JP2001322302A - 印刷記録方法 - Google Patents
印刷記録方法Info
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- JP2001322302A JP2001322302A JP2000148634A JP2000148634A JP2001322302A JP 2001322302 A JP2001322302 A JP 2001322302A JP 2000148634 A JP2000148634 A JP 2000148634A JP 2000148634 A JP2000148634 A JP 2000148634A JP 2001322302 A JP2001322302 A JP 2001322302A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷記録に要するインクリボンの消費量を保
持するとともに、印刷記録面での印刷記録の画質を鮮明
にした。 【解決手段】 インク層51b1、51b2を有するマルチタイ
ムインクリボン50と、マルチタイムインクリボン50と対
向配置された記録紙100とに対して、画像記録情報に応
じて、加熱した複数の発熱素子11aを有するサーマルヘ
ッド11を押圧して、記録紙100にインク層51b1、51b2の
インクの一部を転写する際に、記録紙100の同一行にお
いて、印刷開始端から印刷終了端にかけてマルチタイム
インクリボン50を巻送りながらサーマルヘッド11の走査
を行い、印刷終了端でマルチタイムインクリボン50を巻
戻しながら、サーマルヘッド11を同一行の印刷開始端に
再び配置し、マルチタイムインクリボン50のインク層51
b1、51b2の同一部分を再び巻送りながらサーマルヘッド
11の走査を行い、サーマルヘッド11の走査を複数回繰返
して行い、記録紙100の同一行にインク層51b1、51b2の
インクを転写させて重ねて印刷記録するものである。
持するとともに、印刷記録面での印刷記録の画質を鮮明
にした。 【解決手段】 インク層51b1、51b2を有するマルチタイ
ムインクリボン50と、マルチタイムインクリボン50と対
向配置された記録紙100とに対して、画像記録情報に応
じて、加熱した複数の発熱素子11aを有するサーマルヘ
ッド11を押圧して、記録紙100にインク層51b1、51b2の
インクの一部を転写する際に、記録紙100の同一行にお
いて、印刷開始端から印刷終了端にかけてマルチタイム
インクリボン50を巻送りながらサーマルヘッド11の走査
を行い、印刷終了端でマルチタイムインクリボン50を巻
戻しながら、サーマルヘッド11を同一行の印刷開始端に
再び配置し、マルチタイムインクリボン50のインク層51
b1、51b2の同一部分を再び巻送りながらサーマルヘッド
11の走査を行い、サーマルヘッド11の走査を複数回繰返
して行い、記録紙100の同一行にインク層51b1、51b2の
インクを転写させて重ねて印刷記録するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチカラー、ま
たは昇華等の繰返し使用可能なマルチタイムインクリボ
ンを用いて、印刷記録する印刷記録方法に関し、特に、
シリアル熱転写方式のプリンタに最適な印刷記録方法に
関する。
たは昇華等の繰返し使用可能なマルチタイムインクリボ
ンを用いて、印刷記録する印刷記録方法に関し、特に、
シリアル熱転写方式のプリンタに最適な印刷記録方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリアル熱転写方式の印刷記録
装置は、インクを塗布したリボン又はシート上に、画像
記録情報に応じて加熱した複数の発熱素子を有するサー
マルヘッドを押圧して、インクを溶融または昇華(蒸
発)させて記録紙に転写し、1文字ずつ印刷(画像)記
録するものである。印刷記録装置には、インクリボンを
備えたリボンカセットが着脱可能となっている。このイ
ンクリボンは、樹脂フィルムからなるベースと、このベ
ースに塗布形成されたインク層とから構成されている。
そして、記録紙とインクリボンを重ねた状態で、記録紙
上をサーマルヘッドが押圧しながら走査して、インクリ
ボンのインク層から剥離したインクが記録紙上に転写し
て、所望の印刷記録が行われるようになっている。
装置は、インクを塗布したリボン又はシート上に、画像
記録情報に応じて加熱した複数の発熱素子を有するサー
マルヘッドを押圧して、インクを溶融または昇華(蒸
発)させて記録紙に転写し、1文字ずつ印刷(画像)記
録するものである。印刷記録装置には、インクリボンを
備えたリボンカセットが着脱可能となっている。このイ
ンクリボンは、樹脂フィルムからなるベースと、このベ
ースに塗布形成されたインク層とから構成されている。
そして、記録紙とインクリボンを重ねた状態で、記録紙
上をサーマルヘッドが押圧しながら走査して、インクリ
ボンのインク層から剥離したインクが記録紙上に転写し
て、所望の印刷記録が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリアル熱
転写方式の印刷記録装置において、出願人は、同一行に
おけるサーマルヘッドの走査を複数回行い、記録紙の印
刷記録面にインクリボンのインク層のインクを転写させ
て印刷記録し、1回の転写にて未転写部分が生じたとし
ても、その後の複数回の転写にて重ね印刷記録すること
により、この印刷記録状態が均一となりその濃淡ムラが
改善されることを提案している。しかしながら、近年、
この種のシリアル熱転写方式の印刷記録装置では、デジ
タルカメラ、スキャナ等の入力装置やデジタル機器から
の画像情報に基づいて、高画質の画像印刷記録がますま
す要求されてきているとともに、その印刷記録に要する
ランニングコストが高くならないようにする必要性があ
った。
転写方式の印刷記録装置において、出願人は、同一行に
おけるサーマルヘッドの走査を複数回行い、記録紙の印
刷記録面にインクリボンのインク層のインクを転写させ
て印刷記録し、1回の転写にて未転写部分が生じたとし
ても、その後の複数回の転写にて重ね印刷記録すること
により、この印刷記録状態が均一となりその濃淡ムラが
改善されることを提案している。しかしながら、近年、
この種のシリアル熱転写方式の印刷記録装置では、デジ
タルカメラ、スキャナ等の入力装置やデジタル機器から
の画像情報に基づいて、高画質の画像印刷記録がますま
す要求されてきているとともに、その印刷記録に要する
ランニングコストが高くならないようにする必要性があ
った。
【0004】本発明の目的は、印刷記録に要するインク
リボンの消費量を維持しながら、記録紙に印刷記録され
た印刷記録面の画質をより高画質にした印刷記録方法を
提供することにある。
リボンの消費量を維持しながら、記録紙に印刷記録され
た印刷記録面の画質をより高画質にした印刷記録方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、繰返し使用可能なインク層を
有するインクリボンと、該インクリボンと対向配置され
た記録紙とに対して、画像記録情報に応じて、加熱した
複数の発熱素子を有するヘッドを押圧して、該記録紙に
該インク層のインクの一部を転写する際に、記録紙の同
一行において、印刷開始端から印刷終了端にかけてイン
クリボンを巻送りしながらヘッドの走査を行い、該印刷
終了端でインクリボンを巻戻しながら、ヘッドを同一行
の印刷開始端に再び配置し、インクリボンのインク層の
同一部分を再び巻送りながらヘッドの走査を行い、該ヘ
ッドの走査を複数回繰返して行い、記録紙の同一行にイ
ンク層のインクを転写させて重ねて印刷記録するもので
ある。
の第1の解決手段として、繰返し使用可能なインク層を
有するインクリボンと、該インクリボンと対向配置され
た記録紙とに対して、画像記録情報に応じて、加熱した
複数の発熱素子を有するヘッドを押圧して、該記録紙に
該インク層のインクの一部を転写する際に、記録紙の同
一行において、印刷開始端から印刷終了端にかけてイン
クリボンを巻送りしながらヘッドの走査を行い、該印刷
終了端でインクリボンを巻戻しながら、ヘッドを同一行
の印刷開始端に再び配置し、インクリボンのインク層の
同一部分を再び巻送りながらヘッドの走査を行い、該ヘ
ッドの走査を複数回繰返して行い、記録紙の同一行にイ
ンク層のインクを転写させて重ねて印刷記録するもので
ある。
【0006】また、第2の解決手段として、ヘッドを同
一行の印刷開始端に再び配置する際に、記録紙を改行幅
よりも小さく紙送りし、ヘッドにより同一行の一部を重
ねて印刷記録するものである。
一行の印刷開始端に再び配置する際に、記録紙を改行幅
よりも小さく紙送りし、ヘッドにより同一行の一部を重
ねて印刷記録するものである。
【0007】また、第3の解決手段として、インクリボ
ンは、インク層に異なる色のインクを順次規則的に配列
して形成し、各色のインク層の長さを記録紙の1つの行
の幅に等しくし、同一行を各色で繰返し印刷記録するも
のにおいて、記録紙に転写する該インクの色を切換え
て、ヘッドが印刷終了端から印刷開始端に移る際に、該
インクリボンを巻戻さないようにしたものである。
ンは、インク層に異なる色のインクを順次規則的に配列
して形成し、各色のインク層の長さを記録紙の1つの行
の幅に等しくし、同一行を各色で繰返し印刷記録するも
のにおいて、記録紙に転写する該インクの色を切換え
て、ヘッドが印刷終了端から印刷開始端に移る際に、該
インクリボンを巻戻さないようにしたものである。
【0008】また、第4の解決手段として、記録紙に転
写するインクの色を切換える際に、該記録紙を改行幅よ
りも小さく紙送りし、ヘッドにより同一行の一部を重ね
て印刷記録するものである。
写するインクの色を切換える際に、該記録紙を改行幅よ
りも小さく紙送りし、ヘッドにより同一行の一部を重ね
て印刷記録するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態である、
モノカラーのマルチタイムインクリボンを用いた印刷記
録方法を図1、図2、図5及び図6に基づいて以下に説
明する。図6に示すように、上記印刷記録方法に用いら
れる繰返し使用可能なマルチタイムインクリボン50
は、樹脂フィルムからなるベース51aと、このベース
51aに複数の層に積層形成されたインク層51b1、
51b2とから構成されている。インク層51b1、5
1b2は、印刷記録時に上層から順次転写されることに
より、複数回繰り返して使用できる(いわゆるマルチタ
イム)ようになっている。このマルチタイムインクリボ
ン50を用いた場合には、1回目の印刷記録においてイ
ンク層51b1が印刷記録に供され、2回目の印刷記録
には1回目の印刷記録において転写されなかったインク
層51b1の残存部分とインク層51b2が供され、1
度の転写ではその厚み方向にすべてが剥離しないように
なっている。そして、モノカラータイプのマルチタイム
インクリボン50は、Y(イエロー)、M(マゼン
ダ)、C(シアン)、K(ブラック)等の各単色(モノ
カラー)のみのインクリボンとなっている。
モノカラーのマルチタイムインクリボンを用いた印刷記
録方法を図1、図2、図5及び図6に基づいて以下に説
明する。図6に示すように、上記印刷記録方法に用いら
れる繰返し使用可能なマルチタイムインクリボン50
は、樹脂フィルムからなるベース51aと、このベース
51aに複数の層に積層形成されたインク層51b1、
51b2とから構成されている。インク層51b1、5
1b2は、印刷記録時に上層から順次転写されることに
より、複数回繰り返して使用できる(いわゆるマルチタ
イム)ようになっている。このマルチタイムインクリボ
ン50を用いた場合には、1回目の印刷記録においてイ
ンク層51b1が印刷記録に供され、2回目の印刷記録
には1回目の印刷記録において転写されなかったインク
層51b1の残存部分とインク層51b2が供され、1
度の転写ではその厚み方向にすべてが剥離しないように
なっている。そして、モノカラータイプのマルチタイム
インクリボン50は、Y(イエロー)、M(マゼン
ダ)、C(シアン)、K(ブラック)等の各単色(モノ
カラー)のみのインクリボンとなっている。
【0010】図5及び図6に示すように、シリアル熱転
写方式の印刷記録装置10は、複数の発熱素子11aを
備えたサーマルヘッド11と、このサーマルヘッド11
に対向配置した平板状のプラテン13とを有している。
印刷記録装置10には、サーマルヘッド11とマルチタ
イムインクリボン50とが対向配置するように、上記マ
ルチタイムインクリボン50を有するリボンカセットが
装着されている。図5に示すように、リボンカセット
は、図示しないカセットケース内にマルチタイムインク
リボン50が両端側から巻回した円筒状の送出しコア5
2、及び巻取りコア54とを離間させて回転可能に配設
し、両コア52、54間に送出しコア52側から巻取り
コア54側へ搬送供給されるマルチタイムインクリボン
50の走行路を形成している。
写方式の印刷記録装置10は、複数の発熱素子11aを
備えたサーマルヘッド11と、このサーマルヘッド11
に対向配置した平板状のプラテン13とを有している。
印刷記録装置10には、サーマルヘッド11とマルチタ
イムインクリボン50とが対向配置するように、上記マ
ルチタイムインクリボン50を有するリボンカセットが
装着されている。図5に示すように、リボンカセット
は、図示しないカセットケース内にマルチタイムインク
リボン50が両端側から巻回した円筒状の送出しコア5
2、及び巻取りコア54とを離間させて回転可能に配設
し、両コア52、54間に送出しコア52側から巻取り
コア54側へ搬送供給されるマルチタイムインクリボン
50の走行路を形成している。
【0011】そして、図6に示すように、サーマルヘッ
ド11を記録紙100上に移動させて、記録紙100及
びマルチタイムインクリボン50とを重ねた状態で、加
熱した発熱素子11aを備えたサーマルヘッド11をプ
ラテン13に押圧することにより、マルチタイムインク
リボン50のインク層51b1から一部剥離したインク
56が記録紙100上に転写して、所望の印刷記録が行
われるようになっている。リボンカセットの送出しコア
52から送出されて、印刷記録に使用されたインクリボ
ン50は、リボンカセットの巻取りコア54に巻取られ
るようになっている。
ド11を記録紙100上に移動させて、記録紙100及
びマルチタイムインクリボン50とを重ねた状態で、加
熱した発熱素子11aを備えたサーマルヘッド11をプ
ラテン13に押圧することにより、マルチタイムインク
リボン50のインク層51b1から一部剥離したインク
56が記録紙100上に転写して、所望の印刷記録が行
われるようになっている。リボンカセットの送出しコア
52から送出されて、印刷記録に使用されたインクリボ
ン50は、リボンカセットの巻取りコア54に巻取られ
るようになっている。
【0012】次に、図1に示す本実施形態の印刷記録方
法を説明すると、先ず、同一行において、サーマルヘッ
ド11を記録紙100の印刷記録面上の左方の印刷開始
端m1から右方の印刷終了端m2へ1回走査することに
より、記録紙100上に印刷記録された印刷記録面L1
が形成される。次に、同一行において、サーマルヘッド
11を記録紙100上を左方の印刷開始端m1から右方
の印刷終了端m2へ2回目の走査をすることにより、印
刷記録された印刷記録面L2が印刷記録面L1に重ねて
形成するようになっている。このようにして、同一行に
おける重ね印刷記録が複数回(N回)繰返しして行われ
る。
法を説明すると、先ず、同一行において、サーマルヘッ
ド11を記録紙100の印刷記録面上の左方の印刷開始
端m1から右方の印刷終了端m2へ1回走査することに
より、記録紙100上に印刷記録された印刷記録面L1
が形成される。次に、同一行において、サーマルヘッド
11を記録紙100上を左方の印刷開始端m1から右方
の印刷終了端m2へ2回目の走査をすることにより、印
刷記録された印刷記録面L2が印刷記録面L1に重ねて
形成するようになっている。このようにして、同一行に
おける重ね印刷記録が複数回(N回)繰返しして行われ
る。
【0013】このサーマルヘッド11の走査の際には、
サーマルヘッド11とプラテン13との間に、記録紙1
00とモノカラーのマルチタイムインクリボン50とを
重ねた状態で挟んで、加熱された発熱素子11aを備え
たサーマルヘッド11がプラテン13に対して押圧しな
がら、記録紙100上を移動する。マルチタイムインク
リボン50のインク層51b1の一部が熱で溶融または
昇華(蒸発)して、記録紙100にインク層51b1の
インク56が転写され、その後、印刷記録に用いられた
インクリボン50は、リボンカセットの巻取りコア54
に送られて巻回される。サーマルヘッド11の1回目の
走査が終了すると、サーマルヘッド11は記録紙100
上から離間するとともに、マルチタイムインクリボン5
0の使用開始位置まで逆方向に各コア52、54が回転
されて、マルチタイムインクリボン50の送出しコア5
2への巻戻しが行われ、サーマルヘッド11が再び記録
紙100の同一行の印刷開始端m1まで戻る。そして、
同一行において、上記と同じ操作方法により、マルチタ
イムリボン50のインク層51b1、51b2の同一部
分を再び巻送りながら、記録紙100へ2回目の印刷記
録が開始され、サーマルヘッド11が記録紙100の印
刷終了端m2に到達する。その後、マルチタイムインク
リボン50を使用された部分の開始位置まで送出しコア
52に巻戻しする。このようにして、記録紙に同一行を
N回繰返し印刷記録する。
サーマルヘッド11とプラテン13との間に、記録紙1
00とモノカラーのマルチタイムインクリボン50とを
重ねた状態で挟んで、加熱された発熱素子11aを備え
たサーマルヘッド11がプラテン13に対して押圧しな
がら、記録紙100上を移動する。マルチタイムインク
リボン50のインク層51b1の一部が熱で溶融または
昇華(蒸発)して、記録紙100にインク層51b1の
インク56が転写され、その後、印刷記録に用いられた
インクリボン50は、リボンカセットの巻取りコア54
に送られて巻回される。サーマルヘッド11の1回目の
走査が終了すると、サーマルヘッド11は記録紙100
上から離間するとともに、マルチタイムインクリボン5
0の使用開始位置まで逆方向に各コア52、54が回転
されて、マルチタイムインクリボン50の送出しコア5
2への巻戻しが行われ、サーマルヘッド11が再び記録
紙100の同一行の印刷開始端m1まで戻る。そして、
同一行において、上記と同じ操作方法により、マルチタ
イムリボン50のインク層51b1、51b2の同一部
分を再び巻送りながら、記録紙100へ2回目の印刷記
録が開始され、サーマルヘッド11が記録紙100の印
刷終了端m2に到達する。その後、マルチタイムインク
リボン50を使用された部分の開始位置まで送出しコア
52に巻戻しする。このようにして、記録紙に同一行を
N回繰返し印刷記録する。
【0014】次に、図示しない紙送りローラにより、記
録紙100がサーマルヘッド11の走査方向と直交する
矢印方向へ紙送り(LF)されて、次の行にサーマルヘ
ッド11が移り、上記と同じ印刷記録方法にて印刷記録
が行われる。さらに、記録紙100が紙送りされること
により、次に続く行にサーマルヘッド11が移って、上
記と同じ印刷記録方法にて順次印刷記録が行われる。こ
のように、同一行にて、複数回重ねて印刷記録した後、
記録紙100の紙送りによって、次に続く行にサーマル
ヘッド11が移動して、改行方向に順次印刷記録が行わ
れる。
録紙100がサーマルヘッド11の走査方向と直交する
矢印方向へ紙送り(LF)されて、次の行にサーマルヘ
ッド11が移り、上記と同じ印刷記録方法にて印刷記録
が行われる。さらに、記録紙100が紙送りされること
により、次に続く行にサーマルヘッド11が移って、上
記と同じ印刷記録方法にて順次印刷記録が行われる。こ
のように、同一行にて、複数回重ねて印刷記録した後、
記録紙100の紙送りによって、次に続く行にサーマル
ヘッド11が移動して、改行方向に順次印刷記録が行わ
れる。
【0015】次に、第1実施形態の印刷記録方法の変形
例を図2A、図2Bに基づいて以下に説明する。この変
形例は、同一行において、記録紙100に複数回の記録
記録が行われる際に、印刷記録範囲を記録紙100の紙
送り(LF)方向へずらすことを特徴とするものであ
る。図2Aに示すように、S1は、サーマルヘッド11
の1回目の走査により印刷記録された印刷記録面を示し
ていて、その左右の幅が記録紙100の行方向の印刷記
録範囲に相当する。ここでは、1つの例として、斜線部
分で囲まれた部分の単位を1つのドット領域としている
が、このパターンに限定されるものではない。
例を図2A、図2Bに基づいて以下に説明する。この変
形例は、同一行において、記録紙100に複数回の記録
記録が行われる際に、印刷記録範囲を記録紙100の紙
送り(LF)方向へずらすことを特徴とするものであ
る。図2Aに示すように、S1は、サーマルヘッド11
の1回目の走査により印刷記録された印刷記録面を示し
ていて、その左右の幅が記録紙100の行方向の印刷記
録範囲に相当する。ここでは、1つの例として、斜線部
分で囲まれた部分の単位を1つのドット領域としている
が、このパターンに限定されるものではない。
【0016】同様に、S2、S3、S4、・・・は、サ
ーマルヘッド11の2回目、3回目、4回目、・・・n
回目の走査における印刷記録面をそれぞれ示し、印刷記
録面S1と同じ大きさの印刷記録範囲となる。また、サ
ーマルヘッド11の走査による印刷記録面S1の印刷終
了端から印刷記録面S2の印刷開始端へ移行する際、サ
ーマルヘッド11の走査方向と直交する方向である紙送
り方向とは逆方向に記録紙100を搬送して、実質的に
サーマルヘッド11が記録紙100に対して僅かに変位
させている。同様に、印刷記録面s2からS3、S3か
らS4、・・・にそれぞれ移行する間でも、記録紙10
0を紙送りすることで、僅かに変位させている。この変
位量(Δd)は、改行時の移動量よりも小さくなり、且
つ改行のための紙送り(LF)方向への移動を抑制する
ようにずらしたものである。そして、1つの行で、サー
マルヘッド11が走査を終了し、印刷開始端に移動した
後、マルチタイムインクリボン50の巻取りコア54か
ら送出しコア52への巻戻しが行われる。そして、次の
行でサーマルヘッド11の走査とともに、マルチタイム
インクリボン50が再び巻送りされ、その同一部分を連
続して繰返し使用されることとなる。なお、図2A、図
2Bでは、インクリボンの同一部分を2回(N=2)繰
返して印刷記録に使用されるが、それ以上の回数であっ
ても良い。また、変位量(Δd)は、改行する時の移動
量より小さければよく、その変位量(Δd)を大きくす
ると重なる部分の印刷記録面が広くなっている。
ーマルヘッド11の2回目、3回目、4回目、・・・n
回目の走査における印刷記録面をそれぞれ示し、印刷記
録面S1と同じ大きさの印刷記録範囲となる。また、サ
ーマルヘッド11の走査による印刷記録面S1の印刷終
了端から印刷記録面S2の印刷開始端へ移行する際、サ
ーマルヘッド11の走査方向と直交する方向である紙送
り方向とは逆方向に記録紙100を搬送して、実質的に
サーマルヘッド11が記録紙100に対して僅かに変位
させている。同様に、印刷記録面s2からS3、S3か
らS4、・・・にそれぞれ移行する間でも、記録紙10
0を紙送りすることで、僅かに変位させている。この変
位量(Δd)は、改行時の移動量よりも小さくなり、且
つ改行のための紙送り(LF)方向への移動を抑制する
ようにずらしたものである。そして、1つの行で、サー
マルヘッド11が走査を終了し、印刷開始端に移動した
後、マルチタイムインクリボン50の巻取りコア54か
ら送出しコア52への巻戻しが行われる。そして、次の
行でサーマルヘッド11の走査とともに、マルチタイム
インクリボン50が再び巻送りされ、その同一部分を連
続して繰返し使用されることとなる。なお、図2A、図
2Bでは、インクリボンの同一部分を2回(N=2)繰
返して印刷記録に使用されるが、それ以上の回数であっ
ても良い。また、変位量(Δd)は、改行する時の移動
量より小さければよく、その変位量(Δd)を大きくす
ると重なる部分の印刷記録面が広くなっている。
【0017】このようにして、図2Aの印刷記録面S
1、S2、S3、S4を記録紙100上に模式的に表示
した図2Bに示すように、サーマルヘッド11の走査に
よる記録紙100への印刷記録面が一部重なるように印
刷記録されるとともに、マルチタイムインクリボン50
のインク層51bの同一部分を連続して繰返し使用して
いる。図2Bでは、図2Aの紙送り方向に記録紙100
を送ることにより、改行の移動量の1/2に分割してい
て、n回目と次の(n+1)回目の印刷記録面の印刷記
録範囲の半分が重なるように印刷記録されている。
1、S2、S3、S4を記録紙100上に模式的に表示
した図2Bに示すように、サーマルヘッド11の走査に
よる記録紙100への印刷記録面が一部重なるように印
刷記録されるとともに、マルチタイムインクリボン50
のインク層51bの同一部分を連続して繰返し使用して
いる。図2Bでは、図2Aの紙送り方向に記録紙100
を送ることにより、改行の移動量の1/2に分割してい
て、n回目と次の(n+1)回目の印刷記録面の印刷記
録範囲の半分が重なるように印刷記録されている。
【0018】次に、本発明の第2の実施形態であるマル
チカラーのマルチタイムインクリボンを用いた印刷記録
方法を図3及び図7に基づいて以下に説明する。この第
2の実施形態である印刷記録方法は、上記第1の実施形
態である印刷記録方法と比較して、使用するインクリボ
ンの色の種類が異なるのみで、その他の構成、機能につ
いては同じであり、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。図7に示すように、マルチカラーのマルチタイム
インクリボン50は、インクリボンのインク層がY(イ
エロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順に配列さ
れていて、その各インク層間には色の切換えを検出する
ための金属膜が帯状に形成されている。各色のインク層
は、マルチタイムインクリボン50の巻取り方向に対し
て、記録紙100の幅とほぼ同等のサイズに形成され
て、Y、M、Cの順で、順次繰返すように配置されてい
る。換言すれば、各色のインク層の長さは、1つの行の
幅に等しくなっている。そして、このマルチタイムイン
クリボン50は、各色のインク層をそれぞれ複数回繰返
して使用できるようになっている。
チカラーのマルチタイムインクリボンを用いた印刷記録
方法を図3及び図7に基づいて以下に説明する。この第
2の実施形態である印刷記録方法は、上記第1の実施形
態である印刷記録方法と比較して、使用するインクリボ
ンの色の種類が異なるのみで、その他の構成、機能につ
いては同じであり、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。図7に示すように、マルチカラーのマルチタイム
インクリボン50は、インクリボンのインク層がY(イ
エロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順に配列さ
れていて、その各インク層間には色の切換えを検出する
ための金属膜が帯状に形成されている。各色のインク層
は、マルチタイムインクリボン50の巻取り方向に対し
て、記録紙100の幅とほぼ同等のサイズに形成され
て、Y、M、Cの順で、順次繰返すように配置されてい
る。換言すれば、各色のインク層の長さは、1つの行の
幅に等しくなっている。そして、このマルチタイムイン
クリボン50は、各色のインク層をそれぞれ複数回繰返
して使用できるようになっている。
【0019】図3に示すように、マルチカラーのマルチ
タイムインクリボン50を用いた、第2の実施形態にお
ける印刷記録方法を以下に説明する。図3に示すよう
に、マルチタイムインクリボン50のY(イエロー)の
インク層を用いて、サーマルヘッド11の1回目の走査
を行うと、記録紙100上に印刷記録された印刷記録面
S1が形成される。また、サーマルヘッド11の2回目
の走査を行うことにより、印刷記録された印刷記録面S
2が形成されて、それぞれが、順次記録紙100の同一
行に重ねて印刷記録されている。このサーマルヘッド1
1の走査中には、マルチタイムインクリボン50のイン
ク層51b1が加熱した発熱素子11aで溶融または昇
華(蒸発)されて、記録紙100にインクの一部が転写
しながら、マルチタイムインクリボン50が送出しコア
52から巻取りコア54へ巻送りされる。
タイムインクリボン50を用いた、第2の実施形態にお
ける印刷記録方法を以下に説明する。図3に示すよう
に、マルチタイムインクリボン50のY(イエロー)の
インク層を用いて、サーマルヘッド11の1回目の走査
を行うと、記録紙100上に印刷記録された印刷記録面
S1が形成される。また、サーマルヘッド11の2回目
の走査を行うことにより、印刷記録された印刷記録面S
2が形成されて、それぞれが、順次記録紙100の同一
行に重ねて印刷記録されている。このサーマルヘッド1
1の走査中には、マルチタイムインクリボン50のイン
ク層51b1が加熱した発熱素子11aで溶融または昇
華(蒸発)されて、記録紙100にインクの一部が転写
しながら、マルチタイムインクリボン50が送出しコア
52から巻取りコア54へ巻送りされる。
【0020】サーマルヘッド11の1回目の走査が終わ
って位置する、印刷記録面S1の印刷終了端では、サー
マルヘッド11が記録紙100から離間するとともに、
マルチタイムインクリボン50が巻取りコア54から送
出しコア52へ逆方向に巻回され、巻戻しされる。サー
マルヘッド11が記録紙100の印刷開始端に再び配置
され、また、同じY(イエロー)のインク層の同じ部分
を用いて、サーマルヘッド11の2回目の走査が開始さ
れる。その後、記録紙100の印刷記録面S2(S1)
の印刷終了端に、サーマルヘッド11が到達する。この
ように、記録紙100の同一行において、マルチタイム
インクリボン50の同じ色のインク層51bを連続して
2回繰返し印刷記録される。
って位置する、印刷記録面S1の印刷終了端では、サー
マルヘッド11が記録紙100から離間するとともに、
マルチタイムインクリボン50が巻取りコア54から送
出しコア52へ逆方向に巻回され、巻戻しされる。サー
マルヘッド11が記録紙100の印刷開始端に再び配置
され、また、同じY(イエロー)のインク層の同じ部分
を用いて、サーマルヘッド11の2回目の走査が開始さ
れる。その後、記録紙100の印刷記録面S2(S1)
の印刷終了端に、サーマルヘッド11が到達する。この
ように、記録紙100の同一行において、マルチタイム
インクリボン50の同じ色のインク層51bを連続して
2回繰返し印刷記録される。
【0021】次に、マルチタイムインクリボン50のY
(イエロー)からM(マゼンダ)の色のインク層51b
1、51b2に、サーマルヘッド11が対向するよう
に、送出しコア52、及び巻取りコア54を巻回させ
る。そして、図示しない紙送りローラを用いて、記録紙
100を図示した紙送り方向に対して逆方向にずらすよ
うにしたことによって、変位量(Δd)だけ移動する。
ここでは、マルチタイムインクリボン50の巻戻しは行
われない。続いて、M(マゼンダ)のインク層51b
1、51b2を用いて、サーマルヘッド11の3回目の
走査が行われ、印刷記録された印刷記録面S3が形成さ
れる。ここで、印刷記録面S3は、上記印刷記録面S
1、S2と下方の一部(全体の2/3部分)が重なって
印刷記録されている。印刷記録面S3(S1、S2)の
印刷終了端では、記録紙100上からサーマルヘッド1
1が離間するとともに、マルチタイムインクリボン50
が送出しコア52に巻戻される。そして、サーマルヘッ
ド11が同じ記録紙100の印刷開始端に再び位置し
て、サーマルヘッド11の4回目の走査が行われ、印刷
記録された印刷記録面S4が形成される。このとき、イ
ンクリボン50の同じ箇所が連続して繰返し使用され
る。
(イエロー)からM(マゼンダ)の色のインク層51b
1、51b2に、サーマルヘッド11が対向するよう
に、送出しコア52、及び巻取りコア54を巻回させ
る。そして、図示しない紙送りローラを用いて、記録紙
100を図示した紙送り方向に対して逆方向にずらすよ
うにしたことによって、変位量(Δd)だけ移動する。
ここでは、マルチタイムインクリボン50の巻戻しは行
われない。続いて、M(マゼンダ)のインク層51b
1、51b2を用いて、サーマルヘッド11の3回目の
走査が行われ、印刷記録された印刷記録面S3が形成さ
れる。ここで、印刷記録面S3は、上記印刷記録面S
1、S2と下方の一部(全体の2/3部分)が重なって
印刷記録されている。印刷記録面S3(S1、S2)の
印刷終了端では、記録紙100上からサーマルヘッド1
1が離間するとともに、マルチタイムインクリボン50
が送出しコア52に巻戻される。そして、サーマルヘッ
ド11が同じ記録紙100の印刷開始端に再び位置し
て、サーマルヘッド11の4回目の走査が行われ、印刷
記録された印刷記録面S4が形成される。このとき、イ
ンクリボン50の同じ箇所が連続して繰返し使用され
る。
【0022】次に、マルチタイムインクリボン50のM
(マゼンダ)からC(シアン)の色のインク層51b
1、51b2に、サーマルヘッド11が対向するよう
に、送出しコア52、及び巻取りコア54を巻回させ
る。そして、図示しない紙送りローラを用いて、記録紙
100を図示した紙送り方向に対して逆方向にずらすよ
うにしたことによって、変位量(Δd)だけ移動する。
ここでは、マルチタイムインクリボン50の巻戻しは行
われない。続いて、C(シアン)のインク層を用いて、
サーマルヘッド11の5回目の走査が行われ、印刷記録
された印刷記録面S5が形成される。ここで、印刷記録
面S5は、上記印刷記録面S1、S2と下方の一部(全
体の1/3部分)、上記印刷記録面S3、S4と下方の
一部(全体の2/3部分)がそれぞれ重なって印刷記録
される。印刷記録面S5(S1、S2、S3、S4)の
印刷終了端では、記録紙100上からサーマルヘッド1
1が離間した後、マルチタイムインクリボン50が送出
しコア52に巻戻しされる。そして、サーマルヘッド1
1が同じ記録紙100の印刷開始端に再び位置して、サ
ーマルヘッド11の6回目の走査が行われ、印刷記録さ
れた印刷記録面S6が形成される。このとき、マルチタ
イムインクリボン50のC(シアン)の同じ箇所が連続
して繰返し使用されている。
(マゼンダ)からC(シアン)の色のインク層51b
1、51b2に、サーマルヘッド11が対向するよう
に、送出しコア52、及び巻取りコア54を巻回させ
る。そして、図示しない紙送りローラを用いて、記録紙
100を図示した紙送り方向に対して逆方向にずらすよ
うにしたことによって、変位量(Δd)だけ移動する。
ここでは、マルチタイムインクリボン50の巻戻しは行
われない。続いて、C(シアン)のインク層を用いて、
サーマルヘッド11の5回目の走査が行われ、印刷記録
された印刷記録面S5が形成される。ここで、印刷記録
面S5は、上記印刷記録面S1、S2と下方の一部(全
体の1/3部分)、上記印刷記録面S3、S4と下方の
一部(全体の2/3部分)がそれぞれ重なって印刷記録
される。印刷記録面S5(S1、S2、S3、S4)の
印刷終了端では、記録紙100上からサーマルヘッド1
1が離間した後、マルチタイムインクリボン50が送出
しコア52に巻戻しされる。そして、サーマルヘッド1
1が同じ記録紙100の印刷開始端に再び位置して、サ
ーマルヘッド11の6回目の走査が行われ、印刷記録さ
れた印刷記録面S6が形成される。このとき、マルチタ
イムインクリボン50のC(シアン)の同じ箇所が連続
して繰返し使用されている。
【0023】マルチタイムインクリボン50がY(イエ
ロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順に、順次繰
返ししたインク層51b1、51b2となっているの
で、送出しコア52に巻回されたマルチタイムインクリ
ボン50の一部を巻取りコア52に巻回させながら、同
一行において、複数回繰返してインクを記録紙100に
転写する。それと共に、マルチタイムインクリボン50
を巻戻しして連続的に複数回繰返して使用している。ま
た、記録紙100の紙送り方向に対して、逆方向に所定
の変位量(Δd)だけ移動させてずらしている。
ロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順に、順次繰
返ししたインク層51b1、51b2となっているの
で、送出しコア52に巻回されたマルチタイムインクリ
ボン50の一部を巻取りコア52に巻回させながら、同
一行において、複数回繰返してインクを記録紙100に
転写する。それと共に、マルチタイムインクリボン50
を巻戻しして連続的に複数回繰返して使用している。ま
た、記録紙100の紙送り方向に対して、逆方向に所定
の変位量(Δd)だけ移動させてずらしている。
【0024】このような印刷記録方法により、印刷記録
面S7、S8、S9、S10、・・・・が、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順にそれぞれの
色のインクにて重ねて印刷記録して形成される。そし
て、図3に示すように、例えば、印刷記録面S1、S
2、S3,S4、S11、S12の一部が重なった印刷
記録面t1のように、記録紙100上に表現され、同様
に形成された印刷記録面t2、t3と会わせて、1つの
行の印刷記録が形成される。したがって、1つの行で
は、同じ色のインクにて2回ずつ繰返し印刷記録される
とともに、インクの色を異ならせるごとに改行方向へ変
位(ずれ)して、記録紙100に画像情報等に基づいて
所定の画像を印刷記録している。
面S7、S8、S9、S10、・・・・が、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の順にそれぞれの
色のインクにて重ねて印刷記録して形成される。そし
て、図3に示すように、例えば、印刷記録面S1、S
2、S3,S4、S11、S12の一部が重なった印刷
記録面t1のように、記録紙100上に表現され、同様
に形成された印刷記録面t2、t3と会わせて、1つの
行の印刷記録が形成される。したがって、1つの行で
は、同じ色のインクにて2回ずつ繰返し印刷記録される
とともに、インクの色を異ならせるごとに改行方向へ変
位(ずれ)して、記録紙100に画像情報等に基づいて
所定の画像を印刷記録している。
【0025】次に、第2の実施形態における、印刷記録
方法の変形例を図4に基づいて以下に説明する。この変
形した印刷記録方法は、上記第2の実施形態である印刷
記録方法と比較して、同一行において、マルチタイムイ
ンクリボン50を巻戻しすると同時に、紙送り方向の逆
方向へ変位(ずれ)させたことを特徴とする。そして、
その変位量(Δd)を改行方向に1行を6個に分けた変
位量(U1、U2、U3、U4、U5、U6)として、
細かく変位させて印刷記録するものである。したがっ
て、この変位量(Δd)を上述した第2の実施形態にお
ける変位量(t1、t2、t3)の1/2と細かくする
ことにより、重なる印刷記録面の範囲を大きくしてい
る。
方法の変形例を図4に基づいて以下に説明する。この変
形した印刷記録方法は、上記第2の実施形態である印刷
記録方法と比較して、同一行において、マルチタイムイ
ンクリボン50を巻戻しすると同時に、紙送り方向の逆
方向へ変位(ずれ)させたことを特徴とする。そして、
その変位量(Δd)を改行方向に1行を6個に分けた変
位量(U1、U2、U3、U4、U5、U6)として、
細かく変位させて印刷記録するものである。したがっ
て、この変位量(Δd)を上述した第2の実施形態にお
ける変位量(t1、t2、t3)の1/2と細かくする
ことにより、重なる印刷記録面の範囲を大きくしてい
る。
【0026】以上説明してきたように、第1の実施形態
による印刷記録方法によると、以下のような効果を奏す
る。 1)記録紙100の同一行において、印刷開始端から印
刷終了端にかけてマルチタイムインクリボン50を巻戻
しながらサーマルヘッド11の走査を行い、印刷終了端
でマルチタイムインクリボン50を巻戻しながら、サー
マルヘッド11を同一行の印刷開始端に再び配置し、マ
ルチタイムインクリボン50のインク層51b1、51
b2の同一部分を再び巻送りながらサーマルヘッド50
の走査を行い、サーマルヘッド50の走査を複数回繰返
して行い、記録紙100の同一行にインク層51b1、
51b2のインクを転写させて重ねて印刷記録すること
により、記録紙100へのインクの転写が繰返し行われ
て印刷記録するため、その印刷記録を高画質で形成する
ことができる。それとともに、従来、マルチタイムイン
クリボン50が一通り使用されて、巻取りコア54に巻
き終わってから、そのインクリボン50を収納したリボ
ンカセットを裏返して使用しないと繰返し使用できなか
ったのに対して、そのリボンカセットを裏返しせずに、
同一行において、インクリボン50をそのまま定期的に
巻戻して同じ部分を繰返し使用できるので、簡単に操作
することができる。特に、写真などの画像記録情報によ
り、高画質の印刷記録が要求されているものに関して
は、メカ的な位置ずれによる濃淡ムラ等の影響が抑制さ
れ、より一層その効果を奏するものとなる。
による印刷記録方法によると、以下のような効果を奏す
る。 1)記録紙100の同一行において、印刷開始端から印
刷終了端にかけてマルチタイムインクリボン50を巻戻
しながらサーマルヘッド11の走査を行い、印刷終了端
でマルチタイムインクリボン50を巻戻しながら、サー
マルヘッド11を同一行の印刷開始端に再び配置し、マ
ルチタイムインクリボン50のインク層51b1、51
b2の同一部分を再び巻送りながらサーマルヘッド50
の走査を行い、サーマルヘッド50の走査を複数回繰返
して行い、記録紙100の同一行にインク層51b1、
51b2のインクを転写させて重ねて印刷記録すること
により、記録紙100へのインクの転写が繰返し行われ
て印刷記録するため、その印刷記録を高画質で形成する
ことができる。それとともに、従来、マルチタイムイン
クリボン50が一通り使用されて、巻取りコア54に巻
き終わってから、そのインクリボン50を収納したリボ
ンカセットを裏返して使用しないと繰返し使用できなか
ったのに対して、そのリボンカセットを裏返しせずに、
同一行において、インクリボン50をそのまま定期的に
巻戻して同じ部分を繰返し使用できるので、簡単に操作
することができる。特に、写真などの画像記録情報によ
り、高画質の印刷記録が要求されているものに関して
は、メカ的な位置ずれによる濃淡ムラ等の影響が抑制さ
れ、より一層その効果を奏するものとなる。
【0027】2)さらに、サーマルヘッド11を同一行
の印刷開始端に再び配置する際に、記録紙100を改行
幅よりも小さく紙送りし、サーマルヘッド11により同
一行の一部を重ねて印刷記録することにより、ステッチ
ング等による影響が抑制され、高画質を維持することが
できる。
の印刷開始端に再び配置する際に、記録紙100を改行
幅よりも小さく紙送りし、サーマルヘッド11により同
一行の一部を重ねて印刷記録することにより、ステッチ
ング等による影響が抑制され、高画質を維持することが
できる。
【0028】次に、第2の実施形態による印刷記録方法
によると、以下のような効果を奏する。 3)マルチタイムインクリボン50が、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、または、それら
にK(ブラック)を追加したものによるカラーのインク
層を順次規則的に配列して形成され、同一行を各色で繰
返し印刷記録されるものにおいて、サーマルヘッド11
が印刷終了端から印刷開始端に移る際に、インクリボン
を巻戻ししないで、簡単に記録紙100に転写するイン
クの色を次の異なる色にスムーズに切換えすることがで
きる。
によると、以下のような効果を奏する。 3)マルチタイムインクリボン50が、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、または、それら
にK(ブラック)を追加したものによるカラーのインク
層を順次規則的に配列して形成され、同一行を各色で繰
返し印刷記録されるものにおいて、サーマルヘッド11
が印刷終了端から印刷開始端に移る際に、インクリボン
を巻戻ししないで、簡単に記録紙100に転写するイン
クの色を次の異なる色にスムーズに切換えすることがで
きる。
【0029】4)さらに、記録紙100に転写するイン
クの色を切換える際に、記録紙100を改行幅よりも小
さく紙送りし、サーマルヘッド11により同一行の一部
を重ねて印刷記録することにより、印刷記録面へのステ
ッチングなどの画質不良を抑制することができ、特に、
複数の色による重ね印刷記録では、その色の違いによる
重ね位置精度が視覚的な見え方に影響するために、その
高画質という効果をより一層奏することになる。
クの色を切換える際に、記録紙100を改行幅よりも小
さく紙送りし、サーマルヘッド11により同一行の一部
を重ねて印刷記録することにより、印刷記録面へのステ
ッチングなどの画質不良を抑制することができ、特に、
複数の色による重ね印刷記録では、その色の違いによる
重ね位置精度が視覚的な見え方に影響するために、その
高画質という効果をより一層奏することになる。
【0030】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施する
ことができる。本実施形態では、同一行を2回(N=
2)繰返しし、且つ同一部分のインクリボンを用いて印
刷記録したが、このマルチタイムインクリボンは、4乃
至6回は繰返し印刷記録に使用することもできる。
たが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施する
ことができる。本実施形態では、同一行を2回(N=
2)繰返しし、且つ同一部分のインクリボンを用いて印
刷記録したが、このマルチタイムインクリボンは、4乃
至6回は繰返し印刷記録に使用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきた本発明の印刷記録方法
は、繰返し使用可能なインク層を有するインクリボン
と、該インクリボンと対向配置された記録紙とに対し
て、画像記録情報に応じて、加熱した複数の発熱素子を
有するヘッドを押圧して、該記録紙に該インク層のイン
クの一部を転写する際に、記録紙の同一行において、印
刷開始端から印刷終了端にかけてインクリボンを巻送り
しながらヘッドの走査を行い、該印刷終了端でインクリ
ボンを巻戻しながら、ヘッドを同一行の印刷開始端に再
び配置し、インクリボンのインク層の同一部分を再び巻
送りながらヘッドの走査を行い、該ヘッドの走査を複数
回繰返して行い、記録紙の同一行にインク層のインクを
転写させて重ねて印刷記録することにより、記録紙への
インクの転写が繰返し行われて印刷記録するために、そ
の印刷記録を高画質で形成されるとともに、同一行にお
いてインクリボン50をそのまま定期的に巻戻して同じ
部分を繰返し使用できるので、簡単に操作することがで
きる。
は、繰返し使用可能なインク層を有するインクリボン
と、該インクリボンと対向配置された記録紙とに対し
て、画像記録情報に応じて、加熱した複数の発熱素子を
有するヘッドを押圧して、該記録紙に該インク層のイン
クの一部を転写する際に、記録紙の同一行において、印
刷開始端から印刷終了端にかけてインクリボンを巻送り
しながらヘッドの走査を行い、該印刷終了端でインクリ
ボンを巻戻しながら、ヘッドを同一行の印刷開始端に再
び配置し、インクリボンのインク層の同一部分を再び巻
送りながらヘッドの走査を行い、該ヘッドの走査を複数
回繰返して行い、記録紙の同一行にインク層のインクを
転写させて重ねて印刷記録することにより、記録紙への
インクの転写が繰返し行われて印刷記録するために、そ
の印刷記録を高画質で形成されるとともに、同一行にお
いてインクリボン50をそのまま定期的に巻戻して同じ
部分を繰返し使用できるので、簡単に操作することがで
きる。
【0032】また、ヘッドを同一行の印刷開始端に再び
配置する際に、記録紙を改行幅よりも小さく紙送りし、
ヘッドにより同一行の一部を重ねて印刷記録することに
より、ステッチング等による影響が抑制され、高画質を
維持することができる。
配置する際に、記録紙を改行幅よりも小さく紙送りし、
ヘッドにより同一行の一部を重ねて印刷記録することに
より、ステッチング等による影響が抑制され、高画質を
維持することができる。
【0033】また、インクリボンは、インク層に異なる
色のインクを順次規則的に配列して形成し、各色のイン
ク層の長さを記録紙の1つの行の幅に等しくし、同一行
を各色で繰返し印刷記録するものにおいて、記録紙に転
写するインクの色を切換えて、ヘッドが印刷終了端から
印刷開始端に移る際に、該インクリボンを巻戻さないよ
うにしたことにより、記録紙に転写するインクの色を次
の色に切換えすることが簡単にできる。
色のインクを順次規則的に配列して形成し、各色のイン
ク層の長さを記録紙の1つの行の幅に等しくし、同一行
を各色で繰返し印刷記録するものにおいて、記録紙に転
写するインクの色を切換えて、ヘッドが印刷終了端から
印刷開始端に移る際に、該インクリボンを巻戻さないよ
うにしたことにより、記録紙に転写するインクの色を次
の色に切換えすることが簡単にできる。
【0034】また、記録紙に転写するインクの色を切換
える際に、記録紙を改行幅よりも小さく紙送りし、ヘッ
ドにより同一行の一部を重ねて印刷記録することによ
り、印刷記録面へのステッチングなどの画質不良を抑制
することができ、特に、複数の色による重ね印刷記録で
は、その色の違いによる重ね位置精度が視覚的な見え方
に影響するために、その高画質という効果をより一層奏
することになる。
える際に、記録紙を改行幅よりも小さく紙送りし、ヘッ
ドにより同一行の一部を重ねて印刷記録することによ
り、印刷記録面へのステッチングなどの画質不良を抑制
することができ、特に、複数の色による重ね印刷記録で
は、その色の違いによる重ね位置精度が視覚的な見え方
に影響するために、その高画質という効果をより一層奏
することになる。
【図1】本発明の第1の実施形態である印刷記録方法を
説明するための模式図である。
説明するための模式図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の変形例である印刷記
録方法を説明するための模式図であり、図2Aは、その
手順を示した模式図、図2Bは、その印刷記録面の模式
図である。
録方法を説明するための模式図であり、図2Aは、その
手順を示した模式図、図2Bは、その印刷記録面の模式
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態である印刷記録方法を
説明するための模式図である。
説明するための模式図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の変形例である印刷記
録方法を説明するための模式図である。
録方法を説明するための模式図である。
【図5】一般に使用される、シリアル熱転写方式の印刷
記録装置の概略模式図である。
記録装置の概略模式図である。
【図6】一般に使用される、マルチタイムインクリボン
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図7】一般に使用される、マルチカラーのマルチタイ
ムインクリボンを説明するための模式図である。
ムインクリボンを説明するための模式図である。
11 ヘッド(サーマルヘッド) 11a 発熱素子 50 インクリボン(マルチタイムインクリボン) 51b1、51b2 インク層 100 記録紙
Claims (4)
- 【請求項1】 繰返し使用可能なインク層を有するイン
クリボンと、該インクリボンと対向配置された記録紙と
に対して、画像記録情報に応じて、加熱した複数の発熱
素子を有するヘッドを押圧して、該記録紙に該インク層
のインクの一部を転写する際に、前記記録紙の同一行に
おいて、印刷開始端から印刷終了端にかけて前記インク
リボンを巻送りしながら前記ヘッドの走査を行い、該印
刷終了端で前記インクリボンを巻戻しながら、前記ヘッ
ドを前記同一行の前記印刷開始端に再び配置し、前記イ
ンクリボンのインク層の同一部分を再び巻送りながら前
記ヘッドの走査を行い、該ヘッドの走査を複数回繰返し
て行い、前記記録紙の同一行に前記インク層のインクを
転写させて重ねて印刷記録することを特徴とする印刷記
録方法。 - 【請求項2】 前記ヘッドを前記同一行の前記印刷開始
端に再び配置する際に、前記記録紙を改行幅よりも小さ
く紙送りし、前記ヘッドにより前記同一行の一部を重ね
て印刷記録することを特徴とする請求項1記載の印刷記
録方法。 - 【請求項3】 前記インクリボンは、前記インク層に異
なる色のインクを順次規則的に配列して形成し、各色の
前記インク層の長さを前記記録紙の1つの行の幅に等し
くし、前記同一行を各色で繰返し印刷記録するものにお
いて、前記記録紙に転写する該インクの色を切換えて、
前記ヘッドが前記印刷終了端から前記印刷開始端に移る
際に、該インクリボンを巻戻さないようにしたことを特
徴とする請求項1または2に記載の印刷記録方法。 - 【請求項4】 前記記録紙に転写するインクの色を切換
える際に、該記録紙を改行幅よりも小さく紙送りし、前
記ヘッドにより前記同一行の一部を重ねて印刷記録する
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148634A JP2001322302A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 印刷記録方法 |
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Family Applications (1)
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2000
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