JP2001325105A - 動作プログラム書き換え方法 - Google Patents

動作プログラム書き換え方法

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JP2001325105A
JP2001325105A JP2000142331A JP2000142331A JP2001325105A JP 2001325105 A JP2001325105 A JP 2001325105A JP 2000142331 A JP2000142331 A JP 2000142331A JP 2000142331 A JP2000142331 A JP 2000142331A JP 2001325105 A JP2001325105 A JP 2001325105A
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program
operation program
module
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new operation
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JP2000142331A
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Eiichi Motoyama
栄一 本山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体に現在動作している動作プログラム
に対して、新動作プログラムをダウンロードするとき
に、装置本体の動作が全く不可能とならない、ダウンロ
ード中にも装置本体の使用が可能となる新動作プログラ
ムの書き換え方法を提案する。 【解決手段】 任意の容量で分割および書き換えが可能
である動作プログラム格納部と、動作プログラム格納部
へ新動作プログラムを格納するためのプログラムを備
え、外部装置から受け取った新動作プログラムを、動作
プログラム格納部へ格納する際に、新動作プログラムを
複数のプログラムモジュール毎に分割して格納し、新動
作プログラムの格納の終了したモジュールより動作を実
行することを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書き換え可能な動作
プログラムメモリを持った装置に関し、特に、起動して
から操作可能になるまでに時間を要する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、外部装置から対象とする装置本
体50に対してダウンロードを行なう従来の装置の構成
例を図6に示す。参照番号51はダウンロードすべき新
動作プログラムを装置本体に送るためのダウンロード端
末装置であり、パソコン(PC)などである。装置本体
50は、信号線57〜59を介して制御対象の所定の制
御処理を行なう。装置本体50は、ダウンロード端末装
置51からのダウンロードデータを受け取るためのイン
タフェース部(I/F)52で受け取る。装置本体50
の制御は、演算処理部(CPU)53で行われ、装置本
体50の基本プログラムやダウンロードを実行するため
のプログラムおよび、装置本体50の動作シーケンス等
の実行プログラムは、プログラムメモリ54に記憶され
ている。
【0003】プログラムメモリ54は、CPU53の制
御(命令)により、ダウンロード端末装置51からI/
F52へ送られる動作プログラムのプログラムデータが
格納される領域である。参照番号65はCPU53が作
業を行なうときに使用する(情報を記憶しておく)作業
メモリである。プログラムメモリ54、作業メモリ55
ならびに制御処理を行なうための信号線57〜59は、
データや制御信号からなるバス56により、CPU53
と接続されている。
【0004】ここで、ダウンロードとは、現在実行中の
プログラムメモリ54に記憶されている動作プログラム
に対して、新しい制御を行なう新動作プログラムを、ダ
ウンロード端末装置51からI/F52を介して受け取
り、CPU53の命令・制御によりプログラムメモリ5
4に書き込む作業を指す。
【0005】新動作プログラムをダウンロードする目的
は、動作プログラムの追加や、現在の動作プログラムの
不具合部分の修正などがある。
【0006】図7は、従来のこの種の装置本体における
プログラムメモリ54の構成例を示している。プログラ
ムメモリ54のエリアは、1〜nまでのn個のエリアに
分割されていて、各エリア毎に書き換えが可能な構成に
なっている。
【0007】図7のエリア1にはダウンロード動作を制
御するダウンロード制御プログラムや、CPU53によ
る装置本体の各種制定等の基本的制御を行なうの基本プ
ログラムなどが記憶されていて、ダウンロード動作は、
エリア1から必要とするダウンロード用のプログラムが
読み出されて実行される。
【0008】以上説明した従来のこの種の装置本体は、
新動作プログラムのダウンロード中には、装置本体の動
作が全く不可能であった、即ちダウンロード中は装置本
体の使用が不可能であった。
【0009】例えば複写機では、ダウンロードが終了し
た後に、定着ヒータ予熱など装置本体の立ち上げ処理の
時間(ウオームアップタイム)が必要なため、ダウンロ
ード時間と立ち上げ処理時間の合計の時間を必要とし
て、待ち時間などを多くする原因になっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明以上のような従
来の技術の問題点に鑑み提案されるものである。即ち、
本発明の解決しようとする課題は、装置本体に現在動作
している動作プログラムに対して、新動作プログラムを
ダウンロードするときに、装置本体の動作が全く不可能
とならない、ダウンロード中にも装置本体の使用が可能
となる新動作プログラムの書き換え方法を提案するとこ
ろにある。
【0011】また、本ん発明の目的は、動作プログラム
のダウンロードと、動作プログラムの実行をできる限り
並行処理することにより、装置本体の立ち上げ時間を短
縮することが出来る新動作プログラムの書き換え方法を
提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたものであって、本発明によれば、
複数のプログラムモジュールからなる動作プログラムに
より動作する制御手段を有する装置本体において、現在
動作している動作プログラムを新動作プログラムに書き
換えるにあたって、新動作プログラムを外部装置から受
け取るためのインタフェース手段と、装置本体を動作さ
せる制御手段と、制御手段が使用する作業メモリと、任
意の容量で分割および書き換えが可能である制御手段の
動作プログラムを格納するための動作プログラム格納手
段と、動作プログラム格納手段へインタフェース手段に
より受け取った新動作プログラムを格納するためのプロ
グラムを含む基本プログラムを格納する基本プログラム
格納手段とを備え、外部装置からインタフェース手段に
より受け取った新動作プログラムを、動作プログラム格
納手段へ格納する際に、新動作プログラムを複数のプロ
グラムモジュール毎に分割して格納することを特徴とす
る。
【0013】更に、新動作プログラムの各プログラムモ
ジュールの容量と同等または各プログラムモジュールの
入る容量に動作プログラム格納手段の容量を分割し、外
部装置からインタフェース手段により受け取った新動作
プログラムの各プログラムモジュールを、動作プログラ
ム格納手段の新動作プログラムの各プログラムモジュー
ルに対応する容量に分割した部分へ格納することを特徴
とする。
【0014】更に、装置本体を動作させる制御手段は、
新動作プログラムの各プログラムモジュールの書き換え
が完了した時点で、該プログラムモジュールの動作が可
能である制御を行うことを特徴とする。
【0015】更に、現在動作している動作プログラムの
各プログラムモジュールを、新動作プログラムの各プロ
グラムモジュールへ書き換えるには、新動作プログラム
の各のプログラムモジュール毎に、書き換えの優先順位
をもって書き換えることを特徴とする。
【0016】更に、現在動作している動作プログラムの
各プログラムモジュールを、新動作プログラムの各プロ
グラムモジュールへ書き換えるときの優先順位は、装置
本体を起動する時に動作させるプログラムモジュールの
順序とし、更に、プログラムモジュールの実行が完了ま
でに必要とする所用時間が長い順に上の優先順位とする
ことを特徴とする。
【0017】更に、複数のプログラムモジュールからな
る動作プログラムにより動作する制御手段を有する装置
本体であって、現在動作している動作プログラムを新動
作プログラムに書き換えるにあたって、新動作プログラ
ムを外部装置から受け取るためのインタフェース手段
と、装置本体を動作させる制御手段と、制御手段が使用
する作業メモリと、所定の容量毎に分割および書き換え
が可能である制御手段の動作プログラムを格納するため
の動作プログラム格納手段と、動作プログラム格納手段
へ前記インタフェース手段により受け取った新動作プロ
グラムを格納するためのプログラムを含む基本プログラ
ムを格納する基本プログラム格納手段とを備え、外部装
置からインタフェース手段により受け取った新動作プロ
グラムを、動作プログラム格納手段へ格納する際に、新
動作プログラムを複数のプログラムモジュール毎に分割
して格納することを特徴とする。
【0018】更に、動作プログラム格納手段の所定の分
割容量は、新動作プログラムの各プログラムモジュール
の容量と関連がないことを特徴とする。
【0019】更に、装置本体を動作させる制御手段は、
新動作プログラムの各プログラムモジュール毎に書き換
えが完了し、更に書き換えが完了したプログラムモジュ
ールの格納された動作プログラム格納手段の最後の分割
エリアが全て書き換えられた時点で記書き換えが完了し
たプログラムモジュールの動作が可能である制御を行う
ことを特徴とする。
【0020】更に、現在動作している動作プログラムの
各プログラムモジュールを、新動作プログラムの各プロ
グラムモジュールへ書き換えるには、新動作プログラム
の各々のプログラムモジュール毎に、書き換えの優先順
位をもって書き換えることを特徴とする。
【0021】更に、現在動作している動作プログラムの
各プログラムモジュールを新動作プログラムの各プログ
ラムモジュールへ書き換えるときの優先順位は、装置本
体を起動する時に動作させるプログラムモジュールの順
序とし、更に、プログラムモジュールの実行が完了まで
に必要とする所用時間が長い順に上の優先順位とするこ
とを特徴とする動作プログラム書き換え方法を提供する
ことにより、本発明が解決しようとする課題の解決を達
成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
する図面を用いて詳細に説明する。 (構成)図1は本発明の実施の形態における構成を示す
ブロック図である。参照番号1は外部装置から対象とす
る装置本体60へダウンロードする新動作プログラムを
送るためのダウンロード端末装置で、パソコン(PC)
などが利用される。
【0023】装置本体60は、信号線8〜9を介して制
御対象の所定の制御処理を行なう。装置本体60は、ダ
ウンロード端末装置1からのダウンロードデータをイン
タフェース部(I/F)2で受け取る。ダウンロード端
末装置1と、ダウンロードデータを装置本体60で受け
取るためのI/F2との接続は直接接続、ネットワーク
を介した接続、電話回線による接続などがあり、その形
態にはとらわれない。
【0024】装置本体60の制御は、演算処理部(CP
U)3で行われる。装置本体60の基本プログラムやダ
ウンロードを実行するためのプログラムは、基本プログ
ラムメモリ4に記憶される。装置本体60のの動作シー
ケンス等を記憶した動作プログラムは、動作プログラム
メモリ5へ記憶される。即ち、動作プログラムメモリ5
には動作プログラムが記憶され、またCPU3の命令に
より、ダウンロード端末装置1からI/F52へ送られ
る新動作プログラムのプログラムデータが格納される。
参照番号6はCPU3が作業を行なうときに使用する
(情報を記憶しておく)作業メモリである。
【0025】なお、上述の基本プログラムメモリ4と、
動作プログラムメモリ5、および作業メモリ6は、全
て、または一部が同一媒体であってもよい。
【0026】本実施の形態例では、基本プログラムメモ
リ4、動作プログラムメモリ5、作業メモリ6ならびに
制御処理を行なうための信号線8〜9は、データや制御
信号からなるバス7により、CPU3と接続され、CP
U3の制御に従いデータや信号の授受を行なう。
【0027】ここで、ダウンロードとは、現在実行中の
動作プログラムメモリ5に記憶されている動作プログラ
ムに対して、新しい制御を行なう新動作プログラムを、
ダウンロード端末装置1からI/F2を介して受け取
り、CPU3の命令・制御により動作プログラムメモリ
5に書き込む作業を指す。
【0028】新動作プログラムをダウンロードする目的
は、動作プログラムの追加や、現在の動作プログラムの
不具合部分の修正などがある。
【0029】[実施の形態例1] (動作プログラムメモリの分割)図1における本発明の
実施の形態例1での動作プログラム5の分割例(メモリ
マップ)を図2に示す。動作プログラムメモリ5は、エ
リア1〜nまでのn個の可変長エリアに分割されてい
る。各エリアのサイズは動作プログラムの機能単位であ
るプログラムモジュールのサイズにより決定している。
【0030】動作プログラムのダウンロードには動作プ
ログラムの各プログラムモジュール毎に書き換えが行な
われる部分書き換えと、動作プログラムの全てのプログ
ラムモジュールを対象として書き換えが行なわれる全書
き換えがある。動作プログラムは、一般的には部分的に
書き換えれば済むように構成されているが、動作プログ
ラムに大きな変更があった場合や、プログラムモジュー
ルがプログラムモジュール毎に割り当てた動作プログラ
ムメモリ5の中の割り当てエリアに入りきらなくなった
場合に全書き換えを行う必要が起こる。
【0031】また、動作プログラムの部分書き換えに関
しても、1つのプログラムモジュールの書き換えだけで
はなく、複数のプログラムモジュールの書き換えを行う
場合もある。
【0032】(ダウンロードの手順1)本発明の実施の
形態例におけるダウンロードの手順を図3のフローチャ
ートに従い、説明する。ダウンロードは、最初に図1に
ある基本プログラムメモリ4に記憶されているダウンロ
ードタスクを実行することにより行われる。
【0033】ステップS1:(リーディング・モジュー
ルのダウンロード) 手順の最初は、装置本体の初期化動作プログラムである
リーディング・モジュールのダウンロードを行う。但
し、リーディング・モジュールの書き換えが必要無い場
合は、ダウンロードすること無しに、リーディング・モ
ジュールの実行を開始してもよいことは言うまでもな
い。
【0034】ステップS2:(ウオームアップ・モジュ
ールのダウンロード) 次にプログラムモジュールの処理実行が完了するまでに
必要とする所要時間が長いウオームアップ・モジュール
のダウンロードを行う。 P:(並列処理) 次にCPU3は、基本プログラムメモリ4にある<ダウ
ンロードタクス>を実行すると同時に、並行処理とし
て、<同時実行タスク>の実行制御を行う。
【0035】<ダウンロードタスク> ステップS3:(ダウンロード実行) 動作プログラムの必要とする残りのプログラムモジュー
ルのダウンロードを実行する。
【0036】ステップS4:(ダウンロード終了?) ダウンロードタスクで、動作プログラムの必要とする全
てのプログラムモジュールのダウンロードが完了したか
を監視する。ダウンロードが終了すれば、ステップS5
へ進む。
【0037】ステップS5:(ウオームアップ・モジュ
ールの実行終了?) 本<ダウンロードタスク>と並列処理を行っている<同
時実行タスク>(リーディング・モジュール、ウオーム
アップ・モジュール)の実行が完了したかを監視する。
実行が完了していれば、本<ダウンロードタスク>を終
了し、装置本体60の動作準備完了とする。
【0038】<同時実行タスク>基本プログラムメモリ
4に記憶されているタスクで、装置の初期化および ステップS6:(リーディング・モジュールの実行) 基本プログラムメモリ4に記憶されているリーディング
・モジュールの実行を開始する。
【0039】ステップS7:ウオームアップ・モジュー
ルの実行) ウオームアップ・モジュールの実行を開始する。
【0040】ステップS8:(ウオームアップ実行終
了) ウオームアップ・モジュールのウオームアップ動作が終
了したかを監視しする。
【0041】ステップS9:(全てのダウンロード終了
?) 全てのモジュールのダウンロードが終了したかを監視す
る。
【0042】全てのプログラムモジュールのダウンロー
ドが終了し、更にウオームアップが完了すると装置本体
60の準備完了とし、装置本体60は通常操作の動作へ
移行する。
【0043】[実施の形態例2] (動作プログラムメモリの分割)図1における本発明の
実施の形態例2での動作プログラム5の分割例(メモリ
マップ)を図4に示す。図4に示す本実施の形態例2で
は動作プログラムメモリ5が、エリア1〜nまでのn個
の固定長エリアに分割されている。各エリアはエリア毎
に消去/書き換えが可能な構成になっている。
【0044】図4に示す動作プログラム5では、リーデ
ィング・モジュールがエリア1に収まり、余りがある。
エリア1には続いてウオームアップ・モジュール記憶さ
れている。ウオームアップ・モジュールは、エリア1か
らエリア2にまたがって記憶されている。エリア2では
ウオームアップ・モジュールの記憶の終わりの次から、
次のプログラムモジュールが開始されている様子を表し
ている。
【0045】図4のように各プログラムモジュールが記
憶されている場合、例えば最初のリーディング・モジュ
ールの書き換えが完了しても、続くウオームアップ・モ
ジュールがまだ書き換え中であり、エリア1が書き換え
モードになっているため、リーディング・モジュールを
同時に読み出して実行することが不可能な状態にある。
従って、リーディング・モジュールは、ウオームアップ
・モジュールのエリア1への書き換えがすべて完了する
まで待つ必要がある。
【0046】図5はこのような場合の処理を含んだ、本
発明の実施の形態例2におけるダウンロードの動作を説
明したフローチャートである。以下図5に従って本発明
の実施の形態例2におけるダウンロードの制御の例を説
明する。
【0047】(ダウンロードの手順2) ステップS21:(リーディング・モジュールのサイズ
収得) まず、装置本体60は、ダウンロード端末1と通信を行
ない、これからダウンロードするリーディング・モジュ
ールのサイズ(容量)を取得する。
【0048】ステップS22:(ウオームアップ・モジ
ュールのサイズ収得) 同様にウオームアップ・モジュールのサイズを取得す
る。
【0049】ステップS23:(ダウンロード・エリア
の決定1) 次にCPU3は動作プログラムメモリ5の分割されたエ
リアの容量に応じてリーディング・モジュールをダウン
ロードするエリアを決定する。
【0050】ステップS24:(ダウンロード・エリア
の決定2) 同様にウオームアップ・モジュールをダウンロードする
エリアを決定しする。
【0051】ステップS25:(ダウンロード開始) リーディング・モジュールのダウンロードを開始する。
【0052】ステップS26:(リーディング・モジュ
ールのダウンロード終了?) CPU3は、リーディング・モジュールのダウンロード
が終了したかどうかを監視する。リーディング・モジュ
ールのダウンロードが終了したならば次のステップへ進
む。
【0053】ステップS27:(次のモジュールのダウ
ンロード開始) 次にダウンロードするモジュール、すなわちウオームア
ップ・モジュール以降ののダウンロードを開始する。
【0054】ステップS28:(ダウンロード・エリア
のアクセス終了?) リーディング・モジュールをダウンロードしたエリア
(本実施の形態例では、エリア1)へのアクセス(ウオ
ームアップ・モジュールの書き換え)が全て完了したか
どうかを監視する。全て完了したならば次のステップへ
進む。
【0055】ステップS29:(リーディング・モジュ
ールの実行開始) リーディング・モジュールの実行を開始する。
【0056】ステップS30:(ウオームアップ・モジ
ュールのダウンロード終了?) このステップでは、前のステップS27でダウンロード
を開始したウオームアップ・モジュールのダウンロード
が終了したかどうかを監視する。ウオームアップ・モジ
ュールのダウンロードが終了したならば、次のステップ
へ進む。
【0057】ステップS31:(以降のモジュールのダ
ウンロード開始) 以降のダウンロードするべき必要とするモジュールのダ
ウンロードを開始する。
【0058】ステップS32:(エリア2のアクセス終
了?) ウオームアップ・モジュールをダウンロードしたエリア
(エリア2)への、他のダウンロードするモジュールの
アクセス(書き換え)が完了したかどうかを監視する。
書き換えが完了したならば、次のステップS33へ進
む。
【0059】ステップS33:(ウオームアップ・モジ
ュールの実行開始) ウオームアップ・モジュールのダウンロードのが完了し
ているので、リーディング・モジュールが終了したなら
ば、引き続いてウオームアップ・モジュールの実行を開
始する。
【0060】ステップS34:(全てのダウンロード終
了?) 必要な全てのプログラムモジュールのダウンロードが終
了したことを監視する。必要な全てのプログラムモジュ
ールのダウンロードが終了したならば、次のステップへ
進む。
【0061】ステップS35:(ウオームアップ終了
?) ウオームアップ・モジュールの実行が終了したかを監視
する。ウオームアップ・モジュールの実行が完了する
と、装置本体60は準備完了し通常操作の動作、即ち待
機状態へ移行する。
【0062】以上、実施の形態例1ならびに実施の形態
2を用いて、本発明の動作プログラム書き換え方法を詳
細に説明した。なお、ダウンロード中に、ダウンロード
に必要とする残りの時間を表示するとことにより、操作
者などが待ち時間を知ることができる。
【0063】本発明を整理すると、次のようになる。
【0064】1)装置本体を制御するCPUにより、ダ
ウンロード等の基本プログラムを格納した基本プログラ
ムメモリと、装置本体による制御動作を行なうための動
作プログラムを格納した動作プログラムメモリとを、そ
れぞれ独立に管理できるようにし、 2)ダウンロード中でも動作プログラムメモリから動作
プログラムを読み出して、装置本体の動作を制御するよ
うに構成し、 3)ここで、ダウンロードするプログラム・モジュール
のダウンロードする順序の優先順位を、装置本体の立ち
上げに必要な順序であって、更に、ダウンロードにより
時間のかかる処理の順序で順位付けを行ない、 4)この優先順位に従い動作プログラムのダウンロード
し、 5)ダウンロードが終了した順に(以降のダウロードを
する必要のあるモジュールをダウンロードしつつ)、動
作プログラムの実行動作を開始する。
【0065】以上のように、本発明による動作プログラ
ム書き換え方法、即ち動作プログラムのダウンロード
と、動作プログラムの実行をできる限り並行処理するこ
とにより装置本体のの立ち上げ時間を短縮することが出
来る。
【0066】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0072】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0073】
【発明の効果】ダウンロード中でも動作プログラムメモ
リから動作プログラムを読み出して、装置本体の動作を
制御するように構成し、装置本体の立ち上げに必要な順
序で、ダウンロードに時間のかかる順序にプログラムの
ダウンロードを行ない、ダウンロードが終了し、実行可
能となった順に、他のモジュールのダウンロードを行い
つつ動作プログラムの実行動作を行なうこと、即ち動作
プログラムのダウンロードと、動作プログラムの実行を
できる限り並行処理することにより、装置本体の立ち上
げ時間を短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の装置本体の構成を示し
たブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例1における動作プログラ
ムメモリのエリア構成を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態例1における装置本体の制
御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態例2における動作プログラ
ムメモリのエリア構成を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態例2における装置本体の制
御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】従来例の装置本体の構成を示したブロック図で
ある。
【図7】従来例におけるプログラムメモリのエリア構成
を説明するための図である。
【符号の説明】
1、51 ダウンロード端末 2、52 インターフェース部(I/F) 3、63 演算処理部(CPU) 4 基本プログラムメモリ 5 動作プログラムメモリ 6、55 作業メモリ 7、56 バス 8〜10、57〜59 信号線 54 プログラムメモリ 50、60 装置本体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラムモジュールからなる動
    作プログラムにより動作する制御手段を有する装置本体
    において、現在動作している動作プログラムを新動作プ
    ログラムに書き換えるにあたって、新動作プログラムを
    外部装置から受け取るためのインタフェース手段と、装
    置本体を動作させる制御手段と、前記制御手段が使用す
    る作業メモリと、任意の容量で分割および書き換えが可
    能である前記制御手段の動作プログラムを格納するため
    の動作プログラム格納手段と、前記動作プログラム格納
    手段へ前記インタフェース手段により受け取った前記新
    動作プログラムを格納するためのプログラムを含む基本
    プログラムを格納する基本プログラム格納手段とを備
    え、 前記外部装置から前記インタフェース手段により受け取
    った新動作プログラムを、前記動作プログラム格納手段
    へ格納する際に、前記新動作プログラムを複数のプログ
    ラムモジュール毎に分割して格納し、前記新動作プログ
    ラムの格納の終了したモジュールより動作を実行するこ
    とを可能としたことを特徴とする動作プログラム書き換
    え方法。
  2. 【請求項2】 前記新動作プログラムの各プログラムモ
    ジュールの容量と同等または各プログラムモジュールの
    入る容量に前記動作プログラム格納手段の容量を分割
    し、 前記外部装置から前記インタフェース手段により受け取
    った前記新動作プログラムの各プログラムモジュール
    を、前記動作プログラム格納手段の前記新動作プログラ
    ムの各プログラムモジュールに対応する容量に分割した
    部分へ格納することを特徴とする請求項1記載の動作プ
    ログラム書き換え方法。
  3. 【請求項3】 前記装置本体を動作させる制御手段は、
    前記新動作プログラムの各プログラムモジュールの書き
    換えが完了した時点で、該プログラムモジュールの動作
    が可能である制御を行うことを特徴とする請求項1また
    は2のいずれか1つに記載の動作プログラム書き換え方
    法。
  4. 【請求項4】 前記現在動作している動作プログラムの
    各プログラムモジュールを、前記新動作プログラムの各
    プログラムモジュールへ書き換えるには、前記新動作プ
    ログラムの各のプログラムモジュール毎に、書き換えの
    優先順位をもって書き換えることを特徴とする請求項1
    乃至3項のいずれか1つに記載の動作プログラム書き換
    え方法。
  5. 【請求項5】 前記現在動作している動作プログラムの
    各プログラムモジュールを、前記新動作プログラムの各
    プログラムモジュールへ書き換えるときの優先順位は、
    装置本体を起動する時に動作させるプログラムモジュー
    ルの順序とし、更に、プログラムモジュールの実行が完
    了までに必要とする所用時間が長い順に上の優先順位と
    することを特徴とする請求項4記載の動作プログラム書
    き換え方法。
  6. 【請求項6】 複数のプログラムモジュールからなる動
    作プログラムにより動作する制御手段を有する装置本体
    であって、現在動作している動作プログラムを新動作プ
    ログラムに書き換えるにあたって、新動作プログラムを
    外部装置から受け取るためのインタフェース手段と、装
    置本体を動作させる制御手段と、前記制御手段が使用す
    る作業メモリと、所定の容量毎に分割および書き換えが
    可能である前記制御手段の動作プログラムを格納するた
    めの動作プログラム格納手段と、前記動作プログラム格
    納手段へ前記インタフェース手段により受け取った前記
    新動作プログラムを格納するためのプログラムを含む基
    本プログラムを格納する基本プログラム格納手段とを備
    え、 前記外部装置から前記インタフェース手段により受け取
    った新動作プログラムを、前記動作プログラム格納手段
    へ格納する際に、前記新動作プログラムを複数のプログ
    ラムモジュール毎に分割して格納し、前記新動作プログ
    ラムの格納の終了したモジュールより動作を実行するこ
    とを可能としたことを特徴とする動作プログラム書き換
    え方法。
  7. 【請求項7】 前記動作プログラム格納手段の所定の分
    割容量は、前記新動作プログラムの各プログラムモジュ
    ールの容量と関連がないことを特徴とする請求項6記載
    の動作プログラム書き換え方法。
  8. 【請求項8】 前記装置本体を動作させる制御手段は、
    前記新動作プログラムの各プログラムモジュール毎に書
    き換えが完了し、更に書き換えが完了したプログラムモ
    ジュールの格納された前記動作プログラム格納手段の最
    後の分割エリアが全て書き換えられた時点で、前記書き
    換えが完了したプログラムモジュールの動作が可能であ
    る制御を行うことを特徴とする請求項6または7項のい
    ずれか1つに記載の動作プログラム書き換え方法。
  9. 【請求項9】 前記現在動作している動作プログラムの
    各プログラムモジュールを、前記新動作プログラムの各
    プログラムモジュールへ書き換えるには、前記新動作プ
    ログラムの各々のプログラムモジュール毎に、書き換え
    の優先順位をもって書き換えることを特徴とする請求項
    6乃至8項のいずれか1つに記載の動作プログラム書き
    換え方法。
  10. 【請求項10】 前記現在動作している動作プログラム
    の各プログラムモジュールを前記新動作プログラムの各
    プログラムモジュールへ書き換えるときの優先順位は、
    装置本体を起動する時に動作させるプログラムモジュー
    ルの順序とし、更に、プログラムモジュールの実行が完
    了までに必要とする所用時間が長い順に上の優先順位と
    することを特徴とする請求項9記載の動作プログラム書
    き換え方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172305A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Nec Corp 無線基地局装置及びプログラムダウンロード方法並びにそのプログラム
JP2011193149A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置およびその起動方法
JP2013232100A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置におけるファームウエアの更新方法およびプログラム
JP2019091125A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 株式会社ウフル 下位装置、ファームウェア及びその更新方法

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