は次に販売する商品の近傍に設けら
れ商品温度を検知する商品温度センサー、8は蒸発器1
の近傍に設けられ庫内温度を検知する庫内温度センサ
ー、9は庫内温度センサ7および商品温度センサ8の検
出温度に基づき、電磁弁2,電動圧縮機4,ヒータ5,
庫内ファン6を制御する冷却加温制御部、10は本自動
販売機を総括制御する主制御部となっている。
【0006】以上のように構成された自動販売機の冷却
加温制御装置について、以下その動作を図11のフロー
チャートをもとにして説明する。
【0007】電源が投入されるとステップS01で庫内
温度と商品温度の温度差が演算される。ステップS02
ではその温度差が既定値より大きいかが判定される。
【0008】温度差が既定値より大きいときは、商品が
適温に達していないと判定してステップS03におい
て、冷却又は加温を重視した冷却又は加温促進制御をお
こなう。
【0009】前記温度差が既定値以下の場合は、商品は
適温と判定してステップS04に進み、通常の冷却又は
加温制御をおこなう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、庫内温度と商品温度との温度差により冷却
又は加温促進制御又は通常の冷却又は加温制御をおこな
うかを判定しており、商品売切れ時での商品補充では、
庫内温度と商品温度に差がなく、本来冷却又は加温促進
制御をおこなわなけらばならないのに、通常の冷却又は
加温制御を行い、商品温度が適温となるまでに時間を要
するといった課題があった。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、商
品の有無状態を検知し、商品が無しから有りに変化した
場合や補充数入力が行われた場合、商品補充があったと
判定し、冷却又は加温促進制御をおこなわせるように
し、商品売切れでの商品補充で庫内温度と商品温度に差
がない状態でも、冷却又は加温促進制御をおこない、商
品温度が適温となるまでの時間を短縮することができる
自動販売機の冷却加温制御装置を提供することを目的と
する。
【0012】また、上記従来の構成は、冷却又は加温促
進制御は庫内温度と商品温度との温度差に関係無く同一
であるため、その温度状態に応じた的確な制御となって
おらず、特に商品補充量が多いほど、冷却又は加温促進
制御が解除した時点での商品温度が、包装容器は適温と
なっているが中身温度はまだ適温になっていないという
課題があった。
【0013】本発明の他の目的は、補充数入力により予
め記憶している満杯収容数に対する補充率を演算し、そ
の補充率に応じた冷却又は加温促進制御をおこなうこと
により、通常の冷却又は加温制御を開始した時には包装
容器の中身温度を適温とすることができる自動販売機の
冷却加温制御装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、各商品収納棚の商品有無を検知する商品有
無センサーを設け、その状態が無しから有りに変化があ
った場合、又は庫内に補充した商品数を入力する商品補
充数入力手段を設け、補充数が入力された場合、一定時
間の間、冷却又は加温促進制御を行わせるようにしたも
のである。
【0015】これにより、商品売切れでの商品補充で庫
内温度と商品温度に差がなく、商品温度が適温となって
いない状態でも、冷却又は加温促進制御をおこない、商
品温度が適温となるまでの時間を短縮することができ
る。
【0016】また、本発明は、入力された補充数と予め
記憶している満杯収納数から補充率を演算し、その補充
率に応じて、冷却又は加温促進制御する時間又は冷却又
は加温促進制御時のオンオフ温度を変更するようにした
ものである。
【0017】これにより、冷却又は加温促進制御が解除
し、通常の冷却又は加温制御を開始した時には包装容器
の中身温度を適温とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、庫内を冷却する冷却ユニットと、庫内を加温する加
温ユニットと、庫内の空気を循環させる庫内ファンと、
商品温度を検知する商品温度センサーと、各商品収納棚
の商品有無を検知する商品有無センサーと、検知した商
品温度を予め記憶しているオン温度及びオフ温度と比較
して前記冷却ユニット又は前記加温ユニットをオンオフ
動作させるユニット制御手段と、前記商品有無センサー
が無しから有りに変化した場合商品補充があったと判定
する商品補充判定手段と、オンオフ温度を冷却又は加温
促進する予め記憶している第二のオンオフ温度に切替え
るオンオフ温度切替え手段と、時間を計測するタイマー
手段とを備えた主制御部において、前記商品補充判定手
段により商品補充があったと判定した場合、一定時間の
間、第二のオンオフ温度で、冷却又は加温促進制御する
ようにしたものであり、商品売切れでの商品補充で庫内
温度と商品温度に差がなく、商品温度が適温となってい
ない状態でも、冷却又は加温促進制御をおこない、商品
温度が適温となるまでの時間を短縮するという作用を有
する。
【0019】請求項2に記載の発明は、庫内を冷却する
冷却ユニットと、庫内を加温する加温ユニットと、庫内
の空気を循環させる庫内ファンと、商品温度を検知する
商品温度センサーと、庫内に補充した商品数を入力する
商品補充数入力手段と、検知した商品温度を予め記憶し
ているオン温度及びオフ温度と比較して前記冷却ユニッ
ト又は前記加温ユニットをオンオフ動作させるユニット
制御手段と、オンオフ温度を冷却又は加温促進する予め
記憶している第二のオンオフ温度に切替えるオンオフ温
度切替え手段と、時間を計測するタイマー手段とを備え
た主制御部において、前記商品補充数入力手段により補
充数が入力された場合、一定時間の間、第二のオンオフ
温度で、冷却又は加温促進制御するようにしたものであ
り、商品売切れでの商品補充で庫内温度と商品温度に差
がなく、商品温度が適温となっていない状態でも、冷却
又は加温促進制御をおこない、商品温度が適温となるま
での時間を短縮するという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明に、さらに、商品補充数入力手段から入力された
補充数と予め記憶している満杯収納数から補充率を演算
する補充率演算手段と、第二のオンオフ温度で制御する
時間を前記補充率演算手段にて演算した補充率に応じて
変更する制御時間変更手段を設け、補充数入力があった
場合、補充率に応じて冷却又は加温促進制御する時間を
包装容器の中身温度が適温となる時間に変更することに
より、冷却又は加温促進制御が解除し、通常の冷却又は
加温制御を開始した時には包装容器の中身温度を適温に
するという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明に、さらに、商品補充数入力手段から入力された
補充数と予め記憶している満杯収納数から補充率を演算
する補充率演算手段と、補充率に応じて第二のオンオフ
温度を変更するオンオフ温度変更手段を設け、補充数入
力があった場合、第二のオンオフ温度を補充率に応じて
冷却又は加温促進する温度を包装容器の中身温度が適温
となる温度に変更することにより、冷却又は加温促進制
御が解除し、通常の冷却又は加温制御を開始した時には
包装容器の中身温度を適温にするという作用を有する。
【0022】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の冷却加温制
御装置の実施例について、図面を参照しながら説明す
る。なお、従来と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0023】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる自動販売機の冷却加温制御装置の機能ブロック図で
ある。図2は、同実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0024】図1において、11は各商品収納棚の商品
有無を検知する商品有無センサー、12は検知した商品
温度を予め記憶しているオン温度及びオフ温度と比較し
て、電磁弁2,電動圧縮機4,ヒータ5,庫内ファン6
を制御するユニット制御手段、13は商品有無センサー
11が無しから有りに変化した場合商品補充があったと
判定する商品補充判定手段、14はオンオフ温度を冷却
又は加温促進する予め記憶している第二のオンオフ温度
に切替えるオンオフ温度切替え手段、15は時間を計測
するタイマー手段、16はユニット制御手段12と商品
補充判定手段13とオンオフ温度変更手段14とタイマ
ー手段15を有する主制御部である。
【0025】以上のように構成された自動販売機の冷却
加温制御装置について、以下その動作を図2のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0026】まず、電源が投入されるとステップS10
で、各商品収納棚の商品有無を商品有無センサーにより
検知し、ステップS11で、商品補充判定手段により商
品補充があったと判定した場合、ステップS12におい
て、オンオフ温度を、冷却又は加温促進する予め記憶し
ている第二のオンオフ温度への変更と、そのオンオフ温
度で制御する時間を設定する。
【0027】ステップS13で、ステップS12にて設
定された一定時間の間、冷却又は加温促進制御をおこな
う。
【0028】ステップS11で、商品補充はないと判定
した場合、ステップS14において、予め記憶している
オンオフ温度により、通常の冷却又は加温制御をおこな
う。
【0029】本実施例では、冷却促進する予め記憶して
いる第二のオンオフ温度は予め記憶しているオンオフ温
度より1℃低めに設定し、又加温促進オンオフ温度は予
め記憶しているオンオフ温度より2℃高めに設定した。
【0030】以上のように本実施例1の自動販売機の冷
却加温制御装置は、商品補充判定手段により商品補充が
あったと判定した場合、一定時間の間、第二のオンオフ
温度で、冷却又は加温促進制御するようにしたものであ
り、商品売切れでの商品補充で庫内温度と商品温度に差
がなく、商品温度が適温となっていない状態でも、冷却
又は加温促進制御をおこない、商品温度が適温となるま
での時間を短縮することができる。
【0031】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる自動販売機の冷却加温制御装置の機能ブロック図で
ある。図4は、同実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0032】図3において、17は庫内に補充した商品
数を入力する商品補充数入力手段、16aはユニット制
御手段12と商品補充数入力手段17とオンオフ温度変
更手段14とタイマー手段15を有する主制御部であ
る。
【0033】以上のように構成された自動販売機の冷却
加温制御装置について、以下その動作を図4のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0034】まず、電源が投入されるとステップS20
で、商品補充数入力手段により補充数が入力されたかが
判定され、入力された場合、商品補充があったと判断し
てステップS21において、オンオフ温度を冷却又は加
温促進する予め記憶している第二のオンオフ温度への変
更と、そのオンオフ温度で制御する時間を設定する。
【0035】ステップS22で、ステップS21にて設
定された一定時間の間、冷却又は加温促進制御をおこな
う。
【0036】ステップS20で、補充数が入力されてな
い場合、商品補充はないと判定して、ステップS23に
おいて、予め記憶しているオンオフ温度により、通常の
冷却又は加温制御をおこなう。
【0037】本実施例では、冷却促進する予め記憶して
いる第二のオンオフ温度は予め記憶しているオンオフ温
度より1℃低めに設定し、又加温促進オンオフ温度は予
め記憶しているオンオフ温度より2℃高めに設定した。
【0038】以上のように本実施例2の自動販売機の冷
却加温制御装置は、商品補充数入力手段により補充数が
入力された場合、一定時間の間、第二のオンオフ温度
で、冷却又は加温促進制御するようにしたものであり、
商品売切れでの商品補充で庫内温度と商品温度に差がな
く、商品温度が適温となっていない状態でも、冷却又は
加温促進制御をおこない、商品温度が適温となるまでの
時間を短縮することができる。
【0039】(実施例3)図5は、本発明の実施例3に
よる自動販売機の冷却加温制御装置の機能ブロック図で
ある。図6は、同実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0040】図5において、18は商品補充数入力手段
から入力された補充数と予め記憶している満杯収納数か
ら補充率を演算する補充率演算手段、19は第二のオン
オフ温度で制御する時間を前記補充率演算手段にて演算
した補充率に応じて変更する制御時間変更手段、16b
はユニット制御手段12とオンオフ温度変更手段14と
タイマー手段15と補充率演算手段18と制御時間変更
手段19を有する主制御部である。
【0041】以上のように構成された自動販売機の冷却
加温制御装置について、以下その動作を図6のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0042】まず、電源が投入されるとステップS30
で、商品補充数入力手段により補充数が入力されたかが
判定され、入力された場合、商品補充があったと判断し
てステップS31において、入力された補充数と予め記
憶している満杯収納数から補充率を演算する。
【0043】次にステップS32で、オンオフ温度を冷
却又は加温促進する予め記憶している第二のオンオフ温
度への変更と、そのオンオフ温度で制御する時間を補充
率に応じて設定する。
【0044】ステップS33で、ステップS32にて設
定された時間の間、冷却又は加温促進制御をおこなう。
【0045】ステップS30で、補充数が入力されてな
い場合、商品補充はないと判定して、ステップS34に
おいて、予め記憶しているオンオフ温度により、通常の
冷却又は加温制御をおこなう。
【0046】本実施例では、補充率と冷却又は加温促進
制御をおこなう時間との関係は(表1)に示す。
【0047】
【表1】
【0048】以上のように本実施例3の自動販売機の冷
却加温制御装置は、補充数入力があった場合、補充率に
応じて冷却又は加温促進制御する時間を包装容器の中身
温度が適温となる時間に変更することにより、冷却又は
加温促進制御が解除し、通常の冷却又は加温制御を開始
した時には包装容器の中身温度を適温にすることができ
る。
【0049】(実施例4)図7は、本発明の実施例4に
よる自動販売機の冷却加温制御装置の機能ブロック図で
ある。図8は、同実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0050】図7において、20は補充率に応じて第二
のオンオフ温度を変更するオンオフ温度変更手段、16
cはユニット制御手段12とオンオフ温度変更手段14
とタイマー手段15と補充率演算手段18とオンオフ温
度変更手段20を有する主制御部である。
【0051】以上のように構成された自動販売機の冷却
加温制御装置について、以下その動作を図8のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0052】まず、電源が投入されるとステップS40
で、商品補充数入力手段により補充数が入力されたかが
判定され、入力された場合、商品補充があったと判断し
てステップS41において、入力された補充数と予め記
憶している満杯収納数から補充率を演算する。
【0053】次にステップS42で、オンオフ温度を補
充率に応じた冷却又は加温促進する温度への変更と、そ
のオンオフ温度で制御する時間を設定する。
【0054】ステップS43で、ステップS42にて設
定された時間の間、冷却又は加温促進制御をおこなう。
【0055】ステップS40で、補充数が入力されてな
い場合、商品補充はないと判定して、ステップS44に
おいて、予め記憶しているオンオフ温度により、通常の
冷却又は加温制御をおこなう。
【0056】本実施例では、補充率と冷却又は加温促進
制御をおこなうオンオフ温度との関係は(表2)に示
す。
【0057】
【表2】
【0058】以上のように本実施例4の自動販売機の冷
却加温制御装置は、補充数入力があった場合、補充率に
応じて冷却又は加温促進制御する温度を包装容器の中身
温度が適温となるオンオフ温度に変更することにより、
冷却又は加温促進制御が解除し、通常の冷却又は加温制
御を開始した時には包装容器の中身温度を適温にするこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、商品有無状態から商品補充があったと判定する商
品補充判定手段と、オンオフ温度を冷却又は加温促進す
る予め記憶している第二のオンオフ温度に切替えるオン
オフ温度切替え手段と、時間を計測するタイマー手段と
を備えた主制御部により、商品補充判定手段が商品補充
有りと判定した場合、一定時間の間、第二のオンオフ温
度で、冷却又は加温促進制御するようにしたことによ
り、商品売切れでの商品補充で庫内温度と商品温度に差
がなく、商品温度が適温となっていない状態でも、冷却
又は加温促進制御をおこない、商品温度が適温となるま
での時間を短縮することができる。
【0060】また、請求項2に記載の発明は、庫内に補
充した商品数を入力する商品補充数入力手段と、オンオ
フ温度を冷却又は加温促進する予め記憶している第二の
オンオフ温度に切替えるオンオフ温度切替え手段と、時
間を計測するタイマー手段とを備えた主制御部により、
商品補充数入力手段に入力があった場合、一定時間の
間、第二のオンオフ温度で、冷却又は加温促進制御する
ようにしたことにより、商品売切れでの商品補充で庫内
温度と商品温度に差がなく、商品温度が適温となってい
ない状態でも、冷却又は加温促進制御をおこない、商品
温度が適温となるまでの時間を短縮することができる。
【0061】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に加えて商品補充数入力手段から入力され
た補充数と予め記憶している満杯収納数から補充率を演
算する補充率演算手段と、第二のオンオフ温度で制御す
る時間を補充率演算手段にて演算した補充率に応じて変
更する制御時間変更手段を設け、補充数入力があった場
合、補充率に応じて冷却又は加温促進制御する時間を包
装容器の中身温度が適温となる時間に変更するようにし
たことにより、冷却又は加温促進制御が解除し、通常の
冷却又は加温制御を開始した時には包装容器の中身温度
を適温にすることができる。
【0062】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に加えて補充率に応じて第二のオンオフ温
度を変更するオンオフ温度変更手段を設け、補充数入力
があった場合、補充率に応じて冷却又は加温促進制御す
る温度を包装容器の中身温度が適温となるオンオフ温度
に変更し、冷却又は加温促進制御するようにしたことに
より、冷却又は加温促進制御が解除し、通常の冷却又は
加温制御を開始した時には包装容器の中身温度を適温に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の冷却加温制御装置の
実施例1の機能ブロック図
【図2】同実施例の自動販売機の冷却加温制御装置の動
作を示すフローチャート
【図3】本発明による自動販売機の冷却加温制御装置の
実施例2の機能ブロック図
【図4】同実施例の自動販売機の冷却加温制御装置の動
作を示すフローチャート
【図5】本発明による自動販売機の冷却加温制御装置の
実施例3の機能ブロック図
【図6】同実施例の自動販売機の冷却加温制御装置の動
作を示すフローチャート
【図7】本発明による自動販売機の冷却加温制御装置の
実施例4の機能ブロック図
【図8】同実施例の自動販売機の冷却加温制御装置の動
作を示すフローチャート
【図9】従来の自動販売機の冷却加温制御装置の構成ブ
ロック図
【図10】従来の自動販売機の冷却加温制御装置の機能
ブロック図
【図11】従来の自動販売機の冷却加温制御装置の動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 蒸発器 2 電磁弁 3 凝縮器 4 電動圧縮機 5 ヒータ 6 庫内ファン 7 商品温度センサー 8 庫内温度センサー 9 冷却加温制御部 10 主制御部 11 商品有無センサー 12 ユニット制御手段 13 商品補充判定手段 14 オンオフ温度切替え手段 15 タイマー手段 16 主制御部 17 商品補充数入力手段 18 補充率演算手段 19 制御時間変更手段 20 オンオフ温度変更手段
フロントページの続き (72)発明者 中村 高史 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CB03 CC01 CC03 CC08 DA08 DA10 DB12 DB14 DB16 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 HA03 LA05 MA01 NA03 NA16 PA02 PA03 PA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内を冷却する冷却ユニットと、庫内を
    加温する加温ユニットと、庫内の空気を循環させる庫内
    ファンと、商品温度を検知する商品温度センサーと、各
    商品収納棚の商品有無を検知する商品有無センサーと、
    検知した商品温度を予め記憶しているオン温度及びオフ
    温度と比較して前記冷却ユニット又は前記加温ユニット
    をオンオフ動作させるユニット制御手段と、前記商品有
    無センサーが無しから有りに変化した場合商品補充があ
    ったと判定する商品補充判定手段と、オンオフ温度を冷
    却又は加温促進する予め記憶している第二のオンオフ温
    度に切替えるオンオフ温度切替え手段と、時間を計測す
    るタイマー手段とを備えた主制御部において、前記商品
    補充判定手段により商品補充があったと判定した場合、
    一定時間の間、第二のオンオフ温度で、冷却又は加温促
    進制御することを特徴とする自動販売機の冷却加温制御
    装置。
  2. 【請求項2】 庫内を冷却する冷却ユニットと、庫内を
    加温する加温ユニットと、庫内の空気を循環させる庫内
    ファンと、商品温度を検知する商品温度センサーと、庫
    内に補充した商品数を入力する商品補充数入力手段と、
    検知した商品温度を予め記憶しているオン温度及びオフ
    温度と比較して前記冷却ユニット又は前記加温ユニット
    をオンオフ動作させるユニット制御手段と、オンオフ温
    度を冷却又は加温促進する予め記憶している第二のオン
    オフ温度に切替えるオンオフ温度切替え手段と、時間を
    計測するタイマー手段とを備えた主制御部において、前
    記商品補充数入力手段により補充数が入力された場合、
    一定時間の間、第二のオンオフ温度で、冷却又は加温促
    進制御することを特徴とする自動販売機の冷却加温制御
    装置。
  3. 【請求項3】 商品補充数入力手段から入力された補充
    数と予め記憶している満杯収納数から補充率を演算する
    補充率演算手段と、第二のオンオフ温度で制御する時間
    を前記補充率演算手段にて演算した補充率に応じて変更
    する制御時間変更手段を設け、補充数入力があった場
    合、補充率に応じて冷却又は加温促進制御する時間を変
    更することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の
    冷却加温制御装置。
  4. 【請求項4】 商品補充数入力手段から入力された補充
    数と予め記憶している満杯収納数から補充率を演算する
    補充率演算手段と、補充率に応じて第二のオンオフ温度
    を変更するオンオフ温度変更手段を設け、補充数入力が
    あった場合、第二のオンオフ温度を補充率に応じて冷却
    又は加温促進する温度に変更することを特徴とする請求
    項2に記載の自動販売機の冷却加温制御装置。
JP2000146563A 2000-05-18 2000-05-18 自動販売機の冷却加温制御装置 Pending JP2001325652A (ja)

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