JP2001322719A - コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法 - Google Patents

コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法

Info

Publication number
JP2001322719A
JP2001322719A JP2000141421A JP2000141421A JP2001322719A JP 2001322719 A JP2001322719 A JP 2001322719A JP 2000141421 A JP2000141421 A JP 2000141421A JP 2000141421 A JP2000141421 A JP 2000141421A JP 2001322719 A JP2001322719 A JP 2001322719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
seal
wireless
unloading
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000141421A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawase
晃 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2000141421A priority Critical patent/JP2001322719A/ja
Publication of JP2001322719A publication Critical patent/JP2001322719A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シールの施封の確認とシール番号の自動読み
取りを可能としてコンテナターミナルにおける荷役効率
の向上を図る。 【解決手段】 コンテナの船積み、船卸しする際に、コ
ンテナ1の開閉扉に、施封した状態でのみシール番号を
発信可能な無線ICシールタグ7を取り付け、コンテナ
クレーンに、無線ICシールタグ7との間で受・発信す
るリーダ8を有する無線アンテナ9を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾に設置される
コンテナクレーンによってるコンテナの船積み、船卸し
する際に、コンテナのシールを自動的に確認するコンテ
ナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャー
シ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を
積み込み、積み込みが完了したら船会社から支給された
シールによりコンテナの開閉扉を施封してコンテナター
ミナルにコンテナを搬入したのち、コンテナクレーンに
よってコンテナの船積みをする際にシールの確認を行
う。また、輸入コンテナを船卸しする際にもシールの確
認を行う。
【0003】図4はシャーシに載置したコンテナの背面
斜視図である。図において、1はコンテナである。コン
テナ1はシャーシ2上に載置されている。1aは開閉扉
で、扉のハンドル部分がシール3により施封されてい
る。図5(A)はシールの一例の平面図で、施封する前
の状態を示している。シール3は、カバー部分3aとバ
ンド部分3bとからなり、バンド部分3bの先端に突起
3cが設けられており、バンド部分3bにはシール番号
が刻印されている。カバー部分3aはアルミ製、バンド
部分3bはカラー鉄板製である。図5(B)はシール3
を施封した状態を示している。平面状のバンド部分3b
を曲げて突起3cをカバー部分3aの図示しない穴に挿
入してかしめると、シール3はループを形成し、破壊し
ない限り、再び開かないようになっている。なお、シー
ル3は、上記のバンド型に限らず、ロッド型、ワイヤ型
など種々の形式のものがある。
【0004】コンテナ1はシャーシ2に載置されて、コ
ンテナターミナルに運ばれる。コンテナターミナル入口
ゲートでゲートマンがシール3のシール番号と施封状態
とをチェックする。コンテナ1はコンテナターミナル内
でヤードクレーンにより一旦段積貯蔵される。コンテナ
1をコンテナ船に船積みするときには、ヤードクレーン
によってシャーシ2に載置されて岸壁に運ばれ、そこで
コンテナクレーンによってコンテナ船に船積みされる。
船積みのときに再びシール3のチェックをするが、コン
テナと運転室とは離れており、コンテナクレーンの運転
士はシール3が良く見えないので別の職員がチェック
し、コンテナクレーンの運転士に連絡する。
【0005】コンテナ1をコンテナ船から船卸しする際
にも、シール3の確認を行うので同様の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンテナの船積み、船卸しの管理方法では、以上述べた
ように、コンテナクレーンの運転士が別の職員にシール
3をチェックしてもらって、シール番号を連絡してもら
い、その番号が予め渡されたリスト通りであるか否かを
確認するか、そのシール番号を端末に入力し、物流セン
タのコンピュータと交信してシール番号の確認を行って
いるので、番号の読み誤りや入力ミスがあると、船積
み、船卸しを一旦停止して再確認を行わねばならず、コ
ンテナの荷役効率が悪化してしまう。
【0007】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出したもので、コンテナターミナル内の自動化の一環
としてシールの施封の確認とシール番号の自動読み取り
を可能としたコンテナの船積み、船卸しの管理装置およ
び管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1記載発明のコンテナの船積み、船卸し
の管理装置はコンテナの開閉扉に、施封した状態でのみ
シール番号を発信可能な無線ICシールタグを取り付
け、コンテナクレーンに、無線ICシールタグとの間で
受・発信するリーダを有する無線アンテナを設置したも
のである。
【0009】また、請求項2記載発明のコンテナの船積
み、船卸しの管理方法は請求項1記載のコンテナの船積
み、船卸しの管理装置により、コンテナの船積み、船卸
しの管理を行うものであって、コンテナを船積み、船卸
しするときに、コンテナクレーンに設置した無線アンテ
ナのリーダがコンテナの開閉扉に取り付けた無線ICシ
ールタグからシール番号を読み取り、施封状態およびシ
ール番号の確認を行うようにしたものである。
【0010】次に本発明の作用を説明する。船会社から
送られてきた空のコンテナに荷物を積み込み、それが完
了したら、コンテナの開閉扉を閉めて、船会社から支給
された、施封した状態でのみシール番号を発信可能な無
線ICシールタグを取り付け、施封し、トレーラに載せ
てコンテナターミナルに送る。施封したコンテナを船積
みするときにはコンテナクレーンに設置した無線アンテ
ナのリーダが無線ICシールタグからシール番号を読み
取り、物流情報センターに送る。物流情報センターのコ
ンピュータは、施封されていることを確認するととも
に、シール番号が別途送られた情報と一致するか否かを
確認する。
【0011】このように、コンテナ開閉扉に取り付けら
れた無線ICシールタグとコンテナクレーンに設置され
た無線アンテナによってシール番号を読み取るようにし
たので、番号の読み誤りや入力ミスを無くすことができ
る。番号の読み誤りや入力ミスがあったときの再確認が
必要ないので、コンテナの荷役効率の向上を図ることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本願請求項1記載
のコンテナの船積み、船卸しの管理装置の概念図、図2
(A)は無線ICシールタグの施封前の平面図、図2
(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す斜視
図である。図3(A)はコンテナクレーンにより船積み
をしている状態を示す正面図、図3(B)は船卸しをし
ている状態を示す正面図、図6は無線アンテナと無線I
Cシールタグの交信状態の説明図である。これらの図に
おいて従来例として図3および図4を用いて説明したも
のと共通の部分については同じ符号を付している。
【0013】これらの図において、1はコンテナであ
る。4はトラクタヘッド、5はシャーシ2とトラクタヘ
ッド4とを組み合わせたトレーラ、6は物流情報センタ
のコンピュータ、7はコンテナ1の後面の開閉扉1a
(図4参照)を封印した無線ICシールタグである。8
はリーダ、9はコンテナクレーンに設置された無線アン
テナである。10はコンテナクレーン、11はコンテナ
船である。
【0014】無線ICシールタグ7は、図2(A)に示
すように、カバー7dとプラスチックまたはFRP製の
バンド7gを有している。バンド7gの先端に突起7e
が配設されている。バンド7gにはICチップ7aと配
線7bが埋め込まれており、配線7bの先端は突起7e
およびカバー7d内部に達している。図2(B)に示す
ように、施封するときにはバンド7gを曲げて突起7e
をカバー7dの底面にある図示しない穴に挿入し、かし
めると無線ICシールタグ7はループを形成するととも
に、配線7bの先端同志が接続して接点7cを形成し、
ループ状の閉回路が完成して無線ICシールタグ7が発
信可能になる。このように施封すると無線ICシールタ
グ7は、破壊しない限り、再び開かないようになってい
る。無線ICシールタグ7は、常時は発信することな
く、無線アンテナ9に配設されたリーダ8からの電力の
供給を受けて発信するようになっている。
【0015】無線アンテナ9に配設したリーダ8は、一
例として、たとえば、図6に示すように、コイル8aを
内蔵しており、コンテナ1を載せたトレーラ5がコンテ
ナクレーン10の下に来ると、無線ICシールタグ7に
適当な波長の電波を発信して施封した無線ICシールタ
グ7からシール番号を発信させ、その信号を受信してシ
ール番号を読み取り、コンピュータ6との間で交信しシ
ール番号の確認をする。
【0016】次に本実施形態の作用を説明する。船会社
から送られてきた空のコンテナ1に荷物を積み込み、そ
れが完了したら、コンテナ1の開閉扉1aを閉めて、船
会社から支給された、施封した状態でのみシール番号を
発信可能な無線ICシールタグ7を取り付け、施封し、
トレーラ5に載せてコンテナターミナルに送る。施封し
たコンテナ1を船積みするときにはコンテナクレーン1
0に設置した無線アンテナ9のリーダ8が無線ICシー
ルタグ7からシール番号を読み取り、物流情報センター
に送る。物流情報センターのコンピュータ6は、施封さ
れていることを確認するとともに、シール番号が別途送
られた情報と一致するか否かを確認する。
【0017】このように、コンテナ開閉扉1aに取り付
けられた無線ICシールタグ7とコンテナクレーン10
に設置された無線アンテナ9によってシール番号を読み
取るようにしたので、番号の読み誤りや入力ミスを無く
すことができる。番号の読み誤りや入力ミスがあったと
きの再確認が必要ないので、コンテナの荷役効率の向上
を図ることができる。コンテナ1を船卸しする場合も同
様である。
【0018】本発明は以上述べた実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。たとえば、無線ICシールタグは、例
示したものに限らずどのような形式のものでもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナの
船積み、船卸しの管理装置および管理方法は、コンテナ
の開閉扉をシール番号を入力した無線ICシールタグで
施封し、コンテナクレーンに設置された無線アンテナに
よりシール番号を読み取りコンピュタで確認するように
したので、シール番号の読み誤りや入力ミスが無くな
り、荷役効率の向上を図ることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコンテナの船積み、船卸しの管理装
置の概念図である。
【図2】無線ICシールタグの図であり、(A)は施封
前の平面図であり、(B)は施封した状態を示す斜視図
である。
【図3】コンテナの船積み、船卸しの状態を示す正面図
で、(A)は船積み、(B)は船卸しの状態を示す。
【図4】従来のコンテナのシール状態を示す背面斜視図
である。
【図5】従来のシールタグの一例を示す図である。
【図6】リーダおよび無線ICシールタグの一例につい
て、その作動原理を示す図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 1a コンテナの開閉扉 2 シャーシ 5 トレーラ 6 コンピュータ 7 無線ICシールタグ 8 リーダ 9 無線アンテナ 10 コンテナクレーン 11 コンテナ船

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナの開閉扉に、施封した状態での
    みシール番号を発信可能な無線ICシールタグを取り付
    け、コンテナクレーンに、無線ICシールタグとの間で
    受・発信するリーダを有する無線アンテナを設置したこ
    とを特徴とするコンテナの船積み、船卸しの管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテナの船積み、船卸
    しの管理装置により、コンテナの船積み、船卸しの管理
    を行うコンテナの船積み、船卸しの管理方法であって、
    コンテナを船積み、船卸しするときに、コンテナクレー
    ンに設置した無線アンテナのリーダがコンテナの開閉扉
    に取り付けた無線ICシールタグからシール番号を読み
    取り、施封状態およびシール番号の確認を行うようにし
    たことを特徴とするコンテナの船積み、船卸しの管理方
    法。
JP2000141421A 2000-05-15 2000-05-15 コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法 Pending JP2001322719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141421A JP2001322719A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141421A JP2001322719A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001322719A true JP2001322719A (ja) 2001-11-20

Family

ID=18648539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000141421A Pending JP2001322719A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001322719A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009152714A1 (zh) * 2008-06-20 2009-12-23 成都货安计量技术中心 兼容型电子施封锁
JP2020204982A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 日野自動車株式会社 車両制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009152714A1 (zh) * 2008-06-20 2009-12-23 成都货安计量技术中心 兼容型电子施封锁
JP2020204982A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 日野自動車株式会社 車両制御システム
JP7234046B2 (ja) 2019-06-19 2023-03-07 日野自動車株式会社 車両制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200272986A1 (en) Smart physical closure in supply chain
US6665585B2 (en) Method and apparatus for container management
US20070132547A1 (en) System for sending information of container and system for tracing container comprising the same
US20100194579A1 (en) Container security device, container security system, and security management method
KR20090025020A (ko) Rfid를 이용하는 컨테이너 화물하역 관리시스템 및 그방법
EP1774498A1 (en) Electronic security seal
JP4862232B2 (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法と無線icシールタグ
JP2001322719A (ja) コンテナの船積み、船卸しの管理装置および管理方法
JP4632012B2 (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置
JP2001213522A (ja) コンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置および管理方法
JP2001213524A (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出管理装置および管理方法
KR20160104499A (ko) Rfid인식을 이용한 컨테이너 위치추적 시스템
JP4632011B2 (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法、管理装置および無線icキー・シールタグ
KR100948990B1 (ko) 컨테이너선의 선적/하역 관리정보를 이용한 힐링/리스트보정시스템
JP2009220952A (ja) コンテナターミナルゲートの受付手続システム
JPH11240609A (ja) 陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備
JP4711036B2 (ja) ストックヤードの運用管理方法および管理装置
JP2001220019A (ja) コンテナターミナルの出口におけるコンテナの管理装置および管理方法
JP4662008B2 (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置
KR100846060B1 (ko) 전자태그 및 위치인식 기술을 이용한 화물 용기 개폐시스템 및 방법
KR20090045670A (ko) Rfid를 이용한 컨테이너선의 선적,하역 관리시스템
JP2006282338A (ja) コンテナターミナルゲート
JP2001213523A (ja) コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出管理装置および管理方法
JP4445349B2 (ja) Idタグとその外部アンテナとの組体
JP2001240248A (ja) コンテナの船積・船卸の管理装置および管理方法