JP2001324188A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001324188A
JP2001324188A JP2000143135A JP2000143135A JP2001324188A JP 2001324188 A JP2001324188 A JP 2001324188A JP 2000143135 A JP2000143135 A JP 2000143135A JP 2000143135 A JP2000143135 A JP 2000143135A JP 2001324188 A JP2001324188 A JP 2001324188A
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JP
Japan
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solar radiation
air conditioner
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determined
temperature
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JP2000143135A
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English (en)
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Toshikatsu Takami
敏勝 高見
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日射を考慮した運転能力の制御を行うこと
で、気温の変化に応じた適度な温度環境を実現できる省
エネルギーな空気調和機を提供する。 【解決手段】 室内機1及び室外機2に太陽電池パネル
3,4を備え、該太陽電池パネル3,4により発電され
た電力量に基づき室内及び室外における日射量を算出
し、それらの日射量に応じて冷房能力を可変する日射量
追従モードを選択できるようにした。この日射量追従モ
ードは、室外における前記日射量に基づき日中・夜間の
判定を行い、日中であると判定されたときは、室内及び
室外における前記日射量によって気温の変化を予測し、
気温が上昇傾向にあると判断されたきは、冷房能力を抑
え、気温が一定若しくは下降傾向にあると判断されたと
きは、従来の冷房運転モードに移行する制御である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−233243号公報に開示さ
れている従来の空気調和機は、室内の照度や温度を検出
し、これらと現在時刻に基づき、運転モードに対し設定
温度の補正を行うものであり、これによって室内におい
て快適な温度環境を実現するように構成されたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の空気調和機
においては、運転モードに対し設定温度の補正をかける
に当たり考慮する照度は室内の照度のみであるが、実際
の冷房運転時には、室温は室外の日射の影響を強く受け
ることから、室外の日射量を考慮した補正を行うことが
望ましい。しかしながら、上記従来の空気調和機では室
外機側に照度センサを設けていないため、そのような制
御ができず、日射量と設定温度の補正とのアンバランス
を完全な形で是正するまでには至らなかった。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、日射を考慮した運転能力の制御を行うこ
とで、気温の変化に応じた適度な温度環境を実現できる
省エネルギーな空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による空気調和機は、室内機及び室外機に太
陽電池を備え、該太陽電池により発電された電力量に基
づき室内及び室外における日射量を算出し、それらの日
射量に応じて冷房能力を可変する日射量追従モードを選
択できるようにしたことを特徴とする。
【0006】尚、前記日射量追従モードは、室外におけ
る前記日射量に基づき日中・夜間の判定を行い、日中で
あると判定されたときは、室内及び室外における前記日
射量によって気温の変化を予測し、気温が上昇傾向にあ
ると判断されたきは、冷房能力を抑え、気温が一定若し
くは下降傾向にあると判断されたときは、従来の冷房運
転モードに移行する制御である。
【0007】これによると、日射量追従モードが選択さ
れると、室内外の日射量によって予測された気温の変化
に応じて冷房能力が適切に可変される。
【0008】また、本発明による空気調和機は、前記日
射量追従モードにおいて、室外における前記日射量に基
づき、日中であると判定されたときは、前記日射量追従
モードでの運転を使用者が任意に中止できるようにした
ことを特徴とする。
【0009】これによると、一旦日射量追従モードを選
択した場合であっても、空気調和機の電源を切ることな
く、それを後から取り消すことができる。
【0010】また、本発明による空気調和機は、前記日
射量追従モードにおいて、室外における前記日射量に基
づき、夜間であると判定されたときは、更に室内機側の
前記太陽電池の発電量により室内照明の点灯・消灯を判
定し、点灯と判定されたときは、従来の冷房運転モード
に移行し、消灯と判定されたときは、冷房能力を抑える
ようにしたことを特徴とする。
【0011】これによると、通常、夜間に室内の照明を
消灯しているときは、就寝時であることから、消灯とと
もに自動的に冷房能力が抑えられ、就寝中の人にも害の
ない穏やかな冷房運転を容易に実現できる。
【0012】尚、前記日射量追従モードのON/OFF
機能を設けると、使用者が任意でこのモードを選択でき
るため、空気調和機の使い勝手が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る空気
調和機の外観斜視図である。図1において、1は空気調
和機の室内機、2は空気調和機の室外機、3及び4はそ
れぞれ室内機1及び室外機2の外観部分の適当な位置に
配設された室内側太陽電池パネル及び室外側太陽電池パ
ネル、5はリモコン、6はリモコン5の受信部である。
【0014】次に、このような構成を有する空気調和機
の運転制御について、図2のブロック図、図3のフロー
チャートに従って説明する。まず、冷房、除湿等の運転
モードを選択して空気調和機の運転を開始させる際、ス
テップS1で室外の日射量に応じた日射量追従モードの
選択を使用者がリモコン5で決定する。リモコン5から
の送信情報は受信部6で受け取られた後、制御部7に転
送される。日射量追従モードをOFFにしたときは、ス
テップS3に進み、制御部7は使用者が設定した温度等
に基づき、従来通りの運転を行う。
【0015】一方、日射量追従モードをONにして運転
を開始したときは、ステップS2で室外側太陽電池パネ
ル4により発電された電力量に基づき日射量演算部9に
より日射量を算出し、この入力を用いて制御部7はステ
ップS4で現時点が日中であるか夜間であるかの判定を
行う。
【0016】もし、日中であると判定されたときは、ス
テップS5に進み、日射量に応じて冷房能力を可変させ
る運転を行うか否かの決定をリモコン5から使用者が行
う。このときの決定は、ステップS1において選択した
日射量追従モードを中止する場合だけの操作であり、も
し、所定時間経過しても上記の決定操作が行われなかっ
たときは、日射量追従モードでの運転を続行するものと
して、自動的にステップS6に進む。
【0017】ステップS6では、室内側太陽電池パネル
3の発電量に基づき、日射量演算部8で室内の日射量を
算出する。尚、この場合の日射量とは、窓等から差し込
む日射によってもたらされる室内の照度のことである。
そして、ステップS7に進み、室内外の日射量に基づ
き、制御部7内の気温予測手段(図示せず)により、こ
れからの気温の動向を予測する。
【0018】そして、ステップS8で気温が上昇傾向に
あると判断されたときは、ステップS9に進んで、制御
部7は気温の上昇に伴い冷房能力を下げるよう(即ち、
設定温度を最初より高く設定し直すよう)能力可変回路
10に指令を出す。逆に、ステップS8で気温が一定若
しくは下降傾向にあると判断されたときは、ステップS
10に進んで、設定温度に従って従来通りの運転を行
う。これにより、気温の変化に追従した形で冷房能力が
可変されるため、冷房運転時の省エネが図られる。
【0019】一方、ステップS5で、日射量追従モード
を中止するようリモコン5を操作した場合は、ステップ
S11に進み、室内側太陽電池パネル3の発電量に基づ
き、日射量演算部8で室内の日射量を算出する。尚、こ
の場合の日射量とは、窓等から差し込む日射によっても
たらされる室内の照度のことである。そして、ステップ
S12に進み、室内外の日射量に基づき、制御部7内の
気温予測手段(図示せず)によりこれからの気温の動向
を予測する。
【0020】そして、ステップS13で気温が上昇傾向
にあると判断されたときは、ステップS14に進んで、
制御部7は気温の上昇に伴い冷房能力をを高めるよう
(即ち、設定温度を最初より低く設定し直すよう)能力
可変回路10に指令を出す。逆に、ステップS13で気
温が一定若しくは下降傾向にあると判断されたときは、
ステップS15に進んで、設定温度に従って従来通りの
運転を行う。これにより、気温の変化に追従した形で冷
房能力が可変されるため、冷房運転時の快適性が向上す
る。
【0021】また、ステップS4において、夜間である
と判定されたときは、ステップS16に進み、室内側太
陽電池パネル3の発電量に基づき、日射量演算部8で室
内の照度を算出する。そして、ステップS17で、制御
部7が室内の照明の点灯・消灯を判定する。通常、夜間
に室内照明が消灯されているときは、就寝中であるの
で、ステップS17で消灯と判定された場合は、ステッ
プS18に進み、能力可変回路10に対し、冷房能力を
下げて就寝中の人に害のない穏やかな「お休み運転」を
行うよう指令を出す。それに対し、ステップS17で室
内照明の点灯と判定されたときは、ステップS19に進
み、設定温度に従って従来通りの運転を行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、室
内機及び室外機に太陽電池を備え、該太陽電池により発
電された電力量に基づき室内及び室外における日射量を
算出し、それらの日射量に応じて冷房能力を可変する日
射量追従モードを選択できるようにしたことにより、例
えば気温が上昇傾向にあるときは、温度の上昇に伴い冷
房能力を抑えるような制御を行える。これにより、冷房
運転時の省エネが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の概略斜視図であ
る。
【図2】 その空気調和機の制御機構のブロック図で
ある。
【図3】 その空気調和機の動作の一例のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 空気調和機室内機 2 空気調和機室外機 3 室内側太陽電池パネル 4 室外側太陽電池パネル 5 リモコン 6 受信部 7 制御部 8,9 日射量演算部 10 能力可変回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機及び室外機に太陽電池を備え、該
    太陽電池により発電された電力量に基づき室内及び室外
    における日射量を算出し、それらの日射量に応じて冷房
    能力を可変する日射量追従モードを選択できるようにし
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記日射量追従モードは、室外における
    前記日射量に基づき日中・夜間の判定を行い、 日中であると判定されたときは、室内及び室外における
    前記日射量によって気温の変化を予測し、 気温が上昇傾向にあると判断されたきは、冷房能力を抑
    え、 気温が一定若しくは下降傾向にあると判断されたとき
    は、従来の冷房運転モードに移行する制御であることを
    特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記日射量追従モードにおいて、室外に
    おける前記日射量に基づき、日中であると判定されたと
    きは、前記日射量追従モードでの運転を使用者が任意に
    中止できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記日射量追従モードにおいて、室外に
    おける前記日射量に基づき、夜間であると判定されたと
    きは、更に室内機側の前記太陽電池の発電量により室内
    照明の点灯・消灯を判定し、 点灯と判定されたときは、従来の冷房運転モードに移行
    し、 消灯と判定されたときは、冷房能力を抑えるようにした
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の空気調
    和機。
  5. 【請求項5】 前記日射量追従モードのON/OFF機
    能を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載の空気調和機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064344A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Hitachi Ltd 空調管理システム、プログラム、空調機
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JP2012072994A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sharp Corp 光検出装置及びこれを備えた電気機器
JP2012220031A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Panasonic Corp 空気調和機
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CN110220270A (zh) * 2019-06-19 2019-09-10 珠海格力电器股份有限公司 智能控制空调设备的方法及装置、空调设备和存储介质

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